ハルヒ涼宮のすべらない話 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/27(日) 23:34:01.37 ID:FzYsxNhJO 谷口「べしゃる、べしゃれば、べしゃるときぃ、THE TIME HAS COME、ぁ今宵もぉ、べしゃりの鉄人9人によるあの夜会が開かれるぅ!!まずはこのおとk ハルヒ「普通に紹介しなさいよ、気持ち悪いわね」 谷口「WA、すみません」 参加者一覧 キョン ハルヒ 長門 みくる 古泉 鶴屋さん 国木田 朝倉 佐々木 ハルヒ「参加者全員の名前と★マーク1つが刻まれたこの十面体サイコロを振って、話す人を決めるわよ。じゃあ一人目・・・とりゃっ」コロッ カラカラ・・・ ハルヒ「>>5ね」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/27(日) 23:36:26.89 ID:28b6g2xS0 めっちゃうんこしたいねんけど 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/27(日) 23:39:48.11 ID:FzYsxNhJO ハルヒ「なに、この目は?」 谷口「うんこしたいみたいです」 ハルヒ「意味分かんない、もう一回振るわよ!!」コロッ カラカラ・・・ ハルヒ「>>12ね」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/27(日) 23:46:34.42 ID:28b6g2xS0 めっちゃでかいうんこでて〜ん 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/27(日) 23:49:30.48 ID:FzYsxNhJO 一同「・・・・・・」 長門「ID:28b6g2xS0を敵性と判断、情報連結の解除をs キョン「まあ待て長門、もう一回だけ振ってみよう」 ハルヒ「ふぅ・・・いい加減めげそうだわ」コロッ カラカラ・・・ ハルヒ「>>21ね」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/12/27(日) 23:51:27.16 ID:shDYC3vwO めっちゃでかいうんこでて〜ん 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/27(日) 23:52:24.85 ID:FzYsxNhJO ハルヒ「>>30」 またうんこならやめる 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/27(日) 23:52:50.61 ID:7PipJhy20 >>22 普通に参加しようとすると安価とれないのかよw 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/27(日) 23:53:54.72 ID:FzYsxNhJO まあなんだ 参 り ま し た 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/27(日) 23:53:33.18 ID:7PipJhy20 やっちゃった キョンで 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/27(日) 23:55:20.41 ID:FzYsxNhJO ハルヒ「キョンね」 キョン「む、俺か・・・この間な・・・、谷口と国木田とカラオケに行ったんだが・・・」 『カラオケボックスのオッサン』 キョン「まあ最初1時間くらいは普通に歌ってたんだよ・・・ポテトとかつまみながら。で、俺はトイレに一回立ったんだよな。用を足して部屋に戻ろうとすると、年齢40くらいのややハゲたオッサンが俺たちの部屋を覗いてたんだ」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 00:00:15.55 ID:YrRG0/d6O キョン「いいや、俺は『放置してドンキーに載せてもらう』を選ぶ!!」 俺たちの旅はまだ始まったばかりだ!! 完 53 名前:じゃあ書けるだけ書いてみるわ[] 投稿日:2009/12/28(月) 00:33:22.84 ID:YrRG0/d6O キョン「あのー、なんか用ですか?って聞いたんだよな、そしたらオッサンこっち向いてものっそい笑顔で『ぱくはりあん^^』って言ってきてな でまあ、ああ、そっち系の人か・・・と俺も思うわけだよ。 相手にはしたくなかったけどとにかく部屋に入らなきゃって思ったから、どいてもらえますか、って言ってちょっと強引に部屋に滑り込んだんだよ。 