らきすたキャラがMTGをはじめるようです 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 20:32:10.22 ID:3MT7VulX0 第一話 「つかさとかがみ、マジックをはじめる」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 20:34:11.14 ID:3MT7VulX0 かがみ「おーすこなたー」 つかさ「こなちゃんこんにちはー」 みゆき「お邪魔しますこなたさん」 こなた「おーおーよく来たよく来た」 かがみ「田舎のおじいちゃんかあんたは」 4人はこなたの部屋へ かがみ「で?今日は何なのよ」 こなた「実は今日はみんなにマジックをはじめてもらおうと思ってね〜」 つかさ「マジック?手品でも始めるの?」 こなた「違うよつかさー。マジックは正式名称Magic: The Gathering(マジック:ザ・ギャザリング)。 世界で一番有名なTCG(トレーディングカードゲーム)なんだよ〜」 みゆき「私知ってます。このゲームによってTCGというジャンルが生まれたんですよね」 こなた「お、みゆきさん詳しいね。やったことあるの?」 みゆき「そうですね、少し父の影響でやったことがあります」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 20:37:42.93 ID:3MT7VulX0 こなた「おー、いつやってたの?どんなデッキ使ってた?」 かがみ「ちょっとこなた。私たち置いて話し進めないでよ」 こなた「ごめんごめん。じゃぁその話はおいといて・・・で、どこまで話したっけ?」 かがみ「TCGというジャンルが生まれたーってところ。TCGって何?トランプみたいなものなの?」 こなた「トランプとはちょっと違うねー。TCGっていうのはカードを自分で集めて好きなように組み合わせて対戦することができるカードゲームなんだ」 つかさ「へー。そうなんだー」 かがみ「で、そのマジックとやらはどんなゲームなのよ?」 こなた「ふっふっふ。私たちはプレインズウォーカー、栄光と知識と世界を求めて戦う、強力な魔法使い!それになりきって戦うゲームなのだ!」 かがみ「はいはい。で、どんなルールなの?」 こなた「かがみったらさめてるぅー。ま、そこは私よりみうぃきさんのほうが上手に教えられそうだからお願いするよー」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 20:43:44.16 ID:3MT7VulX0 みゆき「わかりました。そうですね、まず基本的に対戦は1対1で行います。 双方のプレイヤーは、各々20点のライフポイントと、60枚以上のカードで構成されたデッキ、自分専用の山札ですね。それを使って戦うんですよ。」 かがみ「60枚以上?何枚でもいいの?」 こなた「そうだねー、何枚でもいいけど基本的には60枚ぴったりで組むことが多いよーなんでだかわかる?」 かがみ「うーん。なんで?」 こなた「ヒント:同じカードはデッキに4枚までしか入れられない」 かがみ「なんだそれなら話は簡単よ。山札のカード枚数が少ないほうが欲しいカードを引いてくる確立が増えるってことでしょ?」 こなた「さっすがかがみーご名答〜」 かがみ「コレぐらい当然よ」 つかさ「ねぇねぇゆきちゃん。ライフポイントってーなーに?」 みゆき「ライフポイントというのはカードゲーム参加者に与えられる生命力で、コレがなくなってしまうとゲームに負けてしまうんですよ」 つかさ「へー。そうなんだー」 みゆき「では続けますね。ゲームの最初に各プレイヤーのデッキをよく切り混ぜて、その後自分のデッキからカードを引いて最初の手札にします」 みゆき「そして双方のプレイヤーが各々のターンを交互に行うことでゲームを進めます」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 20:46:21.03 ID:3MT7VulX0 かがみ「ターン?」 みゆき「はい。ターンとは自分がカードを使える手番のことですね。 各々のプレイヤーは、ターンの進行手順に従い、自分のカードを使用し、定められた方法で、基本的には自分のターンに相手を攻撃します」 かがみ「そうなんだ」 みゆき「そして相手の攻撃が自分の場のカードにより防ぎきれなかった場合、その分量だけプレイヤーのライフが減少します」 みゆき「ライフが0になるか、デッキからカードを引けなくなったプレイヤーは敗北となります。 