キョン「長門!!助けてくれ!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/24(月) 11:27:57.76 ID:ThgifvVn0 長門「どうしたの」 キョン「はぁ…はぁ…な…長門…、なんか知らんが昨日から変なんだ…」 キョン「他の人がみんな宇宙人に見えるんだ…」 長門「入って」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/24(月) 11:31:53.35 ID:ThgifvVn0 キョン「俺たちが昨日したことと何か関係があるのか?長門」 長門「あなたにひとつ謝罪しなければならないことがある」 キョン「それは昨日のことでか?」 長門「……」コク 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/24(月) 11:32:39.27 ID:ThgifvVn0 ----------昨日------------- キョン「今日は誰も来ないんだな、ハルヒも部室に向かったはずなのに」 長門「……」 キョン「長門、何か知っているか?」 長門「今日は誰も来ない、涼宮ハルヒが今日は団活は中止といっていた」 キョン「えっそうなのか、ったく俺にも伝えろよなハルヒ」 長門「涼宮ハルヒは急に生理がきたらしい」 キョン「……」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/24(月) 11:33:57.56 ID:ThgifvVn0 キョン「あーえっと長門さん、そういうことはもっとオブラートに包んでですね…」 長門「どうして?」 キョン「まっなんというか……」 長門「人類のメスには28日周期で起こる当然の現象だと学習している」 キョン「いっいやそれはそうなんだが…」 長門「当然私にはない。」 キョン「えっ」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:34:57.41 ID:ThgifvVn0 キョン「長門は体は人間とまったく同じではないのか?」 長門「正確には統合思念体の意思でどうにでもなる」 キョン「そうなんだ…まぁないよりはあったほうがいいのかな…」 長門「いまきた」 キョン「えっ」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:36:37.80 ID:ThgifvVn0 長門から流れ出す流血 キョン「なっ長門大丈夫なのか!?」 長門「これはどうすればいいの?私の学習内容にはまだ入っていない」 キョン「ちょっとこっちへくるんだ!」 俺は女子トイレ個室まで連れ出し急いでペーパーで押さえる キョン「えっとだな…長門…この先は自分で…」 長門「貴方におねがいしたい、統合思念体にアクセスしたら拒否された。」 長門「おそらくデータ転送に時間がかかる」 長門「私はいま学習したい」 キョン「いっいや!それでも…まずいだろ…なぁ」 長門「どうして?」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:38:27.31 ID:ThgifvVn0 キョン「それはな…俺達は若い高校生であってこういうことをするとだな…」 長門「私は宇宙人。気にすることはない」 キョン「うっ、そ…そうか。」 キョン「じゃあ、ここにある綿の棒を股の間に入れるんだ」 俺はトイレにあったタンポンを長門に差出しそういうと 長門「これでいい?」 長門が俺に確認を求めている、俺は勇気を出して振り返ると服を全部脱ぎ捨て 腰を差し出した長門がいた。毛はうっすらと生えている。思念体いい仕事しやがる 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:39:17.48 ID:ThgifvVn0 キョン「あぁそれでいい、こうやって危ない日は前もって入れておくんだ」 長門「学習した」 俺は汚れた長門の体をハンカチで丁寧に拭いてやる、宇宙人とわかっていても この造形は人間そのものだ。宇宙人と言い聞かせながらも俺は自分の意思に反して 大きくなってしまった。 長門「これは勃起という現象?」 キョン「えっいやっこれは………そういう現象だ」 長門「興味深い、以前学習した通りの反応」 キョン「そっそうか…なんか……すまんな」 長門「どうしてあやまるの?」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:40:01.03 ID:ThgifvVn0 俺は答えようがなかった。長門の体に発情してしまったなどといえるはずがない。 それでも長門がじっと見つめる股間は意思とは反対にズボンを隆起させていた。 長門「これは射精したらおさまるの?」 キョン「……そっそうだが…そういうことはあまり口に出していうもんじゃないぞ長門」 長門「そう、ごめんなさい」 あやまる姿が反則的なまでにかわいい、なにかが切れた キョン「長門…学習したいか? 」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:40:44.22 ID:ThgifvVn0 長門「……」コクッ そういうと長門は何か呪文を唱え非常に小さい閉鎖空間のようなものを造り出した。 長門「これで学習に集中できる」 キョン「そうか…」 キョン「じゃぁ丁寧に教えてやるぞ…」 俺は長門の前でズボンを下ろした。おそらくはじめてみるのだろう。無表情 ではあるが驚いているように見える。心臓に連動して波打つそれは 長門の興味をいっそう惹いたようだ。 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:41:25.68 ID:ThgifvVn0 長門「これが陰茎、別名ペニス?」 キョン「そうだ、気持ち悪いだろ?」 長門「いいえ全く、触ってもいい?許可を」 キョン「いいぞ、なるべくやさしくな」 小さい手が俺のモノを握る、一瞬意思に反してビクリとしてしまった。 長門が何かニヤリとわらった気がした。 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:43:16.03 ID:ThgifvVn0 長門「これは確か膣内での刺激で射精にいたると学習した。」 キョン「そうだが俺たちは高校生だ…それはまずい」 長門「どうしてまずいの?私は宇宙人、気にすることはない」 キョン「そうなのか?」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:44:56.41 ID:ThgifvVn0 俺もどうにかしていたのであろう。宇宙人だからリミッターが外れたのか それとも只の俺の欲望であったのかわからない。 俺は長門に懇切丁寧に男性器の仕組みや感じる場所、長門についている 穴の機能について俺の知っている知識すべてを教えた。 キョン「そして最後には達すると長門の膣内で俺が射精してそれが」 キョン「長門の卵子と結びついて着床して初めて赤ちゃんの元になるんだ」 長門「なるほど口頭では理解した。では実際に見せてほしい」 キョン「えっ 」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:46:01.28 ID:ThgifvVn0 キョン「さすがにまずいだろ、長門?」 波打つ俺にあまり説得力はない。 長門「大丈夫、私は宇宙人。気にすることはない」 キョン「そっそうか、じゃあ教えてやろう」 俺は長門に再度挿入し激しく腰を振った。なぜか非常にスムーズにピストンできる 長門の膣は次第に俺を締め付け、俺も長門の一番奥で射精した。 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:47:18.68 ID:ThgifvVn0 キョン「……ッ……」ビュッビュービュードクドク キョン「ハァハァ」スポンドロドロ キョン「これでいいか、長門?」 長門「ありがとう、人間の仕組みがよく理解できた。感謝する」 キョン「そっそうか、こっちも気持ちよかったぞ」 少し長門が微笑んだように見えた 長門「貴方に感謝するお返しとして貴方にも私の一部をあげた」 キョン「そっそうかありがとうな」 この言葉を俺は重大な勘違いをしていたようだ。 