キョン「(なにかおかしい……)」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 01:54:16.75 ID:+lNAz8Xb0 キョン「(いや、何がおかしいか、俺は知っている)」 キョン「とりあえず……」パシ ピリリ ハルヒ『あんたkyキョン「2時ジャストに駅前集合。持参物は水着一式と十分なお金、それと自転車で来ること、だな」 ハルヒ『……はぁ?なんであんたがそんなこと知ってるのよ?」 キョン「さぁな、今日は勘がさえてるのかもしれん」 ハルヒ『あんたの勘がねぇ……まぁいいわ。その通りだから』プツ キョン「さてと……」 ピ、ピ、プルルルルル 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 01:56:18.96 ID:+lNAz8Xb0 長門『……なに?』 キョン「なぁ長門。今何ループ目だ?」 長門『!?……どうしてあなたがそれを』 キョン「さぁな。とりあえず、15378回目のループの記憶は持ってる」 長門『ありえない……、不確定要素が発生するなんて』 キョン「で、何ループ目だ?」 長門『……今回は15379回目』 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:00:49.01 ID:+lNAz8Xb0 キョン「次の回、か」 長門『……今から会える?』 キョン「あぁ、そのつもりで今用意してる。長門の家でいいか?」 長門『構わない』 キョン「すまん。恩に着る」ピ バタン ガチャン、シャー 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:04:38.98 ID:+lNAz8Xb0 長門「入って」 キョン「すまんな、いきなり電話してきて(……長門の額に汗?)」 長門「いい。今回は緊急事態(寝起きから15分でここまで支度させられた……)」 長門「それより、気になるのは、あなたがなぜ前のループの記憶を持ち合わせているか」 長門「調査させてほしい」 キョン「それはいいんだが……こんなことってあるのか」 長門「過去15378回中一度もない」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:08:18.31 ID:+lNAz8Xb0 キョン「……じゃぁ、今度こそ」 長門「ループを脱せる可能性がある」 長門「……解析完了、当該対象の異変は特定できず」 長門「原因不明」 キョン「やっぱりこれは……」 長門「規定事項なのかもしれない」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:11:59.02 ID:+lNAz8Xb0 古泉「どうしたんですか?長門さん」 みくる「長門さん、来ましたよー」 キョン「古泉に朝比奈さん?」 長門「私が呼んだ」トテトテ 長門「入って」 古泉「お邪魔しまs……おや、あなたも来ていましたか」 みくる「こんにちは、長門さん……と、キョン君?」 キョン「いきなり呼び出してすまんな」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:18:51.63 ID:+lNAz8Xb0 古泉「で、なんです?緊急事態って」 みくる「え、そ、そんな話だったんですか!?」 キョン「……朝比奈さん?長門になんといって呼び出されたんですか?」 みくる「わたしは、長門さんに水着を貸してほしいって……」 長門「あなたに言うと、取り乱す可能性があった。だから別の要件で呼んだだけ」 長門「……水着を貸してほしいのは本当」 キョン・古泉・みくる「(……いや、ブカブカだろ)」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:24:19.39 ID:+lNAz8Xb0 長門「……情報操作でなんとかサイズは合わせる」ピキ キョン・古泉・みくる「(読まれた!?)」 長門「実態を持たない統合思念体には、特殊な衣服の基本構造に関する知識がない」 長門「既存の情報を改ざんする方法を選んだだけ。何か反論は?」 キョン・古泉・みくる「ありませんすいませんでした」 長門「……次はない」 キョン・古泉・みくる「(消される)」ガクブル 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:29:46.84 ID:+lNAz8Xb0 古泉「で、緊急事態というのは……」 長門「それは」 キョン「あー、長門」 長門「……なに」 キョン「俺の口から説明させてくれないか?」 キョン「すべての情報を記憶しているお前より、思い当たる節に共通点のある俺の方が話せる気がするんだが……」 長門「そちらを推奨する」 こいずみくる「?」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:33:25.22 ID:+lNAz8Xb0 キョン「古泉。朝比奈さん」 こいずみくる「……はい?」 キョン「なにかおかしい……今日そう思った事は?」 古泉「いえ……といいたいところですが、朝起きて少し違和感が」 みくる「私は、特に……」 長門「朝比奈みくる」 みくる「は、はい」 長門「未来との通信を試みて」 みくる「?」 長門「いいから」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:36:38.33 ID:+lNAz8Xb0 みくる「そんな、禁則事項できません!」 長門「簡単に説明すると」 キョン「俺たちは延々と夏休みをループし続けている」 古泉「……それはまた、奇想天外な」 みくる「古泉君、信じるんですかぁ!?」 古泉「えぇ。