長門「…犯人はあなた」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:00:02.39 ID:MswiX1Gd0 みくる「ふぇえええ!?」 キョン「なに言ってんだよ長門…」 古泉「…長門さんのおっしゃることです。間違いは…」 ハルヒ「なに?何なの?有希、どうしちゃったのよ…?」 長門「私の目はごまかされない。証拠も全て揃っている。自白したほうが身のため」 キョン「いや、だからな、長門。お前は何を言ってる?」 みくる「あの…あたし、何をしたんでしょう?」 長門「まだ白を切るつもりなの」 みくる「シラとかじゃ…」 長門「朝比奈みくるを適性と判断。情報連結の」 キョン「待て待て待て待て!!!!」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:00:50.13 ID:MswiX1Gd0 長門「なに?あなたと言えど、邪魔する者は全て情報連結を解除する」 キョン「待てったら!俺たちは事情が全然飲み込めてないんだ。なあ古泉?」 古泉「ええ、何か事件があったのですか?それすら僕たちは知りません」 ハルヒ「あ、あたしだって!有希、何か事件があったの?それならなんであたしに教えてくれないのよ!?あたしがそういうの求めてるって知ってるでしょお!?」 長門「…あなたたちは、気づいていない?何も?」 キョン「悪いが、俺にとってはこの数日別段変ったことはなかったぞ。いつも通り、ハルヒがさんざ退屈を嘆いてただけだ」 ハルヒ「悪かったわね。ここ最近、あんまり何もなさ過ぎて本当退屈だったわ!はっ!有希、ま、まさかこれが事件…?」 長門「そんなわけない」 古泉「あの、長門さん。僕にも何が何だかさっぱりわからないのです。朝比奈さんも、お心当たりはないのでしょう?」 みくる「は、…はいぃ。あたし、あたし…」 キョン「ほら、朝比奈さんも怯えきってるだろ。長門、説明してくれ。なるべく俺にわかりやすいようにな」 長門「……本当に気づいていないの?」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:05:01.17 ID:MswiX1Gd0 キョン「そんだけ言われると…知らない俺らの方がおかしいのかって気になってくるな」 ハルヒ「でもなんにもなかったわよ。いつも通りの日常よ。みくるちゃんだっていつも通りのドジっ子メイドだったし…」 古泉「とくに無くなったものもないですし、突然いなくなった人物もいません」 キョン「やっぱりわからんな。説明を求める。そろそろハルヒが爆発するぞ」 ハルヒ「んも〜〜〜〜有希!一体何があったっていうの!?早く教えなさい!」 古泉「んふっ、ご名答ですね」 キョン「うるさいぞ」 長門「わかった。それでは、この事件の全容を説明する。しかし、その前に」 ハルヒ「…なによ?」 長門「もう一度確認してほしい。この部屋にあって然るべきもので、今はないものが一つだけある」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:08:09.97 ID:MswiX1Gd0 キョン「然るべきもの?なんだ?パソコンはあるし、写真もなくなってない…よな」 古泉「ボードゲームも全てきちんとあります。碁石の数も調べましょうか?」 長門「いい。ボードゲームは関係ない」 ハルヒ「あとは団長の腕章、お茶の道具…はみくるちゃんじゃないとわからないわね。全部あるわよね?」 みくる「っあ、はい、…ちゃんとしてます。お茶っ葉も減っていません…」 ハルヒ「そう。あとはみくるちゃんの衣装かしら?メイド服もあるし、カエルの着ぐるみもあるわ。バニーガールもあるし…あら?」 キョン「どうした、ハルヒ?」 ハルヒ「…ちょっと待って。もう少し探してみるわ」 古泉「何か足りないものがありましたか?」 みくる「……うぅ…」 ハルヒ「…みくるちゃん。あなた、あれ知らない?」 