キョン「おいクズ宮ハルヒ。お前だよおい」ハルヒ「………」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/27(水) 23:12:18.24 ID:bdv6VwrEO ハルヒ「………」 キョン「ぎゃはっ!いっちょまえにシカトですかぁ〜?マジうぜぇwww」 古泉「やれやれ、自己紹介で失敗して一気にクラスから浮いてみせるんですもんね。盛大に笑わせてもらいましたよwww」 キョン「しっかしホント喋らねえなこいつ。おい、ってゆうかいつまで寝たふりしてんのwww お前休み時間のたび毎日そうやってっけどもう皆気づいてるんですけどwwwwwwもしも〜しクズ宮さ〜んwww」 クスクス…クスクス… ハルヒ「………」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/27(水) 23:20:26.79 ID:bdv6VwrEO キョン「ねえ、毎日なにしに学校来てんの?www」 ハルヒ「………」 キョン「いてもいなくても同じだしさあ。正直邪魔じゃない?」 ハルヒ「…………」 古泉「おいなんか喋ってくださいよ」ガンッガンッ キョン「ぎゃはっ!机と共にどんどん後ろにずれてくぞwwwウケるんすけどwww」 朝倉「………ねえ、何してるの」 キョン「は?」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/27(水) 23:23:51.80 ID:bdv6VwrEO 朝倉「そんなことして楽しいの?」 キョン「なんだよおい」 ハルヒ「………」 朝倉「蹴るってのはこうすんのよwww中途半端に生ぬるいことやっててもつまんないのよwwwwww」ガンッ!!ガンッ!! ハルヒ「…………」 キョン「ぎゃはっさすが委員長www」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/27(水) 23:31:58.18 ID:bdv6VwrEO 放課後 ―文芸部― ハルヒ「……あ…」ガラッ 長門「………」 ハルヒ「へへっ、…長門さんもう来てたんだ…あは、また派手にやられちゃったあ」 長門「………」 ハルヒ「……ああ痛い…痛い……なんで私ばっかり、ね、ホント」 長門「………」 ハルヒ「…ああ〜なんかちょっと鬱だな。ごめん、また切っちゃうね。手首。 痛っ。ああ〜、血、血が。ああ落ち着く。また傷増やしちゃった。どうしよ」チラチラ 長門「………」 ハルヒ「あ、薬。まだ飲んでなかった。ごめん、薬飲むね。いっぱいあるんだよなあ〜。 これがあれで…ああ〜いっぱいあるんだよなあwww」チラチラ 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/27(水) 23:41:07.10 ID:bdv6VwrEO 長門「………」 ハルヒ「ねえ長門さん、いきるって何かしら?」 長門「………」 ハルヒ「私はね、いきるって螺旋階段の中の一段の様なものだと思うの。 昔から繰り返されてきた輪廻転生の中の一部に私は組み込まれ ていてただ私はその流れに身を任せるしか出来ることはなくてそれはまるで与えられた命 という名の面影をかつての私から今の私へ消えない炎のバトンの様に受け継ぎそれによって新たに甦る記憶と薔 薇の血を濡らして時の狭間にやがて見える新しい明日に向けて静かに鼓動する確かなDNAを 長門「……チッ……」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/27(水) 23:50:06.60 ID:bdv6VwrEO みくる「キョン君こんにちは。…あれ?生ゴミは?」 キョン「ああ、もう部活行ったんじゃないすか」 みくる「うっわ…またあの部室かよ…ウゼー」 キョン「朝比奈さんまた先生に頼まれたんすか?」 みくる「うん、まあ…。ウゼー…なんで私が仲良くしなきゃならねーだよホント… 先輩との付き合いとか…他の奴でいいだろ鶴屋とか…マジでよぉ」 キョン「災難っすね。まあ嫌なことあったらまた俺らがシメますんで」 みくる「ああ。でもマジ長門ちゃんだな、一番可哀想なのは」 キョン「ああ〜…部活まで一緒にやらされて…あいつも裏で結構キレてますよ。スゲー可哀想っすよ」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/27(水) 23:56:29.07 ID:bdv6VwrEO ハルヒ「長門さんだけだね、私の味方は」 長門「………」 ハルヒ「………」 長門「………」 ハルヒ「…ねえ、有希って読んでいい?」 長門「………」 ハルヒ「有希。有希有希有希有希有希有希有希有〜希www」 長門「………………………」 ハルヒ「有希。