で、また三人でカラオケ再開したんだが、オッサンその間も外からずーっとコッチ見てるんだ。な?」 国木田「うん、あれは怖かったw」 キョン「で、それだけならまだしも歌ってるときに合いの手?・・・みたいのを入れてくるんだよ。 中にも聞こえるくらいだから廊下では相当うるさかったんじゃないかな。『♪探し物はなんですか(知らねーよ!!)見つけにくいものですか(ハイハイハイ!!)』みたいな感じで。 まあフロントから遠い部屋だったのもあると思うんだが、長いことこんな調子だったから業をにやしてな、内線でフロントにコレコレコウで困ってます、何とかしてくださいって苦情を入れたんだよ」 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 00:52:44.07 ID:YrRG0/d6O キョン「そしたら店員の人がすぐ来てくれたんだが、俺たちの部屋の外で言い合いになっちまってな。 『他のお客様のご迷惑になりますので』『僕はお客様ですぅ!!』『お客様お部屋はどちらでしょうか』『あなたは店員ですか?私はお客さんです!!』みたいな感じで会話にすらなってなかったんだが、 店員が『お客様少しお時間よろしいですか、お聞きしたい事が御座いますのでついて来てください。』って言った瞬間すごい凛とした声で 『お断りします』って聞こえてきてさ なんかあのAA思い出して、三人で笑っちまったよwww」 一同「・・・・・・」 ハルヒ「す、すべらんなぁ〜」 長門「スベランナー」 朝比奈「結局その人は実は普通の人だったのかもしれないですね」 キョン「そうですね、連れて行かれる時はこれ以上ないくらい会話噛み合ってましたからね」 鶴屋さん「ちなみにどこのカラオケ?」 キョン「シダックスですけど・・・その情報いります?」 一同「wwwwwww」 ハルヒ「wwwじゃ、振るわよ」コロッ カラカラ・・・ ハルヒ「このレス+3ね」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 00:54:51.08 ID:YrRG0/d6O なんか『一同「wwwww」』とか書いてると心が痛いぜ もう一人の冷静な俺が「何が面白ぇをだよ何が」って呟き出す 安価下 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 01:00:33.57 ID:oVzmVB9hO 長門 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 01:12:11.04 ID:YrRG0/d6O ハルヒ「うんこ、話してちょうだい」 うんこ「ブリッブリ」 キョン「それは、お前が?」 うんこ「ブリ」 キョン「ほぉ〜!!」 うんこ「ブリブリッブリリ、プスプス」 古泉「ま、まさか・・・」 うんこ「ブリ・・・ブシャー!!」 一同「wwwww」 ハルヒ「すべらんなー」 キョン「いやぁ、すべらん」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 01:15:23.36 ID:YrRG0/d6O 思ったんだが、サイコロ安価の必要ねえな 順番に書いてくわ もうほんと遅筆+文才ないから、落ちたり猿になったりしたらスッキリ諦めるさ いざ 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 01:25:33.11 ID:YrRG0/d6O ハルヒ「じゃ、振るわよ」コロッ カラカラ・・・ 『古泉』 ハルヒ「あら、古泉くん」 古泉「僕ですね、僕の小学校の時の友達に村上くんという奴がおりましてね、これがまあ、やんちゃというかなんというか・・・ 授業中には先生に野次を飛ばし、休み時間になれば女子にちょっかいをかけ・・・というような、まあどうしようもない奴だったんですけども・・・」 キョン「(こいつ・・・なんか)」 長門「(なりきってるしwwwww)」 『村上くん』 古泉「まあ根はいい方なんで結構仲良くしてたんですけどねで、事件が起こったのは小五の修学旅行の時なんですけど・・・ 僕と村上くんとあと悪ガキ何人か、同じ部屋だったんですが・・・まあ修学旅行で悪ガキがやることといったら一つしかありませんよね?」 キョン「女子風呂覗きか?」 ハルヒ「ばっ、あんたバカじゃないの!?」 国木田「枕投げでしょ、何言ってるんだよキョン」 キョン「あ、ああ・・・そうか」 古泉「ご名答。案の定、村上くんが『枕投げをしよう』と言い出しまして、まあ消灯時間までワイノワイノとやっていたんですよ その最中、出口の襖付近に逃げた僕に向けて村上くんが枕を放ったんですが、これ以上ないタイミングで襖が開いて、入ってきた人の顔面を枕が直撃したんですよ。 