また、明らかに勝ち目がないと判断した場合、プレイヤーは投了を宣言することもできますね」 みゆき「基本的なルールは大体このぐらいです。お二人とも理解できましたか?」 かがみ「まぁ、だいたいはね」 つかさ「わ、わたしもだいたい・・・」 こなた「まぁやっていけば覚えられるよ〜とりあえず次はカードの種類だねー。みうぃきさんよろしくぅ!」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 20:47:57.06 ID:3MT7VulX0 っていうか今回の話はルールとかスタンのカードをちょろっと紹介するだけだからつまらんかもしれん 長いから経験者はカード画像でもみつつ飛ばし読みしておくれ 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 20:49:46.27 ID:3MT7VulX0 みうぃき「わかりました。マジックのカードは、大きく土地カードと呪文カードに分けられていまして、 呪文カードは使用形態の違いによりさらに細分化され、また効果は色ごとにある程度偏りがあり、その色の特色が出るようになっています。」 かがみ「色?」 みゆき「はい。MTGのカードには色というものがありまして、 それぞれ白、青、黒、赤、緑の5色どれかになっています。もちろん例外もありますが・・・。 色の役割は後で説明させていただくとしてまずは土地カードから説明させていただきますね」 こなた「まずは現物を見ないとね〜。コレがその土地カードだよ〜 コレが平地ttp://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0231_MTGM10_JP_LR.jpg コレが島 ttp://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0237_MTGM10_JP_LR.jpg コレが沼 ttp://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0240_MTGM10_JP_LR.jpg コレが山 ttp://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0243_MTGM10_JP_LR.jpg コレが森 http://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0249_MTGM10_JP_LR.jpg」 つかさ「すごいーい。一枚の絵画みたいだねー」 かがみ「へぇ、なかなかじゃない」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 20:53:15.56 ID:3MT7VulX0 みゆき「サポートありがとうございますこなたさん。 土地は1ターンに1枚しかプレイして戦場に出すことができませんが、 タップしてマナを生み出すことでいろいろなカードを使うための基本となります。 それぞれ平地が白、島が青、沼が黒、山が赤、森が緑色のマナを生み出すことができます。 ちなみに基本地形はデッキに何枚でも入れることができるんですよ。 ちなみに土地はマナを出しますがそれぞれ無色のカードとして扱われます」 かがみ「なるほど、土地によって色が決まってくるわけね。でも土地には色がないと・・・で、戦場とタップとマナって何?」 みゆき「戦場というのはカードが実際に置かれる場所ですね。昔は単純に場と呼ばれてたのですが、最近では戦場と呼ばれるようになりました。」 みゆき「タップというのはカードを縦の状態から横の状態にすることですね。 またタップ状態というのはカードが横状態のことでカードが使用済みの状態をあらわします。 基本的にカードは効果を使ったり攻撃したりするとタップ状態になるんですよ」 つかさ「そうなんだ〜」 みゆき「マナというのは魔法使いの魔力のようなもので、プレイヤーが実際に呪文や能力をプレイするために必要となるエネルギーのことです」 かがみ「なるほどねぇ〜。基本地形ってことは基本じゃない土地もあるの?」 みゆき「はい。