キョン「俺、一皮むけた気がする」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:27:15.48 ID:G9SzekiP0 キョン「この前の連休に包茎手術したんだ」 古泉「おや、そうなんですか」 キョン「これで、もうズルむけだぜ」  ベロン 古泉「ほう……しかしまだ傷跡が生々しいですね」 キョン「それは仕方がない。時間が経てば目立たなくなるそうだ」 みくる「男の人って、やっぱり包茎を気にするんですか?」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:30:15.94 ID:G9SzekiP0 キョン「そりゃあそうですよ。朝比奈さんだって、皮かむりは嫌でしょう?」 みくる「そうでもありませんよ? 余ってる方が可愛い時もありますし」 古泉「勃起した陰茎は、少々グロテスクですからね」 キョン「しかし衛生面での問題がだな」 長門「ちゃんと洗っておけば問題ない」 古泉「ですね。手入れが重要です」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:33:49.70 ID:G9SzekiP0 キョン「何だよ! 包茎の方が良かったってのか!?」 古泉「そうは言ってません。ただ、不衛生なのは手入れの問題かと」 みくる「キョンくん! ズルむけかっこいいですよ!?」 長門「そう。以前の象さんも良かったが、これはこれで男らしい」 キョン「ほ、ほんとか?」 みくる「ほんとです」 長門「ほんと」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:36:55.04 ID:G9SzekiP0 キョン「良かった。手術が報われないかと思った」 古泉「手術はどんな感じでしたか?」 キョン「局部麻酔でな、陰茎を触られてるのが分かるんだ」 みくる「い、痛そうです〜」 キョン「いえ、麻酔で痛みは無いんですよ。ただ、感触だけ分かるんです」 長門「途中で麻酔がきれたり……」 キョン「実はそうなんだ」 古泉「もっふ!」 キョン「ちゃんと追加で注射されたから良かったけどな。ツキーンツキーンと痛み出した時は焦ったぜ」 みくる「ふえ〜」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:40:05.27 ID:G9SzekiP0 古泉「執刀時間はどれくらいでしたか?」 キョン「二時間くらいだったんじゃねえかな」 みくる「終わったら歩いて帰ったんですか?」 キョン「いえ。麻酔がちゃんときれるまで寝てました」 キョン「それから、自転車で帰ろうとしたんですが……」 古泉「痛そうですね」 キョン「そう、無理だったんだ。タクシー呼んだよ」 長門「私に言ってくれれば情報操作でむいたのに」 キョン「流石に恥ずかしいよ!」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:43:16.90 ID:G9SzekiP0 キョン「しかし、まだ亀頭が外気に触れるのは馴染まんな」 古泉「真性でしたっけ?」 キョン「ああ。むけた事がなかったからな」 みくる「じゃあ、初めましてですね〜」 長門「これから宜しく」 キョン「どこに挨拶してるんですか二人とも」 古泉「ふーっ」 キョン「ひゃん! 古泉! やめろ!」 古泉「むっふふ」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:47:42.83 ID:G9SzekiP0 みくる「でも、やっぱり傷跡が痛々しいです」 長門「治す?」 キョン「いや。経過を医者に見てもらわんといかんからな」 長門「そう」 古泉「しかし、思い切りましたね」 キョン「まあな。中学の頃から気になってたんだ」 古泉「もしかして佐々木さんですか?」 キョン「あいつ、俺の皮を引っ張るの好きだったからな」 みくる「じゃあ、今のキョンくんの陰茎を見たら悲しむでしょうね」 キョン「流石に高校生にもなって、人前で見せませんよ」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:51:05.89 ID:G9SzekiP0 長門「ふーっ」 キョン「ちょっ! 長門!」 みくる「ふーっ!」 キョン「朝比奈さんまで!? やめてくださいって!」 古泉「すーっ!」 キョン「お前は何で吸うんだよ!? きもいよ!」  ガチャ ハルヒ「遅れて来てゴメーン、誠にスイマメーン!」 ハルヒ「……」 長門「ふーっ!」 みくる「ふーっ!」 古泉「ぶぁっくしょんっ!」 ハルヒ「……どういう状況?」