ハルヒ「番長、ジャンキー、族がいたらあちきにかかってきな」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 16:56:35.65 ID:xz+aA6CeO ハルヒ「以上!」 「なんだとゴラア!」 「犯すぞボケがオラア!」 ハルヒ「口先だけの奴はお呼びでないよ!腕に自信のあるやつだけかかってきな!」 「上等だゴラア!」 ―30分後― 谷口「東中出身谷口。てめえらみたいな者に負ける気しねえ」 「んだゴラア!」 「潰すぞボケコラ」 谷口「やんのかオラア!かかってこいやぁ!」 キョン「ガクガクブルブレ」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 17:03:00.21 ID:xz+aA6CeO キョン(初の顔合わせでこれだと…?) 「オラア!殺すぞ」ボカバキ キョン(いくら受験に失敗したからと言ってとんでもない高校に入ってしまった…) ハルヒ「ウラア!ボケがぁ!東京湾に沈めんぞ!」ボコスカ キョン(前も後ろもケンカばかり…タスケテケスタ) 谷口「ぐああああ!いてえ!」 キョン(あ…谷口って人は弱いんだな…さっきは誰にも負けないとか言ってたのに) 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 17:07:18.22 ID:xz+aA6CeO キョン「結局今日はケンカばっかりで自己紹介から進まなかったな…担任に同情するぜ」 次の日 ボコスカ バキドゴス キョン(今日も教室のあちこちでケンカ…これ3年間、もつのか?) ハルヒ「ウラア!」ドスッ キョン「いてっ!なにしやがる!」 ハルヒ「あぁん?」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 17:11:36.17 ID:xz+aA6CeO キョン「あ…すいません…なんでもないです…」 ハルヒ「謝るくらいなら初めからやんなやゴラア!」 キョン(あんたがいきなり蹴ってきたんじゃないか…!) キョン「はい。承知しました」 キョン(しかしこんな可愛い子がヤンキーなんて。若干Mの俺にとって好物ではある) 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 17:27:50.63 ID:xz+aA6CeO キョン「自己紹介のアレ、どこまで本気なんですか?」 ハルヒ「自己紹介のアレって?」 キョン「番長がどうとか」 ハルヒ「あんた番長なの?」 キョン「違いますけど」 ハルヒ「違うけどなんなの?」 キョン「いえ…なんでもないです」ビクンビクン ハルヒ「だったら話かけないで!今ケンカの最中なんだから!」ボカバキ 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 17:34:14.69 ID:xz+aA6CeO キョン(ハルヒさん、曜日によってケンカの仕方を変えてるな) キョン(月曜日はムエタイ、火曜日はブラジリアン柔術、水曜日は極真、木曜日は…) キョン「曜日によって技を使い分けるのは番長対策ですか?」 ハルヒ「あぁん?」 キョン「すいません」 ハルヒ「いつ気づいたの?」 キョン「ついさっきです。僕、K―1好きなので」 キョン(なぜかハルヒさんの前では僕と言ってしまうな…) 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 18:03:58.22 ID:xz+aA6CeO ハルヒ「あちき思うんだけど、ケンカの印象って曜日によって異なると思うのよ」 キョン(意味がわからん) キョン「そうですよね」 ハルヒ「月曜日はムエタイ、火曜日はブラジリアン、水曜日は」 キョン「それで一週間周期ってわけですか」 ハルヒ「そうよ、あんた見込みあるわね」 キョン(お?いい感じ?畳み掛けるぜ) キョン「ありがとうございます。でも僕は月曜日はキックボクシングって感じがしますね」 キョン(何を言ってるんだか) ハルヒ「あんたの意見は聞いてない!」ドカバキ! キョン「ぐっは!」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 18:09:22.36 ID:xz+aA6CeO キョン「えらい目にあった…ハルヒさんを狙うのはやめておこう…」 キョン「狙うならやっぱりあの子だな、委員長の朝倉さん」 朝倉「ククク…」シャッシャッ キョン「毎日毎日、ナイフを磨いでいるのは気になるが、可愛けりゃなんでもいいや」 朝倉「ハアアアア、コロシタイコロシタイ」シャッシャッ キョン「…」 キョン「可愛ければいいという考えは改めよう」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 18:57:16.68 ID:xz+aA6CeO 噂によるとハルヒさんは北高の色々な派閥に属しているそうだ キョン「聞いた話なんですけど、色々な派閥に入ったとか。