古泉「貴方の似顔絵を書いてみたのですよ」キョン「・・・ほう」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:56:23.29 ID:A3+xwrg70 古泉「いやぁ大変でした。なにしろペイントで全部描きましたからね」 キョン「ペイント!?あれ最低限の機能しか付いてないだろ。     なんか嫌な予感がするんだが・・」 古泉「我ながらすごく上手だと思います。」 キョン「変なのだったら殺すぞ」 古泉「ちゃんとした絵ですよ。長門さんも見たければどうぞ」 長門「・・・・・非常に興味深い」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 00:59:15.46 ID:A3+xwrg70 古泉「怒らないで下さいよ?」 キョン「ということはやっぱり変な絵なんだな?」 古泉「いや、そういう訳ではないんですけどね・・・」 キョン「?」 長門「その絵を早く見たい」 古泉「わかりました。これが僕の書いた似顔絵ですよ!」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:00:52.75 ID:A3+xwrg70 <キョンの似顔絵>                r'゚'=、                / ̄`''''"'x、           ,-=''"`i, ,x'''''''v'" ̄`x,__,,,_       __,,/    i!        i, ̄\ ` 、   __x-='"    |   /ヽ      /・l, l,   \ ヽ  /(        1  i・ ノ       く、ノ |    i  i,  | i,        {,      ニ  ,    .|    |  i,  .l,  i,        }   人   ノヽ   |    {   {   },  '、       T`'''i,  `ー"  \__,/     .}   |   .} , .,'、       },  `ー--ー'''" /       }   i,   | ,i_,iJ        `x,    _,,.x="       .|   ,}  `"             `ー'"          iiJi_,ノ キョン「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:03:39.86 ID:A3+xwrg70 古泉「どうでしょう?われながrぐはぁあああああ」 キョン「ふざけんなテメェ!    これどこからどう見てもスプーだろ!     というかペイントでよくここまで出来たな!?」 長門「・・・・クッ!」 キョン「長門・・今笑った?」 長門「??」 キョン「気のせいか・・・・。     というか古泉の野郎こんな変な絵描きやがって・・・。」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:06:59.09 ID:A3+xwrg70 キョン「まったく。ハルヒが来たらどうなってたか・・。」 長門「彼には何らかの罰を与えるべき」 キョン「そうだな。・・・ん?このPCは古泉のか?」 キョン「そうだ。レジストリいじくってやろう。」 長門「・・ユニーク」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:10:17.27 ID:A3+xwrg70 長門「なるべくシステムの心臓部を破壊した方がいい。」 キョン「・・ほう」 長門「そうすれば、古泉一樹のパソコンのOSが起動しなくなる。」 キョン「なるほど。じゃあさっそくやるかな・・・・・・・。     レジストリエディタ、起動。」 ガバッ 古泉「ちょっと待ってくださぃいいいいいいい!」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:14:49.13 ID:A3+xwrg70 キョン「あ、復活した。」 ガシッ キョン「うぉおお!抱きつくな!!」 古泉「このPCだけは許してください!すみません!いや本当にすみませんでした!    本当にすみませんでした!本当にすみませんでした!」 キョン「分かったよ・・・・五月蝿い奴だな。」 ガラッ ハルヒ「あら、そのPC何よ?ちょっと見せなさいよ」 キョン「(・・・・)」 長門「(やはり・・。)」 古泉「(ちょっと待って!スプーが!スプーが!ペイントで2時間かけて描いた     スプーがぁあああああああ!)」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:18:25.85 ID:A3+xwrg70 ハルヒ「プッ!!