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:54:59.39 ID:G9SzekiP0 ハルヒ「キョ、キョン! あんた何出してんのよ!」 キョン「おお、ハルヒ! 俺、包茎手術受けたんだ!」 長門「ふーっ!」 みくる「キョンくん、頑張りましたよ?」 古泉「どうぞ見てあげてください」 ハルヒ「え? あ、でも、え?」 キョン「なあ、ハルヒ! どうだ? 立派だろ?」 ハルヒ「ちょっ! 来んな! 近寄らないで!」  シーン 古泉「……あの」 みくる「涼宮さん、酷い……」 キョン「……」 長門「ふーっ!」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 22:59:00.00 ID:G9SzekiP0 ハルヒ「だっ、だって! その……人前に出すもんじゃないでしょ!」 古泉「彼は今現在、出してます」 みくる「せっかく、キョンくんが包茎手術でズルむけになったのに……」 長門「ふーっ! ふーっ!」 キョン「……いいんです、朝比奈さん」 みくる「キョンくん!?」 キョン「ハルヒは、俺の陰茎なんて、どうでもいいんですよ!」  ダッ タタタ…… 古泉「あっ!」 みくる「出したまま、出て行っちゃいました」 長門「ふーっ! ……あれ?」 ハルヒ「何なのよ……あたしが、悪いの?」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:03:52.73 ID:G9SzekiP0  ダダダダダダ…… キョン(糞っ! ハルヒは俺の陰茎になんて、これっぱかしも興味が無いんだ!) キョン(ハルヒのバーカ! アホー! うんこったれー!)  ドンッ キョン「あ……すみません」 岡部「んー。廊下は走ってはいかんぞ……んむ?」 キョン「?」 岡部「その手術跡……お前、包茎手術をしたのか!」 キョン「あ、はい……」 岡部「それにしては元気が無いな。先生に話してみないか?」 キョン「……実は……」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:09:25.10 ID:G9SzekiP0 ―団室サイド― 古泉「……という訳で、彼はコンプレックスを脱却したのです」 みくる「なのに、涼宮さんは、見もせずに……」 長門「息を吹きかけたら、ぴくぴくしてユニークだった」 ハルヒ「そう……キョンの気持ちは分かったわ」 ハルヒ「けど、やっぱり人前で見せるものじゃないでしょう?」 古泉「彼はいつも見せてたでしょう?」 みくる「そうです! チャックから、毎日こんにちわしてました!」 長門「皮余りの、陰茎を」 ハルヒ「……気づかなかった……団長失格ね……」 古泉「諦めるのはまだ早いですよ」 みくる「今からでも遅くありません!」 ハルヒ「……そ、そうよね!」 長門「ふーふーしたい」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:08:30.30 ID:G9SzekiP0 ハルヒ「団長として、団員の包茎手術の結果を見届ける……!」 ハルヒ「模造紙を持ってきて!」  【キョンが包茎手術したからおめでとう祝賀会】 ハルヒ「これからパーティするわよ!」 みくる「お料理の用意しましょう!」 長門「彼の陰茎に蝋燭を立てなければ」 古泉「しかし、まずは彼をここへ戻って来させないと」 古泉「電話してみます」  〜おかけになった電話番号は現在〜 古泉「出ません」 ハルヒ「手分けして探すわよ! モロ出しだからすぐ見つかるわ!」 古泉「」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:14:23.67 ID:G9SzekiP0 古泉「モロ出しですからね、見つかりますよ!」 みくる「他の人と間違えたらどうしましょう?」 長門「この学校で陰茎を出して歩くのは彼くらい。心配いらない」 ハルヒ「SOS団、出動!」  キョンの〜 陰茎〜  包茎〜 手術の〜 成功を〜  祝い〜 喜び〜 笑いあうため〜  青春の〜 1ページ〜 それが〜 生臭い〜 ハルヒ「有希! 歌ってる場合じゃないでしょう!」 長門「ごめんなさい。練習してた」 みくる「まずはキョンくんを見つけてからです」 古泉「手分けして探しましょう!」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:19:46.86 ID:G9SzekiP0 ―岡部と二人きりサイド― キョン「……という事なんです」 岡部「ふうむ。涼宮も小学生じゃないんだから、見るくらいできるだろうに」 キョン「あいつは! 俺の陰茎に興味が無いんですよ!」 岡部「馬鹿野郎!」  ふーっ! キョン「ひゃいん!」 岡部「お前と涼宮の仲は、先生にだって分かる!」 