みくる「……」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:11:10.00 ID:MswiX1Gd0 キョン「なんだよハルヒ。何がないってんだ!?」 ハルヒ「…みくるちゃんとあたしの、網タイツよ」 古泉「網タイツ…ですか…」 キョン「古泉。ちょっとズボンの裾まくって見せろ」 古泉「えぇ!?なんでですか!」 キョン「どうせお前が履いてるんだろ。早く脱げよ」 古泉「なんですかその物凄い濡れ衣は…僕がそんな、網タイツだなんて履くわけないでしょう?」 キョン「いいからまくって見せろって。な?ちょっと見せりゃ濡れ衣も晴れるからほら」 古泉「ちょ、やめてくださいよ!なんでそんな執拗に僕だけ狙うんですか?僕は男ですよ!?って言ってるそばからまくらないで…」 ハルヒ「!こ、古泉くん…」 みくる「うわぁ…」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:14:48.66 ID:MswiX1Gd0 古泉「ち、違うんですよ。ほら、今冬ですしね?寒いじゃないですか、ほら、外とか。僕歩きですし。あの、バイトも外での労働なので、冬は寒いんですよ。    ですからこれは別にその変な意味ではなく、生活のため、じゃなかった保温のためというか…」 キョン「で、なんで赤いタイツなんだよ?お前、この際ももひきでもこんなに引かねえよ。見ろよ女性陣の目」 古泉「い、いいじゃないですか!体育のある日は履いてきませんよさすがに。だってこんな風にズボンをまくられる日が来ようとは夢にも思わなかったですからね。    赤い下着は保温性があるとかないとかテレビか何かで聞いた気がしたからであって…    女性陣のみなさんだって、毛糸のパンツを履いてくることがあるんじゃないですか!?」 ハルヒ「うーん。毛糸のパンツは見られても別にいいもんだけど、古泉くん。あなたがそんな人だと思わなかったわ」 古泉「涼宮さん…!す、すみません…」 ハルヒ「何を謝ることがあるの!?さわやかイケメンのズボンの下に隠された赤い秘密…うん。十分不思議よ。さすが謎の転校生だわ!!」 キョン「おいおい、いいのかよ…嫌だぞ、谷口なんかのズボンの下から、すね毛のはみ出た赤いタイツがのぞいてるのが普通の教室なんて…」 ハルヒ「ピンクでも紫でも、好きなタイツを履きなさい!あたしが許すわ!」 古泉「あ、ありがとうございます…」 キョン「やれやれだな。相手がハルヒだからよかったものの、クラスの女子ならドン引きだぞ」 古泉「んふっ、涼宮さんがこの状態を認めてくださったのです。世の女性も同じ気持ちになっていることでしょう」 キョン「はぁ、もうなんでもありの時代がやってくるぞそのうち…」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:17:48.30 ID:MswiX1Gd0 ハルヒ「話がだいぶ反れたわね。で、みくるちゃん?網タイツはどこへやったの?洗ってるのかしら?」 みくる「そ、そうです。ちょっと汚くなっていたので家で…」 長門「違う。あの網タイツはもうどこにもない」 ハルヒ「え?どういうことよ?」 長門「結果的に言うと、昨日焼却処分されたと思われる」 キョン「焼却…?なんのために?」 長門「これを見て」 古泉「…新聞の切り抜きですね。日付は、…2日前ですか」 キョン「銀行強盗?ああ、そういやあったな。俺んちの近くの銀行だったみたいだな」 ハルヒ「あたしもニュースで見たわ。でも今の時代、銀行強盗なんて巷にあふれ返ってるから、たいして気にも留めなかったわ」 長門「銀行強盗の一般的な服装を思い浮かべて」 キョン「…まさか、長門さん?朝比奈さんが、あの網タイツを銀行強盗するために使ったなんて言うんじゃないでしょうね?」 ハルヒ「ええっ!みくるちゃん、あんたがこの強盗なの!?」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:23:08.04 ID:MswiX1Gd0 みくる「ふえぇぇえ!