キョン「今日は妹のスク水でも妄想してやるか…」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/08(火) 22:48:22.54 ID:zHMiu2XxO キョン「あのふっくらした胸…」ハアハア キョン「…」シコシコ キョン「…!」ドピュ キョン「…ふう」 キョン「…全く、俺は妹を妄想して何やってるんだか…」フキフキ キョン「…はあ」ズキ キョン「!うっ…何だ頭が……?」ズキズキ キョン「…デジャヴュってやつか……?」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/08(火) 22:53:15.35 ID:zHMiu2XxO キョン「…前にもこんなことあったよな…」 キョン「まあいい…寝よう」 〜 朝学校 キョン「よう」 ハルヒ「…」 キョン「どうした?またつまらないことでもあったのか?」 ハルヒ「うっさいわね」 キョン「まあいいさ。周りに迷惑さえかけなければな」 ハルヒ「…」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/08(火) 23:02:50.10 ID:zHMiu2XxO 昼休み 国木田「キョンー一緒に昼ご飯食べよう」 キョン「ああ。…谷口は?」 国木田「それが聞いてよキョン」 キョン「何だ?」 国木田「谷口にさ、彼女ができたんだ」 キョン「はあ…?寝言なら寝て言えよ」 国木田「ホントなんだって!僕も最初は信じてなかったけど谷口の奴けっこうな顔した女子と今日の朝登校してたんだ」 キョン「嘘だろ…」 国木田「ホントだよ。さっき昼食に誘ったらその彼女さんと一緒に昼飯喰うって言って断られたよ」 キョン「今日辺りシメとくか?」 国木田「ははは」 女子「キョン君、9組の古泉君て人が呼んでるわよ」 キョン「古泉が?」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/08(火) 23:08:35.85 ID:zHMiu2XxO キョン「何の用だ?」 古泉「大変なことになりました」 キョン「会って早々な話題だな」 古泉「緊急事態です」 キョン「ハルヒか?」 古泉「ご察しの通り」 キョン「何があった?」 古泉「あの夏休みの再来ですよ」 キョン「?」 古泉「覚えてませんか?あのエンドレスを」 キョン「まさかまた同じ日が繰り返してるとか言わないよな?」 古泉「ここでは何です…屋上に行きましょう。長門さんと朝比奈さんも居ます」 キョン「ああ」 〜 国木田「…ぼっちも悪くないかもね……」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/08(火) 23:17:04.91 ID:zHMiu2XxO 屋上 古泉「長門さんからお願いできますか?」 長門「…」コクン 長門「一週間前から今日までの7日間がサイクルしている」 キョン「………どうしてだ?」 長門「原因は不明。しかし涼宮ハルヒによって力を加えられているのは確実」 キョン「ちなみに今回のサイクルは何度目だ?」 長門「98456248924回目」 キョン「……は?」 長門「今回が98456248924回目」 キョン「それは分かった。その間俺達は何の対策も取れなかったのか?」 長門「サイクルしていることに気付きはしたが、現状を変えることは出来なかった」 キョン「無能め」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/08(火) 23:28:17.10 ID:zHMiu2XxO キョン「そんな凄まじい数サイクルして何も出来なかったのか」 長門「…」コクン キョン「ふざけんなよ糞宇宙人。テメェ何のために地球に居るんだ役立たずなら消えろカス」 長門「」プチ 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/08(火) 23:29:39.57 ID:zHMiu2XxO 古泉「貴方は感じたはずですよ。強烈な既視感を」 キョン「……(昨日の夜か)」 古泉「感じませんでしたか?」 キョン「覚えてないな」 長門「嘘」 キョン「っせぇ!黙りやがれ根暗ブス!殺すぞ!」 長門「あなたは昨日の夜既視感を感じたはず」 キョン「テメェ!!」 長門「妹のスクール水着姿を妄想し、自慰行為をした直後」 朝比奈「え」 古泉「ちょ…」 キョン「嘘だ!デタラメだ!」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/08(火) 23:38:31.70 ID:zHMiu2XxO キョン「嘘に決まってる!その宇宙人の陰謀だ!」 古泉「あなた…」 朝比奈「………キョン君」 キョン「ちょ朝比奈さん!!」 朝比奈「いやあ!!!触らないで!!!」 キョン「な!こ、古泉!!」 古泉「………別に人の趣向にとやかく言う気はありませんが、あなたそれは……」 長門「………ふ」 キョン「ちょw宇宙人おまw!殺してやる!!」 長門「あなたが私に敵うはずない」 キョン「ちきしょう!!」 だっだっだ 朝比奈「行っちゃいましたね…」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/08(火) 23:45:13.11 ID:zHMiu2XxO 教室 国木田「あ、キョン!帰ってきたんだね」 キョン「……」 国木田「…キョン?」 キョン(どうすりゃいい…………あの根暗宇宙人!!) キョン(クソ!考えろ!よく考えろ冷静になれ) キョン(どうすればこの件を無しにできる……) キョン(そうだ…もう一度サイクルさせればいい) キョン(今日また一週間をリセットさせればこの件は朝比奈さん達の頭から消える) キョン(そうだ。これしかない。