ハルヒ「あたしたちはみんな涼宮ハルヒじゃないの」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 14:42:23.89 ID:orf1H1llO キョン「ちょっと待て。マジで意味がわからん」 ハルヒ「もう!何でそんなにのみこみが悪いのよ」 ハルヒ「あんたの頭でも解るように説明してあげてんのに!」 キョン「いや、お前らが何でハルヒなのかがわからんと言ってるんだ」 ハルヒ「はあ?そんなの、あたしたちは涼宮ハルヒなんだから当たり前じゃないの」 キョン「解りやすくアルファベットでもつけてくれないか」 ハルヒ「…あんた…バカにしてんの?」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 14:48:48.24 ID:orf1H1llO キョン「つまり、お前は古泉のハルヒバージョンと言ったところなわけだな?」 古ハルヒ「何よそれ?古泉って何よ?」 キョン「で、そっちが長門で…こっちは朝比奈さんになるわけか」 ハル門「長門?朝比奈さん?何のことよ」 ハル比奈「キョン、あんたマジで大丈夫なの?」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 14:54:14.72 ID:orf1H1llO キョン「ハル門にハル比奈さん、古ハルヒといったところか」 ハル比奈「ちょっと!あんたいい加減にしなさいよ?」 ハル門「何でそんなに識別したがるのよ?」 古ハルヒ「あんたはあたしたちの雑用係らしく素直に従っていればいいのよ」 キョン「で、本物のハルヒはどこだ?」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:00:56.70 ID:orf1H1llO 朝ヒ「本物のって…ハルにゃん意味わかんないんですけど〜」 キョン「うん。お前は間違いなく偽者だな」 国木田ルヒ「あんた以外はみんな涼宮ハルヒじゃないの。何が言いたいのよ?」 キョン「いや…すまなかったな。こっちの話だ」 とにかく本物のハルヒを特定しないといけないな… 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:06:35.80 ID:orf1H1llO キョン「見た目も性格もハルヒのままか…厄介だな」 ハルヒ「何が厄介なのよ?」 キョン「いや、気にしないでくれ」 ハル門「キョンだけは特別なのよ…」 古ハルヒ「この世界にいるのはあたしたちとあんただけ。それでいいじゃないの」 いや、それならせめて俺もハルヒにして欲しかったものだな 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:12:44.32 ID:orf1H1llO 国木田ルヒ「キョン?あんた着替えないの?」 キョン「お前ら…俺は男だぞ////」 朝ヒ「男?キョンはキョンでしょ?」 ハル口「わけわかんないこと言ってないで早く着替えないと体育の授業に遅れるわよ」 キョン「俺は悪くない…悪くない…これは仕方のないことなんだ」チラチラ ハルヒ「////////」ぬぎぬぎ 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:18:17.29 ID:orf1H1llO ふぅ。えらい目にあったな…いや、えらいいい目にあったのか …いやいや決して俺が望んだわけではないぞ…うんうん ハルヒ「こ、こっちみないでよ////」ドキドキ キョン「ん?ああ…すまん」 なんだ?こいつだけ両手で胸を隠して恥じらっているようだが… …本物のハルヒに足りないのはこういう恥じらう心なんだよな このハルヒは朝比奈さんなのかな?いや、同じクラスなんだ。そんなわけないか ハルヒ「だからこっちみないでってば!/////」 このハルヒは好きかもしれないな…俺は 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:23:14.89 ID:orf1H1llO そうだ!部室に行けばいいじゃないか。あそこならくるメンバーは限られるわけだし ひょっとしたら行動の違いで見分けがつくかもしれないしな 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:28:19.83 ID:orf1H1llO 古ハルヒ「昔の人は言いました」 ハル門「しかし、もう待っている時代は終わったのです!」 ハル比奈「不思議なことは自分たちで探しにいかなければいけないのです!」 ハルヒ「そんなわけだから不思議探索に行くわよ!」 …全員長机の上に並んで立って演説とか… しかもお茶組みとメイドコスプレは俺の役目とか…おぉ…もう… 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:32:16.24 ID:orf1H1llO とにかく特定さえ出来ればどうにか出来るような気がする キョン「で、やるのか?」 ハルヒ「当ったり前でしょ!」 古ハルヒ「くじびきで勝負よ!」 …どうでもいいけどこいつら仲良いな 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:36:59.38 ID:orf1H1llO キョン「え〜と…よろしくなハルヒ」 ハル門「く、くじびきで決まったんだからしょうがないわ。一緒に行ってあげるわよ////」 ハルヒ「ちょっとあんたズルとかしてないでしょうね?」 ハル門「なに?ハルヒがキョンと一緒に行きたいの?良かったら代わってあげましょうか?」クスクス ハル比奈「い、いらないわよ!…デートじゃないんだからね。ちゃんと探しなさいよ」 …やっぱりハルヒはハルヒか 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:41:32.40 ID:orf1H1llO さて、このハルヒが当たりなのかどうか。どうやって調べるかな… キョン「え〜と…図書館にでも行くか?」 ハル門「図書館なんか行くわけないでしょ!」 キョン「桜でも見に行くか?」 ハル門「う〜ん…嫌いじゃないけど」 キョン「じゃあゲームでもしに行くか?」 ハル門「もうちょっとこう…なにかないの?」 キョン「…カレー食うか?」 ハル門「食べる♪」 …こいつは長門だな 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:46:33.26 ID:orf1H1llO 結局どれが本物のハルヒかはわからなかったな… キョン「そうだ!」 ハル比奈「どうしたのよ突然大きな声出して」 ハル門「普通にしててもバカそうな顔が益々バカそうに見えるわよ」 古ハルヒ「まあ、キョンのバカは今に始まったことじゃないけどね」 ハルヒ「初めて見たときにわかったわよ。あ、こいつバカだって」 …ひとりでも大概うざいのにこいつら… 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:52:36.88 ID:orf1H1llO まあいい。とっとと本物のハルヒを見つけてこんなふざけた世界とはおさらばしないと キョン「…何故もっと早くに気がつかなかったんだ」 ハルヒが誰に変わったところで本物のハルヒの家に帰る奴はひとりじゃないか だが俺はハルヒの家も朝比奈さんや古泉の家も知らないからな こうやって後をつけるしかない。…ストーカーではないぞ?断じて 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 15:56:32.15 ID:orf1H1llO 俺は昔からこういうのに弱いんだよな 桃鉄のぶっとびカードで隣のマスの駅にぷるピタ!って止まったり… RPGでは眠らされたら全滅するまで絶対に起きないし…そもそも『逃げる』が成功した記憶すらない ようするにだな… 俺が後をつけてきたハルヒが帰宅したのは長門のマンションだったわけだ 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 16:01:16.72 ID:orf1H1llO キョン「…ただいま」 妹ハルヒ「おかえりキョン。遅かったわね?」 キョン「…ああ…ちょっとな」 …オーバーオール姿だがどうみても小学生には見えないこいつは我が妹のようだな 妹ハルヒ「今日はハルヒ(父さん)もハルヒ(母さん)も帰ってこれないらしいわよ」 キョン「なにかあったのか?」 妹ハルヒ「遠縁のハルヒが亡くなったらしいのよ。あたしたちは学校があるからハルヒたちだけで行ってくるって」 …妹とはいえハルヒと二人きりなわけか… いや、なにを考えてるんだ俺は!?こいつはハルヒじゃない、妹だ いやいや、違うだろ!?例えハルヒだったとしてもなんもねーよ! 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 16:07:00.75 ID:orf1H1llO キョン「ふぅ…頭がおかしくなっちまいそうだ」 ガチャ 「…………」 キョン「ハ、ハルヒ!!?なんで裸で俺の部屋にいるんだ!!?」 「ふにゃあぁぁぁ」 キョン「…シャミセン…なのか?」 シャミルヒ「にゃあ〜」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 16:12:39.82 ID:orf1H1llO キョン「ふぅ…事故とはいえ全部見ちまったな…許せハルヒ。そもそもお前が悪いんだからな」 キョン「…あらためて考えても意味がわからん世界だなここは」 キョン「テレビに出てるのもみんなハルヒだもんな。AKB48とか意味ないだろあれじゃあ…」 キョン「まあ…CMに出てた平野はある意味完全体だと言えなくもないがな」 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 18:19:00.24 ID:orf1H1llO カレーの肉ワロタwwwwww すみません。寝てました。 更に今から出かけるので見てくれた方は本当にごめんなさい。 夜まで帰って来ないので落としてください。 本当にすみませんした! 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 22:07:07.25 ID:orf1H1llO キョン「…あれ?石鹸がないな…オーイ!悪いが石鹸を持ってきてくれないか!」 ハルヒ妹「ほんっとに世話がやけるわねあんたは」 キョン「は、入ってくるな!