キョン「何、お前とハルヒが付き合っているだと?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 03:41:25.54 ID:do90whVH0 古泉「ええ、ドゥフフwww 少々ご報告にと思いましてwwww」 キョン「本当なのかハルヒ?」 ハルヒ「うふふふwww まあそういう訳よwwww     まあ安心しなさいw 団活の方も恋愛にうつつ抜かさずちゃんとやるからwww」 みくる「わー、お二人ともおめでとうございまーしゅwww」 長門「祝福する」 古泉「ドゥフフフwwwww」 ハルヒ「ありがとう有希、みくるちゃんw」 キョン「…………」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 03:46:50.38 ID:do90whVH0 みくる「ところでどちらが告白を?ww」 古泉「ドゥフフwww それは勿論、僕ですよwwww    先週の団活の終わり際に、ちょっと呼び出させてもらいましてwwww」 ハルヒ「あの時は驚いたわw まあ、ちょっと呼び出された時に期待してたのもあるんだけどねww」 みくる「wwwww」 キョン「……長門」 長門「…………」 キョン「おい長門、お前の不思議パワーとかで本当なのかどうなのかとか確かめられんのか?」 長門「…………」 キョン「長門?」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 03:53:11.90 ID:do90whVH0 長門「………」パタン ハルヒ「それじゃあ帰りましょうかw」 古泉「ドゥフフw そうですねww」 みくる「あ、私はお茶の片付けとかがありますんでもうちょっと残ってますね」 長門「……私も朝比奈みくるに付き合う」 ハルヒ「あら、そう?ww じゃあ古泉君、一緒に……」 キョン「よし、帰るか」 ハルヒ「……」 古泉「……」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 03:55:53.54 ID:do90whVH0 みくる「…………」 キョン「?」 長門「ちょっと待って」 キョン「ん?」 長門「少し、あなたにも用がある。 あなたにも残って欲しい」 キョン「なんだ、そうなのか。 わかった」 ハルヒ「wwww 有希、ありがとうwwwww」 古泉「ドゥフフwwww」 長門「………」 ハルヒ「それじゃ行きましょ、古泉君」 古泉「ドゥフフww ええwwww」←貝殻繋ぎをする スタスタ キョン「で、用って何だ?」 長門「…………少し話がある」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 03:59:58.62 ID:do90whVH0 みくる「あ、多分私も長門さんと同じ事を言いたいかなぁ……」 キョン「? 二人で一体俺に何の……」 長門「涼宮ハルヒと古泉一樹が付き合う事により、彼女の精神は安定。    彼女の鍵があなたから古泉一樹へと移り変わった」 キョン(そういえば前に俺が鍵だとかどうだとか言われた時があったな) 長門「早い話があなたを守ったり観察対象とする必要性が欠ける」 キョン「? どういう意味だ?」 長門「……あなたと一緒にいる私達のメリットは皆無になった」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:02:02.76 ID:do90whVH0 キョン「…………」 キョン「???」 みくる「ちょwww長門さん、単刀直入に言いすぎでしゅよwww     ほら、キョン君意味がわからないって顔してるじゃないでしゅかw」 長門「…………」 キョン「あー……すまん、もう一度わかりやすく話してくれないか?」 みくる「はいw それじゃあもうちょっと噛み砕いて言うと」 みくる「私や長門さんがキョン君と仲良くする必要は無くなったって事でしゅwww」 キョン「…………」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:06:33.52 ID:do90whVH0 キョン「な、何をおっしゃいます朝比奈さん。     俺達は同じSOS団の仲間じゃないですか」 みくる「wwwwwwww いや、そのw 私、この時代の人間じゃないですしwwww     元から帰るの確定ですからww 原住民と必要以上に仲良くしたら駄目なんでしゅよwww     ごめんなしゃいww」 キョン「長門……」 長門「そもそも私はあなた達とは根本的に違う。同じ価値観で語らない方がいい」 キョン「…………」 みくる「大丈夫でしゅよww 流石に涼宮さんがいる前では前まで通りにしましゅからwww」 キョン「…………」 キョン「えっと、それじゃあとりあえず帰りましょうか」 長門「……一緒に帰るところを誰かに噂されると恥ずかしいし」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:11:15.71 ID:do90whVH0 テクテクテク キョン「…………」 キョン(そうか……元々朝比奈さんは未来からの人間だし、帰るのは当然。     長門も、最近は変わってきたと思っていたんだが……。     どうやら俺の完全なる思い過ごしだったようだ) キョン「…………」 キョン(唯一この世界に残って違和感ない古泉がハルヒと付き合って……。     …………) 谷口「WAWAWA〜♪」 キョン「! た、谷口!!」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:17:44.95 ID:do90whVH0 谷口「お、なんだキョンじゃねーか」 キョン「よ、よう。 なんだ谷口、お前も今帰りか?」 谷口「ん、まあな。 ちょっとこれからマックにでも行こうかと……」 キョン「へぇ、いいな。 俺も小腹がすいてたし、一緒に……」 ガララッ 阪中「お待たせなのね、谷口君」 谷口「おっせーよ阪中w ん、どうかしたかキョン?」 キョン「…………」 キョン「???」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:20:55.60 ID:do90whVH0 谷口「なんだよ、目を丸くしやがって。俺の顔に何かついてるか?」 阪中「んーん、いつも通りの間抜け顔なのね」 谷口「ちょw てめぇwww」 阪中「やーんwwww」 キョン「…………」 キョン「あの……谷口、ちょっと」 谷口「ん?」 キョン「なぁ、そのだな……お前、あまり阪中の肩にいきなり腕を回したりとかはちょっと……」 谷口「は? 何でだよ?」 キョン「いや、一般良識として……」 谷口「彼氏が彼女の肩に手を回して何が悪い」 谷口「……気づいてなかったのか、お前?」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:25:02.54 ID:do90whVH0 谷口「……別に隠してなかったし、普通気づくと思ったんだがな」 キョン(……全然知らなかった) 谷口「まあ……そういう事だから、うん」 キョン「ちょ、ちょっと待てよ谷口! お前、いつから……。     前文化祭でもナンパしようぜナンパ! とか言ってただろ!?」 谷口「……いつの話してるんだよ」 谷口「まあ、あの変な部活に参加してる上に授業も休み時間も殆ど寝てりゃクラスの事情にも疎くなるか」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:31:02.97 ID:do90whVH0 テクテクテク キョン(……いや、俺は何も間違ってないはずだ。     クラスの事情に疎いんじゃない、ただ谷口が隠していただけだ。 