ハルヒ「紹介するわ!転校生の赤木シゲル君よ!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 20:42:33.39 ID:Qo1Trlbc0 キョン「!」 古泉「・・・」 みくる「なんか怖いですぅ〜」 長門「顎」 アカギ「よろしく先輩方・・・ククク・・・」 古泉「ええ、よろしくお願いします(何やら得も知れぬ雰囲気を纏っている方ですね・・・)」 キョン「あ、ああよろしく(なんだこいつは・・・なんであんなに顎が尖っているんだ・・・)」 長門「顎」 アカギ「ククク・・・」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 20:48:31.84 ID:Qo1Trlbc0 ハルヒ「メンバーは私たち5人とアカギ君を加えた計6人よ。これから仲良くしていき」 アカギ「うだうだと長い前置きはいいよ先輩・・・本題と行きましょうよ」 ハルヒ「え?ほ、本題って?」 アカギ「またまた。このSOS団とやらの抱えているヤマだよ・・・あるんだろ?」 ハルヒ「・・・」 キョン「ヤマ?何のことだ?俺たちは」 ハルヒ「不思議探索よ!」 アカギ「は?」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 21:08:28.69 ID:Qo1Trlbc0 ハルヒ「もう!なによあいつ」 古泉「同じ高校生とは思えないほど物腰が大人びている方でしたね」 みくる「帰っちゃったんですか〜?せっかくお酒用意したのに」 キョン「あの白髪ですからね、確かに酒の方が似合いそうですね」 長門「顎」 ハルヒ「とにかく、団長としてこれ以上新入部員になめられるわけには行かないわ!明日の不思議探索は気合入れていくわよみんな!」 キョン「別にいつも通りでいいじゃないか」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 アカギ「ククク・・・」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 21:21:34.60 ID:Qo1Trlbc0 ハルヒ「遅い!何やってんのよあいつは!キョンより遅れてくるなんて新入部員にあるまじき行動だわ」 古泉「まあまあ涼宮さん。彼は初参加ですし場所がわからなく迷っているだけかもしれませんよ?」 ハルヒ「昨日メールでちゃんと伝えたわよ。どうしたら駅前なんて目立つところを集合場所にしておいて迷うってのよ」 キョン「確かにそうだな。お、来たみたいだぞ」 アカギ「すいませんね、遅れてしまって。どうしても当日じゃなきゃ用意できないものだったんで・・・ククク・・・」 みくる「やっぱり怖いですぅ〜」 ハルヒ「何わけのわからないこと言ってんのよ!・・・もういいわとにかく罰金よ罰金!そこの喫茶店の払いはあんたがしなさい」 アカギ「へー、俺にたかろうって?」 長門「顎」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 21:28:12.41 ID:Qo1Trlbc0 ハルヒ「人聞きの悪いこと言うんじゃないわよ、あんたは遅れてきてあたしたちの貴重な時間を奪ったの。そのペナルティーよ」 アカギ「なるほど、確かに筋は通っている。だが俺もこのまま簡単にあんたたちに屈服したんじゃ面白くない」 ハルヒ「屈服ってあんたねえ・・・」 アカギ「ここはひとつゲームでけりをつけようじゃないか」 ハルヒ「ゲーム?」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 21:33:27.35 ID:Qo1Trlbc0 アカギ「なーにゲームと言っても使うのはこれだけだ」 ハルヒ「銃!?」 アカギ「本物だと思うかい?」 ハルヒ「そ、そんなはずないでしょ!」 アカギ「そうだな、ククク・・・」 古泉「長門さんあれは!?」 長門「顎」 古泉「ふざけないでください!」 長門「本物」 古泉「やはり・・・!」 アカギ「ククク・・・」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 21:39:46.20 ID:Qo1Trlbc0 ハルヒ「で、何をするのよ?」 アカギ「ロシアンルーレットだ。この銃には弾・・・おっとそうだな外れを引いた場合には鳩が出てくる仕掛けが施されている」 アカギ「つまり交互に引き金を引いていき、先に鳩を出した方が負けってことさ」 ハルヒ「へー、面白いじゃない。受けて立つわ」 アカギ「ククク・・・そうこなくちゃ。俺が勝った場合はここの払いは免除してもらう。負けた場合は俺は今後あんたには逆らわない。このSOS団とやらのために尽力するよ」 ハルヒ「ずいぶんとあんたに不利な条件じゃない」 アカギ「何これはちょっとした余興さ。先輩たちの機嫌も少しは取っておかないとね」 ハルヒ「殊勝な心がけじゃない」 アカギ「ククク・・・じゃあ始めようか」 古泉「いけません」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 21:46:55.57 ID:Qo1Trlbc0 アカギ「は?」 ハルヒ「古泉君?」 古泉「アカギ君、その銃を収めてくれませんか?」 アカギ「・・・」 ハルヒ「ちょっと古泉君何言って・・・」 古泉「涼宮さん、今回はアカギ君の歓迎会という形でここの払いは僕がするので、それで手を打っていただけませんか?」 ハルヒ「で、でも・・・」 古泉「お願いします」 ハルヒ「まあ、古泉君がそこまで言うなら・・・」 アカギ「ククク・・・あんた気づいたのかい?」 