ハルヒ「有希!有希はどこなの!?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 12:01:58.69 ID:m4qkJIhAO キョン「なんかあったのか?」 ハルヒ「もー!あったまにくるわ!!!」 キョン「有希に何かされたのか?」 ハルヒ「ホントにムカつくわ!!!」 キョン「だから俺の話を……」 みくる「紅茶いかがですかぁ〜?」 キョン「あ、いただきます。」 みくる「どうぞ〜」 みくる「涼宮さんもどうぞ〜」 ハルヒ「なに悠長と紅茶なんて飲んでんのよ!!!!」 ガチャン! キョン「ああっ!!!!!!」 みくる「ひゃん><」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 12:08:20.27 ID:m4qkJIhAO キョン「なにすんだよハルヒ!おちつけ!」 みくる「制服が汚れちゃったですぅ…」 キョン「ほら!みくるちゃんの制服が汚れちゃったじゃないか!」 ハルヒ「しっ知らないわよそんなの!」 キョン「お前がやったんだろ!」 みくる「冷たいですぅ…」 キョン「ほら!あやまれ!んでもってクリーニング代出せ!」 ハルヒ「なんで私が出さなきゃいけないのよ!」 キョン「お前がやったからだろォオオオ!!!!!!!!」 みくる「ふぇぇぇん…」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 12:13:01.87 ID:m4qkJIhAO ハルヒ「っさいわねぇ…!」 ハルヒ「出せばいいんでしょ!?出せば!!!!」 みくる「いいんです…もう……」 キョン「…!?なんだって………!?」 みくる「私が悪いんです…あんな時に紅茶なんて出したから…」 キョン「…みくるちゃん!!!!!」 ハルヒ「そっ…そうよ!やっとわかったわね!」 キョン「ハルヒ!!!!!!ふざけんな!!!!!!!」 バシャッ 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 12:18:07.40 ID:m4qkJIhAO ハルヒ「あ゛っづぅぅうううえあおおあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!!!!」 みくる「キョキョキョキョキョンくん!!!?????」 キョン「こいつには…このくらいしないと駄目なんだ。」 みくる「それだけど熱湯なんてぇぇぇ……」 ハルヒ「あ゛あ゛あ゛あ゛!!!みず!!!みずぅううう!!!!!」 みくる「みっ…みずですね!!!!!」 キョン「みくるちゃん!!!!!構うな!!!!!!!」 みくる「ふぇ!?わっ…わかりました!」 ハルヒ「いたい…いたいいたいいたいいいいいあああああああ゛あ゛あ゛おぅえ゛あ゛え゛え゛!!!!!!!」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 12:29:29.95 ID:m4qkJIhAO キョン「よし!踏めぇええ!!!!!」ダン!ダン!ダン!!! ハルヒ「あ゛う゛!ぐえ゛!!!ぎゃひぃ゛い゛い゛う゛い゛!!!!!!」 みくる「涼宮さんを踏んじゃだめですぅ!!!!」べし!べし! ハルヒ「ぐびぃう゛あお゛う゛ぇえええ!!!!!!!!!」 キョン「そんなこといいながらみくるちゃんもちゃっかり踏んでるじゃないですか^^」 みくる「日頃の恨みですぅ…!!!!!」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 12:40:14.87 ID:m4qkJIhAO ハルヒ「…………あがっ…あがっ………」 キョン「ちょっとやりすぎたかな?」 みくる「死んじゃいますぅ」 ハルヒ「…………」 キョン「もう踏んでも声が出ない……」ダンダンダン みくる「そうですねぇ…」べしべしべし キョン「死んだ……」 古泉「そのようですね」 キョン「うわっ!!!!!古泉!!!」 みくる「古泉くんこんにちは〜」 古泉「こんにちは朝比奈さん」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 12:46:58.76 ID:m4qkJIhAO キョン「俺らがちょっと踏んだだけで死ぬなんてハルヒらしくないな…」 みくる「そうですねぇ」 古泉「この全身火傷はなんですか?」 キョン「それは俺が熱湯かけたんだ」 古泉「それが致命傷だったんでしょう。その上から踏みつけて死に至った、というところでしょうか。」 キョン「そういうことだったのか…」 みくる「古泉くんすごいですぅ」 古泉「いやぁ、お力になれて光栄です。」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 12:57:21.41 ID:m4qkJIhAO キョン「そういえば、ハルヒは長門を探してたな。なんか怒ってたぞ。そういえば…事の発端はそこじゃないか!」 みくる「そういえばそうですね!」 古泉「それでは…長門さんが涼宮さんの死について何か知っているかもしれませんね。」 キョン「そうか…!長門ならなにか知っているかもしれん!」 みくる「探しに行きましょう!!!!」 長門「ここにいる」 キョン「うわっ!!!?????」 みくる「はわわわ!!!!!長門さん!!!!」 古泉「これはこれは…いつのまに。」 長門「ずっといた。涼宮ハルヒが私の名前を呼びながら入ってきたときも。」 キョン「なんだと………!?」 古泉「それはそれは…気付きませんでした。申し訳ございません。」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 13:09:03.07 ID:m4qkJIhAO みくる「それで…長門さんは、涼宮さんの死についてなにか知っていますか?」 