そうに決まってる!     ん? あれはもしやミヨキチでは!?     もう遅い時間、かなり暗くなってるってのに……こんな時間に出歩くのは感心しねぇな!) キョン「おいミヨキチ! こんな時間に一体何してるんだ!」 ミヨキチ「え、あ!? お、お兄さん……」 キョン「もう7時だぞ、小学生が出歩いていいような……くどくどくど」 ミヨキチ「…………」 キョン「くどくど……ったく、まあいい。もうこんな時間だし送ってやるから……」 ダダダダッ! おばちゃん「おまわりさん、こっちよ! 男の子が小学生の女の子に怒鳴り散らしてるの!」 キョン「!?」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:34:22.06 ID:do90whVH0 おまわりさん「ふむ……するとこちらのお兄さんは本当に君の友人のお兄さん?」 ミヨキチ「は、はい」 おまわりさん「君ね……今の時代は何かとこういう事件が多発していて危険なんだ。        君の言い分もわかるが、もう少し落ち着いてお話をしてあげてくれ。        まあ今回は不問という事で、この子は僕がおうちに連れて帰っておくから」 キョン「はい」 キョン「…………」 おばちゃん「…………」 キョン(……間違ってない筈だ、俺は何も) 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:37:49.43 ID:do90whVH0 帰宅。 キョン「ただいまー」 キョン母「ああ、お帰り。さっさとお風呂入ってきて、もうご飯出来るから」 キョン「ああ」 ザパーッ キョン「ふぅ……やはり風呂は最高のリラックスタイムだな、さてそろそろ出るか」 拭き拭き キョン「ん? こ、これは……」 キョン(妹のパンツ……なんだ、妙に色気づきやがって。     今までバックプリントが主だったのが変に凝ってるのを買ったもんだな。     ……しかし女の子のパンツってのはどうしてこうもちっちゃいんだろう) ガチャリ! キョン妹「おっふろー! おっふ……」 キョン「!?」 キョン妹「…………」 キョン妹「キョン……君?」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:39:38.53 ID:do90whVH0 キョン「ち、違う……何もしてない! ただ、ちょっと気になっただけで……」 キョン妹「…………」 キョン「本当に何もしてないんだ、嘘じゃないぞ」 キョン妹「…………」 キョン妹「パンツくらい、履いてよ」 キョン「……すまん」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:42:09.44 ID:do90whVH0 し〜ん... キョン「もぐもぐ」 キョン妹「もぐもぐ」 キョン母「もぐもぐ」 ……… キョン母「あんたら、喧嘩でもしたの?」 キョン「!? い、いや……」 キョン妹「そんな事ないよ……」 キョン「!?」 キョン妹「ね、キョン君!w」 キョン「あ、ああ」 キョン(……むしろ言いつけられた方がまだ楽だ) 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:46:11.74 ID:do90whVH0 翌日。日曜日。団活。 キョン「いかん、遅れた遅れた」 ハルヒ「もう、おっそいわね! まあいいわ、ほら、さっさといくわよ!」 古泉「ドゥフフww ええ、それでは参りましょうwww」 キョン「やれやれ、この分だと今回も俺の驕りか……」 古泉「いや、それは流石に悪いですよw」 キョン「え!?」 ハルヒ「そうね……思えば、今までずっとキョンには奢らせてきてたしね。     これもある種のいじめって奴よね?     今日からは普通に割り勘にしましょ」 みくる「賛成でしゅww キョン君に奢られるいわれもないでしゅしねwww」 長門「賛成」 キョン「…………」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:51:16.36 ID:do90whVH0 ハルヒ「よ〜し、それじゃあ斑決めをするわよ!」 男二人と女三人に別れました。 古泉「さて、それではどこに行きましょうか。ドゥフフw」 キョン「どこでもいい……」 古泉「そうですか、では適当に散歩でもしましょうか」 テクテクテク 古泉「…………」 キョン「…………」 ユーガッタメイル♪ 古泉「おっと」 カチカチカチ キョン(ずっとメールしてる……話しかけづらい……) 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 04:58:21.28 ID:do90whVH0 キョン「…………」 古泉「……ドゥフフwww」 カタカタカタ パタム 古泉「失礼しましたw いやはやw 折角グループ分けしたのに意味ないじゃないかっていうwwww」 キョン「ま、全くだなw」 キョン(やっぱり相手はハルヒなんだな……) キョン「し、しかし意外だったぜ。 まさかお前がハルヒと付き合うなんてな」 古泉「ドゥフフw まあ僕としてもそうですよw まさか涼宮さんが了承してくれるなんてねw」 キョン「いつ告白したんだ?」 古泉「一ヶ月前ですよw もう少し早めに皆さんに報告しようと思ったのですが、どうもタイミングを逃しましてw    おっと、すみません。 ちょっと喉がかわいたもので……」 古泉、自動販売機の前に立って財布を開く。 古泉「さて、どれにしましょうか……おっと」 パサリ 古泉「www ドゥフフww これはこれは、いやはやwww」 キョン(……コンドーム) 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:04:01.07 ID:do90whVH0 古泉「げぷぅw おっと、飲めば出るの法則w ちょっとトイレに行ってまいりますwww」 キョン「ああ、行ってこい」 タタタッ キョン「ん? なんだあいつ、携帯なんて置いていきやがって……」 キョン「…………」 キョン「ちょっとだ……ちょっとだけ見てみよう」 カチカチ From ハルヒ 件名 Re:re:Re:re:Re:re:Re:re:Re 本文 早くいっちゃんに会ってちゅっちゅしたいよぉ〜>< キョン「…………」 キョン「見なきゃよかった」 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:06:04.05 ID:do90whVH0 キョン「……いや、毒を食らわば皿まで。 古泉が送った文も見てみよう」 To ハルヒ 件名 Re:re:Re:re:Re:re:Re:re 本文 ちゅっちゅだけでいいんですか?ハルヒ^^ キョン「…………」 キョン「っていうか呼び名が違うっていうのが、なぁ」 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:12:38.71 ID:do90whVH0 合流して。 古泉「さて、では斑分けですねw」 ハルヒ「ええwww」 古泉「今度こそは涼宮さんと同じ斑になりたいものですwwwwドゥフフwwww」 ハルヒ「wwwww」 みくる「やでしゅねぇ、のろけでしゅww あちゅいあちゅいwwww」 ハルヒ「ちょwやめてよwwみwくwるwちゃwんwww」 みくる「うふふwいつもやられているお返しでしゅwwwww」 古泉「ドゥフフwww やはりからかわれてしまうのは運命ですかwwww」 ハルヒ「もうww 古泉君が変な事言うからでしょwwwww」 長門「……突然だが午後は私は用事が出来た」 ハルヒ「え、そうなの?w」 みくる「私も実は鶴屋さんから急にデパートに行かないかって誘われましたwww     ごめんなしゃいwww」 ハルヒ「もうwww仕方ないわねぇwww それじゃあ早引けを許してあげるわwwwww」 みくる「wwwwww」 キョン「じゃあ俺と古泉とハルヒの三人だけか」 長門・みくる・ハルヒ・古泉「……」 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:16:47.65 ID:do90whVH0 キョン「三人だけなら斑分けの必要も無いな」 ハルヒ「……そうね」 みくる「…………」 長門「いや……ここはやはり規則に則って斑を分けるべき。    