古泉「(この方は想像以上に危険な男のようですね・・・)」 長門「顎」 キョン「ああ、何度見ても顎だな」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 21:52:58.83 ID:Qo1Trlbc0 ハルヒ「あたしはアイスティーでいいわ」 アカギ「・・・」 ハルヒ「ほら、あんたも何か頼みなさいよ」 アカギ「いや、俺は遠慮しておくよ」 ハルヒ「え?」 アカギ「ここは仮にもあんたたちが指定した店だ。この店が出すものは一切口にしたくない」 古泉「(さて、どうしたものでしょう・・・) みくる「あれ?それ栄養剤ですかぁ?せっかく今日はお酒用意してきたのに」 長門「顎」 キョン「なあ、その顎ちょっと触らせてもらってもいいか?」 アカギ「ククク・・・」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 22:00:50.37 ID:Qo1Trlbc0 ハルヒ「ふん、勝手にしなさい」 アカギ「済まないな、まだあんたたちを完全に信用したわけではないんでね」 古泉「とりあえず、いつも通り組分けをしたらいかがでしょうか?」 ハルヒ「そうね。今日はアカギ君がいるから2:2:2に分かれるわよ」 古泉「(ここはあのアカギ君とペアになって彼のことを把握しておきたいところですね・・・)」 みくる「あの〜アカギ君、お酒どうですか?」 キョン「おいおい、お前の顎どうなってんだよ。長門も触ってみろ」 長門「顎」 アカギ「ククク・・・」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/22(火) 22:06:50.16 ID:Qo1Trlbc0 ハルヒ「じゃあお昼にもう一回ここに集合ね。行くわよ、みくるちゃん」 みくる「は〜い」 古泉「・・・では僕たちも行きましょうかアカギ君」 アカギ「あんたか。ククク・・・少しは楽しめそうだな」 古泉「はて、何のことでしょう?」 アカギ「ククク・・・まあいいさ」 キョン「俺たちも行くか長門」 長門「顎」 キョン「あ、そうだな。アカギ。昼になったらもう一回顎触らせてもらってもいいか?」 アカギ「・・・」 133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 12:43:01.77 ID:EUVhdp47O アカギ「ククク…まあ仲良くやりましょう…!」 古泉「…あなたは何者ですか?」 アカギ「何者…って訳でもない…ただの高校生ですよ…!」 古泉「あなたのことは調べましたよ?たった今結果が報告されました」 古泉「赤城しげる。高一。中学生の頃…あの裏世界で有名な市川に、麻雀で勝利した」 アカギ「へえ…」 古泉「そのあなたがなぜここに…?」 アカギ「ククク…別に…ただ学校をふらふらしてたら、あの団長さんに捕まったのさ…」 アカギ「俺の雰囲気が気に入ったんだとよ…ククク…!」 古泉「なぜ素直にしたがったのですか?」 アカギ「…俺は断った…だがあいつは引かなかった…」 アカギ「だから俺は持ちかけたのさ…賭けをっ…!」 136 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 12:48:24.22 ID:EUVhdp47O 古泉「賭け?」 アカギ「ポケットに入ってたコイン…これを投げた…!」 アカギ「コイントスでは必ず勝つ自信があった…俺は何千回とコインを投げてきたんでね…!」 古泉「…コイントスのプロは、狙った面が出せるらしいですからね」 アカギ「団長さんが勝ったら俺は団長さんに従う…俺が勝ったらSOS団解散…!」 古泉「なんですって?」 アカギ「ククク…からかってやったのさ…だがあいつは乗ってきたよ…!」 アカギ「そして俺がコインを投げた…『裏』が出るように…!」 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 12:53:13.34 ID:EUVhdp47O アカギ「だが…どういうわけか、でたのは『表』…!」 アカギ「何かを賭けたコイントスで負けたのははじめてだった…」 アカギ「そんなあいつに、従ってみるのも悪くない…そう思ってね…!」 古泉「…」 アカギ「あいつ、普通の人間じゃないだろ?」 古泉「…!」 アカギ「あと団長さん以外の女二人、それと…あんたも」 アカギ「無口な女はただの人間じゃない…人としての生気が感じられない…!」 アカギ「もう一人の女は…空気が違った…今の時代を生きてる人間とは、一風変わった空気…!」 アカギ「あんたはかなり辛い境遇を乗り越えてきたように見えるな…地獄の日々を過ごしてきたっ…!」 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 12:56:30.46 ID:EUVhdp47O アカギ「そして団長…こういっちゃなんだが、俺が賭けに負けたのには理由があるはず…」 アカギ「だがあいつはイカサマなんてしていない…使ったのは俺のコインだしな…」 古泉「さすがは、市川を倒しただけのことはありますね。いい勘です」 アカギ「どうも…」 古泉「お察しの通り。超能力者です」 アカギ「クククっ…!」 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 12:59:23.86 ID:EUVhdp47O 古泉「何が望みでしょうか?」 アカギ「ん…?」 古泉「何か望みがあるのではないですか?」 アカギ「ククク…!強いて言うなら…団長さんの命っ…!」 アカギ「と、言いたいところだが…そんな高望みしたら俺たちの周りを囲んでる…」 アカギ「あんたのお仲間さんに消されちまうな…!」 古泉「………」 ざわ・・・ざわ・・・ 143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 13:03:19.08 ID:EUVhdp47O アカギ「あの団長さんと、もう一度戦わせてもらおうか…」 古泉「再戦、ですか?」 アカギ「望みを聞いてくれるんだろう?