アハハハッハハハハハ!何この絵!」 キョン「(どうする!どうする俺!)」 古泉「それは 長門「古泉一樹の似顔絵。」 古泉「え!」 キョン「wwwwwwww」 古泉「ちょっと違・・・」 古泉「(!喋れない・・・)」 長門「(そこでおとなしく黙ってろ)」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:24:17.41 ID:A3+xwrg70 ハルヒ「?まあいいわ、今日も不思議探しに・・」 キョン「誰か忘れてるような・・・」 ハルヒ「みくるちゃん?何か用事があるって言ってどっか言っちゃったわよ     とにかく行くわよ!」 キョン「はぁ・・」 ハルヒの自宅 ハルヒ「今日の古泉くんの似顔絵おもしろかったなぁ・・・」 ハルヒ「でも、あんな古泉くんもいいかも・・・・」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:28:53.47 ID:A3+xwrg70 プルルルプルルル キョン「ん・・?まだ夜中の2時だぞ・。誰だこんな深夜に電話かけて来た奴は・・。」 ピッ 古泉「たたたたたたた大変です」 キョン「古泉じゃねーか!どうしたんだよ」 古泉「とととととにかく長門さんの家に来て下さいい」 キョン「ひょっとして・・・・・・・・。」 ピンポーン キョン「俺だ。」 長門「・・・・入って」 古泉「たたたたたたいへんんんんです」 俺が長門の家の中に入ると古泉がいた。 しかし、顔は完全にスプーになっていた・・・・。 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:34:40.30 ID:A3+xwrg70 古泉「たたったた大変です。ああああ貴方のせいですよ」 キョン「わかったから落ち着け。その顔を近づけるな。     俺吐いちゃうぞ。」 長門「古泉一樹がこのような顔になったのは キョン「ハルヒの能力の所為だな?」 長門「・・・そう。」 キョン「どうすんだよ?このまま学校行ったら・・。」 長門「そこは私がなんとかする。で、彼の顔を戻すのには・・・」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:41:12.78 ID:A3+xwrg70 長門「彼の顔とは違う事に関心を向けるしかない。」 キョン「結局俺?」 長門「そう。」 キョン「わかったよ・・・。しかし、古泉もなんとかしろよ!お前超能力者だろ!」 古泉「できるわけないじゃないですか!ここ閉鎖空間じゃないんですから! 実を言うと機関から追い出されたんです。だから長門さんの家に泊めさせてもらおうと・・。」 キョン「長門、大丈夫か?こんな顔のやつと一緒に暮らすんだぞ?」 長門「大丈夫。彼は隔離部屋に閉じ込める。」 古泉「・・・・・え?」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:48:01.72 ID:A3+xwrg70 キョン「wwwwww」 古泉「隔離部屋って・・・。」 長門「こっちへ。 あ、貴方は待ってて」 キョン「お、おう」 古泉「なんか嫌な予感が・・・・。ってぅぉああああ」 キョン「ん、なんか悲鳴が・・・。気のせいか」 阿○「ウホッイイオトコ!」 古泉「え?ちょっと・・・・。」 長門「アッー!」 バタン 長門「ふう」 キョン「おお、長門。なんか悲鳴が聞こえたような気がするんだが?」 長門「気のせい」 キョン「じゃ、帰るぞ」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:53:28.02 ID:A3+xwrg70 ハルヒ「古泉くん休みなのね・・・・。残念だわ。」 みくる「ふぇえ〜」 キョン「風邪だから仕方ないだろう。」 みくる「・・・・・。」 ハルヒ「・・・・」 キョン「・・・・・」 キョン「(長門、どうすればいいんだよ・・・orz)」 長門「(彼の状態が悪化したらどうなるかテストする。涼宮ハルヒの関心を     古泉一樹の似顔絵に向けて)」 キョン「(えっ?ww)」 長門「(大丈夫、悪化しても戻せない事にはならない)」     24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 01:58:20.13 ID:A3+xwrg70 キョン「ハルヒ、昨日の古泉の似顔絵面白かったな」 ハルヒ「ああ!あれ面白かったわよね!古泉くんの顔とか体とか     あんな風になってたら私笑い死んじゃう!」 キョン「だよな!(体?ということは・・・・wwwwwwwww)」 古泉「あれ、なんか体に異常が・・・。」 古泉「あれ、なんで僕二頭身になってるんですか!」 