ち、違いますぅ!!あた、あたし、あたし…!!」 キョン「おい、長門。どういうことだ?」 長門「だから、そういうこと」 古泉「長門さん。最初に、証拠があるとおっしゃっていましたね。その証拠とは?」 ハルヒ「証拠なんかいらないわ!みくるちゃんが、あたしに嘘つくわけないもんね?ね、違うんでしょう?」 みくる「あ…す、涼宮さん…」 ハルヒ「答えなさい!!」 キョン「落ち着けハルヒ。そう怒ったって、朝比奈さんは怯えるばっかりだろ。まずは証拠ってのをきいてみようぜ」 ハルヒ「…そうね。それがあんまりバカバカしいことだったら許さないわよ、有希?」 長門「大丈夫。この証拠は完璧。これで、そこの乳牛の犯罪を立証できる」 みくる「ふぇ…」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:26:32.56 ID:MswiX1Gd0 キョン「長門…お前、単なる八つ当たりでこんなこと言いだしたんじゃないだろうな」 長門「謂れのない中傷はやめてもらおうか」 キョン「じゃあお前が口滑らすんじゃねえよ」 長門「わかった。今のはジョーク。ユニーク」 キョン「自分で言うなよ…」 長門「それより、これを見てほしい」 古泉「今度は写真ですか。一体どこから出てくるんでしょうね…え?こ、これは…」 キョン「どれどれ、何の写真だ…って、…こりゃあ…」 ハルヒ「ちょっと見せなさいよ!…ええっ?こ、こんな…」 長門「それを見れば一目瞭然。朝比奈みくるが先の新聞記事の銀行強盗の一味であることは事実。よって」 キョン「待て待て待て待て待て」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:29:20.87 ID:MswiX1Gd0 ハルヒ「有希、あんた…」 古泉「長門さんもなかなかやりますねえ」 長門「…?何の話?」 キョン「お前、絶対出す写真間違ってるだろ。いいのかこんなの俺らに見せて」 長門「貸して。早く」 キョン「ほらよ」 ハルヒ「有希と朝倉ってそんなに仲よかったの?知らなかったわ」 キョン「仲がいいで済まされるのか、これ?ガッチリ亀甲縛りされてんじゃねえか」 古泉「これを縛ったのは長門さんですか?ああ、美しい結び目ですね。それに朝倉さんのきれいな体のラインが実に見事に強調されているし…」 キョン「お前は口を開くな。唇にアロンアルファ塗るぞ」 古泉「あなたはそういうのがお好みで?」 長門「これは間違い。忘れて。いち、に、さん。はい、忘れた?」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:32:57.41 ID:MswiX1Gd0 ハルヒ「いーえ忘れないわ。有希が朝倉の思い出としてそんな写真を持ち歩いてるなんてことはね。絶対忘れるもんですか!美しい友情だわ!」 長門「…そう。わたしと朝倉涼子は3年来の幼馴染。彼女の転校を聞いて錯乱したわたしが行った恥ずべき行為。あまり他言しないでほしい」 ハルヒ「もちろんよ。誰にも言わないわ。あんたたちも絶対誰にも言うんじゃないわよ?」 キョン「ああ。長門、絶対言わないから安心しろ」 古泉「一言でも漏らそうものなら、情報連結を解除されてしまいますからね」 キョン「あ、こいつめもうアロンアルファの呪縛から逃れやがったのか!」 古泉「んふっ、もう唇はベロンベロンですけれどね。なかなかの張りつき具合でしたよ」 ハルヒ「もう、話が逸れやすいわね…で、有希。みくるちゃんの犯罪を立証するっていう証拠写真の方を出しなさい」 長門「ちょっと待って。確認する。…これで間違いない」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:35:08.05 ID:MswiX1Gd0 キョン「どれどれ」 ハルヒ「ちょっと、あたしにも見えるように持ちなさいよ。…これは…モンタージュ写真?」 古泉「犯人2人分のものですね。