古泉「もう疲れたんですよ」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/11(木) 22:43:12.40 ID:6Gel8Od+0 いつもの平日。 いつもと同じ道を通り、同じような授業、同じようなやり取り。 今日も何事もなく平和な1日が終わると、思っていた。 団長さんはPCに張り付き、宇宙人は静かに本を読み、 キュートでおっちょこちょいな未来人さんはかわいらしい寝顔をこちらにむけていた。 しかし、 毎日同じような笑顔の奴は、何やら真剣な表情だった。 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/11(木) 22:47:20.19 ID:6Gel8Od+0 キョン「どうした。」 古泉「・・・」 シカトか。 ・・・いや、聞こえてなかったのだろう。 奴はいつもならちゃんと相槌を打つはずだ。 キョン「もうとっくにチェックメイトだぜ?」 古泉「・・・」 なんなんだ。 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/11(木) 22:52:18.36 ID:6Gel8Od+0 どうすりゃいいんだよ。 誰か俺をこの空気から解放してくれ。 なぁ?団長さんよ。 キョン「ハァ・・・」 古泉「・・・」 長門「」ペラ おい。宇宙人なら何とかしてくれ。頼むよ。 カレー奢ってやるから。 長門「」ペラ キョン「・・・」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/11(木) 23:00:19.77 ID:6Gel8Od+0 デカイ声だせばさすがに反応してくれるだろう。 少なくともこの中の誰かは。 キョン「古泉ー?どうかしたのか?」 声はデカかったはずだ。 古泉「・・・チッ」 ん?俺の聞き間違いか? 舌打・・・ハハハ、まさかな。 よりによってアイツが。歯に何か詰まってたに違いない。 ハルヒ「どうかした?キョン」 俺じゃなくて奴にだな・・・。 まったく。しっかりしてくれよ団長さん。 キョン「いや・・・別に・・・」 ハルヒ「ちょっと静かにしてもらえない?」 キョン「・・・」 俺もう帰っていいか? 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/11(木) 23:07:38.23 ID:6Gel8Od+0 このままじゃ埒が明かない。 奴の肩をさすろう。そしてそれでもだめなら家に帰ろう。 キョン「おい」 手をのばした瞬間、奴は口を開いた。 古泉「あーあー」 いつもとあきらかに様子が違う。 キョン「・・・」 古泉「僕って何の為に生きているんでしょうかぁ?」 なんだコイツ。 心なしか朝比奈さんを真似ているようで余計腹が立った。 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/11(木) 23:15:09.30 ID:6Gel8Od+0 キョン「落ち着け。どうしたんだ?」 古泉「毎日毎日毎日毎日さぁ」 キョン「おい。古泉」 古泉「誰の為でもなく働いて」 おい。ハルヒがいるんだぞ。 古泉「わがままに笑顔で答えて」 古泉「一人の精神が不安定になるだけで死と隣り合わせ」 長門「・・・」 長門よ、早くアイツを止めてくれ。 長門「・・・」 オイ。 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/11(木) 23:23:45.23 ID:6Gel8Od+0 古泉「誰からも褒められることもなく」 古泉「誰からも心配されることもなく」 古泉「誰からも愛されることもなく」 そういや、最近は閉鎖空間ができても何も言わずに送り出してたな・・・。 ハルヒ「え?どうしたの・・・?」 非常にまずい。 ハルヒ「ねえ、何か嫌なことでもあったの?」 おい。 それ以上話しかけるな・・・。 古泉「ありましたとも。しかもかなり前から」 古泉「そうですね・・・3年ちょっと前、ですかね」 長門「・・・」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/11(木) 23:29:28.59 ID:6Gel8Od+0 ハルヒ「悩み事なら団長の私に任せなさい!」 違う。そうじゃない・・・。 ハルヒ「副団長の悩みなら特別にタダできいてあげるわよ!」 駄目だハルヒ・・・これ以上しゃべったらアイツは・・・。 古泉「じゃ、遠慮なく」 みくる「ふぁ・・・アラ?いつの間に寝てたんでしょう?」 今日は最悪だ。 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/11(木) 23:38:12.75 ID:6Gel8Od+0 みくる「どうしたんですかぁ?古泉くぅん」 古泉「黙ってください」 みくる「ふぇ!?」 朝比奈さん・・・これ以上奴を怒らせないで・・・。 