処女幕だとかそう次元ではなかったのだ。 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:48:43.27 ID:ThgifvVn0 -------今-------- キョン「どうして俺の周りが宇宙人に見えるんだ?」 長門「すこし手違いがあった。昨日私が言ったこと覚えてる? 」 キョン「えっと」 長門「私の一部を貴方に注入した、あなたには私の姿が人間に見えても」 長門「他の人間は本来の私の姿に見えているかもしれない」 長門「本当に申し訳ない」 キョン「あれが長門の本来の姿だって言うのか…」 長門「……」コクッ 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:49:59.01 ID:ThgifvVn0 キョン 「それでも現実は逆なんだろ?本来はその…」 長門「本来の私は宇宙人の姿であったのだが人間の目には普通の人に見えるよう」 長門「対策を施してあった、それが昨日手違いで反転してしまった。申し訳ない」 キョン「いやっ謝るな長門。俺はお前がいままでの姿で見えていることに逆に感謝している」 長門「そう 」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:51:03.47 ID:ThgifvVn0 キョン「それでこれはどれくらい続くんだ?」 長門「確定的にあきらかなことは言えないが統合思念体から対策プログラムを作成するのに」 長門「あと1ヶ月ほどかかる、それまで待って」 キョン「そうか、直るんならいいんだ、長門。」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:52:05.96 ID:ThgifvVn0 キョン「それと今日泊まっていいか、家族も宇宙人に見えるからちょっと家はいやなんだ」 キョン「ちゃんと友達の家に泊まるって言ってきたしな」 長門「了解した」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:53:02.22 ID:ThgifvVn0 俺は週末だったこともあり長門の家に世話になることになった。 とはいえ何もないこの家で俺は予想通り暇をもてあそぶこととなる。 いつもの癖なのか俺は眠りについてしまった。 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:54:03.68 ID:ThgifvVn0 ふと目を覚ますと長門が俺を見下ろすように見つめている。 キョン「あっおはよう長門、すまん寝てしまったよ」 長門「気にすることはない、貴方にひとつ報告せねばならないことがある」 このときの長門はとても真剣な顔つきに見えた。 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:55:22.98 ID:ThgifvVn0 キョン「どうした、おれのできることなら何でも協力するぞ」 長門「統合思念体から貴方の体を元に戻すための遺伝子情報が足りないといってきた」 キョン「つまり?」 長門「あなたの遺伝子情報が欲しい」 キョン「髪の毛とか血でいいのか?」 長門「だめ、完成された正確な情報が必要。端的に言うと精子が欲しい。」 キョン「」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 11:57:25.93 ID:ThgifvVn0 キョン「えっと長門さん? 」 長門「貴方は協力するといった、お願い」 俺は断れなかった。 キョン「じゃあ、トイレで出してくるよ…」 長門「精子は空気に触れると死滅してしまう。」 キョン「じゃぁどうすれば…」 長門「私の中で出して保存するべき、既に液が満たしてある」 キョン「…」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:01:30.27 ID:ThgifvVn0 俺はいわれるがまま長門に挿入し何度も果てた。長門は最低でも1リッターは必要だという。 俺は一度の射精でどれくらい出るものか知らない。だから長門の要求にこたえるために何度も 奥で出した。俺の頭の中ではもう既に1ヶ月くらいの感覚であろうか、長門が俺に栄養剤を 何度も口移しで飲ませてくれたおかげで俺は射精しつずけることができた。 閉鎖空間のおかげでこの部屋での時間はまだ一時間らしい。 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:03:39.08 ID:ThgifvVn0 長門「あなたにひとつ伝えるを忘れていた」 キョン「どうした、いってみろ」 長門「私と同じ系列のTFEI端末にも同じ命令が送られている」 キョン「つまり?」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:04:57.84 ID:ThgifvVn0 長門「喜緑エミリや朝倉涼子を知っているでしょう?」 キョン「あぁ彼女たちがどうかしたのか?」 長門「彼女たちにも分散して注入し統合思念体に送らねばならない。もう既に呼んである」 キョン「えっ」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:11:16.79 ID:ThgifvVn0 今の状況を理解するのに数十秒要した俺は体がいつの間にか動かない。 長門は俺のモノを一ヶ月ぶりに一旦抜くと何か呪文を唱えた。 するとどこからともなく喜緑さんが現れた。 喜緑「あらあらキョンさんお久しぶりです。」 俺は全裸であることを忘れ丁寧な口ぶりから 反射的に全身を使って会釈してしまった。 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:15:17.50 ID:ThgifvVn0 長門たちが何か話している。 喜緑「これで私たちは完成形になれるの?」 長門「そう」ゴニョゴニョ よく聞こえないがそんな会話だろう、おそらく生徒会の仕事関係だろう。 俺は遅れて全裸が恥ずかしくなり隠そうとするが四肢が動かない。 疲れているんだろう、金縛りってやつだ。 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:18:50.84 ID:ThgifvVn0 長門の与えてくれた栄養剤って言うのはよく効くんだな。俺のモノは 体が動かなくなってもまだ硬い。今度帰りに買っていこう。ユンケル系だろか 銘柄を聞かなくっちゃな。そんな気楽なことを考えていると喜緑さんが こちらへやってきてこういった。 喜緑「貴方のペニスはとても形がいいですね。」 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:24:42.98 ID:ThgifvVn0 喜緑「さすが涼宮ハルヒが狙っただけのことはありますね」 いや俺は正直童貞だったのだがこの際この見つめられている状況では言葉にしようがない。 喜緑「キョンさんにはまだまだ出してもらいますからそのつもりでいてください」 柔らかな言葉づかいになにかいっそう刺激を受けたのか俺のモノはさらに脈打ち始めた。 喜緑「キョンさん、この栄養ドリンクもおいしいんですよ」 そういって喜緑さんは見たこともない色のジュースを持ってきた。 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:29:48.15 ID:ThgifvVn0 一口飲むと長門の栄養ジュースとはまた違う味がした。おいしい、なんておいしいんだ 長門のジュースは少し味が薄かったのだがあっさりしていておいしい。 喜緑さんのジュースは味がはっきりしている。 口に何か突き刺さる痛みがあるがそれが炭酸のような刺激で癖になる。 俺は夢中でコップいっぱいを飲み干した。 喜緑「まだまだありますよ、うふふ」 キョン「もっと欲しいです、喜緑さん!」 口だけは動いた。 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:36:06.46 ID:ThgifvVn0 喜緑「じゃあもっとあげます」 そういうと喜緑さんは俺に口付けしてきた。