彼女の周りではなにが起きても不思議ではありません」 古泉「いえ、むしろここ最近なにも起きなかったのが不思議なくらいですよ」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:39:01.36 ID:+lNAz8Xb0 キョン「まぁ、それは今日分かるさ」 みくる「?」 古泉「何か思い当たる節でも?」 キョン「今日が終われば分かる」 ハルヒ「遅い!罰金!」 キョン「(ここまでは規定事項だな)」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:43:52.25 ID:+lNAz8Xb0 キョン「ヘイヘイ、分かりましたよ団長様。……あなたのために来ました」 みくる「あはは……(これも関係あるのかな……?)」 ハルヒ「私より後に来るなんて、なんたる狼藉よ!」 ハルヒ「いい、キョン!夏休みは夏休みらしく、夏染みたことをしないといけないの!」 ハルヒ「失った時間は、決して取り戻せないのよ!?」 ハルヒ「だからこの高1の夏休みを思う存分満喫するのよ!」 キョン「ヘイヘイ」 キョン「(分かってるよ、ハルヒ。今度こそお前を満足させてみせる)」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:49:16.28 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「くぅ〜!この消毒液の匂い、たまらないわね!」 ハルヒ「とりゃー!」 ザッポーン ハルヒ「みくるちゃん、来なさい!水がぬるくて気持ちいわよ!」 みくる「は、はぁ〜い!」トテトテ キョン「ここも同じなんだな」 古泉「キョン君、ああやって楽しそうにしている涼宮さんが世界をゆるがs」 古泉「……?」 キョン「どうした、古泉」ニヤ 古泉「いえ……多分、気のせいでしょう。春先からいろいろあったので……」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:53:10.11 ID:+lNAz8Xb0 古泉「美味しいですねぇ」 みくる「ありがとうございますぅ」 ハルヒ「から揚げもいっこもーらいっ」 キョン「ハルヒ。お前だけ食い過ぎだぞ」 ハルヒ「こういうのは早い者勝ちって相場が決まってるのよ!」 キョン「そうかい」 みくる「はい、キョン君」 キョン「ありがとうございます」 みくる「……?」 キョン「どうかしたんですか?(きたきた)」 みくる「いえ、なんでもないですぅ」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 02:57:53.21 ID:+lNAz8Xb0 長門「……」 キョン「よっと。……どうだ」 長門「問題ない。パターン通り」 キョン「とりあえず、あの二人に説明するにはことが足りそうだ」 長門「……そう」 キョン「脱出の可能性は?」 長門「……まだ判断するべきではない」 キョン「それもそうか」 長門「そう」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:03:24.45 ID:+lNAz8Xb0 キョン「なんだ、この紙は」 ハルヒ「これからの活動予定よ。夏休みもあと2週間しかないのよねぇ」 キョン「今からこれをやろうってのか……!?(まぁ、実際にやりやがったが)」 ハルヒ「そうよ!一日たりとも無駄にできないのよ。ここからは巻きで行くわよ、巻きで!」 古泉「……すいません。ちょっとよろしいですか」ヒョイ 古泉「……どうも」 ハルヒ「もういいの?」 古泉「えぇ」 キョン「(ここも同じか)」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:06:37.53 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「この近くで、盆踊りやってる所って、ないかしら……」 古泉「僕が探しておきます」 ハルヒ「ほんと?悪いけどお願いするわ。あと、金魚すくいもね!みくるちゃんたっての希望だから」 古泉「お任せを」 ハルヒ「それじゃぁ、また明日!」 古泉「どうも、ごちそうさまです」 みくる「ごちそうさまぁー」 キョン「また俺かよ……(ここも同じ……)」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:12:01.98 ID:+lNAz8Xb0 キョン「長門」 長門「なに?」 キョン「最近どうだ?元気でやってるか?」 長門「……それを今のあなたがするのは、不自然」 キョン「わかってるさ」 長門「……そう」 キョン「朝比奈さんと古泉に連絡は?」 長門「既にしてある。あとは待つだけ」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:16:00.33 ID:+lNAz8Xb0 バタン キョン「ちーす」 古泉「遅かったですね、てっきり来ないのかと」 キョン「妹にすねられてあやしてたんだよ。プールずるいってうるさくてな」 みくる「ふふっ、可愛らしいですねぇ」 長門「それより、話を」 キョン「おっと、そうだった。親から早く帰れと言われてるから手短に話すが」 キョン「今日一日、やけに既視感を感じませんでしたか?」 こいずみくる「!?」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:20:00.07 ID:+lNAz8Xb0 キョン「少なからず『前にもあったような』と思ったことがあるはずです」 古泉「確かにそうですが……いえ、それならすべての説明に納得がいきます」 みくる「ま、まさか、本当にループしてるんですかぁ!?」 長門「本当。今回は15379回目」 みくる「ひぇ〜!」 