キョン「ハルヒと長門が喧嘩してる?」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/30(月) 21:12:33.72 ID:UhyAaOXr0 長門「時代はクーデレ」 ハルヒ「何言ってんのよツンデレに決まってるでしょ!」 長門「ツンデレはもはや過去の遺物」 ハルヒ「クーデレなんてただの根暗じゃない!」 長門「根暗じゃない、クール」 ハルヒ「言い方変えてるだけじゃないの!」 長門「なんと言おうが私の方が人気があるのは事実」 ハルヒ「だからそれが納得いかないって言ってるのよ!!!」 長門「そんなに必死になって・・・憐れ」 ハルヒ「あーもうむっかつく!!!」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/30(月) 21:19:22.29 ID:UhyAaOXr0 長門「ツンデレはそうやってすぐ発狂するからいけない」 ハルヒ「あんたのせいでこうなってんのよ!っていうか発狂してない!」 長門「それならもっと落ち着いて会話するべき」 ハルヒ「・・・っ!」スーハー ハルヒ「っよし落ち着いたわ。大体あんたはね」 長門「自己中女」 ハルヒ「なんですってぇぇえぇえぇえ!!!???」 長門「やれやれ・・・」 ハルヒ「ちょっとキョンのマネしないでよ!!!」 長門「別にそんなつもりはない。あなたは彼のことを意識しすぎ」 ハルヒ「そ、そんなことないわよ!変なこと言わないでちょうだい!」 長門「やれやれ・・・」 ハルヒ「だからやめなさいってば!!!」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/30(月) 21:38:52.78 ID:UhyAaOXr0 ハルヒ「わたしはね、あんなやつのことなんとも思ってないんだからね!」 長門「本当?」 ハルヒ「本当よ!」 長門「本当に本当?」 ハルヒ「本当に本当よ!!!」 長門「そう・・・私は違う」 ハルヒ「えっ?」 長門「私は彼に特別な感情を抱いている」 ハルヒ「えっ?・・・・えっ?」 長門「これはたぶん恋といわれる感情」 ハルヒ「ちょっとどうしたの有希?」 長門「だからあなたが彼に好意を抱いてなくてよかった」 ハルヒ「え・・・あ・・・その・・・」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/30(月) 21:44:35.63 ID:UhyAaOXr0 長門「これで安心して彼に好意を寄せることができる」 ハルヒ「・・・」 長門「どうかしたの?」 ハルヒ「あの、あれよ・・・なんていうのかしら・・・」 長門「はっきりと言うべき」 ハルヒ「だからね、私も・・・キョンのことね・・・」 長門「彼のことが?」 ハルヒ「その、嫌いじゃないっていうか・・・むしろす、すすす」 長門「す?」 ハルヒ「・・・好きなのよ!!!」 長門「へー」 ハルヒ「いや、へー、って・・・。もっとなんかあるじゃない・・・」 長門「別にない」 ハルヒ「あ、そう・・・え?なんで?」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/30(月) 21:51:28.86 ID:UhyAaOXr0 長門「なぜ?」 ハルヒ「だって私もキョンのこと好きなのよ?」 長門「だから?」 ハルヒ「だから!私はあなたのライバルってことになるのよ!?」 長門「ライバル・・・」 ハルヒ「そうライバルよライバル!恋のライバルよ!!!」 長門「なるほど・・・ちゃんちゃらおかしい」 ハルヒ「・・・は?」 長門「ライバルとは実力が拮抗してる相手に対してのみ使用するべき」 ハルヒ「・・・あんたそれどういう意味よ」 長門「あなたと私とでは・・・勝負にすらならないということ」 ハルヒ「こんにゃろぉおおぉおぉおおぉぉぉ!!!」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/30(月) 21:58:21.62 ID:UhyAaOXr0 ハルヒ「何!?なんなのあんたさっきから!!!」 長門「私は事実を述べているだけ」 ハルヒ「事実じゃないわよ!あんたふざけてんの!?」 長門「ふざけてない。ふざけてるのはあなた」 ハルヒ「はあ!?わたしのどこがふざけてるって言うのよ!」 長門「私とあなたがライバルだなんて・・・片腹痛い」 ハルヒ「有希・・・あんたいい加減にしなさいよ・・・」 長門「大体恋のライバルってなに?」 