女の子特有のいい香りが おれを包みそして喜緑さんの口から無限に湧き出す美味しいジュースに 貪りついた。 喜緑「じゃあ長門さん、しばらく借りるわね」 長門「」コクッ 部屋には二人が残された。 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:40:58.29 ID:ThgifvVn0 ジュースを飲んでいると何かおかしい、体を動かしていないのに熱い。 そして猛烈にしたいのだ。射精を。やさしい喜緑さんはそれを察してくれたのか 俺の前で制服を脱いだ。 喜緑「キョンさん、あんまり体にためると毒なんですよ。」 喜緑「それと精子って減数分裂で不完全な遺伝子なんです。だから私は1.5リッターはほしいです」 そういうと彼女は俺の上にゆっくり体を下ろした。 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:47:30.54 ID:ThgifvVn0 長門と違って喜緑さんは常に上だった。俺の上でずっと上下に動いている。そして射精にいたる 時は一番膣の奥で丁寧に飲んでくれるのだ。長門のようにマグロもいいがこちらは自分で動かなくて 楽な分、いっぱい奥に流し込んであげた。たまにあたる貧相なおっぱいがいっそう俺を奮い立たせた。 喜緑さんもまた口移しで俺にくれる栄養ジュースは時間を忘れさせてくれた。 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 12:52:44.35 ID:ThgifvVn0 そう俺の感覚ではもう2ヶ月くらいたっていたようだ、おかしいそれにしては俺たちはずっと くっついているのに体は汚れていない。喜緑さんに確認するとまだ2時間しかたってませんよと言う それにしてもかわいい人だ。振り乱した黄緑色の髪が会長に嫉妬心さえ抱かせた。 おれは喜緑さんに上になっていいですか?と許可を得ると体は瞬時にして動きを取り戻した。 くそっ会長め、この喜緑さんの体をこんなふうに官能していたのか! 俺は怒りに任せて喜緑さんを突きまくった。 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:01:01.44 ID:ThgifvVn0 喜緑さんが珍しく顔をゆがめている。 喜緑「さすが涼宮ハルヒの認めた人物ッ!!スゴイッッ!」ズッズ キョン「いきますよ、喜緑さん!」 俺は渾身の力を込めて一番奥でこれでもかというほど出した。 もしかしたら子宮に口付けしていたかもしれない、おれの精子が見る見るうちに吸い取られていった。 ビュビュビュービュービュー 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:02:05.05 ID:ThgifvVn0 キョン「ハァッっっ」バタン 初めての射精の時のように俺はあまりの快感に倒れこんでしまった。少しばかり痙攣していたかも しれない、もちろん快感によるものである、頭が真っ白になりかけていたとき彼女が言った。 喜緑「キョンさん、ありがとうございます、ようやくキョンさんの愛情が溜まりました。」 喜緑「少し休んでくださいね、朝倉さんを呼んでありますから」 彼女は優しく俺にキスをすると呪文を唱えどこかに消えてしまった。 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:07:59.79 ID:ThgifvVn0 しばらく静かな部屋で俺は考えた。朝倉を呼んである?そうか、俺は長門に協力するために 統合思念体に遺伝子情報を与えなければいけないんだった。でも朝倉は大丈夫なのか? いや長門の頼みなんだ、俺が断れるわけがない。 俺は動くようになった体で、少し部屋を回ってみることにした。この部屋、確か俺と朝比奈さんが 時間をまたぐために寝てるんだったな… 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:11:18.91 ID:ThgifvVn0 そうはいえども確かプロテクトかかっているんだよな、でも覗く位いいよな…、 俺はかつて長門から言われた注意を無視して少しふすまを開けた。 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:17:55.41 ID:ThgifvVn0 キョン「うわぁぁぁぁあぁぁぁぁ!!!!!」 俺は叫んでしまった。そう宇宙人二人が寝ているのだ、昨日見慣れたとはいえ、俺の頭では 3ヶ月ぶりのことなのだ。あまりの驚愕ぶりに俺は急いで風呂場に駆け込んで吐いてしまった。 キョン「ハァッハァッ」 洗面器で急いでうがいをし、口をゆすぐ、喜緑さんの味がした。また飲みたいという妙な 感情がよみがえりつつ、ゆっくりと顔をあげる 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:22:06.22 ID:ThgifvVn0 いつもの俺の疲れた顔が映った。いつのまにか髪が伸びたような気がする、明日床屋に行こうか… そうだよな、そうだった、落ち着きを取り戻した俺は すでに小さな矛盾はもう既にどうでもよくなっていた。いつものように風呂に入り、 そして、今のコタツに腰掛けた。 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:27:15.71 ID:ThgifvVn0 そういえば長門はどうしたんだろうな、携帯に目をやると古泉から着信が100件はあったようだ。 全くせっかちなやつだな、バイブにしてたっけ?まぁいいや、俺は古泉に電話しようと ボタンを押すとピッと音が鳴りブーブーという連続音に変わった。圏外かよ、全く。 仕方ないので俺は冷蔵庫に足を運ぶこととした。 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:31:30.12 ID:ThgifvVn0 長門のことだからカレーとかその具が入っているんじゃないか、などと考えつつ冷蔵庫の扉を 勢いよくあけると俺の一瞬の目の錯覚だったのか何なのか今目の前に美味しそうなスイカがある。 実は一瞬妹の顔に見えたのだが、このスイカとどういう共通点があるのかわからない。 おそらく去年の夏あたりにやったスイカ割りのことを思い出して記憶が思い出されたのであろう。 ゆっくりと取り出すが、まだあまり冷えていないようだ。仕方ないな、長門 もうすぐ暗くなってきたから切っといてやるか… 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:35:57.03 ID:ThgifvVn0 なんだこれ、異様に硬いぞ、ホントにスイカかよ…、俺は何もない台所から一番大きい包丁を 見つけ出し、思い切り振り下ろした。真ん中からさくっと切れ、きれいな赤がみえる。フフッ スイカごときが俺に歯向かおうなんて100年早いわ!などと半ばテンション高めに長門や喜緑さん 朝倉の分まできれいにさらに並べ、冷蔵庫に入れた。これだけじゃ腹の足しに成らんな… ちょうどそのとき、家のチャイム鳴った。 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:38:55.72 ID:ThgifvVn0 客である俺が出ていいものか迷っていると、鍵がガチャリとあいた。そこにいたのは朝倉だった。 朝倉「キョン君、ひさしぶり!あの時以来ね!」 きれいなブルーの髪からいい匂いをさせ、満面の笑顔でいう。 あの時とは殺されかけたときである。 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:45:00.21 ID:ThgifvVn0 キョン「おまえ、なんでかぎ空けれるんだ?」 朝倉「なにいってるのキョン君?私と長門さんは同じマンションで暮らしてるのよ?」 朝倉「でさっきね…長門さんと喜緑さんに昔の再構築してもらったのよ」 朝倉「でも前の私じゃないから安心して、ね? 」 上目づかいの朝倉はとてもかわいかった。 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:48:44.46 ID:ThgifvVn0 朝倉「でね?これ差し入れもってきたんだけど…キョン君おなか減ってるかなとおもって」エヘヘ キョン「気が利くな、さすが学級委員」 朝倉「うふふ、これとってもおいしいのよ!