みくる「もうちょっとで………」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 19:39:51.79 ID:xfIZNs3pO みくる「うーん……」 ガサゴソ みくる「わぁ、1円だと思ったのに100円でした!ここの自動販売機は穴場ですね」 カサカサ みくる「あ、ヘンテコな虫さん……」パクッ ジャリッジャリッ みくる「……ん〜ちょっと酸っぱい(●´*`●)」   5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 19:44:21.90 ID:xfIZNs3pO みくる「どうしようかなこの100円」 古泉「おや、朝比奈さん」 みくる(古泉君だ……もしかしてさっきの釣銭漁りがバレたのかなぁ…) 古泉「奇遇ですね、まさかこのようなところで出会えるとは」 みくる「あ、そうですね〜」 古泉「ん?朝比奈さん、歯に何か挟まってますよ」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 19:49:26.70 ID:xfIZNs3pO みくる(古泉君、実は気付いているんでしょ?わたしにはわかるんです) 古泉「どうしたんですか朝比奈さん?」 みくる「見たんですよね?」 古泉「見た、といいますと?」 みくる「わたしがヘンテコな虫を食べているところを……」 古泉「蟷螂を捕食した現場は拝見させていただきましたが、ハリガネ虫はとりましたか?」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 19:52:32.27 ID:xfIZNs3pO 古泉「いやはや虫を食べる同士が他にいるとは驚きですよ」 みくる「え!?誤解です!さよなら!!」スタスタスタ 古泉「おやおやそうでしたか。では失礼」 みくる(虫を食べる?古泉君って気持ち悪い人だったんだぁ……) 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 19:57:48.22 ID:xfIZNs3pO みくる「どうにかして100円を8万円くらいまで変えないと家賃が払えない… 食費もあるし……あ!そういえばハトさんを見てたら石ころを食べてたのを思いだしました! これで食費には困らなくなりましたよ、ありがとうハトさん♪」 ハト「くるっくー」 みくる「じゃあわたしも一粒」ガブッ がりがり…… みくる「かたーい、ハトさんすごーい」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:02:07.20 ID:xfIZNs3pO みくる「ハトさんゴメンね、わたし石ころ食べらんないや」 ハト(馬鹿かお前は)パタパタパタ みくる「さよならー、あれ?あのハトさんを食べれば…… 待ってー!!」タッタッタ びちゃっ みくる「ひょわぁっ髪の毛に……!!汚い……でも確かラーメン橋でハトの糞がラーメンの具材になったような……」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:06:53.90 ID:xfIZNs3pO みくる「ううん、女の子としてさすがにそれはアウト我慢しなくちゃ!」 古泉「これはこれは」 みくる「ピィッ!」 古泉「どうしましたか?」 みくる「なんで上半身が裸なんですかー……?なんで虫籠持ってるんですかぁ……」 古泉「最近上半身を脱ぎだす癖がついてしまいまして」 みくる「うぇぇぇぇぇん!!」 古泉「すみません泣かせるつもりはなかったんですが……… 一応ムービーは撮っておきますか」 ピピッ 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:10:53.23 ID:xfIZNs3pO みくる「ふぇぇん……」 キョン「ん!?朝比奈さんの泣き声!?」タッタッタ 古泉「朝比奈さん、お願いですので泣き止んでいただけないでしょうか」スタスタスタ みくる「いやぁぁ……来ないで……真っ黒乳首が……わたしに近いてくるぅぅぅぅ」 キョン「朝比奈さん!?」 みくる「ふぇぇぇんキョンくぅぅぅん!!」 キョン(……ん?今日の朝比奈さんはなんかクサイな、帰るとするか)スタスタスタ 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:15:26.21 ID:xfIZNs3pO 古泉「おや、携帯の電源が切れてしまいました。失礼します」スタスタスタ みくる(ひっく……助かった……) 鶴屋「あっ!みっくるじゃないかっ!!」 みくる「鶴屋しゃん…」 鶴屋「どうしたんだい?まさか……」 みくる「違うんです……わたしが自動販売機を漁っていたから……」 鶴屋「うんうん、みくるはなんも悪くないよっ!とりあえずあたしん家に行こっ!」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:24:51.24 ID:xfIZNs3pO 鶴屋家 みくる「ごめんなさい鶴屋さん…ごめんなさい鶴屋さん…」 鶴屋「いいさいいさっ!で、一つ聞いていいかいっ?」 みくる「…うい」 鶴屋「家賃払えるかいっ?」 