あいつとギャンブルをしたい…!」 古泉「…無駄ですよ」 アカギ「なに…?」 古泉「彼女は、願望を実現させる能力を持っている」 古泉「あなたがコイントスで負けたのも、それが原因です」 古泉「彼女が『負けたくない』と願えば、彼女が負けることはありません」 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 13:10:49.71 ID:EUVhdp47O アカギ「しっているさ…そんなこと…」 アカギ「だが…戦ってみたいのさ…そんな神のような女と…!」 古泉「…わかりました。あなたが負けたら、我々の前から姿を消してください」 アカギ「ククク…じゃあ俺が勝ったら…」 アカギ「…それは当日話そうか…ククク…!」 古泉「勝負の種目は?」 アカギ「もちろん麻雀っ…!ルールは知っているか?」 古泉「みんな理解しています。では二人麻雀ですね」 アカギ「いや…あんたにも参加してもらう…!」 古泉「…僕に?」 アカギ「それと、あの無口な方の女…!あいつも面子に加えてくれ…!」 古泉「…あなたが圧倒的不利に思えますが」 アカギ「なーに、大丈夫さ…!じゃ、そろそろ戻ろうか…!」 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 13:14:56.43 ID:EUVhdp47O そして、勝負当日っ…! ハルヒ「ふんっ!この団長に勝負を挑むなんて、ずいぶんな新入りね!」 ハルヒ「まあいいわ。古泉くん、有希、今日は思いっきり勝つわよ!」 古泉「ええ。頑張りましょう」 キョン「…古泉」 古泉「はい」 キョン「アカギってやつは…」 古泉「はい。すべてを感づかれました」 キョン「じゃあヤバイんじゃないのか?」 古泉「大丈夫です。涼宮さんが負けることはありません」 古泉「彼が負けたら、SOS団を出ていってもらうことになっています」 キョン「そうか…」 148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 13:20:24.06 ID:EUVhdp47O アカギ「お待たせしました…」 ハルヒ「アカギくん!団長に勝負を挑むなんて、いい度胸ね!」 ハルヒ「今日はコテンパンにしてやるから、覚悟しなさい!」 アカギ「じゃあ…いきましょうか…」 古泉「アカギさん」 アカギ「ん?」 古泉「一応聞いておきます。あなたの望みは…?」 アカギ「…ククク…賭けてもらうものは…金っ…!」 古泉「…!!」 アカギ「ギャンブルは金に限るぜ…!俺が勝ったら、そうだな…」 アカギ「お前の組織の資金っ…!すべていただく…!」 古泉「…わかりました」 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 13:27:19.83 ID:EUVhdp47O そして始まる…狂気の麻雀…! なにも知らないハルヒ…勝利を確信する古泉…ただ卓につく長門…そして、アカギっ…! 勝負は半荘三回っ…!合計得点の高いものが勝者…! まずは東一局っ…!ハルヒの親で始まった…! ※マンズ→漢数字  ソウズ→数字  ピンズ→ローマ数字 で書いていきます 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 13:40:53.85 ID:EUVhdp47O 東 ハルヒ 南 古泉 西 アカギ 北 長門 古泉 一一三七11258TUVX 古泉(良い手だ…123の三色、チャンタも狙える…!) ハルヒ 二三四四258XYZZZ中中 ハルヒ(うーん、微妙な手ね…親なんだから、とりあえず上がることを優先ね) 長門 1234558V\東東南発 長門(ホンイツもあるいい手…いける) アカギ「ククク…!」 それぞれの牌が、いま配られた…! 勝負はまだ、始まったばかりっ…! 158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 13:43:35.36 ID:EUVhdp47O ───そして この勝負は… 後に伝説として… 語り継がれない…! 完 166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 13:46:37.86 ID:EUVhdp47O 実は俺、>>1じゃないんだよ…もうネタ浮かばないよ… 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 13:56:56.42 ID:EUVhdp47O 麻雀書いてみたら予想以上に難しかったんだ…他のギャンブルにすればよかった 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 14:54:31.59 ID:br3n5m2TO 勝負は四巡。 この時点でアカギ… 12356789一二三五五五 聴牌!!!! 通常ならごく普遍的なスーチーソウ両面待ちでの 高めなら一通絡みの手だが、 豪快にもアカギここでドラの6切りリーチ!! まさかの5単騎!!!! 通常の場合ここは一通を狙わないなら、 少しでもドラを残し、6 9の両面に持って行きたい所!!!! ざわ…… ざわ…… 192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:04:07.06 ID:br3n5m2TO キョン「(え!?5単騎!!??何を考えんだ?コイツ!!)」 アカギ「ククク…」 アカギの突然のリーチ。 一見愚かにも見えるが実は違う。 天才にしか嗅ぎ取れない牌への嗅覚。 小泉 ハルビン 長門 共にこの巡は現物。 しかし、その刹那場の3人に 電撃走る!!!! アカギ「………カン。」 一同「!!!!」 196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:14:24.59 ID:br3n5m2TO アカギ…ここで五暗カン。 