こい…松阪の牛肉よ!」 キョン「じゃぁ早速二人で食べようか…」 朝倉 「うん!」 朝倉「でもね、キョン君……その……服着てね……」 俺はすっかり忘れていた、全裸であることを。そしてしぼんだモノを見せてしまったという 申し訳なさが、朝倉に対するやさしさへと変換された。 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 13:56:44.98 ID:ThgifvVn0 朝倉は俺のおもっていた以上に家庭的な女性だった、何をやらせても完璧だ 料理は完璧で特におでんは完璧だった。こんな人を嫁にするのがいいだろうなぁなんて すっかり見とれていた。完璧な笑顔、美しいスタイル、身のこなし。 統合思念体の完璧な仕事に、俺も最後まで協力しなければ何か申し訳ない気さえしてきた。 朝倉「キョン君スイカ切ってくれたんだ…ありがとう…」 キョン「あぁ予想以上に硬かったけど、中はおいしそうだ」 なにか朝倉がこちらの様子を伺っているようだがしばらくすると元に戻った。 おそらく料理で塩か砂糖をまちがえたのだろう、そう思い俺は朝倉の頭をなでた。かわいい 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:00:21.90 ID:ThgifvVn0 コタツの部屋に戻り、俺たちは食事した。朝倉の買ってきた牛肉は中々噛み切れなかったが 高級品を食べたことがない俺にとってはこれが高級和牛の特徴とさえ思える。 一瞬すっぱい感じがしたがこれも朝倉がレモンか何かさっきの調味料のまちがえだろう。 朝倉を前にして俺は完食した。幸せってこういうことなんだろう、こいつといると そうとさえ思えてくる。 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:04:11.69 ID:ThgifvVn0 ゆっくりした時間。しかし本当に何もない部屋だな。いやでも朝倉を見つめてしまう。 朝倉も笑顔でこちらを向いている。そして学校でのたわいもない話や悩みなどを聞いたりして 時間が過ぎた。 キョン「あー朝倉、ところで統合思念体の件聞いてるか?」 朝倉「聞いてるわよ、そういうことは女の子から言い出しにくいからよかったわ」 キョン「そうか、じゃぁその…お願いできるか…」 朝倉「うん…」 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:08:01.09 ID:ThgifvVn0 俺たちはなぜか新婚夫婦のような新鮮な気持ちでいた。まず電気を薄くしそしてお互いに寄り添った。 女性の魅力ってモノはこういうものなのだろう、俺はキスせずにいられなかった。 朝倉もスイッチが入ったのか想像以上の舌使いをみせ俺の中に入ってきた。 キョン「んっ朝倉っお前うまいな…」 朝倉「私はキョン君の壷をちゃんと勉強しているのよ」 そういい彼女は俺の服をあっという間に剥ぎ取った。 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:10:07.84 ID:ThgifvVn0 朝倉「へーあの時はあんなに小さかったのにこんな風になるんだーへぇー」 まじまじと見つめている。 朝倉「キョン君、私にはいっぱいおねがいね?」 キョン「あぁ、こちらこそ頼むよ…」 俺はキスしながらゆっくり朝倉の中へ入れた。 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:19:18.10 ID:ThgifvVn0 入れた瞬間わかった、彼女は名器だと。俺のモノは瞬間的に1度目の射精を迎えた。 朝倉 「うっん…キョン君…はやいっ」 キョン「すっすまんついつい…気持ちいいもんだから…」 朝倉「えへへ…じゃあ私からもおしおきね?」 するとどこからともなく彼女は口に含んだ栄養ジュースを俺に飲ませ、主導権を握り始めた。 半ば強制射精といったところか、喜緑さんのときよりも激しい腰使いはもはや永遠に続いてとさえ いいと思えた。俺たちはそれから約半年ほどの時間をすごした感じがした。 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:20:22.01 ID:ThgifvVn0 それから下の口では足らず、手こきやフェラ、アナルすべてのプレイをかなえてくれた。 一応統合思念体への遺伝子情報の分は集まったらしい、ご褒美だといってくれた。 そして俺が朝倉の乳首をむさぼっているとき、長門が帰ってきた。 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:25:25.37 ID:ThgifvVn0 長門「朝倉涼子、例の分はとれたの?」 朝倉「ええっもう十分溜まったわ。これだけあれば人類は十分よ」 乳首から急に離された俺は全く体が動かない。どうした栄養剤が切れたか? 長門「今から貴方の分を統合思念体に送る、私たちの分はもう済んだ」 よく見ると後ろに存在感なく喜緑さんが手を振っている。 長門「送ったら実行する、あなたはこれにどっちを取るか聞いて」 朝倉「わかったわ」 女の子同士の会話って以外にさばさばしてるんだな、などと思いながら俺は口を開いた。 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:29:24.77 ID:ThgifvVn0 キョン「あー長門こんな格好してて悪いんだが、俺の体動かないんだ、これどうなっているんだ?」 長門「貴方は既に統合思念体の管理下にある。」 キョン「えっとつまり?」 長門「わかりやすく言えば、貴方は疲れている、眠るといい」 俺は自分の意思とは関係なく眠りに着いた。 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:34:04.05 ID:ThgifvVn0 気がつくと俺は部室で寝ていた。しかも夜のようだ。まったく何してたんだろうね。 あれ?ということは今まで夢だったのか?、いやそれにしてはあまりにもリアルだ。 それにモノも少し痛い、夢精はしてないからやはり現実だったのであろう。 俺は椅子をたつと部屋を見渡した。あれ?こんなにさっぱりしてたっけ? なにもない、衣装もゲームも本も何から何まで… 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:36:54.20 ID:ThgifvVn0 教室を出ると後者はいつもどおりなのだが何かが違う。だからといって閉鎖空間でもないようだ。 まるであの雪山のような変な空間だ。おかしい、だれもいない、窓から外を見渡すと街頭だけが 寂しくつき、誰も家の電気をつけていない。これがエコなのかどうかわからないが まちでそんな運動は聞いたことがない。どうしよう家に帰るか、教室に行くか >>100 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/05/24(月) 14:40:25.61 ID:Ur4R+jKL0 古泉をおかずにオナニー 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:43:04.28 ID:ThgifvVn0 そういえば古泉に連絡するのわすれていたな、などと思いポケットをまさぐるが何もない、あれっ 長門の家に忘れたか…、まぁいいもしここが閉鎖空間なら誰かのうちに入って電話するくらいいいよな… などとおもい、鶴屋さんの家に向かう。まぁ誰か出てきても知り合いだしな…。 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:45:22.11 ID:ThgifvVn0 ----鶴屋家----- しかしおおきいな、だれか一人くらいはいるだろう…、一応チャイムを鳴らして1分ほど待ってみるが やはり応答はない。そして勝手に入ってみる。日本人とはこういう家がふさわしいなどと感慨にふけりながら 鶴屋さんの部屋へ直行した。 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:49:56.35 ID:ThgifvVn0 キョン「電話、でんわっと」 机の上に鶴屋さんの携帯とおもわれる物がおいてある。