////」 ハルヒ妹「背中流してあげようかと思ったんだけど…あたしも一緒に入ろうかな」 キョン「待て待て待て待て!!?それは駄目だ!いや、嬉しいが…いやいや、だがしかし…いや、やっぱり…いや…いや…」 ハルヒ妹「冗談よ。あたしももうキョンと一緒にお風呂に入る歳じゃないもの」クスクス キョン「…あ…そうですか」 くっ!なんだこのがっかり感は!? 俺はそんなものはちーっとも期待なんかしてなかったからな!! 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 22:26:19.91 ID:orf1H1llO キョン「眠れん…」 …そりゃそうだ。隣に裸の女子高生が一緒に寝ているんだ …これで何事もなくいられる奴の方がどうかしている キョン「こいつはシャミセンなんだ…猫に欲情するアホが何処にいるんだ」 猫耳娘とかなら需要もあるかもしれないが… 見た目はハルヒとはいえ中身は猫なんだ… シャミルヒ「ふにゃぁ〜」ムギュッ キョン「違う…こいつはシャミセンだ!静まれ…静まれ俺の小宇宙よ!!」 …結局ハルヒ(シャミセン)の胸の感触のせいで一睡も出来なかったが… 自分の理性を褒めてやりたいと俺は思った 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 22:35:38.12 ID:orf1H1llO ハル口「ちょっとキョン…どうしたのよ?」 国木田ルヒ「ひどい顔色だけど…大丈夫なのあんた?」 キョン「ああ…お前らのせいでとんだ目にあった」 ハルヒ「はぁ?なにがあたしたちのせいなのよ?」 キョン「まあ…それなりにおいしい思いもしたんだが…しかし…流石にこたえたな…」 ハルヒ「意味わかんないけどまあいいわ!今日は一限二限と自習だしちょっと寝てなさいよ」 キョン「ああ…そうさせてもらう…ZZZ」 ハルヒ「…風邪ひくわよ…バカ…」スッ このカーディガンを掛けてくれた…後ろの席のハルヒが本物だと何故気付かなかったんだろうな? 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 22:42:47.93 ID:orf1H1llO いつもなら…こんなおかしな事態になっても長門や朝比奈さん(大も)に古泉といった頼りになる味方がいたんだが… キョン「敵こそいないわけだが…そもそも俺意外はみんなハルヒとか…」 なんでこんなおかしな世界をハルヒは望んだんだろう? 思い当たるふしは… 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 22:48:08.06 ID:orf1H1llO ハルヒ「なによ!あんたはいつもいつも有希やみくるちゃんにばっかり…」 キョン「それはお前に問題があるからだろう」 ハルヒ「…もしもあたしだけだったら…」 キョン「おい!まさか長門や朝比奈さんがいらないとか言うつもりじゃないだろうな」 ハルヒ「そんなわけないでしょ!有希もみくるちゃんもあたしの大切な…」 キョン「…いや、すまなかった。流石に言いすぎだな」 ハルヒ(でも…もしもあたしとあんただけならどうなってたんだろ…) 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 22:54:04.21 ID:orf1H1llO キョン「…まさかな…ハハハ」 いくらなんでもそんなくだらない理由で…… …ハルヒならやりかねないな。いや、むしろハルヒだからこそやりそうな気もする さて…とりあえず何かしてみるか キョン「…やっぱりポニーテールって萌えるよな」ボソッ …全員ポニーテールにしやがった …まあ、これはこれで良いものだがな 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 23:00:05.75 ID:orf1H1llO 今日ハルヒを見つけなければ俺は…猫に手を出した男として一生消えない汚点を残しかねない かといって…また帰りの後をつけても長門を引きそうな気がするし キョン「…どうせ世界が元に戻ったらなかったことになるんだ」 朝ヒ「え?何がなかったことになるって?」 キョン「旅の恥はかき捨てろとも言うしな…」 ハル口「…キョン?」 キョン「ハルヒ!話があるんだ。校庭にみんな集まってくれないか」 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 23:07:33.77 ID:orf1H1llO ざわざわ… キョン「どうやらみんな集まってくれたようだな」 いやしかし…すごい光景だな 500人ぐらいいるのかな?…ハルヒが 古ハルヒ「で、なんなのよ話って?」 ハル門「わざわざあんたの為に集まってあげたのよ?」 ハル比奈「これでくだらない話だったら許さないんだからね」 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 23:14:01.83 ID:orf1H1llO キョン「あーマイクテステス」ピー ハル口「いったいなにを始めるつもりなのよ」 国木田ルヒ「キョンの考えることだからあんまり期待しないほうがいいけど…き、気にはなるのよね/////」 キョン「よし…わざわざ俺の為に集まってくれてすまなかったな…聞いてくれ」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 23:19:34.08 ID:orf1H1llO キョン「この北高に来て1年がたちました!」 