キョン「夏期講習」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 18:44:57.56 ID:zfewYKY3P 世は夏休みに突入しようかとしている6月の末 上昇の一途を辿っている気温とは裏腹に、俺の学力は下落の一途を辿っていた 偉大な団長様に、罵詈雑言を交えた、文字通りの教鞭をふるって貰いもしていたのだが やはり、HR後の団活の時間だけではいささか時間が足りなかったようだ この俺の惨状に、一番に危惧を抱いていたのは、やはりうちの偉大なる母だったようだ まぁこの惨状をみて、危惧を抱かない母親が居るとするならば それは、いささか行き過ぎた放任主義では無いかと思うが 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 18:47:29.28 ID:zfewYKY3P そんなこともあり、俺はめでたく学習塾の夏期講習に参加することになったのだ もちろん反論はしたさ 学校の勉強だけで十分だ、いままではサボっていたが、これからは身を入れる しかし今の状況を見て、この意見に納得する人間がいるとするなら そいつはあまりにも人に疑いを持たない、生きていく上で絶対に損をするタイプのピュアな人間であろう 当然、俺の倍以上も人生を歩んできたビッグマザーにそんな言い訳が通用するわけもなかったのだ 自分としては、あまり気の進むものではないのだが この状況に危機感をいだいているのも事実である というか、喜んで学習塾に行こうと言う変人には、今のところ一人しか知らないのだが 俺がまだ中学生であった頃の唯一無二の友人であり、通称変な女”佐々木”である 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 18:48:46.82 ID:zfewYKY3P さて、学習塾に対してブルーになる前に 我がSOS団、団長様に事の次第を説明しなければならない 学習塾に行くことよりも、今はこちらの方が憂鬱である うちの頑固者の団長が、はいそうですか、と話を分かってくれるはずもないからだ ともかく、言うだけ言ってみなければな 「〜〜〜と言うわけなんだ、だから夏休み中は殆ど探索には参加出来ない」 言ってしまった このあとどんな罵詈雑言が飛び出るのだろうと身構えていたのだが 「まぁ、そういう事なら仕方ないわね、留年でもされて、卒業延期にでもなったらかなわないし 特別に休暇を与えるわ、感謝しなさい」 ふむ、唯我独尊わがまま女王だと思っていた団長様も なかなかに物分りが良くなってきていたようだ 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 18:50:18.42 ID:zfewYKY3P 「何?なんか失礼なことを考えているようなマヌケ面をしてるわよ」 なんだこいつは、もしかして心の中が読めるのか まさかスマイル安売王のほかにも超能力者がいたとは…… 「あんたは顔に出やすいのよ、誰でもわかるわ」 そんなに顔に出やすいのだろうか まぁ、ひとまず1番のネックだった団長様の許可も得られ めでたく……はないが学習塾に行くことが決定したのであった 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 18:51:46.69 ID:zfewYKY3P 時は流れて入塾初日、中学時代に経験しているとはいえ いささか緊張した面持ちで自分の教室のドアを開いた 「やあキョン、いらっしゃい、今日からまたよろしく」 見知った顔がそこにはあった ビッグマザーめ、謀ったな 「どうしたんだい、ずいぶんと訝しげな顔をしているが」 そんなことは無いさ、またお前と毎日顔を合わせて話が出来る感動に打ちひしがれていただけさ 「ふむ、嬉しいことを言ってくれるじゃないか 冗談でもそんなことを臆面も無く言える君のことは、昔から尊敬しているよ」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 18:53:04.12 ID:zfewYKY3P ありがとよ、あながち冗談でも無いんだがな 実際、俺はこいつとしゃべるのは嫌いでは無かった むしろ好きだったと言えるだろう 「そんなところで突立てないで、座ったらどうだい? 僕の隣の席を確保しておいたよ」 「そうかい、ありがとよ。佐々木の隣なんて心が小躍りを始めちまいそうだよ」 「君はやはり変わっていないな、少し前に電話していたときにも思っていたことではあるが」 む、そりゃどういう意味だ 「おっと、怒らないでくれよ、僕は何もけなしている訳じゃない この汚い社会にもまれても、変わらずにいられる君に感嘆しているのさ」 そうかい 「そうだとも」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 18:55:15.04 ID:zfewYKY3P 恙無く授業もすべて終了して、今は帰路についている しかしまぁ、中学時代に戻った気分だな またこいつと自転車を押しながら駄弁りながら歩くことが有るとは思いもしなかったぜ 「僕もだよキョン、先日君の母上から電話がかかってきてね 息子を僕の言ってる学習塾に入れると聞いたときは さきほどの君では無いが、小躍りをしたくなったものさ」 それは興味深いな 俺と会えるのがそんなに嬉しかったのか 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 18:56:12.55 ID:zfewYKY3P 「勘違いしないでくれよ?僕は精神病にかかった覚えはないさ 君と会話するのはなかなかに楽しいものがあったからね 君はその、学習面ではあまり芳しくはなかったが 時々かなりするどい視点を持った上で独自の理論を提唱するからね 君との議論は、僕にとっては凄く新鮮なもので有ったし 凄く楽しい時間を与えてくれたんだよ 大抵の人は、議論を吹っかけても 適当な返答で逃げる人達ばかりだったからね 話し相手になってくれるだけで、僕にとっては貴重な人間だったのさ そうだな、僕は君に好意を抱いていたよ、友人としてね もし僕が普通の中学生女子であったのなら 君に告白していたかもしれないな」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 18:57:37.01 ID:zfewYKY3P そうかい、それは勿体無いことをしたな お前みたいな娘を彼女に出来てりゃ、鼻も高々だっただろうに 「……なぁ、君はやはり女泣かせのようだ 噂は聞いているよ、高校では涼宮さんを筆頭とした美少女3人侍らせてハーレム状態だそうじゃないか」 ああ、アホの谷口にでも聞いたんだろう? たしかに皆一様に綺麗ではあるな しかし侍らしていると言うのは些か語弊があるな あの3人に一斉に好意をもたれたとすれば 高校の男子の間だけではヒーロー扱いされそうでは有るがな 「やはり君は変わっていないな、変わらずに鈍感だ」 なにか言ったか? 「いや、なにも」 それきり、佐々木は黙りこくってしまった 相変わらず変な奴だな 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 18:59:48.23 ID:zfewYKY3P 今日も今日とて、睡魔と闘いつつ塾を終え 佐々木と肩を並べて夜道を歩いている 「どうだいキョン、学力の方は持ち直してきたのかい?」 まあまあって所だな、おそらく今なら赤点をとることはないだろう それもこれも塾が終わった後に、時々お前が勉強を教えてくれるからだ 塾の勉強は眠くなるだけだからな 「そうか、安心したよキョン。