のび太「もしもけいおんの世界になったら・・・」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:00:40.26 ID:V/xHP3Fu0 夜3時のび太家 「てっててててってて〜♪」 のび太「ふう・・・おわったー・・・」 ドラえもん「面白かったね!」 のび太「うん!!徹夜したかいがあったよ!!」 ドラえもん「・・・・・あずにゃんぺろぺろぉぉぉぉ!!」 のび太(いつものキチガイ発狂か) 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:04:20.96 ID:V/xHP3Fu0 のび太「もう3時か・・・そろそろ寝なきゃ・・・」 ドラえもん「でも今から寝たら確実に遅刻だよ・・・」 のび太「大丈夫大丈夫」バサッ ドラえもん「はあ・・・心配だ・・・」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 のび太「遅刻だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」 ドラえもん「だから録画してみればいいって言っただろ!!もう11時だぞ!!」 のび太「リアルタイムに見ないと面白みが欠けるんだよ!!」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:08:35.29 ID:V/xHP3Fu0 先生「であるからして・・・ここの分数は・・・」 のび太「コソコソ・・・」 先生「こらのび!!!また遅刻か!!?」 のび太「ご、ごめんなさい!!」 ワハハハハハハハハハハハ 先生「いつも言ってるだろ!!ちゃんと睡眠をとらないと遅刻するって・・・」 のび太「くかー・・・」 先生「寝るなーーー!!!廊下にたっとけぇぇ!!!」 のび太「は、はいぃぃぃ!!!!」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:11:05.55 ID:V/xHP3Fu0 劇場版ドラえもん のび太と けいおん部!! 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:16:18.59 ID:V/xHP3Fu0 のび太「はぁ・・・結局立たされっぱなしだったよ・・・」 しずか「自業自得。仕方ないわ」 スネ夫「はぁ・・・ムギちゃんいいなぁ・・・むぎゅう」 ジャイアン「何いってんだ!!律ちゃんだろ!! ムフー!!」 のび太「どうせ録画の鑑賞なんてけいおんのカケラもねぇよ」 ジャイアン「ああん?なんか言ったか?」 のび太「い、いえ何も・・・」 しずか(澪さん・・・) 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:19:22.66 ID:V/xHP3Fu0 のび太「ただいまー!!」 ママ「ギリッ」 のび太「あ、あはは・・・」 ママ「のび太!!!!」 ガチャッ ドラえもん「おかえり」 のび太「はぁ・・・・」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:29:46.73 ID:V/xHP3Fu0 のび太「もう眠い寝る」 ドラえもん「うん」 のび太「ぐーすかぴー・・・」 ドラえもん「・・・眠い死にそう」バタッ 夜2時 のび太「・・・よし寝てるな」 ドラえもん「ぐおーすぴー」 のび太「ニヒヒ・・・スケアポケット」 のび太「もしもボックスで・・・おっと、」ズシン ドラえもん「・・・・う・・・」 のび太「!!?やばい・・・」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:33:08.26 ID:V/xHP3Fu0 ドラえもん「・・・ういーあずにゃん・・・」 のび太「・・・なんだ寝言か」 のび太「にしてもなんつー夢みてんだか」 のび太「・・・よし、言うぞ・・・」 のび太「もしも!!」 ドラえもん「けいおんの世界になったら!!」 のび太「」 ドラえもん「ぐおーすぴー」 のび太「・・・知らないぞ・・・おい・・・」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:36:59.62 ID:V/xHP3Fu0 のび太「また遅刻だぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 ドラえもん「むにゃむにゃ・・・あれ?いま何時?」 のび太「ああああああああああああああああああ急がないとぉぉぉぉぉぉ!!!」 