で、誰かと思えばそれがよりによって校長先生でwまあ担任の先生も呼ばれて偉く絞られるわけですよ」 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 01:39:24.65 ID:YrRG0/d6O 古泉「まあ担任は『もし旅館の物を壊したらどうするんだ』やら『上級生になぢた自覚が足りない』やら凄い勢いでまくしたてましてね。 枕投げなんかやろうと言い出したのは誰だ、みたいな話になったわけですよ。まあ僕らも素直な年齢ですから、自然と村上くんの方に視線がいってしまい、結局バレてしまうんですね。 すると担任も怒って、『なんで枕投げなんかやろうと言い出したんだ!!』って怒鳴りまして。そしたら村上くん、色々かぶれてたんでしょうね ボソッと『そこに枕があったから』と呟いてから、祈るようなポーズをとって『アーメン』 まあ担任はブチキレて結局村上くん泣き出しちゃったんですけど、僕らは笑いこらえるのに必死でしたねwww」 佐々木「枕投げとキリスト教の関連性について村上くんにはじっくりと聞いてみたいねw」 古泉「食い下がりながら、彼は枕の女神についても語っていましたよwww」 キョン「くだらないにも程があるwww」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 01:51:39.52 ID:YrRG0/d6O ハルヒ「振るわよ」コロッ カラカラ・・・ 『長門』 ハルヒ「はい、有希」 長門「・・・」コクッ 国木田「(大丈夫なのかな・・・)」 長門「先日マンションでゴロゴロしていたら、ドスーンという大きな衝突音が響いた。」 キョン「(お、長門ってこんな風にしゃべれるんだな)」 『事故』 長門「音の出所はどうやら外のようだったから、ベランダに出て下を見下ろすと大型トラックが電信柱に激突していた」 ハルヒ「ありゃ〜そりゃまた悲惨な」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 01:58:17.65 ID:YrRG0/d6O 長門「最初は私もそう思った。でも・・・ブフッ、トラックの屋根に広告会社の名前が入っていて・・・」 鶴屋さん「なんだいゆきんこもったいぶるねえ、してその名前とは?」 長門「・・・チャレンジ工業」 一同「wwwwwww」 長門「なんだか潰れた"チャレンジ工業"の文字を見ているうちに『もしかして体を張ってギャグをやっているんじゃないか』という気分になってしまったw」 キョン「っていうか、それにしても悲惨に変わりはないだろwその後どうしたんだ?」 長門「もちろん救急車を呼んだ。チャレンジ工業の人は無事」 一同「wwwww」 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 02:28:46.06 ID:YrRG0/d6O ハルヒ「じゃ、振るわよ」コロッ カラカラ・・・ 『鶴屋さん』 鶴屋さん「私だね、みんなも知ってると思うんだけど、私のウチはヤクザなんだよね」 佐々木「(こんな屈託ない笑みでやたら物騒な事を言う)」 鶴屋さん「で、鶴屋さんも大好きな叔父の話なんだけど・・・」 『ヤクザ叔父』 鶴屋さん「まあヤクザにありがちなさ、遠藤憲一みたいなコワモテで、ちょっと近寄りがたい雰囲気はあるけど、ホントはすっごく優しくていい叔父さんなんさ!」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 02:38:14.71 ID:YrRG0/d6O 鶴屋さん「小さい頃はね、鶴屋さんのお父さんが家にいない時は、良く叔父とか組員の人達に遊んでもらってたんだけど、その日も庭でみんなで遊んでたのだよ」 キョン「ヤクザが庭で子守りか・・・壮観だろうな・・・」 鶴屋さん「で、その日は縄跳びをやってたんだけど、まあみんな鍛えてる人ばっかりだから、三重跳びやらはやぶさやらビュンビュン跳ぶ人ばっかりなのさ。 その中で、叔父さんがツカツカこっちに歩いてきて、『お嬢様、これが駆け足跳びです』って言ってさ。 叔父の前に三重跳びとかを披露してた組員の人は、叔父の方が立場が上なだけに笑いをこらえるのに必死になってたよ。 そもそもあの顔でピョンピョン縄跳びしてる時点で面白いのに、駆け足跳びってwwwっていうのがあったみたい。 