古泉「彼女は、涼宮さんは気付いているのでしょうか」 キョン「前のループではお前が言っていたが、ハルヒはこのことを感知していない」 キョン「ハルヒに近しい人間だけがこれを分かってる」 古泉「涼宮さんの挙動には毎度驚かされますね……」 みくる「私、このままじゃ未来に帰れませぇん!」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:23:40.04 ID:+lNAz8Xb0 キョン「そこで提案なんですが」 こいずみくる「?」 キョン「出来る限り俺に協力してくれないか」 キョン「記憶を持ち合わせている俺なら、何とか出来る気がする」 古泉「……いいでしょう。機関の方にも連絡しておきます」 みくる「わ、私にできることがあったら、なんでも言ってください!」 キョン「恩にきります。では、俺はこれで」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:29:15.85 ID:+lNAz8Xb0 キョン「とは言ったものの、具体的にどうすればいいかなんて考えてなかったな」 キョン「大見栄張っちまった以上、なにかしないとなぁ……」 TV『ほんと、そこらじゅうどこ見てもカップルだらけで迷惑ッスよ』 TV『家でおとなしくお勉強会でもしてればいいんじゃないかな』 キョン「カップルか……」 キョン「……そうか」 ピリリ キョン妹「キョン君電話ぁ」 キョン「言われんでも分かってる」ピッ 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:35:39.95 ID:+lNAz8Xb0 キョン「長門か。どうした?」 長門『……どうするつもり?』 キョン「なにがだ」 長門『具体的に涼宮ハルヒをどう満足させるつもり?』 キョン「それなんだが……」 長門「――――なるほど。理解した。しかし、それではあなたが」 キョン「いいんだよ俺のことは。とりあえず正しい時間流に戻すことが先決だろ」 長門「……今回の件に関して、思念体はあなたにすべてを委ねる」 キョン「それは光栄だな」 長門「バックアップは任せて」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:47:23.51 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「みくるちゃん、あなたのやりたがってた金魚すくいがあるわよ!」 みくる「は、はぁーい」 キョン「(浴衣の柄は変化するのか)」 長門「……」ジー キョン「なんだ、買ってやるよ」 キョン「これだな」ヒョイ 店の人「800円ね」 キョン「はい。……ほらよ、長門」 長門「……感謝する」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:49:56.46 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「はい」 キョン「一つくらいなら食べてもいいのか?」 ハルヒ「……そうよ。でもよくわかったわね」 キョン「お盆に里帰りして、先祖の英霊にでも憑かれて少し先のことが分かるのかもな」 ハルヒ「なによあんた。霊能力者なの?」 キョン「自覚したことはない」 ハルヒ「……ふぅん」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:53:32.93 ID:+lNAz8Xb0 パチパチパチ ハルヒ「綺麗ねぇ、誰が一番長く持たせられるか勝負よ!」 キョン「なんでもすぐ勝負したがるな」 キョン「(そろそろ……)」チラ 古泉「……」コク 古泉「このまま終わらせるのも忍びないですねぇ」 古泉「ここはくじ引きで花火でも買いに行きませんか?」スッ ハルヒ「さすが古泉君!準備がいいわね!私これ!」 みくる「わたしはこれですぅ」 長門「これを」 キョン「じゃぁ俺はこれだな」 古泉「では僕はこれを」 古泉「先が青いほうが当たりです。恨みっこなしですよ」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 03:58:53.64 ID:+lNAz8Xb0 ○みくる、古泉、長門 ●キョン、ハルヒ ハルヒ「よりによってなんでキョンなのよ……納得いかないわ!」 キョン「敗者に文句をいう権利はないさ。ほら、行くぞ」 ハルヒ「団長のあたしを差し置いて主導権を握るなんていい度胸ね……!」 長門「大成功」 古泉「案外気づきませんでしたね」 みくる「ちょっと気が引けますね」 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:02:16.43 ID:+lNAz8Xb0 (キョン「すべてのくじにしるしをつけて、手に取った時点でしるしを引きちぎってください」) 古泉「彼にしては努力賞、というところですね」 長門「古典的な方法は案外気づかれにくい」 みくる「うまく行ってくださいね、キョン君」 古泉「何言ってるんですか、朝比奈さん」 みくる「ふぇ?」 古泉「追いましょう」 みくる「ふぇぇ!?」 長門「彼から尾行するなとは言われていない」 みくる「だ、ダメですよぉ、そんなの!」 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:06:47.09 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「ほら、さっさと来なさいよ!」スタスタ キョン「なぁ、ハルヒ」 キョン「俺と付き合わないか?」 ハルヒ「……はぁ?」 みくる「きゃぁ!言っちゃいましたよキョン君!」