土地はMAGIC2010コアセットだけでも基本地形を除いて7種類もあるんですよ」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 20:59:54.57 ID:3MT7VulX0 戦場という単語に戸惑ってるやつらが多いみたいだな 俺も戸惑った。だがなれてしまった。慣れって怖い 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:01:08.08 ID:3MT7VulX0 かがみ「なかなか多いわね・・・」 こなた「そーなんだよー。それだけでも集めるのが大変なんだよねー。 でもそこが楽しかったり、オタクの収集欲をそそるよねぇ〜」 かがみ「あんたの趣味はわからんわ・・・」 みゆき「次は呪文カードですね。呪文カードには6種類ありまして、クリーチャー、ソーサリー、インスタント、 エンチャント、アーティファクト、そしてプレインズウォーカーです」 かがみ「ちょっとまって、プレインズウォーカーって自分たちのことじゃないの?」 こなた「んー。プレインズウォーカーっていうのは一人だけじゃないんだよーだから仲間のプレインズウォーカーを呼び出すイメージかなー」 つかさ「仲間がいるんだー。頼もしいねー」 こなた「うん。強力な効果を持った人たちばかりだよー」 みゆき「では次はクリーチャーカードの説明に移らせていただきますね。 クリーチャーカードというのは実際に自分のために戦ってくれる生き物たちです。 それは人間だったり動物であったり、伝説上の生き物であったりもするんですよ」 つかさ「伝説上の生き物?」 こなた「そうだねー。たとえばドラゴンとかペガサスとかかな〜」 つかさ「ペガサス?なんかいいねー」 かがみ「へー」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:05:58.72 ID:3MT7VulX0 こなた「でしょでしょー。でもかがみは断然ドラゴンでしょ」 かがみ「なんか言ったか」 こなた「まぁそれはおいといてハイコレ。 ttp://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0072_MTGM10_JP_LR.jpg コレ見て何か気づいたことはある?」 かがみ「左上のは名前かしら?それに枠が青いわね・・・コレは青のカードなの? あと真ん中の行にクリーチャードレイクって書いてあるわね。 クリーチャーでドレイクって種族ってこと?」 こなた「かがみんご名答〜コレは青のカードで、『噛み付きドレイク』って名前なんだー。 ただドレイクっていうのは種族じゃなくてクリーチャー・タイプっていうんだよ〜」 つかさ「右上にある数字の隣のマークが島のカードのと一緒だね。だから青のカードなの?」 こなた「そうだよつかさー。だんだん理解してきたねー。 ちなみにこの数字たちはマナコストといって使うのにかかるコストなんだ。 ちなみにこのカードは青いマナひとつと後は何色でもいいマナが三つ必要だよ〜」 かがみ「右下のスラッシュで区切られてる数字は?」 こなた「それはパワーとタフネスで左側の数字がパワーで右側の数字がタフネスだよ。 パワーは戦闘でどれだけダメージを与えられるかをあらわしてる数字で、タフネスは1ターンの間にどれだけダメージが与えられると破壊されるかを表してるんだよー」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:10:55.10 ID:3MT7VulX0 かがみ「破壊?死んじゃうってこと?」 こなた「うん。墓地に置かれるね」 つかさ「なんかかわいそう・・・」 かがみ「そうね・・・」 こなた「たしかにかわいそうだけど、まぁ実際に死んじゃうわけじゃないから」 みゆき「そうですね。ちょっと心は痛みますけどね・・・」 つかさ「ねぇこなちゃん。この下のほうの四角の中にある飛行ってなんなの?」 こなた「ああ、これはこのクリーチャーの能力だよ〜、文字通りこのクリーチャーが飛んでるってことをあらわしてるんだー。 飛行を持つクリーチャーは飛行か到達を持つクリーチャーにしかブロックされないんだー」 つかさ「ブロック?」 こなた「相手の攻撃クリーチャーからプレイヤーやプレインズウォーカーへのダメージを防いで代わりに自分のクリーチャーを戦わせることだよー。 ブロックの方法はアンタップ状態のクリーチャーをブロッククリーチャーに指定するだけ。 