岡部「あいつは、恥ずかしがってるだけだ!」 キョン「そんな……嘘だ!」 岡部「嘘なもんか! もう一度、じっくり見せてやれ! きっと喜んでくれるはずだ!」 キョン「先生……!」 岡部「俺も、自分の包茎をハンドボールで治した。その時の気持ちが、お前と被るんだ……」 キョン「行きます! 俺!」  タタタ…… 岡部(青春だなあ……) 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:24:17.72 ID:G9SzekiP0 キョン(……ハルヒ、待ってろ! 今、俺の陰茎を!) キョン(むけた亀頭を見せつけてやるからな!) 鶴屋「おーい! キョン君ー!」 キョン「鶴屋さん……」 鶴屋「お! とうとう手術したんだね! お姉さん嬉しいよ!」 キョン「あ、ありがとうございます」 鶴屋「そだ! さっき、ハルにゃんたちがキョン君を探してたよ!」 キョン「俺を……?」 鶴屋「包茎手術成功パーティをするんだってさ! 校内はその噂で持ちきりだよ!」 キョン「俺の……包茎手術成功パーティ!」 キョン「鶴屋さん! 俺……!」 鶴屋「ふーっ!」 キョン「ぃやんっ!」 鶴屋「行くんだ、少年!」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:28:22.04 ID:G9SzekiP0 俺は走った。 陰茎は、いつの間にか勃起していて、手術跡から血が流れていた。 だけど、かまうものか。 古泉が。 朝比奈さんが。 長門が。 ハルヒが、俺を待っている! 階段で谷口を蹴り落とし。 窓から国木田を放り投げ。 坂中の顔面に陰茎をぶつけのた打ち回り。 そして、俺は団室に着いた。 誰もいなかった。 だけど。 ホワイトボードに張ってある紙を見たんだ。  【キョンが包茎手術したからおめでとう祝賀会】 ……ハルヒの字だ。 ありがとう、ハルヒ。 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:32:07.57 ID:G9SzekiP0 机の上に、メモがあった。 汚い、古泉の字だ。 『戻ってこられたら、体育館に来てください』 俺はメモを掴むと、ズボンとパンツを脱ぎ捨てた。 身軽になった俺は、風のように走り出す。 名も知らない生徒が俺を見る。 俺は構わず走る。 走る。 走る。 走る。 陰茎はズキンズキンと痛み出したが、関係ない。 走って。 走って。 走って。 体育館の重いドアを開けた。 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:37:49.15 ID:G9SzekiP0 『おめでとう! キョン!』 大勢の声だ。 どうやら一学年分くらいの生徒が集まっているようだ。 鶴屋「いやー、ごめんね! 準備に時間が必要で、キョン君には遠回りしてもらったのさ!」 古泉「今日の主賓は貴方です。さあ、壇上へどうぞ」 みくる「バ、バニーガールに着替えました! 似合ってますか?」 キョン「みんな……ありがとう……俺、なんて言ったらいいか……」 鶴屋「おめでたいパーティに涙はいらないさ! さ、早く!」 キョン「壇上……」 そこにはハルヒがいた。 無表情で俺を見つめている。 俺は自分の心臓の音を聞きながら、一歩一歩、歩いた。 血が、地面に線を描く。 キョン「ハ、ハルヒ……」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:42:15.09 ID:G9SzekiP0 ハルヒ「……めんね」 キョン「ハルヒ?」 ハルヒ「ごめんね、キョン!」 キョン「ちょっ、抱きつくなって! 恥ずかしいだろ!」 ハルヒ「だって、だって! あたしはあんたの事、何も分かってなかった!」 ハルヒ「団長なのに! 同じクラスなのに!」 キョン「……いいんだ、ハルヒ。俺の陰茎、見てくれるか?」 今や血まみれの俺の陰茎。 でも。 ハルヒ「……かっこいいよ、キョン」 ハルヒは泣いていた。 でも、笑っていた。 長門「ふーっ! ふーっ!」 ハルヒはマイクを持って叫んだ。 ハルヒ「これより、【キョンが包茎手術したからおめでとう祝賀会】を始めるわ! みんな大いに楽しんでちょうだい! 」 歓声。 こんなに嬉しい事はない。 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:46:29.72 ID:G9SzekiP0 見知らぬ生徒が、男女問わず俺に話しかける。 「包茎脱却おめでとう!」 「かっこいいわよ!」 「素敵!」 長門「ふっふっふーっ!」 ああ! 俺はなんて幸せものなんだ! こんなにたくさんの人に、非包茎を祝ってもらえるなんて! ハルヒ「キョン! スピーチしなさい!」 