2人と1人の斑わけをすべき」 古泉「www その通りですねぇwww」 みくる「さ、賛成でしゅう!」 キョン「まあそう言うなら……」 古泉ハルヒ、キョンのチームに分かれました。 古泉「では行ってまいりますww」 ハルヒ「じゃあね〜」 キョン「ああ」 キョン「さ〜て、不思議探しと行くかな!」 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:21:45.86 ID:do90whVH0 キョン「うーむ、不思議なんてそうそう見つかるはずもないな。     やれやれ、ハルヒの奴にも困ったもんだぜ」 鶴屋さん「…………」テクテクテク キョン「あれ、鶴屋さん?」 鶴屋さん「おやっ、キョン君じゃないかっ! どうしたんだいっこんなところで?」 キョン「それはこっちの台詞ですよ。 鶴屋さん、朝比奈さんとデパートに行くんじゃ?」 鶴屋さん「何の事だいっ? 今日は私は特に用事なんてないっさ!」 キョン「…………」 キョン(どういう事だ? 何故朝比奈さんが嘘を……。     もしや未来関係で何かがあったとか!?) ピポパ プルルルル!! キョン「あ、長門! お前も用事があるらしいがちょっと来てくれ、緊急事態だ!」 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:24:10.19 ID:do90whVH0 長門「…………」 キョン「かくかくしかじかという訳なんだ。 長門、お前の不思議パワーでなんとかしてくれ!」 長門「…………」 キョン「長門?」 長門「あなたはもう少し他人の言動や行為の裏を読み取れるようになった方がいい。    ロボットじゃないのだから人の行為の裏には必ず真意が隠れている。    嘘も方便」 キョン「…………」 キョン「つまりどういう事だ?」 長門「朝比奈みくるは何の問題も無いという事。    あと、私の中で少しずつエラーが蓄積されているという事」 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:29:59.79 ID:do90whVH0 キョン「くそっ、相変わらず何が言いたいのかわからんかった……。     まあいい、朝比奈さんが無事とわかっただけでも収穫だ!     さて、それじゃあ不思議探しを続けるかな」 五時間後。 キョン「くぅ〜、流石にもうだいぶ暗くなってきたなぁ。     でもハルヒからまだ連絡がないし、あいつらも探してるんだろうなぁ。     もしかしたら連絡がないって事は大きな不思議に出会ってたり……まさかなw」 ハルヒ「あら!?」 古泉「おや!?」 キョン「お!?」 ハルヒ「……キョ、キョン。 ずっと外にいたの?」 キョン「不思議探しをしないとどっかの団長さんに怒られてしまうからな。     お前らもそうだろ?」 ハルヒ「え? え、ええ……そう、そうね。     ……そう、ずっと、不思議探してたの。 ……そう」 キョン「……?」 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:35:30.13 ID:do90whVH0 キョン「ところで何か不思議を見つけたのか? 連絡が無かったんだが……」 ハルヒ「えっと……」 古泉「申し訳ありませんw 私達の携帯の電池が切れてしまいましてねw    連絡のしようがなかったんですwww」 キョン「なるほど、ならしょうがないか」 ピロリロリン ユーガッタメイル♪←古泉の胸ポケットから 古泉「…………」 ハルヒ「…………」 キョン「あれ?」 古泉「……先ほどコンビニで簡易充電器を買いまして」 キョン「なるほど、そういう事だったか」 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:39:06.18 ID:do90whVH0 解散。そして次の日学校HR。 キョン「やれやれ、今日も眠たいぜ」 ハルヒ「…………」カタカタカタ キョン(ハルヒはメール中か……話しかけないでおこう) 一時間目 キョン「zzz」 二時間目 キョン「zzz」 三時間目 キョン「zzz」 四時間目 キョン「zzz」 キョン「さーて、昼飯か。 谷口、国木田、食おうぜ」 谷口「ん、おう! あ、ちょっと待ってろ」 キョン「?」 阪中「はい谷口君、お弁当なのね」 谷口「サンキュwwww」 キョン「…………」 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:41:14.43 ID:do90whVH0 キョン「なあ谷口、お前阪中と一緒に飯食った方がいいんじゃないか?」 谷口「いいんだよw あいつもあいつで友達と食うしなw」 国木田「っていうか今更だねキョンw」 キョン(国木田も当然知ってたんだなぁ……) 古泉「涼宮さーん」 ハルヒ「あ、古泉君。 どこで食べる?」 古泉「今日は天気がいいし中庭にしましょうw あ、お弁当持ちますよw」 ハルヒ「ありがとw」 キョン「うん、今日も元気だエビフライが美味い」 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:45:35.74 ID:do90whVH0 谷口「……おいキョン、涼宮の奴、古泉と付き合ってるのか?」 キョン「ん、ああ、そうらしいな」 国木田「へぇ……」 谷口「てっきりお前と付き合ってるものと思ってただがなぁ」 キョン「まさかww それは無いwwww」 国木田「どうして?」 キョン「どうしてってそりゃお前……」 キョン「……ありえないだろ、なんとなく」 国木田「…………」 谷口「…………」 キョン「やれやれ、俺も彼女が欲しいもんだ」 国木田「……そうだね」 谷口「出来るといいな」 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:49:21.31 ID:do90whVH0 団活。 みくる「はい、お茶でしゅ〜」 長門「…………」 キョン(朝比奈さんはいつも通りお茶汲み、長門もまた読書。     俺もいつも通りなら古泉とゲームでもするところなんだが……) ハルヒ「こういう所に行ってみたいわね〜」 古泉「ドゥフフwwwいいですねぇwwww」←二人でPC占領中 キョン「…………」 キョン「ズズ……」←お茶飲む キョン(さーて、やる事が無い) 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:53:18.06 ID:do90whVH0 みくる「お茶でしゅ〜。 あ、いいでしゅねぇこれ! ここに行くんでしゅか?」 ハルヒ「ええそうよ! 何でも古泉君の親戚が沖縄にいるらしいのよ」 古泉「ドゥフフw 僕としましては北海道に行きたかったのですがね。    夏に北海道というのも中々爽やかで面白いものですwww」 ハルヒ「でもやっぱり夏といえば沖縄よ!」 みくる「どちらも楽しそうでしゅ〜w」 キョン「ところで今度もやっぱり鶴屋さんとかは誘うのか?」 ハルヒ・古泉・みくる「え!?」 キョン「ああ、妹にはなるべく内緒にしておくから心配するな。     