キョン「くっ・・・!ハルヒ!中に出すぞっ!!」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 01:42:26.61 ID:h/8WV8Vh0 キョン「ハルヒ、もう放課後だぞ起きろ」 ハルヒ「ふにゃ…(今の夢?……変な夢みちゃったな)」 ハルヒ(ううぅ……キョンの顔まともに見れないよ) キョン「?」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 04:43:47.44 ID:h/8WV8Vh0 >>7の続き ハルヒ「う〜」 ハルヒ「あー、もう!みくるちゃん!おかわり!!」 古泉 「……涼宮さんと何かあったんですか?」ボゾボソ キョン「いや、何もないはずなんだが」 みくる「ど、どうぞ……あれ?夢占い?」 ハルヒ「?!」 キョン「なあ長門?ハルヒが何で不機嫌なのか分かるか?」 長門 「不機嫌ではない。」 キョン「いや、見るからに不機嫌なんだが」 長門 「本人に聞いてみるといい」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 04:45:23.40 ID:h/8WV8Vh0 ハルヒ(エッチの夢は……かなりの願望……?) キョン「おーい、ハルヒ」 ハルヒ「……なによ」プイ キョン「なんでさっきから顔背けるんだよ」 ハルヒ「アンタには関係ないでしょ!」 キョン「いや、大ありだと思うんだが……」 キョン「なあ、何か悩みでもあるのか?」 ハルヒ「ないわよ別に。」 キョン「じゃあどうしてそんなに不機嫌なんだよ」 ハルヒ「アンタの所為でしょ!!あ……」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 04:47:13.09 ID:h/8WV8Vh0 ハルヒ「いいから向こう行ってなさい!」 キョン「なんなんだあいつ」 古泉 「やはり彼ですか」ボソボソ…。 長門 「」コク ハルヒ(キョンと……か)ウトウト… ハルヒ(今寝たらもう一度同じ夢見れるかな) ハルヒ(………) 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 04:49:19.23 ID:h/8WV8Vh0 ろ… 起…ろ… キョン「起きろハルヒ!」 ハルヒ「…ん……あれ…みんなは?」 キョン「外を見てみろ。もう帰ったよ。」 ハルヒ「そう。」 ハルヒ(あれ…なんであたし眠ってたん……!!!) キョン「もう部屋の鍵占めて帰るぞ。……ハルヒ?」 ハルヒ(まずいまずいまずいまずい) キョン「おーいハルヒ」 ハルヒ「……なんであんたが待ってたのよ」ボソ キョン「はぁ?」 ハルヒ「何でもない!!早く帰るわよ!」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 04:51:18.96 ID:h/8WV8Vh0 帰り道 ハルヒ(ドキドキドキドキ……) キョン「……(気まずい…)」 ハルヒ「ね……ねぇキョン。キョンは占いって信じる?」 キョン「占いか。良ければ信じるし悪ければ信じないな」 ハルヒ「なによそれ」 キョン「たいていの人はそうだろ」 ハルヒ「はぁ……」 キョン「? お前、今日変じゃないか?」 ハルヒ「何でもないわよ」 ハルヒ「」 キョン「どうしたハルヒ?突然立ち止まって」 ハルヒ「ねぇキョン。よくさ、やらなくて後悔するよりもやって後悔するほうがいい、って言うわよね。どう思う?」 キョン「は?お……おい。ハルヒまさか……」 ハルヒ「なによ」 キョン「……ナイフとかで襲いかかってこないよな?」 ハルヒ「バカ?映画の見過ぎよそれ」 ハルヒ「そうじゃなくて……ああもういいわ忘れて」 キョン「? やっぱお前、今日変じゃないか?」 キョン「ちょっとじっとしてろ」 ハルヒ(お!おでこに手?!あれ……この光景…このセリフどこかで……夢?) キョン「……ちょっと熱があるかもな。家まで送っていくよ」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 04:54:16.29 ID:h/8WV8Vh0 ハルヒ「いいい、いいわよ別に!!」 キョン「遠慮するなよ、お前結構顔赤いぞ。」 ハルヒ「いいって言ってるでしょエロキョン!!」