もしこれで逆に落ちてたりしたりすれば 僕は君の母上に合わせる顔がないからな」 それもそうだな、感謝してるよ 「気にすることはないさ、前もいった通り、僕は君と話すことに喜びを感じているんだ 君は学力がアップする、僕は楽しめる。理想的な関係じゃないか」 そう言ってもらえると気が軽くるなるよ ところで佐々木、今日もお願い出来るか? 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:00:37.75 ID:zfewYKY3P 「もちろんだとも、今日もあの喫茶店で…と言いたいのだけど あいにく今日は休業日なんだよ、だから僕の家でと考えていたんだけど、どうだい?」 そういえば佐々木の部屋に行ったことはなかったな 佐々木と、親御さんが迷惑じゃなければ大歓迎だ 「安心してくれたまえ、今日は両親が出かけていてね 明日の朝までは帰ってこないよ。つまり、二人きりだ」 そうかい しかし、そんな状況で男である俺をホイホイ家に上げちまうのか? 「僕は君を信頼しているんだよ 一時の劣情に任せて、友人を一人捨ててしまうような、愚かな人間では無いだろう?」 まったく ここまで信頼されてると、荷が重いね 「期待に応えてくれよ、キョン」 やれやれ、だな 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:15:09.83 ID:zfewYKY3P 「さぁ、上がってくれ 何も無い部屋で申し訳ないが」 たしかに無駄なものは置いていないな 年頃の女の子の部屋にしてはずいぶんと殺風景だ まぁ、逆にぬいぐるみとかがそこかしこに散りばめて有ったら それはそれは驚くであろうが 「勉強を始める前に少し休憩しようか お茶と珈琲、どちらが良い?」 コーヒーをもらおう 塾で眠くなった頭をたたき起こさないとな 「そうかい、中々いい心がけだ しかしいいことを教えておいて上げるよ カフェインは耐性が出来やすいんだ 眠気覚ましに使いたいなら、いざという時以外は控える事だね」 そらどうも覚えておくよ 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:15:49.62 ID:zfewYKY3P 「だから、ここがこうなるわけだよ」 なるほど しかしな、佐々木、先程から顔が近いぞ 「おや?さきほど君は期待に応えてくれると言ったじゃないか」 「そう言うがな佐々木、お前は世間一般でいえば相当な美少女なんだ 俺みたいに彼女いない歴=年齢のやつにはすこしばかり刺激が強すぎると思わないか」 「君のことを信用した上での事だよ もし君が、頭の中が年中桃色の様なこんなことはしない 無論、君がそんな男で有るならば、僕は早々に君との関係を絶っていただろううが」 佐々木、お前は俺を買いかぶりすぎだ 俺だってまともな男子高校生だ、劣情を催す事だって多々ある事を忘れるな 「そんなことを言って、今まで僕に手を出そうとしたことすら無かったではないか その実績を買っているんだよ、僕はね、君のことを一番信用しているよ それこそ、両親以上と言ってもいい」 勝手に言ってろ いつか後悔しても知らないからな 「その時はその時さ、信用している君がそんな行動に出るんだ 余程追いつめられての事だろう、その時は覚悟を決めなくてはならないかもしれないな」 ふん、プレッシャーかけてくれるぜ 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:21:41.96 ID:zfewYKY3P 「さて、そろそろ終りにするかい?」 そうだな、そろそろ腹も減ってきた 時間も時間だしお暇させてもらうよ 「そういうことならキョン 今日は僕とご飯を食べないかい? 両親が出かけるにあたって、店屋物かファミレスにでも行きなさいと お金を預かっているんだ」 魅力的なお誘いではあるんだがな 家の両親はあまり夜遊びに寛容な方ではないのでな せっかくだが…… 「そういう事なら、僕が電話してあげるよ 君のご両親は、僕のことをある程度信用してくれているようだしね」 俺が反論の言葉を考えている間に佐々木は携帯を取り出し電話をかけていた まったくこいつの行動力には驚かされるね 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:26:30.36 ID:zfewYKY3P 佐々木の久しぶりに聴く女言葉をBGMに 俺は所在なさげに部屋を見回す それにしても、本当に殺風景な部屋だ 長門のマンションと違い、家具や寝具がキチンと並んでいるにも関わらず、どこか殺風景に見えるのは やはり佐々木のポリシーみたいなものが有るのだろう そんなことを考えていると佐々木は電話を終えたようだ 「喜びたまえ、君のご両親は快諾してくれたよ 勉強を教えるので、今日は宿泊すると思います、と言ったら 息子をよろしくお願いします、だとさ」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:33:12.72 ID:zfewYKY3P おいおいおい なんだか話が大きくなってないか? もともとは晩飯を食っていくって話だっただろう 「そうだったかい?別にどちらでも良いじゃないか それとも何かい?君は、僕と時間を共にするのは、あまり気が進まない、とでも言うのかい?」 そこまでは言ってないだろう しかしだな、仮にも俺たちは思春期真っ盛りの男女だ それがひとつ屋根の下で一夜を共にするのはどうかと、だな 「また先程の話をぶり返したいのかい? 僕は君を信用してだね……」 わかったわかった もう何も言うまい、これに反論すると、まるで俺がお前を犯したがっているみたいだからな 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 19:45:38.93 ID:zfewYKY3P 「分かってくれたならいいんだ それじゃあ、なにか食べたいものはあるかい?」 「いや、特に希望はないな それに、人にご馳走してもらうのに、自分の希望を言うのは気がひける」 「そんなことは気にしなくてもいいんだよキョン 少なくとも、僕は君のことを唯一無二の親友だと思っているよ それと、僕の思い上がりでなければ、君も僕と似た感情を持ってくれていると感じていたんだが」 お前の口からそんなストレート表現がでるとはな お前はもっと遠回しの表現を好んでいると思っていたんだが 「表現なんてその場の気分で変わるさ 今は気分が高揚しているんだ、だから思いついたまま言葉に出る」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:04:12.70 ID:P8m78UF30 「そんなことはどうでもいいじゃないか 本当に食べたいものはないのかい?」 特には無いな、佐々木、お前が選んでくれないか どうも、俺は優柔不断みたいなんでね 「そうかい、それじゃ適当に決めさせてもらうよ」 その後、俺は佐々木が適当に選んだというカツ丼を貪った 「旨かったよ、ありがとな」 「そんなに畏まらないでくれないか 元々は僕が無理やり連れ込んだようなものなのだから」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:10:04.32 ID:P8m78UF30 「キョン、僕はお風呂に入ってくるよ 後で君も入ると良い、寝間着は…父のTシャツでも使ってくれ」 そういうと佐々木は風呂へと歩を進めた まったく、本当に警戒心が無い 信用されすぎていると言うのも意外と傷つくものだ まるで俺を男として見ていないみたいじゃないか そんなことを考えていると佐々木が振り返りなが言葉を発していた 「一応言っておくがキョン、覗いたら承知しなからね 君に限って大丈夫だとは思うが」 前言撤回、やはり信用されていたい 「わかってるよ」 そう言いながら、手をヒラヒラさせ さっさと行け、とサイン送った 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:42:07.88 ID:P8m78UF30 「キョン、上がったよ、覗きにはこなかった様だね」 当たり前だろう、釘をさされた上で覗きに行くようなバカは アホの谷口くらいのものだろう 「当たり前、か 年頃の女子に向かってそれはどうだろう いささか失礼かもしれないぞ?」 