ハルヒ「今日の団活は皆で下ネタトークをして盛り上がりましょう!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:56:00.37 ID:vI4l1JiW0 放課後、部室 みくる「どうぞ、お茶です」 キョン「ありがとうございます。・・・って、あれ?朝比奈さん、足首に何かついてますよ」 ハルヒ「え?乳首?」 みくる「ち・・・や、やだキョンくん!!」 古泉「なんと!」 長門「セクハラ」 キョン「ちょっ、誤解ですよ朝比奈さん!足首です!ほらテープみたいなのがついちゃってますよ!」 みくる「え?あ、本当だ・・・どこでつけて来たのかなぁ?」ペリッ ハルヒ「あたしには乳首って聞こえたわよ」 キョン「全く、どこをどうやったらそう聞こえるんだか」 古泉「滑舌の問題ですかね?」 キョン「おい」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 20:58:49.63 ID:vI4l1JiW0 みくる「あ、あの!私も、うっかりして違う言葉に聞き間違える時あります!」 古泉「確かにぼーっとしている時にはなりやすいですね」 キョン「それにしても、あり得ない間違えだろ」 長門「乳首に何かが付着している可能性はゼロではない」 みくる「・・・(・・・何か付いてないか心配になってきちゃった・・・)」 ハルヒ「いいえ古泉くん、ぼーっとしてたわけじゃないわ」 キョン「じゃあ耳おかしいんじゃないか?」 みくる「それは言い過ぎですよう」 古泉「では何か考え事をしていたとか?」 ハルヒ「ふっ、甘いわね。なぜなら!」 キョン「なぜなら?」 ハルヒ「ちゃんと聞こえていても、頭が勝手にそういう言葉に変換しちゃうのよ!」 キョン「なんですと!」 古泉「これは驚きですね」 長門「さらにユニーク」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:01:15.50 ID:vI4l1JiW0 みくる「あの、そういう言葉って・・・?」 ハルヒ「そういう言葉って言ったらあれに決まっているじゃない!」 キョン「決まってるのはお前の脳内でだけだと思うぞ」 古泉「一体なんですかね?」 みくる「そういう・・・どういう・・・?」 ハルヒ「ズバリ、下ネタよ!!」 長門「今日はユニークデー」 古泉「なんとまぁ」 キョン「おい!女子が堂々と言うもんじゃないぞ!」 ハルヒ「いいじゃない、思春期には男女問わず盛り上がるものなんだから」 ハルヒ「あんただってクラスで谷口とかとこういう話をしてるんでしょ?」 キョン「なっ・・・ま、まぁ年頃だからそれなりにはな・・・」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:06:51.59 ID:vI4l1JiW0 YUKI.N>みえて・・・誰か見てくれてる? ハルヒ「ほーらやっぱり。古泉くんは?」 古泉「僕のクラスは勉強の話ばかりですので・・・」 ハルヒ「そうなの?勉強ばかりじゃなくてもっと青春しなきゃ!」 古泉「はは、そうですね(・・・話したくても彼女が望む人物設定のため我慢してるなんて・・・)」 キョン「・・・・・・」 みくる「あ、あのっ!・・・しもねたって何ですか?」 ハルヒ「知らなかったの?みくるちゃん純粋ねぇ」 長門「下ネタとは、笑いをさそう排泄・性的な話題のこと(Wikipedia抜粋)」 ハルヒ「そういうこと。男子はみくるちゃんの胸を見てニヤニヤして盛り上がってるわけよ」 みくる「ひゃっ!!」 キョン「なぜ俺を見るんですか!?」 長門「スケベ」 古泉「前科がありますからね」 キョン「だから誤解だって!」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:17:48.45 ID:vI4l1JiW0 ハルヒ「というわけで、あたしは耳が勝手に聞き間違えてしまうほど下ネタの話をしたくてたまらないの」 キョン「かなりの重症だな」 ハルヒ「だから、今日の団活はみんなで下ネタトークをして盛り上がりましょう!!」 キョン「マジか!!」 古泉「とてもよろしいかと(・・・僕にも下ネタを話すチャンスが・・・!)」 長門「興味深い」 ハルヒ「うんうん、それじゃあ・・・」 キョン「ちょっと待て、こういう話題を苦手だったり嫌だと思う人もいるんだぞ?」 ハルヒ「誰が嫌だって言ったのよ?」 キョン「言ってはないが、さっきのこともあるし、朝比奈さんに断ったほうがいいんじゃないか?」 ハルヒ「わかったわよ。みくるちゃん、いい?」 