ハルヒ「えっ!佐々木とキョンがふたりでデート!?」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 16:21:58.82 ID:hoFxcoGv0 ハルヒ「キョンの癖に生意気じゃない。皆で尾行するわよ!!」 キョン「視線を感じる・・・」 佐々木「キョン、ひょっとして自意識過剰なところある?」 キョン「ねーよ、俺の勘は当たるんだ」 たいていハルヒのことであってるな ハルヒ「気づかれてないわよね・・・」 長門「99,9%の確率で気づかれてない」 古泉(困ったことになりましたね・・・) みたいな 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 16:27:20.08 ID:hoFxcoGv0 キョン「佐々木行きたい所ってどこだ?」 佐々木「大型ショッピングモールだよ。欲しい服があるんだ」 キョン「ふーんお前服とかに興味あったんだ」 切符を買い改札に通す ショッピングモールは2駅先で意外と近場だ いまはちょっとしたセールをやってるみたいだ ・・・そういやハルヒもそこに行きたがってたな みたいな 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 16:42:26.28 ID:hoFxcoGv0 ハルヒ「どこ行くのかしら?」 古泉「どうやら2駅先のショッピングモールへ行くようですよ」ニコニコ 微笑を絶やさない古泉、、 (えっ、、そこは前キョンにさりげなく行きたいアピールしてた場所じゃない) ハルヒ「ふ、ふーんまあいいんじゃない、ああいう所女の子好きそうだもんねー」 ハルヒ「キョンにしてはナイスチョイスなんじゃない?」 古泉「いえどうやら佐々木さんが決めたようですよ」ニコニコ 古泉(何やってんですか、あの人は、閉鎖空間生みだすのも時間の問題ですかね。) みくる「あー電車きましたよ皆さん!」 長門「……」 みたいな 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 16:51:04.42 ID:hoFxcoGv0 キョン「谷口は相変わらずバカやってるよ、それでこの前の話なんだけど─」 佐々木「キョン、もう電車が来たぞ」 キョン「ああ、もう来たか・・・」 といいつつ各停電車に乗り込む すいているようで、座れそうだ ハルヒ「なによ!キョン楽しそうにしちゃって」 古泉「早く乗らないと乗り遅れちゃいますよ」ニコニコ ハルヒ「あっ!今行く!!」 みたいな 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:02:19.55 ID:hoFxcoGv0 ガタンゴトン 2駅分はやはりたいした距離ではなく すぐについてしまう キョン「想像してたよりでかいなあ」 佐々木「この辺は土地も安いだろうから、でかいのが建てられたんだよ─」 佐々木「─キョン聞いているかい?」 キョン「ああすまん猛烈に寒気がしてな ハルヒ「ジーッ」 古泉ニコニコ 長門「・・・・」 みくる「あたふた」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:10:57.34 ID:hoFxcoGv0 ハルヒ「もう知らないわ突撃よ突撃!!」 古泉「あ!涼宮さん!」 みくる「みんな〜まってください〜」 長門「テクテク」 キョン「あ、ハルヒ、古泉、朝比奈さんまで」 キョン「あと・・・長門もか、、、」 古泉「すいません、僕は止めたんですけど」 と古泉がヒソヒソ声で言い訳する。 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:17:42.43 ID:hoFxcoGv0 キョン「悪いな、佐々木バカどもがついてきちまってるようだ」 佐々木「別にいいさ、キョンの友達は僕の友達だよ、キョン」 キョン「朝比奈さんは別ですからね」 と朝比奈さんの手を握りあくまで紳士的に振舞う ハルヒ「コラ!バカキョン!バカどもとは何よ!」 キョン「お前だったのか視線を送ってたのは」 背筋がこおるような視線を思い出す。 古泉「まあ、落ち着いてくださいまた閉鎖空間を生み出されたらどうするんですか」 キョン「ううん、、」 そうだった、こいつは神に近い力を持ってるんだった。 ハルヒ「なに、内緒話してんのよ」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:24:02.83 ID:hoFxcoGv0 キョン「どうする佐々木?悪いな」 佐々木「いいさ、二人より三人、三人より二人というけど僕はそう思わないね、」 佐々木「むしろ、大人数のほうが楽しいじゃないか」 キョン「まあ、お前がそういうんだったら・・・しょうがないか」 キョン「ただし、朝比奈さんだけだ、他は即刻帰ってよろ ドンッ ハルヒのチョップが頭上から降ってくる クリーンヒット目の前にお星様が飛んでる キョン「じょ、冗談だ。