そんなどこかの百合っ娘みたいな事を言ったところで俺は釣られないぞ 「乗ってはくれないのか、残念ね」 それで自爆したら馬鹿らしいからな それじゃ、風呂、借りるな 「ああ、行ってらっしゃい」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 20:51:55.55 ID:P8m78UF30 「佐々木が入った後の風呂、か……」 そう考えると、なかなかに来る物があるな…… 「いやいやいや、俺は一体何を考えてるんだ」 そして収まれ、John Smith お前の出番は無いぞ 「ふぅ、ジョンも収まったことだし、そろそろ出るか」 俺は、佐々木が準備しておいてくれた服に袖を通し 軽くドライヤーをかけ、佐々木が居るであろう居間に向かった 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 21:08:30.06 ID:P8m78UF30 居間では、佐々木が興味なさげにテレビを見ていた 俺が居間に来たのに気づきこちらにふりかえる 「やぁキョン、いいお湯だったかい?」 ああ、いいお湯だったよ いろんな意味でな 「そうかい、ところで君ももう18歳だろう? どうだい?風呂上りの一杯でもするかい?」 18歳だろう?からお酒を勧めるという流れはよく分からないが そうだな、いただこう 実のところ、孤島に行ったときに初めてお酒を飲んで 酔っ払うという感覚が意外と嫌いでは無いんでな 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 21:16:08.76 ID:P8m78UF30 「何が良いんだい?ビール?」 なんでも良いよ どうせ酒の味なんてわからないし、全部不味い ただほろ酔い気分を味わいたいだけだ 「君らしいな、じゃあほら、ビールだ」 ありがとよ。お前は飲まないのか? 「じゃあ僕は父のブランデーでも頂くことにしようかな 僕はあまり強くないから、よったときは頼むよ、キョン」 俺だって強くねぇよ だいたい弱いのになんでそんな強そうな酒を呑むんだ 「美味しいからだよ、ただそれだけ それにキョン、君がいくら酔ったって、僕を持ち上げる力くらい有るだろう? 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 21:28:13.79 ID:P8m78UF30 それから俺と佐々木は、取止めのない話をしつつ グラスを傾けていた ふと佐々木の顔をよく見てみるとずいぶんと赤くなっている 喋り方も、大分女言葉が混じってきている これは、結構酔ってるな…… 「おい、佐々木。そろそろやめにしないか? お前、だいぶ酔ってきてるだろう」 「なに言ってるのキョン、夜はまだまだこれからだよ もっと私と話していようよ それに僕、全然酔ってなんかいないよ」 これは駄目だ…… 自分で酔ってないと言う人間ほど厄介だと聞いていたが こんなところで身を持って体験するとはな 「嘘をつけ、まず顔が真赤だ それと、喋り方に一貫性が無いぞ」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 21:36:12.49 ID:P8m78UF30 「そんなこと無いってば!」 おーおー 佐々木が感嘆符をつけて喋るなんて初めて見たぞ 「ほら、おぶされ。部屋まで連れてってやるから」 「んん、なんか立てないんだ ちょっと手を貸してくれないかな」 ……やっぱり酔ってるじゃないか… まぁこれを言うとまたムキになりそうだからな それは心に押しとどめて、手を貸してやるか 「ほれ、気をつけろよ」 そういうと佐々木は素直に手を握り 力を振り絞り立ち上がった 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 21:47:15.83 ID:P8m78UF30 「……さまだっこ」 佐々木が凄く小さな声でつぶやいた すまん、なんだって? 「おひめさまだっこがいい」 なんだ佐々木、まだ冗談が言える余裕が有ったのか 余裕が有るなら自分で歩きなさい いくらお前の胸があまりふくよかでは無いとしてもだな やはりおぶさられるとそれなりに感触が伝わってきそうなんでな 俺も酔ってる、いつ劣情を催すかもわからないしな 「じょうだんじゃない」 これは、何を行っても無駄みたいだな 俺もおぶるよりかは身体的刺激は少なそうだし ここは、佐々木の言うとおりにしていてやろう 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 22:22:50.70 ID:P8m78UF30 「ほら佐々木、ちょっとかがめ」 そういって佐々木の首筋と膝裏に手をまわす 「ん、キョンは優しいね」 喋り方どころか声のトーンまで若干上がってやがる これは、正直かなり萌えるな…… 「ほら、いらん事言ってないで さっさと寝室に行くぞ」 俺は余計なことは考えないように なるたけ平常心を保ち佐々木を寝室に運ぶ 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 22:27:43.25 ID:P8m78UF30 「ほら佐々木、寝室ついたぞ」 そう言いながら、佐々木をベッドに寝かせてやる 「ん、ありがと」 まったく、自分で弱いとは言ってはいたが ここまで変わるとは思わなかったぞ 「とりあえず、俺は居間のソファーで寝るからな おやすみ」 そう言って俺が部屋を出ようとすると 佐々木が何か言っている 「なにいってるの?キョン 今日はここで寝るんだよ」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 22:35:14.78 ID:P8m78UF30 はぁぁああぁあ!? 「ななななに言ってるんだよ佐々木!」 だいたいお前のキャラじゃ無いだろう! 「いいじゃない、一緒に寝よ?」 おいおい……語尾上げ+上目遣いは反則だろう… 大体だな、こんな状態で一緒に眠ってみろ おれのJohn Smithが暴走するのは目に見えてるじゃないか 婚前交渉なんてあってはならんのだ…… 「何ブツブツいってるの? いいから横においでよ」 駄目だこいつ…はやくなんとかしないと…… 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 22:41:58.76 ID:P8m78UF30 「ねー、はやく〜 そんなところに突立てないでさー」 ああ、もう! 少しずつ服が乱れて来るじゃないか! これはもう…行ってしまっていいのだろうか…… いいんだよな?いいんですよね? これは佐々木も覚悟してるんだよな? いやしかし。