バンバン 長門「静かにしてて(この駄乳)」 古泉「ばれたら世界崩壊ですよ(カマトトぶってんじゃねぇよ)」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:08:57.54 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「あたしが?あんたと?じょ、冗談じゃないわよ!」カァァ キョン「そうだ。俺とお前がだ」 古泉「(照れてますねぇ)」 長門「(涼宮ハルヒの心拍数上昇を確認)」 ハルヒ「何で急に、そんなこと言うのよ」 キョン「お前が言ったじゃないか」 キョン「失った時間は取り返せない」 キョン「一生に1度の高1の夏休みを満喫するって」 キョン「俺、一晩考えたんだがな……」 キョン「俺も満喫したいって思ったんだ……お前と一緒に」 ハルヒ「ッッッ!??」キュゥゥゥゥン 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:12:58.29 ID:+lNAz8Xb0 古泉「(彼もなかなか、うまいこと言いますね)」モグモグ みくる「(いいなぁ、青春だなぁ)」ポー 長門「(涼宮ハルヒの脳内分泌物が不安定。精神が安定していない)」 キョン「いや……か。そうだよな。すまん。なんでもない」 キョン「忘れてくれて……いいから」シュン ハルヒ「!」 ハルヒ「……わよ」 キョン「ん?なんだって?」 ハルヒ「いいって言ってんのよ、バカキョン!」 古泉「(彼も随分、卑劣な手を使いますねぇ)」 長門「(……外道。だが、効果は抜群だー(棒読み))」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:16:45.81 ID:+lNAz8Xb0 キョン「ありがとな、ハルヒ」 ハルヒ「わ、私が付き合ってあげるんだから、しっかりエスコートしなさいよね!?」 キョン「……努力するよ」 キョン「おっと、もうこんな時間か」 キョン「古泉達、いいかげん待ちくたびれてるな。さっさと戻るぞ」 ハルヒ「…………ょ」 キョン「?」 ハルヒ「手くらい……つなぎなさいよ」カァァ キョン「!?(なにこのハルヒ、可愛い!?)」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:21:33.02 ID:+lNAz8Xb0 キョン「そ、その、いい、のか?」 ハルヒ「……」コクン ギュゥ キョン「ハルヒの手はちっちゃいな」 ハルヒ「あんたの手がでかいのよ、バカキョン」 キョン「そうかい」 ハルヒ「……そうよ」 古泉「さて、急いで戻りましょうか」 長門「競争」ダッ 古泉「いいでしょう」ダッ みくる「ま、待ってくださーい!」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:25:03.40 ID:+lNAz8Xb0 キョン「すまん。遅くなった」 古泉「いえいえ、雑談していたのでそれほど長くは感じませんでしたよ」 長門「……そう」 みくる「そ、そうでしゅ!」ゼー、ゼー キョン「?じゃぁ、さっさとやって帰ろうか」 ジポッ シュパー 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:29:04.09 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「じゃぁ、今日は解散……」 みくる「また明日ぁ(涼宮さんさっきから上の空で可愛いなぁ)」 古泉「では(うまくやってくれましたね)」 長門「……また」 キョン「さて、俺たちも帰るか」 ハルヒ「そ、そうね。でも……もう夜も遅いし、私鉄じゃぁ電車ないわね」 キョン「……乗っけてってやるよ。30分もあればつくだろ」 ハルヒ「い、いいわよ。お母さん呼ぶから」 キョン「エスコートしろって言ったろ。乗ってけ」 ハルヒ「……///」コクン 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:33:54.73 ID:+lNAz8Xb0 シャー ハルヒ「お尻、痛い」 キョン「じゃあ次までにクッションでも用意しとくよ」 ハルヒ「……うん」 キョン「(ハルヒってこんなに可愛かったっけ?)」 キョン「まさか、OKしてもらえるとはな」 ハルヒ「あんた、私の中学の時の噂知ってるでしょ?」 キョン「誰にでもOKする、だっけ?」 ハルヒ「ホントはね……アレ別に誰でもよかったのよ」 キョン「そうだろうな」 ハルヒ「そうじゃなくて!……なにしていいか分からなかったの」 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:38:08.36 ID:+lNAz8Xb0 キョン「……?」 ハルヒ「昔から不思議なものを探してたわ」 ハルヒ「でも、中学生が出来ることなんか限られてるじゃない」 ハルヒ「だから、身近なところから探してみようと思って」 キョン「……いろんな奴と関わってみようと思ったわけか」 ハルヒ「うん。でも、来るやつ来るやつ皆普通だったのよ」 キョン「じゃぁ、俺は?俺も普通のやつだろうが」 ハルヒ「……鈍感」 キョン「なんか言ったか?」 ハルヒ「なんでもないわよ、バカキョン……」 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:40:34.01 ID:+lNAz8Xb0 キョン「ここか」 ハルヒ「うん。……送ってくれてありがと」 キョン「なぁに、自分の彼女を一人ぼっちにするのに気が引けたのさ」 ハルヒ「そう……またね?