こなた「へ?先生に女の子を紹介ですか?」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 03:39:50.41 ID:/hRvHpBrO こなた「先生、彼女を紹介して欲しいんですか!?」 ななこ「そや、何か問題でもあるか?」 こなた「問題もなにも、先生、女じゃないですか・・・」 ななこ「泉、この年になるとな、一人でおるのが本当寂しなってくるんや・・・」 こなた「そ、そうなんですか・・・」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[プレッシャー・・・] 投稿日:2009/08/20(木) 03:42:00.19 ID:/hRvHpBrO ななこ「そうなんや、そしてうちはこう考えた『男に執着する必要なんてない、女でもええやんか』と」 こなた「凄くダメな考え方のような気がしますね・・・」 ななこ「そんなん、お前が言えた義理やないやろ!」 こなた「はい?」 ななこ「全校生徒の噂やったで、お前と柊の姉の方が付き合っとるって」 こなた「へ?私とかがみが?」 ななこ「そや、お前と柊姉や!」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[マダぱんつは履いとけ] 投稿日:2009/08/20(木) 03:44:00.72 ID:/hRvHpBrO こなた「いやいやいやいや、私とかがみはそんなんじゃないですって!」 ななこ「そんなわけあるかい!お前らのラヴ・オーラのせいでうちが何度枕を濡らしたことか・・・」 こなた「勝手に濡らされましても・・・」 ななこ「まあ、その光景を見続けたお陰もあって、こんな発想に至ったんやけどな!」 こなた「なんという突飛な発想、間違いなくこれはとばっちり・・・」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 03:46:15.64 ID:/hRvHpBrO ななこ「というわけで、お前はうちに彼女を紹介する責任がある!」 こなた「いや、責任とか言われましても・・・、」 ななこ「二年の中間試験」 こなた「え?」 ななこ「3点オマケ」 こなた「先生!」 ななこ「補講回避」 こなた「なんだか気分が乗ってきました!どんどん紹介しますよ!」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 03:48:21.89 ID:/hRvHpBrO ななこ「さすがうちが三年間育てた生徒!ええ子や!」 こなた「それ私じゃなくて自分を褒めてません?」 ななこ「泉こなたはワシが育てた!」 こなた「・・・」 ななこ「ま、そんな細かいことは気にすんな、で、誰を紹介してくれるんや?」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 03:50:20.25 ID:/hRvHpBrO こなた「でも、私もリアルな友達少ないですよ?」 ななこ「そのかわり上玉がそろっとるやんけ、あと私『も』とか言うなや、悲しなるから・・・」 こなた「はははは・・・、その、先生が選んで下さいよ、どうせ全員知ってるんですから」 ななこ「そやなー、お前が仲良かったんは柊姉妹に、高良に、現・二年生ズか・・・」 こなた「それくらいですね」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 03:52:42.57 ID:/hRvHpBrO ななこ「まず二年生ズはあかんな」 こなた「い、いきなり半分以上切り捨てましたね・・・」 ななこ「なんたって年齢的に犯罪やからな、流石にうちもそこまで覚悟できん」 こなた「ははは・・・」(いらないとこだけ冷静だなー) 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[構想では電話です] 投稿日:2009/08/20(木) 03:57:26.43 ID:/hRvHpBrO ななこ「で、残んのがあの三人か・・・」 こなた「私って友達少ないなぁ・・・」 ななこ「高良は頭ええし、顔も美人やし、なんというか完璧ってやつやな」 こなた「そうですね、欠点も萌え要素ですからね〜」 ななこ「でもうちが付いて行けずに捨てられそうな気がする・・・」 こなた「ははは・・・」(付き合ってもないのにネガ妄想キター!) 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 03:59:14.82 ID:/hRvHpBrO ななこ「柊姉はお前と付き合うとるし、柊妹は顔はかわいいけど、あれに合わすんが大変そうやしな〜・・・」 こなた「いや、だから私とかがみはただの親友ですって!あと、つかさは一緒にいると凄く落ち着くし、気が利いていい子なんですよ!」 ななこ「ほんま自分、往生際が悪いな〜、なら柊姉をうちに紹介出来るんか?」 こなた「当然です!」 ななこ「なら決まりや、!」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:00:50.81 ID:/hRvHpBrO こなた「え!?本当にかがみでいいんですか?」 ななこ「なに言うとるん?ええにきまっとるがな!」 こなた「いや、かがみは結構性格キツいですし・・・」 ななこ「そこからデレを引き出すのがツンデレの醍醐味やんか!」 こなた「でも、そっちの気があるかわかりませんし・・・」 ななこ「いや、お前と付きおうてたんやから、あるやろ」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:02:10.05 ID:/hRvHpBrO こなた「それは皆様方の妄想じゃないですか・・・」 ななこ「そう言われると自信がのーなってくるな」 こなた「でしょ!?」 ななこ「そや、泉、柊に確かめてくれへんか?」 こなた「へ?わ、私がですか!?」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:03:28.08 ID:/hRvHpBrO ななこ「お前がやらな誰がやるねん!」 こなた「いや、先生が自分で・・・」 ななこ「そんなん、うちがいきなり聴いたら変態扱いされるやろ!」 こなた「いやいやいや・・・」 ななこ「ま、そゆことで頼むで、ええ報告待っとるからな〜」 こなた「ちょっ!先生!」 