ハルヒ「カツ丼が食べたいわ!!」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/18(火) 00:18:09.65 ID:ywKwNiIKO キョン「……で、俺に作れと言うのか」 ハルヒ「そうよ!!文句ある?」 キョン「…食べに行った方が手っ取り早いんじゃあないか?」 ハルヒ「はぁ…あんた何もわかって無いのね…。カツ丼は手作りが一番なのよ!!」 キョン「だからって俺が作らんでもいいだろう」 ハルヒ「うるさいわね!!いいから早く作りなさいよ!!」 キョン「…やれやれ」 古泉 「いいですね、カツ丼。僕も大好きですよ」 キョン「うおっ…お前いたのか」 古泉 「んっふ」 長門 「カツ…丼…」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 00:43:33.21 ID:q4g+z6SA0 キョン「しかしだな、ハルヒ。この部室にはおよそカツ丼を作れる調理器具は備わっていない。ましてや原材料すらないんだ」 ハルヒ「ハァ?あんたの家に食べに行くに決まってるじゃない!」 キョン「俺の家はいきなり四人を招けるほどスペースに余裕はない!」 古泉「僕の知り合いに調理の先生が居られるのですが、おそらく調理教室を貸して頂けると思います。    そこで彼に腕をふるってもらうのはどうでしょうか?」 キョン「待て古泉、何故俺がカツ丼を作るという事が決定事項になっているんだ」 古泉「あなたがカツ丼を作るだけで今日も世界の平和が保証されるなら安いものだと思いませんか?」ニコ ハルヒ「いいわね〜古泉君、さっそくその調理の先生とやらに連絡とってちょーだい。それとキョン!あんたはSOS団でいっちば〜ん     下っ端なんだからそれくらい喜んで受けなさい!」 キョン「悪魔のような女だ」 需要あるなら続き書く 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 01:52:15.05 ID:q4g+z6SA0 古泉「今直ぐにでも使えるそうです」 ハルヒ「決まりね!キョンは買い出しに行って来なさい!私たちはとりあえずその調理教室ってのがどんなとこかみてくるから!」 キョン「せめて一人くらい俺のとこにまわせないのかよ!」 ハルヒ「何言ってんの、古泉君は道案内しなきゃならないし、みくるちゃんは何が足りないかとか詳しいでしょ。     それともあんた、かよわい有希に荷物持ちさせる気?男の風上にも置けないわね!」 キョン「おまえは暇だろうが!」 ハルヒ「いい?あんたは平。私は団長よ?団長に荷物持ちさせる平なんて聞いたことないわ。     だから!あんたが一人で買い出し行って来なさい!」 キョン「訂正。こいつは悪魔だ」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:08:26.24 ID:q4g+z6SA0 〜駅〜 古泉「いいんでしょうか?彼を一人で行かせてしまって・・・」 ハルヒ「いいのよ。キョンにはあれくらいが調度いいの!」 みくる「でもやっぱり可哀想・・・」 長門「・・・私は手伝いにいってもかまわない」 ハルヒ「だーめ!有希に力仕事はさせられないわ」 古泉「涼宮さん、行ってあげてはいかがですか?」 ふいんきが悪いですが・・・よろしいのでしょうか・・・ 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:14:55.61 ID:q4g+z6SA0 ハルヒ「なっ・・・こ、古泉君あなた」 古泉「んふっ、彼がさっき言ってたんです。涼宮さんのためにおいしいカツ丼を作れるか心配だと。    彼なりに涼宮さんのために頑張ろうとしてるんじゃないですか?」ニコ ハルヒ「・・・わ、分かったわよ。あ、あいつの為じゃないわよ!?副団長である古泉君の意見であるからでして・・」ゴニョゴニョ 古泉「分かっていますよ。副団長である僕の顔を立ててもらえて嬉しいです」 ハルヒ「そ、そう!やっぱり副団長の言うこともたまにはきかなきゃならないし!・・・じゃあ、行ってくる!」 古泉「ふふっ、私達は先に行ってますね」 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:30:43.49 ID:q4g+z6SA0 キョン「ったく・・あいつのためにカツ丼つくりゃないかんのに買い出しまで・・・つーか材料まで用意してくれよ古泉・・」 ハルヒ「おーい!あほきょ〜ん」 キョン「何しに来やがった」 ハルヒ「あんまりにもあんたが惨めで哀れなもんだから団長である私が直々に手伝いに来てやったの!もっと喜びなさい!」 キョン「(古泉あたりがどうにかしたのか)ああーありがたやー」 ハルヒ「なにそれ、まぁあんたが変な肉とか買ってきそうとかもあるしね。ケチ臭そーな顔してるもの」 キョン「我々一般庶民は一般庶民が食すべきものを食すべきなんだ」 ハルヒ「あほ!あんたはそんなことだからいつまでたっても平なのよ!そういうことはケチケチせずにこうパーっとやるのよ!パーっと!」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:35:53.99 ID:q4g+z6SA0 キョン「おまえは全てに置いてパーのような気もするが」 ハルヒ「うだうだ言ってないでさっさと買ってさっさと行くわよ!私はお腹が空いてるの!私を空腹にさせていることを恥と思いなさい!」 