ゼーゼー キョン「うるさ……は?お前何言って……ておい大丈夫か?!」 ハルヒ「なんで夢のときみたいに応対するのよ!!!」フラ… キョン「おいハルヒ!!」 ハルヒ「……酸欠よ。少し休めば大丈夫よ」ゼーゼー ハルヒ「先に言っておくけど『背負ってやるよ』とか言わないでよ」ゼーゼー キョン「いや、せめてそこの公園のベンチで休んだ方が……」 ハルヒ「いいって言ってるでしょ!!!言ってる側から……」フラ… キョン「おっと。お前本当に大丈夫か?とりあえず公園までつれてくぞ」 ハルヒ(もしかして……本当に正夢になっt) 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 04:56:39.95 ID:h/8WV8Vh0 … …… ……… ハルヒ「ん、だいぶ楽になったわ」 ハルヒ(何も起こらなかった……いや、期待してなかったけどさ) キョン「そうか。立てそうか?」 ハルヒ「ええ、行きましょ」 ハルヒ(期待してなかったけど……なんだろうこの胸のもやもやは) ハルヒ(やらなくて後悔するよりもやって後悔するほうがいい……か) 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 04:58:25.67 ID:h/8WV8Vh0 キョン「どうしたハルヒ?」 ハルヒ「……さっきの質問だけどさ。」 ハルヒ「やらなくて後悔するよりもやって後悔するほうがいいって言うの。あんたどう思う?」 キョン「そりゃ、言葉どうりの意味だろうよ。」 キョン「やれるだけやって後悔した方が、諦めもつくだろうしさ」 ハルヒ「……そっか」 キョン「いい加減帰ろうぜ。さすがに時間も」 ハルヒ「ねぇキョン……あたし夢を見たの」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 05:00:28.93 ID:h/8WV8Vh0 キョン「夢?」 ハルヒ「そう、ここの公園が舞台だったんだけどさ」 ハルヒ「あたしが倒れて……助けてくれたあんたが……さ」 ハルヒ「急に乱暴になって……」 キョン「ハルヒ?」 ハルヒ「今座ってるベンチの上で、唇奪われて……服に手を掛けられて……」 キョン「え……と、ハルヒさん?」 ハルヒ「おかしいわよね……それなのにあたし……そうだ、嬉しかった」 キョン「……」 ハルヒ「あんたがそこまであたしに本気になってくれて……嬉しかったんだ」 ハルヒ「……」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 05:05:24.25 ID:h/8WV8Vh0 ハルヒ「……ねえキョン」 キョン「……なんだハルヒ」 ハルヒ「正直、あたしは恋なんて精神病の一種だと思ってる」 ハルヒ「今のあたしの状態も雰囲気に流された一瞬の気の迷いかもしれない」 キョン「……」 ハルヒ「でもさ」 ハルヒ「あんたがもし、あたしを見てくれるなら」 ハルヒ「この場限りでも、本気で見てくれるなら」 ハルヒ「……私の見た夢を、叶えてください」 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 05:17:21.12 ID:h/8WV8Vh0 あとは、言葉なんていらなかった キョンは夢の通り、あたしにキスをしてくれた 夢の通り、身体で答えてくれた 何より夢のように、その……あたしだけを見てくれた キョン「くっ・・・!ハルヒ!中に出すぞっ!!」 ハルヒ「キョン……キョン!!」 そしていっぱいの……愛をくれた 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 05:19:03.10 ID:h/8WV8Vh0 … …… ……… ハルヒ「……ひどい」 キョン「悪かった。まさか中に出しちまうなんて」 ハルヒ「妊娠したかも」 キョン「本当に面目ない。」 ハルヒ「ええキョンが悪いわね」 キョン「……うぅ」 ハルヒ「だからさ」 ハルヒ「だから……責任とりなさいね」 了 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/04/11(日) 05:19:50.11 ID:h/8WV8Vh0 ごめん限界 描写頑張ったけど書けなかった おやすみ