ハルヒ「・・・」 長門「高校生にもなって恥ずかしい」 ハルヒ「・・・」 長門「恋のライバルよ!」 ハルヒ「もういいでしょおおぉおぉぉおぉお!!!」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/30(月) 22:09:03.84 ID:UhyAaOXr0 ハルヒ「ちょっと口が滑ったの!テンションが上がってたの!」 長門「そう・・・」 ハルヒ「なによその見下したような目は!」 長門「みたいではない。実際に見下している」 ハルヒ「脇役のくせにヒロイン見下すってどういうこと!?」 長門「ヒロインのくせに脇役より人気がないのはどういうこと?」 ハルヒ「人気があるかどうかは関係ないのよ!謝りなさいよ!」 長門「・・・わかった。脇役のくせにヒロインより人気があるからといって」 ハルヒ「謝れって言ってるのよ?」 長門「ヒロインをゴミを見るかのような目でみてごめんなさい」 ハルヒ「よしよくわかったわ。あなた私にケンカ売ってるのね」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/30(月) 23:06:07.00 ID:UhyAaOXr0 ハルヒ「大体ね、あんたさっきから人気人気いってるけどね」 長門「・・・?」 ハルヒ「いくら人気があろうがそれはキョンにとっては関係ないのよ!!!」 長門「!?」 ハルヒ「そんなこともわからなかったの?まったくダメな子ね」 長門「ごめんなさい、言ってることがわからない」 ハルヒ「いやいやわかるでしょ!?」 長門「・・・わからない」 ハルヒ「だからね、有希は人気があるから私に勝てるとか思ってるんでしょ?」 長門「その通り」 ハルヒ「でもね、別にキョンは人気がある人を好きになるわけじゃないのよ?」 長門「・・・なるほど、つまり?」 ハルヒ「つまりじゃなくてさっきのが結論なんだけど・・・」 長門「まったくわからない」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/30(月) 23:48:33.66 ID:UhyAaOXr0 ハルヒ「なんでよ・・・」 長門「あなたは説明が下手。もっとわかりやすく説明するべき」 ハルヒ「あんたの理解力の方に問題があるのよ!」 長門「そんなことはない」 ハルヒ「そんなことあるの!いい?確かに有希の方が人気あるかもしれないわよ」 長門「かも、ではない」 ハルヒ「・・・人気あるわ。それでもキョンは私のことを好きかもしれないでしょ?」 長門「フッ・・・それこそない」 ハルヒ「あるんだってば!いい加減にしなさいよ!!!」 長門「あなたこそいい加減にあきらめるべき」 ハルヒ「あきらめないわよ!好きなんだから!!!」 キョン「なにをだ?」 ハルヒ「キョンのことをに決まってるでしょ!!!」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 00:22:21.50 ID:tNqhjtQK0 キョン「・・・」 ハルヒ「・・・」 長門「あっちゃー」 キョン「あーそのなんだ、お前が長門と喧嘩してるって古泉から聞いたもんでな・・・」 ハルヒ「・・・」 キョン「それで急いで駆け付けてみたんだが・・・どうしたんだ?」 長門「聞いて、わたしはあなたのことが好き」 ハルヒ「ちょっと、なんてタイミングで告白してんのよ!!!」 長門「あなたが告白したから私も告白しないとフェアじゃない」 ハルヒ「だからってなんで話をややこしくするのよ!」 キョン「すまないが全く話がみえてこないぞ」 ハルヒ「なんでもないのよ。ちょっと有希とあんたのことをからかってやろうとしただけ」 キョン「ああそうなのか。たちの悪い冗談はやめてくれよ」 長門「涼宮ハルヒは冗談かもしれないけど私は本気、信じて」 ハルヒ「おいいぃぃぃぃいいいいいいぃい!!!」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 00:34:14.48 ID:tNqhjtQK0 ハルヒ「ちょっとストップ。あんた一回部室から出なさい」 キョン「いやしかし・・・」 ハルヒ「いいから出てってよ!ほら!」 キョン「わかった、わかったよ!・・・なんだってんだまったく」ガチャ ハルヒ「・・・ちょっと有希、あんたなんてことしてくれんのよ」 長門「私は自分の気持ちを彼に伝えただけ。何も問題ない」 ハルヒ「問題ありまくりよ!」 