あぁ古泉の番号くらい入っているだろう… 予想通りはいっていたのでかけてみると、どうやら圏外らしい、忙しいのかな、他には… はるにゃん みくる … … ○○さん … … 緊急用 まぁ古泉の連絡はあとででいいかっと思い勝手に鶴屋さんの部屋をあさる、男のロマンだ。 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:53:53.01 ID:ThgifvVn0 あさっていると写真を見つけた。どうやらみんなで遊びに言ったときの写真だ。 朝比奈さんの水着だったり古泉たちが写っている。うんうん、やっぱり朝比奈さんは水着だよな 俺は何をおもったかこの写真で抜きたくなってしまった。栄養ドリンクの後遺症だろうか まだ元気はあったのだ、おもむろに物をしごき始め、あの巨乳でパフパフできたらどれだけ 気持ちインだろうなどと想像しながら上下させた。 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 14:56:52.14 ID:ThgifvVn0 絶頂を迎える瞬間、机の上にあった携帯がなった、あまりに突然だったので俺はびっくりし 射精した。目の前には朝比奈さんではなく古泉の写真が満面の笑みで笑っている、ったく 後味わるいぜ、顔射した古泉の写真を放り投げ俺は携帯電話を見る。表示には緊急用とある。 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:00:56.48 ID:ThgifvVn0 でてみると、朝比奈さんだった。開口一番叫ぶ 朝比奈「鶴屋さん!!はやくにげて!!!!」 キョン「朝比奈さん?」 朝比奈「えっなんでキョン君が…」 電話はそのまま切れた。リダイヤルしてもつながらない…。なんなんだよこの世界…。 とりあえずテレビでも見るか… 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:06:33.34 ID:ThgifvVn0 ブーン ザー キョン「あれっ」ガチャガチャ どこに回しても砂嵐だ。おかしいな、夜中でも深夜番組くらいはやってるだろう… まわしきる直前、画面が一瞬黒くなった。、 キョン「んっ?」 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:10:55.38 ID:ThgifvVn0 なにかかすかに映像が写っているようだが、それが本当に映像かどうかわからない。 しばらく見ていても何も変化しない。なんだ只のノイズか何かかなそういって俺は先ほどの携帯を 持ち出し朝比奈さんの家に向かってみることにしたのだ。 キョン「朝比奈さんちってあのボロアパートでいいんだっけか」 とりあえず鶴屋さんの手帳も持ち出し向かってみることとした。画面が少し赤くなってきているのに おれは気づかなかった。 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:14:48.49 ID:ThgifvVn0 いやーほんとに誰もいないな…、さて、ここか…、朝比奈さんも苦労してんだな… 今にも崩れ落ちそうなアパートの階段を上がり一度ノックしたあと勝手に部屋に入ってみる。 すると玄関に霜降りの牛肉が置いてあった。  キョン「なんだよ…これ…、冷蔵庫に入れとかなくっちゃいかんだろ… 」 差し入れにしては管理が杜撰過ぎるだろ… そう独り言をいい部屋に進んでみる。 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:16:27.54 ID:ThgifvVn0 すると奥にだれかいた。おれは声をかける キョン「あっ朝比奈さん、勝手に入ってごめんなさい…」 それは朝比奈さんではなかった。 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:23:01.79 ID:ThgifvVn0 キョン「朝倉!?何でここに?…」 朝倉 「キョン君!貴方と同じ理由よ!友達が心配だから見に来たの。」 キョン「じゃぁあの牛肉は…」 朝倉「そうよ、私が今さばいたの、キョン君のためよ!おなかすいてるでしょ?」 キョン「まぁそれはそうだが…」 朝倉「それとね?ひとつ聞きたい重要なことがあるの?」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:26:15.80 ID:ThgifvVn0 朝倉「キョン君って好きな人っているの? 」 キョン「えっ……」 朝倉「あのね、私………キョン君のことが好きなの」 キョン「……」 朝倉「それでね……私とね?………涼宮さんとでね、どっちが好きなのかなって…」 キョン「……」 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:28:34.40 ID:ThgifvVn0 俺はすぐに答えることができなかった。もちろん朝倉も好きだがハルヒはどうなんだ。 自分で好きなのかどうかなんてどう判別すればいいんだ! 答えに詰まっていると朝倉はこういった。 朝倉「あと3分以内に答えを出して欲しいの。 もう始まるの…」 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:32:35.05 ID:ThgifvVn0 なにが始まるかなんてわからなかったが朝倉がとにかくこれからの答えを今すぐ聞きたいという 気持ちは伝わった。 キョン「保留ってことじゃ…だめみたいだな…」 俺が優柔不断な答えを出していると部屋に長門と喜緑さんが足元の牛肉を踏み潰して 入ってきた。 長門「貴方の決断が欲しい。はやく」 喜緑「全く優柔不断なひとですね貴方は、まあそこがいいんでしょうけれども…」 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:34:41.50 ID:ThgifvVn0 なにか3人の様子がおかしい。かわいいんだがなにかいつもと違う。 俺は決意してこういった キョン「>>150が好きだ!!」 (ハルヒか朝倉どっちかで頼む) 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:38:49.64 ID:61zz1FJw0 小泉 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:38:51.93 ID:RPLAM3S70 カオスな展開を期待して 朝倉 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:44:45.42 ID:ThgifvVn0 安価したで131 キョン 「俺は朝倉が好きだ!!」 あぁ言ってしまった、これが告白というやつだろう、心臓がドクドク言っている。 3人の表情が和らぎ俺を優しく見つめている。 キョン「俺は色々あったけどお前みたいな人を嫁にしたいんだ!」 自分でも恥ずかしいことを言っているのだとおもう。しかしこの際だから全部言ってしまおう。 そういっていると朝倉が俺の手を握りこういった。 朝倉「ありがとうキョン君、私たちと新世界を造りましょう?」 朝倉が笑顔で涙を見せている。かわいい そういうと俺は3人に手をつながれ円を組んだ。何だこれ? 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:47:59.25 ID:ThgifvVn0 長門「貴方が自分で選んだこと。覚悟して欲しい」 喜緑「キョン君以外に大胆なのね//」 覚悟?何のことだ長門、俺は只朝倉を嫁にしたいと叫んだだけだぞ あぁそうか将来の設計とかそういうのか…ってあれ?朝倉? 朝倉「キョン君ありがとう…いくわよ?覚悟してね?」 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:50:15.26 ID:ThgifvVn0 長門「貴方に真実と新世界を見せる。手を離さないで」 すると長門たちの体から何か光る粉のような物が噴出し、それがいつの間にか なくなった天井から大気に向かって大量に噴出した。なんなんだこれは? 