何が何でもまた繰り返させるしかない) キョン(こうなったら古泉達を全力で阻止するしかない) 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/08(火) 23:53:46.52 ID:zHMiu2XxO 放課後文芸部室 キョン「まだ誰も来てないのか」 キョン(……さてどうするか…) キョン(古泉達がハルヒに喋りかけるのを全て阻止するか…そうすれば進展はない…つまりまたエンドレスするってことだ) キョン(よし、そうしよう…) がちゃ ハルヒ「……他の皆は?」 キョン「お、おお、まだだ」 キョン(ふむ……まさかハルヒと二人きりになるとは思ってなかったな) キョン(ここでハルヒにイランこと言えば元に戻ってしまうかもしれん…) キョン(ここは黙り込んでおいた方がいいか) ハルヒ「……はあ……」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/09(水) 00:00:13.06 ID:zHMiu2XxO キョン(溜息……やっぱり何か不満があるのか…) ハルヒ「……あんたはいいわよね」 キョン(!…まさかハルヒから話しかけてくるとは…朝の流れならハルヒから話しかけてくることなんて無いと思ってたのに) ハルヒ「…無視してんの?」 キョン「…なにがだ?」 ハルヒ「あんたはいいわねって言ってんの!」 キョン「だから何が?」 ハルヒ「もう!じれったいわね!!」 ハルヒ「みくるちゃんは彼氏いないみたいだし、いいわよねって言ってんの!」 キョン「……はあ?」 キョン(もしかしてハルヒは誰かに惚れてるのか?) 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/09(水) 00:32:37.42 ID:B+BvxXStO キョン「お前誰かに惚れてるのか?」 ハルヒ「!!」 キョン(!!ハルヒが動揺した。図星だ…この件に触れたらエンドレスが止まってしまう!) キョン「ま、まあ…そんな話はいいか…」 ハルヒ「まあいいかって何よ人ごとだと思って!!」 キョン(クソ、適当に宥めて話を逸らすしかない) 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/09(水) 00:34:06.69 ID:B+BvxXStO キョン「あ、相手は誰なんだ?」 ハルヒ「い、言うわけないでしょ!」 キョン「まさか谷口とかハハハ」 ハルヒ「!!!」カァー キョン(ハルヒの頬が真っ赤に紅潮した!図星だと!?) キョン(いかんぞ!墓穴を掘った。このままではホントにエンドレスが止まる…これ以上、口を、会話をしたら駄目だ) ハルヒ「な、何で!!」 キョン「…」 ハルヒ「な、何か喋りなさいよ!!」 キョン(そうか谷口に彼女が出来たことにハルヒは嫉妬して不機嫌になったのか…超展開すぎる) 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/09(水) 00:35:30.86 ID:B+BvxXStO ハルヒ「ねえ!キョン!!」 がちゃ 長門「…」 ハルヒ「!…あら有希…」 長門「…」 とすん キョン(ちょー!!!糞宇宙人!!最悪だ!!どうすりゃいい!!!) 長門「…」ニヤ キョン(あいつ今こっち見て笑わなかったか!?ばれたのか!?) 長門「………あなたの考えを読み取ることくらい朝飯前」ボソ ハルヒ「え?有希今何か言った?」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/09(水) 00:36:34.94 ID:B+BvxXStO 長門「言った」 キョン「貴様ァ!!!!」 長門「いいだろう。2秒で終わらせる」 キョン「ぐ!!ぐええ!!腹があああ!!!」 長門「私の情報操作能力をなめない方がいい」 キョン「な、何をした…!!?」 長門「あなたの大腸に一週間分の排出物を詰め込んだ。今すぐ漏らすかトイレに行くか、あなたには二択しかない」 キョン「と、トイレに!!!」 長門「あなたがトイレに行けばその間に涼宮ハルヒの秘密を古泉一樹達に話す」 キョン「て、てんめえええ!!!」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/09(水) 00:37:24.53 ID:B+BvxXStO 長門「あなたはここで漏らすしかない」 ハルヒ「ね、ねえあなた達さっきから何を…」 がちゃ 古泉「すいません遅れました」 朝比奈「私も遅れましたぁ」 キョン「ちょー!!!!!!」 朝比奈「…な」 古泉「……一応訊きますが、あなたは四つん這いでお尻を抑えながら何をしてるのでしょう?」 キョン「糞宇宙…!」ぶりぶりぶり 古泉・朝比奈「「!!?」」 朝比奈「きやああ!!!!」だっだっだ 古泉「仮にも高校生が…」 ハルヒ「キ、キョン今の…」 キョン「あああ!!!!」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/09(水) 00:38:45.03 ID:B+BvxXStO 長門「………」ニヤ 長門「古泉一樹」 古泉「……は、はあ?何でしょう?」 長門「大事な話がある。こっちに来て」 キョン「」 ハルヒ「キョンの奴漏らしたまま気絶してるわよ……」 長門「…」ニヤ 〜 長門「かくかくしかじかで涼宮ハルヒ不機嫌になっている」 古泉「成る程。ならば涼宮さんのカウンセリングによって取り除きましょう」 長門「…」 そして、エンドレスは止まり キョンはオナニー大魔神、ぶりお、うんこまん と 永劫呼ばれることになった 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/06/09(水) 00:39:48.54 ID:B+BvxXStO おわり