ガチャッ ツーツーツー 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:05:08.93 ID:/hRvHpBrO ななこ自宅 ななこ「ふぅ」(ふふふ・・・、まさか姉の方を紹介してもらえるとはな・・・) プシュッ ゴクゴクゴク ななこ「ぷはー」(あのつり目で気の強そうな顔を調教して、快感でグチャグチャに・・・) ゴクゴク ななこ「・・・かがみ」(ええなぁ、凄いええなぁ) 以下、ななこの妄想 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:06:21.01 ID:/hRvHpBrO かがみ「へー、うちの学校にこんな部屋あったんですね」 ななこ「まあ教員専用の資料室やからな、生徒はあんま知らんやろ」 かがみ「委員会やってたんで結構知ってるつもりだっんですけどねー」 ななこ「そんなことより、二人きりやねんから、な」ギュッ かがみ「せ、先生、な、なに言ってるんですか!一応ここ学校の中ですよ!」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:07:47.38 ID:/hRvHpBrO ななこ「そんなこと言うて、わかって付いてきたんやろ?」 かがみ「そ、そんなこと・・・」 グチュ ななこ「ほら、ここはもうベトベトやで」グチュグチュ かがみ「ふぁっ・・・だって、最近、んっ、あんまり構ってくれなかったじゃないですか・・・」 ななこ「すまん、試験期間で忙しゅーてな、そのかわり今日はいっぱいイコうな」グチュッグチュッ 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:08:44.80 ID:/hRvHpBrO かがみ「ちょっ!んっ!せ、先生!そんな急に激しくされたら・・・!」ガクガク ななこ「二人きりやねんから、いつも通り呼んでや」グチュッグチュッ かがみ「ふぁっ!な・・・ななこ・・・様」 ななこ「かがみ・・・、感じてる顔めっちゃかわええで・・・」 かがみ「は、はすがしいから、あんまり、あっ!見ないでくださいっ!」 ななこ「そんなん勿体無いことできひん、・・・、かがみ」チュッ 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:10:01.81 ID:/hRvHpBrO かがみ「んっ・・・くっ・・・ふぁぁ、ななこ様ぁ・・・」ギューッ ななこ「ふふ、エロい顔して抱きついてきよって、ほんまにかがみは淫乱やなぁ・・・ほらおねだりしてみぃな」 かがみ「は、はい、・・・ハァハァ・・・私は学校でおめこいじられてこんなベトベトに濡らしちゃう淫乱です・・・ですから、ななこ様の指で私の淫乱おめこいじり倒してイカせて下さい・・・」 ななこ「ようできたな、ほな、イカしたるわ!」 グチャッ!グチャッ!グチャッ! かがみ「あぁっ!ななこ様ぁ!イキます!イッちゃいます!」 ななこ「ええで!思う存分イキぃや!」グチャッ!グチャッ! かがみ「あぁっ!イクっ!ななこ様ぁっ!おめこイッちゃうぅぅぅ!」 ななこ「ふぅ・・・ええなぁ」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:12:14.07 ID:/hRvHpBrO 一方、泉家 こなた「うーーーーん」(なんでかがみと私がそんな噂に・・・) パラパラ こなた「どうしたものか・・・・」(そりゃ登下校にお昼に休日にかなり一緒にいたけど・・・それならつかさ達だって!) パラパラ こなた「ダーメーだー!こんな百合同人読んでも答えなんかでるか!」 バシィッ こなた「あー!かがみと私が付き合うわけないじゃん!かがみだってもっといい人選ぶよ!たとえば・・・」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:13:19.98 ID:/hRvHpBrO みゆき「すみません、急に呼び出してしまいまして」 かがみ「いや、いいって、特に用事もなかったし」 みゆき「母がいつもの気まぐれで出掛けたので時間が空いたので、つい・・・」 かがみ「もう、いいってば、みゆきは礼儀正し過ぎるのよ。もうちょっと砕けてもいいのよ?その、一応は恋人同士なんだし・・・」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:15:25.58 ID:/hRvHpBrO みゆき「あ、改めて恋人など言われると、その、照れてしまいますね・・・」 かがみ「あーもう!ホントあんたはずるいわ・・・」 ギュッ みゆき「な、何がでしょうか?」 かがみ「いつも完璧なくせに・・・そういう、ちょっとしたとこで揺れられると、すごく可愛く思えてくるのよ!」 みゆき「その・・・それは泉さんがよく仰っている『萌え』というものでしょうか?」 かがみ「よくわかんないわよそんなの・・・でも、みゆきのこと可愛いと思ってんのは事実よ」 みゆき「かがみさん・・・」 かがみ「みゆき・・・」 チュッ 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:16:46.38 ID:/hRvHpBrO みゆき「んっ・・・ふぁっ・・・か、かがみさん、ちょっと待って下さい」 かがみ「えっ?あっ!ごめん・・・今日ダメな日だった?」 みゆき「いえ、あの・・・その・・・そちらは大丈夫なのですが・・・」 かがみ「へ?じゃあ・・・」 みゆき「こ、ここで致してしまいますと、その、汚れの方が・・・」 こなた「あ、危なかった・・・もう少しでソファーの上で絡み合う親友2人を妄想してしまうとこだった・・・みゆきさんGJ!」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:18:22.86 ID:/hRvHpBrO こなた「あー、それにしても全然違和感なかったな・・・しかも、なんとうかその・・・」 コンコン ガチャッ ゆたか「お従姉ちゃん電話だよー」 こなた「ジェラシーというかエンヴィというか・・・」 ゆたか「お従姉ちゃん?」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[メル欄英語講座 envy=羨望] 投稿日:2009/08/20(木) 04:20:04.29 ID:/hRvHpBrO こなた「!?ゆーちゃん?いつの間に!?」 ゆたか「そ、その、ノックもちゃんとしたんだよ?」 こなた「ご、ごめん、全然気づかなかったよ。そ、それで何かな?」 ゆたか「あ、で、電話が掛かってきてて、その、黒井先生から・・・」 こなた「あー、先生か・・・ありがとう、ゆーちゃん」 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:21:51.51 ID:/hRvHpBrO ゆたか「あの、お従姉ちゃん」 こなた「な、なに?」 