キョン「○中出身○○キョン。」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 00:27:41.43 ID:IOBEtwEc0 キョン「この中に無口文学少女、巨乳ロリ顔美少女、ガチホモイケメンがいたら俺の所まで来い!!以上!!」 ハルヒ「…」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 00:36:06.76 ID:IOBEtwEc0 ハルヒ「あんた、さっきの自己紹介、どこまで本気なの?」 と、俺の後ろの女子が話しかけてきた。 振り向いてみるとそこには… 普乳の美少女がいた。 自分から話しかけてきたところをみると、無口ではないのだろうし無視をしよう。 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 00:45:04.86 ID:IOBEtwEc0 ふむ、俺のクラスには希望に合致するキャラクターはいないようだ。 他の教室を見て回るのも味気ないしな…。 全ての部活に仮入部してみるかな。 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 00:57:09.81 ID:IOBEtwEc0 運動系を全て回ったが特に戦果はあげられなかった。 残るは文化系か…。文化系と言えば文芸部であろう。 こうして俺はいきり勃つマグナムを隠すことなく文芸部の扉をたたいた。 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:09:00.23 ID:IOBEtwEc0 そこにいたのは窓辺に座りハードカバーを手にした美少女であった。 これは…見た目からして文学少女ではないか!しかもツルペt これで無口なら理想どおりではないか!! 確めてみるか。 キョン「死神はリンゴしか食べないんだぞ。」 まずは当たり障りのない会話を腰を左右に動かしながら振ってみた。 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:12:28.12 ID:IOBEtwEc0 ???「…」 その少女は顔を上げるだけで言葉を発しなかった。 これは!!!!!!まさに無口!! キョン「君の名前は?」 あくまでも紳士的に俺は訊ねた。 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:16:27.42 ID:IOBEtwEc0 ???「長門有希。」 と、彼女は呟くように答え顔を360度回転させた。 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:19:55.54 ID:IOBEtwEc0 キョン「あー、長門さんとやら。」 と言いながら、俺は長門有希に近づき、その小さな顔におさまっていたメガネを窓の外に放り投げた。 キョン「メガネが無いほうがかわいいと思うぞ。」 と。 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:27:34.49 ID:IOBEtwEc0 長門「…そう。」 うむ、やはりかわいいな。 よし、ここを活動拠点としよう! 入部届けを長門に渡し、その日は帰宅した。 この調子でいけば、理想のメンツがそろうかもしれないと俺は希望を股間に膨らましていた。 入部届けは出してしまったし、明日からは教室を巡るしかないか。。 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:46:41.85 ID:IOBEtwEc0 次の日の朝、俺は学校へと続く坂道を進みながらプランを練っていた。 今日から教室を巡るわけだが、廊下を通る度にチェックしていた限り他に目ぼしい人材はいなさそうだ。 キョン「2年の教室か。」 そう呟きながら、おれは原付のアクセルを力強くひねった。 やはり、靴下のみを身に着けてのツーリングは最高だ。 首から上はフルフェイスで蒸れるが、首から下は風を受けて爽快だ。 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:53:41.72 ID:IOBEtwEc0 6限終了と同時に学校指定のブレザーに身を包み2年生の教室へと駈け出した! スピードを上げれば上げるほど体にまとわりつく空気の壁を押しのけながら。 1つ、2つと次々に2年生の教室を覗いていった。 額に流れる汗をぬぐい、つまずきつつも俺は走った。 2年生にはいないのかと諦めかけたその時・・・。 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 01:56:39.55 ID:IOBEtwEc0 いた。女神だ。 アンデスメロンは「安心ですメロン」のことなんだ!! 特盛りつゆだく肉だくで!! 俺は今日初めてフルフェイスという名の、心の壁を取り除いた。 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:03:33.04 ID:IOBEtwEc0 ???「あのぉ、…。」 俺はその女神が何かを言おうとすると同時に、二つの脂肪の塊をつかみ、ひねり上げ、文芸部室へと走った。 思えば、自己紹介をしなかったのは些か失礼であったな。。 道中、ひねり上げられた女神は声にならない悲鳴のようなものをあげていた。 もしかしたら、天界の歌ってやつかもしれないな。 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:10:26.11 ID:IOBEtwEc0 文芸部室の扉をやぶると、すでに長門が来ていた。 俺は、勧誘に成功した巨乳ロリ顔美少女をそっと降ろした。 ???「ふぇ〜、(中略)ですか〜?」 キョン「お名前は?」 ???「ふぇ!?」 あくまでも、紳士的に、 キョン「あなたのお名前は?」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:18:16.65 ID:IOBEtwEc0 ???「あ、あさ、朝比奈、みく、みくるでしゅ。」 