みくる「う……」スッ 鶴屋「うーん100円じゃ無理かな」 みくる「…ごめんなさい」 鶴屋「困ったなぁ、これで4年間未払いだよね」 みくる「違います5年間です」キリッ 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:29:30.27 ID:xfIZNs3pO 鶴屋「うーん、よし!みくる!!一つ誰も所有してない牧場があんだけどさっ」 みくる「牧場物語ルートは嫌なんです…」 鶴屋「そう?ならさ、遊園地の……」 みくる「……テーマパークルートはちょっと無理が…」 鶴屋「経営者じゃなくて掃除係がね」 みくる「スイーパーなんて死んでも嫌ですよぅ」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:33:02.34 ID:xfIZNs3pO 鶴屋「困ったなぁ…」 みくる「大丈夫ですよ」 鶴屋「へ?」 みくる「何とかなります!」 鶴屋「そうだねっ!何とかなるよみくるなら!」 みくる「えへへ」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:35:01.04 ID:xfIZNs3pO みくる「じゃあわたし帰りますね」 鶴屋「うん!またねみっくるー!バイバイにょろー」 みくる「はぁーい」スタスタスタ 鶴屋「ありっ?なんか忘れてるけどまっ、いっか!」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:43:07.24 ID:xfIZNs3pO 長門家 みくる「あ、長門さんにお金を借りよう!!」 長門「……」 みくる「てことなんですけど……」 長門「……」 みくる「やっぱり駄目……ですよね?」 長門「……」ガタッ みくる「ひゃわっ」ビクッ 長門「……」スタスタスタ みくる(どうしたんだろ長門さん……) 長門「……」 みくる「あの…長門さん?」 長門「………予備校に行かなくてはならない」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:44:49.63 ID:xfIZNs3pO ガチャッ 長門「……」 みくる「いってらっしゃぁい」 長門「……」 みくる「……?遅刻しますよ?」 長門「……出てって」 みくる「あっ……すみません」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:48:50.60 ID:xfIZNs3pO みくる「……はぁ」トボトボ 谷口「ややっ!?朝比奈さんですよね?」 みくる「えっ?そうですけど……」 谷口「キョンの友達の谷口ですよ!」 みくる「あっ!わたしと川に溺れたと見せ掛けて胸やらフトモモやらを触っていた人!」 谷口「ええ!ええ!!懐かしいなぁ」 みくる「そ、そうですね……」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:53:05.76 ID:xfIZNs3pO みくる「そんなえーと……誰でしたっけ?」 谷口「谷口ですぅ!!!!」 谷口ですぅ!!! 谷口ですぅ!! 谷口ですぅ! ですぅですぅですぅですぅ… みくる「が、なんのようですかぁ?」 谷口「あのですね、一緒にお食事でも如何かなと……」 みくる「お食事!?わぁ、行きます行きます」 谷口「ひゃっほぉぅ」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 20:58:12.25 ID:xfIZNs3pO みくる「かゆっうまっ」モグモグ 谷口「どうですか朝比奈さん、俺……じゃなくて僕の自慢のお店なんですよ!!」 みくる「ひょうなんれしゅか」モグモグ 谷口「そうなんですよ!!」 みくる「あの…わたしこんなに食べてるんですけどお金のほうは……?」 谷口「やだなぁ!!ありませんよ!!!」 みくる「もうジョークがうまいですね」 谷口「いやマジで」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:01:19.35 ID:xfIZNs3pO みくる(……ここで取り乱したら負けですね) 谷口(勢いできちまったんだが朝比奈さんなら立て替えてくれるよな?) みくる「本当にないならわたしがおごりますよ」 谷口「本当ですか?いやすみませんね、財布を忘れてしまったもんで」 みくる「あ、少し飲み過ぎちゃったんでトイレに行ってきますね」スタスタスタ 谷口「あ、はい!」 谷口(ふぅ、ちょろいぜ) 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:03:47.78 ID:xfIZNs3pO みくる「あったあった窓窓」 ガララッ みくる「谷口君には悪いけどわたしかえりまーす。よいしょっと」 ギュウッ みくる「おっぱいが引っ掛かって……えいっこのっ」 ビリッ みくる「あ、破けた」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:07:57.80 ID:xfIZNs3pO みくる「よし脱出完了♪そうだ!