あいつを連れて行ったらうるさいだろうからな」 ハルヒ・古泉・みくる「…………」 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 05:56:55.01 ID:do90whVH0 ハルヒ「あー……あのね、キョン。 実は……」 古泉「申し訳ありません、今回はすみませんが皆さんをご招待は出来ないんです」 キョン「ん? どういう事だ?」 古泉「この旅館は二人用なんです」 キョン「…………」 古泉「ですので、団長である涼宮さんと副団長である僕とで行ってまいります。    なにぶん、今がシーズンなので部屋が取れないのですよ。    また機会があれば皆さんで行きましょう」 キョン「なるほど……」 キョン「二人用なら仕方ないな」 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:01:01.07 ID:do90whVH0 団活終了後。 キョン「ふぅ、やれやれ。何故か今回も一人での帰り道だ。     今度はおまわりにつかまらないようにしないとな」 プルルルル キョン「おっと、電話か。 もしもし」 佐々木「やあキョン。 今時間はあるかい?」 キョン「お、佐々木か。 珍しいな。 一体何の用だ?」 佐々木「ああ……その、電話では少し言い難い事でね。     すまないが、花の天国ラブラブ公園で待っていてくれないか? すぐ行く」 キョン「わかった」 プチッ 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:05:00.54 ID:do90whVH0 佐々木「すまない、待たせてしまったか」 キョン「いや、待っていないぞ。 それで一体何の用だ?」 佐々木「うむ……まあ、凄く言い難い事なのだがな」 もじもじ。 キョン(様子がおかしいな……まあいい、時間ならある。     ここはこいつが言う気になるまで待っておこう) 佐々木「……なぁキョン、僕は女だ」 キョン「知ってるぞ。 で、何だ」 佐々木「うん……まあ、酷く恥ずかしい話なのだが」 佐々木「国木田って、今付き合っている人とかは……いるのかな?」 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:08:16.82 ID:do90whVH0 佐々木「勘違いしないでくれ。 私はただ、友人に聞いてくれるよう頼まれただけなんだ」 キョン「何を勘違いかどうかは知らんが、まあわかった。     国木田なら多分いないと思うぞ。 確かではないが」 佐々木「そ……そうか」 キョン「聞きたい事はそれだけか?」 佐々木「ああ。 いや、ありがとうキョン、助かったよ。     ……そうか、彼女はいないのか」 キョン(……わざわざ友人に頼まれたのなら俺に相談なんてしなくても。     直接国木田に聞けばいいものを……ん?) キョン(…………) キョン(わざわざ俺に相談しに来たって事は、俺と会いたかったって事か?) 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:13:11.23 ID:do90whVH0 キョン「おい佐々木、もう夜も遅いんだ。 家まで送っていくよ」 佐々木「いや、それはいいよ。 私を襲うような物好きなどいない」 キョン「まあまあ、お前も少しは危機感を持て。     大体、さっきお前も自分で言った事だろう、自分が女だって」 佐々木「それはそうだが……」 佐々木(人に勘違いされそうじゃないか) キョン(照れているのか……まあいい、多少強引にいく) キョン「さぁ行こうぜ」 グイッ 佐々木「!? な、なにをする!」 パチン! キョン「………」 佐々木「………」 キョン「まあ送っていくよ」 佐々木「……わかった」 151 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:16:39.64 ID:do90whVH0 テクテクテク キョン「…………」 佐々木「…………」 キョン(これが無言のいいムードっていう奴か) 佐々木(気まずい) キョン「えっと、お前ん家ってこっちだったか」 佐々木「ああ、そうだ。 だが、もう本当にここまででいいぞ。     家まではもうあの角を曲がるだけでいいからな」 キョン「いや、折角だし家の前まで送っていくよ」 佐々木「……そうか」 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:22:10.10 ID:do90whVH0 テクテクテク キョン「お」 佐々木「!?」 国木田「あれ? キョンに……佐々木さん?」 キョン「なんだ国木田、こんな時間にどうしたんだ」 国木田「ちょっと友達の家に行ってたら遅くなっちゃってね。     そういう二人こそ……こんな時間にどうしたの?」 キョン「ん? ああ、いや、実は佐々木がちょっと俺に相談したいことがあるってなw」 国木田「へぇ?」 佐々木「あ、いや、いや、いや……」 キョン「照れるなよwww まあ、そういう訳だwww さっきまであのラブ公にいたんだぜwww」 国木田「ラブラブ公園かい? へぇー」 佐々木「ああ、ああ……」 176 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:26:04.25 ID:do90whVH0 国木田「相談って何? 良かった僕も話くらいは聞くけど……」 佐々木「…………」 佐々木(こ、こうなったらもうぶっちゃけるしかない……。     恥ずかしいけど、恥ずかしいけど!) 佐々木「あ、ああ、実はだな……その……」 キョン「まあお前が聞く事じゃないってw それより国木田、楽しみにしてろよwww」 国木田「え?」 キョン「何でも無い、こっちの話だwww」 キョン(俺と佐々木、国木田と佐々木の友達が付き合ったらダブルデートとかもいいかもしれんなw) 佐々木(…………) 183 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:28:38.88 ID:do90whVH0 国木田「あまり僕が聞いてよさそうな話じゃなさそうだね。     それじゃ、またね〜」 キョン「ああ」 佐々木「あぁぁ……」 キョン「さて、家まで送るぞ」 佐々木「あぁぁ……」 191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:34:46.00 ID:do90whVH0 家の前まで着いて。 佐々木「…………」 キョン「やれやれ、全く国木田に見つかるとはびっくりしたなw」 佐々木「……そうだな。 それじゃあ、キョンも気をつけて帰ってくれたまえ」 キョン「ああw」 キョン(……! そうだ、折角だしこの機に約束でも取り付けておくか!) キョン「なぁ佐々木、今度の日曜空いてたら遊びに行かないか?」 佐々木「……は?」 キョン「どこでもいいぞ、遊園地でも水族館でも」 佐々木「…………」 キョン(うーん……どうも照れてるな) キョン「あー……じゃあ、俺は国木田連れてくるからさ。     お前も友達連れてこいよ、四人で遊ぼうぜ」 佐々木「わかった!」 キョン「よし、それじゃあな!」 キョン(次の日曜が決戦だな……) 佐々木(……そうだ、まだなんとか挽回は出来るさ。まだ慌てるような時間じゃない) 194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:39:38.40 ID:do90whVH0 次の日。 キョン「おい国木田〜、今度の日曜予定空いてるか?」 国木田「ん? まあ特に用事は無いけど?」 キョン「一緒に遊園地行こうぜ!w」 谷口「ちょw 男二人で遊園地とかwww」 キョン「馬鹿、ちげぇよw 佐々木が友達連れてくるっつってるからさw     四人で遊ぼうって事だよw」 国木田「へぇ、いいよ。 