新ドラ表示牌は ………四!!!!!! 圧倒的─!! まさに狙い打ったかのような 絶妙なタイミング!!!! アカギ「…ククク、まだ終わらない。」 ───ダンッ!!!! アカギ「……ツモ。リーチ一発ツモ嶺上開花…」 一同「ドラ4だなんて…」 アカギ「いや、まだだ。 裏ドラを…」 クルッ─!!!! ひとつ目の裏ドラは───四!!!! アカギ「ククク、2つ目は… 」 201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:27:05.17 ID:br3n5m2TO 2枚目の裏ドラは…5!!!! アカギ「…あれ?おかしいな。 この流れなら四の筈なのに。」 ハルビン「よ、欲張るんじゃ無いわよ!!そんな簡単にドラ3つも載せられてたまるもんですか!!!!」 ─この時、長門は心底震えていた、 アカギが2枚目の裏ドラをめくる時、キョンから禁じられていたものの、 危険を感じとっさに情報操作で自分の手牌の5とすり替えた 牌は ────四!!!!! ここで、アカギにひとつでも ドラが乗れば数え役満の状態での ドラ4!!!! 結局、この局はアカギの リーチ一発ツモ嶺上開花どら8の3倍満でハルビンの親が流れ、実質この時点で点数は アカギ 49000 小泉・長門 19000 ハルビン13000 となった。 もうダメだ。誰か続き頼む。 206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:36:37.43 ID:EUVhdp47O アカギ「一発目からなかなか良い手で上がれましたよ…!ククク…!」 ハルヒ「ふん!まだまだよ!」 長門「………」 古泉(まずいな…予想以上の強運だ。しかしこちらには長門さんに涼宮さん…) 東二局…!古泉の親っ…! アカギ「ロン。1000点」 がっ…!あっさり流されるっ…!親はアカギに…! 古泉(アカギさんの親…これは非常にマズイっ…!)チラッ ハルヒ(………) 古泉(ここは親を流すことだけ考えよう…たしか涼宮さんは即テンパイ派…) 古泉(ここは流す!なんとしても…) 207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:44:26.31 ID:EUVhdp47O そして始まる東三局…!特に変わりもなく進む…! そして八順目、ハルヒが動くっ…! ハルヒ「リーチ!」 ハルヒ、テンパイ…! ハルヒ 二二二234456TU南南 ドラ8 リーチのみのペンチャン待ち…!しかし即リーテンパイのハルヒはリーチっ…! これを見て古泉は考えるっ…!ハルヒの待ちを…! これか、と思う牌を切るものの、当たらないっ…! そしてこの局は終わりを告げるっ…!流局…! ハルヒ「あーん!せっかくテンパったのに!」 アカギ「ククク…実は俺も…!」 アカギ 二三四四五六VVWWXX東東 古泉(!!潰されていたか…!) 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:50:04.34 ID:EUVhdp47O 結局アカギの流れは変わらずっ…! アカギ「ツモ。4000オール」 アカギ「ロン。12000」 二連続満貫っ…!ハルヒの持ち点がマイナスに…! あっさりアカギの勝ち越しで半荘を終えるっ…! アカギ「じゃあ、ちょっとトイレに…」 キョン「俺もトイレに行こうかな…」チラッ 長門「…私も」 ハルヒ「有希がトイレ?珍しいわね!」 古泉(予想以上の強さだ…まさか東三局でハコテンとは…!) 古泉(涼宮さんが力を使ってないにしても、彼女には元々強運がついていたはず…!) 古泉(なのに通用しないとは…) 213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 15:51:13.84 ID:EUVhdp47O ごめん気づかんかったorz 227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:22:08.62 ID:EUVhdp47O ごめん散歩してきた キョン「長門…おまえ、いかさまをしただろう」 長門「………」 キョン「あれほど勝負に情報操作をするなといっただろ」 長門「違う、情報操作はしていない」 キョン「同じことだろ!お前のすることは人間業じゃないんだ」 キョン「それに…相手にイカサマを気づかれたら、相手もイカサマをする可能性がある」 キョン「もう、するんじゃないぞ」 アカギ「キョンさん…?トイレあきましたよ…!」 キョン「!!あ、ああ…」 アカギ「長門さん、でしたっけ」 長門「…?」 228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:29:08.79 ID:EUVhdp47O キョン「気づかれた…か?いや、小声で話してたし、それはないだろう…」 キョン「…ふぅ。さて、戻るか…ん?まだアカギがいるぞ…あれは、古泉?」 古泉「アカギさんっ…!機関から連絡がありましたよ…!」 アカギ「へえ…金は用意できるって」 古泉「機関の総資金は全部で10億っ…!それを丸々払ってくれるそうですっ…!」 アカギ「へえ…気前が良いね…!」 古泉「ただしっ…!こちらが10億かけるのに、そちらが我々の前から消えるでは、割りが合わないっ…!」 古泉「こちらが勝った場合…あなたの命をもらいますっ…!」 古泉「…これが、機関のトップの意見です…!」 230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:33:51.36 ID:EUVhdp47O キョン(じゅ、十億…!) アカギ「ククク…良いだろう…!十億と、俺の命を賭けた麻雀っ…!」 古泉「あなたなら受けてくれると思いましたよっ…!では、部室で…」 キョン「あ、アカギ!」 