古泉「僕は超能力者です」 ハルヒ「へ?」 古泉「そして貴女のせいで危険な仕事をしています」 ハルヒ「え?」 古泉「怪我なんて日常茶飯事です。正直もう無理です」 ハルヒ「ごめん、何のことなの?」 古泉「貴女のことです」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/06/11(木) 23:45:19.35 ID:6Gel8Od+0 機関の奴らは何やってる? 早くアイツを止めないと。 長門も長門だ。何してる? 長門「・・・」 ハルヒ「何かヒドイこと言っちゃったかしら?だとしたら謝るわ」 古泉「そんな生ぬるいものじゃありませんよ」 ハルヒ「・・・」 古泉「もっと、酷いです。貴女はどれだけの人間、     いや、どれだけの生命体に迷惑をかけているかを知らない」 ハルヒ「どういう意味なの!?」 古泉「貴女は 神 なんですよ」 あーあ、言っちまった。 46 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 00:59:13.92 ID:0ijgTNln0 ハルヒ「神!?何を言っているの?」 古泉「まぁ僕にしてみれば疫病神以外の何物でもありませんけど」 ハルヒ「なんであたしが神なのよ!」 古泉「貴女は自分の思った通りに世界を変えられます」 ハルヒ「ねえ」 古泉「その気になれば世界征服だってできますよ」 ハルヒ「ねえってば」 古泉「しかし貴女は世界一の常識人だ。まぁ内面だけ、ですが」 ハルヒ「聞いてるの?」 古泉「だから世界は一応安定しています。一応」 ハルヒ「ねえ・・・」 古泉「貴女が悩んだり、落ち込んだりすると、閉鎖空間、というものが発生します」 ハルヒ「・・・」 古泉「そこには、化け物がいます。貴女のような凶暴で残虐な、ね」 48 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:03:56.78 ID:0ijgTNln0 古泉「そこで僕は闘わせられています。半ば強制的にね」 ハルヒ「そんなことが・・・」 古泉「あるんですよ」 ハルヒ「ありえない・・・ありえないわ!!」 ハルヒ「ねえキョン!」 キョン「・・・」 ハルヒ「有希!!」 長門「・・・」 ハルヒ「みくるちゃん!!」 みくる「」オロオロ ハルヒ「もう!みんななんなのよ!帰るわ!」 51 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:10:00.56 ID:0ijgTNln0 ハルヒ「ちゃんと戸締りしてよね!」 ガチャガチャ ハルヒ「なにこれ・・・開かない」 ハルヒ「ドアが・・・」ドンドン ハルヒ「もう、なんなのよ!」ガツン 古泉「話はちゃんと最後まで聞いてくださいよ」ニコッ ハルヒ「嫌よ。あんたはあたしの知ってる人じゃない」 古泉「僕は正真正銘、古泉一樹ですよ」 ハルヒ「嘘よ」 52 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:11:44.56 ID:0ijgTNln0 古泉「貴女の求めていた『不思議』ですよ。もっと喜んだらどうです?」 ハルヒ「違う・・・あたしは」 古泉「因みに長門さんは宇宙人で朝比奈さんは未来人ですよ」 ハルヒ「まさか・・・」 古泉「試しに長門さんを殴ったらどうです?気絶すらしませんよ?」 ハルヒ「やめて」 54 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:15:48.09 ID:0ijgTNln0 古泉「可愛げが無いですねぇ。ねえ?長門さん?」 長門「・・・」 古泉「やれやれ」 みくる「古泉くん・・・もうやめてくだしゃい」 古泉「嫌ですよ」 ハルヒ「何が目的なの?どうしてこんなこと」 古泉「どうして?決まってるじゃないですか」 古泉「もう疲れたんですよ。こんな生活。こんな人生」 55 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:22:41.81 ID:0ijgTNln0 夢か?夢だよな。 そうだろ?そうなんだろ? 夢から覚めればまたいつものように何もない平凡な日々がまってるんだろ!? 頼むから・・・。 もう・・・やめてくれよ・・・。 キョン「古泉」 古泉「さて、本題といきましょうか」 キョン「古泉ィ!!」 古泉「僕が今から何をするか」 キョン「オイ!!!」 まさか。 嘘だよな。 古泉「涼宮さんには亡くなっていただきます」 57 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:30:15.15 ID:0ijgTNln0 顔は笑っていたが、目は笑っていなかった。 キョン「冗談じゃない」 勘弁してくれ。クラスメイトだった朝倉でさえもショックが大きかったというのに。 SOS団であるこいつが・・・。 