でもさ、本当の関門はそれからだったんだよw」 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 02:47:12.73 ID:YrRG0/d6O 鶴屋さん「叔父が跳び出したのは、あの分かるかな、ダサい方の駆け足跳びだったんだよ」 古泉「・・・あっ、伝わりましたwww縄を一回まわす毎に足を二回地面につく方のヤツですねwww交互に足をつくのでなくwww」 キョン「あー、あの『タタンッタタンッ』てなるヤツかwwwwwあれは確かにダサいwwwww」 鶴屋さん「そうそれwwwそんなのを遠藤憲一顔で大真面目にやるもんだから、組員たちもついに吹き出しちゃってさ、怪訝な顔をする叔父に組員が説明しに行ったんだよ、『駆け足跳びとはこのように"タッタッタッタッ"と跳ぶモノです』って そしたら叔父、『どっちでもええじゃろがいっ!!』って絶叫したwwwww」 朝比奈「かわいいですwwww」 鶴屋さん「うん、全然怖くなかったwwww」 朝倉「なんという凄みの無駄遣いwwwww」 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 03:08:37.05 ID:YrRG0/d6O ハルヒ「いやー、すべらんなwww振るわね」コロッ カラカラ・・・ 『朝倉』 朝倉「あ、私か・・・あの、ここにもいる長門さんの話なんだけど」 長門「私の?」 『長門さん』 朝倉「みんな、たけのこの里っていうお菓子知ってる?」 キョン「そりゃまあ、代表的なお菓子だしな」 ハルヒ「私はきのこの山の方が好きだけど」 朝倉「そう!私はこのたけのこの里っていうお菓子が大好きで良く食べてるんだけど、喜緑さんっていう私の友達は、きのこの山の方が美味しいって言うのよ」 国木田「ほぉ〜」 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 03:17:51.83 ID:YrRG0/d6O 朝倉「で、結構な激論を交わしたんだけど、このままじゃお互いに私情が混じって議論にならないから、両方とも食べたことのない第三者にどっちが美味しいか決めてもらおうってなったの」 古泉「そこで長門さんの出番というわけですか」 朝倉「うん、長門さんに食べ比べてもらったの・・・ 食べ比べてもらったんだけど、一口ずつ食べた段階で感想を聞いても『今食べてる。邪魔をしないで』って食べ続けてね 残ってた分を両方とも全部食べちゃうもんだから、私と喜緑さんで新しい箱も買いに言ったのよ。」 75 名前:>>73たけのこ厨でサーセンwww[] 投稿日:2009/12/28(月) 03:25:03.41 ID:YrRG0/d6O 朝倉「で、五箱ずつ食べた後に、やっと長門さんが評価をしてくれたんだけど・・・ たけのこの里について『しっとりとしたクッキー生地がサクサクと心地よい。これは美味』って言ってたからさ、私これは勝ったなって思ったんだけど きのこの山についても『かかっているチョコレートが多くて好評価。こちらも美味』って言ったもんだからいよいよ分かんなくなっちゃって・・・怖かったけど、長門さんにより美味しいのはどちらかを聞いたのよ。そしたら・・・」 一同「ゴクリ・・・」 朝倉「『引き分け』だとよ」 一同「wwwwwwww」 朝倉「買い足させといてそれかよっ!?ていうのがもうwww喜緑さんもなんかアホらしくなったみたいで仲直りしたわw」 キョン「まあ長門らしいっちゃ長門らしいよなwww」 長門「あなたの話し方には誇張が含まれている。私は四箱ずつしか食べていない。私はそんなに意地汚くない」 国木田「大して変わんないよwwwww」 一同「wwwwwww」 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 03:46:15.87 ID:YrRG0/d6O ハルヒ「有希がよく食べるのは今に始まった事じゃないしねwwwww振ります」コロッ カラカラ・・・ "国木田" ハルヒ「はい、国木田よ」 国木田「あぁ、僕か・・・中学の卒業記念でクラスでネズミーシーに行ったときの話なんだけどね 結構大々的に、担任だった先生とかも連れてさ」 キョン「おぉ、あの時か」 佐々木「そういえばそんなのもあったね」 ハルヒ「(キョンとネズミーシー・・・うらやま、じゃなくて!)ふ〜ん、それで?」 国木田「あそこのタワーオブテラーっていうアトラクション知ってる?最近出来たヤツなんだけど」 『タワーオブテラー』 朝比奈「このあいだCMでやってました。怖そうなヤツですよね」ブルブル 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 03:53:52.08 ID:YrRG0/d6O 国木田「そう、それなんだけどさ。あれは、エレベーターが落っこちるっていう設定なだけあって 搭乗者が乗ってる乗り物(大体一回に2、30人乗れるんだけど)それが最高点から一気に落ちていくっていうアトラクションなんだ」 朝比奈「はぅぅ・・・聞いてるだけで目眩が・・・」 鶴屋さん「みくるーっ!気を確かに!」 