みくる「あ、はい。嫌というかよく分からないので・・・皆さんが楽しめる話題ならいいと思います」 ハルヒ「もちろんっ!今日の団活は楽しくなること間違いないわ!」 キョン「朝比奈さん・・・健気な人だ・・・」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:24:19.06 ID:vI4l1JiW0 ハルヒ「よし、じゃあ改めて・・・下ネタトーク始めるわよ!!」 キョン「始めると言っても、いざ振られると話しにくいな・・・」 古泉「女性もいることですし、話題を選んでしまいますね」 長門「どこまでいい?」 キョン「長門さん!?」 みくる「えと、ルールみたいなのがあるといいかもですね」 ハルヒ「うーん、そうね・・・じゃあまず排泄ネタはなしで!!」 長門「排泄系禁止」 キョン「ばっさりと行ったな」 古泉「何か理由があるのですか?」 ハルヒ「だって、ムラムラしないじゃない!」 みくる「むらむら?」 長門「ムラムラ」 古泉「ムラムラですか」 キョン「ムラムラやかましいわ!」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:26:59.04 ID:vI4l1JiW0 ハルヒ「それから、直接性的な単語を言うのもダメよ」 長門「直接性的単語禁止」 古泉「これは意外ですね」 キョン「ハルヒ・・・やっと常識的になってくれたか・・・!」 ハルヒ「だってそのまま言ってもつまらないじゃない!!」 古泉「ただの下ネタトークではないと?」 みくる「ふぇ?」 キョン「どういうことだ?」 ハルヒ「話す方は、本当は全然下ネタじゃないことを、相手にエロで卑猥な下ネタだと勘違いさせるように上手く表現するの」 古泉「騙すってことですね」 ハルヒ「そして聞く側ははそれを自分で想像して勝手に楽しむってわけ」 キョン「ご想像にお任せしますってか」 ハルヒ「話し手は、いかに聞き手にエロい妄想をさせムラムラさせられるか・・・ってね」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:31:28.81 ID:vI4l1JiW0 長門「これは燃える展開」 みくる「なんだかゲームみたいですね」 古泉「各々の想像力や知識によって何を思い付くか変わって来ますし、不快に思うこともなさそうですね」 キョン「それならいいかもな」 ハルヒ「それじゃ、一人ずつとびっきりムラムラするのをよろしくっ!!」 キョン「うーん・・・」 古泉「そうですねえ・・・」 みくる「えっと・・・」 長門「ムラムラ・・・」 古泉「では僕からいいでしょうか」 ハルヒ「なになに!?」 キョン「はやいな」 長門「期待」 みくる「どんなお話でしょうか・・・」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:33:15.02 ID:vI4l1JiW0 古泉「『彼にはもう逃げ場はなかった。』」 みくる「?」 古泉「『奴らによって少しずつ浸食され、染められていく・・・』」 キョン「なんだ!?」 古泉「『彼は純潔を奪われ・・・』」 長門「なんというBL」ムラムラ 古泉「『完全に奴らのモノになってしまった・・・』」 ハルヒ「これはっ!?」ムラムラ 古泉「どうですか?ムラムラしましたか?」 キョン「お、お前っ!!そういうのが趣味だったのか!?」 みくる「何だか怖かったです・・・」 長門「ムラムラした」 ハルヒ「すごい!!すごいわ古泉くん!!」 古泉「ふふっありがとうございます。でも僕はこの部室にあるものを人間っぽくしただけなんですよ」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:35:40.22 ID:vI4l1JiW0 キョン「なん・・・だと・・・!?」 長門「説明を要求する」 ハルヒ「全然わかんないわ・・・」 古泉「答えはオセロです。黒いオセロではさんで白いオセロをひっくり返した。それだけなんですよ」 みくる「全然分からなかったです・・・」 長門「不覚」 キョン「てっきり目覚めたのかと・・・」 ハルヒ「はぁ・・・すっかり騙されちゃったわ。でも、オセロって古泉くんらしいわね」 キョン「中の人もボケとツッコミって言ってたしな」 古泉「ふふふ、皆さん一体何を想像したんでしょうね?」ニッコリ 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:37:18.77 ID:vI4l1JiW0 ハルヒ「さぁ盛り上がってきたところで次は誰っ?」 