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 15:57:29.56 ID:ThgifvVn0 俺は彼女たちと手をつないでいる間、快感に包まれた。もう小一時間ほどたっただろうか だんだん光が落ち着いて元の三人に戻った。 長門「新世界構築が完了した。あなたたちは幸せに暮らすべき。」 喜緑「うふふっお似合いのふたりですこと//} 長門「貴方の目には今までの違って見えた世界は正常に見えるはず」 長門「私の手違いを謝罪したい、あと決めた以上戻れない、私は消える」 そういって長門と喜緑さんは部屋を去った。まったくあっさりしすぎだろ2人とも この天井はどうすんだよ…などと思い朝倉を見る。 143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 16:03:46.00 ID:ThgifvVn0 朝倉「ねぇキョン君?今から二人でどこか行きましょうよ。せっかくの新世界だし…」 いってる意味がわからなかったが俺はなぜかその場で目隠しをされ部屋を出た。 しばらくすると朝倉が目隠しを解いてくれた。するとどうだろう、俺が今まで見た美しい景色 よりさらに素晴らしい光景が広がっているではないか おまけに普通に人もいる。 朝倉「ねぇ動物園いきましょうよ!面白いものが見えるわよ!」 キョン「そうだな」 俺たちは手をつなぎ近所の動物園へ向かった」 町に響く救急車の音にはまだ気づいていなかった。 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 16:11:14.63 ID:ThgifvVn0 そういえば今日は日曜だったっけ?恋人のような感じで朝倉に聞いてみると楽しそうに そうよと答える。それにしてもかわいいな朝倉、俺は幸せもんだ。こいつとの会話に 夢中だったのだが、ふと気がついたとき、俺たちの周りには人が寄ってこないことに気づいた。 あれっ俺、風呂はいったよな?朝倉もいい匂いだし、たまたまかな?もはや俺の思考回路は この程度だった。聞きにくかったのだが勇気を出して朝倉に聞いてみる。 キョン「なぁ朝倉、俺たちの周りって人いなくないか?」 朝倉「なにいってるの?キョン君、ここは私たちの世界よ?」 まぁ俺たちのアツアツの世界はわかっていることだったが矢継ぎ早に珍獣コーナーに 手を引かれた。まったく子供みたいに元気いいな朝倉は 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 16:14:39.33 ID:ThgifvVn0 朝倉「ねぇ!あれみて!気持ち悪い、宇宙人みたいね」 キョン「ホントだな、何なんだあれは、あの頭に黄色いしるしがまた意味がわからん」 朝倉「そうでしょー私もね、あのワンポイントが気に食わないのよ!!」プンスカ キョン「そうだよな、調子に乗らせるだけだよな」 ふと下の動物名を探してみる。 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 16:23:28.37 ID:ThgifvVn0 キョン「えっと、世界でも珍しい珍獣、現存数一匹、天然記念物指定……」 キョン「涼宮ハルヒ……???????」 キョン「えっ…と、あれ?」 なんだこれは…なんであいつの名前がここにあるんだ…いやもしかしたらスポンサーどうのこうので 名前を売ったのか?いやそんなことできるはずない!いたずらか!ビックリか!そうだそうなんだろう さては古泉だな…ははん、こんな大掛かりなことするには機関の仕業だな…俺は驚かんぞ…フッ キョン「なんか見てると胸糞悪くなってきたから、どっかいこう、アイスでも食べようぜ」 そういい朝倉の腰を引き寄せると、この珍獣はこちらに気づいたようで何か奇声を上げている 珍獣「ギョーン!!!!ギョーン!!!」 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 16:28:51.97 ID:ThgifvVn0 俺は朝倉にバニラアイスをあたえ俺は苺にした。お互いのアイスをぺろぺろしていると あの珍獣の声が動物園中こだましている。あれのせいでここ客少ないんじゃないかとさえ 思えてきた。あれ所でお金だしてないのにアイスもらえちゃったよ?まぬけな店員もいるもんだね 俺たちはうるさい声が聞こえなくなる観覧車に乗ってアイス味のキスをした。 153 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 16:32:22.68 ID:ThgifvVn0 キョン「そろそろ家にかえろっか?朝倉」 そういうと彼女は俺を引きとめた。貴方の家はこっちだという。 どういうことだ?明日は学校だから準備とか色々あるし、家に帰らないとまずいだろ? そういうと朝倉は首を横に振って笑顔を返した。 朝倉「違うのよキョン君、言ったでしょ、ここは新世界なの」 158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 16:38:47.32 ID:ThgifvVn0 キョン「えっと家はうちだろ?」 朝倉「昔の貴方の家に帰ってもいいけど何もないわよ、既に引越しは終わってるの」 朝倉「わたしのことすきだって誓ったでしょ?」 キョン「まぁそうだが…」 俺はやっとこの世界の違和感に気づき始めた。なんとか朝倉を説得し自分の家に向かってみることとする。 それにしても家の周りってこんなに景色よかったかな?などとおもい軽快に自転車を走らせると 向こうに、誰かがこちらに銃口を向けているでないか。なんだ、エアガンで遊ぶ時はひとに 向けちゃいけないって習わなかったのかよ… 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 16:45:26.31 ID:ThgifvVn0 よく見るとメイド服を着た森さんじゃないか。おーいと手を振ると何かが俺の横をかすめ そのあとに銃声が聞こえた。あれっどういうこと?おもちゃじゃないのかよ… 森さんはもっていたSVDドラグノフらしき銃を捨てFN P90に持ち替えたようだ。 すごい勢いでこちらへ走ってくる。俺はこの世界の違和感に気づいてはいたが自分が 撃たれていることには全く気づいていなかった。 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 16:51:46.93 ID:ThgifvVn0 急いで家に飛び込み鍵を閉める キョン「ハァハァ…なんだよあれ…どういうことだよ…」 さすがの楽観主義者の俺もどうやらヤバイと感づき始めた。 とりあえず自分の部屋に駆け上がるとそこには何もなかった。 キョン「なんだよ…これ…んっ?」 壁の隅に携帯電話が落ちている。俺の携帯だ。こんなとこにあったのかよ。 半ば自分の持ち物が合ったことで妙に安心感を覚えた俺は何か留守電に入っていることに 気づいた。再生ッと 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 16:56:25.08 ID:ThgifvVn0 携帯「どうも、古泉です。あなたとは最後に直接お話したかったですが残念です。     単刀直入に話しますとこのメッセージを聞かれたとき僕はもう死んでいます。       どういうことかは朝倉涼子に聞いてください。それともうひとーーーーピー」 冗談が過ぎるぞ古泉、動物園の件といい今の森さんの件といいやりすぎだ。 俺は怒りも覚めやらぬまま家族を探した。 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 17:01:29.15 ID:ThgifvVn0 妹の部屋に入ってみる。やはり何もない。一瞬なぜかスイカがフラッシュバックし 俺はふらついた。なんなんだよ、腹は減ってねぇぞ畜生、とりあえず森さんの 攻撃をかわす為にも武器が必要だよな、いや彼女は強いから長門に頼もう そして俺は携帯を見るがどこにも電話帳に入っていない。あれ古泉、長門は絶対 いれたはずなんだけどな? 電話帳を一覧表示してみるとなぜか古泉と家族、朝比奈さんしか入っていない。 おかしいな?ハルヒは?ハルヒはどうなった。俺は武器を用意することなく 駆け出していた。 