国木田「でまあ僕たちもそれに乗ろうってなったんだけど、このアトラクション、最高点で落ちる瞬間に写真撮ってくれるんだよ。 しかもちょうど僕たちの人数が一回分だったから事実上貸し切りでさ、なんか面白い写真撮ろうってなったわけ」 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 04:02:43.27 ID:YrRG0/d6O 国木田「せっかくだからみんなで統一のポーズをとろうって、ピースやら万歳やら色々意見が出たけど、結局敬礼に落ち着いたんだ」 ハルヒ「どんなクラスよw」 佐々木「くつくつ、僕はピースが良かったのだけどね」 国木田「いよいよ順番が来てさ、センター最前列には先生を据えて、乗り込んだわけさ で、最高点のフワッてなる瞬間に、バッチリみんなで敬礼を決めて意気揚々と写真展示コーナーに向かったんだ」 古泉「撮った写真は出口で表示されて、みんなが見られるようになっているんですよね」 国木田「そしたら案の定ギャラリーが写真展示コーナーに集まっててさ、先生もはしゃいじゃって、 『わはは、みんな俺たちの一体感に驚いてるみたいだぞ、見に行こう』って言ってノリノリで見に行ったんだけど、写真見るなり青ざめちゃってさ・・・様子がおかしいんだ」 82 名前:>>76>>79遅くてごめんね、サル避けありがとう[] 投稿日:2009/12/28(月) 04:11:44.42 ID:YrRG0/d6O 国木田「先生、どうかしましたか?って聞いて僕も写真見たんだよ。 そしたら、敬礼は恐怖でイマイチ決まってない人もいるけど、全体的にはバッチリ決まってるんだ。でもセンター最前列の人が知らない人でさ・・・センター二列目のキョンの顔が何やら黒いものに隠されてて・・・ 『あ、ヅラだ。』って思った時にはもうダメだったよwwwクラス全員大爆笑」 一同「wwwwwwwww」 国木田「普段は明るくてキチッてした先生だけに、なんかかわいそうだったよ」 キョン「帰りの電車一言もしゃべらなかったもんな」 佐々木「そんな彼も今は元気に働いているよ」 一同「wwwwwww」 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 05:02:51.35 ID:YrRG0/d6O ハルヒ「じゃ、振るわよ」コロッ カラカラ・・・ "佐々木" ハルヒ「佐々木さん」 佐々木「ああ、僕だね。僕の友達にTさんっていう子がいるんだけどね、これがなかなか天然な子でね、 どういう風に天然かっていうとモンパチのことをモンキーパンチの略称だと思ってたりするくらい天然なのさ」 キョン「(Tさんか・・・)」ニヤニヤ ハルヒ「ちょっとキョン、モンパチって何よ」ヒソヒソ キョン「モンゴル800しかないだろ、アホか」ヒソヒソ 佐々木「そんなTさんがある日、尊敬している辻仁成さんの新刊が発売されたから、一緒に買いに行ってくれないか、と言ってきたわけさ」 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 05:20:22.08 ID:YrRG0/d6O 佐々木「まあ他ならぬTさんの頼みだ、断る理由はないという訳で僕らは本屋に向かった・・・ところがその本屋というのがやや入り組んだ場所にあってね、僕らは道が分からなくなってしまったんだ 近くの交番にでも寄って聞こうかなんて話をしてたらなんと!辻仁成さんとバッタリ出会したのさ!僕も顔くらいは知ってたから感激したが、Tさんの興奮っぷりったらなかったよ あの本のあの部分はどういう心境で書いたのかとか、今年はこれからどんな方向の活動をするつもりかとか、矢継ぎ早に質問を浴びせてさ それが辻さんは嬉しかったみたいで、別れ際にちょうど持ち合わせていた新刊に直筆サインまで添えて、僕ら二人にプレゼントしてくれたんだよ それを鞄にしまった後でTさんは急に思い出したような顔になり、こう言ったんだよ 『本屋の行き方教えてください』」 一同「wwwwwwww」 佐々木「くつくつwたぶん、本屋に行かなきゃ行かなきゃっていう思いが無意識下で働いてたんだろうね ご丁寧にサインまでついてるお目当ての本を持って何をしに行くのかとwww」 キョン「やっぱり買わないと申し訳ないと思ったんじゃないかww橘はww」 佐々木「ありゃ、やっぱり君にはバレていたかいw」 古泉「キョコたんカワユス(*´ω`*)」 一同「・・・・・・」 古泉「スイマセンデシタ」 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 05:52:21.02 ID:YrRG0/d6O ハルヒ「さーてwwwまだ話してないのは?」 みくる「私と・・・」 ハルヒ「私ね。それじゃあ、振りましょう」コロッ カラカラ・・・ "★" ハルヒ「あら、星よ。