彼氏彼女でも無いのに行ってしまっていいんだろうか… そりゃあ、俺が佐々木に好意を抱いていなかったかと言うと嘘になる そりゃあそうだろう、面だけ見れば、かなり可愛いと言える そんな女の子と毎日毎日顔を合わせ、ひたすらくっちゃべって異端だ 少しずつ好意が募っていったことを誰が責められよう 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 22:53:50.91 ID:P8m78UF30 むしろ好きだと言える、自信をもってな しかし当の佐々木は「恋愛なんて精神病」 なんていう、どこぞの団長よろしくな持論を持っていた こんな相手に告白してみろ 最悪の場合、俺は佐々木に絶望されるかもしれない だから告白なんてもっての他だったし 友人以上の好意はできるだけ見せないようにしてきたつもりだ 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 23:09:15.63 ID:P8m78UF30 「佐々木…実は俺、お前のことが」 不意にそんな言葉が出てきた これは今まで封印してきた言葉だ どうやら俺も酔いが回ってきたらしい どうにも歯止めが効かないならしい 「……佐々木、好きだ」 ついに言っちまった 中学時代に会ってから 今の今までずっと封印していた言葉だ さて、これからどんな言葉が返ってくるのか もしかして、やはり…幻滅されるんだろうか…… 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 23:09:56.14 ID:P8m78UF30 上はミス 「佐々木…実は俺、お前のことが」 不意にそんな言葉が出てきた これから先は、今まで封印してきた言葉だ どうやら俺も酔いが回ってきたらしい どうにも歯止めが効かないならしい 「……佐々木、好きだ」 ついに言っちまった 中学時代に会ってから 今の今までずっと封印していた言葉だ さて、これからどんな言葉が返ってくるのか もしかして、やはり…幻滅されるんだろうか…… 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 23:16:46.15 ID:P8m78UF30 返事が来ない 俺は俯いているので佐々木がどんな顔をしているかもわからない もしかして寝てるんだろうか…… それだったら、一気に気が楽になるな 「なぁ、佐々木?」 俺は、佐々木に声をかけてみる 「キョン、君は本当にノロマだと言えるね 今までいくらでもチャンスが有ったのに やっと、その言葉をかけてくれるなんて」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 23:24:04.73 ID:P8m78UF30 !? なんだ、なんだこの佐々木の喋り方は 酔っていたんじゃないのか? 「おい佐々木、お前…酔ってたんじゃ……」 「演技だよ、演技 君があまりにももどかしいからだよ 君は、本当に僕が好意を持っていないと思っていたのかい?」 喋り方が完全にシラフモードだ これは、謀られたな 「しかしだな佐々木、お前は俺に友人以上の好意は見せなかったじゃないか たしかに仲は良かったが、そんな雰囲気にはならなかっただろう」 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 23:29:08.81 ID:P8m78UF30 「それは何故だと思う? 僕はね、君が思っている以上の負けず嫌いの頑固者なんだよ 一度、恋愛は精神病だって言ってしまったからね 僕から告白するのは、なんとなく負けな気がするんだ 今回の作戦も、僕からすればギリギリの妥協だと言える 君がもう少し積極的で、もうすこし勘が良ければ こんな作戦に走ることもなかったんだがね」 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 23:34:05.98 ID:P8m78UF30 「ところでキョン、いつまでそこでつったっているんだい? 愛の告白もすんだし、僕の気持ちもわかったんだ そろそろこっちに来てくれても良いんじゃないかな? これでは、僕が恥ずかしいじゃないか」 佐々木は、今までに無いくらい早口に、しかし饒舌にまくしたてた こいつも照れているんだろう 佐々木の照れるシーンなんてかなり貴重だからな 脳内お気に入りフォルダに保存しておこう 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 23:39:48.08 ID:P8m78UF30 「そうだな、佐々木、これからもよろしくな それと、今まで待たせて悪かったな」 俺はそういうとベッドに腰掛けている佐々木の隣に腰掛ける 「なぁキョン、晴れて彼氏彼女になったんだ そして今は愛する彼女と同じ部屋 しかも親は外出中だ、何が言いたいかわからないって事は無いだろう? もし分からないとするならば、僕は真剣に君の事を幻滅しなければならないが」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 23:52:51.90 ID:P8m78UF30 そう言い終わると、佐々木はゆっくりと目を閉じた 俺はその整った顔立ちに吸い寄せられるように顔を近づける そして、ついに佐々木に小さく柔らかい唇に触れる 一瞬、佐々木の体が震えたが 嫌がっているのではないのは、流石にわかる 俺は構わず佐々木の口内に下を潜り込ませる 佐々木は、少し困惑したようだが、すぐにうけいれてくれる 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/24(木) 23:59:06.28 ID:P8m78UF30 部屋に、俺と佐々木が発する淫靡な水音と 佐々木の鼻息と混じった甲高い声が響く どれくらいそうしていただろうか 不意に佐々木が喋りかけてきた 「ねぇ、キョン……お酒のせいかな?少し暑いんだ よければ服を脱がしてくれないかな」 俺は無言でそれを実行に移す 一つずつ慎重にパジャマのボタンを外していく 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/25(金) 00:05:29.81 ID:m3uByHhC0 すると石鹸のいい匂いと共に、控えめだが形の良い乳房が顔を出す 「すまないねキョン、僕の胸は 涼宮さんや朝比奈さんほど成長しなかったんだ どうも神様と言うものは、平等には作ってくれないらしい でもねキョン、形だけなら負けてないと思うんだ……」 わかったわかった そんなに必死ならなくても幻滅なんてしねぇよ 俺をなんだと思ってやがる 「あえて言うなら鈍感で、おまけに思わせぶりな すごく迷惑な少年、ってところかな」 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/25(金) 00:12:40.00 ID:m3uByHhC0 なんて、佐々木は照れ隠しに、とびっきりの皮肉を飛ばしてきた 「その迷惑な少年に色仕掛けしてきたくせによくいうぜ」 俺は、仕返しとばかりに 佐々木の乳房を口に含む 「ふっ……」 佐々木の口から吐息が漏れる もう片方の手で残った胸を責めてみる 「うんっ……キョン…気持ちい……」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/25(金) 00:28:03.78 ID:m3uByHhC0 ごめんエロ描写無理だわ そうやって気分が盛り上がってたところに 階下からドアの開く音が聞こえた 「ただいま〜 用事が意外に早く片付いちゃったから帰ってきたわよ〜」 どうやら佐々木の母親の様だ 「え?ママ!?なんで!?」 佐々木が偉い慌てている 俺も焦っていないわけではないのだが 幸いにも俺は服を脱いでいないのだ なにもすることが無い 「ママ〜?