橘「特売品一人一個なので付き合ってください」キョン妹「うん」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 00:01:28.07 ID:N8POZloE0 妹「トップスのチョコレートケーキがいいな」 橘「ぶちころすぞ」 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 19:14:06.71 ID:N8POZloE0 キョン「オイ待て」 橘「なんですかキョンさん、居たのですか」 キョン「どこに行くつもりだ」 橘「隣町ですけど」 キョン「じゃあ電車使うよな」 橘「もちろんなのです!」 キョン「…………」 〜〜〜〜〜ホワンホワン〜〜〜〜〜〜 妹「京子ちゃんここどこ?」 橘「あれえ?」 不審者「フヒ、お嬢ちゃん達、飴いるかい?」 妹・橘「いるー♪」 不審者「お菓子屋さんに連れてってあげるよフヒ」 妹・橘「いくー♪」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 キョン「……俺も行く」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 20:17:57.61 ID:N8POZloE0 橘「え、し、仕方ないですね、じゃあ一緒にいくのです」 キョン「うむ…で、お目当ての品は何なんだ?」 橘「ティッシュペーパーなのです!240円のティッシュが、なな、なんと!199円で… キョン「待て」 橘「なんですか」 キョン「それ…得なのか…?」 橘「え?だって240円が199え… キョン「電車で行くなら切符も買うんだろ」 橘「……」 キョン「40円浮かせるために切符買うのか?」 橘「……41円なのです…」 キョン「同じだ」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 20:24:52.70 ID:N8POZloE0 妹「おっ買いもの♪おっ買いもの♪」 橘「…あ…う…」 キョン「やれやれ…ほれ、行こうぜ」 橘「え?」 キョン「このチラシを見ろ…ティッシュなら近所のスーパーで229円で買える…」 キョン「あいつに説明してやれ…少しはお前の顔も立つだろ?」 橘「きょんさん…!」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 20:26:14.49 ID:N8POZloE0 おし まい 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 20:53:06.63 ID:N8POZloE0 妹「得したね!!」 橘「そ、そうなのです!出来る女はとわ私のことなのです!!」 キョン「はーはーは、大した奴だよ…」 橘「ところでキョンさん何買ったですか?」 キョン「昼飯の材料だ。今日俺達だけだからな」 橘「材料?キョンさん料理できるのですか?」 キョン「簡単なものならな」 橘「私もできるですよ!卵焼きとか目玉焼きとか!あとおにぎり!」 キョン「卵だけじゃねーか…正直お前には火も包丁も触らせたくないな…」 橘「どういう意味ですか!!」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 21:00:50.17 ID:N8POZloE0 キョン家 キョン「さて、おっぱじめるかな」 橘「……」モジモジ… キョン「ん?どうかしたか?」 橘「あのう…私、そろそろ帰るのです…」モジモジ キョン「何か用事でもあるのか?」 橘「え…と、特にないですけど…」モジモジ キョン「ああん?じゃあ喰ってけよ」 橘「え?いいのですか?」 キョン「材料は三人分買っちまったしな…もしかして遠慮してるのか?」 橘「え、あ、そ、そういうわけでは……じゃ、じゃあ頂くのです!」 キョン「折角だから作り方覚えてけ」 橘「はいなのです!!」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 21:07:53.57 ID:N8POZloE0 橘「〜♪」ニコニコ キョン「御機嫌だな」 橘「そ、そんなこと無いのです!」 キョン「そうか?…まあいいか、まずは材料の確認だ」 橘「はいっ!!」 キョン「これから作るのは茄子とトマトのスパゲティーだ」 キョン「まず茄子、細い物を選んだ…三人分なら3本もありゃ十分だろうな」 キョン「トマトピューレだ。一缶で足りる」 キョン「そしてトマト。2個でいい」 キョン「あとは家にある調味料でいいだろう」 キョン「 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 21:13:45.64 ID:N8POZloE0 キョン「最初に茄子を輪切りにする…厚さは1pくらいがいいな…」 橘「秋茄子は姑に食わせろ…ですね?」 キョン「そういうブラックなジョークはよせ…」 キョン「で、輪切りにした茄子の表面に塩を振る…」 橘「味付けですか?」 キョン「それもある…だが目的は水分を抜くためだ」 キョン「竹ざるの上に並べて、キッチンペーパーを被せる…暫くすればタオルが水分を吸ってくれるって寸法だ」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 21:21:55.98 ID:N8POZloE0 キョン「じゃあ水を抜く間に次行くぞ」 キョン「トマトピューレを鍋に移して熱を加えながら味付けだ」 キョン「ケチャップと胡椒、あとはコンソメでも入れとけ」 橘「大雑把ですね…」 キョン「簡単なって言ったろ?あ、塩はいらないぞ、茄子に付いてるからな」 キョン「橘、味見してみろ」 橘「ちょっと薄いかもなのです…」 キョン「そのくらいがいいんだ…トマト切ってくれるか?」 橘「はい…どうやって切ればいいですか?」 キョン「適当に切っていいぞ。どうせ少し煮るから」 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 21:26:30.63 ID:N8POZloE0 橘「ううう…キョンさ〜ん、少し潰れちゃいました…」 キョン「だから適当でいいんだって…うん、煮詰まってきたな」 キョン「橘、茄子の具合はどうだ?」 橘「水分が抜けてヘタってるのです!」 キョン「頃合いか…茄子投入!!」 橘「茄子投入!!」 キョン「後は弱火でクタクタやればいいか…」 橘「このトマトどうするですか?」 キョン「あとあと」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 21:33:06.67 ID:N8POZloE0 キョン「スパを茹でるぜ!!」ビシッ 橘「茹でるのです!!」バシッ キョン「スパを茹でたぜ!!」バン! 橘「茹でたのです!!」ドン! キョン「あとはもう簡単だ、さっきのフライパンに入れて絡めるだけ」 橘「だからこのトマトどうするですか!!」 キョン「そうだった、ソースと絡んだら入れればいい」 橘「ほいさ」ポトポト キョン「あとはトマトが熱を帯びたら完成」 橘「できたのです!!」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 21:41:53.63 ID:N8POZloE0 キョン「橘、お前にはデザート作りを命じる」 橘「えっ?…無理なのです…」 キョン「異常に簡単なヨーグルトの作り方を授けてやる」 橘「そ…そんなことができるのですか!?」 キョン「そこに器に入った牛乳とレモン汁があるだろう」 橘「ややっ…いつの間に…」 キョン「まぜろ」 橘「割合はどのくらいで…」 キョン「割合?考えたことも無い…牛乳に入れるのだ」 橘「…う〜…ややっ!キョンさん!牛乳がドロドロになったのです!」 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 21:44:55.23 ID:N8POZloE0 キョン「はい完成。あとは好みで砂糖でも入れとけ」 橘「不思議なのです…味もヨーグルトっぽい…」 キョン「もう妹呼んでいいぞ、お昼にしよう」 橘「はいなのです!!お〜い!」 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 21:55:19.71 ID:N8POZloE0 キョン「どうだ?」 橘「美味しいのです!薄味をトマトの酸味が補っているのです!」 キョン「そいつは良かった」 妹「京子ちゃんのヨーグルトもおいしいよ」 橘「えへへ…」 妹「ねえこのあとどうする?」 キョン「俺は昼寝でも…」 橘「みんなでお出かけしたいのです!ねぇキョンさん行きましょうよ〜」 キョン「やれやれ…しかたねえな…」 妹「わーい!」 おし まい 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/10/26(月) 22:05:54.73 ID:N8POZloE0 オチがでてこなかったぜ