うん、日曜日だね」 キョン「ところで国木田、これは秘密の話なんだがな」 国木田「ん?」 キョン「その佐々木が連れてくる友達がな、どうもお前が付き合っている人がいるのか聞いてたらしい」 国木田「えっ、それってまさか……」 キョン「wwww」 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:45:26.12 ID:do90whVH0 一方佐々木は。 佐々木(さて……次の日曜に友達を連れて行かなければならないんだな。     困ったことは僕には友人というのは極少数しかいないという事だ。     僕が国木田とツーショットになる為に、キョンに合わせてその友人を選ぶべきだが……。     ふむ……キョンの性格からして、出来るだけボケタイプの女性がよさそうだな。     ツッコミのキョンからしてみればベストパートナーとなるだろう) 佐々木「柊」 つかさ「ふぇ、あれ、佐々木さん。どうかした〜?」 佐々木「かくかくしかじか。まるまるうまうま」 つかさ「ふえ。男の子と遊園地? んー……うん、わかった。     折角だし行くよ」 佐々木「うん、日曜は目一杯楽しむとしよう」 202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:49:07.82 ID:do90whVH0 決戦当日。 キョン「すまんすまん、遅れた!」 国木田「もう、遅いよキョンw」 佐々木「ああ、国木田の言う通りだ」 キョン「いや、寝坊してな。 まあすまん、さあ行こう」 つかさ「わ〜い」 キョン(今日は決める!) 国木田(うーん……この子が僕の付き合ってる人の有無を聞いた子かぁ。     ……面識無いんだけど、ちょっとおかしくないかな?) 佐々木(今日は決める!) つかさ(バルサミコ酢〜) 209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 06:56:19.92 ID:do90whVH0 ガタンゴトン ガタンゴトン つかさ「へぇ〜、それじゃあ佐々木さんと二人は中学校時代の友達なんだぁ」 国木田「うん、特にキョンと佐々木さんは仲良かったよね」 キョン「そういや塾に行く時に後ろに乗せて、変に噂された事とかもあったなwww」 佐々木「あ、あくまで噂だがな! あくまでも……。     く、国木田もそれはわかっているだろう?」 国木田「ん、まあ……うん」 佐々木「僕とキョンは何も無かった……うん、何も無かったんだ」 キョン(照れてる照れてるwww) 214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 07:02:34.05 ID:do90whVH0 遊園地について。 キョン「さて、ようやく着いた訳だが」 佐々木「まずは何に乗ろうか? やはり一番の目玉のジェットコースターか」 つかさ「あう…! ご、ごめん、私はちょっとジェットコースターが苦手で……」 佐々木「そうか……ふむ、ならやめておくか……」 つかさ「んーん、私はいいから皆で乗ってきてよw ここから見ておくから」 国木田「あ、それじゃあ僕も一緒に待っておくよ」 佐々木「え!?」 キョン「よし、それじゃあいこうぜ佐々木w」 佐々木「あぁう……」 キョン「ドキドキものだな!」 佐々木「…………しくじった」 217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 07:07:25.59 ID:do90whVH0 つかさ「……で、くさくってね〜www」 国木田「へぇ、そうなんだww あ、おかえり〜」 キョン「おう、結構凄かったな。 見てたか?」 国木田「見てた見てたw」 キョン「あ、これさっきジェットコースターで撮られた写真な。落ちる瞬間の奴」 つかさ「わ〜、見せて見せて」 佐々木「っ! そ、それは……」 つ□←半開きの目をして口を豪快に開けてる佐々木の写真。 つかさ「wwwwww 佐々木さん、かわいいwwww」 国木田「あははははww 意外な一面だねwwww」 佐々木(……死にたい) 219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 07:13:28.90 ID:do90whVH0 コーヒーカップ。 つかさ「ちょっと子供っぽいかもしれないけど好きなんだよね〜w」 国木田「いいねw 僕も結構好きだよw」 佐々木(何故当然のように柊と国木田が同じカップに……) キョン「そ〜れ、回すぞ〜w ぐるんぐるん〜www」 佐々木「…………」 国木田「佐々木さん、大丈夫? まだ顔色悪いけど……」 キョン「悪い、調子に乗って回しすぎた……」 佐々木「…………」 つかさ「もう一回、お手洗い行く?」 佐々木「…………」 ダダッ 国木田「…………」 キョン(いかんいかん、あまりにテンションが上がりすぎてしまった) 234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 07:33:59.06 ID:do90whVH0 なんのかんので閉園一時間前。 キョン「よっし、最後は観覧車だな!w」 佐々木(結局あの後も踏んだり蹴ったりだった……ここでなんとか挽回を) キョン「まあ別れるとするなら2−2が基本だよなw     さてその分け方だが、さっきまでと同じように……」 つかさ「あ、でも最後くらいちょっと変えてみない?」 国木田「え?」 佐々木「!」 キョン「……つまりは俺と柊、国木田と佐々木か」 国木田「まあ僕はいいけど……」 佐々木「ま、まあ、それもいいんじゃないかな。 折角だしな」 キョン「んじゃそれで乗るか」 キョン(まあ密室なんてこれからはいつでも一緒にいれるしなw) 236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 07:36:12.39 ID:do90whVH0 キョンSide ゴウンゴウンゴウンゴウン つかさ「うわ〜、綺麗〜」 キョン「たけ〜」 ゴウンゴウンゴウンゴウン つかさ(……どうしよう、全然喋ってなかったから何を話していいかわからない) キョン(俺の予定ではここで告白するつもりだったんだがなぁ。     ま、いいか。 帰り道ででも告白するか。     場所はラブ公あたりでいいだろw) 248 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 07:47:44.63 ID:do90whVH0 佐々木Side 都合により映像だけでお楽しみ下さい。 ○四分の一回転目 佐々木、緊張で何も言えず国木田は景色を見てる。 しかしすぐに佐々木の異常に気づくと国木田は声をかけるが、佐々木は今度は赤面してしまう。 ○四分の二回転目 佐々木の様子を可笑しそうに笑う国木田、恥ずかしそうに顔を背ける佐々木。 もう言えそうにない……と佐々木は思うが。 ここを逃せばもう二度とチャンスは無いと開き直り、小声で告白。 だが声が小さすぎて聞こえない! ○四分の三回転目 もう一度言ってという国木田。もう一度言うのは流石に限界なので無理な佐々木。 こうなれば実力行使しかないと佐々木、国木田に飛び掛り抱きつく。 佐々木既に言語を用いる事が不能であーうー言ってる。 そんな佐々木を優しく抱きしめ返しつつ国木田、好きだと一言呟く。 ○四分の四回転目 涙を浮かべる佐々木。笑う国木田。 そのままの勢いでキスをしようとしたが、既に回転も終わりそう。 また今度と笑う国木田に対して、佐々木はやはり照れつつも幸せそうな表情を浮かべた。 佐々木(よかった……ゲロ臭いキスをさせずにすんだ) 253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 07:53:44.23 ID:do90whVH0 観覧車を降りて。 