みくる「あ、じゃあわたしが・・・」 キョン「朝比奈さんの下ネタって想像つかないな」 古泉「楽しみですね」 長門「これも期待」 みくる「えっと、騙すとかよく分からないので、えっちな感じだなって思ったものなんですけど・・・」 ハルヒ「全然かまわないわ!」 みくる「よかった。えと、この無限ライオンのむーちゃんなんですけど、ω←この口の形が・・・あれに似てるなって・・・」 古泉「僕たちの公式ギャグ漫画、『涼宮ハルヒちゃんの憂鬱』に登場する宇宙生命体ですね」 キョン「朝比奈さんのペットか」 ハルヒ「分かったわ!(・・・みくるちゃんと言ったらあれよ!・・・)」 古泉「なるほど(・・・朝比奈さんらしくかわいらしいものですね・・・)」 キョン「あ、あれか?(・・・朝比奈さん、意外と大胆なんだな・・・)」ムラムラ 長門「該当する部位が3つある」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:39:26.20 ID:vI4l1JiW0 みくる「ふぇ?えと・・・わたしはその・・・お、おしりのつもりだったんですけど・・・」 ハルヒ「え?胸じゃないの?」 古泉「大きい方ほど自分から話題に出さない傾向にありますしね」 長門「私は胸の話などしない。胸など知らない。胸ってなに?」 キョン「逆効果だぞ、長門」 ハルヒ「古泉くんやキョンは何だと思ったの?」 古泉「僕は朝比奈さんと同じでしたよ」 キョン「俺は・・・想像するものは人それぞれなんだからいいだろ!」 ハルヒ「分かったあれでしょ!でも、あれをみくるちゃんが問題にしたりしないわよ」 みくる「3つ目ってなんですかぁ?」 長門「あなたが知る必要はないと思われる。話すほどの価値はない。」 キョン・古泉「・・・」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:42:35.57 ID:vI4l1JiW0 ハルヒ「今回はムラムラってほどじゃなかったけど、人それぞれ違うものを想像して面白かったわね!」 キョン「色んな意味で朝比奈さんらしかったな」 長門「次は私の番」 ハルヒ「有希はどんな話かしら?」 みくる「楽しみですー」 古泉「長門さんは知識が豊富そうですね」 キョン「なんかわくわくしてきたな」 長門「この本」 ハルヒ「本?まさかエロ本!?」 キョン「女の子がそんなもの読んじゃだーめ」 みくる「えっちなのは関心しません!」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:44:54.79 ID:vI4l1JiW0 長門「『・・・ねえ・・・して・・・初めて・・・だから・・・』」 ハルヒ「さすがエロ本、ムラムラしてきたわ!」ムラムラ 長門「『・・・お願い・・・ぜんぶ・・・ちょうだい・・・』」 古泉「これは・・・すごいですね・・・」ムラムラ 長門「『・・・キツイ・・・入ってきた・・・』」 キョン「ちょっ、な、長門!?」ムラムラ 古泉「おや、よく見ると本の題名は『涼宮ハルヒの憂鬱』のようですよ?」 ハルヒ「え?エロ本じゃなかったの!?」 キョン「俺たちの原作小説だな」 みくる「わたしたちのお話はこんなじゃないですよう」 古泉「本当にこの小説を読んだだけなんですか?」 長門「そう。ただし正確には、飛ばしながら順番を入れ替えて読んだ」 ハルヒ「だからゆっくりだったのね」 キョン「それが余計にムラムラさせたんだよな・・・」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:48:52.80 ID:vI4l1JiW0 長門「私は普通に単語を読み上げただけ・・・何を想像していた?」 古泉「ふふ、これはやられましたね」 みくる「すごく色っぽかったです」 キョン「飛ばして順番を入れ替えて、上手くそれっぽい文を作りながら読むとはさすがだな」 ハルヒ「本ってとこが有希らしいわね。ネタも尽きないし、いいアイディアだったわよ!じゃ、次はあたしね!」 キョン「俺がラスト確定か。」 古泉「涼宮さんはどんなですかね?」 みくる「恥ずかしいけど、気になります・・・」 長門「非常に期待」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:52:33.74 ID:vI4l1JiW0 ハルヒ「『え?また作るの?』」 キョン「いきなり!?」ムラムラ ハルヒ「『そ、そんな乱暴に開かないでっ!』」 古泉「無理矢理ですか」ムラムラ ハルヒ「『あ・・・そこは恥ずかしいから見ないで・・・!』」 