ハルヒ「ただのうんこをする人には興味ありません」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:02:26.88 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「手からうんこを出す人、未来うんこを出す人、宇宙うんこをする人がいたら」 ――えらい美人がそこにいた ハルヒ「私の所にきなさい!以上!!」 ブリッ そう言って涼宮ハルヒはうんこを漏らした 谷口「くせえぇえぇ!!!」 国木田「うわあああああ!!!!!!」 こうして俺達は出会っちまった ハルヒ「ふぅ、今日一番のうんこね」 …しみじみと思う ――偶然だと信じたい 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:06:13.10 ID:Ww4hGWbxO キョン「なあ」 ハルヒ「何よ」 キョン「初っ端のアレ、どこまでが本気だったんだ?」 ハルヒ「初っ端のアレって何よ」 キョン「いや、だから、手からうんこがどうのこうの…」 ハルヒ「あんた超うんこ者なワケ?」 キョン「(なんだそれは)いや、違うけど…」 ハルヒ「なら話しかけないで!」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:08:57.95 ID:Ww4hGWbxO 谷口「お前、涼宮を狙ってんのか?」 キョン「狙ってねーよ」 谷口「悪い事は言わん、やめとけ」 キョン「やめとけも何も……」 谷口「あいつの奇人っぷりは見ただろ」 国木田「自己紹介終わった直後にうんこ漏らしたよね」 谷口「あいつの弁当、見ろよ」 キョン「ん?」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:12:55.94 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「はむっ、はふはふっ、はむっ!」 キョン「oh……」 谷口「クレイジーだろ?あいつの主食はうんこなんだよ」 キョン「マジかよ……キ○ガイじゃねぇか」 谷口「あいつは並の変人じゃないんだ」 国木田「まだあるの?」 谷口「ああ、あいつのうんこ伝説はまだある」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:18:37.89 ID:Ww4hGWbxO 谷口「あいつは学校の校庭に、うんこでミステリーサークルを作ったんだよ」 国木田「さすがにひくわ」 谷口「さらに付き合った奴全員のうんこを食べたんだ」 キョン「顔はいいからな、モテるのはわかる」 谷口「とにかく、アイツは変人なんだよ」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:24:40.26 ID:Ww4hGWbxO ハルヒの行為はますますエスカレートした なんとハルヒは全ての部活動に仮入部した後、 部員全員のうんこを食べたのだ ハルヒ「私の求めるうんこは何処にあるのかしら…」 何処を探しても無い! ハルヒ「んー…」 ハルヒは何やら考えこんでいた 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:29:37.44 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「ないなら作ればいいのよ!」 ハルヒが急に叫んだ キョン「何をだ」 ハルヒ「部活よ!!」 何を言ってるんだコイツは キョン「とりあえず、今は授業中だから静かにしろ」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:33:45.04 ID:Ww4hGWbxO 放課後、俺はハルヒに無理矢理付き合わされる事となった ハルヒ「協力しなさい」 カツアゲされてる気分だ キョン「おいはなせ!いたいいたい!」 ハルヒに案内された場所、そこは―― ハルヒ「ここよ!」 文芸部室であった 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:39:29.29 ID:Ww4hGWbxO キョン「文芸部室じゃないか、勝手に使っていいのか?」 ハルヒ「そこの子が使っていいって」 そこにいたのは眼鏡をかけた子であった キョン「あの、名前は?」 長門「長門有希」 キョン「あー…長門さんとやら…」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:43:04.74 ID:Ww4hGWbxO キョン「この部室が何だか訳の分からん事になりそうなんだが…」 長門「いい」 キョン「いや多分、というか確実に迷惑を…」 長門「構わない」 長門「この部の部員は私だけだから」 キョン「(これはこれで少し変な女みたいだが…)」 よくみりゃそれなりに整った顔立ちをしてる 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:46:20.87 ID:Ww4hGWbxO キョン「その本、面白いか?」 長門「ユニーク」 キョン「そうか」 長門「貸す、読んで」 キョン「あ…ども……」 ガチャリ ハルヒ「お待たせ!一通りそれっぽいの揃えてきたわ!」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:49:05.15 ID:Ww4hGWbxO キョン「そんなもんどこから…」 ハルヒ「どっかからよ」 なんじゃそりゃ… ハルヒ「それよりっ!部活の名前決めたわよ!」 みなさん、発表しよう!! 涼宮ハルヒが作った同好会の名前、それは――! 