アカギ「ん…?」 キョン「お前の命って…大丈夫なのか!?」 アカギ「なーに、心配しないでくださいよ…ククク…!狂気の沙汰ほど面白いっ…!」 キョン(狂ってる…俺とはすむ世界が違う…) 234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:38:36.74 ID:EUVhdp47O 部室っ…!キョン以外のSOS団員が話しているっ…!勝負のことをっ…! 古泉「なんとしてでも勝つっ…!あのアカギにこれ以上調子に乗ってもらっては困ります…!」 ハルヒ「そうね!」 古泉「そのためには三人が力を合わせる必要がありますっ…!」 古泉「長門さんも、思う存分力を出してください…!」 長門「了解した」 そのときっ…!アカギ、キョン、帰還っ…!部室は再び狂気の中へっ…! 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:44:19.63 ID:EUVhdp47O アカギ「遅くなってすみませんね…じゃ、始めましょうか…!」 二回目の半荘が始まるっ…!サイコロの結果、親は古泉っ…! 古泉(勝つっ…!負けるわけにはいかないっ…!) ───数分前 prr…prr… 古泉「失礼、電話です。もしもし…」 ?「久しぶりだなぁ…!古泉くん…!」 古泉「ひょ…兵藤会長っ…!」 兵藤っ…!古泉の所属する機関のスポンサーにして、世界一の金持ちっ…! 兵藤「楽しいゲームをしているようだな…!」 古泉「はっ…!」 兵藤「ククク…!あの古泉くんだ。まさか負けることはあるまい…!」 兵藤「十億勝負、賭けなさいっ…!」 244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:48:42.45 ID:EUVhdp47O 兵藤「しかし…こちらが勝ったら奴は姿を消すだけ…それはいかんなあ…!」 兵藤「十億とでは釣り合わないっ…!彼には命を賭けてもらいなさいっ…!」 古泉「はっ…!」 兵藤「万が一負けたときのお前の処罰…わかっているな…?」 古泉「…大丈夫です。こちらには宇宙人と神がいます」 兵藤「コココ…!結局他人頼りかのお…!まあいい…楽しませてもらうぞ…!」 ──── 古泉(負けられないっ…!この勝負っ…!どんな手を使ってでも…!) 250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 16:55:52.44 ID:EUVhdp47O 東一局…!古泉は順調に手を進め、五順目にテンパイ…! 古泉 二三四六六234UVWXY ドラY 古泉(うまくいけばタンヤオ平和三色ドラ1…) 古泉、リーチをかけず牌を切る…!しかし… アカギ「ロン。1000」 長門、振り込みっ…!タンヤオのみの手に振り込んでしまう…! 251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:02:42.55 ID:EUVhdp47O キョン(10億…命…俺はどっちの味方をすればいい…) キョン(長門の情報操作を解放するべきか…?今のところ使っている様子はないが…) 長門 24000 アカギ 26000 そして東二局…!アカギの親っ…! この瞬間…ハルヒ、長門、古泉は三人でアイコンタクト…! アカギがトイレから戻る前、打ち合わせたサインっ…! 順は進み、ここでハルヒテンパイ…!二-五の両面待ちっ…! ここで再び三人は目を合わせるっ…!サイン交換っ…! ハルヒの目を見た古泉は、打五っ…!すかさずハルヒ、ロンッ…! ハルヒ「平和のみ。1000点ね」 252 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:07:44.56 ID:EUVhdp47O 三人はサイン交換をしていたっ…!アカギの親を流すためにっ…! 誰か一人がテンパイしたとき三人の間でしかわからないサインを出す…! それを見て他の二人があがり牌を振り込む…! 古泉 24000 ハルヒ 26000 対局中の三人の目合わせ… 悪魔は、これを見逃さないっ…! 256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:15:36.35 ID:EUVhdp47O 東三局…親は長門…! そしてアカギ、動くっ…! アカギ「リーチ」 ざわ・・・ざわ・・・ 三人に戦慄走るっ…!ダブルリーチ…!いきなり二翻役…! これを見て三人は再びサインを出す…! 数順して、古泉テンパイっ…!3-6待ちっ…!二人にサインを流すっ…! そしてハルヒ振り込みっ…!タンヤオのみの1000点だった…! アカギ「ククク…!」 アカギ、実はテンパイなどしていないっ…!ダブリーは嘘っぱち…! 三人の間でサインを出させるフェイクだったっ…! 259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:26:49.38 ID:EUVhdp47O 今のサインでアカギ、サインを完全に読み取るっ…!まさに圧倒的観察力と推理力…! ここからアカギの反撃が始まるっ…! 東四局、七順目…! アカギ「ククク…!」 怪しげな笑みを浮かべるっ…!これに古泉は過敏に反応っ…! 二人にサインを促すっ…!十億と言う勝負から、慎重になってしまう…! 二順後、長門はテンパイ…!一-四待ちのサインを出すっ…! その瞬間をアカギは見逃さないっ…! 260 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:32:49.96 ID:EUVhdp47O さらに三順後、古泉は四を引くっ…!すかさず打牌…! 長門「ロン。2000点」 アカギ「ククク…!」 古泉「…?」 アカギ「悪いな、頭跳ねだ」 アカギ 二三123789TUV 南南 ドラ8 アカギ「平和…三色…チャンタ…ドラ1。