んで、クリーチャー一体はクリーチャー一体をブロックできて、一体のクリーチャーを複数のクリーチャーでブロックできるんだよー」 つかさ「アンタップ状態?」 かがみ「さっきのタップの反対で縦の状態ってことでしょ?」 こなた「そう。んで、自分のターンのはじめにアンタップステップって言うのがあってそこで自分のカードたちを全部アンタップするんだよー」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:17:32.41 ID:3MT7VulX0 みゆき「ちなみに攻撃方法は戦闘フェイズ中の攻撃クリーチャー指定ステップに自分のクリーチャーの中から攻撃するものを選んでそれぞれ何を攻撃するのか決めます。 攻撃クリーチャーは対戦相手か対戦相手のプレインズウォーカーを攻撃することができますが、対戦相手のクリーチャーを攻撃することはできません。 攻撃クリーチャーはタップされます。すべての攻撃クリーチャーは攻撃するものが別々であってもそうでなくても同時に攻撃します。 クリーチャーのうち攻撃できるのは、アンタップ状態で、かつターンの最初からあなたのコントロール下にある状態で戦場に出ていたクリーチャーだけです」 つかさ「ど、どんだけー」 こなた「まぁ言葉で言うと難しいけど実際やれば簡単だから。なれるなれる〜」 かがみ「戦闘フェイズ?」 こなた「まぁ今はそういったフェイズがあるとだけ覚えておいてー後で詳しく説明するからー」 こなた「よし!次いこ次ィ!」 みゆき「次はソーサリーですね。ソーサリーは強力な魔法の呪文です。その代わり自分のターンのメインフェイズのほかの呪文がスタックに乗ってない状態でしかプレイでき ません。プレイされた後はソーサリーは効果を発揮しその後使用したプレイヤーの墓地に置かれます。スタックについては後ほど説明しますね」 こなた「カードはコレッttp://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0096_MTGM10_JP_LR.jpg」 かがみ「脅迫って・・・なんとかならないのコレ」 つかさ「なんか怖いね・・・」 こなた「キニシナイキニシナイー」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:24:35.71 ID:3MT7VulX0 かがみ「そういえばさっきのにもあったけどこの右真ん中にあるこのM10ってマーク何なのよ?」 こなた「それはエキスパンションシンボルだよー」 つかさ「エキスパンションシンボル?」 こなた「マークの形でこのカードがどのパックに収録されてるかを、マークの色でこのカードのレアリティをあらわしてるんだよー」 かがみ「レアリティってなんなのよ」 こなた「ほら、めずらしいものをレアものとか言うでしょーそれそのまんまだよー。 ちなみに黒がコモンで一番レアリティが低くて珍しくない。 銀がアンコモンでそこそこ珍しい。金がレアでめずらしい。 んでオレンジが神話レア。一番めずらしいんだー」 つかさ「へーこのカードはコモンってことだよね」 こなた「そうそう。効果については何かある?」 かがみ「・・・えーっと相手の手札を見て一枚捨てられるってことよねコレ?しかも1マナって・・・すごい強いカードなんじゃないの?」 こなた「そうだね。このカードは必要に応じていろいろなカードを落とせるからなかなかに強いカードだよー。 でもトップデッキが弱くなるから使わないって言う人もいるみたいだけどねー」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:30:57.29 ID:3MT7VulX0 つかさ「トップデッキ?」 こなた「重要な局面で、逆転のために今この場でもっとも必要なキーカードをライブラリーの一番上からドローすることだねー。 そこでコレを引いちゃうと弱いってことだよー」 かがみ「ライブラリーってのはデッキよね・・・たしかに重要な場面でこのカードをドローしても弱いわね・・・」 こなた「だからってこのカードが弱いことにはならないと私は思うんだよねー」 かがみ「まぁそれはおいといて次に行きましょ次に」 みゆき「次はインスタント呪文ですね。 インスタントはソーサリーによく似ていますが、より簡略化された呪文でプレイヤーはいつでも好きなときにその呪文を唱えることができます。 対戦相手のターンでもいいですし。ほかの呪文に対応して唱えることもできますよ。 