キョン」 キョン「おう、また明日な、ハルヒ」 シャー ハルヒ「……バイバイ、キョン」 バタン 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:42:52.30 ID:+lNAz8Xb0 キキーッ キョン「あっぶねーだろ、おい」 古泉「すいませんねぇ、少し急いでいるもので」 キョン「古泉……」 古泉「自転車は新川さんにお願いします」 新川「お任せを」 古泉「では、後部座席にどうぞ」 キョン「で、何の用だ?」 古泉「どうやらうまくいったようですね」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:44:42.26 ID:+lNAz8Xb0 書きため放出ではありますが、続きを書きながらですので更新は遅いままです。 眠い方は寝て下さい。ちなみに6時ごろらエロシーンに入ります。 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:48:08.72 ID:+lNAz8Xb0 キョン「こっちの都合でついた嘘だがら、気が引けるが」 古泉「ふふっ、でしょうねぇ」 キョン「……何がおかしい」 古泉「いえいえ、あなたは少し自分の立場を理解していないなぁと」 古泉「僕たちは世界存続のために日夜戦っています」 古泉「万が一、この嘘がばれて世界が崩壊するようなことがあってはならないんです」 キョン「俺をどうするつもりだ、殺すのか」 古泉「そんなことをしたら、世界が作りかえられてしまいますよ」 古泉「あなたには、涼宮さんを好きになってもらいます」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:49:35.32 ID:+lNAz8Xb0 キョン「……そんなことか」 古泉「今のあなたには不要でしょうが、一応念のために」 キョン「そんなことでこんな夜中に機関が動くのか」 古泉「言ったでしょう。僕たちの目的は涼宮さんのご機嫌取りだと」 古泉「帰宅時間が遅いせいであなたのご両親を怒らせて外出不可などということになれば」 古泉「涼宮さんの機嫌を損ねるどころか、このループからの脱出も不可能になるのですよ」 キョン「……なるほど」 古泉「着いたようですね」 キョン「……じゃぁな古泉」 古泉「ええ、ではまた」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:56:13.10 ID:+lNAz8Xb0 ピリリリリ ピリリリリ ピリリリピッ ハルヒ「あ、キョン?今日は昆虫採集よ!」 キョン『窓の外を見ろ』 ハルヒ「?……あ」 キョン「行くぞ!ハルヒ!」 ハルヒ「……もう、バカキョンは」ピ 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 04:59:48.43 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「随分早く着いたわね」 キョン「グーグル先生でハルヒの家から駅前までの最短ルートを検索したんだ」 ハルヒ「あんたそういうところ、豆よね」 キョン「ほっとけ」 長門「……おはよう」 古泉「おはようございます。おや、今日はずいぶんと早いんですね」 キョン「まぁな」 みくる「遅くなりましたぁ!」 ハルヒ「いいのよみくるちゃん。別に遅れてないんだし」 キョン「(俺のときは責め立てたくせになぁ)」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:01:57.35 ID:+lNAz8Xb0 キョン「(ハルヒは13匹だったはず。今回もそうなら……)」 ハルヒ「結果はっぴょー!あたし13匹!」 みくる「私は1匹ですぅ」 古泉「ぼくは8匹です」 長門「……5匹」 ハルヒ「じゃぁやっぱりあたしが団ちょ」 キョン「まて、俺は14匹だぞ!」 ハルヒ「嘘でしょ!?あたしが!?平の団員に劣ってるっていうの!?」 キョン「その前にお前の彼氏だろうが……」 ハルヒ「!?う、うっさい!」/// 古泉「おや、もう日が暮れるというのに、随分と暑いですねぇ」 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:04:50.49 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「いらっしゃいませー」 長門「148円が1点、98円が1点、1280円の2割引きが1点……」バババッ キョン「(バイトは同じじゃないのか……)」 古泉「いらっしゃいませ」 キョン「古泉のところだけえらい行列だな……」 キョン「あ、こちらのレジどうぞ!」 みくる「暑いですよぉー、なんで私だけこれなんですかぁ!」 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:07:06.59 ID:+lNAz8Xb0 ドーン! ハルヒ「たーまやー!」 キョン「花火大会もいいもんだな」 古泉「河川敷で見るのなんて、初めてですよ」 ハルヒ「へぇ、意外ね。古泉君ならだれか女の子でもさそって行ってそうなものだけど」 古泉「浮いた話なんてありませんよ」 ハルヒ「女子がほっとかないでしょ?」 古泉「毎年誘われてはいたのですが……毎年この時期は親せきの家の手伝いに出ていまして」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:09:53.24 ID:+lNAz8Xb0 キョン「あ、そうだ。ハルヒ、飲み物買いに行こうぜ」 ハルヒ「はぁ?1人で行きなさいよ」 キョン「いいから行くぞ」グイ ハルヒ「ちょ、ちょっと!」 古泉「いっちゃいましたねぇ」 長門「どうする?」 みくる「待たなくていいんですか?」 古泉「彼は戻ってきませんよ……」 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:11:19.20 ID:+lNAz8Xb0 キョン「あ、国木田か?」 