ゆたか「そ、その・・・悩みとかあったら何でも相談してね、叔父さんとかゆい姉さんには黙っておくから!じゃあ!」 バタンッ トタトタトタ こなた「ゆーちゃんよ・・・何か遠からず近からずな勘違いをしていないかい?」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:24:55.86 ID:/hRvHpBrO こなた「もしもし…」 ななこ「お!やっと出たか、で、どうやそっちの具合は?」 こなた「あー、すいません、まだ電話掛けてすらいないです・・・」 ななこ「なんでやねん!あれからもうかれこれ30分は経ってんで!?」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:27:26.31 ID:/hRvHpBrO こなた「そのー、悩みというかなんというかがモヤモヤしておりまして・・・」 ななこ「悩み?お前が?なんやねん言ーてみぃや」 こなた「なんで私とかがみはそんな勘違いされてたのでしょうか?」 ななこ「・・・聞きたいか?」 こなた「はい、そりゃもう」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:30:30.55 ID:/hRvHpBrO ななこ「知りたいか?それがお前にとって取り返しのつかないことになるとしても」 こなた「あー、そういうありきたりなやりとりはいいです・・・」 ななこ「ノリ悪いなー、しゃーない簡単にかつ本質をついて言ったるわ」 こなた「はい、お願いします」 ななこ「お前らイチャイチャしすぎ」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:35:05.12 ID:/hRvHpBrO こなた「へ?」 ななこ「お前ら一緒にいるのはええとして、ペタペタくっついたり、顔赤くしたり、ジーっと見つめてみたり誤解される行動が多すぎんねん!」 こなた「あわわわわ・・・・」(走馬灯発動中) ななこ「わかったら早よかがみに電話して聴け、ミッションの内容は以上、通信はこれ以後秘匿回線で行う!」 ガチャッ こなた「だから無駄なネタをって・・・」 ツーツー 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:37:30.54 ID:/hRvHpBrO こなた「はー、しゃーない・・・か、・・・不本意ではありますが」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:40:20.35 ID:/hRvHpBrO 柊家 かがみ自室 ヴヴヴ ヴヴヴ かがみ「はいもしもし〜、どうした〜」 こなた「あ、かがみ、遅くにゴメンね・・・」 かがみ「あんたが遅いのはいつものことでしょ、で今日はなに?」 こなた「いや、あの、そのかがみに聴きたいことがあってね・・・」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:42:25.53 ID:/hRvHpBrO かがみ「どうしたのあんた?そんなかしこまって・・・」 こなた「その〜、この質問は友達に頼まれたんだけど・・・」 かがみ「うんうん」 こなた「かがみは女の子に興味ある?」 かがみ「は!?」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:45:11.23 ID:/hRvHpBrO こなた「だから、その、かがみは女の人とつき合える人?つき合えない人?」 かがみ「いやいや、ちょっと待てよ!誰だよそんな質問頼んだ奴は!」 こなた「いや、ちょっと言えないんだけど・・・」 かがみ「言えないの?」(ちょっと待てよ・・・) 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:48:25.24 ID:/hRvHpBrO こなた「うん・・・ごめん」 かがみ「そ、それならしょうがないわね・・・」 (恥ずかしがって質問をするこなた、依頼者は言えない・・・) こなた「で、その、どうなの・・・?」 かがみ「どうなのって言われても・・・」(その2つの事実によって見いだされる依頼者は・・・) 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:51:46.35 ID:/hRvHpBrO こなた「ごめん・・・」 かがみ「こなた」(こなた自身!) こなた「・・・かがみ?」 かがみ「その、私もいきなり知らない女の人に興味があるかないかって聴かれたら、それはないわよ」 こなた「そっか・・・」 かがみ「でもさ、そのね・・・」(ちょっとショボンとしてるわ、やっぱり・・・) 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:55:24.20 ID:/hRvHpBrO こなた「うん・・・」 かがみ「その相手が私に相当近い人なら迷っちゃうと思うの・・・」 こなた「へ?」 かがみ「なんていうか、その人との関係を維持するか、その人に答えてつき合うかで」 こなた「・・・うん」 かがみ「だからその人に言っておいて、私はちゃんと真剣に考えるから、あなたも真剣に向かって来てって」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:57:39.22 ID:/hRvHpBrO こなた「わかった・・・伝えとくよ・・・」 かがみ「え?」(なんでコイツしょぼくれたままなの!?) こなた「それじゃ、ごめん、切るね・・・」 かがみ「え?こなた?こなた!」 ツーツーツー かがみ「終わった・・・」 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 04:59:47.65 ID:/hRvHpBrO こなた自室 こなた「最初に私の友達ってちゃんと説明したよね・・・」 こなた「そしてかがみに相当近い人・・・」 こなた「ってことは・・・」 こなた「まさかかがみがつかさに興味があるとは・・・」 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:02:33.26 ID:/hRvHpBrO こなた「そういえば2人は相当仲良かったしな・・・」 こなた「そうだよね、みゆきさんとか私より、つかさはずっと一緒にいたんだもんね・・・」 こなた「はぁ・・・」 こなた「ダメだ、容易に想像できる・・・」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:05:44.33 ID:/hRvHpBrO かがみ「つかさー、朝よー、起きない」 つかさ「んー、も〜ちょっとだけ・・・」 かがみ「あんたそう言っていつも起きないじゃない!」 