ちょっと待っててー、すぐに行くからー!」 そう叫びながら 佐々木が全速力で服を直し終り 部屋を出て行く 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/25(金) 00:29:26.85 ID:m3uByHhC0 その後俺たちは当然のごとく、飲酒していたのがバレ うちの両親も巻き込んでの一晩掛かりの説教を食らったのだった Fin 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/25(金) 04:08:08.57 ID:m3uByHhC0 まかせた 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 03:30:55.84 ID:4M+SMFlOO 口の中には佐々木の小さな突起物が含まれている 左の手のひらと、口の中にある両方を優しく動かしてみる 片方は指で、片方は舌で…… 「んっ……ん……」 漏れる彼女の艶やかな声が、余計に舌の動きを早くさせる 「あっ……くすぐったいよキョン……」 舌で撫でるだけの動きは、どうやら彼女にとってはくすぐったいらしい 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 03:37:01.50 ID:4M+SMFlOO ツンッ、と舌で彼女の胸を突っついてみる 「ひゃっ……なんか、それ……」 言葉は聞かず、黙って何度も彼女の胸の先っぽを舌でつつく 敏感な部分が、押されては戻り、押されては戻り…… 「そ、それ……なんだか切なくなるよ……」 「嫌か?」 「……嫌じゃないけど、他のさわり方もして欲しいんだよ……」 「可愛いな、佐々木は」 「告白してから、急に大胆になったね、まったく……」 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 03:49:41.61 ID:4M+SMFlOO 「そっか、こっちばっか舐めてたら、そりゃあ切なくなるよな」 「えっ……」 彼女の上に覆い被さるように体を動かし、先ほど食らいついていたのとは反対の胸にまた顔を近づける しかし、同じよう乳首は舐めず……舌先でその周辺を辿ってみる 「っ……」 敏感な場所に触れないように、舌で乳房の柔らかさを楽しんでいる 「そ、それはもっと切ない……かも……」 小さく体を震わせながら、少し潤んだような瞳でこっちを見てくる いつもの彼女とは違って、その姿はなんだか小動物のようだ 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 04:03:56.27 ID:4M+SMFlOO そんな可愛らしい彼女をあんまり虐めるのも可愛そうなので、少し…… 「……んっ!」 軽く歯をたてて、今度は甘く彼女の胸を噛んでみる 「あっ……あ……」 舐めた時とは違う声が漏れてくる 痛みだけでなく、たまには唇で吸い付いて……刺激の形を変えてみる 「んんっ……」 「あっ……」 「はっ……はぁ……」 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 04:18:23.00 ID:4M+SMFlOO 舌を動かしたまま、右手を彼女の下半身へ伸ばしていく 指先から布の感触と……今まで感じたことが無かったような温かさ伝わってくる 「あ……」 まだ、大事な部分には直接触れていない まずはパジャマの上から、彼女を指で感じる 「あたたかい……」 「……バカ。そういう恥ずかしい事は口に出さなくっていいんだよ。それとも、キョンは口でいじめるのが好きなのかな?」 「反応が可愛くて、ついな」 そう言いながら彼女の下半身を撫で回す 「……ふふっ。パジャマの上からなら、まだ平気みたいだね」 「そうなのか?」 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 04:25:57.62 ID:4M+SMFlOO 何度か指を往復させたり、手のひらで擦ってみるが…… 「ふふっ、平気だよ?」 まだ動かしてみる 「っ……平気……」 「ん、もしかして、我慢してるのか?」 「し、してないよ……してない」 「最後の声が、なんだか弱々しいぞ」 「……意地が悪いよ、キョンは」 「でも、気持ちよくないなら、ちょっと触るのを待つかな」 「え……」 動かしていた手をピタリと止め、彼女の横にまた寝転がる形になる 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 04:31:52.19 ID:4M+SMFlOO 「なあ佐々木」 「な、なにかな?」 「胸に顔埋めていいか?」 「色んな場所を触られてるんだ……今さら拒否なんてしないよ。で、でも……」 「じゃあ、遠慮なく」 ギュッと佐々木の胸に頬をくっつけ、引き寄せる 「……落ち着く」 「ふふっ、なんだか赤ちゃんみたいだよキョン? そ、それでさ……つ、続きを……」 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 04:47:09.40 ID:4M+SMFlOO 彼女の言葉に反応はせず、俺は黙って下半身に手を伸ばす 今度は、腰に手を回して…… 「あ……う、後ろの方も触るのかい?」 「……柔らかいな」 指先から、プニプニという音がしてきそうな程に柔らかい 体のラインが綺麗な彼女だが、やはりこの部分は肉付きがいい 「もうっ、いちいち体を触った感想はいいんだよ。恥ずかしいな……」 俺はそのまま、彼女の後ろを…… 下着の線に指を這わせたり、割れ目にそって優しく触っていく 「お、お尻はくすぐったいよ……」 彼女は余計に下半身をモゾモゾとさせている 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 04:58:49.74 ID:4M+SMFlOO 動かしている手をそのまま……パジャマの中に侵入させる 触っているのは相変わらず後ろの方だが 「あっ……」 柔らかさと、下着の触り心地の良さが加わり……サワサワとした手触りが、余計に俺の心を興奮させる 「んっ……」 今度は布が薄くなった分、彼女の……後ろの穴を小さく突っついく 「……っ! そこは汚いよキョン……ダメだよ、そんなところ……」 「ここは嫌か?」 グリグリと、指を動かす 探るように、撫でるように…… 「……嫌じゃ……ないけど……」 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 05:12:18.86 ID:4M+SMFlOO 「嫌じゃないけどそこは……」 ……? 触っているうちに気付いた 彼女の恥ずかしい部分に触れていた指先に、少し湿ったような……濡れた感触 下着の上からでも、それがよくわかる 試しに、後ろから前へ指を動かす…… 彼女の割れ目に触ると、ヌチュッ、とした感触…… 「濡れてる……」 「……っ! だから、何で言うかな? そんなに辱しめたいのかい……?」 言葉と一緒に、俺の指先は動いている その度にクチュッ、と音がして…… 「……下着、汚れちゃうよ……さっきから、服の上から触るのがキョンは好きなのかな?」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 05:25:02.58 ID:4M+SMFlOO 「正直、佐々木の下着を汚したい」 「……」 「……ダメだったか?」 「……キョンに汚されるなら、私いい……」 「佐々木……」 「ほ、本当はたくさん触って欲しいんだよ……胸も、お尻も……大事な部分も……」 「もっとキョンに触ってもらって……たくさん汚して……?」 