ハルヒ「レズビアンのハッテンバとかないのかしら・・・」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 02:41:00.06 ID:5g/OTYF40 キョン「は?」 ハルヒ「だから!レズビアンのハッテンバとかないのかしらって言ったのよ!」 キョン「何言ってんだよ、第一ハッテンバって何だよ」 ハルヒ「もういい・・・、自分でパソコンで調べるから」 ハルヒ(そんなトコロがあればあたしもみくるちゃんとハッテンできるかも知れないのに) ハルヒ「カタカタカタカタ」 キョン「お前がパソコン使うの久しぶりだな」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 02:46:18.11 ID:5g/OTYF40 ハルヒ「・・・だめね、google先生でも分からないって言ってるわ」 ハルヒ「どうやって調べようかしら」 ガチャ 古泉「おや、涼宮さん今日もお早いですね 何か調べ物ですか?」 ハルヒ「古泉くんが前言ってたハッテンバってところ探してるのよ     レズビアン用のところなんだけどね、中々見つからなくて」 キョン「お前か、古泉 ハルヒに妙なことを吹き込んだのは」 古泉「ウフッ 変なことじゃないですよ ハッテンバは最後のエデン、妖精の楽園です」 長門「・・・・」 キョン「あ、長門 いたのか」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 02:50:47.57 ID:5g/OTYF40 長門「最初からいる」 キョン「長門、お前からもハルヒに言ってやってくれ これ以上妙なことに興味を持つのはよせって」 長門「別にいい」 長門「古泉一樹の教唆による女性同性愛への興味は涼宮ハルヒの自由意志 介入すべきことではない」 キョン「そうなのか?」 長門「・・そう」 古泉「そうですよ、我々は静かに見守るだけ・・・ウフフッ」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 02:55:15.13 ID:5g/OTYF40 ハルヒ「あ”−−−−−−−−−−−−−ッ 見つからない!!     ちょっと何よこのパソコン! 壊れてんじゃないの?!」 キョン「単にお前の検索技術が足りないだけだろ(ハッテンなんちゃらってのが何なのかよく分からんが)」 キョン「どれ、貸してみろ」 キョン「こうやって単語の間にスペース入れたりしてだな・・」 ハルヒ「すごい! そんなのどこで習ったの? 見直したわ、キョン」 キョン「いや、普通のことだろ」 長門「女性同性愛・・・ユニーク」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 02:58:45.38 ID:5g/OTYF40 ガチャ みくる「遅れてすいませんー、今日は何をするんですかぁ?」 キョン「ああ、何かハルヒがハッテンわぶっ」 ハルヒ「ちょっと黙りなさい、何でもないわよみくるちゃん     今日は文化祭用の映画の台本作り! ほら、みくるちゃんもさっさとメイド服に着替えて!」 みくる「ふぇぇー、はいー」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 03:03:45.25 ID:5g/OTYF40 コンコン キョン「おーい、もう入っていいか?」 みくる「はい、いいですよ お待たせしました」 ハルヒ「みくるちゃん、有希、キョンあたしは調べ物があるから     台本作っといて、古泉君はあたしのサポート!いいわね?」 古泉「仰せのままに」 ハルヒ「でね、肝心の”例のトコ”が見つからないのよ、どうしたらいいと思う? 古泉君?」 古泉「そうですね、西宮からすぐ近くのA市にレズビアンバーがあります    蛇の道は蛇、そこで聞いてみてはどうですか?」 ハルヒ「それいいわね、早速場所教えて!」 古泉「仰せのままに・・・」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 03:08:48.18 ID:5g/OTYF40 ハルヒ「へー結構何軒かあるのね でもどこに行ったらいいか分からないわ     初めてだし、緊張するし・・・」 古泉「大丈夫ですよ 店の客層、一見の入りやすさ、店主の趣味まですべてリサーチ済みです」 ハルヒ「さすが古泉君、頼りになるわね!」 古泉「ウフッ」 キョン「なあどうでもいいけど、このメイド服着たまま池に落ちるってやつ本当にやるのか?」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 03:14:18.51 ID:5g/OTYF40 ハルヒ「じゃあ、ここにするわ! 有希、一緒に来て」 長門「どこに・・?」 ハルヒ「着いたら分かるわよ さ、早く早く!     みくるちゃんは留守番ね、その・・・帰ってきたら一緒に行きたいところあるから・・・」 長門「分かった」 みくる「えっ留守番ですかぁ・・ふぇぇ〜」 ハルヒ「A市だと電車で結構かかるわね、どうしようかしら?」 古泉「僕のバイト先の車で送りますよ 高速を使えばすぐです」 ハルヒ「ありがとっ いいの?助かるわ」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 03:17:29.38 ID:5g/OTYF40 ハルヒ「すごーい 高級車じゃない!」 