国木田『うん。そろそろ着く?』 キョン「あぁ、悪いなこんなこと頼んで」 国木田『小学校以来の親友の頼みだからね。無碍に断れないさ』 キョン「恩に着る。……お、いたいた」 国木田「やぁ、キョン。と、涼宮さん?」 国木田「……そっか。おめでとうキョン」 キョン「いや、すまんな、場所とりなんか頼んで」 国木田「2人のお祝いだと思えば安いもんだよ」 国木田「邪魔者はかえるね。お幸せに」 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:14:10.10 ID:+lNAz8Xb0 一応本筋だけ書く。エロシーンはその後の反応を見ます。 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:16:34.70 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「……飲み物買いに来たんじゃないの?」 キョン「まぁ、いいから見てみろよ」 ハルヒ「なにを――」 ドーン!ヒュルルル……ドーン!! ハルヒ「すごい……。こんなに近くで」 キョン「国木田に聞いて、場所とりしてもらってたんだよ」 ハルヒ「……ありがとね、キョン」 キョン「なぁに、俺が単に見たかっただけさ。……お前と二人で」 ハルヒ「……キョン」 ドーン チュ ヒュルル……ドーン! 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:20:08.73 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「とりあえず……予定は消化し終わったわね」 キョン「そうだな……(今度こそ……)」 ハルヒ「これほど充実した夏休みは今までなかったわね」 キョン「そうだな(よし!)」 ハルヒ「でもなんか忘れてるような……」 キョン「気のせいだろそんなもん」 ハルヒ「……そうかもね。じゃぁ、今日はこれで解散」 ハルヒ「明日は休みにしちゃっていいわ」 キョン「……やっと、終わる」 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:24:46.29 ID:+lNAz8Xb0 キョン「と思ったら宿題……やってなかった」 キョン「(とても1日で終わらない……)」 キョン「!!そうだ!」 ピリリ ピリリ ハルヒ「ふぁい……」 キョン「ハルヒ!宿題教えてくれ!」 ハルヒ「……なに、あんたやってなかったの?」 キョン「このところごたごたしてたからな!すっかり忘れてた!」 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:28:02.98 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「じゃぁ、みんなでやりましょうか……」 キョン「いや、二人きりでやろう」 ハルヒ「……エロキョン///」 キョン「え、いや、他意はないぞ!?」 ハルヒ「どっちにしろ女の子を部屋に連れ込む時点でエロキョンよ!」 キョン「すまん……じゃぁ、やっぱりみんなで」 ハルヒ「……迎えに来なさいよ」 キョン「は?」 ハルヒ「……二人っきりでやるわよ」 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:31:46.68 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「で、この曲線はサイクロイドだからπのところで対称でしょ」 キョン「(どうしてこうなったどうしてこうなったどうしてこうなった!)」 ハルヒ「だから面積の公式の範囲を0からπまでにして2倍すれば」 キョン「(今ありのままに怒ってることを話すぜ、なにをいってるかぐいいじょklp)」 ハルヒ「……キョン、聞いてる?」 キョン「ん?ああ、聞いてる聞いてる!」 ハルヒ「じゃぁ書きなさいよ」 キョン「お、おう。その前に水飲んできていいか?」 ハルヒ「いいけど、早く帰ってきなさいよ?」 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:36:11.02 ID:+lNAz8Xb0 キョン「どうした俺、落ち着けよ」 キョン「別にそんなことするわけじゃないんだ、勉強しているだけだろ?」 キョン「なにもしないなにもしないなにもしない!」 キョン「……よし」 ハルヒ「(キョンの部屋……意外と綺麗)」 ハルヒ「(……キョンの枕)」 ハルヒ「(キョンの匂いがする……)」スー 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:39:24.03 ID:+lNAz8Xb0 キョン「ただいま」ガチャ ハルヒ「!!?」 キョン「……なにしてんだ?」 キョン「(俺の枕に顔埋めて……?)」 ハルヒ「な、何もしてないわよ、バカキョン」 キョン「いや、今俺の枕に」 ハルヒ「早く書きなさいよ!」 キョン「お、おう……」 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:41:38.87 ID:+lNAz8Xb0 キョン「で、ここがこうなってこうなって……こうか」 キョン「……なぁ、ハルヒこれであって……」 ハルヒ「スー……スー……」 キョン「寝ちまったか……俺の気なんか知らないでよ」 キョン「(とりあえず、ベッドにでも寝かせるか)」 キョン「よいしょ」 キョン「ふぁ……」 キョン「俺も少し寝るか……」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:45:15.28 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「……んぅ?」 