どこかいいところはありましたか?」 ハルヒ「ダメね。全然ダメ!」 ハルヒ「特に生徒会勢力はクソよ!末端共が会長閣下を崇拝するだけのただの宗教団体だわ!」 キョン「はぁ」 ハルヒ「退屈だわ。高校に入ればもっと楽しいケンカができると思ったのに!」 キョン「じゃあ、自分で派閥を作ったらどうです?」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 19:14:11.95 ID:xz+aA6CeO ハルヒ「その手があったか。目から鱗だわ」 キョン「お役に立てたみたいで良かったです。じゃあ、頑張って下さいね」ソソクサ ハルヒ「待ちなさい」 キョン「なにか?」 ハルヒ「あんたが言い出したんだから、派閥作りに協力しなさい。県内で最大勢力をつくるわよ!」 キョン(もしかして俺は何かとんでもないことを言ってしまったのでは?) 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 19:24:18.34 ID:xz+aA6CeO ハルヒ「あぁん?拠点を確保できないだぁ?なめとのかボケぇ!」 キョン「す、すいませんすいません!でも誰も取り合ってくれないんですよ。みんなすぐ殴るし。見てください、僕の顔原形留めてないじゃないですか」ボロボロ ハルヒ「確かに気持ち悪い顔がさらに気持ち悪くなってるわね。まあいいわ、それじゃああちきについてきな!拠点確保なんて朝飯前よ!」 キョン「ひとつ聞きたいのですが…」 ハルヒ「言ってみな。聞くだけ聞くわ」 キョン「拠点を確保したら僕はもう用済みですよね?帰っていいですよね?ね?」 ハルヒ「あぁん?いいと思ってんのかゴラア!」 キョン「うえーん!やっぱりですか!」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 19:46:58.02 ID:xz+aA6CeO ハルヒ「文芸部室?読書をしてるだけの根暗野郎共か。」 キョン「もう帰りたい…」 ハルヒ「キョン、我々の拠点はここにするわ。文芸部のオタク共を追い出すのよ!」 キョン「はぁ」 ガチャ ハルヒ「オラア!今からこの部室は我々の拠点になったわ!文句のある奴はぶっ潰してあげるわ!」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 19:55:24.61 ID:xz+aA6CeO ハルヒ「なんだ一人しかいないのか」 キョン「そうみたいですね。しかし…」 長門「…」パラッ ハルヒ「なんだか随分真面目ちゃんみたいね。なんて張り合いのない奴かしら。ねえ、あんた名は?」 長門「長門有希」 ハルヒ「有希ね。そうそう、今日からここは我々の活動拠点だから。」 長門有希「どうぞ」 キョン(良かった…この学校にも普通の人はいるんだな。長門さん、あんたは心のオアシスになりそうだよ) 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 20:06:48.36 ID:xz+aA6CeO キョン(今日は長門さんと二人きりか。いやーおだやかだ) プルルルル 長門「もしもし」 長門「それで会長の許可が取れないから東高侵略を中止すると?」 キョン(ん?) 長門「とにかくあなたは会長の説得を。私はは東高侵略の兵を集める。うん、うん、うまくやって」 ガチャ 長門「クズ共が」 キョン(裏番長…だと…!?) 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 20:51:35.72 ID:xz+aA6CeO ガチャ ハルヒ「新しい構成員を連れてきたわ!」 キョン(構成員て…) みくる「なんですかここ、なんで私連れてこられたんですか?」 ハルヒ「うるさい、黙りな。文句を言うなら殺すわよ!」 みくる「脅しですか?」 ハルヒ「なんか文句あんの?」 みくる「悪いですけどそんな安っぽい脅し、私には通用しませんよ。極道の女足るもの、そんな脅しに屈していては生きていけませんからね」 キョン「よし、本格的にヤバくなる前に自主退学しよう」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 21:03:32.68 ID:xz+aA6CeO ハルヒ「待ちな。誰がそんなこと許すと思ってんの?」 キョン「だってもう僕いらないじゃないですか!ケンカ最強DQNに裏番長、極道の女。あんたらだけで全国制覇できますよ!」 ハルヒ「それは百も承知よ」 キョン「それではなぜ僕をここ?」 ハルヒ「だってあんた漢字書けるでしょ」 キョン「まあ、そりゃあ…」 ハルヒ「この学校で漢字を書ける奴は貴重よ。あんたにはこの組織の頭脳になってもらう」 キョン「もうなんか色々ダメだ…この人たち…」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 21:16:03.28 ID:xz+aA6CeO キョン「みくるさん!