佐々木「は、恥ずかしいから二人にはバラさないでくれ……」 国木田「はいはいw わかったよwww」 キョン「うあー、高かったなー! よーし、それじゃあそろそろ帰るか!」 つかさ「うん、今日は楽しかったね!」 電車を乗り継いで最寄駅まで。 キョン「うっし、それじゃあ解散だなw」 国木田「そうだね……っと、もう遅いし二人を送っていこうか」 キョン「そうだな。 ……佐々木ん家は俺ん家の方が近いし、佐々木は俺が送っていくぜ」 佐々木「えっ? あっ……いや、うん、そうだな。 わかった」 佐々木(もうこれからは誰と一緒にいても誤解はされないだろうしな。     国木田もキョンが相手なら特に何も勘違いはしないだろう) 国木田「うん、それじゃあ僕は柊さんを送っていくよ」 つかさ「それじゃあねー」 258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 08:02:16.31 ID:do90whVH0 てくてくてく。 キョン「…………」 佐々木「…………」 キョン(これが無言のいいムードという奴だな) 佐々木(家に帰ったら、早速メールをしよう……。ああ、でも何て送ろうか。     今から考えなければ……) キョン(やっぱり佐々木もそわそわしてるな。 よし、決めるならここだ) キョン「佐々木、ちょっとラブ公に寄って行かないか?」 佐々木「……ん、え? あ、ラブラブ公園にかい? 一体どうして……」 キョン「ちょっと話したい事があってな」 佐々木(さて、話したい事とは一体何か……。     一応キョンにも世話になったし、無碍に断れはしないのだが……) キョン「……佐々木」 佐々木「ああ、うん、何かな」 キョン「実は、俺はお前の事が……」 259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 08:03:16.34 ID:do90whVH0 谷口「あれ?キョンは学校休みか?」 国木田「みたいだね。 っと、メールだ……」カコカコカコ 阪中「谷口君、お弁当なのねー」 谷口「お、いつもサンキュなw 阪中の弁当はうめぇからなぁww」 ハルヒ「古泉くーん、お昼ごはん食べに行くわよ!」 古泉「ドゥフフww ああところで、彼は本日学校を休んでいるらしいですが」 ハルヒ「さあ? ま、どうでもいいわw それより早くいきましょw」 古泉「ドゥフフwww」                                    完 このスレにキョンはいません。何故ならキョンのような人は自覚症状が無いからです。 自覚症状がある人はキョンではありません。 332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 11:13:57.60 ID:do90whVH0 佐々木への告白が失敗。 しかも国木田と佐々木が付き合ってると知ってめちゃめちゃ落ち込むキョン。 キョン「なんだよ……畜生、国木田が好きならそう言えばいいだろ!     回りくどい奴だ……俺に脈があるのかと思うじゃないか」 キョン「……谷口にも阪中がいるし。古泉にはハルヒ。そして国木田には佐々木」 キョン「彼女いないの俺だけかよ……」 キョン「…………」 キョン「ええい、俺だってやれば出来るはずだ! 彼女を作ってやる!」 335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 11:19:31.40 ID:do90whVH0 キョン「とはいえ、どうして彼女を作ったものかな。     ……やはりここは彼女のいる奴の話を参考にするのがいいか。     飢えてるみたいで恥ずかしいが背に腹はかえられん! まずは谷口でも呼び出すか」 谷口「で、一体なんだよ花の天国ラブラブ公園にいきなり呼び出して」 キョン「実はかくかくしかじか。まるまるうまうま」 谷口「彼女なぁ……しかしキョンがそういう事に興味があるとは思わんかったぜ」 キョン「何だと?」 谷口「ほら……お前って涼宮や長門とかといい雰囲気になってても自分で全然関係ないって空気作ってたろ」 キョン「そりゃまあ……」 谷口「てっきり女には興味無い奴なのかと思ったくらいだ」 キョン(……いや、だってハルヒや長門は論外だろ。色々と) 谷口「で、彼女だっけか。 そうだな……まあ俺らみたいな高校生だとやっぱ同級生と仲良くなって、ってのが普通だよな。    仲のいい女子くらいお前もいるだろ?」 キョン「ん? まあそりゃ……」 谷口「言っとくが、涼宮はなしだぞ」 キョン「…………」 336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 11:24:05.25 ID:do90whVH0 キョン(……そういえばハルヒ以外の女子とプリント渡す時や挨拶以外で喋ったのって最後は何時だっけ) 谷口「お前なぁ……もう高校生活も折り返しを当然のように過ぎ去ってる時節にそれは無いだろ。    ……まあ、ただでさえ浮いてる涼宮にくっついてるお前だし。    女子がお前を避けたってのも自然っちゃ自然だが」 キョン「……避けられてたのか、俺」 谷口「誰だってSOS団なんて訳わからん団体と知り合いたくないだろうしな……」 谷口「後はまあ学生生活だと部活を通じてとかはよく聞くが」 キョン「! つまり、朝比奈さん……」 谷口「現実を見ろよ、キョン」 キョン「…………」 キョン(まあ、古泉とハルヒが付き合うって言った途端にこっちをどうでもいいって目で見てくるような人たちだったしなぁ) 337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 11:27:21.60 ID:do90whVH0 谷口「……とにかく今からでも遅くないし、もっとクラスで積極的に動けよ。    ただでさえ授業中に寝てお前浮いてるんだし」 キョン「そうか……浮いてるのか、俺」 谷口「いくら俺でも授業を寝るなんて真似はしないしなぁ。    っていうか授業中に寝るとか、どれだけ図太い神経してるんだよ」 キョン「…………」 キョン(まあいい。かつての俺は俺、明日からは一味違う俺でいくぜ!) 338 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 11:30:10.81 ID:do90whVH0 翌日。 ガラララッ ←教室の戸を開く音 キョン「おはよう!」 谷口「おっ、おはようキョン。 今日は早いな」 国木田「おはよ〜」 キョン「おはよう!」←戸に近い席に座る女子に向かって 女子「えっ!? あ、う、うん」 キョン「おはよう!」←その後ろの女子に向かって 女子「あ、う、ん……おはよう」 谷口「…………」 国木田「どうしたんだろう、キョン」 キョン(やっぱり挨拶は大切だな! みんなちゃんと俺に挨拶を返してくれるし。     こういう何気ないことが大切なんだな!) 339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 11:33:47.19 ID:do90whVH0 キョン「ふ〜、やっと昼か。 授業を寝ないだけでこれだけ辛いとは思わなかったな」 谷口「よ、キョン。飯食おうぜ」 キョン「おう!」 古泉「ドゥフフwww 涼宮さ〜んwwww」 ハルヒ「あ、古泉君w 待って、今行くからwww」 谷口「あいつら目に毒だなぁ……」 阪中「谷口君、お弁当なのね〜」 谷口「おう、サンキュww」 国木田「………」 カタカタカタ キョン「うーむ、このトンカツは中々に美味だな」 340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 11:35:43.44 ID:do90whVH0 そしてそれから更に一週間後。 