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:52:25.97 ID:Ww4hGWbxO S=世界を O=大いににうんこまみれにする S=涼宮ハルヒの団 ハルヒ「略して…SOS団よ!!」 …ここ、笑うとこ? 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 10:56:48.36 ID:Ww4hGWbxO 谷口「驚天動地だ」 谷口「あの涼宮相手に会話を成立させるのみならず、同好会ときた!」 国木田「昔からキョンは変な女が好きだよね」 キョン「だから違うって!」 朝倉「すごいわキョン君、彼女 変われるかしら?」 キョン「いや変わるとかそれ以前に訳が分からないし…」 キョン「大体部員になるなんて一言も」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 11:08:55.41 ID:Ww4hGWbxO 谷口「何だよ…乗り気じゃないのか?」 キョン「どんな部なのかも知らないし!ったくハルヒにしろお前らにしろ…」 キョン「勝手に話を進めるなって!なぁにがSOS団だか…」 朝倉「……」 ―――キョンの家 キョン「ただいま」 妹「おかえりー」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 11:14:33.57 ID:Ww4hGWbxO 『乗り気じゃないのか?』 ったく…冗談きついぜ キョン「俺には俺の日常がある!」 ――翌日 妹「いってらっしゃーい」 キョン「うぃーす」 だがこの時点でもう既に 俺の日常は『超常』になっていたのだ―――― 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 11:19:35.84 ID:Ww4hGWbxO そういえばあの長門はハルヒについてどう思ってんだ? どうにも表情が希薄でよめん…… パラ キョン「ん?」 『午後七時。光陽駅前公園にて待つ』 ――おいおい 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 11:23:28.21 ID:Ww4hGWbxO 何の用だこいつ…というか この本渡されたの昨日だったよな…? 長門「話がある、学校では話せないから」 長門「あれが、私の家」 キョン「えっ」 おいおいおい…どういう事だ 何で俺がこいつの家に… 長門「心配しないでいい。誰もいないから」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 11:27:38.80 ID:Ww4hGWbxO 長門「入って」 キョン「ああ」 コトン 長門「飲んで」 キョン「いただきます」ゴクゴク キョン「で、話って?」 長門「単刀直入に言う」 長門「涼宮ハルヒと私は 普通の人間じゃない」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 11:35:53.44 ID:Ww4hGWbxO キョン「まぁ何となくわかるけどさ…」 長門「性格に普遍的な性質をもっていないという意味ではない」 長門「彼女と私は大多数の人間と同じとは言えない」 長門「この銀河を統括する「情報うんこ思念体」によって作られた」 長門「対有機生命体ウンタクト用ヒューマノイド・ウンコフェース」 長門「それが私」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 11:40:31.73 ID:Ww4hGWbxO 長門「私の仕事は涼宮ハルヒを観察すること」 長門「でも最近になって無視できないイレギュラー因子が現れた」 長門「それがあな…」 キョン「お茶、ありがとう、美味しかった」 長門「まだ話の途中」 キョン「面白かったよ、ハルヒに話してやれば喜ぶぜ」 ガチャリ 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 12:01:58.74 ID:Ww4hGWbxO キョン「嗚呼……」 なるほどな ハルヒと長門は人間ではなく、うんこ星人だったわけか こいつはびっくり予想外!! やっべーワクワクしてきた……なんてな 朝倉「…期待できそうにないわね」 ――付き合いきれん 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 12:06:48.72 ID:Ww4hGWbxO 翌日の放課後のことだ、なんとロッカーに手紙が入ってた! これもびっくり予想外で、なんと差出人は朝倉だった 朝倉ってのは俺のクラスの委員長で、中々に美人である ガラガラッ キョン「おっす」 朝倉「や、キョン君」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 12:11:18.89 ID:Ww4hGWbxO キョン「お おう朝倉…まだいたのか」 朝倉「……人間はよく言うじゃない」 キョン「?」 朝倉「やらないで後悔するよりもやって後悔した方がいい…って」 朝倉「これどう思う?」 キョン「何だ、政治の話か?」 朝倉「でも上の方にいる人たちは頭が固くて…長門さんとかも」 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 12:14:40.08 ID:Ww4hGWbxO 朝倉「ブツブツブツブツブツブツブツブツ……」 キョン「?」 ヒュオッ キョン「んなぁっ!?」 ガタンッ 朝倉「あなたを殺して、涼宮ハルヒのうんこを見る」 何だ、言ってる意味が分からない 俺を殺してハルヒのうんこがどうなるんだ!? キョン「誰かっ…助けてくれ!!」 