あなたは上級生だし、漢字くらい書けますよね!?」 パシィ! キョン「痛い!…一体なにを…!?」 みくる「気安くみくるさん、なんて呼ばないで」 キョン「え、えぇぇぇぇ…」 みくる「私のことは姐さんと呼びなさい」 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 21:23:38.49 ID:xz+aA6CeO キョン「もう我慢ならねぇ!俺は帰るぜ!なーにが全国制覇だ!笑わせんな!ペッペ」 ハルヒ「うわっ汚っ!おいゴラア!後でどうなるかわかってんだろうなぁ!」 キョン「知るかバーカ!このゴリラ女!」ダダダ キョン(あんな奴らに付き合ってたらこっちまでおかしくなるぜ) キョン「ん?何やら校庭が騒がしいな」 ブンブブ、ブンブブ ドドドドド キョン「暴走族!?…怖くて帰れない…」 キョン「拠点に戻るか…」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 21:32:44.32 ID:xz+aA6CeO ガチャ キョン「へっへっへ…さっきの俺の渾身ギャグどうでした?」 ボカバキドゴス キョン「」 ハルヒ「寝てろボケが」 ハルヒ「そんなことより」 みくる「やるのですね。争いは憎しみと悲しみしか産み出さないとしても?」 ハルヒ「ふん、元より承知の上よ。有希、姐さん!暴走族共を叩きのめし我々の力を世間に知らしめるのよ!」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 22:09:01.74 ID:xz+aA6CeO ハルヒ「ウラア!クソ共!誰の許可を取って人のシマで騒いでんだ!」 族「ああん?文句あんのかゴラア!殺すぞ!」 ハルヒ「かかってこいやオラア!二度とあちきの顔を思い出せない体にしてやんよ!」 族「上等だぁ!野郎共!この女共をやっちまうぞ」 みくる「待ちな!」 ハルヒ「なんだゴラア!邪魔すんな!」 パシィ! ハルヒ「…!何しやがる!」 みくる「とにかく落ち着きな。ここは私に任せて」 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 22:33:05.99 ID:xz+aA6CeO みくる「この姿を見せるのは何年ぶりかしらね…」ヌギヌギ ハルヒ「!?なにしてる!?」 みくる「いいから黙って見ていなさい」 バサッ 族「!?あ、あの背中の鬼の刺青は!」 族「なんだ?刺青がどうした?」 族「馬鹿が!知らねえのか!『鬼の朝比奈』という伝説を!」 族「一体なんのことだ」 族「噂によるとあの刺青を見たものは自我が崩壊するほどオカシクなってしまうそうだ…きっとそうとうエグいことをされたんだろうよ…」 族「俺たちが手を出せる相手じゃねぇ!死ぬ前にずらかるぞ!」 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 22:39:20.56 ID:xz+aA6CeO ハルヒ「姐さん!なんてことをしやがる!せっかく久々に楽しめると思ったのによ!」 みくる「涼宮さん、あなたは楽しめていいかもしれないけど周りの迷惑も少しは考えなさい」 ハルヒ「ああん?」 みくる「こうして誰も血を流さず場を収めることができた。それはとても喜ばしいことよ」 ハルヒ「腰抜けの発想だな」 みくる「なんでも争って解決するなんて愚の骨頂。あなたはまだまだ子供ね」 ハルヒ「っち、腑抜けが。あちきはもう帰る」 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/06(水) 22:45:13.51 ID:xz+aA6CeO キョン「はっ!ここは…!確かハルヒさんにボコボコにされて…」 朝倉「ギギギ…」 キョン「うわぁ!キモッ」 朝倉「アンパン、クウカ」 キョン「え…じゃあ頂きます」 グチュ! キョン「おい何してる!餡子が飛び出ちゃったじゃないか!」 朝倉「ククク…イッパイデタ。ノウミソ、キョンの。ククク…」スタスタ キョン「」 キョン「こえー!なんだよ今の!」 193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 06:12:05.80 ID:SM6Xc/aXO キョン「む?校庭が静かになったな」 キョン「!?姐さんが服を脱いでる!一体なにしてやがるんだ!」 キョン「…」 ガチャリ キョン「鍵OK」 キョン「キョン、目標を駆逐する」シコシコ 195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 06:17:40.02 ID:SM6Xc/aXO みくる「涼宮さんには困ったものだわ」 長門「同意する。彼女は野蛮」 長門「ケンカは高みの見物こそ至高」ボソッ みくる「なにか言った?」 