つかさ「起きれるよ〜、お姉ちゃんがキスさえしてくれれば」 かがみ「へ?」 つかさ「おはようのキスしてよお姉ちゃん・・・」 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:08:28.28 ID:/hRvHpBrO かがみ「あ、朝っぱらからなに言ってんのよ!」 つかさ「朝だからだよ、お姉ちゃん」 かがみ「あぁもう!しょうがないわね!」 チュッ ギューッ かがみ「ん!?んんっ!んー!!」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:11:07.69 ID:/hRvHpBrO つかさ「ふぁっ・・・お姉ちゃんのからだ柔らかくて気持ちいい・・・」 かがみ「ちょっ!離しなさいよ!キスだけでしょ!?」 つかさ「キスだけとはいってないよ〜」 かがみ「ちょっと待って!私今日一限からだって!」 つかさ「私と講義どっちが大事?」 かがみ「っ!・・・・・・つかさ」 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:14:29.02 ID:/hRvHpBrO つかさ「ふふっ、ならいいよね?」 かがみ「・・・うん」 つかさ「お姉ちゃんだーい好き!」 かがみ「その、早く済ませなさいよ!」 つかさ「もう我慢できないの?」 かがみ「ちっ、違うわよ!」 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:16:52.77 ID:/hRvHpBrO スルスル つかさ「・・・糸引いてるよ?」 かがみ「だって・・・」 つかさ「だって何?」 かがみ「つ、つかさがあんな気持ちいいキスしてくるから・・・」 つかさ「ふふ、お姉ちゃんたらえっちだね」 かがみ「う、うるさい!」 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:20:24.22 ID:/hRvHpBrO つかさ「じゃあ、今度はこっちにキスしてあげるね?」 かがみ「ちょっと待って!ふ、服脱がせてよ!」 つかさ「やーだ、もう我慢できないんだもん!」 チュッ かがみ「あぁっ、つかさ!」 つかさ「んむっ、んっ、あんまり声だすと誰かに聞かれるよ?」 かがみ「だ、だって・・・気持ちよすぎてっ・・・!」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:24:29.62 ID:/hRvHpBrO つかさ「じゃあすぐにイカせてあげるね」 かがみ「ちょっ!あっ!」 つかさ「んっ、んっ」 かがみ「やっ!舐めながらクリつねらないでっ!イクっ!イッちゃう!」 つかさ「ん!」 シャアアアア かがみ「やだぁ・・・見ないで・・・」 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:26:50.10 ID:/hRvHpBrO こなた「ふぅ・・・」 こなた「親友2人の絡みでオナる、それがこなたクオリティ・・・ってか」 こなた「あぁ、もうどうでもいいなぁ・・・」 こなた「なんなんだろうね、この気持ち・・・」 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:31:16.55 ID:/hRvHpBrO ななこ自室 ななこ「はいもしもし〜、どやった?」 こなた「・・・興味はあるらしいですよ」 ななこ「おう!ホンマか!!それやっら・・・」 こなた「でも」 ななこ「ん?」 こなた「相手はつかさらしいです」 ななこ「はぁ!?」 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:34:42.65 ID:/hRvHpBrO こなた「かがみは基本的に興味はないけど自分に相当近い人だったら考えるらしいです」 ななこ「え?」(この展開は・・・) こなた「私の友達でそんなにかがみに近い人って、つかさ以外にいないですし・・・」 ななこ「そ、そやなぁ・・・」(多分それ、お前や!お前のことや!) 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:41:53.18 ID:/hRvHpBrO こなた「まぁ、そういうことで・・・」 ななこ「ああ・・・」(まあ、うちに気がないのも確定的やしな・・・) こなた「それでは・・・」 ななこ「またな・・・」(ん?待てよ?) ガチャッ ななこ「ここであの子に恩を売っとけば・・・」 ななこ「でも・・・いや・・・贅沢は言ってられん!早速行動や!」 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:44:59.26 ID:/hRvHpBrO つかさ自室 プルルルルル プルルルルル つかさ「はい、もしもし〜」 ななこ「あ!柊か?夜遅くにすまんなぁ」 つかさ「あ、大丈夫ですよ〜」 ななこ「その、実は、柊に相談があんねん・・・」 つかさ「先生が?私に?」 ななこ「そや、柊にしかできん相談やねん」 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:47:32.97 ID:/hRvHpBrO つかさ「な、なんですか?」 ななこ「泉と柊の姉の方に関することやねん・・・」 つかさ「え?こなちゃんとかがみお姉ちゃんですか?」 ななこ「そや、その2人や・・・」 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:51:05.15 ID:/hRvHpBrO つかさ「でも、こなちゃんとお姉ちゃんなら・・・」 ななこ「うん、あの2人が仲ええのはうちも重々承知しとる」 つかさ「なら・・・」 ななこ「やからこそ、今2人は素直に向き合えんで悩んでるんや」 つかさ「向き・・・合えない・・・?」 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:55:28.74 ID:/hRvHpBrO ななこ「柊はあの2人が付き合っとるって噂知っとるよな?」 つかさ「・・・はい・・・一応、でも!」 ななこ「でもあの2人は実際は付き合うとれへん、そうやろ?」 つかさ「はい・・・」 ななこ「2人は今、その噂を知ってしまって混乱しとるんや、自分たちの気持ちや関係についてな」 つかさ「そんな・・・」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 05:59:34.60 ID:/hRvHpBrO ななこ「だからな、柊がその間に入って素直にならさして欲しいんや!」 