キョン「俺はお前の専用シェフか」 ハルヒ「シェフなんてあか抜けたもんじゃないわよ。図に乗るなばかちん!」 キョン「やれやれ」 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:44:31.39 ID:q4g+z6SA0 みくる「涼宮さん達大丈夫かなぁ」 古泉「彼はなんだかんだで涼宮さんに振り回されつつも上手くやりますよ。今までもそうでしたし」 ハルヒ「おっまたせー!」 古泉「お疲れ様です。荷物お持ちしますよ」 ハルヒ「へぇ〜なかなかいいとこじゃない」 キョン「こ、古泉・・・俺の荷物も持ってくれ・・」 案内の古泉がいなくても着いてしまったのはスルーで御願いします・・・ 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:51:06.98 ID:q4g+z6SA0 古泉「ところで、カツ丼作ったことあるんですか?」 キョン「古泉・・・確かに普段俺はお前達の前に霞んでしまっている・・・しかしだ!     俺だって親がいないときに妹のために料理してたりするんだ!」 古泉「そうですか。それは安心しました」 キョン「前者を否定しない嫌みな所がおまえらしくていいよ古泉」 古泉「んふ、ありがとうございます」 92 名前:>>90了解[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 02:57:19.44 ID:q4g+z6SA0 キョン「よしっ!じゃー今から作るぞ!」 みくる「あのー・・・私も手伝いましょうか?」 キョン「朝比奈さん・・・俺が何も出来ないどうしようもない奴でも情けは無用です・・・カツ丼くらいパパっと作ってみせますとも!」 みくる「はい!キョン君頑張って下さい!」 キョン「・・・古泉に何か吹き込まれたんですか?」 みくる「え、えっと彼の自虐には反応しないようにと・・・」 キョン「あの野郎後で佃煮にしてやる」 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 03:06:30.15 ID:q4g+z6SA0 〜数十分後〜 ハルヒ「遅い!何してんのかしら。もうお腹ペコリーニョだわ」 古泉「彼も慣れない料理に手間取ってるんでしょう」 みくる「(古泉君・・・)で、でも妹さんにお料理作ったりとかしてるってー」 古泉「妹さんは迷惑しているそうですよ」 みくる「(だんだん露骨に・・・)だ、誰に聞いたんですかそんなこと?」 古泉「それはr」 ハルヒ「あーー!どーでもいいのよそんなこと!とにかく!こんなに待たせてまずかったらただじゃおかないわ! 古泉・みくる「・・・」 108 名前:>>104即興で書いてるので・・・[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 03:13:56.30 ID:q4g+z6SA0 キョン「出来たぞー」 ハルヒ「遅い!」 キョン「悪い、やっぱり家のキッチンじゃないと使い勝手がよくわからなかったもんでな」 ハルヒ「まぁ、見た目は合格ね、おいしそうだわ」 みくる「すごいですキョン君!」 古泉「味が重要ですよね」 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 03:17:36.36 ID:q4g+z6SA0 古泉「僕が味見をしましょう」 キョン「待て、いただきますが先だ」 ハルヒ「古泉君ったらそんなに食べたかったの?あはは」 古泉「すみません・・」チッ みくる「この人怖いよ・・・」 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 03:24:36.51 ID:q4g+z6SA0 「いただきます」 ハルヒ「じゃー古泉君に最初に感想聞かせてもらおう」 古泉「いただきます。モグモグ・・・うん・・・クソ不味いです」 キョン「・・・へ?」 古泉「何度も言わせないで下さいよ・・・不味いんです」 キョン「嘘だろ・・ちゃんと味見もしたはずだ・・・」 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 03:27:29.40 ID:q4g+z6SA0 古泉「うっぷ・・すみません・・・ビニールを用意してもらっていいですか?」 ハルヒ「わ、わかったわ!さっきの買い物袋持ってくる!」 古泉「台拭きも持って来てもらっていいですか?」 キョン「あ、ああ待ってろ古泉」 古泉「すみません・・・」ニヤリ 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 03:32:59.30 ID:q4g+z6SA0 古泉「ふぅ・・・」サッ みくる「あ、今涼宮さんの丼になにか入れた・・」 古泉「朝比奈さん・・」 みくる「ひゃいっ!(怖いよ・・)」 古泉「今のこと黙っておいて下さいね?ふふ、彼が朝比奈さんが自分のことを好きと知ったら・・・    それを聞いた涼宮さんはどうするんでしょうねぇ?おもしろそうじゃないですか?ふふっ」 みくる「・・・分かりました」 古泉「物わかりのいい人は好きですよ」 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 03:39:42.00 ID:q4g+z6SA0 すいません・・・何故か長門を完全に忘れ去っていました・・・ 142 名前:ながもんはいない設定で御願いします・・・[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 03:47:11.08 ID:q4g+z6SA0 ハルヒ「大丈夫!?