長門「なにも」 ガチャ キョン「あ、お帰りなさいお二方」キリッ みくる「キョン君、涼宮さんはもう帰ったわ。私達も帰りましょう」 196 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 06:23:00.99 ID:SM6Xc/aXO キョン「長い1日だった…」 ガチャ キョン「ただいま」 キョン妹「おせーよ!」 キョン「すまん」 キョン妹「謝罪なんていらねーよ!約束のもん買ってきたか?」 キョン「すまん、なんだっけ?」 キョン妹「てめえふざけんなよ!りぼんとなかよし買ってこいってアレほど言ったろうが!」 199 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 06:27:37.21 ID:SM6Xc/aXO 次の日 ハルヒ「キョン!転校生が来たらしいわ!」 キョン「はぁ」 ハルヒ「もっと驚きなさい!しかもその転校生、地元で最強のチーム『愧圜』のメンバーらしいわ!これは我々の組織に入れるしかないわね」 キョン「そうですか…」 キョン(またヤンキーか、いい加減にしてくれ) 201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 06:38:05.13 ID:SM6Xc/aXO キョン「そんなことより…」 朝倉「クウ、キョンノノウミソ。ワタシガ。ショウユツケテクウ」シャッシャッ キョン「ハルヒさん!あいつなんとかしてくださいよ!俺の脳味噌食うって言ってますよ!」 ハルヒ「あぁ、朝倉?彼女は大丈夫よ。無害だわ」 キョン(あれのどこを見て無害だなんて言うんだこの暴力女は!) キョン「よく見たらそうですね」 朝倉「…」 キョン「うわぁ!いつの間に!」 朝倉「アンパン、クウカ」 キョン「た、食べます」 グチュ! キョン「また!」 朝倉「マタデタ。キョンノノウミソ…ククク」スタスタ キョン「こいつ…ジャンキーの目をしてやがる…!」 203 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 06:53:32.38 ID:SM6Xc/aXO 部室 ハルヒ「転校生を連れてきたわ!その名も 古泉「古泉一樹です」ニコッ キョン(お?チーマーと聞いたがやけにいい奴そうだ。友達になれそうだな) 古泉「ところでこの組織は何をするところなんです?」 ハルヒ「よくぞ聞いたわ」 ハルヒ「すぅ、学区内の全高校を統合する!」 キョン(アホだ…) 古泉「なるほど、わかりました。微力ながら助太刀いたしましょう」 ハルヒ「フッフッフ、学区内を統合したら県内、地方、はては全国制覇よ!」 204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 06:57:29.25 ID:SM6Xc/aXO こうして俺を含めこの5人で学区内の高校を統合することが決まった 我ながら本当に馬鹿だと思う 古泉「時に貴方、この後お時間よろしいですか?」 キョン「ん?ああ」 ―――― キョン「何か用か?」 古泉「誰とやった?」 キョン「は?」 古泉「あの3人の中で誰とヤったかって聞いてんだよ」 205 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 07:03:56.92 ID:SM6Xc/aXO キョン「誰ともヤったことなんてねえよ!」 キョン(姐さんネタでオナニーはしたがな) 古泉「マジ?あんな上物が3人もいるのに?」 キョン「なんなんだよあんた。チーマーじゃないのか?」 古泉「馬鹿だなお前。チーマーなんてやることと言えばカツアゲかセックスだけなんだよ」 キョン(うわぁ…) 古泉「んなことよりお前と兄弟になる心配はないんだな。よし、1日一人づつ落とすぜ」 キョン(勝手にしてくれ。あの3人をどうにかできるとは思えないが) 210 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 07:24:06.05 ID:SM6Xc/aXO それから1日ごとに、古泉の頭にコブが増えていった だから言わんこっちゃない 部室 キョン「今日は長門さんだけか」 長門「そう」 プルルルル 長門「もしもし」 長門「うん、うん、東高攻めの許可が降りた?よくやった。こちらの兵隊数は申し分ない。うまくいけば『愧圜』の人間も使える」 長門「わかった。あなたは引き続き会長の監視を」 ガチャ 長門「クズも少しはましになった。ゴミに格上げ」 キョン「ガクガクブルブル 220 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 08:57:06.27 ID:SM6Xc/aXO ハルヒ「東高を落とす?」 長門「そう」 ハルヒ「中々面白そうね。確か東高は藤原って奴が牛耳ってたはず。相手にとって不足なし!」 