ハネ満」 古泉「ぐっ…!ば、ばかなっ…!」 アカギ「12000だぜ、古泉さん…!」 262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:36:11.65 ID:EUVhdp47O あああああミスです 古泉は一を引いたってことにしてください 古泉(まさか…サインが割れた?そんなことは…) 南一局は何事もなく流れる。そして再びアカギの親…! 古泉(サインがばれているとは考えられない…!ここはサインを使うっ…!) 270 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:42:29.69 ID:EUVhdp47O 配牌から三順っ…!ハルヒテンパイっ…!3と東待ちっ…! そのサインもアカギは見破るっ…!サインを見て、アカギは手を作るっ…! それから三順後…!古泉は東を引く…すかさず切ろうとする…がっ…! 古泉に電流走るっ…!予感っ…!体が打東を拒否するっ…! アカギの顔を見てしまったっ…!悪魔の顔をっ…! 古泉は恐怖するっ…!その結果、アカギに対しての安牌を切るっ…! 271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:48:39.49 ID:EUVhdp47O この時…アカギはテンパイしていなかったっ…!東を切ればハルヒは上がっていたっ…! これのせいで流れはアカギのまま変わらず…数順後、手牌を倒したのはアカギっ…! アカギ「ツモ。平和タンヤオツモドラドラ。4000オール」 あがり牌は東でも3でもなかったっ…!古泉、完全なる勘違いっ…! 古泉(ぐっ…!) 272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:55:22.92 ID:EUVhdp47O これにより、古泉は8000点にっ…!あと一回直撃を受けたらハコテンっ…! 古泉は完全に弱っていた…自分の考えを悉く外されてっ…! そんな流れを変えたのは長門っ…!満貫をツモ…! これでアカギの親を流し、長門が親にっ…! そこから長門の反撃が始まるっ…! あのアカギから、連続で満貫をとるっ…! そしてアカギ、親に倍満を直撃っ…!アカギ、トップから一気にハコテンになるっ…! 273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 17:58:02.13 ID:EUVhdp47O 二回戦が終わり、インターバルっ…! アカギ「やれやれ、せっかくトップだったのに…ククク…!トイレいってきますね…!」 キョン「…俺も」 長門「私も……」 ハルヒ「また三人でトイレ?仲良いわね!もう!」 古泉「………」 275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:01:33.31 ID:EUVhdp47O キョン「長門、おまえ…使ったな?」 長門「………」 キョン「…俺、わからねえ…俺らが勝てばアカギは死ぬ…アカギが勝てば古泉が10億払う…」 キョン「長門が情報操作をすればどちらを勝たせることもできる…でも、どっちの味方をすればいいんだ…」 キョン「…すまん、先に戻ってる…」 長門「…………」 278 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:05:40.24 ID:EUVhdp47O アカギ「ククク…長門さん、さっきの勝負…参りましたよ…!」 長門「………」 アカギ「まさかあなたにあんな力があるなんて…クククっ…!」 長門「…あなたは何が目的?」 アカギ「ククク…そうだな…神に勝つこと…かな…!」 長門「………」 アカギ「あんたの目的は…キョンさんに好かれることだろ?」 長門「………!」 アカギ「ククク…」 279 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:13:50.33 ID:EUVhdp47O アカギ「じゃあ、始めましょうか…」 古泉(勝つっ…!なんとしても、勝つんだっ…!) 最終決戦っ…!この勝負に勝った方が勝者となるっ…! 親はアカギっ…!アカギから最後の勝負が始まるっ…! 東一局…!三人はサイン交換っ…! 古泉(長門っ…!つかえっ…!情報操作っ…!勝つしかないんだっ…!) 二順で長門はテンパイ…2-5待ちのサインをだすっ…! 偶然ハルヒは5を持っていた…!もちろん打牌っ…!あっさりとアカギの親を流すっ…! 280 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:21:17.82 ID:EUVhdp47O そして長門の親…!ここで長門は流れをつかむっ…! 長門「ロン」 長門「ツモ」 二連続和了っ…!親満貫二連続っ…! アカギからの直撃で、アカギ、16000を失うっ…! 古泉(よしっ…!いいぞ長門っ…!情報操作を使っているっ…!) 古泉(これでアカギに勝ちはないっ…!クククっ…!勝ったっ…!) 284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:31:03.02 ID:EUVhdp47O 結局アカギは16000を放出し、長門は親を終えるっ…! それからもアカギは長門、ハルヒ、古泉に対して放出をつづけるっ…! アカギに二回目の親が回ってきた時には、もう残りは2000点しか残っていないっ…! 古泉(クククっ…!終わりだな、アカギっ…!) 四人は南入…! ハルヒ 29000 古泉 2800 長門 41000 アカギ 2000 288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:38:16.18 ID:EUVhdp47O 南一局、アカギの親…だがアカギの手はグズ手… 逆に古泉は満貫手っ…!