どちらも、確かに若い女性のようですが…」 ハルヒ「うーん。網が邪魔してあんまり人相がよくわからないわね…」 長門「では、2枚目を見てほしい」 キョン「2枚目?…ありゃっ」 古泉「おやおや…1枚目の写真の、網の部分を取り除いたもの…でしょうか」 ハルヒ「確かに、みくるちゃんだわ。もう一人は…鶴屋さんね…」 長門「これで確定した。そのモンタージュ写真は、強盗に入られた銀行に勤めるAさん(28歳女性)の証言をもとに作成したもの」 キョン「で?この2枚目はなんだ?」 長門「パソコンに先ほどの写真を取り込み、網の部分を削除したもの。明らかに朝比奈みくるとその友人」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:38:19.59 ID:MswiX1Gd0 キョン「うん、そうだな。確かに2人の写真だ。だが、どう見ても1枚目から2枚目にはならんだろ」 ハルヒ「そうね。2枚目は、文化祭の映画のときの写真じゃない。これ撮ったのあたしだもん」 古泉「長門さん、この2枚目、本当に1枚目を加工したものなんですか?」 長門「そう。わたしがそうと言ったらそう」 キョン「おいおい…お前、朝比奈さんを犯人に仕立て上げたいだけじゃないのか?」 ハルヒ「みくるちゃん、あなたがあの網タイツの行方をちゃんと教えてくれたら、疑いが晴れるのよ?」 みくる「…あ、あたし…銀行強盗なんてしてませぇん!!あの、あたしはともかく、鶴屋さんはお金持ちですし…強盗する意味がないと思います…」 ハルヒ「確かにそうよね。みくるちゃんに、銀行強盗を成功させるような度胸があるとも思えないし」 キョン「何気にひどいこと言ってるぞ」 長門「そろそろ自供したほうがよい。さもないと、私の必殺乳牛殺し拳が炸裂する」 みくる「ひぇえええぇぇえ!」 ハルヒ「ほらみくるちゃん!早くしないとあなたのあなたたる所以が切り取られちゃうわよ!」 古泉「そんなスプラッタはみたくないですねぇ」 みくる「わ、わかりましたぁ!あの網タイツは…もうここにはありません…」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:46:16.90 ID:MswiX1Gd0 ハルヒ「どこへやったの?なくしちゃったの?」 みくる「うう…すみませぇん!ヤフオクで売っちゃったんですぅ!ふぇぇん…!」 キョン「なっ…売った…!?」 ハルヒ「みくるちゃん…!」 みくる「ごめんなさい!あたし、本当にお金に困ってて…禁則事項で上司からの月給は少ないし…鶴屋さんは困った時は頼ってくれって言ってくれたけど…     お友達にお金くださいなんて言えないし…」 ハルヒ「なんだ、そんなこと!それならいいわ、どんどん売りなさい!なんならあたしの使い古しの下着なんかもあげるわよ!」 みくる「すっ、涼宮さぁん!ふぇぇーーーん!!!」 ハルヒ「みくるちゃん!!よしよし、苦労したのねぇ」 古泉「さすがわが団長ですね。実に寛大でいらっしゃる」 キョン「朝比奈さん。オークションに出すときは、写真なんかも付けてやったんですか?」 みくる「ぐすっ…はい、あたしと涼宮さんの首から下だけの写真を…そうした方が高く落としてもらえるから…」 キョン「くそっ、落札したやつがうらやましいぜ」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:49:21.47 ID:MswiX1Gd0 古泉「長門さん、さて…どうしましょうか?」 長門「長門有希、3歳。好きな食べ物はカレーです」 キョン「そんなごまかしじゃどうにもなんねえぞ?お前、結局朝比奈さんを犯人にしたかっただけじゃねか」 長門「…そんなことはない。わたしは、純粋な推理の結果を述べただけ」 キョン「はあ、まあいいか。でも朝比奈さんに謝っとけよ。無駄に怯えさせたんだからな」 長門「…わかった。朝比奈みくる」 みくる「ふぇ…な、なんですかぁ…」 長門「申し訳ない。濡れ衣を着せてしまった」 みくる「い、いいんです。