キョン「俺が目を覚ましてやる」ダッ 古泉「おや?貴方が1番先ですか?」 古泉「忘れましたか?僕は超能力者ですよ?」バァン みくる「危ない!!」ダッ バァァァン みくる「キョンくん・・・長門さんと・・・逃げて」 みくる「うぅ・・・」ガク 朝比奈さん・・・。 古泉「あらあら可哀想に」 キョン「てめえ・・・」 60 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:35:40.01 ID:0ijgTNln0 くそ、どうすりゃいいんだ。 キョン「長門!!」 長門「・・・」 古泉「なんだか知りませんがラッキーですね。彼女が一番厄介ですから」 くそ。何してるんだ長門。 古泉「では、あまりのんびりともできませんので」 ハルヒ「嫌!やめて!」 古泉「一瞬で済みますから」 ハルヒ「来ないで!」 俺はとっさにハルヒの方へ走った。 その時、 ガラッ 62 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:39:34.47 ID:0ijgTNln0 「そこまでにょろ!古泉一樹!!」 なぜかドアが開き、なぜかそこには 鶴屋さんが立っていた。 65 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:46:08.06 ID:0ijgTNln0 古泉「もう遅いですよ」バッ ハルヒ「いやっ!」 鶴屋「めがっさ!」バリーン さっきまでドアにいたのに、鶴屋さんはいつの間にか奴の攻撃を跳ね返していた。 奴に隙ができた。 鶴屋「りゃぁ!」ダッ 鶴屋「・・・・・・・ごめんにょろ」 ザクッ 一瞬、躊躇っていたように見えた。 68 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:52:28.46 ID:0ijgTNln0 古泉「まさか・・・僕が死ぬなんて・・・・」 古泉「うっ」ブシャァァァ 古泉「フフ、これで楽になれますよ・・・」バタッ 一瞬だけ、いつもの笑顔になった気がした。 70 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 01:56:47.17 ID:0ijgTNln0 ハルヒ「あぁ・・・」ガクガク 鶴屋「さぁ、早くここから逃げるにょろ!」 キョン「なんで・・・鶴屋さんが・・・?」 鶴屋「早く!!!」 圧倒され、とりあえず部室から出ることにした。 長門は・・・? 鶴屋「彼女にはもう少し残ってもらうっさ!」 長門「・・・」 朝比奈さんは・・・クソ。 鶴屋「みくるは大丈夫にょろ。だから早く!!」 キョン「・・・分かりました」 72 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 02:06:24.40 ID:0ijgTNln0 外に出ると、なんというかハリウッド映画に出てくるようなヘリコプターが 何機もあり、俺らはその中の一つに乗りこんだ。 鶴屋「間一髪だったにょろね」 ハルヒ「こ・・・いず・・・」ブルブル 鶴屋「この子もキョンくんも無事で何よりっさ!」 キョン「あの・・・説明して頂けますか?」 鶴屋「あーキョンくんはまだ知らなかったにょろね、このちゅるやさんの正体を!」 キョン「教えて下さい」 鶴屋「今はまだ秘密にょろ。時期が来たら教えるっさ」 キョン「はぁ・・・」 鶴屋「とりあえず今の状況を説明するっさ」 73 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 02:11:21.83 ID:0ijgTNln0 鶴屋「まず、直接的な原因は古泉一樹じゃないにょろ」 なんだって? ここまできてそんな事を信じろと? アイツはハルヒを殺しかけたんだぞ? 鶴屋「黒幕は・・・『機関』なのさ」 え? 74 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 02:16:44.01 ID:0ijgTNln0 鶴屋「『機関』の上層部は、情報統合思念体などの他と比べ    自分たちばかり苦労していると感じたにょろ」 鶴屋「超能力者達の不満も次第に大きくなり、『機関』はある計画を立てたのさ」 鶴屋「それがこの『神の抹殺』にょろ」 キョン「・・・」 鶴屋「この計画にほとんどの超能力者達は賛成したにょろ」 鶴屋「数名をのぞいて、ね」 まさか。 76 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 02:24:05.45 ID:0ijgTNln0 鶴屋「その数名の中の一人が、古泉一樹」 鶴屋「今まで文句一つこぼさなかった彼は初めて上層部に反発したのさ」 古泉・・・。 鶴屋「彼は必死に訴えた。でも、上層部は耳を傾けなかった」 鶴屋「計画は着実に進んでいった」 鶴屋「彼は考えた。