谷口君がどうなるか見ていこうかな」スタスタスタ 谷口「……」 みくる「あっ、いました」ジー 谷口(朝比奈さん遅いな…うんこか) みくる「今絶対わたしが大きい方だなっと思ってる顔ですよ」 谷口(……)ニヤリッ みくる「ほぇぇ、笑ってますぅ……」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:12:33.30 ID:xfIZNs3pO 古泉「ふふ、実に人間の行動というものには興味がそそられてしまいます」 みくる「ぎぴっ」ビクッ 古泉「ギピッ、とは中々朝比奈さんも不可思議な悲鳴をあげますね」 みくる「な、なんなんですか……どこから沸いてでてきたんですかぁ…」 古泉「おや、彼がこちらに気付いたようですね」 みくる「そうみたいですね」 古泉「手を振ってあげてはいかがでしょう?」 みくる「おいしかった〜ありがとう〜」ぶんぶん 古泉「写メール写メールと……」 ピコリンッ 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:17:03.26 ID:xfIZNs3pO 古泉「では良い絵が撮れたので僕はこのへんでおいとましまーす」スタスタスタ みくる「さよならー」 谷口(嘘だろ?嘘だといってよ!!!!!!バ) みくる「これからどうしよう…あ、わたしの乳首さんこんにちはー」 乳首「……」 みくる「…これじゃわたし痴女じゃないですか……ふえーん…」シクシク 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:21:02.26 ID:xfIZNs3pO 長門家 みくる「そろそろ長門さんも帰って来てるはずだから…」 長門「……」 みくる「ブラジャーと服を貸して貰えないでしょうか長門さん…?」 長門「……」スクッ水 みくる(持ってきてくれるのかなぁ) 長門「……」スタスタスタ みくる(あ、長門さんの胸のサイズってわたしより小さいからキツそう) 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:25:07.35 ID:xfIZNs3pO 2時間後 みくる「長門さん遅いなぁ、見に行ってきますか」 スタスタスタ みくる「長門さん?」 長門「……」スヤスヤ みくる「寝てる…」 長門「……」スヤスヤ みくる「今のうちにタンスとかから半永久的に借りちゃいましょう」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:27:29.78 ID:xfIZNs3pO みくる「時空凍結されて持ち出せない……」 長門「……」スヤスヤ みくる「お手上げですね……」 長門「……」スヤスヤ みくる「あ、お風呂借りますね長門さん」スタスタスタ 長門「……」むにゃむにゃ 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:32:19.30 ID:xfIZNs3pO みくる「はぁ〜さっぱりしたぁ」 長門「……」くーくー みくる「ひらめいた!わたし今日は天才ですよ」 長門「……」スヤスヤ みくる「長門さんのズボンを脱がせてー、上もブラジャーも脱がせてー おっとパンツもいただきますね」ズルズル 長門「……ん」ごろっ みくる「あ、寝返りしないでくださぁ〜い」 長門「……」スヤスヤ みくる「うわぁ〜い、ブラジャーいらね」 ポイッ みくる「わたしのお洋服あげますねー」スタスタスタ 長門「……クシュンッ」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:38:52.33 ID:xfIZNs3pO みくる「らったったーらったったーたたらたらったったーあはん」 古泉「さあスマイルも忘れずに」サッ ドンッ みくる「いたた……ひっ……古泉君…」 古泉「笑顔は世界の平和といっても過言ではありません さあ、どうぞ満面の笑みを」 みくる「うぅ……」にへら 古泉「ふふ、……ふっ、くく……ほひっ……」ピクピク みくる(怖い……怖いです………) 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:50:31.16 ID:xfIZNs3pO 古泉「おっとすみません。笑いを堪えていたんですが、そのお陰でシャッターをうまく押せなくてですね」 みくる「そ…それはざんねんですねー」 古泉「ンギッ、思い出しただけでも……くふっ」プルプル みくる「……さよなら!!」ダダダダ 古泉「………」 みくる「はぁはぁ……古泉君……もう会いたくない……」 古泉「残念ですが、それは無理ですね」 みくる「うっうっ……びえぇぇぇぇぇん」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:55:09.36 ID:xfIZNs3pO 古泉「ですが、>>56をしていただければ」 みくる「……うぅ、本当ですか?」 古泉「ええ、本当ですとも」 みくる「……あたしみっくる禁則事項、ちょっとオチャメな女の子……」 古泉「……おとといきてください。では今日のところは終身するとしますか」 みくる「本当に終身してくださいね」 古泉「はは、朝比奈さんも人が悪い。終身ではなく就寝ですよ」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 21:58:55.49 ID:xfIZNs3pO みくる「……怖かった…………本当に怖かった……」 ハルヒ「あっ!?みくるちゃん?みくるちゃんじゃない!!!」 