朝倉「うん、それ無理☆」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 12:19:02.68 ID:Ww4hGWbxO 朝倉「この空間は私の情報統制下にある」 朝倉「脱出路は封鎖したわ!」 やばい、殺される! 少なくとも刺される!! ガッ キョン「うっ、うわああああ!!」 ブゥン 俺は朝倉に向かってイスをなげつけた――… が!! 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 12:25:19.84 ID:Ww4hGWbxO ファキィン!! キョン「い、イスが消えた!?」 キョン「(こいつ…宇宙人なのか?少なくとも人間じゃない!)」 キョン「まて朝倉!意味がわからない!涼宮がどうしたって……」 朝倉「いいわ 教えてあげる……」 朝倉「三年前!!情報総合思念体は異常な情報フレアを観測した」 朝倉「限定された情報しか扱えないはずの人類から…」 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 12:28:44.24 ID:Ww4hGWbxO 朝倉「その中心にいたのが涼宮ハルヒ!!」 朝倉「彼女は自分の都合のいいように環境情報を操作するうんこを出せる」 キョン「何だって!?」 朝倉「彼女がうんこをするたびに、世界には何らかの改変が……」 ドゴォ! キョン「な…長門!?」 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 12:32:38.04 ID:Ww4hGWbxO 長門「一つ一つのプログラムが甘い」 長門「だから私に気づかれる 侵入される」 朝倉「……」 長門「あなたは私のバックアップのはず、この人間から手を引くべき」 朝倉「嫌よ!」 ドシュン 長門「…なら仕方ない、情報結合を解除する」 ドガァン! 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 12:37:21.98 ID:Ww4hGWbxO …夢でもみているのか、俺は ズガガガガガ 朝倉「その人間は涼宮ハルヒに選ばれた!殺せば必ずうんこをする!」 キョン「あ、あは、あはははは」 ズガガガガガガガガガガガガガガ キョン「あはははははははははは!!!!!!!!!」 長門「聞いて。あなたは涼宮ハルヒにとっての鍵」 長門「私には貴方を守る義務がある」 ズガガガガガガガガガガガ 朝倉「キョンくん」 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 12:41:12.52 ID:Ww4hGWbxO 朝倉「貴方には期待してた、でもそのペースじゃ遅すぎるの」 朝倉「死になさい」 ファッキィン 朝倉「!?」 長門「貴方はとても優秀、でももう終わり」 サラサラ… 朝倉「あーあ…所詮はバックアップかぁ……」 朝倉「涼宮さんとお幸せに…ね……」 サラァ… キョン「消えた……?」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 13:15:16.88 ID:Ww4hGWbxO ――翌日 SOS団部室にて ?「きゃ〜〜〜!!」 ドタンバスン キョン「今度は何だ…!?」 バン ハルヒ「やあ ごめんごめん遅れちゃった!」 ?「ここどこですかぁ?なんでわたし…」 ハルヒ「紹介するわっ、朝比奈みくるちゃんよっ!」 キョン「しかしまた何でこの…朝比奈さんを?」 ハルヒ「萌え…って結構大事な事だと思うのよね」 ハルヒ「し・か・も」 ズルッ みくる「わひゃああああっ!?」 ズボッ!!!! 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 13:19:29.71 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「そりゃあ―――!!」 ブチチッ ブバッ みくる「いやあああああ!!!!」 ブリブリブリブリブリブリブリ ハルヒ「こんなにうんこを放出するのよ!多分未来の下剤を飲んでるんだわ!」 キョン「クレイジーだなぁ、おい」 ハルヒ「さて、そろそろ本題にはいるわ」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 13:24:34.67 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「それではSOS団最初のミッションを…発表します!」 カキカキ ハルヒ「消えた朝倉涼子を終え!!」 ドン キョン「何でまた」 ハルヒ「謎だからよ、宇宙人に違いないわ」 ハルヒ「事件の解決にはみくるちゃんが必要なのよ!」 キョン「人数的な意味でか」 ハルヒ「さてみくるちゃん、入部するわよね?」 みくる「にゅ、入部します……」 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 13:31:54.57 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「部員はあと一人必要ね」 ハルヒ「なんかいい人いないかしら…」 長門「今日転校生が来たとの噂がある」 ハルヒ「有希、それホント?」 長門「本当」 ハルヒ「ならつれてくるしかないわね!」ドヒュン そう言ってハルヒは消えていった キョン「あのー、朝比奈さん……」 みくる「は、はいぃ…?」 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 13:42:27.89 ID:Ww4hGWbxO キョン「いいんですか?こんな変な部活に入って」 みくる「いいんです…これがこの時間平面上の必然ですから」 キョン「?」 バン! ハルヒ「へいお待ち!謎の転校生が入荷したわよっ!」 