長門「…クスクス」 ハルヒ「でも有希、初めから東高を攻めるのが決まっていたかのような手際の良さね。兵隊も集まってるなんて」 長門「あなたに楽しんでもらうため努力しただけ。それ以上でもそれ以下でもない。クスクス」 キョン(ハルヒさん!騙されるな!そいつは全てを裏で操っていやがる!) ハルヒ「さすが有希、忠実な部下を持てて嬉しいわ!」 長門「クスクス、そう」 221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 09:04:18.17 ID:SM6Xc/aXO キョン「長門さん!今日という今日は言わせてもらう!何故俺たちに争わせるようなことをするんだ!」 長門「クスクス、私はただ涼宮ハルヒの希望を叶えるだけ」 キョン「涼宮さんの希望?どういうことだ?」 長門「後々わかる。もっともその意味がわかるのはここにいるあなたではないけど。クスクス」 キョン「なんだってんだよ…」 224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 09:17:17.72 ID:SM6Xc/aXO 下駄箱 キョン「長門さんが言った意味、まったく理解できないな」 キョン「お?紙が入ってる。まさか!?ラヴレター!」 ガサガサパラッ キョン「何々?『ノウミソクワセロ』だって?おいおい、随分直接的な告白だなあ」 朝倉「クワセロ!」シャッ キョン「ぎゃー!何!?朝倉さん!そ、そのナイフでどうするつもりだ?」 228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 09:29:17.19 ID:SM6Xc/aXO 朝倉「コレデ。アタマワッテ。ノウミソダス」 キョン「ガクガクブルブルた、助けて…」 朝倉「キョンとヒトツニ。ナル」 キョン「どうにかしないと…あれは国木田さん!助けて国木田さん!朝倉に脳味噌食われる!」 国木田「あん?ようキョンじゃねえか。どうした?」 キョン「朝倉に殺される!助けて!」 国木田「朝倉に?ハッハッハ、てめえモテモテだな。中学の時はパッとしなかったが高校入って変わったじゃねーか」 キョン「言ってる場合ですか!」 国木田「見ろよ、朝倉のあの目。恋する女の目だぜ」 キョン「恋する女の目?」 朝倉「<●><●>」 キョン「嘘だー!絶対ジャンキーの目ですよアレ!」 232 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 09:56:03.30 ID:SM6Xc/aXO 国木田「とにかく頑張れよ。じゃあな」 キョン「ぁ、あ、あ」 朝倉「クウ。ノウミソ」 キョン「待て!俺の話を聞け!」 朝倉「?」 キョン(一か八か、国木田さんを信じるしかない) キョン「お前、俺のことが好きなのか?」 朝倉「///」 キョン(マジかよ…うげぇっ) キョン「だ、だったら脳味噌食うなんてもったいないぞ!好きだったらその相手に告白するんだ!そうすれば脳味噌を食べるよりも、楽しい毎日が待ってるんだぞ!」 キョン(…ん?) 朝倉「コクハク…」 朝倉「コクハク。スル。キョン。ワタシトツキアエ」 キョン(やべーっ!なんてこと言ったんだ俺はー!もっと言葉を選べなかったのか!) 245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 10:47:15.28 ID:SM6Xc/aXO キョン「と、いうわけで付き合うことになりました…」 朝倉「キョン。スキ。アトデ、ノウミソクワセロ」 キョン「はいはい後でね」 ハルヒ「完全に書き手の趣味じゃねえか」 キョン「書き手?なんですそれ?こわいですよ」 ハルヒ「こっちの話よ。今のは忘れて」 ハルヒ「そんなことよりジャンキーも加入でいよいよ私達の組織は最強になったわね!」 キョン「人の彼女をジャンキーなんて言わないで下さい!失礼な人だ!なぁ?涼子」 一同「うわっ、キモッ」 249 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 10:54:10.95 ID:SM6Xc/aXO ハルヒ「そんなことより有希、首尾は?」 長門「整った。後は東高に宣戦布告するだけ」 ハルヒ「やるじゃない、有能な部下を持てて嬉しいわ!キョン!あんたも有希を見習いな!」 キョン「涼子、あーん。え?なんです?」 ハルヒ「なんでもないわ!あと、頼むから見えないところでチチクリあってくれないかしら!キモいのよ」 キョン「涼子、ハルヒさん俺達に嫉妬してるぜ。困った人だな」 朝倉「ハルヒ、シットはミニクイ」 ハルヒ「ダメだこいつら…」 250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 10:59:46.15 ID:SM6Xc/aXO 生徒会室 黄緑「最近の長門さんの行動は目に余ります」 会長「ふむ、私もそう考えていた」 黄緑「しかも今回は東高にケンカを売るなんて…そんなことになったら双方ただでは済みませんよ。」 