ガララッ キョン「おはよう!」 女子「あ、うん……」 キョン「おはよう!」 女子「うん……」 キョン「何だろう、心なしか皆が遠巻きに俺を見ているような気がする」 342 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 11:40:21.20 ID:do90whVH0 谷口「何? 最近クラスの連中がお前を見る目が冷たいようだって?」 キョン「ああ……俺の気のせいだとは思うんだが」 国木田「…………」 谷口「…………」 キョン「ん?」 谷口「まあ、なんだ……ちょっと、露骨っていうか、な」 国木田「うん……」 キョン「どういう意味だよ」 谷口「いや、気にしなくていい。 それと……だな。    あの挨拶は、ちょっと、やめた方がいいと思うぞ」 キョン「何? 馬鹿をいうな、挨拶は基本だぞ」 谷口「それはそうなんだが……」 谷口(……お前滅多に話さない奴から思いっきり元気に挨拶を毎日されたらどうよ) 344 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 11:47:21.84 ID:do90whVH0 帰宅後、自室にて。 キョン「ふぅ……彼女が欲しいと思い始めてから既に1週間か。     しかし、まるで進展が無いなぁ。     そろそろ何かが起こってもおかしくないような気がするが……」 パラパラ ←雑誌を読む音 キョン「ん? こ、これは……」 出会うならここ! スタービーチ☆ キョン「出会い系サイト……ふむ、無料なのか。     しかもサクラなしだと? ……正に俺の為にあるかのようなサイトだ!」 347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 11:51:50.56 ID:do90whVH0 キョン「まずは登録だな。名前……ここはまあ、キョンでいいか。     年は17、高校生……プロフィールは適当に。     ん、それにアドレスが必要なのか。 まあこれは今使ってる奴でいいな。     よし、これで登録完了、と。     男より女の方が多いみたいだし、放っておいても向こうからきそうだなw 楽なもんだww」 15分後 ユガッタメイル♪ ユガッタメイル♪ キョン「この短い間に3件もメールが来てしまった……。     これほど出会い系というものが素晴らしいシステムとは知らなかったぞ」 353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:00:27.36 ID:do90whVH0 キョン「ふむふむ、なるほど……人妻さんと看護婦さんとOLさんから来てるみたいだな。     どれどれ、文章を見てみよう」 [人妻子さんのメール] はじめまして、私は○○町に住む32歳の人妻です。 友人の薦めを受けて、はじめてこのサイトを使ってみました。 普段は専業主婦をしており、夫の帰りも遅いので寂しい思いをしております。 こんなおばさんでよろしければ、一度会っていただけませんでしょうか? キョン「やれやれ、人妻が出会い系とは世も末だな」 キョン「しかも明らかに下心が丸出しだ」 キョン「俺はあくまで彼女が欲しいだけだ、浮気なんて冗談じゃない」 キョン「だが返事は送っておこう。失礼になるからな」 357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:03:59.50 ID:do90whVH0 キョン「看護婦さんやOLさんも殆ど似たような内容だったな。     まあ全部に返信をしたんだが」 キョン「しかし全員年上ばかりなんだな……出来れば俺は同年代がいいんだが」 キョン「よし、自分で探してみるか。 放っておいても向こうからメールは来るが、     本当に彼女が欲しいなら自分から動かないとな」 カチカチカチ カチカチカチカチ キョン「おっ、この人、ここから近い場所に住んでるみたいだな……。     年も同じくらいだし……メールをしてみようか。 ん?」 キョン「ポイントが足りない?」 359 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:07:41.77 ID:do90whVH0 キョン「??? 無料のはずじゃ……」 キョン「何々、登録は無料。 登録したと同時に500Pを進呈。     メールを読むのに50P、メールを送るのに100Pが必要……」 キョン「3回メールを読んで、三回メールを返信したから……俺は450P使ったって事か」 キョン「…………」 キョン「ふむ、5000Pが5000円で買えるんだな。     仕方ない、背に腹は変えられないか」 361 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:10:18.24 ID:do90whVH0 キョン「ふぅ、今はコンビニでウェブマネーとやらを買えるんだな。     便利な世の中になったもんだ。 さて、続きだ続き」 キョン「ん?」 キョン「……10件もメールが来てる」 362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 12:11:05.73 ID:do90whVH0 すまん、実は出会い系には詳しくないからどういう形式で支払うのかわからんw まあそういうものなんだと思って突っ込まず見てくれw 364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:16:58.33 ID:do90whVH0 キョン「しまった……10件全部を見て返信したら一気にポイントがなくなってしまった。     残りは……3500程度か。 いや、まだまだ十分!」 キョン「さて、近場にいる同年代の子を探してみるか」 カタカタカタ キョン「おっ!?」 [ミカ☆さん 16歳 高校生] 私は○○町付近に住む高校生です>< 最近彼氏と別れたばかりで寂しいから 誰か近くにいる人、ちょっと会ってみませんか? ←これよりもっと噛み砕いて今風な感じだと思って キョン「……やたらきゃぴきゃぴしているが近いな。 年も一個下だし。     よし! メールしてみるか!!」 カタカタカタ キョン「ふぅ……なんとか次の日曜に会う約束をこぎつけれたぞ!」 365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:22:34.39 ID:do90whVH0 そして次の日曜日。 キョン母「あら、キョン。 めかしこんでどこかいくの?」 キョン「ああ、ちょっとな」 てくてくてく。 キョン(よし、時間は完璧……確かミカ☆さんは赤いスカートにピンクのバッグだっけな。     逆に俺の目印はチェックの上着だ。     さーて、待つか……) 30分後。 キョン(遅いな……携帯にはまだメールも無いし。     一体どうしたのか……) ザッ キョン「ん?」 キョン妹「あ……」 キョン「…………」 キョン(赤いスカートに……ピンクの、バッグ?) 371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:28:02.91 ID:do90whVH0 キョン妹「やっぱりキョン君だったんだw HNからしてバレバレだったけどさ〜w」 キョン「???」 キョン妹「あれ、まだ気づいてないの? ミカ☆です♪ 今日はよろしくね〜www」 キョン「…………」 キョン「いや、いや……高校生じゃないだろ、それにお前の名前ミカ☆なんてのじゃないし」 キョン妹「www だって小学生なんて言えないじゃんwwww      HNだって適当だよw 本名言うはずがないしwwwww」 キョン「…………」 キョン「え、ミカ☆さんは?」 