古泉「3次元アタック!」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 07:17:47.53 ID:OlYAhdCTO ――文芸部室―― キョン「ういーす。…ってまだお前だけか」 古泉「こんにちは」 キョン「ん、その荷物はなんだ?」 古泉「ええ、クラスの友達にゲームを勧められまして」 キョン「お前友達なんていたんだ」 古泉「酷いこと言いますね」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 07:20:47.61 ID:OlYAhdCTO キョン「どれ、ちょっと見せてみろ」 古泉「どうぞ」 キョン「これまた偉く懐かしいもんだな。DQ5にFF4にロマサガ3に…」 古泉「僕があまりこういったものをやらないと言ったら、えらく熱心にSFCのソフトを推してきましてね」 キョン「まあ、チョイスは中々だかな…ん?これはクロノか」 古泉「面白いんですか?」 キョン「それを聞くのかってほどだな。何十週やったことか」 古泉「相当ですね」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 07:25:14.53 ID:OlYAhdCTO 古泉「それでしたらまずはこれに手をつけてみましょうかね」 キョン「それにしても古泉がゲームなんて意外だな。機関の方は忙しくないのか?」 古泉「誰かさんのおかげで最近はめっきり神人も減りましたしね」 キョン「うるせぇ」 古泉「んっふ、そうだよろしければ部活が終わったら僕の家に来ませんか?」 キョン「俺にそっちの気は無いぞ」 古泉「知ってますよ、RPGもあまりやらないのでナビしてくださいよ」 キョン「…まあ、特に予定も無いしいいかな」 古泉「決まりですね。…おや、どうやら彼女が来たみたいですね」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 07:28:42.73 ID:OlYAhdCTO ハルヒ「やっほー!みんな揃ってる…ってまだみくるちゃんが来てないわね」 キョン「何言ってんだ。長門も来てないだろうが」 ハルヒ「そっちこそ何言ってんのよ。有希ならいるじゃないのちゃんとそこに」 キョン古泉「え」 長門「…」 古泉「一体いつから…」 長門「(最初からいたのに…)」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 07:33:02.52 ID:OlYAhdCTO ――放課後・古泉宅―― キョン「そういやお前の家に来たのは初めてだな」 古泉「キョン君の初めて…///」 キョン「殴るぞ」 古泉「冗談ですよ、ただ『朝倉「キョン君の初めて///」』に変換したら心を奪われるのでは無いかと思いまして」 キョン「…ったく誰のだ」 古泉「紅茶とコーヒーどっちにします?」 キョン「紅茶で、明日は朝早いからな」 古泉「久しぶりの不思議探索ですもんね」 キョン「明日はお前遅刻して来いよ、また奢りはいやだからな」 朝倉「っへくち」 長門「…風邪?」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 07:43:52.75 ID:OlYAhdCTO 古泉「どうぞ」 キョン「ふー、さあそろそろ始めようぜ」 古泉「中々乗り気ですね」 キョン「まあな、最後にプレイして3週間もたっちまったからな」 古泉「『も』ですか…」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 07:47:12.45 ID:OlYAhdCTO 『コッコッコッコッ』 『ピロピロリロピロピロリロ…ジャーンジャーンジャーン』 古泉「いよいよ始まりましたね」 キョン「『予感』」 古泉「?」 キョン「いや、悪い。きにしないでくれ」 古泉「はあ…。!!!!何ですかこのカッコいい曲!?」 キョン「『クロノトリガー』このゲームのテーマ曲みたいなもんだ」 古泉「カッコいい、本当にカッコいい…」 キョン「何回もリセット押すな。先に進まん」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 07:50:03.12 ID:OlYAhdCTO 『ジナ「起きなさい!イツキ」』 キョン「お前は主人公に自分の名前をつける派か」 古泉「何となくですけどね」 キョン「次もまた名前決められるぞ」 古泉「眼鏡っ子ですかこれは長門さんですかね」 キョン「それじゃあ、ユキか」 古泉「ええ」 キョン「長門と幼馴染みか…羨ましいな」 古泉「ユキはイツキのお嫁さんになるんだもん」 キョン「そんなの父さん許さないからな」 古泉「お、お父さん?」 ユキ「くしゅん」 朝倉「風邪でも引いた?」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 07:52:31.42 ID:OlYAhdCTO 『朝の日ざし』 『やすらぎの日々』 『みどりの思い出』 古泉「あっフィールド曲変わりましたね」 キョン「どうだ、いい曲だろ」 古泉「ええ、なんだか神秘的な曲ですね」 キョン「また明日サントラ持って来てやるよ」 古泉「いいんですか?」 キョン「ああ、貸す用だからな」 古泉「(これが噂の布教用!?)」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 07:57:01.41 ID:OlYAhdCTO 『ガルディア王国千年祭』 古泉「ほんとにお祭ですね」 キョン「色んなアトラクションもあるぞ」 古泉「レースやってますね、どっきりナイツに賭けようかな」 キョン「それ違うゲーム」 古泉「びっくりソルジャー」 キョン「好きだけどさ」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:03:11.90 ID:OlYAhdCTO 『キャッ!』 