つかさ「でも・・・あの2人の間に入るなんて・・・」 ななこ「難しいのはわかる、でも柊、いや、つかさとかがみは今までずっと一緒におったんやろ?」 つかさ「・・・はい」 ななこ「やから、つかさにしか頼まれへんねん、うちはあの2人が傷つき合うのはみてられへんねん・・・だから・・・頼む」 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[結構前から・・・] 投稿日:2009/08/20(木) 06:04:16.92 ID:/hRvHpBrO つかさ「先生!私、がんばります!」 ななこ「・・・」 つかさ「だから、がんばりますから、私に、私に勇気を下さい・・・」 ななこ「つかさ・・・」 つかさ「こなちゃんと、お姉ちゃん、どっちも私にとって凄く大切な人なんです・・・」 ななこ「・・・」 つかさ「だから・・・2人の関係が私のせいで壊れちゃったらって思うと・・・私・・・私、怖くて仕方ないんです」 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 06:07:45.58 ID:/hRvHpBrO ななこ「・・・つかさ」 つかさ「・・・はい」 ななこ「心配せんでええ、大丈夫や・・・」 つかさ「・・・はい」 ななこ「あの2人はきっと大丈夫や・・・」 つかさ「・・・はい」 ななこ「なんたってつかさみたいなええ奴に、こんか好かれてるんやから・・・」 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[こんかってなんだよ・・・] 投稿日:2009/08/20(木) 06:09:24.88 ID:/hRvHpBrO ななこ「・・・つかさ」 つかさ「・・・はい」 ななこ「心配せんでええ、大丈夫や・・・」 つかさ「・・・はい」 ななこ「あの2人はきっと大丈夫や・・・」 つかさ「・・・はい」 ななこ「なんたってつかさみたいなええ奴に、こんな好かれてるんやから・・・」 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 06:12:22.89 ID:/hRvHpBrO ななこ「だから、自信もって行ってきいや!2人を頼むで!」 つかさ「はい!」 ななこ「それじゃ、うちはなんもできんけど・・・応援しとるで・・・」 つかさ「はい、がんばります!」 ななこ「うん・・・じゃあな」 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 06:15:26.35 ID:/hRvHpBrO ななこ自宅 ピッ ツーツーツーツー ななこ「くっそ・・・」 ななこ「なんでそんな、他人のためやのに・・・」 ななこ「うちが担任のときは、あんな、頼りなさげやったやん・・・」 ななこ「うち・・・なにやってるんやろ・・・」 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 06:18:18.18 ID:/hRvHpBrO ななこ「・・・つかさがかがみを素直にさせるなら・・・」 ななこ「うちはやっぱり・・・」 ななこ「泉・・・やろな」 ななこ「あぁ!もう!なんでうちビールなんて飲んどってん!車運転できんやんけ!」 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 06:24:51.88 ID:/hRvHpBrO かがみ自室 コンコン つかさ「お姉ちゃん?」 かがみ「・・・」 つかさ「寝ちゃったの?」 ガチャッ かがみ「・・・起きてるわよ」 つかさ「お姉ちゃん・・・その・・・」 かがみ「何?今日は疲れてるから手短にたのむわ・・・」 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 13:31:31.16 ID:/hRvHpBrO つかさ「お姉ちゃん、何か悩みでもあるの?」 かがみ「・・・ないわよ」 つかさ「そんなつらそうな顔していわれても・・・」 かがみ「そんなことないわよ・・・私はいつも通りよ」 つかさ「お姉ちゃん・・・嘘つかないでよ・・・」 かがみ「は?」 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 13:35:33.48 ID:/hRvHpBrO つかさ「バレバレだよ・・・悩んでることも、嘘ついてることも・・・」 かがみ「だからそんなことないって言ってるでしょ!」 つかさ「そんなことあるよ!私にはわかるもん!」 かがみ「なんでよ!」 つかさ「だって、19年間一緒に過ごした大切な人のことだもん!!」 131 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 13:42:16.06 ID:/hRvHpBrO かがみ「一緒に過ごしてたって・・・わからないものはわからないでしょ!」 つかさ「なんで、なんでお姉ちゃんは私には甘えてくれないの?こなちゃんにはあんなに甘えてるのに・・・」 かがみ「はあ?なんでそこでこなたが出てくんの!それに私がいつ甘えたっていうのよ!?」 つかさ「いっつも甘えてるよ、こなちゃんならなんでもわかってくれるって勘違いして」 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 13:47:52.76 ID:/hRvHpBrO かがみ「っ!そんなことない・・・」 つかさ「きっと今の悩みも、お姉ちゃんがこなちゃんに甘え過ぎてそうなっちゃったんでしょ?」 かがみ「・・・あんた、どこまで知ってるのよ?」 つかさ「全然、でも、お姉ちゃんが苦しんでるってことならわかるよ」 かがみ「つかさ・・・」 133 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 13:58:11.26 ID:/hRvHpBrO つかさ「お姉ちゃん、だから話してよ・・・お願い・・・」 かがみ「・・・こなたに嫌われたの」 つかさ「え?」 かがみ「私の勘違いのせいで、こなたを傷つけて、嫌われたの・・・」 つかさ「な、なんで?」 かがみ「・・・わかんない」 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:05:59.87 ID:/hRvHpBrO つかさ「なんで・・・?お姉ちゃんにもわからないの?」 