どっちが話そうかしら、みくるちゃんいっとく?」 みくる「あ、はい。では・・・私、実は猫を飼ってまして、名前はミーちゃんというんですけども。」 『猫のミーちゃん』 キョン「いいなぁ。その女の子女の子した感じいいなぁ。ミーちゃん・・・いい名前です朝比奈さん」 みくる「ミーちゃんは時々人間なんじゃないか、って思うくらい賢いんですね。 毎朝6時きっかりに、一分の誤差も無くですよ?私の枕元に来て鳴き声で起こしてくれたり、靴箱に登って玄関の扉を開けてみたり・・・」 ハルヒ「それは凄いわね!やるじゃないミーちゃん」 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 06:00:53.66 ID:YrRG0/d6O みくる「で、そんなミーちゃんにエサをあげたある日の事なんですけど、エサを一粒手に取って食べさせたら、ミーちゃんが『ナーォウ』と鳴いたんですね。 ここまでは良くある事なんですけど、次に二粒手に取って食べさせたら、ミーちゃん『ナーォナーォウ』と鳴くんですよ。」 朝倉「これは・・・」 みくる「そうなんです。ここで私は、ミーちゃんは食べたエサの数だけ鳴いてみせているのではないかと考え始めました 他の猫ならいざしらず、ウチのミーちゃんは賢いですから。考えられない話ではありません。」 国木田「朝比奈さんはミーちゃん大好きだねwww」 みくる「当然です」ニコッ 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 06:09:34.44 ID:YrRG0/d6O みくる「震える手のひらにエサを三粒のせて、ミーちゃんに食べさせると鳴き声は『ナーォナーォナーォウ』 もはや仮定は確信に変わりつつありました。猫が数字を数える歴史的瞬間の到来にドキドキしながら、エサを四粒ミーちゃんに食べさせました。すると・・・ 『オ゛ェフッ』 ミーちゃんは汚らしいゲップを一回して見せると、足早に去っていきました・・・」 一同「wwwwwwwwww」 ハルヒ「すべらんwwwすべらんなーwwwwwwでも数字を数える猫なんて、本当にいたら面白いのにね」 鶴屋さん「多分ミーちゃんはお腹いっぱいになっちゃったのさwww」 キョン「wwwww(朝比奈さんのゲップの再現リアル過ぎるだろ・・・若干ショックだ・・・)」 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 06:38:00.76 ID:YrRG0/d6O ハルヒ「さてwww結構楽しかったけど、次でラストねwwwww」 長門「悪くないwwwまた企画するべきwww」 ハルヒ「あら、有希の笑ってる顔なんて滅多に見られないもんね、企画した甲斐があるってもんよ。振るわね」コロッ カラカラ・・・ "ハルヒ" キョン「ほぉー」 古泉「満を持して・・・っと言ったところでしょうか」 国木田「楽しみだなあ」 ハルヒ「わ、私ね・・・コホン。えーっと、この前電車に乗ってたら、痴漢にあったのよ」 『痴漢』 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/28(月) 06:50:04.38 ID:YrRG0/d6O キョン「どこの誰か知らんが命知らずもいるもんだ」 ハルヒ「突き出すのも恥ずかしいし、駅についてから思いっきり引っ張ってきて問いただしてやったんだけど、これがまた冴えないオジサンでさ・・・ なんでこんな事するのよ!?って聞いたら、『命令されて・・・』やらなんやらイマイチはっきりしないから、誰にされたのよ!?って強めに聞いたら、『自分の下心に』だってwwwww」 キョン「欲望に素直な奴なんだなwwwそれで?」 ハルヒ「それで?って・・・それだけだけど?」 長門「からのー?」 ハルヒ「ちょっと、やめてよ。なにもないわよ」 古泉「gdgdじゃねーかwwwww」 鶴屋さん「にゃははは」 朝倉・佐々木「こ れ は ひ ど い」 ハルヒ「ちょっと!怒るわよ!すべらんなーwwwwでしょ!」 朝比奈「さすがにこれは・・・」 国木田「ねぇ・・・」 ハルヒ「なにこれこわい」 今度こそ完 94 名前:今北用まとめ[] 投稿日:2009/12/28(月) 07:30:16.13 ID:YrRG0/d6O キョン『カラオケBOXのオッサン』>>40>>53>>56(ひどい) 古泉『村上くん』>>64-65(ひどい) 長門『事故』>>66-67 鶴屋さん『ヤクザ叔父』>>68>>70-71 朝倉『長門さん』>>72>>74-75 国木田『タワーオブテラー』>>77-78>>80>>82 佐々木『Tさん』>>85-86 みくる『猫のミーちゃん』>>88-90 ハルヒ『痴漢』>>91-92