その時僕は知らなかった・・・ここから奇跡の物語が始まることを・・・」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:42:00.88 ID:V/xHP3Fu0 のび太「はぁ・・・結局今日も立たされた・・・」 スネ夫「あのね、みんなに言いたいんだけどさ・・・」 ジャイアン「なんだと!!?バンドをやるだと!!?」 スネ夫「パパが主催するライブイベントに参加することになってさ、今人を捜してるんだ」 ジャイアン「ウホホ!!俺はでるぞ」 しずか「私も!!」 のび太「僕も!!」 スネ夫「のび太はだめ」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/03(金) 21:46:14.44 ID:V/xHP3Fu0 のび太「ええ〜!?なんで!!?」 スネ夫「のび太は素質もないし音楽関連のこと知らないでしょ」 のび太「知ってるよ!!モー娘でしょ、嵐でしょ、ラルクでしょ、それから・・・」 スネ夫「そういうことじゃなくて・・・」 ジャイアン「そんな奴ほっといて早く練習しようぜ!!!楽器は貸してくれるよな!!」 スネ夫「もちろん」 のび太「チェッバーカ!」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 00:01:29.02 ID:QvbuFTkQ0 のび太「ただいま〜」 ドラえもん「お前らが来るのを待ってた・・・ファァァァァァァク!!!!!」 のび太「って何してんのドラえもん!!?」 ドラえもん「あのび太くんおかえり!ギターに最近はまってるんだ!」 のび太「ギター・・・ライブ・・・スネ夫・・・うわぁぁぁぁん!!」 ドラえもん「どうしたの?」 のび太「またスネ夫が・・・」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 00:05:08.65 ID:QvbuFTkQ0 ドラえもん「ふむ・・・それでライブに出たいんだね」 のび太「ギターやりたいよぉぉ・・・唯ちゃんみたいにぃ・・・」 ドラえもん「でもスネ夫も言うように、音楽は難しいよ。きっと続かないよ。」 のび太「ちゃんとやるもん!!練習するもん!!練習して見返すんだ!!」 ドラえもん「・・・その気持ち本当なんだね・・・?」 のび太「うん!!」 ドラえもん「・・・よし」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 00:10:49.66 ID:QvbuFTkQ0 スネ夫「じゃあしずかちゃんがベース、僕がキーボード、ジャイアンはドラム・・・と、あとボーカルは・・・」 ジャイアン「ポーカル?ポーカーのことか?」 しずか「ボーカル、歌を歌う人のことよ」 ジャイアン「じゃあ俺で決定だな!」 スネ夫「ジャイアンドラムでしょ!」 ジャイアン「うるせえ!!おれはどっちもやるんだよ!!」 スネ夫「そんな無茶な」 のび太「やあ凡人達」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 00:16:49.03 ID:QvbuFTkQ0 しずか「のび太さん?」 ジャイアン「だれが凡人だぁ?ギタギタにされてぇのか!!?」 のび太「ふ・・・殴るなんて音楽に対する礼儀もないのか?それにボーカルは僕がもらったよ」 ジャイアン「あぁん!?なんでお前みたいなカスがボーカルなんだよ!!このお・れ・さ・ま・だ!!」 のび太「自分を褒めすぎだ凡人ラー。そんなデブがボーカル?笑わせないで」 ジャイアン「殺されてぇのか? ポキポキ」 スネ夫「おさえておさえて・・・ここはボーカル審査をやらないか?」 のびた・ジャイアン「ボーカル審査!!?」 のび太「こんな凡人とボーカル勝負とは・・・僕も甘く見られたものだ」 ジャイアン「その口もしゃべれないようにしてやろうか」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 00:24:07.35 ID:QvbuFTkQ0 のび太「ふう・・・」 ジャイアン「」 スネ夫「の、のび太ってこんなに声きれいだっけ?」 しずか「・・・美しいわ・・・」 ジャイアン「・・・くそぅ!!」 スネ夫「じ、ジャイアン!!乱暴はだめ・・・」 ジャイアン「・・・負けたぜのび太」 のび太「・・・ジャイアン?」 