かがみ「そうよ、訳わかんないのよ・・・いきなり女の子に興味あるかって聴かれて、相手が私の近くにいる大切な人だったら考えるって答えたら、こなたが落ち込んでて・・・」 つかさ「・・・多分、噂のせいだよ」 かがみ「噂?」 つかさ「高校の時の2人に関して流れてたやつなんだけど・・・」 かがみ「・・・大丈夫だから、はっきり言って」 137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:11:02.79 ID:/hRvHpBrO つかさ「・・・わかった、その噂は、お姉ちゃんとこなちゃんが付き合ってるっていうやつなの」 かがみ「私とこなたが?」 つかさ「うん・・・しかも高校中に広まってたと思う・・・」 かがみ「・・・もしかしてこなたは、それを誰かから聞いて・・・私との関係を確かめたくなった・・・」 つかさ「多分・・・」 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:19:03.35 ID:/hRvHpBrO かがみ「そんな・・・じゃあ全部、私が悪いんじゃない・・・」 つかさ「お姉ちゃん?」 かがみ「変に勘違いして、こなたから離れるの怖がって、気のある素振りなんて見せて、それでこなたは傷ついて・・・」 つかさ「お姉ちゃん!」 かがみ「・・・やだよ・・・、つかさ・・・こんなんじゃ二度とこなたに顔向けできないよ・・・」グスッ グスッ つかさ「・・・そんなことないよ、大丈夫だよ・・・こなちゃんならきっと許してくれるよ」 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:27:37.92 ID:/hRvHpBrO かがみ「・・・大丈夫かなぁ・・・?」 つかさ「うん、きっと大丈夫、ちゃんとお姉ちゃんが素直になれば、こなちゃんも素直になってくれるよ」 かがみ「・・・素直に」 つかさ「お姉ちゃんの持ってるこなちゃんへの気持ち、言葉にしてこなちゃんに言ってあげて・・・そしたら、きっと・・・」 ピンポーン! 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:30:34.90 ID:/hRvHpBrO かがみ「!?こんな時間に?」 つかさ「誰?」 トントン まつり「かがみー、つかさー、お客さんよー」 かがみ「・・・こなた!」 ダダッ つかさ「お、お姉ちゃんちょっと待って!」 143 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:36:03.07 ID:/hRvHpBrO ゆい「・・・やあ」 かがみ「成実・・・さん?」 ゆい「ごめんね、こなたじゃなくって」 かがみ「あわわわ・・・」 トタトタトタトタ つかさ「あ、成実さん、何で?」 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:38:48.36 ID:/hRvHpBrO ゆい「うん、理由は後で解るから、とりあえず車までついて来て・・・」 かがみ「・・・はい」 つかさ「・・・わかりました」 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:43:44.57 ID:/hRvHpBrO 柊家前 車内 こなた「そんなの・・・嘘だ・・・」 ななこ「だから、それは勘違いで、かがみが好きなんはお前やねんて!」 こなた「・・・っていうか、いつの間にかがみ呼び捨てですか?」 ななこ「これはしゃあない理由があってやなぁ・・・」 コンコン ゆい「つれてきたよー」 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:47:51.32 ID:/hRvHpBrO かがみ「こなた・・・」 こなた「っ!」 ななこ「その・・・今は車の中、泉とかがみ、2人っきりにしたったれへんか?」 つかさ「・・・はい」 ゆい「そうだね・・・」 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:53:10.38 ID:/hRvHpBrO こなた「えっ?や、やだよ先生!ゆい姉さん!一緒にいてよ!」 ななこ「・・・すまん泉、うちもうちでやらなあかんことがあるねん」 ゆい「ちゃんと修羅場もくぐり抜けなくちゃ、いい大人になれないぞっ!」 ななこ「あんたはなんでそんな、雰囲気壊すねん・・・」 つかさ「こなちゃん、お姉ちゃん、頑張って・・・」 ななこ「じゃあうちら神社の方いってるから・・・」 かがみ「・・・はい」 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 14:57:51.72 ID:/hRvHpBrO こなた「・・・・・・」 かがみ「・・・私に・・・なんか、聴かないの?」 こなた「・・・・・・うん」 かがみ「・・・ねぇ、こなた・・・」 こなた「・・・・・・なに?」 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 15:02:19.88 ID:/hRvHpBrO かがみ「ごめんなさい、私、勘違いしてた・・・」 こなた「えっ・・・?」 かがみ「私、あの質問、あんたが自分でしたいからしたんだと思ったの・・・」 こなた「っ!」 かがみ「あんたあの時、恥ずかしそうだったし・・・頼んだ人のことも言えないって言うし・・・」 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 15:10:47.65 ID:/hRvHpBrO かがみ「私、あんたが私のこと意識してるって勘違いしちゃったの・・・なのに、あんたに嫌われたくなくて、関係も壊したくなくて・・・ははっ、馬鹿だよね・・・」グスッ グスッ こなた「・・・かがみ?」 かがみ「だからさぁ・・・こなた・・・お願い、私のこと嫌わないで・・・あんたには・・・あんたにだけは、嫌われたくないの・・・」グスッグスッ こなた「かがみ・・・私こそ・・・ごめん」 かがみ「・・・こなた?」 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 15:14:46.27 ID:/hRvHpBrO こなた「・・・私の方こそ勘違いしてた」 かがみ「こなたが、勘違い・・・?」 こなた「私、かがみはつかさのことが好きなんだと勘違いしてた・・・」 かがみ「へ?え?どういうこと?」 こなた「いや・・・私の友達で、かがみにそんなに近い人ってつかさ以外いないからさ・・・」 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 15:22:12.72 ID:/hRvHpBrO かがみ「いや、ちょっと待て!