古泉「うわ、何ですか」 キョン「とりあえずその女の子に話しかけ…あーペンダントいったか」 古泉「?」 キョン「いや、気にするな」 古泉「あ、この子も名前決められる。…ハルヒで」 キョン「即決だな」 古泉「だってポニーテールですからね」 キョン「…やっぱ他の名前で」 古泉「ニヤニヤ」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:14:09.92 ID:OlYAhdCTO 古泉「あ、ユキだ。そうするとあのタバンとかいうのは情報統合思念体ですか」 キョン「流石宇宙人だな、テレポート使えんのか」 古泉「あ、ハルヒ消えちゃいましたよ、どうするんですかあなた!」 キョン「どうするって俺にふるなよ」 古泉「と思ったらそこはイツキが助けに行くんですね…。主人公の名前はキョンにするべきでしたかね」 キョン「殴るぞ」 古泉「殴ってから言わないでくださいよ」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:15:22.15 ID:OlYAhdCTO 古泉「やっとモンスターが出てきましたね」 キョン「戦闘の音楽もカッコいいだろ」 古泉「カッコいいですけど、それよりもあなたのそのキラキラしている目が気になります」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:19:15.24 ID:OlYAhdCTO 古泉「やっとモンスターが出てきましたね」 キョン「戦闘の音楽もカッコいいだろ」 古泉「カッコいいですけど、それよりもあなたのそのキラキラしている目のほうが気になります」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:25:16.87 ID:OlYAhdCTO 『風の憧憬』 古泉「」 キョン「…古泉、そろそろゲームを進めようぜ」 古泉「何ですかこの曲」 キョン「俺がこのゲームで1、2を争うほど好きな曲だからな。これを夜道で聞きながら吸う煙草は最高だ」 古泉「煙草吸うんですかあなた」 キョン「…言ってみたかっただけだ」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:29:15.38 ID:OlYAhdCTO 『ガルディア城〜勇気と誇り〜』 『』 古泉「…ハルヒ出てきましたね」 キョン「ああ」 古泉「また消えちゃいましたね」 キョン「ああ」 古泉「ごめんなさい、もういじりませんから」 キョン「ああ」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:30:54.92 ID:OlYAhdCTO 『マノリア修道院』 古泉「ユキも仲間になったしこんなポニーテールどもには負けないぞー」 キョン「ああ」 古泉「ごめんて」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:33:14.93 ID:OlYAhdCTO 古泉「カエルのくせにめちゃくちゃカッコいいですね」 キョン「お前もそう思うか」 古泉「名前どうしましょうか」 キョン「カエルだからな、イツキ、ユキ、ハルヒときてるから…」 古泉「キョンかミクルか…なんかどっちもしっくり来ませんね」 キョン「意外とそいつ年くってるんだよ。そんで中身は渋い…」 キョン古泉「……アラカワ?」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:35:57.59 ID:OlYAhdCTO 古泉「ゲーム初めてのボス戦ですね」 キョン「こいつはカウンター技があるから注意しないとな」 古泉「なら、威力の高い技だけを使った方がいいですね」 キョン「中々分かってきたな。さっき覚えた連携技使ってみろ」 古泉「エックス斬りか火炎車輪か。…ここはアラカワの力を借りますか」 古泉「いけ!エックス斬り!」 古泉「うぉー!カッコいい!」 古泉「次は火炎車輪いってみましょうか」 古泉「うぉー!カッコいい!」 キョン「(微笑ましいなぁ)」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:39:44.74 ID:OlYAhdCTO 古泉「ヤクラも倒してハルヒも戻ってきて現代に帰って来たわけですが」 キョン「お疲れ様」 古泉「一応話的に一段落しましたし、今日はもうこれくらいにしときましょうか」 キョン「気付けばもう10時か、明日も団活だしもう帰るか」 古泉「今日はありがとうございました」 キョン「気に入ってくれたみたいで何よりだよ。まあ俺が貸したわけじゃないんだけどな」 古泉「あ、でも明日サントラ持ってきてくださいね」 キョン「おう、そうだったな」 古泉「それではまた明日」 キョン「ああ、また明日」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 08:47:46.00 ID:OlYAhdCTO ごめんなさい、急にバイト入ることになりました。 せっかくスレを立てることが出来たのでちゃんと完結させたいと思います ちょくちょく合間を縫って投下するつもりですが落ち着いてできるのは今日の深夜になると思います もし良かったら雑談がてらに保守をして頂けると幸いです 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/23(水) 11:48:21.64 ID:OlYAhdCTO ――駅前―― ハルヒ「珍しくあんたが最後じゃないのね」 キョン「俺も驚きだ。古泉は…って来たな」 古泉「申し訳ありません。寝坊してしまいました」 ハルヒ「珍しいこともあるのね、それじゃあ今日はワリカンにしましょ」 キョン「…差別だ差別」 ハルヒ「ところで古泉君、その目の下のクマどうしたの?」