長門「しかし先に告白したのはあなた」 ハルヒ「あれは告白じゃなくて事故!」 長門「でも結果的には告白だった」 ハルヒ「そりゃそうだけど・・・あなたまで告白することないじゃない」 長門「どうしても気持ちを抑えられなかった、ごめんなさい」 ハルヒ「それにせっかくうまくごまかせそうだったのになんであんなこと言うのよ」 長門「その方が面白いと思った」 ハルヒ「おいぶっ殺すぞ」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 01:38:40.75 ID:tNqhjtQK0 長門「いまのは冗談。拳を振り上げるのをやめて。目が本気なのもやめて」 ハルヒ「こっちだって冗談よ冗談」 長門「でも私は自分の発言が間違っていたとは思わない」 ハルヒ「あんたはまたそうやって私のこと怒らせるつもりなの?」 長門「違う、聞いて」 ハルヒ「なによ」 長門「事故とはいえ一度伝えた自分の気持ちをなかったことにするのはいけない」 ハルヒ「・・・」 長門「自分の気持ちに嘘をついてはダメ。本当に相手のことを思っているのならなおさら」 ハルヒ「・・・」 長門「だから私は自分の発言を冗談にしたくなかった。あんなことを言ってしまった」 ハルヒ「・・・あのさ」 長門「あなたも自分の素直な気持ちを・・・なに?」 ハルヒ「何いきなりマジになってんの?正直ひくわ・・・」 長門「・・・ぷっつんきた」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 03:06:02.51 ID:tNqhjtQK0 長門「わたしはあなたのために言っている。真面目に聞くべき。っていうか聞け」 ハルヒ「ごめんごめん。・・・うん、いいわよ」 長門「だからあなたも自分の素直な気持ちを」 ハルヒ「プフッ・・・」 長門「・・・素直な気持ちを正直に彼に話すべき。そうすれば彼も」 ハルヒ「プフフッ!」 長門「・・・なに?」 ハルヒ「ごめんなさい、プフッ・・・なんでもないの、クスクス」 長門「なんでもなくない。なにがおかしいの?」 ハルヒ「ちょっと思い出し笑いしちゃって。でもちゃんと聞いてるから続けてちょうだい」 長門「何を思い出したの?」 ハルヒ「ごめんなさい、もう笑わないから続きをお願い」 長門「何を思い出したの?」 ハルヒ「自分の気持ちに嘘をついてはダメ、ですって!あははははっ!!!」 長門「・・・対象の情報連結の解除を申請する」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 03:16:26.53 ID:tNqhjtQK0 長門「・・・却下された、ちきしょう」 ハルヒ「なにぶつぶついってるのよ有希」 長門「なんでもない、黙ってろアホ」 ハルヒ「なんでもないことないでしょ、お前が黙ってろタコ」 長門「たいしたことじゃないから気にしないで、黙れ言ってんだから喋るなよ」 ハルヒ「ならいいんだけど、お前こそ黙ったほうがいいって」 長門「・・・もう我慢の限界」 ハルヒ「あなたまさか怒ってるの?」 長門「この感情は怒りという一言だけでは表現しきれない」 ハルヒ「へー、クーデレで大人気の長門有希ちゃんがこんなことで怒っちゃうんだー」 長門「わたしはさんざん我慢した。悪いのはあなた」 ハルヒ「はいはい、ごめんねー。素直な気持ちで謝ってるから許してー」 長門「・・・貴様には死すら生ぬるい」 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 03:56:13.05 ID:tNqhjtQK0 長門「このまま二人で争ってても仕方ない。これはもう彼に決着をつけてもらうべき」 ハルヒ「は?あんた何言ってんの?」 長門「彼に改めて二人で告白する。そしてその場で返事をもらう」 ハルヒ「そんなことしたってキョンが困るだけよ」 長門「私とあなた、どちらが彼に選ばれるのかはっきりさせる」 ハルヒ「ちょっと有希?一回落ちつこう?ね?」 長門「もう決めたこと」 ハルヒ「も、もう有希ったら冗談うまいんだから!」 長門「冗談ではない。本気」 ハルヒ「あ、わたしこれからそろばん塾あるから帰らないと!」 長門「・・・逃げるの?」 ハルヒ「え?」 長門「恋のライバルから逃げるの!?」 ハルヒ「・・・っ!!!」