あたしも、みなさんに隠し事をしてたんだし…この機会に言ってしまえて、胸のつかえが取れましたぁ」 キョン「朝比奈さん…」 みくる「それに、みんなのちょっとした秘密も知ることができましたし…」 ハルヒ「そうね。SOS団内での隠し事は今後一切なしよ!どんな性癖でもあたしは許すわ。困りごともすぐに言いなさい。あたしがなんとかしてあげるから!」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:53:13.20 ID:MswiX1Gd0 キョン「珍しくいいこと言ったな。団長さんよ」 ハルヒ「なによ、キョン。あんたも露出癖があるとか死体愛好家とかなら今のうちに言っちゃいなさい!」 キョン「俺はなにもねえよ。ごごく普通の男子高校生だからな」 ハルヒ「なによ。つまんないわねえ。なんかないの?」 キョン「ないっつの!だいたいお前、性癖って簡単に言うがなあ…」 古泉「そういえば、長門さん。網タイツが焼却処分されたとおっしゃっていましたが…?」 長門「そう。わたしは昨日、ゴミ捨ての最中に焼却炉付近で網タイツの燃えカスと思われるものを発見した」 古泉「それは、確かに朝比奈さんの網タイツだったのですか?」 長門「間違いない。タイム風呂敷を使って確認した」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 21:58:59.75 ID:MswiX1Gd0 ハルヒ「ああもううるさいわね!露出もできないの!?このビビリ!」 キョン「おい、ビビリってなんだよ。つーか論点がズレてきてるぞ」 ハルヒ「ちゃっちゃと脱げばいいのよ脱げば!ほら、あたしが手伝ってあげるから」 キョン「おいやめろっハルヒ…!」 みくる「…あれ?今、キョンくんのブレザーから何か落ちてきましたぁ…」 古泉「写真ですね。…こ、これはまさか…!」 みくる「ふぇぇ!これっ…これです!あたしがオークションに出した網タイツに付けて出した写真…!!」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 22:08:57.00 ID:MswiX1Gd0 ハルヒ「…あんた、ズボンの下になんてもん履いてんのよ…」 キョン「だからヤメろって言っただろ?でもこれ、お前か朝比奈さんの網タイツだったとはなぁ…これは、どっちかな?」 ハルヒ「キョン…網タイツ、似合うじゃない!!今度から、あんたがバニーでビラ配りしなさい!!」 キョン「やなこった」 ハルヒ「あっこら、待ちなさぁい!!」 古泉「行ってしまわれましたか…ふう、やれやれですね。相変わらずの騒々しい日々です…しかしこれで、しばらくは涼宮さんの機嫌が悪くなることもなさそうですね」 長門「あの網タイツが彼の手に渡っていたことは意外だった」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 22:14:35.70 ID:MswiX1Gd0 みくる「ドン引きですぅ…けど、これでよかったんですよね?」 古泉「ええ。まあ、僕や長門さんのお茶目な秘密が露わになってしまったことも計算外でしたけどね」 みくる「ほんとにびっくりしましたぁ。古泉くんがあんなに赤いタイツが似合うなんて」 古泉「もうやめてください…。さて、言うタイミングがないので、今言ってしまいましょうか」 みくる「ふふっ。そうですね」 長門「せーの」 「「「ドッキリ大成功!!」」」 完 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/01/16(土) 22:17:25.52 ID:MswiX1Gd0 明らかに1レスに貼る量間違った… なんでキョンがタイツ焼いたのか全然書いてないや みくるのは履きすぎてベロンベロンになっちゃったから 学校で焼いたんじゃないかな 途中支援してくれた方、読んでくれた方ありがとうございました またお会いしましょう