口から漏れる甘い言葉、完全に佐々木は女性になっていた 淫れた彼女の言葉に……俺も変なスイッチが入ってしまう 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 05:33:23.90 ID:4M+SMFlOO 「……電気消すか?」 「うん……」 部屋が真っ暗闇に包まれる 「ねえ……私もキョンの体触りたいな……」 顔が見えなくなった瞬間、いきなりの彼女の言葉 「ん……」 言葉のまま、俺はズボンを脱ぐ 「ふふっ、キョンもまずは下着の上から、かな?」 「好きに触ってくれていいさ。俺も……」 今度は指を、本当の彼女の部分……下半身の割れ目と突起に触れていく 「つあっ……!」 佐々木の体は、さっきとは違う反応を見せる 俺の肩をギュッと掴みながら……ガクガクと震えている 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 05:41:41.43 ID:4M+SMFlOO クチュッ クチュッ 佐々木「あっ……指動かされると、私が触れないよ……」 キョン「気持ちよすぎてか?」 佐々木「うん……体の感覚が全部下半身に持ってかれるみたいで、もう……」 キョン「じゃあ、触るのと触られるのどっちがいい?」 佐々木「……さ、触って……私も、頑張って触るから……」 言葉の通り、彼女は指を懸命に伸ばしてきて、俺の硬くなった下半身に触る 佐々木「これがキョンの……硬いんだね……」 キョン「あ、ああ……」 佐々木「ふふっ、なんか声が震えてるよキョン」 キョン「そこ、少し気持ちいいかな……」 佐々木(……いじめられるのもいいけど、いじめるのも楽しいかも……) 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 05:45:21.32 ID:4M+SMFlOO 佐々木「先っぽ……なんか濡れてるよ?」 キョン「佐々木だって……さっきから音がエロいぞ」 佐々木「そんなイヤらしい動かし方したら、音だって……んっ……」 佐々木(キョンのもピクピクしてる……気持ちいいのかな……) キョン「……っ……」 佐々木「はぁ……はぁ……」 佐々木(頭、ボーッとしてきたよ……気持ちいい……) 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 05:50:23.39 ID:4M+SMFlOO キョン「っ……佐々木。これ……」 佐々木(?) 暗闇で見えないけど、寝転がっている自分の唇に……何かが押し当てられる 興奮しているからかもしれないけど……それが何だかすぐにわかった 佐々木「ふっ……ん……」 こんなモノを口に入れた事なんて無いけれど、何の抵抗もなくキョンの下半身を受け入れる 歯を当てないように、なるべく唾液を絡めるように…… キョン「くっ……」 キョンの指も、私の大事な場所を一緒に触っている 舌の動きに興奮しているのか、指も段々早くなっている…… 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 05:59:46.64 ID:4M+SMFlOO 佐々木「ん……んっ……」 私の口と、布団の中から……イヤらしい音がクチュクチュと響いてくる キョン「うっ……」 佐々木「……ひもちひい?」 キョン「しゃ、喋るのは反則だぞ佐々木……」 佐々木「ふふっ……」 あ、腰を動かしている……口の中にキョンがいっぱい入ってきて…… 私の口から、大きな濡れた音がまた漏れる 佐々木(あ、キョン気持ちいいんだ……) 私も自然と腰が動いてしまう 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 06:07:11.67 ID:4M+SMFlOO 佐々木(気持ちいい……もう下着グショグショ……) キョン「はぁ……ふ……直接触るぞ?」 佐々木「……」 佐々木(ダメだよ、口はキョンのモノで塞がってるんだから、私は返事できないんだよ) 佐々木(だから……全部勝手に触っていいんだよ……) 言葉を交わさないまま、下着の中に指が入ってくる 佐々木(っ……) 触られてる…… 下半身からは、さっきより一段と大きなクチュクチュとした音…… わざと、音が大きくなるように、彼の指がピタピタとした感じで触っているのがわかる…… 佐々木(やっぱり……変態さんだね、君は……) 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 06:14:14.74 ID:4M+SMFlOO 佐々木(直接……やっぱり気持ちいい……) また、私の腰が大きく動く 下半身が勝手に、彼の指に合わせて動いている キョンの腰も……さっきより一段と早く動いている気がする キョン「……うっ……」 佐々木(ん……? 抜いちゃった……) さっきまで犯されていた私の口が、急に解放感に襲われる 同時に、下の手も止まってしまう キョン「はぁ、はぁ……」 佐々木「ど、どうかした?」 キョン「気持ちよくて、出そうだったから……つい」 佐々木「……そのまま出してくれていいのに」 キョン「長く佐々木の事を触りたいし、触ってほしいからな。だから我慢だ」 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 06:21:03.40 ID:4M+SMFlOO 佐々木「でもさっき、何も言わないで私の口の中に……入れてきたよね?」 食わえたのは私からだけど、ここはちょっと意地悪に言ってみる キョン「……つい」 佐々木「くつくつ、興奮して腰が動きっぱなしだったよ?」 佐々木「そんなに……これが気持ちよかったのかい?」 自分の口をもう一度、彼の下半身に持っていき……また唇でモノをなぞっていく キョン「っ……」 佐々木「気持ちいいみたいだね……」 キョン「さ、佐々木だってここが……」 佐々木「おっと、キョンは触っちゃだめだよ。今度はじっくり私が触るんだから」 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 06:28:32.49 ID:4M+SMFlOO 佐々木「ん……あまり匂いはしないね」 キョン「……」 形は見えないけれど、目の前すぐにキョンのがある…… 佐々木「くつ、なんだかピクピクしてるよ。顔動かしてないのに、さっきから口に当たるんだけど?」 キョン「……」 佐々木「腰動かしてる? 動いちゃだめだよ。我慢してね?」 キョン「ま、マジか佐々木……」 佐々木「ダメだよ。ほら、とりあえず手で……」 手のひらにギュッとモノを掴む 相変わらず硬くて、手の中でピクピクしている 佐々木「くつ……動いちゃだめだからね?」 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 06:33:52.69 ID:4M+SMFlOO 軽く、本当に軽く手のひらに力を入れる 握るというよりは、感触を確かめるみたいな…… 敏感な彼の下半身にどのような刺激が伝わっているのかはわからないけれど 佐々木「ほら、ゆっくり……こうやって……」 キョン「も、もっと強くしてくれないか?」 佐々木「んー……」 言葉に反し、ペロッと先っぽを舐めてみる 佐々木「はい、おしまい」 また、手のひらで優しく彼を包み込んで……今度はゆっくりと上下に動かしていく キョン「うっ……」 佐々木「ほら、ダメだよ腰動かしちゃ?」 