キョン「いろんなことがありました!大切な友人がたくさん出来ました!」 キョン「そして…特別な人がいます!」 キョン「その転身欄万な振る舞いや全てを照らすような笑顔に心をひかれました!」 ハル比奈「キャア〜告白/////」 古ハルヒ「ちょっと…マジなのキョン////」 ハル門(…ひょっとしてあたし…だったりして////)ドキドキ 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 23:23:25.55 ID:orf1H1llO キョン「○年×組涼宮ハルヒーーー!!!」 キョン「好きです!俺と…ずっと一緒にいてください!」 古ハルヒ「キョン/////」 ハル比奈「バカ…なんでこんな…みんなの前でいうのよ/////」 ハル門「ハルヒって…好きって…あたしのことよね/////」 キョン(さて…どうなる) 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 23:27:37.57 ID:orf1H1llO 古ハルヒ「しょ、しょうがないわね。あんたがどーーーしてもあたしと付き合いたいっていうのなら…まあ、付き合ってあげてもいいわよ//////」 ハル門「なんでこんなところで発表するのよこのバカキョン!/////」 ハル比奈「つーか、なに言ってんのよあんたたちは?キョンはあたしが好きだって言ってんのよ?」 朝ヒ「あんたこそなに言ってんのよ!キョンはあたしのことが好きだって言ったのよ!関係ないハルヒはひっこんでてよ!」 国木田ルヒ「そうよ!あんたたち邪魔だから教室に戻りなさいよ!」 ギャアギャア… …あれ?予想してたのと違う展開になっているような… 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 23:36:29.24 ID:orf1H1llO ジャアァァァー ハルヒ「ん〜最近お腹の調子が良くないのよね〜…って、なんだか校庭が騒がしいわね?」 ハルヒ「いったいなにを騒いでんのよ?面白そうな事ならあたしも仲間にいれなさい!」 ―――――――――――――――――――――――――― キョン「地獄絵図だな…」 好きな奴もいるんだろうが…キャットファイトってやつだな 500人以上いるであろうハルヒたちの…な 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 23:41:03.99 ID:orf1H1llO 「だいたいあんたたちはいけすかなかったのよ!」 「そういうあんたこそ気にいらないのよ!」 「なに調子に乗ってんのよ!」 「誰が!?そっくりそのままあんたにかえすわよ!」 ――――――――――――――――――――――――― キョン「…ごめん…みんな…」 余りに痛たまれなくなった俺はひとり校内に戻ってきてしまった ハルヒ「キョン?」 キョン「ハルヒ…校内に残っていたのか?」 ハルヒ「うん。ちょっとね…それよりなによこの大騒ぎは!?」 キョン「…実は」 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 23:47:46.13 ID:orf1H1llO ハルヒ「…ほんとにあたしのことが好きなの?/////」カアァァァッ キョン「ああ…本当だ」 …このハルヒが本物だと都合が良いんだが…なにぶん俺の運の悪さは説明した通りだ ハルヒ「…じゃあ…有希やみくるちゃんじゃなくて本当にあたしが//////」 キョン「ああ…ってお前いま!?有希って!みくるちゃんって!?」 ハルヒ「え?…有希?みくるちゃん?………あ!」 ええい!ままよ!! 白雪姫再びだ… 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/12(火) 23:50:19.60 ID:orf1H1llO キョン「ハルヒ!オイしっかりしろ!大丈夫か!?」 ハルヒ「ん……キョン?」 キョン「気がついたかハルヒ」 ハルヒ「ここって…部室…」 キョン「ああ、突然倒れるもんだからびっくりしたぞ」 みくる「でも良かったです〜」 長門「大丈夫。何も問題ない」 古泉「長門さんがそうおっしゃるのなら大丈夫でしょうね」 ハルヒ「あたし…」 91 名前: ◆sidjwLpFhI [] 投稿日:2009/05/12(火) 23:56:10.21 ID:orf1H1llO ハルヒ「そうだ!キョン!あんたあたしのことが…」 キョン「え?どうかしたのかハルヒ?」 ハルヒ「あ………夢…だったの…」 すまんなハルヒ。流石にあんなアホな告白を本当のことにはしたくないんだ だが…がっかりさせちまった分までお前の気持ちに応えるから… もう少しだけ待ってくれよな キョン「立てるか?」 ハルヒ「うん…ありがと/////」 キョン「今日は送っていってやるよ」 ハルヒ「…今日は優しいのね」クスッ キョン「…今日からは…だな」 ハルヒ「//////」 おわり