長門に振り込ませて、この局もアカギの親を流すっ…! 古泉(これでもうアカギに勝ちはないっ…!勝ったっ…!) 古泉 37000 長門 36000 古泉は勝利を確信したっ…!もう心の中では勝利の雄叫びをあげているっ…! 289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:41:43.25 ID:EUVhdp47O 俺の頭は引き算と足し算もろくにできないほどに弱ってるみたいだ… 291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:43:44.90 ID:EUVhdp47O >>288修正 288 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2009/09/23(水) 18:38:16.18 ID:EUVhdp47O 南一局、アカギの親…だがアカギの手はグズ手… 逆に古泉は満貫手っ…!長門に振り込ませて、この局もアカギの親を流すっ…! 古泉(これでもうアカギに勝ちはないっ…!勝ったっ…!) 古泉 36000 長門 33000 古泉は勝利を確信したっ…!もう心の中では勝利の雄叫びをあげているっ…! 297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:52:46.63 ID:EUVhdp47O 南二局は全員ノーテンで流局…! 続く南三局で事件は起きるっ…! アカギ「リーチ」 アカギ、リーチっ…!貴重な点棒を支払い、リーチをかけるっ…! 古泉(ククク…無駄足掻きだなっ…!) その直後、古泉テンパイっ…!長門、振り込むっ…! 古泉「ロンっ…!1000点ですねっ…!クククっ…!」 古泉、長門からの1000点とリーチ棒を受けとり、38000点にっ…!長門は32000点っ…! 古泉(勝ったっ…!長門の情報操作は続いているっ…!確定っ…!勝利確実っ…!) 299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 18:56:28.84 ID:EUVhdp47O 南四局…!最終決戦っ…!古泉の親で勝負は始まるっ…! 古泉(さあ長門っ…!情報操作だっ…!さっさと楽にしてやれっ…!ククク…!) ざわ・・・ざわ・・・ 静寂っ…!誰も声を出さないまさに静寂っ…!ただ牌のぶつかる音が響くだけっ…! そんな状況で勝負は十順目…! 長門「………」チラッ 古泉(うおおおおっ…!きたっ…!きたっ…!きたっ…!サインっ…!テンパイっ…!) 302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:01:26.74 ID:EUVhdp47O 長門、白待ちテンパイのサインを飛ばすっ…! 古泉からしてみれば、確定していた勝利がより確実になるサインっ…! 古泉(勝ったっ…!勝ったっ…!勝ったっ…!勝ったっ…!勝ったっ…!) 古泉(勝利っ…!勝利っ…!圧倒的勝利っ…!) 古泉(神様っ…!ありがとうございますっ…!) 古泉(天は我の味方をしたっ…!勝利っ…!大勝利っ…!圧倒的勝利っ…!) 古泉(勝ったぁっ…!勝ったぁっ…!勝ったぁぁぁぁぁっ…!) 古泉(うぉぉぉぉぉっ…!やったっ…!やったっ…!やったっ…!やったっ…!) 古泉(勝利だっ…!光が差し込んだっ…!光っ…!眩いほどの光っ…!) 304 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:05:09.46 ID:EUVhdp47O 古泉の手には白っ…!これを切れば…勝利っ…! 古泉(勝ったっ…!勝ったっ…!勝ったっ…!勝ったっ…!) 古泉(勝ったんだっ…!やったんだっ…!ついに勝ったんだっ…!ついにやったんだっ…!) 古泉(終わるっ…!終わるっ…!終わるっ…!終わるっ…!長かった狂気が…!) 古泉(これで勝者っ…!英雄っ…!救世主っ…!王っ…!) 古泉(うぉぉぉぉぉっ…!やったっ…!やったっ…!やったんだっ…!) 古泉(勝ったっ…!勝ったっ…!勝ったっ…!勝ったっ…!) 古泉(おおおおおっ…!明日が訪れたっ…!明日がっ…!輝かしい明日っ…!未来っ…!) 308 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:09:24.82 ID:EUVhdp47O 古泉(勝利っ…!栄光っ…!光っ…!未来っ…!) 古泉(勝者になったっ…!勝ったんだっ…!勝ったんだっ…!) 古泉(眩い希望っ…!眩い光っ…!輝く未来っ…!明日っ…!) 古泉(神様っ…!感謝しますっ…!勝利を与えてくれた…神っ…!) 古泉(勝ったっ…!勝ったっ…!勝ったっ…!勝ったっ…!勝ったっ…!) 古泉(うおおおおっ…!) 古泉「アカギっ…!終わりだっ…!これで終わりっ…!」 古泉「ゲームセットっ…!勝負終了っ…!カカカッ…!キキキッ…!」 古泉っ…!打っ…!白っ…! 310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:11:43.72 ID:EUVhdp47O 長門「…ロン」 古泉「く…ククク…ククク…クククククククククっ…!」 古泉「あーっはっはっはっはっは!」 古泉「勝ったっ!勝ったっ!勝ったぁぁぁぁっ!」 古泉「やったっ…!やったっ…!やったっ…!やったっ…!」 古泉「神よっ…!俺を祝福しろぉぉぉぉ!」 アカギ「ククク…!」 314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:17:12.03 ID:EUVhdp47O アカギ「盛り上がっているところ悪いが」 アカギ「頭跳ねだ」 アカギ 一九19T\東東南西北発中 アカギ「役満…国士無双。32000だぜ、古泉さん…!」 古泉「…はあ?」 