ジャイアン「のび太・・・お前のいう通り俺は自分のことを良く思いすぎた」 のび太「え・・・」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 00:28:59.05 ID:QvbuFTkQ0 ジャイアン「そのため俺はお前らに迷惑をかけてきた。自分でも分かっていたのに、やめられなかった。」 のび太「・・・ああ」 ジャイアン「でもお前の声聞いて分かった。その声は俺みたいな汚れた声じゃない。こう・・・努力をした声みたいな」 ジャイアン「お前も遅刻したり、0点取ったりする時もあるけどな」 のび太「おいそこは言うなよ」 ジャイアン「その中でお前はわずか少しずつの努力が刻まれていたんだ。」 のび太「・・・・・」 ジャイアン「やっぱり努力が大事なんだ・・・好きなことをするんじゃなくて・・・このことを教えてくれたのび太・・・ありがとう・・・」 のび太「・・・ああ」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 00:35:13.06 ID:QvbuFTkQ0 スネ夫「・・・感動的だ・・・(これでもうジャイアンリサイタルはなしだな) しずか「男の友情って・・・ステキ・・・」 ジャイアン「ところでその声どうしたんだ?1日前まではそんな声じゃなかったはずだが」 のび太「これは・・・言いたくないが、ドラえもんの地獄特訓だ」 ジャイアン「地獄特訓?」 のび太「ああ・・・死ぬかと思ったぜ・・・お前もやるか?お前なら死にはしない。たった1日でこれくらい覚醒するぜ」 ジャイアン「・・・結構です・・・」 スネ夫(おい>>1!!俺達を地味キャラ扱いにするな!!!) 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 01:52:14.42 ID:QvbuFTkQ0 しずか「それより練習しましょう。時間も限られているし、今はとりあえずやるしかないわ。」 のび太「そうだんな」 ドラえもん「僕もやるぞー!」 スネ夫「ってドラえもん!!いつの間に・・・」 ジャイアン「金の卵が2人も揃ったぞ」 のび太「じゃあ・・・練習だー!!」 全員「オー!!」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 01:57:20.98 ID:QvbuFTkQ0 その時はやる気に満ちていたからわからなかった。ライブというプレッシャーを・・・ のび太「ジャイアン!!4ビート!!」 ジャイアン「おっす!! ドンシャシャシャドン」 しずか「ベースって・・・バイオリンよりむずかしいわ」 スネ夫「・・・(うほっかがやけガールズ弾けた!!」 ドラえもん「・・・大丈夫なんだろうか」テロロロロジャァァァン 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 02:05:11.89 ID:QvbuFTkQ0 ジャイアン「お疲れさまー!!」 のび太「とりあえずギターコードはだいたい弾けるようになったな」 しずか「課題の曲「earthcontact」も難しいわね〜」 スネ夫「あと25日・・・頑張るぞ!!」 のび太(・・・なんだろう、この状況に何か問いがある) のび太(でも思い出せない・・・そもそもなぜライブすることになったのだろうか) 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 02:14:21.05 ID:QvbuFTkQ0 のび太(その出来事は唐突なことから始まった・・・スネ夫がバンドしようって・・・) のび太(そもそもその唐突は何か理由があるのか?その前までは何も出来事はなかったはずだ。動機があるとすれば・・・) のび太(そうか、確かスネ夫の父のおかげでこのライブイベントにでれるんだ) のび太(だけど強制的に人手を集める必要はあったのか?だいたいスネ夫がライブやるなんてまずないと思う) のび太(けいおんの影響か?その可能性が優先的だな) のび太(でもここで何か引っかかるんだ・・・何かが) のび太(・・・家にかえってじっくり考えよう) 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 02:21:24.12 ID:QvbuFTkQ0 ジャーンジャーン♪ のび太(ふう・・・とりあえずさっきの所から・・・) のび太(けいおんの影響だと考えると・・・スネ夫はその前からバンドに目覚めていたんじゃないんだろうか?) のび太(もうけいおん2期も最終回あたりに来ている・・・あいつも一期からみてるから今更バンドに目覚める必要もないだろう) のび太(そうだ・・・そのライブすることが決まった前日から考えてみよう) のび太(得に朝は動機があることはなかった・・・) のび太(夜・・・?) 