キョン「飲ませてやるぜ、俺の小便をな…!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/08/11(水) 22:02:42.07 ID:pAFhWLBQ0 ハルヒ「あーもー暑いわね!!」 長門「今日は猛暑」 みくる「エアコンもないですしね」 古泉「熱中症にならないよう気をつけないといけませんね」 ハルヒ「ちょっとキョン!!飲みもの買ってきて!!」 キョン「はぁ?何で俺が…自分で行けよ」 ハルヒ「あたしは忙しいの!団長命令よ!」 キョン「わかったよ…何飲みたいんだ?」 ハルヒ「何でもいいから、はーやーくぅー!!」 キョン「へいへい」バタン 廊下 キョン(ったく、こき使いやがって…何様のつもりだ…)イライラ キョン(ん?…そうだ、いいこと思いついたぞ…)フヒヒ 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:07:51.65 ID:pAFhWLBQ0 ガチャ ハルヒ「随分早いわね!」 キョン「いや、コップを持って行くのを忘れた」 ハルヒ「コップ?」 キョン「ああ、エコってやつさ」 ハルヒ「ふうん、あんたもたまにはいいこと言うじゃない!」 キョン「まあな。じゃ、行ってくる」バタン 廊下 キョン(ぷっ…ハルヒの奴、これから何をされるのかも知らないで…)ククッ キョン(誰がお前のために飲みものなんて買いに行くかよ)ケッ キョン(代わりに…) キョン(飲ませてやるぜ、俺の小便をな…!) キョン(さて、このコップに…朝から我慢してた俺の小便を…)ショワワワー キョン(どんな顔するか楽しみだぜ…!) 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:11:06.52 ID:pAFhWLBQ0 ガチャ キョン「ほら、買ってきたぞ!」 ハルヒ「遅いわよ!さあ早くよこしなさい!」 キョン「そう焦るなって。あんまり暑いからちょっとぬるくなっちまった…すまんな」 ハルヒ「別にいいわよ。それより早くちょうだい!」 キョン「ほらよ。冷茶だ」スッ ハルヒ「のど渇いて死にそうだったのよねー」バッ ハルヒ「ごくっ、ごくっ…ぷはーっ!!」 キョン(ぷっ…こいつ、よく確認もせず一気飲みしやがった…!) ハルヒ「あー、おいしかった!たまにはキョンも役に立つわね!」 キョン「そ、そりゃ、どうも……」 キョン(やべ、おかしすぎて笑っちまいそうだ…くくっ…) 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:15:55.88 ID:pAFhWLBQ0 ハルヒ(…あんまりのど渇いてたから一気に飲んじゃったけど…) ハルヒ(あの色、それに臭い…) ハルヒ(よく考えてみたら、あれっておしっこじゃない…) ハルヒ(あたしったら、キョンのおしっこ飲んじゃったんだ…) ハルヒ(でも、折角ならおしっこよりザーメンが…) ハルヒ(って、いけないいけない) ハルヒ(キョンのくせに…よくも騙してくれたわね…!!)ギリッ ハルヒ(仕返しを…って言っても、キョンは分かってるから飲まないでしょうね…) ハルヒ(別に罪はないけど…ここは、みくるちゃんに飲んでもらいましょうか…)フフフ ハルヒ「ねぇ、みくるちゃん。飲みもの欲しくない?」 みくる「え?」 ハルヒ「あたしが買って来てあげる」 キョン(やっぱり気づいたか…) キョン(俺は警戒して飲まないだろうから、朝比奈さんに…ふっ、賢明な判断だな、ハルヒ) 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:20:02.88 ID:pAFhWLBQ0 ハルヒ「ね、みくるちゃん。飲みたいわよね?」 みくる「でも悪いですよう…」 ハルヒ「いいの!みくるちゃんにはいつもお茶入れてもらってるし、そのお礼よ」 みくる「あ…それじゃあ、お言葉に甘えて…」 ハルヒ「じゃ、ちょっと行ってくるわね。あたしもコップ持ってこーっと」バタン 廊下 ハルヒ(ふふ、ちょろいわね) ハルヒ(さて、みくるちゃんには何を飲ませてあげようかしら…) ハルヒ(都合のいいことに、今日は生理2日目なのよね) ハルヒ(よし、早速血を…) ハルヒ(…出ない) ハルヒ(ジャンプすれば出るかしら…)ピョーンピョーン ハルヒ(出ろー!!)ドンドン ハルヒ(もう!