会長「わかっている。だがここまで事が大きくなった以上、北東どちらかが痛みを被る以外に手はない」 黄緑「会長…長門一派の粛正…やるのですね」 会長「あぁ、だが私の手は汚さん。長門一派は東に叩いてもらう」 257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 11:35:09.75 ID:SM6Xc/aXO 某所 ハルヒ「ここで待っていれば東高が来るのね」 長門「そ、そのはず」ソワソワ ハルヒ「有希?どうかした?こちら側の兵隊がまだ集まってないみたいだけど」 長門「し、心配ない。全て予定通り」ソワソワ 長門(おかしい、もうそろそろ200を超える兵が集まってもいいはず…) プルルルル 長門「もしもし」 黄緑「長門さん、元気?」 長門「そんな挨拶はいらない。兵がまだ到着していない。予定時間と場所は指定したはず」 黄緑「それなんだけど…私もうあなたに着いていけなくなったの。これからは会長閣下の右腕になることにしたわ。それじゃあ、さようなら。せいぜい東高相手に善戦することね」 ガチャ 長門「…!」サーッ 259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 11:39:46.93 ID:SM6Xc/aXO 長門「古泉一樹、『愧圜』のメンバーをここに呼んで」 古泉「メンバーを?あー無理無理。転校と同時に『愧圜』やめたし」 長門「…!」サーッ 長門「朝比奈みくる、あなたの組員をここに呼んで」 みくる「それはできないわ。私は争いを止めるためにここに来たのよ。組員を呼んだら話がこじれてしまうわ」 長門「…!」サーッ 長門「終わった」 262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 11:49:06.39 ID:SM6Xc/aXO 長門「涼宮ハルヒ、ここは逃げたほうがいい…」 ハルヒ「ああん?何を言ってんの?」 長門「手違いで兵が集まらない。東の勢力は100。たった6人で敵うはずがない」 ハルヒ「はぁ?宣戦布告までして逃げろっての!そんなのプライドが許さないわ!それに…」 ハルヒ「もう遅いわよ」 ゾロゾロ 「ウラア!ぶっ潰すぞ」 「舐めた真似しくさりやがって!」 長門「…!」 キョン「涼子、おやつのアンパンだよー。あーん」 朝倉「アンパン、ウマイ。キョンノノウミソヨリ」 キョン「ふふふ、涼子は可愛いなぁ。ん?何か周りが騒がしいが…。!?」 269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 12:21:06.16 ID:SM6Xc/aXO キョン「ちょ、おいおい!あの数相手にケンカしようってのか!無理言うな!」 ハルヒ「仕方ないじゃない!もう後には引けないわ!」 ボカバキ ハルヒ「うぐっ!」 みくる「涼宮さん、悪いけどあなたには寝ててもらうわ」 キョン「な、なにを!」 みくる「この数相手に私達が敵うはずがない。許しを請うには涼宮さんはうるさすぎる」 みくる「東高のみなさん、お願いします。ここは何も言わず引いて下さい」スッ 藤原「おいおい、土下座ごときで俺達の怒りを鎮められると思ってんのか?」 みくる「私になら何をしてもかまいません。ですがこの子達は見逃してやってください」 長門「…!」 キョン「!」 271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 12:26:26.61 ID:SM6Xc/aXO 藤原「何をしても?おもしれえ!だったら付いてきな」 みくる「はい」 みくる「さようなら、みんな…」ボソッ 長門「ね、ねええええさあああああん!」 長門「わ、私のせいで…うわあああああ!」 俺達は姐さんの後ろ姿が見えなくなるまで、その場に立ち尽くすことしかできなかった 276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 12:40:05.36 ID:SM6Xc/aXO ハルヒ「なんで起こさなかったんだクソムシ!殺すぞ!」 長門「どうすることもできなかった…私の責任」 ハルヒ「責任なんてどうでもいいんだよクソ野郎が!」 キョン「お、落ち着いてくださいよ…」 古泉「おーこわ」 朝倉「ミンナ。オチツケ。イイアラソッテル、バアイ。チガウ。ドウヤッテ、ネエサンをタスケルカ、カンガエルベキ」 一同「!!!」 283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 12:56:20.96 ID:SM6Xc/aXO ハルヒ「そ、そうよね、朝倉の言う通りよね。有希!人数はこれが限界なの?」 長門「私のスパイが生徒会派に降った。もはや後ろ楯はない」 ハルヒ「キョンは?ケンカの強い知り合いとかいないの?」 