みんなでショッピングといこうじゃないか ハルヒがニコっと笑顔を見せる 黙ってればかわいいのに・・・       21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:29:49.20 ID:hoFxcoGv0 みくる「だいじょうぶですかあ〜」 あなたが神か 抱きしめたい思いをそっと胸の奥に追いやり答える キョン「大丈夫です」 みくる「よかった〜」 あなたの笑顔は戦争をなくしますよ朝比奈さん 僕が保証します。 古泉「佐々木さんと二人でデートなんて涼宮さんご機嫌ななめですよ」 キョン「知るか、あいつの横暴には付き合ってられん」 古泉「まあどっちでもいいけど涼宮さんの機嫌は自分で直してくださいよ」 しれっと難易度の高い要求をする小泉 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:33:52.54 ID:hoFxcoGv0 長門「・・・・・・・」 ああそういやこいつもいたなと思い出す やけに静かだな いやいつもこんなもんか? キョン「長門、いやなんでもないんだが元気してるか?」 長門「・・・・・・元気」 キョン「そうかそれならいいんだ」 長門「…そう」 あれ前にもこんなことなかったか? あれは確か─ ハルヒ「キョン!おいていくわよ」 キョン「─あ、ああ今行く」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:35:04.92 ID:hoFxcoGv0 ちょっと書き溜めてきます 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:46:32.79 ID:hoFxcoGv0 いつだ? いつこんな長門の顔を見た? ──夏休みだ!あの15000回繰り返した夏休みだ。 しかし既視感を感じたのは今が初めてだ。 ─まだ気のせいという可能性も残ってる。 古泉「どうしたんですか?思いつめた顔をして」 キョン「あ、ああ、いやなんでも─ない」 古泉「そうですか、それならいいんですけどね」 キョン「こ、古泉!!」 古泉「何ですか?そんなに大声出さなくても聞こえますよ」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:50:14.64 ID:hoFxcoGv0 キョン「夏休みの既視感を感じるか?俺は感じる、もしかして─夏休みと同じことがおきてるかもしれない」 古泉「─いいえ僕は感じません。涼宮さんも正常です─いらだってはいますがね」 なにかがおかしい なんだろうこの気持ち キョン「そ、そうかそれならいいんだがな・・・」 また既視感たしかこのあとハルヒがこういうんだよな ハルヒ「ふたりともーいい加減にしなさい!!おいていくわよー」 古泉「これは失礼、急ぎますよ」 ・・・間違いないこの時間はループしてる!! 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:54:35.04 ID:hoFxcoGv0 キョン「長門!!」 長門「・・・・・・・何?」 キョン「長門!ひょっとしてまた夏休みとおんなじことがおきてるんじゃないか?」 長門「涼宮ハルヒは正常」 おかしいなぜだこの既視感 長門「──だけど今回は原因がまた別にある」 なんだっ!! 長門「佐々木、今回は彼女が起こしたといっても過言ではない」 さ、佐々木? 28 名前:誰か続きかけよ[] 投稿日:2010/09/20(月) 17:57:02.06 ID:hoFxcoGv0 キョン「佐々木が起こしたって言うのか?」 キョン「またループを?」 長門「……そう」 どこか儚げですぐ壊れてしまいそうだった 佐々木がなぜループを? なぜだ考えろ 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 18:00:12.71 ID:hoFxcoGv0 長門「佐々木が満足してないから」 簡単なことだ 佐々木を満足させればいい だけど今回は違う古泉も朝比奈さんも既視感は感じてないはずだ ─朝比奈さんは未来に帰れるのか? 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 18:03:07.52 ID:hoFxcoGv0 キョン「朝比奈さん!」 みくる「何?キョン君?」 キョン「ちょっと未来に帰れるか試してみて下さい」 みくる「・・・キョン君よくわかんないけど重大なことなのね」 みくる「試してみるわ」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 18:28:56.06 ID:hoFxcoGv0 みくる「できない・・・えっどうしてえっ」 キョン「やっぱりか」 古泉「どういうことです?」 