あの質問はあんたがしたかったんじゃ・・・」 こなた「違うよ、ななこ先生だよ」 かがみ「ハァ!?それじゃあ・・・」 こなた「うん・・・私が落ち込んでたのもそのせい、多分、つかさに嫉妬してた」 かがみ「こなた・・・」 こなた「ごめんね、かがみ・・・勘違いで妹に嫉妬するような馬鹿で・・・」 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 15:29:39.70 ID:/hRvHpBrO かがみ「な、なに言ってんのよ!勘違いは私もしてたし・・・」 こなた「でも、かがみと私は違うんだよ・・・」 かがみ「何が、何が違うのよ?」 こなた「私、かがみのこと・・・本気で好きだから」 かがみ「っ!」 こなた「かがみとつかさが付き合ってるの考えると、胸が痛くてさ・・・苦しくてさ・・・すごく空しいんだ・・・」 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 15:36:17.49 ID:/hRvHpBrO かがみ「・・・あんた、黙ってさっきから聞いてれば・・・」 こなた「え?」 かがみ「あんたと私が違う?そんなわけないだろ!本気で好きでもない人のことで私がこんなに悩むわけないだろ!」 こなた「だ、だって・・・」 かがみ「私だって、今、ついさっきまで、あんたに嫌われたことばっか考えてたんだ!」 こなた「そんな・・・」 162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 15:41:03.43 ID:/hRvHpBrO かがみ「もしかしたら、あんたが許してくれないって考えたら・・・勝手に思い出すんだよ!高校入ってから今までの楽しい思い出をさ・・・あんたとの思い出がさ・・・」 こなた「・・・」 かがみ「もうそうやってあんたと笑いあえないかと思うと・・・胸が痛くて、苦しくて、空しいんだよ!あんたと一緒なんだよ!」 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 15:46:43.86 ID:/hRvHpBrO こなた「かがみ・・・」 かがみ「だからさ・・・あんたが馬鹿なら私も馬鹿だ・・・あんたが私のことが好きなら、私もあんたのことが好きなんだよ・・・」 こなた「・・・ありがとう、かがみ・・・ありがとう」ズズッ かがみ「私の方こそ・・・私を嫌わないでくれて・・・ありがとう」 166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 15:51:46.61 ID:/hRvHpBrO そのころ、神社 ななこ「つかさは紅茶でええか?」 つかさ「あ、はい」 ゆい「私はコーラ!」 ななこ「ん、わかった」 ガタン! ガタン! ななこ「ほら、紅茶とコーラや」 つかさ「ありがとうございます」 ゆい「それじゃ、私も席を外しますかね・・・」 ななこ「ああ、たのむわ」 つかさ「え?」 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 15:55:12.49 ID:/hRvHpBrO ななこ「これは、大事な話しやねん・・・」 つかさ「やっぱり、お姉ちゃんとこなちゃんのですか」 ななこ「・・・そや」 つかさ「でも、多分あの2人ならもう大丈夫だと・・・」 ななこ「違うねん・・・」 つかさ「え?」 ななこ「・・・そういう問題と違うねん」 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 16:04:25.76 ID:/hRvHpBrO つかさ「何がですか?」 ななこ「つかさは、あの2人の勘違いの始まりは何が原因やと思う?」 つかさ「それは・・・あの噂を知ってこなちゃんがおねえちゃんの気持ちを確かめようとして・・・」 ななこ「そこが違うねん・・・」 つかさ「えぇっ!?」 ななこ「その原因はうちが作ったんや」 171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 16:10:12.98 ID:/hRvHpBrO つかさ「そんな・・・だって!」 ななこ「始まりは、うちが泉に女の子紹介してもらおうとしたことや」 つかさ「え?」 ななこ「そこで、泉はうちにかがみを紹介してくれることになったんや」 つかさ「ええ!?」 ななこ「それで、泉はかがみが女の子に興味があるかどうか質問したんや・・・」 174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 16:19:09.08 ID:/hRvHpBrO つかさ「じゃあ・・・」 ななこ「そうや、最初に言うた通り、全部うちが原因や・・・」 つかさ「でも・・・ちゃんと2人のこと心配して私に電話くれたじゃないですか!こうやって仲直りの機会もつくってくれて・・・」 ななこ「そんなん・・・全部うちの懺悔、自己満足や・・・」 つかさ「そんな・・・」 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 16:24:49.03 ID:/hRvHpBrO ななこ「でも・・・これだけは言わして欲しいねん・・・」 つかさ「何・・・ですか?」 ななこ「うちは、あんたの担任で本当に良かった・・・多分、一番誇れる生徒や・・・」 つかさ「先生!」 ななこ「じゃ、うちは歩いてでも帰るから・・・」 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 16:30:21.00 ID:/hRvHpBrO つかさ「先生、待ってください!」 ななこ「・・・なんや?」 つかさ「・・・ありがとうございました」 ななこ「・・・え?」 つかさ「・・・ちゃんと2人の関係が壊れる前に教えてくれて」 ななこ「・・・」 180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/20(木) 16:32:10.14 ID:/hRvHpBrO つかさ「それに、ちゃんと原因を全部話してくれて・・・」 ななこ「せやから・・・」 つかさ「・・・先生の自己満足でもなんでもいいんです、だから、ありがとうございましす」 ななこ「・・・こちらこそ、ありがとうや・・・」 231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[ID変わっちまった・・・再開] 投稿日:2009/08/21(金) 07:14:38.95 ID:VR+X+oBPO つかさ「先生・・・」 ななこ「ほなな、泉達にもよろしゅうな・・・」 こなた「ちょっと待ったぁ!」 