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 03:59:47.10 ID:tNqhjtQK0 っよしもう無理限界眠すぎ ということで寝ますすいません 別に俺のスレじゃないけどあとは落とすなり誰かが続き書くなり自由にしてください 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 04:54:49.33 ID:BhPSMz4LO ハルヒ「いいわ!そこまで言うなら受けてたとうじゃない!!!」 長門「望むところ、きっと彼はわたしを選んでくれる」 ハルヒ「でもね有希、告白するのは放課後、場所は屋上にしましょう!!!」 長門「・・・何故?わたしは今ここで構わない」 ハルヒ「ちゃんとした告白するにはいろいろ準備がいるのよ!!それに告白は放課後の屋上って相場が決まってるのよ!!!」 長門「そう・・・わかった、それでいい」 ハルヒ「いい?絶対放課後まで抜け駆けなしよ!正々堂々勝負しましょう!!!」 長門「わかった、きっと彼は私を選んでくれる」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 05:04:18.10 ID:BhPSMz4LO キョン「あいつらいつまで話し合ってんだ?」 バタン キョン「お、話し合いは終わったのか?詳しく説明してほしいんだが」 ハルヒ「それは後できちんと説明するわ、それよりキョン、あんた放課後に屋上に来なさい」 キョン「え?なんでだ?」 長門「それは放課後になればわかる。」 キョン「そうか・・・まぁ二人がそう言うんなら」 キーンコーンカーンコーン ハルヒ「あ、もう午後の授業が始まるわよ!じゃあ有希、放課後にまた会いましょう!!!」 長門「わかった」 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 05:16:27.75 ID:BhPSMz4LO 〜放課後〜 キョン「ったく、ハルヒの奴はどこ行ったんだ?午後の授業が始まる寸前に教室を抜け出したと思ったらそのまま戻って来ないし。とりあえず屋上に行くか」 ハルヒ「ちょっとキョン!」 キョン「ん?あぁハルヒ、お前授業抜け出してどこ行ってたんだよ?今から屋上に行こうと思ってたんだが」 ハルヒ「それはもういいわ!それよりこれからあたしに付き合いなさい!!!」 キョン「え?でも長門にも呼ばれてたんだが」 ハルヒ「有希にはもう話をつけてあるから大丈夫よ!!さぁ行くわよ!!!」 キョン「まぁそれならいいんだが」 〜屋上〜 長門「・・・遅い」 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 05:37:26.40 ID:BhPSMz4LO 長門「・・・おかしい、放課後になってからすでに1時間38分たっている。もしや彼の身に何かが・・・、しかしわたしは屋上を離れるわけにはいかない」 小泉「おや、長門さんではないですか」 長門「!小泉一樹、ここでいったい何を?」 小泉「いやぁ大したことではありませんよ、今日は天気もいいので日光浴をしようかと思っただけです。それより長門さんは何を?」 長門「・・・彼と涼宮ハルヒと待ち合わせをしている」 小泉「おや?それはおかしいですね。彼と涼宮さんなら放課後になった後すぐに帰宅されましたが」 長門「!!!」 小泉「涼宮さんもいないので今日の団活は中止になったんです、いやぁ実に仲が良さそうでしたよ。手まで繋いで小走りで帰って行きました。何か用事でもあったんでしょうかね」 長門「・・・」ワラワラ 小泉「はっはっは長門さんは約束をすっぽかされてしまったようですね。それよりいかがです?これから僕どディナー(バキッ)ぐえっ!!!」 長門「涼宮ハルヒ・・・、許さない・・・!」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 06:02:43.27 ID:BhPSMz4LO ハルヒ(邪魔者はいなくなったし、今日こそキョンをあたしのものにしてみせるわ!!!) キョン「なぁハルヒなんでいきなりオレをお前の家に連れてきたんだ?」 ハルヒ「え!?な、何いってんのよ!一番落ちつく場所が自分の部屋だからに決まってるじゃない!!特に深い意味はないわ!!」 キョン「そ、そうか。・・・しかし初めてきたがお前の部屋は独特の雰囲気だな。薄暗いし甘い香りもするし、なんか落ち着かないな・・・」 ハルヒ(ふふふ、午後の授業を休んでまで部屋を改造した効果はあったようね。ベッドもダブルベッドにしたし、やっぱ雰囲気は大事よね) キョン「・・・そ、それでさハルヒ、今日部室で長門と話してたのはいったい何だったんだ?」 