ハルヒ「ほらっ、自己紹介!!」 古泉「どうも、古泉一樹です…よろしく」 キョン「おいハルヒ、まさかお前また…」 ハルヒ「ニヤリ」 ズルッ 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 13:46:45.68 ID:Ww4hGWbxO ズンッ 古泉「ふんもっふうぅぅぅぅぅぅぅうう!?」 ハルヒ「ボディ!!!!!!」 ドゴンッ 古泉「おぎゃあああああああ!」 ブリイィィィィイイイイイイ ハルヒ「とどめよ!」 ドスッ 古泉「うんこみないでえぇぇえぇえええ!!!!!」 ブリブリブバッ ハルヒ「すごいわ…なんて量なの!?」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 13:51:30.09 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「古泉くん、アナタすごいわ!天才よ!!」 古泉「お、お褒めにあずかり光栄です………」 なんてこった 部室がうんこまみれじゃないか ハルヒ「さっそく明日朝倉涼子を探すわよ!じゃあ今日は解散!」 ガチャ キョン「クレイジーすぎるぜ、ハルヒよ……」 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 15:09:12.69 ID:Ww4hGWbxO ――翌日 ハルヒ「じゃあそこらへんにいるかもしんないから、探してて!」 朝倉がそこら辺にいるものか キョン「とりあえず朝比奈さん、そこら辺ブラブラしましょうか」 みくる「はい…あの……」 キョン「? どうしました?」 みくる「実はキョン君に話が……」 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 15:16:39.96 ID:Ww4hGWbxO キョン「な、何でしょう…?」 宇宙うんこが何だじゃなくて 「これくらい」が俺の考えてた高校生活 相手がここまで美少女なのは嬉しい誤算だが ビバ!普通の生活!! みくる「私はこの時代の人間ではありません、未来から来ました」 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 15:20:29.25 ID:Ww4hGWbxO みくる「ごめんなさい、急にこんな…」 キョン「朝比奈さん」 キョン「全部 保留でいいですか?」 キョン「信じる信じないは全部置いといて」 みくる「…はい。それじゃ!」 なるほどなあ――…… 長門が宇宙人 朝比奈さんが未来人って事ですか 古泉「失礼します」 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 15:28:43.13 ID:Ww4hGWbxO キョン「古泉か」 古泉「ちょっとそこら辺歩きませんか?」 キョン「……なぁ」 古泉「何です?」 キョン「お前も何か俺に言いたい事があるんだろ?」 古泉「……」 キョン「『実は超能力者でして』とか」 古泉「いったい…どういうつもりかわかりませんが…」 古泉「先に言わないでほしいですね」 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 15:39:46.79 ID:Ww4hGWbxO キョン「マジかよ…」 は、はは…… 古泉「…えっ!?」 ダッ あははははははははははははははは!!!! キョン「全部でたらめだ!」 古泉「おちついてください!そっちは崖です!」 俺は落下した 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 16:18:48.92 ID:Ww4hGWbxO 古泉「ちょうどいいので、僕の超能力を見せてあげましょう」 崖からおちたハズなのに、俺がいたのは灰色の空間であった キョン「ここは…?」 古泉「涼宮さんの精神世界――とでも言っときましょうか」 古泉「もっとも僕達は、うんこ的閉鎖空間とよんでいますがね」 キョン「ワケがわからん…」 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 20:39:09.01 ID:Ww4hGWbxO 古泉「このうんこ的うんこ空間でしか、僕は能力を使えません」 キョン「へぇ」 ドシーンドシーン キョン「なっ、何だアレは!?」 古泉「うんこ人です、あれを倒すのが僕の役目です」 そういった直後であった、古泉はなんと――… 古泉「ふんもっふ!!!!!!!!!」 うんこになったのだ! 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 20:42:29.71 ID:Ww4hGWbxO 古泉「うんこ人にうんこを投げつけて、倒します」 ビターンビターン うんこがうんこを投げている こっけいな光景である うんこ人『うんこおぉぉぉおおぉ…………』 パラパラ… うんこ人は消滅した 古泉「苦戦しましたよ」 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 20:46:16.58 ID:Ww4hGWbxO するとどうだ、灰色だった世界が――… キョン「元の世界に戻った……?」 古泉「うんこ人を倒すと、閉鎖空間は消えます」 キョン「そうなのか」 古泉「どうです?貴方も機関に入ってみては…」 古泉「機関に入れば、世界の半分は貴方の物です」ニコリ キョン「………」 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 20:49:13.32 ID:Ww4hGWbxO キョン「嫌だね」 古泉「なっ!?」 キョン「そんな邪悪な誘いには、勧誘禁止だぜ!!」 バビンッ←光った音 古泉「ならば…貴方は世界の敵です!」 