ソーサリーと同様にインスタントも効果を発揮した後、プレイヤーの墓地に置かれます」 こなた「カードはコレッ http://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0184_MTGM10_JP_LR.jpg」 かがみ「これはわかりやすいわね。クリーチャーが強くなるってことでしょ?」 こなた「そうそう。しかもインスタントだから相手の火力とかに対応して撃てるんだー。便利だよ〜」 つかさ「火力ってなぁに?火力発電?それと対応って?」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:35:14.83 ID:3MT7VulX0 こなた「うーんちょっと違うかなー。火力って言うのはクリーチャーやプレイヤーに直接ダメージを与えるカードのことで・・・ゴソゴソ ttp://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0146_MTGM10_JP_LR.jpg これこれー、このカードが今の代表的な火力かなー」 かがみ「へー、クリーチャーかプレイヤーに3点・・・ってちょっと待ちなさいよ コレかコレに似たカード7枚あったらゲーム終わっちゃうじゃない!」 こなた「大丈夫大丈夫〜。このカードより効率のいい火力なんてめったに存在しないから〜。 それに何度も言うように同じカードはデッキに4枚だから運がよっぽどよくなきゃ何枚も引いてこれないよー」 かがみ「そ、そう・・・それなら安心ね」 こなた「まぁ強いことに変わりは無いんだけどね〜」 こなた「対応だけどその辺はスタックから説明しなきゃいけないからみゆきさんに任せるよ!」 みゆき「はい。ちょっと難しいですが重要だからよく聞いてくださいね。 スタックって言うのは戦場や墓地と一緒でゲーム内の領域のことなんです。 呪文をスタックに置く場合はそのカードを手札から取り出して解決されるまでテーブルの中央に置きます。 そして呪文や能力はスタック上に存在していまして、両方のプレイヤーがこれ以上新しい呪文を唱えたり能力を起動したりしないことを選ぶまで解決を待ちます。 その後スタックの最後におかれた呪文や能力が解決されて、その後プレイヤーたちにはまた呪文をプレイしたり能力を起動したりする機会が与えられます。 ちなみにこの領域は両方のプレイヤーで共通の物なんですよ」 かがみ「ほんとに難しいわね・・・」 つかさ「ゆきちゃん難しいよぅ・・・」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:43:07.87 ID:3MT7VulX0 こなた「まぁいくつかの要点さえ覚えれば大丈夫大丈夫〜。まず呪文や能力は解決されるまでスタックに置かれる。 次に、スタックに置かれた呪文や能力は新しく置かれたものから解決される。 んで呪文や能力はプレイされたものが解決前にさらに呪文をプレイしてスタックにのせることができる。 さらにひとつ呪文や能力が解決されるたびにお互いのプレイヤーはさらに呪文をプレイしたり能力を起動したりできる。こんなかんじかなー」 かがみ「うーん、わかったようなわからないような・・・」 こなた「で、対応っていうのは呪文が解決されるのをちょっとまってーって言って別の呪文をプレイすることなんだー。 たとえばさっきの『噛み付きドレイク』に『稲』をプレイしたとするじゃん。 普通だったらタフネス2に稲妻の3点ダメージが与えられてそのまま死んじゃうんだけど、そこを対応してさっきの『巨大化』を使えばあら不思議、 ドレイクは先にタフネスが5になって3点のダメージじゃ死ななくなるんだよー」 つかさ「なるほどー」 こなた「でも逆に『噛み付きドレイク』に『巨大化』を使おうとしたところに対応して 『稲妻』を打たれちゃうとタフネスが上がる前にダメージを受けて死んじゃうんだー。 ちなみにその場合『巨大化』は対象を失って立ち消えになっちゃうから注意してね」 かがみ「じゃんけんと一緒で後出しが強いってことね」 こなた「そゆことー」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:47:50.28 ID:3MT7VulX0 みゆき「では次はエンチャントですね。エンチャントは魔法の影響が発生し続けている状態を表しています。 つまり永続的な魔法というわけですね。