古泉君!」 キョン「大丈夫か古泉!?」 古泉「・・・落ち着きました。もう大丈夫です。食べなければ」 ハルヒ「あんた・・・」 キョン「いや、本当に味見したんだ!」 149 名前:しつこいようですが>>1ではないです・・[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 03:51:27.56 ID:q4g+z6SA0 古泉「実はこんなこともあろうかと調理の先生を呼んでおいたんです。    さぁ、こっちのほうがおいしいですから皆さんで先生のをいただきましょう!」 みくる「・・・」 古泉「さぁ、朝比奈さん。ほら涼宮さんも!」 キョン「・・・」シュン ハルヒ「こ、古泉君私はまずはキョンのも食べてから」 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 03:55:39.57 ID:q4g+z6SA0 古泉「涼宮さんがそうしたいのならいいですけど・・・絶対まずいですよ?」 キョン「止めとけよハルヒ。どうせ不味いからさ・・・」 ハルヒ「な、何言ってんのよ、食べてみなきゃ分かんないじゃない!」 キョン「食べなくても分かるって、古泉があーだったんだから」 ハルヒ「あーもう食べるわよ!食べるから!・・・パクッ」 ハルヒ「普通においs・・ブフォッ」 キョン「ギャー!ハルヒー!」 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 04:01:44.25 ID:q4g+z6SA0 キョン「だ、大丈夫かハルヒ!」 ハルヒ「ち、ちょっとびっくりしただけよ!うん、あ、あんたもなかなかやるじゃないおいしいわよ」 キョン「気使うなよ、涙目だぞ」 ハルヒ「うるさい!おいしいって言ってんの!素直に喜びなさい!」 古泉「涼宮さんも頑張りますねぇ」 みくる「涼宮さん・・」 長門「・・・そのカツ丼待った」 173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 04:06:51.21 ID:q4g+z6SA0 キョン「ながもん!」 長門「・・・ながと」 キョン「すみません、噛みました」 古泉「長門!おまえどっから湧いて来た!」 みくる「この人もう隠す気もないです(・・・)」 182 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 04:11:09.28 ID:q4g+z6SA0 キョン「一体どうしたというんだ長門!」 長門「涼宮ハルヒのカツ丼には異物が入っている。それが原因」 キョン「ハルヒのカツ丼だけ?」 長門「そう」 キョン「なぜ、ハルヒのだけに?」 長門「それふぁ・・むぐむぐ」 古泉「それ以上言って貰うと困りますよ、長門さん」 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 04:15:29.97 ID:q4g+z6SA0 キョン「な、何すんだ古泉!」 古泉「何ってだから・・痛ッ」 長門「がぶがぶ」 古泉「クソっ、離せっ」 長門「もっちゃもっちゃ」 長門「うむ・・・馳走であった」 207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 04:22:31.38 ID:q4g+z6SA0 キョン「な、長門・・・おまえ」 長門「・・心配ない。古泉一樹はちゃんと私の胃袋に収まった」 キョン「いや、そういうことじゃ・・」 長門「分かっている。涼宮ハルヒのカツ丼に異物の入れたのは彼、古泉一樹」 キョン「それもだけど、おまえこいz」 長門「何が入っていたかというと古泉一樹が中学時代、給食の牛乳をチーズにしようとして腐ったもの」 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 04:29:44.30 ID:q4g+z6SA0 キョン「それもすごいけど・・ってハルヒ今ので倒れちまったぞ・・」 長門「問題無い。味覚以外は」 キョン「で、長門よ。なんで古泉を・・その、食っちまったんだ?」 長門「彼はカツ丼を祖末にした。彼には食べ物の気持ちを味わってもらった」 キョン「古泉は・・死んだのか?」 長門「私の中で生きている」キリッ 226 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 04:37:19.69 ID:q4g+z6SA0 キョン「それでこの状態はどうしたらいいんだ。ハルヒは卒倒。朝比奈さんは古泉が食されたショックで放心状態。     先生はどっか行っちゃったし」 長門「問題無い。私が処理する」 キョン「そうか・・・でもハルヒの味覚も治してやってくれ」 長門「了解した。記憶も消去しておく」 キョン「ああ、まかせた」 次の日 キョン「うーっす」 ハルヒ「ねぇキョン!私カツ丼が食べたいわ!! 尾張 230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/18(火) 04:39:43.62 ID:q4g+z6SA0 即興でストーリーもぐちゃぐちゃな挙げ句おねむ状態だったので無理矢理終わらせました 議論の方が盛り上がってたみたいだけど見てくれた人ありがとう 駄文失礼しました