キョン「……グー」 ハルヒ「!!?」 ハルヒ「(私、いつの間に寝て!?)」 ハルヒ「(まさか事後!?……ではないわね。服着てるし)」 ハルヒ「(……別に残念じゃないわよ)」 キョン「んー」ガバッ ハルヒ「ひょん!?」 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:49:21.80 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「(ね、寝ぼけながら抱きついてきた!?)」 ハルヒ「(だ、だめよキョン!まだ心の準備が!)」 ハルヒ「ぁ、ぁぅ……(濡れてきた……)」 ハルヒ「(どうしよう……)」 キョン「ん……」 ハルヒ「……んっ……ん」 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:52:34.57 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「キョン……キョン……」 ハルヒ「(起きないでよ……キョン)」 ハルヒ「あっ……んっんぅ!」 ハルヒ「はぁ……はぁ……」クテー キョン「……終わった?」 ハルヒ「うん……うん!?」 キョン「見てない、見てないよ、俺」(*∩ω∩) 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:55:49.88 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「え、えろきょん!」 キョン「お前がそれを言うか……」ガバッ…… ハルヒ「いつから聞いてたのよ!」 キョン「俺の名前が聞こえたあたり……かな」 ハルヒ「〜〜〜〜っ!///」 キョン「……なんかすまん」 ハルヒ「私こそ……ごめん。人の家で自慰しちゃうとは思わなかった……」 ハルヒ「こんな女……いやでしょ?」 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 05:58:14.53 ID:+lNAz8Xb0 キョン「……人のことは言えねぇな」 ハルヒ「……それって」 キョン「夢の中にハルヒが出てきた……全裸で」 ハルヒ「!?///」 ハルヒ「エロキョン!」 キョン「……引いたか?」 ハルヒ「……人のこと言えないわよ」ボソ 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:02:07.96 ID:+lNAz8Xb0 キョン「……ハルヒ」 ハルヒ「わぷっ!」ポスッ キョン「……夏の終わりのアバンチュールってダメか?」 ハルヒ「……ダメじゃない」 キョン「ありがとう……」 チュッ ハルヒ「……もっとしてよ」 キョン「言われなくたって」 チュッ、チュッ 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:05:30.76 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「はむ、ん……ちゅ……んっ!?」 ハルヒ「(胸!?)」 キョン「ぷは……ハルヒ、胸でかいな……」 ハルヒ「恥ずかしいから口に出すな!」 キョン「……見ていいか?」 ハルヒ「……勝手にしろ///」 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:07:34.93 ID:+lNAz8Xb0 キョン「失礼しまーす……ゴソゴソ」 ハルヒ「ちょ!?」 キョン「……大迫力だな」 ハルヒ「うっさい!!」 キョン「チュゥ……」 ハルヒ「っ!!?」ビクン! キョン「……乳首、弱いのか」 ハルヒ「〜〜〜言わなくていい!」 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:10:19.56 ID:+lNAz8Xb0 キョン「ちろちろ」 ハルヒ「んっ、くんっあ///」 キョン「気持ちいいのか?」 ハルヒ「そんなわけない!」 キョン「じゃやめるか……」 ハルヒ「……え」 キョン「気持ち良くないんじゃやってもしょうがないよな」 ハルヒ「……バカキョン」 ハルヒ「……気持ち……いいに……決まってるじゃない」 キョン「!!」 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:12:50.63 ID:+lNAz8Xb0 キョン「ハルヒ!」 ハルヒ「きゃっ!」 キョン「もう無理だ、我慢できない!」 ハルヒ「だ、え、ダメ、ダメだよキョン」 キョン「今すぐ入れるぞ!」 ハルヒ「ダメ!ダメだって!」 キョン「はっ、はっ!」ズルズル ハルヒ「(キョン、ダメ!)」 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:15:46.73 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「キョン!」ギュ キョン「おうふっ!?」 ハルヒ「お願い、落ち着いて!」 キョン「わ、わかったから、離せ!」 ハルヒ「ホントにわかった!?」 キョン「誓う、誓うから」 ハルヒ「信用できないよ……」ギュウ キョン「ちょ!?あ、出る!」 ピュル、ピュルル 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:18:02.80 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「……」 キョン「す、すまん……」 ハルヒ「……」ネトー キョン「……ハルヒさん?」 