つかさ「こなちゃん!」 ななこ「泉!?」 かがみ「ちょっ、ちょっとまってよ・・・あんた足早いんだから・・・」 232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 07:19:18.99 ID:VR+X+oBPO こなた「先生?格好つけてるとこ悪いんですが、独り占めはさせませんよ?」 ななこ「へっ!?」 かがみ「そうですよ、先生、私達もつかさに感謝することが一杯あるんです!」 つかさ「お姉ちゃん・・・こなちゃん・・・」 ななこ「いや、お前ら・・・」 こなた「あれでしょ?先生は大人だからって1人で悪いとこ全部しょいこんで私達の顔を立てようとしてるんでしょ?」 235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 07:23:45.36 ID:VR+X+oBPO かがみ「それで、裏で頑張ってくれたつかさに謝って、それで事をおさめようとしたんですよね?」 つかさ「そ、そうだったんですか?先生!?」 ななこ「そ、そんなん、うちが悪いのは本当のことやんけ!元はといえばうちが泉に変なこと頼んだのが原因やってんから・・・」 かがみ「そりゃ原因は先生ですけど・・・私達にも悪いとこはあったのは確かです!」 236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 07:29:54.98 ID:VR+X+oBPO こなた「私も変な思い込みで、みんなのこと疑っちゃったし・・・」 かがみ「私も・・・こなたもそうだけど、助けてくれようとしたつかさにも八つ当たりしちゃって・・・」 ななこ「・・・」 こなた「・・・つかさ、本当にありがとう、つかさがいなきゃ、私達どうなってたかわかんないよ・・・」 かがみ「私からも・・・ありがとう、私の妹でいてくれて・・・」 つかさ「こなちゃん・・・お姉ちゃん・・・先生・・・」 238 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 07:37:26.69 ID:VR+X+oBPO ななこ「お前らには・・・かなわんな・・・」 こなた「ふふ・・・かがみを手に入れて、私は最終形態ですからね」 かがみ「う、うっさい!・・・さっきまでわんわん泣いてたくせに・・・」 こなた「そんな私にずっと胸を貸してくれてたのはドコのダレかな?」 かがみ「っ!」 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 07:40:45.86 ID:VR+X+oBPO つかさ「ははは・・・本当によかった・・・2人が幸せになって本当によかった・・・」 ギューッ こなた「あーもう!つかさはホントいい子なんだから!」 かがみ「当然でしょ、私の自慢の妹なんだから!」 つかさ「本当に、本当に、先生・・・ありがとうございました」 ななこ「ああ・・・本当、よかったな・・・」 240 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 07:44:27.48 ID:VR+X+oBPO かがみ「・・・先生、私からもありがとうございます・・・」 こなた「私からも・・・」 ななこ「・・・あー、泉にまで言われたら一気に辛気くさくなってもうた、早よ帰ろ」 つかさ「ははは・・・」 こなた「ちょっ!?私のせいですか!?」 242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 07:49:13.38 ID:VR+X+oBPO ななこ「さ、・・・さっさと車乗って帰るで」 かがみ「あ・・・そのことなんですが・・・」 つかさ「?」 ななこ「な、なんや?」 こなた「あのー、私、柊家に泊まることに・・・」 かがみ「そ、その・・・話し合いたいことも色々ありますし・・・」 ななこ「・・・わかったけど、夜更かしせずに早よ寝ーや」 かがみ「っ!」 こなた「ふふ、善処します」 つかさ「???」 244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 07:54:08.27 ID:VR+X+oBPO かがみ「そ、それじゃ、もう遅いし、家にもどりましょうか」 こなた「そだねー」 ななこ「せやな、あんまり夜更かしするんやないでー」 かがみ「っ!」 つかさ「はーい」 こなた「はいはい、天丼天丼」 245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 08:00:06.46 ID:VR+X+oBPO コンコン ガチャッ ななこ「・・・ただいま」 ゆい「どうでした?一生に一度あるかどうかのチャンスってやつは?」 ななこ「あかんかったわ・・・」 ゆい「そうですか・・・」 ななこ「はー、子供ってのは教師が好き勝手やっとっても、ちゃんと育つ奴は育つねんなぁ・・・」 ゆい「あはは・・・呑みますか?」 ななこ「それもええけど・・・今から呑んだら帰られへんやん」 246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 08:04:35.35 ID:VR+X+oBPO ゆい「いいじゃないですか・・・・・・帰らなきゃ・・・今日はキヨタカさんはいないですよ」 ななこ「・・・その方が怖いわ・・・」 ゆい「そんなこと言ってぇ・・・もう濡らしてんでしょ『ななこ』」 ななこ「・・・拒否権はないんやんな?『ゆい様』」 ゆい「ふふ・・・そういうこと・・・」 247 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 08:05:31.20 ID:VR+X+oBPO さて、一応本編は終わったわけだが 250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 08:09:25.44 ID:VR+X+oBPO 本当に、何回も落ちてしまってすいません・・・ とりあえず質問、疑問等にはできるだけ答えます 251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/21(金) 08:12:54.69 ID:VR+X+oBPO 一応、構想の時点で考えてた裏設定というかなんというかを晒す ななこが女に興味を持った理由=ゆいの調教 ななこがかがみをねらった理由=あの3人のなかではMっぽいから ななこは彼女ではなく、自分にSプレイをさせてくれるペットが欲しかった