こういう時に出なくてどうすんのよ!)イライラ 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:24:16.74 ID:pAFhWLBQ0 ガチャ ハルヒ「か、買って来たわよ…」グッタリ キョン「随分遅かったな」 古泉「それにお疲れのようですが…」 ハルヒ「まあね、選ぶのに時間かかっちゃって…」 ハルヒ(はぁ、本当出すのに苦労したわ…) みくる「すいません、わたしのために…」 ハルヒ「いいのよ!それより、はいトマトジュース」スッ みくる「わあ、ありがとうございます!」 キョン(あいつ生理なのか…朝比奈さん、ご愁傷様です) ハルヒ「お肌すべすべになるわよ!さ、一気に飲んじゃって!」 みくる「は、はい!ごくっ…ごくっ…はぁ…」 ハルヒ「いい飲みっぷりね、みくるちゃん!」 みくる「おいしかったですぅ」 ハルヒ(ぷっ…生理の血がおいしいなんて…あははっ!) 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:28:57.11 ID:pAFhWLBQ0 みくる(つい飲んじゃったけど…) みくる(あの色に、臭い…) みくる(きっと涼宮さんの経血ですね…) みくる(珍しく涼宮さんが優しいと思ったら…) みくる(うっ…あんなもの飲まされるなんて…) みくる(騙すなんて…許せません…!) みくる(でも、涼宮さんに仕返しなんて出来ないし…) みくる(悪いですけど、ここは長門さんに怒りをぶつけさせてもらいます!) みくる「長門さんも飲み物欲しくありませんか?」 長門「別に」 みくる「わ、わたしも涼宮さんも飲みましたし、ね?」 長門「…」 キョン(朝比奈さんも気づいたか…でも、長門が相手じゃ厳しいぞ…) ハルヒ(さすがにみくるちゃんも気づいたようね…) ハルヒ(有希を相手にどう出るつもりかしら…) 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:33:41.50 ID:pAFhWLBQ0 みくる(なかなかうんと言いませんね…) みくる(でもここで諦めるわけには…) みくる(そうだ、わたしには涼宮さんの血が入ってるんです…!) みくる(今ならきっと…!!) みくる「長門さん!わたしはこれでも先輩なんですよ?」 長門「確かにあなたは上級生」 みくる「先輩の奢りは有り難く受け取っておくものなんです!」 長門「そのようなことは知らない」 みくる「もう。そんなんじゃ、将来上下関係の厳しい所でやっていけませんよ?」 みくる「…たまには先輩に甘えてくれませんか?」ニッコリ キョン(朝比奈さんがいつになく強気だ…) 長門「……そう、わかった。あなたの好意を受けとることにする」 みくる「ふふ、可愛い後輩です…」 ハルヒ(権力で従わせるとは…なかなかやるわね) みくる「それじゃあ行ってきますね!あ、コップ持ってかなきゃ…」バタン 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:37:25.72 ID:pAFhWLBQ0 廊下 みくる(ふぅ、なんとか説得できました…) みくる(長門さんは手強かったなぁ…) みくる(成功したのはきっと涼宮さんの血のお陰ですね) みくる(感謝はしてます……でも) みくる(許さない……!!)ギリッ みくる(さて、わたしが飲ませるのは…)ヌギッ みくる(自慢のこの母乳…!)ボイーン みくる(経血に比べたら美味しく飲めるかもしれませんが…) みくる(貧乳の長門さんにはかなりの精神的ダメージを与えられるはず…!) みくる(でも、わたし母乳なんて出るんでしょうか…?) みくる(…ううん、何がなんでも出さなきゃ!) みくる(今出なくていつ役に立つんですか!それじゃあ、ただの脂肪の塊と一緒です!) みくる(揉んで絞れば出るはず…!)モミモミ ギュウウッ みくる(はあああっ…!)ピューッ 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:40:49.11 ID:pAFhWLBQ0 ガチャ みくる「ふぅ、戻りましたぁー」ハァ… ハァ… ハルヒ「みくるちゃんお帰りー」 キョン「息切れてますが大丈夫ですか?」 みくる「平気ですっ…ちょっと階段がキツくて…」ハァ… みくる(乳絞りはなかなか体力いりますね…) みくる「それより長門さん!