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 02:26:43.97 ID:QvbuFTkQ0 のび太(あの時僕は轍夜で見ていたから眠っていたはずだ) のび太(まてよ・・・その次の日も寝不足だった) のび太(昼から寝ていたはずなのになぜ寝不足など?) のび太(・・・もう少しで解けそうだ!!なのに・・・) 「歌うよ♪歌うよ♪幸せをありがと♪」 のび太(けいおんがはじまっちまってる・・・) のび太(そうだ!!きっとけいおんを見たら何か分かる) のび太(・・・見るか) 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 02:29:16.25 ID:QvbuFTkQ0 のび太(だめだ、何も浮かばないし、何かはずれていく気がする) のび太(もうこんな時間か・・・寝ないと・・・でも眠ったら忘れるよな・・・) のび太「・・・・・ぐおーすぴー」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 02:37:13.84 ID:QvbuFTkQ0 のび太「今日も張り切って練習するぞ!!」 しずか「今日こそ弾いてやるわ」 スネ夫「手が釣らないように指体操を・・・・」 ジャイアン「走らないように精神統一を・・・」 ドラえもん(みんな・・・最初は不安だったけどみんなが一つになっている・・・) のび太「ライブやろうぜ!!」 前編 心一つ編 集結 後編へ続く(どうせすぐ書くけどww) 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 02:45:49.78 ID:QvbuFTkQ0 大会間近の5日目。誰もが緊張を抱く時期だ。 そんな時・・・最悪の事件が発生してしまった・・・ ジャイアン「今日しずかちゃん休みか?」 スネ夫「どうやら風邪なんだって。熱もあるらしい」 のび太「もうすぐライブだってのに・・・大丈夫か?」 ジャイアン「今日お見舞い行くか!!」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 02:53:10.92 ID:QvbuFTkQ0 しずかママ「そうなのよ、熱が40度もあるから・・・」 ジャイアン「入れないのか・・・」 のび太「インフレンザか・・・早くても一週間はかかる」 ジャイアン「病み上がりでライブしても本当の力は出せないし・・・」 スネ夫「こんな時に最悪のアクシデントだね」 ドラえもん「ええ!?熱!!?」 のび太「そうなんだ・・・インフレンザで」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 03:00:46.74 ID:QvbuFTkQ0 しずか「はぁはぁ・・・こんな時に風邪だなんて・・・」 しずか「・・・コード覚えないと・・・」 ジャーンジャーン しずかママ「風邪なのにベース弾く人がありますか!!」 しずか「ごめんママ・・・でも私・・・どうしても出たいんだ・・・ライブに・・・」 しずかママ「その気持ちは分かるわ。でも貴方は今は休む時です。」 しずか「ママ・・・」 しずかママ「貴方は昔から地道に頑張っていたわ。2年生は60点が当たり前だった。」 しずかママ「でも今の貴方はがんばりすぎた。その疲れがでたんでしょう。貴方は頑張った。でも体には限界がある。だから体さんを休ましてあげましょう。」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 03:06:20.80 ID:QvbuFTkQ0 しずか(そう・・・私はいままでのがんばりを無駄にしないよう休むんだ・・・迷惑をかえないように・・・」 のび太「ふう・・・」 スネ夫「良かったけど・・・何か足りないね」 ジャイアン「やっぱり一人でもいないとだめだな・・・」 のび太「もうあと2日だぞ?来るのか?」 ジャイアン「ん?あそこでベースを持っているのは・・・」 のび太・スネ夫・ジャイアン「しずかちゃん!!」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 03:23:14.69 ID:QvbuFTkQ0 ライブ当日 バス停前 のび太「やっと当日か・・・」 ジャイアン「いよいよだな」 スネ夫「き、緊張するなぁ〜」 ジャイアン「自分から企画しといて今更それはないだろ」 しずか「でも・・・へたくそでも思い残すことのないバントにしましょう・・・」 全員「オー!!!」