みくる「そろそろ公園の土管に行きますか…」トボトボ ハルヒ「おーい」 みくる「……寒いなぁ」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 22:06:08.40 ID:xfIZNs3pO みくるの家 みくる「鶴屋さんのご厚意によって貸してもらった土管も汚くなっちゃった」 ハルヒ「み・く・る・ちゃん!」 みくる「さて、潜りますか」ゴソゴソ コオロギ?「ギチッギチチッ」 みくる「そういえば漫画でコオロギさんがネズミさんとかを食べてる漫画がありましたね」 コオロギ?「ギチチッ」 みくる「……」パクッ ジャリッジャリッ みくる「……あ、芋虫!」パクッ チュルン ゴクリッ みくる「喉越し、爽やかー」 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 22:14:07.40 ID:xfIZNs3pO みくる「なやーまーずーにー」 「うっせーぞ隣人!!!!」 みくる「おーれーたーちのー」 「あいことーばー」 ドゥドゥワ みくる「きんそーくじこーおー」 「………」 みくる「おやすみなさい」 ハルヒ「………帰ろう」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 22:17:59.83 ID:xfIZNs3pO チュンチュンッ みくる「……ん、朝ごはんが鳴いてますー」 チュキンチュキン みくる「おそいですねー」ガシッ スズメのようなもの「ピィィィィ!!ピー!!!」 みくる「かわいいなぁ」パクッ ゴキッ!ゴリッ♪ゴリッ♪ みくる「……ぺっ、ごめんね鳥さん」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 22:30:04.47 ID:xfIZNs3pO みくる「こんな生活じゃいつか死んでしまうような…」 古泉「面白い事をおっしゃいますね」 みくる「……」 古泉「もう何年もこの土管に住んできた貴女がまさか」 みくる「古泉君、わたし実は朝は凄く機嫌が悪いの」 古泉「生理ですか?彼は涼宮さんの事を万年生理女だと言っていましたが…」 ゴットゥくる「あの…古泉君……」 古泉「これはやばそうだ、と」 みくーザ様「おい」 古泉「すみません、では後ほど」スッタカター 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 22:41:34.84 ID:xfIZNs3pO 長門家 みくる「昼ご飯なんですか?」 長門「……」 みくる「あ、納豆巻きですかー」ジュルリッ 長門「……」スタスタスタ みくる「あ、この河童巻きもらいますねー」 長門「……」ピポパピポパ みくる「うぇ、わたしキュウリ嫌いなんでした……」 長門「……もしもし、引越しをしたい」 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 23:14:44.37 ID:xfIZNs3pO みくる「……追い出されちゃった」 古泉「なるほど、貴女は長門さんに…」 みくる「古泉君がこんなに気持ち悪いなんてがっかりしましたよ」 古泉「お互い様だと思うのですが」 みくる「……」 古泉「そうそう、谷口氏の事なのですが」 みくる「なんですかぁ」 古泉「ドラゴン戦車と戦っているそうです」 みくる「え!?捕まったんですか???」 古泉「ええ、ムービーもありますよ。携帯ですが」 ピコッ 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 23:19:13.85 ID:xfIZNs3pO 古泉「どうですか?」 みくる「関節をキメられちゃってますね」 古泉「ふふ、ここからがスペクタクルですよ」 みくる「……あっ!!腕がいけない方向に…」 古泉「まっがーれ↓」 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 23:22:46.38 ID:xfIZNs3pO 古泉「朝比奈さん、怒らないで聞いてほしいのですが」 みくる「はい」 古泉「自分のその豊満な胸を吸ってみれば飢えが多少凌げるのでは?」 みくる「!!!」 古泉「ふふ」 みくる「どこかに行ってくださいよぅ試せませんよぅ…」 古泉「了解致しました」スタスタスタ みくる「灯台下暗しってこのことだったんですね!」 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 23:28:46.21 ID:xfIZNs3pO みくる「……重っ……」チューチュー ぺちゃ みくる「あわわわ、ペッタンコに……」 カシャシャシャシャシャ… 古泉「はは、つい連写モードで激写してしまいました。 あ、逆に吹き込めば膨らみますよ。では」シュバッ みくる「………」ふぅぅぅぅぅ ぽよん みくる「本当だ、………人間の仕組みって案外簡単なんですね」 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/14(火) 23:34:22.01 ID:xfIZNs3pO みくる「あ、なるほど!だからいつもいつもわたしが空気だったのは胸に空気が沢山詰まって……詰まる?うん、詰まるで大丈夫。だから影が薄かったんだぁ、でも長門さんは確かに出番は多いけど台詞が少なくてちょっとあれですよね?あれなんですよ!!!!だから……」 子供「おかーさーん!あのお姉ちゃんなんかぶつぶつイッテルビウム」 母「見ちゃいけません!!!」 乳「あの父はたまらんものがあるなぁ」 母「あなた!