キョン「いやだね!!!!!!!!!!!!!!」 ダッ 古泉「おえーーーーーーーー」 158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 20:51:59.66 ID:Ww4hGWbxO 俺はそのまま帰宅した あと古泉は俺が家に帰った事を知らずに餓死したらしい キョン「さぁーて寝るか」 俺は眠りについた… 159 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 20:56:29.09 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「…きて、おきて、キョン!!」 キョン「んあ…」 またハルヒか…起こさないでくれよ…… ん?ハルヒ?ハルヒが何故俺の家に…? キョン「なっ、何だここは!!」 俺とハルヒは、何故か学校のトイレにいたのだ――! ハルヒ「キョン…私家で寝てたハズなのに……」 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[くらいまっくすだよ] 投稿日:2009/06/27(土) 21:01:03.81 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「キョン、何なのここ?」 俺が知りたい と、その時だ!! ドシーンドシーンドシーン キョン「あっ、アレはうんこ人!!」 ハルヒ「うんこ人!?何それこわい」 俺達はトイレからでて、校庭に向かった 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 21:05:46.60 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「何アレ?!スゴイわ!!」 ハルヒ「私、ここに住みたい!」 キョン「くそっ、とにかく逃げるぞ!」 ダダダ ハルヒ「逃げる?なんで!?私はここにいたい!」 キョン「ハルヒ、俺は今の日常に満足している!」 キョン「ハルヒや長門や朝比奈さんがいる日常…」 キョン「そこに消えちまった朝倉と古泉をいれてもいい!!」 162 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[レスなさすぎマロタ] 投稿日:2009/06/27(土) 21:10:21.22 ID:Ww4hGWbxO ハルヒ「はあ?何言ってるの!?」 キョン「ハルヒ、実は俺、下痢便萌えなんだ」 クルッ ハルヒ「えっ…?」 キョン「今、下痢…でそうか?」 ハルヒ「うん……」 ブバッ ブバッ ブバンブバンブバンブバンブバン!! 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 21:13:42.89 ID:Ww4hGWbxO キョン「究極うんこ(アルティメット・ゲリベン)の誕生だ…」 パクパク ハルヒ「…おいしい?」 キョン「ああ、美味いよ。美味いよ……」 サラサラサラァ……… キョン「ハルヒ、俺はお前が――」 164 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[感動のラストシーンきます] 投稿日:2009/06/27(土) 21:18:08.83 ID:Ww4hGWbxO キョン「はっ!夢か……」 キョン「げっ、こんな時間…遅刻する!」ダダッ 妹「いってらっしゃーい」 ――またいつも通りの日常が始まる 朝がきたら学校に行き、夜がきたら眠る そんな日常じゃあない キョン「おぃーす、間に合った!」 大切な、日常 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 21:20:39.08 ID:Ww4hGWbxO キョン「よぉハルヒ」 ハルヒ「…おはよ」 ハルヒは下痢便を飲んでいた キョン「なぁ」 ハルヒ「何よ」 キョン「……何でもない」 166 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 21:24:10.25 ID:Ww4hGWbxO ――世界は平和なのだろうか? 少なくとも、少なくともだ みくる「お茶入りましたよ〜」 少なくとも、俺達の世界は平和だ 長門「…」 例え、明日が平和でなくとも ハルヒ「みくるちゃん、うんこしなさいっ!」 今、確かに平和な世界は存在する 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 21:28:13.67 ID:Ww4hGWbxO ――『あの人』は みくる「ふえぇ〜」 悲痛の人になったんだ ――あの人は ハルヒ「おりゃあ〜!!」 星になって、側にいるんだ 長門「…」 あの人は みくる「ひゃああん!!!」 あの人は ハルヒ「あははっ!」 神の子になったんだ 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 21:31:46.70 ID:Ww4hGWbxO つらい時『あの人』が側にいないなんて考えちゃいけない 長門「ユニーク」 あの人が死んだぐらいでいなくなるなんて考えちゃいけない みくる「あははっ」 ――刮目しろ 171 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/27(土) 21:35:50.87 ID:Ww4hGWbxO ――己が進むべき道は、うんこしたら見えるハズだ 勇気を歪曲するな 考えろ うんこするんだ そして、頭を冷やせ 未来は必ず、うんこをしたら見えるハズだ 勇気を見放すな!勇気を手放すな!! ――勇気の翼一つで、何処へでもとんでいけるさ 〜Fin〜