キョン「は、はい……」 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 06:39:40.74 ID:4M+SMFlOO 佐々木(なんだか、苛めるのが楽しくなってきたよ) 佐々木「でも、あまり焦らすのも可愛そうだよね」 佐々木(もう一回……キョンのを口の中に……) キョン「……気持ちいい」 佐々木(また、口からイヤらしい音……) 佐々木「んっ……ふっ……」 キョン「さ、佐々木、すぐ出そうなんだが……」 佐々木「ふ……うん……」 佐々木(まだ、ダメ) キョン「あ……」 佐々木「くつくつ……」 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 06:45:29.56 ID:4M+SMFlOO 佐々木「キョンも、一緒に……私のを……」 佐々木(真っ暗だから、いいよね……) 彼をコトンと押し倒し、横並びになっていた状態から、今度は私が上に乗る 佐々木「私も、ここにチューして欲しいんだよ……」 寝転がった彼の上に股がるように、下半身を顔に近付けていく 体重はかけないように、かと言って顔には触れないような微妙な位置に……私は腰を下ろす キョン「さ、佐々木……」 佐々木「まだ我慢だからね? そこから顔を動かしちゃいけないよ?」 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 06:51:57.63 ID:4M+SMFlOO 佐々木(グチョグチョの下着が、今キョンの目の前にあるんだ……) 佐々木(恥ずかしい。恥ずかしいけど……真っ暗なんだもの……) 佐々木「くつくつ……」 ちょっとだけ腰を落として、彼の顔に近付けてみる クチュッ また水分がはじける音がして……私のソコが彼の顔に当たる 佐々木「んんっ……」 どうやら私の中で、一番敏感な部分に引っ掛かったらしく、そのまま…… 佐々木(こすると……気持ちいい……) 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 06:55:58.08 ID:4M+SMFlOO そのまま腰を動かして彼の唇にこすりつけてしまう チュッ、クチュッと音が響くのが少しだけ恥ずかしい でも恥ずかしいより気持ちよさの方が大きくて…… 佐々木(あっ……あん……) 途中、舌のような障害物が下半身を突っついてくる 佐々木「そ、そこ……気持ちいい……ダ、ダメだよ……」 腰を動かしているのは自分だ ダメも何も無いのに……まだ腰は止まってくれない 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 07:03:15.75 ID:4M+SMFlOO 佐々木「はぁ……はぁ……」 佐々木(なんとか、腰は離せたけど……理性とか、色んな物が飛びそうだよ……) キョン「ま、まだ我慢しないといけないのか?」 佐々木「う、うん、まだ……と、とりあえず今までのご褒美だよ」 佐々木「チュッ……」 体勢を直し、今度はキョンにキスをする 当然のように舌を出して、彼の唇の周りをペロペロと舐めている 佐々木(このグチョグチョなの……全部私の液体なのかな……) 佐々木(もう、後ろまでグッショリ……) 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 07:07:51.28 ID:4M+SMFlOO キョン「そ、そろそろ俺も我慢がだな……」 佐々木「ん……もう限界?」 キョン「勢いのままに襲ってしまいそうだ」 佐々木(その先も見たいけど……今日はちょっと……ね) 佐々木「くつ、じゃあ……はい」 また彼の顔に馬乗りになって……恥ずかしい部分を近付けていく 佐々木「今度は、普通にチューしていいよ。私も……キョンのを……」 佐々木(一緒に気持ちよくなりたいから……) 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 07:11:57.05 ID:4M+SMFlOO 佐々木「あ、下着は脱ぐ?」 キョン「……そのままで」 佐々木「本当に、キョンは変態さんだね」クスッ キョン「と、とにかく早く……もう、ヤバいんだ……」 佐々木「うん……」 お互いの目の前に、一番気持ちいい場所がある…… 私は欲望のままに、彼のモノを食わえて、また舌と唇を動かす 佐々木「ふぁっ……ふっ……」 キョン「ん……」 彼も夢中で舌を動かしている 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 07:20:52.78 ID:4M+SMFlOO 佐々木(そこ……もっと……) どうも私は、気持ちよさに負ける癖があるらしい 必死に唇は動かすけれど、下半身から快感が流れるたび、喘ぎ声の方が漏れて……舌がうまく動かせない 佐々木「んっ……あっ……」 キョン「……」 佐々木(え……舌……止めた? ダメだよ、今止めないでよ……腰が動いちゃう) キョンの唇に、下半身の突起をこすりつけて……必死に腰を動かしている 佐々木(私も、なんだか変態さんみたいだね……) 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 07:25:14.85 ID:4M+SMFlOO 佐々木(気持ちいい……気持ちいい……) 佐々木「んっ、んっ……ふぅっ……」 腰も、口も動いている ああ、今の私はとってもイヤらしい姿をしているのかな……そう考えると、何だか変に興奮して…… 佐々木(あ……イっちゃいそう……) 佐々木(でも、でも……下着……) 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 07:33:17.86 ID:4M+SMFlOO 佐々木「んっ……んんん……」 佐々木(ちょっと待ってね、キョン……) 気持ちよさに震える下半身を、必死で彼の顔から離して……ちょっとだけ体勢を直す 佐々木「ふっ……はぁ……」 佐々木(下着脱ぐから……直接舌で触って……) スススッ、と自分で下着を脱ぎ捨て、また彼の顔面に大事な場所を近付けて…… 下着を脱ぐ間も、キョンの下半身からは顔を離さないで、献身的にずっと舌を動かしていた 佐々木(お口……ずっとキョンのでいっぱい……) 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 07:38:58.92 ID:4M+SMFlOO 名称って、○で隠した方がいいの? 佐々木(早くチューして……イキたい、イキたい……!) もう、股がるというよりは押し付けている感じだった 邪魔な布が無くなり、直接の刺激が気持ちいい……部屋に響くグチョグチョという音も、さっきより格段に大きくなっている 佐々木(あ、また……イキそうな感覚……) 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 07:52:25.29 ID:4M+SMFlOO 了 佐々木(ああ……変態でも何でもいいから……もっと……) 佐々木「ふぁっ……あっ……」 佐々木(私のクリトリス……もっとたくさん……) 頭の中でさえ隠していた、恥ずかしいような言葉……もう、ネジが外れて、快感の事しか私の頭には無い 佐々木(いい……そのまま……ペロペロってして……うん……) 彼の舌も早くなっている……クイッ、と腰を押し付けた瞬間、体の中に電気が走る 佐々木「あ、イク……イキそっ……んっ……あっ……」 佐々木(ダメ、ダメ! 