アカギ「32000点さ。これで俺は33000。おまえは6000点。長門さんは32000点」 アカギ「トップ逆転。オーラスで俺がトップさっ…!」 古泉「嘘だ…嘘だっ…嘘だッ!バカナッ!国士無双…だとッ!」 317 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:20:19.38 ID:EUVhdp47O 古泉「長門ぉぉぉぉ!情報操作を使ったはずだぁぁぁぁ…!」 アカギ「使ってないさ…そんなものは、な」 アカギ「キョンさんから禁止されてたんだから、なあ…?」 長門「…そう」 キョン「な、長門…」 長門「私も情報操作を使うか迷っていた…」 長門「だから、はじめにされたあなたから指示にしたがった」 キョン「な、長門…」 長門「あなたからの指示に…従いたかった…」 キョン「長門…ありがとう…そんなに俺のことを…!」 321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:24:42.56 ID:EUVhdp47O ───数分前 アカギ「あいつに好かれたいなら…あいつの指示に従うことだな」 長門「指示…従う…」 アカギ「能力を使うな、って言われたんだろ?それならそれに従うことだな」 アカギ「言ったことを素直にしたがってくれれば…嬉しいだろうな…クククっ…!」 ───── 長門「アカギしげるに言われたことを…守っていた」 古泉「あ…アカギ…アカギ…アカギ…アカギ…アカギ…」 アカギ「クククっ…!宇宙人攻略が今回の鍵だったよっ…!」 アカギ「だが…宇宙人さて味方につければ、神も怖くないっ…!ククク…!」 327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:28:19.22 ID:EUVhdp47O 兵藤「なんだっ…!この勝負はっ…!胸くそ悪いっ…!」 兵藤「地下行きだっ…!地下の懲役は確か…おいっ…!」 黒服「はっ…!1000万…15年ですっ…!」 兵藤「ならば奴がこの帝愛にかけた損失10億は…15年の…100倍っ…!」 兵藤「1500年地下行きだっ…!伝えろっ…!すぐにっ…!」 黒服「は…はっ…!」 330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:31:18.45 ID:EUVhdp47O 黒服「地下行きの命令です…」 古泉「っ!!!…………」 キョン「…」 キョン「戻ってこいっ…!」 古泉「…!」 キョン「長門…ハルヒを利用した…悪党だろっ…!おまえはっ…!」 キョン「クズどもを倒し…這い上がり…」 キョン「倒してみろやっ…!俺をっ…!」 古泉「ぐっ…!」 古泉「あたりまえだっ…!待ってろよっ…!キョンっ…!」 336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:34:58.08 ID:EUVhdp47O こうして…アカギたちの長い戦いが終わった… 敗者は堕ち…勝者は勝ち上がったっ…! ハルヒ「やるわね!アカギくん!副団長を倒すなんて!」 ハルヒ「これを下克上って言うのね!あなたが今日から副団長よっ!」 アカギ「ククク…!」 ハルヒ「さあ!改めてアカギくんの入団祝いよ!ご飯食べにいきましょ!」 みくる「それはいいですね〜!」 340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:38:56.32 ID:EUVhdp47O ───焼肉屋 かんぱーいっ…!焼き肉かんぱーいっ…! キョン「………」 黒服「わからん奴だなっ…!なぜ合流しないっ…!おまえを待っているぞ…!」 キョン「今回の勝負…俺はなにもできなかったんだ…みんなが真剣勝負をしているなかで…」 キョン「そんな俺はSOS団の中に入る資格なんてない…」 黒服「何をいっているっ…!おまえは鍵だろうっ…!みんなおまえを必要としているさっ…!」 キョン「………」 343 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:42:39.71 ID:EUVhdp47O キョン「でも…どうせ奢らされるのに金がないし…」 黒服「ちっ…!ほれっ…!」すっ… キョン「え…?」 黒服「三万あるっ…!合流してこい、糞ヒーロー…!」 キョン「機関が?俺に?」 黒服「ちがうっ…!機関じゃないっ…!」 黒服「俺だっ…!俺がお前にやるんだっ…!」 キョン「…荒川さん…」 黒服「いけっ…!」 キョン「優しい荒川さん…!この恩は一生忘れません…!」 森「似合わないことしますね…」 荒川「全くだっ…!内緒だぞ…兵藤さまにはっ…!」 森「わかってますっ…!」 345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:44:28.40 ID:EUVhdp47O ハルヒ「遅いわよ!キョン!」 キョン「悪い悪い」 ハルヒ「さあ、みんな揃ったところで…!」 ハルヒ「焼き肉パーティーよっ!」 キョン「おー!」 みくる「お、おー!」 長門「…おー」 アカギ「ククク…!」 ハルヒ「SOS団は永久に不滅よっ!」 346 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 19:46:04.66 ID:EUVhdp47O ───そして この団は… 後に伝説として… 語り継がれる…! 完 360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/09/23(水) 20:14:27.23 ID:EUVhdp47O いつだったかカイジがクイズミリオネアに挑戦するってSSを乗っ取りで書いたが… 福本のSSは難しい…頭がパンクする… まあなんとか書ききれたからよかったよ。とりあえず>>1は早く帰ってこい