長門「なんという破壊力」ムラムラ ハルヒ「『そ、そんなにいっぱい入んないよう・・・』」 みくる「なんなんですかー!?」 ハルヒ「ふぅ、ムラムラした?」 長門「最高」 古泉「やられました・・・さすが涼宮さんですね・・・」 みくる「二人ともすごく色っぽいです・・・」 キョン「ハルヒ・・・お前すごいな・・・」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 21:58:17.25 ID:vI4l1JiW0 ハルヒ「ふふ、みんなムラムラしちゃったのね。でも、これはパソコンのフォルダを演じただけなのよ」 キョン「なに・・・!」 古泉「なるほど。フォルダを作る時、フォルダを開くとき・・・」 長門「秘密のフォルダや入れすぎのフォルダの感情を演技した」 ハルヒ「そういうこと。みんな騙されちゃって」ニヤニヤ 古泉「涼宮さんの演技が上手かったからですよ」 キョン「生々しいほどだったな・・・」 長門「生はいい」 キョン「こら、ナマとか言うな!」 長門「なぜ?」 ハルヒ「そうよ、生ビールの生って言っただけかもしれないでしょ。何想像したのよ?」 キョン「なっ・・・・・・それにしても高校生でビールはないぞ」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:01:21.47 ID:vI4l1JiW0 古泉「その意味を理解している人にしか反応できないはずですからね。この下ネタトークのルールは、元々それを利用したゲームですし」 キョン「でも古泉だって分かってるんだろ?」 古泉「さて、どうでしょうか?ポーカーフェイスは僕の得意分野ですから」 キョン「くっ・・・白々しいやつめ」 ハルヒ「反応すればするほどエロいってことよ、エロキョン!」 キョン「うっ・・・反論できん・・・よし、最後は俺の番だったな」 ハルヒ「すごいの頼むわよ!」 長門「超期待」 古泉「最後にふさわしいものを頼みますよ」 キョン「任せとけって。朝比奈さん、確か冷たいお茶がありましたよね?」 みくる「え、はい。冷蔵庫にありますけど・・・」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:06:45.05 ID:vI4l1JiW0 ハルヒ「もしや、みくるちゃんにかける気・・・?」 長門「アウト」 古泉「これはさすがにまずいのでは・・・」 キョン「違うって!すいません、そのお茶をガラスのコップに入れてください」 みくる「えと……はい、どうぞ」カタン キョン「ありがとうございます。よし、準備は出来た」 ハルヒ「一体何が始まるって言うの…」 古泉「ふむ・・・」 長門「超絶期待」 みくる「あの・・・のど乾いたんですか?」 キョン「そろそろいいかな……このコップを机に置いたまま軽くつかんで……上下にこする!」キュッキュッ ハルヒ「な……キョンまさか!」ムラムラ 古泉「ついに我慢出来なくなったんですか!」ムラムラ 長門「この動きは……」ムラムラ 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:09:16.18 ID:vI4l1JiW0 みくる「キョンくんどうしたんですか!?」 キョン「ふっ、皆何を想像してるんだ?俺はただ、コップの外側についた水滴を手で拭いてるだけだぞ?」 ハルヒ「なんですって!?」 古泉「なるほど、これはやられましたね」 長門「確かにその可能性を否定することは出来ない」 ハルヒ「くっ……やられたわキョン」 古泉「視覚的なためイメージがしやすいですからね」 長門「……シコシコ詐欺」 キョン「長門さんは黙りなさい」 みくる「あのぅ……水滴を拭くならティッシュがありますよ?」 キョン・ハルヒ・長門・古泉「ティッシュは余計ダメ!」 古泉「ふぅ、分からなかったのは朝比奈さんだけだったようですね」 長門「残りは皆変態」 キョン「男子はしょうがないだろ!」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:13:32.76 ID:vI4l1JiW0 ハルヒ「それにしても……これって女子がやった方がムラムラするんじゃない?」 キョン「確かに俺がやってもしょうがないな」 古泉「では、僕がやってみましょうか」 長門「その必要はない、価値も興味もない」 古泉「冗談ですよ……」 ハルヒ「何言ってんのよ、古泉くんは男子でしょ?ここは女子代表でみくるちゃんにやってもらいましょう!」 みくる「わ、わたしですか?」 長門「適役」 キョン「献身的な姿勢がそそるんだよな」 古泉「ちょうどメイド服を着てますしね」 ハルヒ「はい、みくるちゃん。