ハルヒ「……ジュル」 キョン「!?」 キョン「何してんの!?」 ハルヒ「飲んでみようかと思って……ケホ」 キョン「えづくなら飲むなよ……」 ハルヒ「苦いし、喉にかかるけど……美味しい」 キョン「!」 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:19:30.71 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「……あ」 キョン「あんまり見ないであげてください」 ハルヒ「またおっきくなった……」 キョン「見ないで……」 ハルヒ「…………んむ」 キョン「おぅ!?」 ハルヒ「んっ……じゅぶ……ぐぶっ」 キョン「ハルヒ!そ、それヤバいって!」 ハルヒ「れろれろ」 キョン「ダメだ、また出るって!」 ハルヒ「……いいよ」 キョン「!」 ハルヒ「飲んだげる……」 ゴビュ!ゴプ! 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:22:58.81 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「……んくっんくっ」 ハルヒ「けほ……すごい匂いね……これ」 キョン「……」 ハルヒ「……まだ元気ね……」 キョン「……見ちゃらめぇ……」 ハルヒ「ねぇ、キョン」 ハルヒ「私のも、舐めてよ……///」 キョン「!」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:24:36.10 ID:+lNAz8Xb0 キョン「いい……のか?」 ハルヒ「……こく///」 キョン「脱がすぞ……」 ハルヒ「早くしなさいよ……恥ずかしいんだから///」 ズルル キョン「……」 キョン「beautiful……」 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:26:10.22 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「変じゃない……?」 キョン「……綺麗だよ」チュプ ハルヒ「んっ……」 キョン「(潮の香りがする……)」 キョン「ジュルルルルル」 ハルヒ「っ!?」 ハルヒ「んあっ!あっ!」 キョン「これがクリトリス……(噛んでみるか……)」カリ ハルヒ「んあぁあああ!」プシャ 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:28:59.92 ID:+lNAz8Xb0 キョン「!?」 キョン「(あったかい……これが潮吹きか)」 キョン「(塩辛いな……)」 ハルヒ「はっ……はふ……」 キョン「ハルヒ……大丈夫か?」 ハルヒ「ちょ、と……やばかった……」 キョン「慣れてなくてな……すまん」 ハルヒ「んーん……」 ハルヒ「好きよ、キョン」 キョン「……俺もだよ、ハルヒ」 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:31:20.50 ID:+lNAz8Xb0 キョン「大丈夫……なのか?」 ハルヒ「うん……明日、あれの予定だし……」 キョン「すまんな、準備してなくて」 ハルヒ「ううん……私、キョンの赤ちゃんだったら……産みたいよ」 キョン「ありがとな、ハルヒ」 チュ キョン「痛かったら、言えよ?」 ハルヒ「うん」ギュッ 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:34:45.54 ID:+lNAz8Xb0 キョン「くっ(きっつ、なんだこれ!)」 ハルヒ「あぁああ、あっ(痛ぅっ……でも今、私……)」 ハルヒ「キョンと繋がってる」 キョン「……そうだな」 ハルヒ「やっと、一緒になれたね」 キョン「そうだな」 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:36:44.07 ID:+lNAz8Xb0 ハルヒ「動いても。いい、かも……」 キョン「すまん……」 ズッ ハルヒ「んはっ!(な、に、これ……)」 キョン「くっ!(締めすぎ、だよ、ハルヒ!)」 パチュン パチュン ハルヒ「いだい、けど、気持ぢいよぉ!」 キョン「俺もだ!ハルヒの膣内、気持ちいいぞ!」 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:39:30.75 ID:+lNAz8Xb0 パンッパンッパンッ! ハルヒ「だ、めぇ、おかしく、なるぅ!」 キョン「止まれ、ない!気持ち良すぎる!」 ハルヒ「キョン!キョン!行かないで!ここにいて!」 キョン「(そういや、女の子がイク時って死ぬほど怖いんだっけか……)」 キョン「ハルヒ、俺はここにいるぞ」 ハルヒ「キョンっ、好き、大好き!」 キョン「俺もだ!ハルヒ!一緒にイクぞ!」 ドプッ ビュルル ビュ! 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 06:40:36.92 ID:+lNAz8Xb0 ――――――― ――――― ――― ハルヒ「キョン!帰るわよ!」 キョン「へいへい」 古泉「ではお気をつけて」 みくる「また明日ぁ」フリフリ ハルヒ「さむ」ギュウ キョン「そうだなぁ、もう秋も半ばか」ギュ ハルヒ「ねぇ、キョン」 キョン「ん?」 ハルヒ「私のこと好き?」 キョン「――――好きだよ、ハルヒ」 完 124 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/08/09(日) 07:03:05.03 ID:+lNAz8Xb0 すいませんすいませんすいません;ω; やっぱり普通に終わっとけばよかった;ω; 好きなだけ嬲ってください;ω;