長門「(彼の状態は見事に悪化した。)」 キョン「(具体的にどんな感じだ?)」 長門「(体が二頭身になった。)」 キョン「(wwwwwwwwwww)」 ハルヒ「キョン?何ニヤニヤしてるの?」 キョン「な、なんでもない」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 02:03:07.61 ID:A3+xwrg70 キョン「(で、テストの目的は?)」 長門「(特に無い。強いて言うなら、私の暇潰し)」 キョン「(古泉・・・wご冥福をお祈りいたしますwwww)」 ハルヒ「特にやる事無いわね・・。」 キョン「そうだな・・・・。」 キョン「あ、そういえばハルヒ、怪獣ペニスンって知ってるか?」 長門「(!?)」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 02:07:11.02 ID:A3+xwrg70 ハルヒ「何それ?なんか聞いた事あるような?」 キョン「股間にな、1m15cm近くある人参を生やしているんだ」 ハルヒ「なにそれこわい」 ハルヒ「まあいいわ、今日は解散!」 ハルヒの自宅 ハルヒ「もしも、古泉くんがキョンの言ってたら怪獣ペニスンみたいな人 だったらどうしよう・・・・。」 ハルヒ「いや、でもそれはそれでおもしろいかも・・・・。」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 02:09:58.07 ID:A3+xwrg70 プルルルルッル キョン「何だよ・・・昨日もこんな展開だったな・・・・。」 ピッ キョン「古泉!今度は何だ!」 古泉「たたたたたいへんです」 古泉「ぼぼぼくの股間に、人参があああ・・・。」 キョン「(絶対今日のアレだな・・・。ん?待てよ?ということは      ハルヒは古泉がそうなって欲しいと望んだのか?)」 キョン「とりあえず長門に変われ」 長門「・・・・・・。」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 02:13:01.69 ID:A3+xwrg70 キョン「長門・・。俺は古泉の顔からハルヒの関心を別のものに向けたぞ。」 長門「古泉一樹がそうなって欲しいもしくはそうなったら面白いと思うのは    駄目。逆効果。」 キョン「ということは今回の現象は後者の方だよな?というかそうであって欲しい。」 長門「おそらく後者」 キョン「とりあえずすまなかった。明日から気をつける。」 長門「気をつけて」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 02:19:38.83 ID:A3+xwrg70 ハルヒ「今日もとくにやること無いわね・・・。」 キョン「そうだな・・・。     ところでハルヒ、古泉の似顔絵についてどう思ってる?」 長門「(!?)」 ハルヒ「ああ、あれ?もう飽きたわ。もうちっとも面白くない」 長キ「!」 古泉「あれ・・・・顔が戻った。でも体は戻ってない・・・。」 ハルヒ「今日は解散!」 長門「(わたしの家へ来て)」 キョン「(おk)」 ピンポーン キョン「俺だ」 長門「・・・・入って」 古泉「ああ・・・。顔の件についてはありがとうございます。」 俺が長門の家に入ると、あの憎たらしいニヤケ顔の古泉がいた。しかし 二頭身と股間に人参は戻ってない。 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 02:25:07.55 ID:A3+xwrg70 古泉「体が戻ってないんですが・・・・。」 キョン「そうだな。というかせっかく元に戻ったのに     二頭身と人参のせいで前より気持ち悪くなってるぞ」 長門「彼は涼宮ハルヒの古泉一樹の体の変化への関心を失わせた。」 キョン「ああ。ここまで疲れるとは思ってなかったな。」 長門「それでも貴方の体がもとに戻っていないということは別の理由があるはず。    考えられる可能性はただ一つ。おそらく、何らかのプロテクトがかかっている。」 古泉「戻す事は?」 長門「不可能。」 古泉「そんなっ!?」 長門「それは涼宮ハルヒが貴方への関心を完全に失わなくては不可能。 とりあえず貴方はしばらく転校したということにしておく。 隔離室にいる期間も延長する。」 古泉「そんなっ!?」 キョン「古泉・・・。ご愁傷様。」 終わり 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/11/27(金) 02:27:53.23 ID:A3+xwrg70 初めてのSSだったがこれは結構疲れるな。 また機会があったらスレ立てようと思う。 長門、朝倉スレにする予定。