止まらない、止まらない……クリトリスもっと……まだ……グチュグチュして……) 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 07:59:27.29 ID:4M+SMFlOO ビクッビクッ ビクン…… 佐々木「はぁ……はぁ……」 佐々木(体……すっごい震えてる……足、ガクガクだよ……) 下半身に力が入らない 彼に股がったまま、その下半身は力無く顔面に当たっている 佐々木(私の大事な部分……まだ彼の顔にくっついてる……) 気持ちよすぎて動かせない、というのもあったけれど…… 佐々木(押し当てていたいんだよ……私の部分……) 佐々木(あ……まだちょっと気持ちいい……) 最終的に、彼のモノは口から離してしまったが、気持ちいいのをそのままに、また少し腰を動かしている 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 08:06:22.35 ID:4M+SMFlOO 佐々木「はぁ……」 快感も落ち着き、逆さまになっていた体勢を戻して、彼にまた覆い被さる 佐々木「イッちゃったよ……」 佐々木(我ながら、乱れすぎ……こんな恥ずかしい言葉まで……) そのまま、彼の唇にもう一回チュ…… 口元だけじゃなく、下の布団までビチャビチャに濡れている その液体が、全部自分から出た物だと思うと、無性に恥ずかしかった…… が……今はただ彼の顔に粘り着いている、自分の愛液を夢中で舐めている自分がいた 佐々木(おいしい……) 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 08:12:00.96 ID:4M+SMFlOO 快感のピークの後、段々と気持ちが落ち着いてくる 唇を舐め終わった後……彼の横に添い寝する形で寝っころがる キョン「……気持ちよかったか?」 佐々木「……とっても」 キョン「そうか。じゃあ次は……」 佐々木(そっか、キョンはまだ出していないんだもんね) 佐々木「うん……出す?」 キョン「ああ……」 佐々木「どうやって出したいんだい?」 キョン「そうだな……じゃあ……」 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 08:17:15.23 ID:4M+SMFlOO 佐々木「じゃあ、乗っかって……」 キョン「ん……」 佐々木(今度はキョンが上で、私が下……しかも、また押し当てながら出したいなんて……) キョン「ほら、口開いて……」 佐々木「うん。はい……」 もう一度、彼の硬いモノが私の唇を犯している 寝転がって、上から口に刺さってくるモノは、さっきとはまた違った感覚…… 佐々木(無理やり、入れられてるみたい……) 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 08:22:55.86 ID:4M+SMFlOO 少し首を浮かせて、彼を気持ちよくしようとするけれど、この体勢では動きに限界がある 佐々木(あ、でも……) 私の下半身を舐めながら、興奮しているのか……彼はすぐに腰を動かしてきた たくさん唾液を絡めて、舌を動かして…… 佐々木(段々硬くなって……ビクッてしてる……) 佐々木(下も……気持ちいい……) クプッ、と口から涎が溢れる 佐々木(キョンが腰を止めてくれないんだもん……仕方ないよね……) そのまま少し舐めていると、涎とキョンの先から出ている液体で、私の口もまたグチョグチョになっている 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 08:27:45.34 ID:4M+SMFlOO 佐々木(唾液いっぱい……赤ちゃんみたい……) さっき快楽を得た分だけ、頭は少しだけ冷静みたい 下半身の、彼の舌は気持ちいいけれど……イキそうな感覚はない 佐々木(これなら、たくさんチューできるから……) 舌を動かして、彼の色んな部分を舐めていく あまり顔が動かせないので、部分は限られるけど…… グチョ グチャ クプッ 佐々木(口からこんなエッチな音がして……たくさん涎たらしちゃって……クリトリス舐められちゃってる……) 佐々木(もう、何でもいい……) 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 08:34:52.78 ID:4M+SMFlOO 口の中で、また彼の物体が震えている もう、硬さも限界みたいだ……ビクビクッとしながら、私の口で気持ちよくなっていて…… 佐々木(そんなに腰を動かして……本当に変態だね) キョン「はぁ……はぁ……!」 一段と、腰の動きと震えが激しくなったかと思った瞬間…… 佐々木(……!) 喉の奥に差し込むように、彼が腰を深く押し付けてくる ビクッ ドクッ ドクン ドクッ 体が震えたかと思うと、口の中に温かいのがいっぱい広がって…… すぐに、私の口の中を液体でいっぱいにした 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 08:42:23.36 ID:4M+SMFlOO 佐々木(あ、ま、待って……まだ出てるのに……そんなに動かしたら……) 口の中で暴れる彼……動かしたモノは私の口から外れて……ちょうど頬っぺたの辺りに彼の腰が来る 佐々木(まだピュッピュ言ってる……口にも、頬っぺにも……たくさん精子……) クチュッ クチュッ ペタッ 佐々木(ん……そんなこすりつけないでよ……もう……まだ出てる……) 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 08:53:07.55 ID:4M+SMFlOO ……ゴクッ 佐々木(変な味……) キョン「……」 佐々木(ん……まだ?) 佐々木「んっ……ふっ……」 ペロ ペロ ペロッ 佐々木(……結局、口の中も、お顔も……汚されちゃった) 佐々木(顔全部に精液がかかってて……お口は涎まみれ……) 佐々木(終わった後のキョンのオチンチンを犬みたいに自分から舐めて……) 佐々木(顔にかかりっぱなしの精液がとてもエッチで……) 佐々木(自分でクリトリス触って……気持ちいい事全部欲しがってる……) 133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 08:58:49.00 ID:4M+SMFlOO キョン「……気持ちよかったよ」 佐々木「んふぁ……」 ペロッ ペロッ キョン「んっ……も、もう大丈夫だ。ほら、顔拭いて……」 佐々木「ん……」 キョン「……」 佐々木「満足したかい?」 キョン「気持ちよかった。佐々木は?」 佐々木(……) キョン「ん?」 佐々木「男性のコレは、一度使用したらしばらくは回復しないんだよね?」 キョン「まあ、個人差はあるが……しばらくはな」 佐々木「そう……じゃあ、回復するまで……ちょっと休憩かな」 キョン「休憩?」 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/06/25(金) 09:05:13.18 ID:4M+SMFlOO 佐々木「キョンが回復したら、また触りたい……」 キョン「……!」 佐々木「ダメかな?」 キョン「ダメなんかじゃないぞ。俺も佐々木の……体、まだ触り足りないから……」 佐々木「正直だね、キョンは」 キョン「好きな人には、正直なんだよ」 佐々木「うん……ありがとう……」 佐々木(本音はあまり言えないけれど、触りたい、たくさん触って欲しい……) 佐々木(この欲求が回復したら、また色んな触り方をして……いっぱい……) 佐々木(新しい、今度は違う方法で……私を犯して欲しいな……) 佐々木(またいっぱい……ね) 終 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/25(金) 09:12:57.07 ID:4M+SMFlOO 二人が気持ちよくなった所で、睡眠 おやすみなしい