そして一つの答えにたどり着いた」 鶴屋「『諦めたフリをしてキョンくんたち4人を助ける』ことさ」 キョン「・・・」 78 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 02:35:17.35 ID:0ijgTNln0 鶴屋「実行するのは彼という意見がでたっさ。 上層部は彼一人のせいにしようとしたにょろ」 鶴屋「結局『機関』はバレないよう後方支援、彼が手を下す、となったのさ」 キョン「・・・」 鶴屋「そして彼は、長門有希にこのことを教えた」 鶴屋「『機関』は念を押して部室に細工をしたっさ。でも、有希ちゃんが解除してくれたにょろ」 鶴屋「みくるも気絶しただけで、命に別状はないっさ」 キョン「古泉・・・」 80 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 02:40:01.83 ID:0ijgTNln0 鶴屋「もう『機関』は壊滅させたにょろ」 鶴屋「ハルヒちゃんはもう大丈夫っさ」 鶴屋「情報操作で記憶も消えてるよ」 キョン「そうですか・・・」 82 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 02:48:53.56 ID:0ijgTNln0 古泉・・・。 なんでおまえはいつも一人で背負いこむんだ? なんでいつも気を遣うんだ? なんで・・・ なんで俺らの為にそこまでできるんだ? 83 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 02:53:37.71 ID:0ijgTNln0 鶴屋「もうこの世界に超能力者はいないっさ」 キョン「あんたがとどめさしたんじゃねぇか」 鶴屋「・・・」 キョン「もっと他の方法があったんじゃないですか?」 鶴屋「・・・」 キョン「アイツは・・・アイツは・・・・・」 84 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 02:55:59.55 ID:0ijgTNln0 キョン「古泉・・・」 鶴屋「あっ、ハルヒちゃんが起きたみたいよ。今日はゆっくり休むっさ」 ハルヒ「うぅん・・・?」 キョン「帰るぞ」 ハルヒ「え?ちょっとどうしたのよ!」 キョン「いいから帰るぞ」 85 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 03:01:44.71 ID:0ijgTNln0 鶴屋「あ、そうだ。大事な事言ってなかったっさ」 キョン「いいですよ、もう」 鶴屋「元が人・・・」 キョン「おやすみなさい」 キョン「さ、帰るぞ」 ハルヒ「何よもう!」 鶴屋「・・・」 87 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 03:03:41.34 ID:0ijgTNln0 明日は休日か。 良かったというべきだろうか まあ、平日でも学校に行く気にはなれんが。 88 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 03:05:17.44 ID:0ijgTNln0 あっという間に月曜だ。 だが学校に行く気にならん。 89 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 03:08:29.84 ID:0ijgTNln0 寝ようとすると携帯電話が鳴った。 誰だ全く。 ハルヒ「キョン!早く来なさい!」 こいつは記憶が無いのか。 楽でいいな。 まぁ、消されたいとは思わんが。 90 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 03:11:28.85 ID:0ijgTNln0 キョン「今日は休む」 ハルヒ「何いってるのよ!今日は転校生がくるのよ!」 キョン「・・・」 ハルヒ「この時期に転校なんて絶対あやしいわ!SOS団に勧誘しましょう!」 ピンポーン キョン「家まで来たのか・・・」 ハルヒ「さぁいくわよ!」 キョン「まったく」 91 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 03:14:53.88 ID:0ijgTNln0 行きたくなかったが連れられてしまった。 授業を受けたかよく覚えていない。 いつの間にか放課後だった。 ハルヒ「転校生誘いにいくわよ!」 ハルヒ「けっこうイケメンなのよ。ついてきなさい!」 キョン「そうかい」 アイツを超えるイケメンは今後いないだろう・・・。 ハルヒ「話はもうついてるのよ」 だったら俺が来た意味ないだろうが。 ハルヒ「紹介するわ!」 目を疑った。 ハルヒ「古泉一樹くんよ!!」 完 92 名前: ◆9A08jC1.oE [sage] 投稿日:2009/06/12(金) 03:17:31.21 ID:0ijgTNln0 ごめんな、下手くそで