キョン「ブンブン」 ハルヒ「仕方ないわ。このメンバーで東高を攻める」 「待つにょろ!」 ハルヒ「ああん?誰だてめえ?」 鶴屋「私はみくるの組のもんっさー。わかりやすく言えば上司だねっ」 ハルヒ「はぁ?その上司が何の用だよ。殺すぞ」 鶴屋「みくるはうちの組でも将来有望の若頭候補だからねっ。ここで死んでもらうわけにいかないっさ。東高攻め、私も協力するよっ」 288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 13:04:57.59 ID:SM6Xc/aXO ハルヒ「まあ、一人でも多いほうがいいわね。じゃあ行くわよ!」 「待て!」 ハルヒ「今度は誰だ!殺すぞ!」 谷口「俺だ」 ハルヒ「お前だったか」 谷口「俺もつ」 ハルヒ「みなまで言うな。お前はいらん」 谷口「そういうな。俺も伝説に名を残したいのでな」 ハルヒ「ふん、勝手にしなさい」 キョン「なんなのこのノリ」 293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 13:15:43.20 ID:SM6Xc/aXO ハルヒ「改めて東高にむけてしゅっぱ」 「ちょっと待て!」 ハルヒ「殺すぞ!」 国木田「そう言うな。キョンが困っているんだ。同じ高校のよしみで助太刀するぜ」 ハルヒ「わかった」 ハルヒ「よし!行くぞてめえら!戦争じゃぁ!東の息の根を止めろぉぉおお!」 一同「うおおおお!」 295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 13:19:31.69 ID:SM6Xc/aXO 東高 末端「藤原さん、あの女なんなんすか?」 藤原「あぁ?」 末端「いえ…あの女、俺達に何をされても泣き言一つ漏らさずじっと耐えてるんですわ。正直気味が悪いっすよ」 藤原「ククク、さすが『鬼の朝比奈』ってわけか。よく訓練されてるな」 藤原「よし、朝比奈をここに呼べ。いい声で泣かせてやるぜ」 301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 13:50:37.74 ID:SM6Xc/aXO 「おら、入れ!」 ドサッ みくる「ぐっ…」 藤原「よう、朝比奈さん。随分お楽しみだったみたいだな。そんなに汚されちまって、まあ」 みくる「私が言い出した事よ。何をされても文句は言わないわ…」 藤原「強情だねぇ、いい声で泣いてくれないと面白くないんだが」 みくる「あなた達が喜ぶようなことはしないわ…!」 藤原「へっ、おもしれえ。じゃあ、てめえにいいことを教えてやる。実はさっき、俺の部下を北に向かわせた。てめえのお友達をぶっ潰すためにな」 みくる「なっ…!ひ、卑怯もの!みんなには手を出さないと言ったのに!」 藤原「ハッハッハ、その顔を待ってたよ。今頃てめえのお友達みんな仲良く天国だ。カッカッカ」 みくる「う、うぅ…」ポロポロ 306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 13:56:08.68 ID:SM6Xc/aXO 北高 「朝比奈さんが東に捕まった?」 ざわ… 「嘘だろ?北高最強の朝比奈さんが?」 ざわ… 「こんなやり方きたねえよ!東の奴ら」 「ずっと東の藤原には煮え湯を飲まされてきたんだ。今回は我慢ならねえ!」 「東をぶっ潰すぞ!涼宮に続けぇ!」 「うおおおおお!」 長門「これが信頼の上に成り立つケンカ。私は間違っていた」 310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 14:07:06.34 ID:SM6Xc/aXO プルルルル 長門「もしもし」 黄緑「長門さん、随分大事になってますね」 長門「姐さんの信頼が為せる業。そして姐さんを救うことが私の償い」 黄緑「そうですか。やっと気付いてくれたのですね。微力ながら会長派の兵力をそちらに送ります。会長には気付かれてないので安心してください」 長門「恩に着る」 黄緑「あなたのためではありません。朝比奈さんは北高の大事な戦力です。こんなことで北の勢力を弱めるわけにはいきませんからね」 長門「わかっている」 黄緑「それでは、頑張って下さい」 ツーツー 長門「喜緑江美里…ありがとう」 314 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 14:21:49.86 ID:SM6Xc/aXO ゾロゾロ キョン「一体なんなんだこの一個師団は!」 古泉「なかなかやるな、姐さんも。ところでお前、文句を言いつつ付いてくるんだな」 キョン「当たり前だ。姐さんには恩があるからな」 キョン(オナニーの) 古泉「今流行りの『義』って奴かよ。しびれるねぇ」 キョン「ふん、まあな」キリッ 315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 14:30:43.43 ID:SM6Xc/aXO ハルヒ「ん?