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 10:29:46.77 ID:QvbuFTkQ0 のび太「早速だけどバス酔いしたぁ〜 オエッ」 ジャイアン「ズテッ」 ドラえもん「のび太くん乗り物酔いしやすいからね」 のび太「そうなんだけどな・・・やっぱり緊張もあるから・・・怖いんだよ・・・失敗するのが」 ドラえもん「何言ってるのさ・・・のび太君はあれほど練習したじゃないか!!家でも・・・それに失敗したら助け合うのが仲間だろ」 スネ夫「ああ、そのと通りさ。でも、わざと失敗するなよ」 しずか「のび太さん、頑張りましょ!」 ジャイアン「ここで諦めても始まらないぜ!」 のび太「ありがとう・・・(そうだ・・・僕には仲間がいるんだ・・・大切な仲間が・・・) 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 10:37:40.21 ID:QvbuFTkQ0 のび太「ここがライブ会場・・・?」 ジャイアン「ほえーでけー!!」 しずか「こんな所で演奏するのね」 スネ夫「どうだい、父が経営してるライブイベントは・・・」 「はい、野比のび太さんですね、11号室控え室よりお待ちください。」 のび太「まさか控え室まてあるとは」 ドラえもん「えっと・・・ドラム・豪田剛 ベース・源しずか ギター・野比のび太&ドラえもん キーボード・スネ夫・・・っと」 スネ夫「もうAグループは始まってるよ」 のび太「画面に映った・・・!!?あれは唯ちゃん・・・放課後ティータイム!!?」 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 10:43:35.45 ID:QvbuFTkQ0 ジャイアン「どうした?唯?そんなもの映ってねぇだろ」 のび太「え・・・どういうことだ」 ジャイアン「あれただのジャズバンドだろ。 もしも唯がいたら俺がもう出て抱きついてるぜ」 のび太(もしも・・・うん?あの時の問いが解けそうだ・・・・ハッ、そうか!!」 ジャイアン「おいのび太、どこ行くんだ」 のび太「トイレ」 ドラえもん「曲名・earthcontact」 スネ夫(爪切りすぎて弾くのが痛い・・・アイッ!!) 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 10:46:59.32 ID:QvbuFTkQ0 唯「ふう・・・終わった・・・」 梓「突然冬にライブでることになるんですからね、疲れましたよ」 のび太「あの・・・そこにいるのは平沢唯さんですか?」 唯「ほえ?」 のび太「僕は野比のび太。」 唯「のび太って・・・あのドラえもんの!!?」 のび太「ちょっと話がしたいんです」 唯「いいよ」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 10:51:15.93 ID:QvbuFTkQ0 密室 のび太「話というのは・・・唯さんはもしもボックスを知ってますか?」 唯「うん、毎週みてるから分かるよ!」 のび太「僕はそのもしもボックスで大変なことをやらかしてしまったんだ・・・」 唯「大変なこと・・・?」 のび太「内容は、僕の世界がけいおんらしき世界になったことからはじまった」 のび太「そこからこの世界に唯さんはいた。」 唯「当たり前だよ。」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 10:57:05.15 ID:QvbuFTkQ0 のび太「いや、唯さんは別次元の人間。僕も別次元の人間なんだ。」 唯「私と・・・のび太君が?」 のび太「そう・・・唯さんの次元と僕の次元が複合した新次元ともいえるんだ」 唯「でも・・・どうしてそんなことになってるの?」 のび太「僕がもしもボックスを作動し、実はもしもボックスは壊れていた。そこでトラベルが発生した。」 のび太「もしもボックスが止まると時間のゆるみが起こる。そこから次元のゆるみがおこり、くっついてしまったんだ。」 唯「じゃあ直さないと・・・」 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 11:00:35.33 ID:QvbuFTkQ0 のび太「大丈夫。修復はされているから明日にはなおる。」 唯「・・・でもせっかく作った世界なのに・・・」 のび太「だから・・・悔いのないようバンドをするんだよ!!」 唯「・・・はい!! またcブロックで!!」 