長門「………」 キョン「しらないのか!????」 長門「…涼宮ハルヒは、あなたたちが殺した。主に………」 キョン「お、俺……!?」 長門「……」コク キョン「うそ…だろ………?」 みくる「私も共犯ですぅ……!」 古泉「やってしまったことは仕方ありませんね。以後気をつけてください。」 キョン「………」 みくる「キョンくん…」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 13:19:40.66 ID:m4qkJIhAO キョン「ハルヒを……俺が………」 みくる「私もですぅ…」 キョン「俺とみくるちゃんが…」 長門「95%はあなた」 キョン「じゃあ残りの5%はみくるちゃんか…」 古泉「それはいけませんね…5%も…」 みくる「ふぇぇぇ…」 キョン「いいか?みくるちゃん。5%というのは、とても大きいんだよ。一億円の5%は、50万なんだよ。50万あったら、色々買えるよね。そのくらい大きいんだよ。」 みくる「ふぇぇぇ…大変ですぅ…」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 13:29:40.36 ID:m4qkJIhAO 古泉「500万です。」 キョン「聞いたか!みくるちゃん!500万だって!!!」 みくる「ごごごご…500万!!?????」 キョン「500万あったら何が買える?」 みくる「えっと…えっと………いっぱい買えますぅ」 古泉「大変ですね」 キョン「みくるちゃん…自分のやったこと、わかる?」 みくる「ふぇぇぇ……」キョン「まぁ、わかればいいんだよ。」 長門「…………」 みくる「私は…そんなに大変なことを………」 古泉「失敗は誰にでもあります。人はそうして強くなるんです。」 キョン「そうだよ。みくるちゃん。ここでめげてはだめなんだ。」 みくる「わかりました!私…強くなります!!!」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 13:36:11.84 ID:m4qkJIhAO キョン「じゃあ、帰ろうか。今日は俺のおごりだ。皆で夕飯でも食べよう。」 みくる「ありがとうございますぅ〜」 古泉「いいですねぇ、たまには静かに夕飯ですか。」 キョン「あれ…?!ハルヒがいない!!!!」 みくる「きゃああああああ!!!!!!」 古泉「これは…………!」 長門「私が処理しておいた。」 キョン「なんだ…よかった。グッジョブだ長門。」 みくる「すごいですぅ〜!」 古泉「フフ…さすが長門さんですね。助かりました。」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 13:49:07.50 ID:m4qkJIhAO キョン「あ、そういえば、結局なんでハルヒは長門を探していたんだ?」 長門「多分」 〜2時間前〜 ハルヒ「ちょっとキョン!!!!私の超高級マロングラッセ全部食べたでしょ!!???」 キョン「!?ぐふっ!げほげほ!はべてねーひ!!(チクショウ口ん中がパサつくぜ)」 ハルヒ「じゃあ誰よ!!!!」 キョン「しっ!しらねーよ!長門がさっきまでいたぞ!」 ハルヒ「じゃあ有希ね!!!!探してくるわ!」 ハルヒ「有希!有希はどこなの!???」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 13:59:37.06 ID:m4qkJIhAO キョン「そういうことだったのか…」 みくる「ということは…」 古泉「この事件の犯人は…」 キョン「マロングラッセを食べた奴だな??!」 古泉「長門さん…あなたがマロングラッセを食べたんですか?」 長門「食べていない。私はこの部屋にずっといたと言った。全て見ていた。」 キョン「なにぃ!!????」 古泉「となると…」 キョン「やっぱりマロングラッセを食べた奴が犯人なんだな!??」 みくる「誰なんでしょうか…」 キョン「あなたに5%の罪があることは変わりないです。」 みくる「ふぇぇぇ……」 古泉「いや、長門さんなら犯人を知っているんではないでしょうか。」 キョン「なに!!???ホントか長門!」 長門「……」コク 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 14:09:46.67 ID:m4qkJIhAO キョン「教えて……ん?今外から『マロングラッセ』と聞こえたぞ!!!!」 みくる「ホントですかぁ!?」 古泉「ふむ…行ってみましょう。」 男子生徒A「でさ〜、俺のじぃちゃんから超高級マロングラッセ届いてさ〜、食べたらめちゃくちゃうまいんだよ〜」 男子生徒B「マジかよお前超リッチじゃねーかぁ〜」 キョン「お前が犯人かああああああああああ!!!!!!!!!」 みくる「ゆるしませぇぇえええん!!!!!」 古泉「やってしまいましょう。」 男子生徒A「うわあああああ゛あ゛あがかががぎびぃ゛い゛い゛あ!!!!!!!!!」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 14:17:12.34 ID:m4qkJIhAO キョン「ゼェ…ゼェ……やったぜ。犯人やっつけたぞ。」 みくる「はぁ…はぁ…これもキョンくんの聴力のお陰ですぅ」 古泉「一件落着ですね。これからSOS団の団長はあなたです!」 みくる「がんばってください!」 キョン「俺が…SOS団の団長…?」 みくる「キョンくんしかいません!」 キョン「夢みたいだ………ありがとう!俺、がんばるよ!!!ハルヒの分まで……!ハルヒのような団長になれるかわからないけど…やってみるよ!!!!!」 ワーワー!キョーン!キョーン!キョーン! fin