父と乳が間違ってます」 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:15:49.48 ID:xk9jrTIYO 完 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:24:21.41 ID:xk9jrTIYO みくる「なんで今まで気付かなかったんだろう…鶴屋さんがここまでわたしを助けてくれる理由を…」 古泉「ふふ」 みくる「あ、いたんですか古泉君」 古泉「いましたよ、先程から」 みくる「聞きます?」 古泉「是非」 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:28:59.46 ID:xk9jrTIYO みくる「鶴屋さんはわたしの事を愛していたんですよ!!」 古泉「ゴフォッ……鼻からみそ汁が吹きでてしまいましたよ」ボタボタ みくる「変ですか!?だって他には考えられませんよ? きっと成功します。玉の輿ですよ! うふ、鶴屋みくるにわたしはなりまぁす!」タッタッタ 古泉「ふっふふ……キィィ……うくく…………ふー、もっふ 待って下さい朝比奈さん」タッタッタ 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:32:45.88 ID:xk9jrTIYO 鶴屋家 みくる「鶴屋さぁ〜ん!!」 鶴屋「およよ?みくるじゃないかいっ!どしたんだーい?」 みくる「鶴屋さんに言いたい事があってとんできました!」 鶴屋「改まってどーしたのみくる?なんか変だよっ」 みくる「ひっひっふーひっひっふー」 鶴屋「んん?」 みくる「鶴屋ひゃん結婚してくらひゃい!!」 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:36:46.58 ID:xk9jrTIYO 鶴屋「わっはっはっ…あっははははっ」ジタバタ タッタッタ 古泉「朝比奈さん、無駄ですよ。諦めて下さい」 みくる「え……?どうしてですか?」 鶴屋「今まで黙っていましたが僕の名字をご覧下さい」 みくる「ひゃいっ……!?鶴屋……」 鶴屋「鶴屋一樹、これでお分かりでしょうか?」 みくる「そ…そんな……」 鶴屋(いっちゃん)「にょろ〜んw」 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:39:12.61 ID:xk9jrTIYO 鶴屋(いっちゃん)「さ、朝比奈さんお帰りはあちらですよ」 みくる「………う」 鶴屋(本物)「いいよみくる!結婚しよっ」 鶴屋(いっちゃん)と表記するのが面倒になったので古泉「な…なんとおっしゃいましたか!?」 鶴屋「結婚だみくる!」 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:39:54.52 ID:xk9jrTIYO >>102 わかりましたでがんす 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:44:18.37 ID:xk9jrTIYO みくる「ホントですか?」 鶴屋「ホントにホントさっ」 みくる「鶴屋さん」ガバッ 古泉「∵;」 鶴屋「みくるが今まで借りてた借家なんだけどね」 みくる「はい」 鶴屋「あげるさっ!!」 みくる「え!?ひゃわーい」 鶴屋「さっ、結婚は終了。みくるは気をつけて家に帰んなっ」 みくる「ありがとう……本当にありがとう鶴屋さん……」グスッ 古泉「……ああ、なるほど」 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:47:22.39 ID:xk9jrTIYO 鶴屋「またねみくるっ!」 みくる「はぁーい」スタスタスタ 鶴屋「どうだい?みくるの扱いはめがっさ得意なんだよねっ」 古泉「素晴らしいですね、ではハネムーンへと行きますか」 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:53:16.91 ID:xk9jrTIYO みくる「この土管がついに本当にわたしのものに…」 ひょこっ キョン「ん?すみませんが朝比奈さん、今日からここは俺の家なんでお引き取り願いたいんですけど」 みくる「…え?キョン君?」 キョン「すみません、もう眠いんで……」 みくる「……うわぁぁぁぁぁんうわぁぁぁぁぁんうわぁぁぁぁぁんうわぁぁぁぁぁんぉぉん……」 キョン「すみません、本当にもう眠いんで…………」 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 00:56:46.39 ID:xk9jrTIYO みくるAfterstory みくる「うーん……」 ガサゴソ みくる「わぁ、1円だと思ったのに50円でした!ここの自動販売機は穴場ですね」 カサカサ みくる「あ、ヘンテコな虫さん……ちょっと黒光りしてて綺麗です」パクッ キュジャリッキュジャリッ……ビュルッ みくる「……ん〜ちょっとくっさい(゜Q。)」 おわり☆ 112 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/15(水) 01:02:46.08 ID:xk9jrTIYO もう眠いんで寝ます。 たまにはキチガイSSも楽しいね