のび太「同じ会場か・・・やるぞ・・・」 そして・・・ここからパラレルワールドがはじまった 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 11:05:34.39 ID:QvbuFTkQ0 ライブ会場 のび太「世界のここから・・・泣いている earthcontact・・・」 スネ夫「痛い・・・けど・・・楽しいんだ!!!」 しずか「・・・私、負けられない・・・はぁぁぁぁぁぁ!!!」ギャンギャン ジャイアン「くっ、負けるか!!」どどどどどたったった のび太「earth・・・contact!!!!!! ありがとう!!!」 「ワーワー すげえ!! ヒューヒュー かっこいいぞボウズ!!」 のび太「はぁはぁ・・・終わった・・・」バタッ 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 11:11:55.04 ID:QvbuFTkQ0 夜11時51分 のび太「・・・これで良かったのか・・・唯にもお別れしたし、バンドも終わった。次は合宿なのに・・・」 のび太「・・・本当に修復できるのか・・・?」 カチッカチッ   ピッ!!!」 のび太「なんだこのグラックホールは!!? うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!!!!!」 グォォォォォォン シュウ・・・・ 僕はその時無意識状態だった。そこは四次元。四次元ホールからずっと下えといった・・・ のび太「いてててて・・・こ、ここはどこだ!!?電話とテーブルしかない間だ!!」 のび太「なんだ・・・これ?紙か?」 「1098ー5643567」 のび太「・・・分からないが、とりあえず助けを呼ばないと・・・」 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 11:18:08.12 ID:QvbuFTkQ0 のび太「ガチャッ あ誰ですか?」 「やあ、かけてきたか」 のび太「な、その声は僕!!?どうして!!?」 「僕は別次元の僕。君は別次元の僕だね。君がいる次元は違う次元た。」 のび太「違う次元・・・?」 「本当の次元にはけいおんも存在しないしバンドも存在しない。ただのドジっ小な僕だ」 「もともと、君がそんな世界にする前のけいおんを見た時から狂っていた。」 「これもタイムトラベル。道具の狂い事故があってこんなことになった。」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 11:22:35.99 ID:QvbuFTkQ0 のび太「じゃあどうしたら戻れるんだよ!!」 「その下のホールに本当の次元にいける。」 のび太「・・・そうか、ありがとう ガチャッ」 のび太「・・・そうだ、電話にメッセージ残さないと・・・」 のび太「さっきのあの僕の内容を・・・」 のび太「・・・あの次元ともお別れか・・・楽しかったけど、本当の道を歩まないといけない。」 のび太「・・・さようなら・・・けいおん・・・そしてありがとう・・・みんな・・・」 ぐぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ シュウ・・・・ 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 11:27:31.95 ID:QvbuFTkQ0 のび太「いってきまーす!!」 ジャイアン「おうのび太、今日は早いな。」 しずか「いい天気ね。」 スネ夫「今日も楽しい一日になりそうだ」 のび太「何か・・・僕勿体ないことしたような・・・」 スネ夫「ん?なんだそれ」 のび太「ま、いいか」 そう・・・こうしてここに戻れたのは奇跡・・・あの世界も奇跡・・・この世界は奇跡で統一してることがわかった・・・ のび太「みんな・・・ありがとう!!」 以上で終わりです。飽きずに見てくれたひと、保守班の人、ありがとうございます。こんなクソスレにつきあってくださって本当にありがとうございました。 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/12/04(土) 11:30:49.07 ID:QvbuFTkQ0 おまけ ジャイアン「合宿楽しいぜ!!」 のび太「でも練習しないと」 スネ夫「今は今を楽しむのさ。」 のび太「そうだね・・・」 のび太「音楽・・・ありがとう・・・」 後編 問答え編 完結 これの続編はいつになるか分かりませんがいつかたてます!! では・・・さようなら