ちなみにエンチャントはパーマネントです。 言い忘れてましたがクリーチャーや土地、アーティファクト。プレインズウォーカーなんかもパーマネントなんですよ。 そしてエンチャントにはオーラとそうでないものがありまして、オーラはパーマネントにつけられている状態で戦場に出され、 それが戦場にある間そのパーマネントに影響を与え続けます。 ちなみにオーラにはエンチャント先としてエンチャント(クリーチャー)やエンチャント(土地)などと書かれていますのでわかりやすいです。 そしてエンチャントされているパーマネントが戦場を離れたらつけられていたオーラは墓地に置かれます。 そしてオーラでないものは戦場に出された後場にある限りずっと効果を発揮し続けます。」 かがみ「さっきから言ってるパーマネントって何なのよ?」 こなた「簡単に言えば戦場にあるカードやトークンのことだよー」 つかさ「トークン?」 こなた「呪文や能力の中にはクリーチャーを生み出すものがあってね、 それらのクリーチャーのことをトークンていってトークンカードとかであらわすんだー。 ちなみにトークンはクリーチャーとおんなじ物として扱うけど、戦場から離れちゃうとすぐに消滅しちゃうから気をつけてね〜」 こなた「話がそれたけどエンチャントカードの画像はコレッ ttp://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0015_MTGM10_JP_LR.jpg」 かがみ「さっきの『巨大化』は使い捨てだったけどこれはずっと残るって事よね?なんか得した気分ね」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:53:26.25 ID:3MT7VulX0 こなた「だねー、でもエンチャントもプレイするタイミングとしてはソーサリーと一緒でスタックに何もない状況じゃないとつけられないから一長一短なんだー」 かがみ「げ、なら私は『巨大化』かなぁ・・・」 こなた「まぁ色も違うしどちらがいいとは一概には言えないけどねー」 こなた「じゃあ次はアーティファクト行ってみよう〜」 みゆき「アーティファクトは魔法の道具をあらわします。エンチャントと同様にアーティファクトもパーマネントで、戦場に出てゲームに影響を与えます。ほとんどのアーティ ファクトは無色です。最近はそうでないのも多いみたいですけどね。そしてアーティファクトの中には装備品と呼ばれるものがあります。装備品に対してマナを支払って自分 がコントロールするクリーチャーにそれをつけることで、クリーチャーをさらに強力にすることができるんですよ。ちなみに装備品はエンチャントと違ってクリーチャーが場 を離れてもそのまま場に残り続けるんですよ」 かがみ「なんだかよくわからないわね。こなたカードみして」 こなた「ハイコレ ttp://www.wizards.com/mtg/images/tcg/products/magic2010/l3k9pdjj51/0211_MTGM10_JP_LR.jpg」 かがみ「装備A・・・装備するために2マナ必要ってことか?」 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:57:46.75 ID:3MT7VulX0 こなた「そうだよかがみ〜このカードは出すのにも2マナかかるから合計4マナかかることになるね〜」 こなた「さて、最後はプレインズウォーカーなわけだけど・・・コレは特殊だし今度でもいっか」 みゆき「そうですね。複雑ですし」 こなた「とゆーわけで次はターンの流れと行きたいところだけれど対戦しながらのほうが早いし・・・。かがみん、実際に私とやってみようよ〜」 かがみ「げ、いきなりだなー。まだやるとも言ってないのよ?」 こなた「いいじゃんかがみぃー、お願い!このとおり!」 つかさ「いいじゃないお姉ちゃん。わたしもこのゲームやってみたいよ」 かがみ「もぅ。あんたたちがそこまで言うならやってあげないことも無いわよ」 こなた「もうかがみんたらやっぱりツンデレー」 かがみ「やっぱやめようかな」 こなた「あ、ウソウソ、ごめんてー」 かがみ「わかればよし」 そんなこんなで次回に続く 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/31(月) 21:59:06.07 ID:3MT7VulX0 やっと一話終了やでぇー 質問とかあったりする?