その可憐な美少女上級生は朝比奈みくるというらしい。 それにしても、何故こんなにもおびえていらっしゃるのだろうか? キョン「キョンと言います。よろしく。」 キョン「そして、窓辺にいるのが。」 長門「長門有希。」 簡単な自己紹介をして、俺は朝比奈さんに入部を勧めた。 みくる「え、あの、…。」 朝比奈さんは、長門のほうをちらりと見ると、 みくる「分かりました。私、入部しましゅ。。」 と、快く入部届にサインをしてくれた。 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:30:22.92 ID:IOBEtwEc0 残るはガチホモイケメンか。まぁ、正直それはどうでもいい。 自己紹介では、「俺の所にこい」と言ったが、まぁあれだ、リズムに乗っちまったんだ。 俺も、健全な男子高校生だ。男には興味はない。本当だ。 が、GWも明けたある日、転校生がやってきたとの知らせがあった。 長門は無口だが中々の情報通だな。 生徒全てをチェックし終わっていた俺は、暇つぶしにとその転校生を見に行った。 そいつはまぁ、何というかイケメンだった。 教室のドアの所から遠目に観察していると目が合ってしまった。 慌てて目をそらし、俺はいきり勃つマイサンを抑え込みながら教室へと戻った。 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:37:32.01 ID:IOBEtwEc0 放課後、文芸部室へと向かう廊下で、イケメン転校生とすれ違った。 俺は、目を合わせることもなく足を進めた。 部室の扉を開けると、先に来ていた長門が顔を上げこちらを見つめてきた。 キョン「そうか、分かったよ。」 と、俺は呟き制服のズボンを脱ぎ、さらにブリーフに手をかけた。 その時、後ろから奇声があがった。 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:43:34.23 ID:IOBEtwEc0 ???「ふんもーーーーーーーーーふっ!!」 キョン「…。」 長門「…。」 ???「どうも、古泉一樹です。んっふ。」 古泉と名乗ったイケメン転校生がいた。 俺と同じ格好をして、そびえるビッグマグナムを誇るかのように。 古泉「あなたと合体したい。」 どうやら、というかやはりガチホモサピエンスであった。。 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 02:55:33.99 ID:IOBEtwEc0 古泉「ここは、ナニをする部活なんですか?」 どうやら我が部活に興味があるようだ。 古泉「ナニをするところなのでしょうか?」 古泉「ナニを!?」 それにしてもよくしゃべるやつだ。 何をするかなんて俺には分からない。俺の嗜好を満たす人材が周りにいればそれでいい。 俺は適当に答えてやることにした。 キョン「宇宙人とか、なんやかんやを見つけて一緒に遊ぶんだよ。」 長門「ここは文芸部。本を読むところ。」 キョン「…。」 古泉「文ゲイ部ですね。分かりました。入部させてください。」 古泉一樹が仲間になった。 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:02:08.71 ID:IOBEtwEc0 そうこうしていると朝比奈さんが駆け込んできた。 うむ、今日もでかいな。 みくる「た、大変でしゅ。」 二房の果実を上下左右自由自在に揺らしながら朝比奈さんは続けた。 みくる「今月中に5人に満たない部活は廃部になるそうでしゅ!」 …知らなかった。すでに、俺の望みは叶っている。他に誰を連れて来いと。。 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:07:52.55 ID:IOBEtwEc0 長門「…」 古泉「部員が足りないのですか?では、涼宮さんなどいかがでしょう?」 涼宮?誰だそれは? みくる「スリジャヤワルダナプラコッテ!!」 古泉「あなたのクラスの涼宮さんですよ!」 いたかそんなやつ? キョン「そいつは男か?女か?」 どうやら涼宮ハルヒといういかれた名前の女らしい。 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:12:00.36 ID:IOBEtwEc0 キョン「よく分からんが、明日にでも誘ってみるわ。」 そうしてその日は解散となった。 その夜は、竹串を使ってのナニをして眠りに就いた。 竹串は良い。実に良い。 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:21:16.83 ID:IOBEtwEc0 次の日、教室の自分の席に荷物を置き、さっそく涼宮ハルヒという女を探すことにした。 とりあえず後ろの席の普乳の美少女にどれが涼宮ハルヒなのか聞いてみた。 普乳女「あたしが涼宮ハルヒだけど…。」 なんと!!探す手間が省けたじゃないか!! とりあえず、どんな人間なのかは分からないが人数合わせのために勧誘することにした。 が、中々承諾が得られない。 まぁ、興味はないが美少女だし粘ってみるか。何かに使えるかもしれん。 結論を言うと、入部の承諾を得た。 弁当の串カツ2本と引き換えに。 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:24:56.46 ID:IOBEtwEc0 話は急展開するのだが、ハルヒは神らしい。 長門は宇宙人みたいなので、朝比奈さんは未来人、古泉は超能力者らしい。 そして俺はキョン。 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:31:50.11 ID:IOBEtwEc0 その中でも長門は良い。実に良い。 だって万能型なんだぜ? 長門は情報なんたらとかいう力で何でもできる。 ハルヒのほうがすごい力を持っているらしいが、本人は知らないようだ。 だからハルヒはどうでもいい。 だが、長門は良い。良いぞ。 ためしに部活中は靴下とちくわ以外身につけないというルールを人類共通認識にしてくれと言ったら、 次の瞬間にはそのようになっていた。 キョン「さすが長門だ。今日もかわいいぞ。」 