ハルヒ(ついに来たわね)「実はね・・・」 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 06:31:03.97 ID:BhPSMz4LO ハルヒ「じ、実はねキョン・・・、わたし・・・今までずっとあんたの事が好きだったの・・・」 キョン「!!?」 ハルヒ「それでそのことでずっと有希に相談にのってもらってたの、・・・ほら有希って冷静だし的確なアドバイスをくれると思ったから・・・」 キョン「・・・まぁ、たしかにな」 ハルヒ「でも今日あたしがキョンに告白するって有希に言ったら急に有希が態度をいっぺんさせたの・・・、それで言い争いになったのよ」 キョン「え?長門が?どうしたんだ?」 ハルヒ「有希はあたしが幸せになるのが許せなかったみたい。だからあたしを不幸にするためにキョンを自分のものにしてやるって・・・」 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 06:39:15.94 ID:BhPSMz4LO キョン「ま、まさか。長門をそんなことを・・・」 ハルヒ「でも有希は悪くないの。あたしがいつもわがままばかり言って振り回してたのがいけないんだわ・・・。あの子は本当はいい子なのよ、ただちょっと魔がさしただけだわ」 キョン「ハルヒ・・・、お前いいやつだな」 ハルヒ「ううん、そんなことない。あたしはダメな女よ。でも信じてキョン、あんたを好きだって気持ちだけは本当よ」 キョン「・・・ハルヒ」 ハルヒ「・・・キョン」(ふふん、ちょろいもんね♪これでキョンはわたしのも・・・) ガタガタッ! キョン・ハルヒ「!!!」 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 06:52:22.99 ID:BhPSMz4LO 長門「話は聞かせてもらった」 ハルヒ「ゆ!有希!あんたなんでひとんチの押し入れの中にいるのよ!!?」 長門「そんなことは大した問題ではない。それより、何故そんなデマカセがつけるのかの方がはるかに疑問」 ハルヒ「な・・・なんのことかしらね」 長門「涼宮ハルヒ・・・あなたは彼を手に入れるためわたしを騙した。極めて卑劣、許されるものではない」 ハルヒ「な、何よ!恋愛ってのは真剣勝負なのよ!!どんな手を手を使ってでもキョンを自分の物にしたかったのよ!騙されたあんたが悪いんじゃない!!!」 長門「反省している様子は皆無、もはや改善の余地なし。涼宮ハルヒ・・・、あなたにはきついお仕置きが必要」ジリジリ ハルヒ「ううっ・・・」ジリジリ 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 07:11:09.10 ID:BhPSMz4LO キョン「な、長門・・・、一体何をするつもりだ?」 長門「これ以上涼宮ハルヒを放っておくことはできない。あなたにまで被害が及ぶ可能性がある。あなた及びSOS団に関する記憶を消去する」 キョン「な、長門、そこまですることないだろ!」 長門「問題ない、情報操作は得意。わたしを騙した罪は重い、涼宮ハルヒ・・・くらうがいい」 ハルヒ「い、いやああああぁぁぁっっっっ!!!!」 キョン「や、やめろーっっっっっ!!!!」 コンコン ?「あ、あの〜」 長門・ハルヒ・キョン「!!!」 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 07:27:19.21 ID:BhPSMz4LO ハルヒ「み、みくるちゃん!どうしてここに!?」 みくる「きょ、キョンくんと約束があったんですけど・・・、あまりに遅いんで・・・その・・・」 キョン「あぁ、もうそんな時間ですか。・・・ごめん二人とも、みんなには黙ってたけど実はオレと朝比奈さん付き合ってたんだ」 長門・ハルヒ「え・・・?」 キョン「だから二人の気持ちには答えることが出来ない。ほんとごめんな?」 長門・ハルヒ「・・・」 キョン「今日もこれからデートなんだ♪悪い!じゃあオレ達もう行くわ!アディオス♪」 長門・ハルヒ「・・・」 ハルヒ「・・・何か食べに行きましょうか・・・」 長門「・・・」 ハルヒ「・・・奢るわよ」 長門「・・・そう」 終劇 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/12/01(火) 07:39:20.65 ID:BhPSMz4LO こんなオチですいません(;∇;)