これからも私達ず〜っと一緒だよwwwねwww」 長門「………」 長門「……」ボソボソ ハルヒ「有希〜」ギュッ 長門「…おい」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/28(木) 00:12:31.29 ID:dzVNpHctO ハルヒ「有希有希有希有希有希有希www」 長門「…ああああ……!」 長門「あああああああええああんん!!!!!」ドガッ ハルヒ「ぎゃっ!」ドサリ 長門「…何故…ハァ…ハァ……ハァ何故…何故…!!!」 ハルヒ「ひっ…長門さん…ごめん、違う、そういうアレじゃなくて、ごめん…長門さん…」 キョン(ガラッ)「長門、またせたな」 ハルヒ「ひっ…!」 古泉「情報操作の準備はいいですか?」 長門「…ハァ……ハァ…ハァ…」コクリ キョン「涼宮…お前は今から消えるんだ。しかもその後には誰もお前の存在なんて覚えていないんだよ」 古泉「うふふ、大丈夫です。なるべくすぐに済ませますよ」 ハルヒ「…ひっ…ひぃ……ぎゃぁあああああ!!!!!!!」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/28(木) 00:15:46.87 ID:dzVNpHctO …………はっ チュンチュン…チチチ…… なんだ…夢か、よかった…。皆…友達だし…こんな夢見るなんて…… ハァ…ハァ…よかった……… 父「おーい、早く起きないと遅刻するぞーっ」 こなた「はーい!!!」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/28(木) 00:24:54.92 ID:dzVNpHctO こなた「…っていう夢を見てさあ、いやあ参っちゃったよお〜」 かがみ「あんたってやつは…朝からなんて話すんのよ」 こなた「いやぁでもなかなかリアルだったよお〜。まるで自分が過去に経験したみたいでさあ」 みゆき「夢は何かを暗示する大事なメッセージともいいますから、 もしかしたら泉さんに伝えたい何かがあったのかもしれませんね」 こなた「ん〜一体なんだろねぇ…おっ?」 みなみ(ガラッ) かがみ「お、みなみちゃんおはよう」 みなみ「…おはようございます」 こなた「おはよー。私達のクラスに来るなんて珍しいね〜」 みなみ「あの、昨日勉強教えてもらったときの忘れ物…」 みゆき「あ、ノート。すみませんわざわざ。ありがとうございます」 みなみ「では……あ、そうだ、泉先輩」 こなた「ん?私?なに〜?」 みなみ「輪廻転生って信じます?」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/28(木) 00:35:27.51 ID:dzVNpHctO こなた「え?ん?」 みなみ「輪廻転生…生まれ変わりです…」 こなた「あ、あ〜…そ、そうだね〜、どうだろうね〜…w」 かがみ「あれ?こなたは信じてないの?」クスクス みゆき「人は死んでも魂は輪廻する。なかなかロマンがありませんか?」クスクス こなた「え…っと…いや、あの……ロマンって……」 かがみ「あれ〜?漫画ばっか読んでるからてっきりそういうの好きだと思ったのに」 みゆき「おかしいですねwww泉さん面白いですねwww」 みゆき「じゃあ質問を変えましょうかwww夢のメッセージって信じます?」 こなた「……いや…え……」 かがみ「おい、クズミこなた」 こなた「ひっ…!」 みなみ「今度は…下の名前で呼ばないでくださいね……www」クスクス こなた「…………」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/28(木) 00:49:15.73 ID:dzVNpHctO ジリリリリリリ…バシッ う〜ん……ん…うあぁ、朝か… ハァ…………。……何今の……なんか…うっ、気持ち悪い… ハァ……よかった、夢…夢だ…よかった…夢…よかったぁ… 妹「お姉ちゃ〜ん、起きてる〜!?」 唯「……学校行かなきゃ」 ――― 唯「っていう夢を見ちゃって〜」 澪「おいおい、お茶の時間に気分悪いぞ」 紬「怖いわね。ずっと繰り返してるのね…」 唯「まるで自分が過去に経験したみたいで…うぅ、むぎちゃんおかわり」 律「案外今の唯もその流れの中に組み込まれていていたりしてなwww」 唯「や、やめてよお。…ハァ…寝るの怖い」 澪「あははは。大丈夫大丈夫。所詮夢だよ」 紬「そうそう。気にしないのが一番」 律「あはは、よし、じゃあ始めようか」 唯「うん。え?」 世にも 奇妙 な京アニ 終 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/28(木) 00:53:57.30 ID:dzVNpHctO なんで立たないでほしいときばかりスレ立つの?書き溜めなんか>>1だけだよ 皆ありがとう。暇潰し程度にでもなったなら十分だす