長門「…///」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:38:41.26 ID:IOBEtwEc0 古泉の話によるとハルヒは、ストレスフルになると別の世界を作り上げて大暴れするらしい。 あの可愛いだけの地味な女がねぇ…。 古泉「証拠をお見せしましょうか?」 古泉は俺の中に果てた後、どう申し出てきた。 どうやら別の世界という所に連れて行ってくれるらしい。 まずはハルヒにストレスを与えなけりゃならないらしく、古泉はどこかに電話をかけ指示を出した。 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:41:49.17 ID:IOBEtwEc0 古泉「証拠をお見せしましょうか?」 古泉は俺の中に果てた後、そう申し出てきた。 どうやら別の世界という所に連れて行ってくれるらしい。 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:50:56.29 ID:IOBEtwEc0 古泉「…はい。では、それでお願いします。」 どうなったかと聞いてみると、 古泉「涼宮さんのお宅のチャイムを見つからないように鳴らして隠れます。」 古泉「それを何度も繰り返します。」 古泉「やがて、警察を呼ぶことでしょう。もちろん駆けつける警察もこちらの仕込みです。」 古泉「そして、何かしら理由をつけて家族全員外にでてもらいます。」 古泉「その後、無人の家に火を放ちます。もちろんばれないように。」 古泉「これでいけると思いますんっふ。どうでしょう?」 キョン「………。よし、やっちまえ。」 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 03:54:32.41 ID:IOBEtwEc0 1時間後古泉の携帯に連絡が入った。 どうやら無事に閉鎖空間とかいうものができたあがったらしい。 古泉「それでは、参りましょう。」 俺は、その瞬間目を閉じ古泉の中に果てた。。 次に目を開けると、そこは全てが灰色にそまった空間だった。 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:00:56.23 ID:IOBEtwEc0 そこにあるのは瓦礫の山々。 それを生産する青いゲル状のでいたらぼっち。 その周りを飛び交う赤い● 古泉「これが、証拠です。」 古泉「では、僕も行ってきます。」 そういうと古泉は赤い●となって飛んで行った。 俺は震えていた。マイサンにいたってはヘリコプター状態だ!! なんだこれは!?夢か!?息子をつねってみると確かな痛みがあった。 夢じゃないのか。。 俺は、ただただ見上げていた。●と巨人の戦いを。 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:03:41.58 ID:IOBEtwEc0 あの夜の超能力体験から1か月。。 俺は一人自室に引きこもっていた。 その間ずっとただ一つのことを考えていた。 俺は…。俺は…。 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:07:14.01 ID:IOBEtwEc0 ふと携帯を見ると一通のメールが届いているのに気がついた。 差出人は長門。 長門「やらないで後悔するよりも、やって後悔すべき。」 その瞬間、俺の中で何かが弾けた!! 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:11:23.74 ID:IOBEtwEc0 俺は走っていた。長門のマンションに向かって。 気づくと何も着ていなかった。 マンションにつくと、すぐさま壁をよじ登り長門の部屋に入った。 キョン「長門!!俺はやる!!」 長門「なにを?」 キョン「…。俺も…。俺も…。」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:14:41.66 ID:IOBEtwEc0 キョン「俺も戦う。俺も戦いたいんだ!!あの超能力者共のように!!」 長門「どうやって?あなたは唯の人間。特別な力は備わっていない。」 キョン「そうだ。だから、おまえの力で俺を戦えるようにしてほしい!」 長門「まかせて!!」 そうして、俺と長門の厳しい修行生活が始まった。 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:18:00.95 ID:IOBEtwEc0 そして修行が終わった。 長門「あなたを構成する情報何たらを大幅にいじくった。」 長門「これであなたも戦える。」 キョン「よし。」 俺は携帯を取り出すと古泉に電話をかけた。 前回と同じ方法で閉鎖空間を作らせた。 キョン「長門…行ってくる。」 長門「…そう。行ってらっしゃい。」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:20:37.13 ID:IOBEtwEc0 ―閉鎖空間― 前回見た巨人に比べ、遥かに大きな巨人が暴れている。 だが、やるしかない。 俺は望んでここにいる。 戦う。 それが、俺がここにいる理由。 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:23:10.10 ID:IOBEtwEc0 キョン「さて、やるか。」 俺は、そう呟き背中のスイッチを押した。 その瞬間、俺の体はみるみる大きくなった。 キョン「これが力か…。」 そして俺は、巨人を踏みつぶした。 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:26:16.56 ID:IOBEtwEc0 キョン「長門…勝ったよ。俺は…。」 目を閉じ腰を3回振ると、そこは長門の部屋のトイレだった。 ガチャ キョン「長門…。ただいま。」 長門「・・・おかえりんこ。」 キョン「・・・ただいまんこ。」 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/06/09(火) 04:27:22.39 ID:IOBEtwEc0 そうして俺と長門は初めて結ばれた。 〜Fin〜