飲みものをどうぞ」スッ 長門「感謝する」 みくる「健康にいいので牛乳にしました!」 キョン(朝比奈さんの母乳!?何故俺に飲ませてくれないんだっ!) ハルヒ(みくるちゃん母乳なんて出たんだ…大きさは伊達じゃないわね) みくる「さぁぐいっと飲んじゃって下さい!」 長門「……」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:44:29.16 ID:pAFhWLBQ0 長門(成分解析中……結果、朝比奈みくるの母乳100%…) みくる「早くしないと温まっちゃいますよ?」 長門(先ほど二人が飲んだものに比べれば危険性は見られない。それに、これを飲んだら私の胸が大きくなる可能性も…) 長門「了解。ごく…ごく…。とても美味だった」 みくる「よかったですぅ」 みくる(ふふ、まさかあの長門さんが飲んじゃうなんて…わたしもやれば出来ますね) 長門「……」サワサワ みくる(ぷっ…しきりに胸を触ってるけど、大きくなるとでも思ってるのでしょうか…) 長門(胸が大きくなると思ってつい飲んでしまったが…) 長門(よく考えたらこれは胸のない私への当てつけ…) 長門(朝比奈みくる…許すまじ…)ギリッ 長門(しかし、やられてやり返すような幼稚な真似はしない) 長門(そして私は空気の読める女…) 長門(この怒り…古泉一樹にぶつけることにする…!) 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:47:46.17 ID:pAFhWLBQ0 長門「古泉一樹、あなたも飲みものを飲むべき」 古泉「僕が、ですか?」 長門「そう。あなたは特進クラスで部活にバイトと忙しい生活を送っているため疲れているはず」 古泉「お気遣いありがとうございます。でも大丈夫ですよ」 キョン(次は古泉か…ん?まさか…) みくる(ふふ、古泉くんに当たるなんて…よっぽど悔しかったみたいですね…) 長門「…飲まないと……死ぬ…」ギロリ 古泉「!?で、では頂くことにします…」 長門「そう」 古泉(確かに死にます…違う意味で…)ガクブル キョン(まぁ長門に逆らえるわけないもんな…) ハルヒ(女性の誘いを断るなんて男として最低だもの) みくる(長門さんもやりますね…) 長門「コップを持参…では行ってくる…」バタン 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:51:43.64 ID:pAFhWLBQ0 廊下 長門(正直言って母乳はおいしかった…) 長門(でも、私の胸は少しも変化していないようだ…)サワサワ 長門(だからますます悔しい…)ギリッ 長門(それにしても、尿や経血を飲むなんて、彼女たちはどうかしている…) 長門(人間の考えることはよく分からない…) 長門(さて何を飲ませるべきか…) 長門(他に体内から排出される液体は…) 長門(汗…) 長門(情報操作でコップの中に集めることにする) 長門「○×※△□」ボソッ 長門(コップに汗を転移完了) 長門(古泉一樹…覚悟…!) 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:54:57.82 ID:pAFhWLBQ0 ガチャ みくる「お帰りなさいー」 長門「買って来た」 古泉「わざわざすいませんね」 長門「いい、飲んで」スッ 古泉「ありがとうございます。これは…?」 長門「ミネラルウォーター。何が好みか分からなかった」 キョン(まさか汗か!) ハルヒ(有希って結構汗っかきなのね…) みくる(長門さんは情報操作があるから楽でいいなあ…) 古泉「なるほど。では頂きますね」 長門「すぐ飲まないと……」 古泉「の、飲みます!…ごくっごくっ…ふぅ…。体に染み渡りますね」 長門「そう。よかった」 長門(染み渡ったのは私の汗だというのに…馬鹿な男…) 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 22:59:27.70 ID:pAFhWLBQ0 古泉(はぁ…長門さんの目が怖くてつい飲んでしまいましたが…) 古泉(あの臭い…長門さんの汗ですね…) 古泉(何て物を飲んでしまったのでしょう…)ウプッ 古泉(それにしても、先ほどから飲みものの奢り合いをしていると思ったら、こういうことでしたか…) 古泉(よく考えてみれば、長門さんが僕に飲みものを奢るなど普通ならあり得ないですからね) 古泉(さて、順番からすると…僕は彼に飲ませるようですね) 古泉(彼から始まり、よくもこう上手く回ったものです…これも涼宮さんの願望でしょうか) 古泉(それならば、心置きなく…) 古泉(この恨み…晴らさせてもらいますよ…!) 