マイクを渡される。 目の前には、四百人ほどの人数。 睾丸がキュッとなる。 だが、俺は話すべきだ。 仲間たちが用意してくれた、このパーティで。 キョン「あー、あー、テステス」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:52:42.43 ID:G9SzekiP0 キョン「みんな。俺の為に集まってくれてどうもありがとう」 キョン「俺の包茎は、今や無く、ズルむけの陰茎となった」 キョン「無論、俺の決意があってのことだが、みんなにも感謝しないといけない」 キョン「いつもモロ出しで歩いていて、不快な思いをさせていたことを謝罪したい」 キョン「しかし! 今日からは違う!」 キョン「象さんではない、ズルむけの大人の陰茎だ!」 キョン「チンカスの匂いも無くなる。小便の雫が垂れる事も無くなる!」 キョン「あえて言おう! 包茎はカスであると!」 キョン「包茎は死んだ! 何故だ! 手術したからだ!」 長門(坊やだからさ) キョン「俺は、この場を借りて、最後に言いたい!」 キョン「ハルヒ! 俺は、ジョン・スミスだ!」 ハルヒ「え……嘘……!」 キョン「マジだ! お前が信じる、俺を信じろ!」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/16(金) 23:56:11.61 ID:G9SzekiP0 キョン「長門は宇宙人!」 キョン「古泉は超能力者!」 キョン「朝比奈さんは未来人!」 キョン「お前の望む全てがここにある!」 ハルヒ「……」 ハルヒ「あたしが望むのは、そんなのじゃない」 キョン「え……」 ハルヒ「キョンの、陰茎。良く、見せて?」 キョン「あ、ああ」 ハルヒ「血だらけ……ごめんね、あたしのせいだね」 キョン「いや、俺が走り回ったから……」 ハルヒ「でも、かっこいい。キョンの陰茎、かっこいいよ!」 長門「ふーっ! ふーっ!」 キョン「……ハルヒ!」 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 00:02:00.42 ID:cSHh5PRH0 ハルヒ「思えば不思議なんて見つからなくても良かったの」 ハルヒ「SOS団でわいわい遊んで、それが楽しかった」 ハルヒ「キョンの陰茎を嫌がったせいで、それがなくなると思うと」 ハルヒ「耐えたれなかった」 ハルヒ「陰茎に目を背けていたんじゃない」 ハルヒ「すぐ近くにある、こんな不思議に気づかなかったあたしが悪いの」 ハルヒ「……蝋燭、陰茎に立てていい?」 キョン「ああ」 ハルヒ「さ、みんなで、一吹きずつ吹いていきましょう!」 ハルヒは顔を赤らめながら吹いた。 古泉、朝比奈さんは気持ちを込めて吹いた。 長門は何度も吹いた。 他のみんなも、一声ずつ声をかけ、吹いてくれた。 ありがとう、みんな! ありがとう、SOS団! 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/07/17(土) 00:09:09.44 ID:cSHh5PRH0 ――― その日から、俺は一週間、学校を休んだ。 無理をして、手術跡が破れてしまい、再手術&安静にしているように医者に言われたからだ。 毎日のように、SOS団のみんながお見舞いにきてくれた。 別に病気でもないのに、といったらハルヒに怒られた。 陰茎を大切にしない奴は大っ嫌いだ、って。 これからは、ちゃんと陰茎を大切にしようと思う。 ようやくむけて、顔を見せてくれた亀頭がピカピカ光る。 長門の顔が写っている。 ひょっとこみたいに口を尖らせて。 古泉によれば、なぜかハルヒの能力は消えたそうだ。 俺の包茎手術が、どうやら鍵だったらしい。 これからは、普通の生活が送れそうだ。 と言っても、あの団長さんに振り回され続けるのは確実だろうが。 今日は、登校する日だ。 下半身裸で、長い坂道を歩いていく。 少し短い、ポニーテイルが揺れているのが見えた 俺の亀頭も、揺れていた。  【完】 60 名前:南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY [sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:12:00.55 ID:cSHh5PRH0  今回は友人が包茎手術を熱く語ってくれたので記念に書きました。  電話で教えると、何でか怒ってました。名前とか出してないのに。  包茎の皆さんがする時には、良い手術になる事を祈ってます。 66 名前:南部十四朗 ◆pTqMLhEhmY [sage] 投稿日:2010/07/17(土) 00:25:56.97 ID:cSHh5PRH0  あ、自分も火星人です。  丁寧に洗えば大丈夫ですよね。