キョン妹「wwwwwwwwwwwwwww」 374 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:33:10.27 ID:do90whVH0 キョン妹「まあ喫茶店行こうよw ね、キョン君w」 キョン「あ、ああ」 キョン妹「……ってわけで、私がミカ☆なのw わかった、キョン君?wwww」 キョン「わかったというか、わかりたくないというか……」 キョン妹「何w やっぱりショック?w」 キョン「ショックっていうか、いや、そもそもお前、どう見てもお前、なぁ……」 キョン妹「私だって小学校もうすぐ卒業するくらいなんだし。      体だって大人になってきてるんだから、これくらい普通だよ〜」 キョン「こういう場所にメールするのははじめてなのか?」 キョン妹「まさかぁw んー、キョン君で四回目かな、実際に会ってお茶できたのは。      何だかんだで会うと私みたいな子供は興味ないって帰る人とかもいるし」 キョン(逆を言えば、三人はこいつとお茶をしたって事か……) キョン妹「っていうかショックっていうならさぁw」 キョン妹「キョン君が私のパンツ持って固まってた方が私としてはショック大きいよwwwwwww」 キョン「…………」 376 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:38:21.66 ID:do90whVH0 キョン「まあ、それは置いておいて……」 キョン妹「置くんだw まあいいけどw」 キョン「その……会った人とは、別にやましい事はしてないんだな?     小学生だし、心配は無いと思うが……」 キョン妹「やましい事? ああ、Hの事?www」 キョン「うん、まあ、そうだ」 キョン妹「そりゃ勿論してないよw 私と会ってくれるのおじさんとかばっかりで格好いい人とかいないしw」 キョン(格好いい人とならするのか……) キョン妹「まあ精々手コキくらいだよねwww」 キョン「…………」 キョン「???」 379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:45:13.86 ID:do90whVH0 キョン「……すまん、よく聞き取れなかったんだが」 キョン妹「手コキ」 キョン「…………」 キョン(ええぇぇ……) キョン妹「お金もらえるんだよね〜、おじさんのを擦ってあげるとさw      だらしない顔してひいひいいっちゃうんだよw もう見てて楽しくてwww      それで顔を見上げながらおにいちゃん♪とか言ってあげたらお金もっとくれたりねw」 キョン「…………」 キョン妹「キョン君にもしてあげよっか?w」 キョン「本気で勘弁してくれ」 キョン妹「今なら身内特典で無料にしておいてあげるのにw」 キョン(……これは、夢だ。悪い夢だ) 388 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 12:56:23.14 ID:do90whVH0 キョン「……母さん達は知ってるのか?」 キョン妹「知る訳ないじゃんwww」 キョン(まあそうだよなぁ……) キョン妹「あ、でも、チクらないでねキョン君。 チクらなかったらいい事してあげる♪」 キョン「…………」 キョン「馬鹿を言うな。告げ口はしないけど、今後こういう事はやめろよ」 キョン妹「wwww 何今の間wwwwww」 キョン「…………」 392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 13:03:41.91 ID:do90whVH0 キョン妹「wwwww」 キョン「…………」 スススッ キョン「!?」 キョン妹「ね、本当にいい事して欲しくないの?」 キョン「あ、当たり前だろ! お前もこういう事はやめろ……」 キョン妹「いいじゃんw どうせ穴売ってる訳じゃないんだしw 手でしてあげてるだけだよwww」 キョン「そういう問題じゃ……」 スッ ガシッ キョン「!?」 キョン妹「硬くなってるじゃんwwwwwww」 395 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 13:06:55.17 ID:do90whVH0 カチャカチャカチャ プルンッ キョン妹「wwww」 キョン妹(ちいさ〜wwww) キョン「馬鹿、やめっ……」 キョン妹「駄目だよキョン君ww 喫茶店で大声出しちゃ迷惑だよwwww」 キョン「ぐうっ……」 こしゅこしゅ キョン妹「大人しくしててあげれば、いい事してあげるからw ね?w」 キョン「ううう……」 キョン妹「wwwwwww」 398 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 13:10:42.53 ID:do90whVH0 ふぅっ キョン「うはっ!?」 キョン妹「www 耳ってね、男の人も感じるんだってw 本で読んだんだーwww      ねえ、どう? どんな気持ち?ww ねえねえwww」 キョン「ぐうう……」 こしゅこしゅこしゅ キョン妹「いいんだよーw 兄妹だけど、セックスじゃないもんねww      手だけなら多分、犯罪にならないでしょw」 キョン「そういう問題じゃ……」 キョン妹「うわぁ、お汁だらだらだねぇww ねぇ、どうして?ww どうして?wwww」 キョン「ううう……うぐっ!」 ドッカンドッカン キョン妹「はwwやwwwいwwwwwww」 401 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 13:15:09.60 ID:do90whVH0 フキフキ 妹「…………」←お手拭で手を拭いてる キョン「…………」 妹「早いねぇwww もったいないww もっと我慢してればよかったのにwww」 キョン「…………」 妹「同じクラスの子でももっと持つよw キョン君wwwww」 キョン「…………」 妹「まあ、帰ってからも私の気分がよければ時々やってあげるw   キョン君、面白いしwww」 キョン「…………」 ガバッ! キョン「はうあっ!? ど、ドリームか!!」 404 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/08/13(木) 13:19:11.19 ID:do90whVH0 キョン(なんて夢を見ているんだ俺は……最悪だろ、妹でとか……) キョン「…………」 キョン「しかも出ちゃってるよ……畜生」 ジャブジャブジャブジャブ キョン(夜中でよかった。 朝だったらどうにも出来なかった。     親が起きる前に洗っちまわないと……) 妹「あれ? キョン君?」 キョン「!?」 妹「どうかしたの、パンツなんか洗って?」 キョン「い、いや、何でも無い……ちょっと、お茶を零してしまってな」 妹「ふーん……」 ギュムッ キョン「!?」 妹「www 白いおしっこをお漏らししちゃったんでしょ?w 昨日の今日で元気だねwww」 キョン「う、うう……」 妹「後で私の部屋に来てw いい事してあげる♪」 キョン「…………」                                         完 406 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/13(木) 13:20:15.35 ID:do90whVH0 キョンいじめを書いてたかと思えば佐々木いじめになり、 キョンいじめを新しく書こうとしたら妹エロものになっていた。 何を言ってるかわからないと思うが俺も何を書いていたのかわからない。 とりあえずお疲れさん。もう落としどころわからんからここで終わりにするw