古泉「あなたも飲みものを…」 キョン「いらん!」 古泉(やはり、警戒していますね…) キョン(くそ…結局俺に戻って来るなんて…!!) キョン(何が何でも飲むわけにはいかない…!) 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 23:03:59.98 ID:pAFhWLBQ0 ハルヒ(キョンに仕返ししたいと思ってたら、こんな上手く一周するなんて…) ハルヒ(古泉くん、あたしの代わりに頼むわよ…!) みくる(最後はキョンくんだけですね…こうなったらキョンくんにも飲んでもらわないと…!) 長門(この悲劇を生み出した張本人…罰せられるべき) 古泉「しかし、あなた以外はみんな飲みましたし…」 キョン「お、俺は飲まなくて平気だから」 ハルヒ(なかなか折れないわね…) みくる(どうすれば飲んでくれるんでしょうか…) 長門(…) 古泉「そう言いましても…水分補給しなくては熱中症になってしまいますよ?」 キョン「あ……じゃあ俺、自分で飲みもの買ってくるわ!」 古泉・ハルヒ・みくる・長門(しまった!!) キョン(よし、これで逃れられ…)ガタッ キョン「うっ…!」ドサッ 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 23:07:46.52 ID:pAFhWLBQ0 ハルヒ「キョン!!」 みくる「キョンくんが、倒れちゃいました…!」 古泉「大丈夫ですか!?」 キョン「はぁ…はぁ…」 長門「熱中症になりかけている」 古泉「やはり飲みものを飲まなかったからでしょうか…」 ハルヒ「ど、どうすればいいの…?」 長門「脇と首を冷やして。それから…」 長門「水分補給を」 ハルヒ・みくる・古泉「!!」 ハルヒ「古泉くん、飲みもの買って来てちょうだい!」ニヤリ 古泉「了解しました!」ニッコリ みくる「はい、コップです」ニコッ 古泉「では、行ってきます」バタン 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 23:10:26.62 ID:pAFhWLBQ0 廊下 古泉(まさか飲ませるチャンスが出来るとは…) 古泉(まぁ、彼だけ飲んでいなかったんですから当然ですよね) 古泉(さて、僕が飲ませて差し上げるのは…)ジー 古泉(もちろん僕の精液です)ニッコリ 古泉(本当は直接飲ませてあげたいくらいですが…) 古泉(いけません、急がなくては) 古泉(彼に攻められているのを想像して…)シュッシュッ 古泉(あっ…そんなにされたら…イっちゃいますっ…!!)ピューッ 古泉(はぁ、はぁ…) 古泉(すごく…気持ちいいです…) 古泉(まだまだイけそうですね…) 古泉(もう一度……)シュッシュッ 古泉(はあああーん…!!)ドピュー 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 23:14:01.18 ID:pAFhWLBQ0 ガチャ 古泉「お待たせしました」 ハルヒ「お帰り!待ってたわ!!」 古泉「残念ながらスポーツドリンクがなかったので、カルピスにしました」 キョン「…!!」 古泉「しかも自販機が壊れていたので原液です」キリッ 長門「この際なんでもいい」ニヤリ ハルヒ「さあキョン、飲みなさい!!」 キョン「待て!…俺は平気だから…!!」 古泉「上の口がだめなら、下の口から飲ませないといけませんねえ…」ニッコリ みくる「抜け駆けは許しませんよ…?」ニコッ ハルヒ「よくもあんなもの飲ませてくれたわね…?あんたも飲みなさーい!!」 キョン「お、お前らこそ熱中症になって…!!や、やめっ…アッー!!」ゴボゴボ… 長門「ザーメン……訂正、アーメン」 END 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/08/11(水) 23:18:30.93 ID:pAFhWLBQ0 読んで下さってありがとうございました 色々とご期待に添えられず申し訳ない… 皆さんも熱中症には気をつけてくださいね!