見えてきたわね!野郎共!準備はいい!?」 「おおおおお!」 ハルヒ「東の奴らを完膚なきまでに叩き潰すのよ!ウラア!」 東「たかだか50くらいの兵隊で俺らに勝てると思ってんのかゴラア!殺すぞ!」 ハルヒ「喋ってる暇はねえぞクソがぁ!」ボカバキ 朝倉「イッパイ、コロス。キョンにホメテモラウ」グサッグサ キョン&谷口「うおおお!」 キョン&谷口「ぎゃああああああ!」 321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 14:52:30.62 ID:SM6Xc/aXO 国木田「こっちは片付けておく!てめえらは本陣に乗り込め!」 キョン「国木田さん!恩に着るぜ!」 谷口「それほどでもねえよ!ぐああああ!」 キョン(谷口…あんたには言ってない…) ダダダ バーン! ハルヒ「ウラア!ここかぁ!藤原でてこいやぁ!」 藤原「小鳥がピーチク囀ずるなよ。耳に響くぜ」 ハルヒ「!?姐さん…!」 みくる「み、みんな」ポロポロ 長門「藤原あああ!」ボカバキドゴス 藤原「効かねえんだよヒヨッコがあ!」ドスッ 長門「ぐ…!」 322 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 14:57:16.89 ID:SM6Xc/aXO ハルヒ「こいつ…つええ…」 藤原「その人数で俺ひとりにも勝てないのか?よほど弱体化したな北高は!」 ハルヒ「なめんなゴラア!」 ボカバキ ハルヒ「クソが!」 朝倉「<●><●>」 朝倉「シネ」シャッ 藤原「きかねえんだよ!基地外女!」ボカ キョン「人の彼女を基地外だと!謝れ!」 藤原「ああん?」 キョン「あ、すいません。続けて」 326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 15:03:08.56 ID:SM6Xc/aXO 藤原「くたばれ!クソ共!」ガクン 藤原「なに!」 みくる「むぐぅ!」カミ 藤原「クソ!離しやがれクソ女!」 ハルヒ「姐さんのイタチの最後っ屁を無駄にすんな!突っ込め!野郎共!」 藤原「――――!」 327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 15:04:17.53 ID:SM6Xc/aXO さきに謝っておくけどオチごめん 俺にこれ以上は無理(笑) 331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 15:09:08.80 ID:SM6Xc/aXO ハルヒ「中々いい台本が書けたわ!みんな、今度の映画はこれで行くわよ!」 キョン「どれどれ…」 古泉「いやはや、なんとも涼宮さんらしい」 長門「興味深い」 みくる「ふえええ!涼宮さん、台本に『みくるちゃんレイプされる』って書いてありますけど、台本上だけですよね?実際に撮影はしませんよね?」 ハルヒ「何を言ってるのみくるちゃん!実際に撮影をしないとリアリティがないでしょ!もちろん濡れ場ありよ!」 みくる「ふえええ!」 キョン「ははっ、朝倉役なんてまんま本人だな。笑えるぜ」 朝倉「ちょっと、聞こえてるわよ」 336 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 15:14:34.45 ID:SM6Xc/aXO キョン「うわ、いたんだ」 朝倉「そりゃいるわよ。長門さんに呼び出しくらったんだから」 長門「この映画のためには朝倉涼子を復活させる必要があった」 朝倉「それより、さっきの言葉撤回してよ!名誉毀損だわ」 キョン「いやいや、ヒイキ目に見てもこの台本の朝倉はまんまお前だよ。な?涼子?」 朝倉「ちょ、その呼び方やめて!サブイボが…」ゾワゾワ キョン「照れるな照れるな。アッハッハ」 〜fin〜 339 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 15:16:36.81 ID:SM6Xc/aXO ごめんなさい書けません! 347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/05/07(木) 15:20:46.15 ID:SM6Xc/aXO はっきり言って台本、爆発オチは禁じ手だよね やっぱり俺は読む側が向いてるみたいです ここまで読んでくれてありがとうございました 少しでも楽しんでいただけたのなら幸いです 355 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/05/07(木) 15:41:27.25 ID:SM6Xc/aXO ちょっと最後に言わせて 俺的にこれは面白いだろってとこで反応薄かったり、何も考えず書いたところがウケたりで、書いてるこっちも結構楽しませてもらった SS書く人の気持ちがわかった気がするよ それでは、アディオス