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 17:24:37.17 ID:ThgifvVn0 やはりというべきだろうか、森さんがH&K VP70を構えてこちらを向いている。 キョン「森さん!!話を聞いてください!!」おれは渾身の力を込めて叫んだ。 森「貴方に言い訳できる余地はありません。今すぐ死ぬべきです」 そういうと引き金を引こうとする。俺も必死に叫ぶ キョン「ホントに待ってください!俺はいまどうなっているのか全く理解していないんです!」 キョン「だから今殺される前に理由だけ聞かせてください!」 森「わかったわ、わたしが鈍感で馬鹿な貴方にわかりやすく説明してあげましょう」 よかったこれで時間が稼げる。 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 17:28:23.76 ID:ThgifvVn0 森さんは構えた銃を話さないまま俺に向かって話し始めた。 森「あなたは端的に言うと宇宙人の侵略に協力したの、あなた遺伝子情報を提供したでしょ?」 森「それにあなたさっき撃たれたのにもう直ってるどういうことかわかる?」 言われて見るとさっきP90で連射された時に開いたとおもわれる穴が服にだけ開いている。 森「貴方が地球を壊したの。そして私の部下も!!」 よく見ると泣いているではないか、ということは古泉が? 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 17:34:48.50 ID:ThgifvVn0 森「貴方の遺伝子情報で造られたウイルスはあっという間に地球を侵略したの。   私たち機関の人間や未来人は何とかなったわ、でもね普通の人間は見た目は人間でも   中身は宇宙人なの、ためしにあそこに歩いている歩行者いるでしょ?    あれに向かってあなたが何か念じてみなさい、それが証拠よ」 俺は言われた通り、そこに歩いていた団塊とおもわれるおっさんを凝視し 昔電車の中で突き飛ばされたことを思い出し一瞬でも死ねと思ってしまった。 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 17:40:22.45 ID:ThgifvVn0 するとどうだろう、おっさんが一瞬にして赤い霧となってしまった。 キョン「えっ」 森「まったく恐ろしいわね、今貴方は自分の子供を殺したのよ?何の関係もないのにね」 キョン「…」 声にならなかった。子供といわれてもなんのことだか 森「それにね、朝比奈みくるや古泉がどうなったかもおしえてあげるわ!   貴方が殺したのも同然だしね」 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 17:46:42.15 ID:ThgifvVn0 キョン「やめろ」 森「何?事情を聞きたいんじゃなかったの?」 森さんがかわいい顔でいやな笑い方をする。 キョン「じゃぁどうすればいいんだよ…」 森「ここまで聞いて自分で答えを出せないの、貴方は? じゃあいいわ、言ってあげる   侵略をやめなさい、これがどういう意味かわかるわよね?」 森さんは手に持っていたハンドガンをゆっくりおろした。もはや撃っても意味がないと思ったのだろう。 俺も自分がもう既に人間ではないことを悟り、彼女に対しては危害を加えても意味がないことに 気づいた。そしてまた来ると言い残し、去っていった。 173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 17:50:28.66 ID:ThgifvVn0 俺は朝倉の家へ向かった。見かける人すべてを破壊しながら赤い霧をくぐった。 まぁ俺を避けるのは当然だろう、女王蜂と触れ合えるのは一部だしな、そして寄り道をしながら 動物園によってみる。既にだれもいないが俺はフリーパスで珍獣の元へ向かった。 174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 17:53:10.17 ID:ThgifvVn0 珍獣はどうやら涙を流していたようだ。俺は恐怖心を通り越し、柵の鍵をいとも簡単に開けた。 キョン「なんか、悪いことしたな…」 珍獣「…」コクッ キョン「助けてくれ、ハルヒ」 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 17:56:02.03 ID:ThgifvVn0 ハルヒは俺を手招きするとカンガルーのような腹の袋からなにやらわけのわからない機械と 綿の棒を突き出した。そして今度はあっちいけという動作をした。これは… 179 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 18:00:50.71 ID:ThgifvVn0 これはおそらくTPDDだろう、使い方がわからない。朝比奈さんはもう既に死んでいるだろう 霜降り牛肉がフラッシュバックしたがそれ以上考えないことにした。今これをもっていることを 気づかれたら朝倉も俺を許さないだろう。裏切りになるからな…。誰を頼ればいいんだ。 近所をぶらぶらしながら俺は悩んでいた。これは自分の犯した罪に対しての償いを したいのだができないもどかしさ…、。だれか… 181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 18:04:02.36 ID:ThgifvVn0 向こうから少年が歩いてきた。どこかで見たことがある…だれだっけ…あぁそうだ ハカセくんだ。確かハルヒが臨時の家庭教師をして俺があだ名をつけたんだ。 でも彼は大丈夫なのか、既におれが原因のウイルスに犯されていないか…。 俺は勇気を持って声をかけてみた。 キョン「おっす。ハカセ君!」 183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 18:09:45.59 ID:ThgifvVn0 ハカセ「あぁキョンさんお久しぶりです。!」 どうも様子が違う、とても普通だ。 キョン「えっと、君は大丈夫なの?」 ハカセ「あぁウイルスのことですね。僕のお父さんが既に予測して抗体滅菌装置を作っていたので     大丈夫でした。まともな人間にめぐり合えるなんて僕も久しぶりです。      キョンさんは鶴屋家のシェルターにいたんですか?」 この状況でおれが菌のマザーですなんていえない キョン「あぁそうなんだよ、ホント困っちゃうよな」ハハッ 184 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 18:13:19.81 ID:ThgifvVn0 ハカセ君は俺の手に持っていた機械に気がついたようだ。 ハカセ「キョッキョンサン、それは…」 キョン「あぁこれは、なんていうか…最新型のおもちゃなんだ、モニターを頼まれてて…」 なんて苦しい言い訳なんだ。するとハカセ君はどうも青ざめているようだ。 大の大人がおもちゃで遊んでいたならそりゃ引くだろう… ハカセ「大変恐縮ですが、僕のイメージしていた時間平面破壊装置にそっくりです!} キョン{えっ」 185 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 18:19:55.69 ID:ThgifvVn0 キョン「うそだろ…」 思わず声に出してしまった。この子がこのTPDDを開発したって言うのか?いやまだ子供だ ハカセ「ちょっと見せてもらえますか?」 俺は恐る恐る差し出すとハカセ君はうれしそうな顔をして説明を始めた。 ハカセ「ここにこうやって頭をつけて脳波を読み取るんです!年号、日付時間でいいんです!     イメージのみでの転送できるんです。たとえばあれをしたあの時とか        自らを電子にして転送するんです。あっ手はここに添えてくださいね!」 こいつはすごい。これはハルヒの力なのかどうかわからない。俺はハカセ君の頭をなでて励ますと 急いで薄暗い路地へへ移動した 187 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 18:24:51.81 ID:ThgifvVn0 案の定、というべきか長門が現れた。 長門「何をしているの?