キョン「──というわけだ」 古泉「なるほど、気になったんですが今何回目なんですか?」 キョン「はあ?」 古泉「だからループ回数です」 キョン「ああ、なるほど長門!いま何回目だ」 」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 18:33:17.05 ID:hoFxcoGv0 長門「今は15432回目に該当する」 ──頭が痛くなってくる とりあえず今はハルヒと佐々木のご機嫌とりだ 古泉「涼宮さんのほうをおろそかにすると世界を壊しかねない 古泉「佐々木さんのほうをおろそかにすると時が進まない」 ──困った神様たちだ 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 18:37:16.34 ID:hoFxcoGv0 佐々木「あっキョ─ ハルヒ「キョンーこの服にあうと思う?」 キョン「いいんじゃねえか」 キョン「あん佐々木どうした?」 佐々木「いや──なんでもないよキョン」 古泉「こまりましたねえ」 みくる「えっどうしてだろう?えっ」 長門「………」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 18:41:14.14 ID:hoFxcoGv0 古泉「落ち着いてもらわないと困るんですがねえ」 ハルヒ「キョン次は二階へ行くわよ」 キョン「お、おい走るな」 佐々木(楽しそうだなあ、、、 みくる「おかしいな、どうしてだろう?」 長門「・・・・・・・・・」 古泉「・・・・困りましたねえ」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 18:45:29.71 ID:hoFxcoGv0 これといった何の対策もたてずに時間だけは過ぎていった ハルヒ「たのしかったああ」 キョン「俺は疲れた」 佐々木「楽しめたかい?」 そう言って缶コーヒーを差し出す佐々木 あ、こいつのこと忘れてた キョン「スマンな、なんか─」 佐々木「いや、そんなことないよ僕は僕で十分楽しめたから」 ──嘘に決まってる じゃなきゃループしたりしないんだ 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 18:52:47.80 ID:hoFxcoGv0 佐々木「じゃあ僕はもう帰るね」 なんか言わなきゃいけない ここでだ 思い出せ夏休みを夏休みはたしか喫茶店で─ テスト勉強しようと持ち出して回避したんだ─ なんか言え 言っちまえ キョン「佐々木!」 佐々木が振り返る キョン「その、なんだ喫茶店行こうぜ」 佐々木「─ああいいけど突然だなキョン」 これじゃだめだこれじゃ ただ先延ばしにしただけだ 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 18:57:30.21 ID:hoFxcoGv0 佐々木「みんなもくるんだろ」 ハルヒ「もちろんい─ キョン「いやふたりで、だ」 佐々木「」 ハルヒ「ちょ、ちょっと待ちなさいよ団長に逆らうき!?」 キョン「今度埋め合わせするから今は 友 達 と行ってくる」 ハルヒ「・・・・・・・わかったわちゃんと埋め合わせしなさいよ」 ・・・・・・・・・・・・バカキョン 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 19:02:15.43 ID:hoFxcoGv0 古泉「ここはさすがといっとくべきなんでしょうかね」 みくる「どうしてだろ?なんでもどれなくなっちゃったんだろう?」 長門「・・・・・・・・・・」 ハルヒ「バカキョン」 キョン「じゃあいくか佐々木」 もう言うべき言葉はきまった ひょっとしたら決まってたのかもしれない 佐々木「・・・・・・・うん」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 19:08:50.79 ID:hoFxcoGv0 ちょっと腰痛いから まっとけ 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 19:20:53.03 ID:hoFxcoGv0 ちょっと飯食ってくる 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 19:42:46.72 ID:hoFxcoGv0 おちる 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/09/20(月) 20:13:33.22 ID:hoFxcoGv0 キョン「という夢を見たのさ」