さっきキョンがやったみたいに!」 みくる「え、えと……こうですかぁ?」キュッ・・・キュッ・・・ ハルヒ「もっと早くよ!」 みくる「こっ、こうですか!」キュッキュッ 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:16:49.24 ID:vI4l1JiW0 キョン「おぉ……予想以上の威力だ」ムラムラ 古泉「これはこれは……」ムラムラ 長門「素晴らしい」ムラムラ ハルヒ「いいわよみくるちゃん!もっと激しくよ!」ムラムラ みくる「は、はいっ!こうですかぁーっ!……あっ!」バッシャーン ハルヒ「あ!みくるちゃん!」 キョン「朝比奈さん!」 みくる「ごめんなさい……こぼしちゃいました」 古泉「ガラスは割れてないようですが、お怪我はないですか?」 みくる「大丈夫です。あ、でも…」 長門「衣服が濡れて透けている」 みくる「きゃっ!や、やだ見ないでぇー!」 キョン「わっ!すいません!」 ハルヒ「もう、しょうがないわね。男子は廊下で待機!みくるちゃん着替えるわよ!」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:21:46.02 ID:vI4l1JiW0 廊下にて キョン「ふぅ……さっきのが今日で一番ムラムラしたな」 古泉「ふふっ、正直ですね」 キョン「お前はムッツリすぎだ。ところで……なんでハルヒはこんなこと言い出したんだろな?変な深夜番組でも観たのか?」 古泉「そんなんじゃありませんよ。もっと単純……あなたが羨ましかったんですよ。」 キョン「俺が?」 古泉「正確には、あなた方普通の高校生、ですかね。あなたを含めたクラスメイトたちが、友人と楽しそうに下ネタを話して盛り上がっている。それを見て自分も参加したいと思ったんでしょう。」 キョン「でもクラスでは下ネタを話せるほどの友人は……あいつにはいない、か。」 古泉「そう、だから僕たちSOS団のメンバーと話すことにした。これは名誉なことですよ?ある程度心を許した仲間でなければ下ネタなど話せないですからね。」 キョン「なるほどな。ハルヒは青春したかっただけなのか……」 古泉「結果、涼宮さんには楽しんでいただけたようでよかったですね」 キョン「・・・・・・お前もだろ?」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:25:39.34 ID:vI4l1JiW0 古泉「はい?」 キョン「お前も、下ネタで仲間と盛り上がってみたかったし、そして実際楽しかった。違うか?」 古泉「・・・・・・ふふ、鋭いですね。おっしゃる通りです」 キョン「・・・俺たち、もっとこういう話しようぜ?」 古泉「こういうとは?」 キョン「誤魔化すなよ、分かってるんだろ?」 古泉「・・・・・・」 キョン「お前も俺も、なんだかんだ言ってただの高校生なんだ。もっと青春しなきゃもったいないだろ?」 古泉「そう・・・ですね。たまには仮面を外して、高校生という立場を満喫してみるのも悪くないかもしれません」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:27:57.27 ID:vI4l1JiW0 キョン「よし、じゃあ早速だが・・・もし朝比奈さんの乳首に何か付いていたら、それは何だと思う?」 古泉「そうですね・・・絆創膏とかどうでしょう?」 キョン「古泉・・・お前なかなかマニアックだな・・・。でも・・・いいな、それ」 古泉「ふふ、趣味が合うようですね」 キョン「くだらないけど楽しいだろ?」 古泉「とっても。それにしても・・・」 キョン「ん?」 古泉「いいですね・・・青春」 キョン「だろ?青春いいじゃないか、ってな」 END 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 22:30:43.38 ID:vI4l1JiW0 ハルヒ「こういうの・・・初めてだったから・・・」 みくる「上手に・・・その、出来なかったかもしれないけど・・・」 長門「最後までヤらせてくれて・・・ありがとう・・・」 キョン「す、少しでもムラムラしてくれたらありがたいな!」ムラムラ 古泉「最後まで見て下さってありがとうございました」 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/21(月) 23:53:01.95 ID:vI4l1JiW0 1です。予想以上にたくさんの乙ありがとうございます。