それは朝比奈みくるのTPDDのはず」 キョン「えっとだな…」 言い訳しても通じるか…一度は愛し合った仲、あまり嘘はつきたくない。 長門「今私は別の星について忙しいの。だから事を荒立てたくない。意味がわかる?」 いつもの長門ではない。 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 18:34:47.40 ID:ThgifvVn0 長門「貴方は誓った、だから実行した。それをまた元に戻すのであれば私は貴方を許さない」 そういいながら手のひらを向ける。 キョン「まて!長門!俺はなにもお前や朝倉を嫌いになったわけじゃない!」 キョン「でもな、お前のやり方も合理的だが、少々手荒すぎやしないか?」 長門「あなたをこの星の中心にしてあげたのに何が不満なの?」 キョン「そういうことじゃないんだ!」 長門「時間がない、それを捨てるか、自分で破壊する、あと30秒で決めて」 もうだめだ 191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 18:43:11.62 ID:ThgifvVn0 俺はそう思った。頼れる人間を自分で壊してしまったのだ。古泉もいない、朝比奈さんも 森さんもだめだろう、古泉への恨みで現実は見えていない…。 一般人である谷口や国木田、阪中も俺の菌の傘下になっているだろう 俺は悔やみきれない後悔とともに自分自身を恨んだ。家族さえも巻き込んだんだ。 もう答えはひとつだ。 キョン「長門、俺を撃て」 192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 18:52:12.29 ID:ThgifvVn0 長門「わかった、排除する」 長門は躊躇することなく呪文を唱え始め、一瞬にして光の巨大の玉が俺に向かってきた。 俺は光に包まれる少し前に いちかばちかTPDDを頭につけあの時を思い浮かべた。あぁだめだ人間のスピードなんて こんなもんだろう…。のろまな俺を恨めハルヒ…、それと朝倉…なんか悪い事したな… 196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 19:00:52.51 ID:ThgifvVn0 一瞬熱さを感じた。それが死ぬ瞬間なのかと思い目を少し開けた。目も前を巨大な毛だらけの 生物が一瞬俺の前をふさいだかと思うと、俺はなぜか部室にいた。 キョン「あっれ?」 いつもの北高制服ではない。穴だらけの私服で俺は部室にいた。なぜか涙が止まらない。 そして走った。もう全速力だ。向かうは教室、ハルヒの机だ! 俺はポケットに入れていた白い綿の棒をハルヒの机に突っ込んだ。 制服ではないので学校では完全に不審者だ。そしてチャイムが鳴ると急に騒がしくなる。 まずい…これはあのときの6時間目体育の時間のチャイムだ…。 掃除のロッカーに隠れたことを心底後悔した。 197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 19:03:56.40 ID:ThgifvVn0 隙間から教室を見ると俺が通り過ぎた。あぁなんて間抜け面しているんだ…。 キョン「みんな…」 もはや涙をこらえることができない。 朝倉を見た瞬間、口を押さえずに入られないほど泣いてしまった。 198 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 19:12:05.26 ID:ThgifvVn0 掃除用ロッカーからはちょうど自分やハルヒの位置が見えない、そういえばこのとき 後ろからハルヒの何か言う声が聞こえた気がする。 6時間目が終わると掃除なのだが俺が俺に会うとどうなるんだ…まずい…まずいぞ… 阪中がロッカーに近づいてきた。こいつはいつもきれい好きだからな…。 俺は最後の賭けとして人差し指を唇に当て”シー”という動作をした。 ガチャリ 阪中「あッ………えっ………」 阪中「今日は教室きれいだから私ひとりで十分なのー」 そういうと彼女はすばやく扉を閉め教室の全員を捌けさせた。 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 19:14:47.50 ID:ThgifvVn0 阪中がロッカーの外の俺を笑顔で見送っている。なんてやつだ…この状況を一瞬で理解してくれた。 誰もいなくなってからゆっくりと扉を開きこう言った。 阪中「キョン君でしょ?もう一人の」 201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 19:18:45.54 ID:ThgifvVn0 キョン「ありがとう阪中!」俺は夢中で抱きついてしまっていた。阪中は拒否しない。 阪中「事情を聞かせてくれないかな…」 俺はすべて話した。自分の犯した罪や今からどうなるのかがわからないことを… 真剣に聞いていた。元々興味があるとはいえこんな話を信じるほうがおかしいだろう。 でも聞いていた。真剣に。 202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 19:20:16.29 ID:ThgifvVn0 阪中はそのあと立ち上がると急にハルヒの机の中を確認して戻ってきた。 そして開口一番こういった。 阪中「わたしね、キョン君のことが好きなの」 203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 19:24:36.57 ID:ThgifvVn0 阪中「好きで好きでしょうがないの、でもねキョン君、いつも涼宮さんと一緒で    近寄れないって言うか、なんがガードされちゃってる感じなの。     でもね、近づこうといろいろやったんだよ、うちの犬の件もキョン君に      近づくためだったんだよ…」 そしてゆっくり近づくと半ば強引にキスしてきた。俺は拒めなかった。 204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 19:29:35.75 ID:ThgifvVn0 どれくらい時間がたっただろう。おそらく俺が部室に着く少し前の時間だろう 俺の体は阪中と一緒になりながら消えていくのがわかった。 そう成功したんだ、みんな… 俺はでない声でありがとうといいながら阪中に笑顔を返した。 彼女はこのことを悟っていたかのように泣きながら笑っていた。 END 208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 19:38:53.47 ID:ThgifvVn0 おれも貴重な休みをここでつぶしてしまった 215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 20:00:37.72 ID:ThgifvVn0 一応きっかけとしては生理というある意味人類の元となる現象に対して 宇宙人である長門が統合思念体の存在意味、つまり継続した種の継続方式を もたないことを馬鹿にされたと考え、キョンに対してちょっとしたいたずら心が 暴走した結果惨劇を生む構造です。これはパラレルワールドではなく 実際に長門自身が暴走を止められなくなった直系世界です。 阪中が出てきたのは直系世界からの一般人としての現実を認識させるために 登場させたものです。またキョンにもまだ人間の心が残っていたことを 示しています。最後の長門に攻撃される動物はもちろんハルヒです。 向こうの世界では最終兵器であるハルヒを破壊してしまった以上長門は怒り こちらの世界におってこようとしますが、こちらは直系なのでまともな長門に プロテクトされています。 216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 20:03:38.25 ID:ThgifvVn0 綿棒はタンポンのこと、最後にハルヒは机の中のタンポンを発見し その惨劇のきっかけ自体がなくなったということ、つまり普通に団活を始めました。 阪中も瞬時に察し、一度ハルヒの机を確認しに言ったのです。 そして消えることがわかって告白。 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/05/24(月) 20:11:23.72 ID:ThgifvVn0 一応ハルヒ側はBADENDでした