長門「古泉一樹が所属する組織の情報改竄によって入手したもの、驚くことではない」 古泉「まぁまぁ、乗ってください    今が日が暮れるころですし、A市に着くころには丁度バータイムになってますよ」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 03:22:14.92 ID:5g/OTYF40 A市のバー ハルヒ「ノックとかしたほうがいいのかしら・・・」 コンコン 朝倉「いらっしゃい、初めての人?」 ハルヒ「そうだけどってアンタクラスの朝倉じゃない?! 何してるのこんなとこで」 朝倉「あら、涼宮さん 何ってアルバイトよ ここ誰かの紹介?」 ハルヒ「いや、違うけど・・・」 ハルヒ(知り合いなんかに聞きにくいわよ・・・だってハッテンバってその、エ エッチするところなんだし・・・) 朝倉「ふーん 涼宮さんもビアン仲間だったんだ ちょっと意外だな♪」 長門「朝倉涼子・・・女性同性愛者・・・・ユニーク」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 03:25:58.99 ID:5g/OTYF40 朝倉「長門さんもビアンだったの?」 長門「違う 私は涼宮ハルヒに連れられてここに来ただけ」 朝倉「へー・・・そうなの、残念」 長門「涼宮ハルヒはあなたに質問があって此処に来た」 朝倉「質問? なぁに?涼宮さん?」 ハルヒ「えーとそのあの、やっぱりいいわ そういやまだお酒も頼んでなかったし!     あたしマリブコークね!」 朝倉「ふーん、まあいいけど・・・ 長門さんは?」 長門「麦茶」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:03:13.49 ID:5g/OTYF40 朝倉「でもね、実際悩むこと多いでしょ 同性が好きだと」 朝倉「わたしだってここに入ったきっかけもそうだったもん、ここの世界のことちゃんと知らないとって思ってさ    悩みがあるのは皆同じなんだしビアンバーって最後の逃げ場みたいなとこ、あるじゃない?    だから気兼ねなく相談してほしいな わたしが力になれることだったら力になるし」 長門「長い」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:12:25.65 ID:5g/OTYF40 ハルヒ「あんたにこんなこと言うの何か全然違うんだけど・・・     あたしね、ほら2年の朝比奈さんって子知ってる? あの子のこと好きなんだ・・・」 朝倉「うん」 ハルヒ「入学してからかな、最初見てかわいいなって思ったときに無理言ってあたしのつくった部に入部させっちゃったんだけど」 ハルヒ「SOS団でみくるちゃんと一緒に過ごしてるうちに胸が苦しくなった     なんであたしみくるちゃんのこと好きなんだろう、SOS団作った目的だって本当は全然違うことだったのに」 朝倉「・・・うん」 ハルヒ「みくるちゃんは男が好きなんだと思う、だから恋愛は諦めてるけど     みくるちゃん冗談で胸とか触ってもあまり本気で抵抗しないの     だから肉体的な関係だったらもしかしたら一時的にでも関係をもてるのかもしれないって思って」 朝倉「・・・分かるよ」 ハルヒ「だからレズビアン用のハッテンバなんかあったらもしかしたらみくるちゃんと繋がれるかもしれないって     偶然ハッテンバの話を耳にしたときからそればっかり・・・     エッチなことだけど、あたしどうしても思い出がほしいの     好きな人と一度だけでも繋がれたことがあるっていう思い出が!     だからハッテンバで一度みくるちゃんとエッチできるだけでもいいの、だから・・・」 長門「長い」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:23:41.51 ID:5g/OTYF40 朝倉「ビアン用のハッテンバがないか聞きにきたのね?」 ハルヒ「・・・そう、どんなところでもいいの     温泉でもサウナでもトイレでも、何でも みくるちゃんと繋がりが持てるところだったら・・・」 朝倉「あるにはある・・・けど」 朝倉「私たちビアンの世界ってね、外からは分からないくらい実はすごく狭いの    だからバーにしたって普通の人のバーやゲイバーみたいに数え切れないくらいあるってわけじゃない    そもそもビアンのために存在してる場所が数えるくらいしかないの    それは、知ってる?」 ハルヒ「そんなことどうでもいいわ、場所はあるんでしょ?」 朝倉「分かった、教える 教えるけどね、そこ”そのため”の施設じゃないのよ    ホモのそんなところみたいにわざわざ会社が立ち上がって作られてるわけじゃない    一般のお店で隠れてするのよ、それでもいいの?」 ハルヒ「・・・」 ハルヒ「・・・多少良心が疼くけど・・・・ 目的のためだわ!しょうがないわよ」 朝倉「場所はO市の○○温泉よ、言っとくけど    そのための施設じゃないってことは最悪つかまることもあるんだからね?」 ハルヒ「・・・分かってる」 朝倉(ふーん ハッテンバね、まあこれを利用しない手はないかな ニヤリ) 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:26:39.45 ID:5g/OTYF40 朝倉「長門さんも一緒に行くの?」 長門「行かない・・・女性同性愛は関知できるところの対象外    付き合いで関わるべきではない」 朝倉「・・・そう」 朝倉(まあ、最終的にはあなたも行くことになるんだけどねw) 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:30:49.19 ID:5g/OTYF40 古泉「涼宮さん、お疲れ様です どうでしたか?」 ハルヒ「ン 収穫はあったわ、あとは誘い方次第!」 古泉「そうですか・・・ついに朝比奈さんと、ですね ウフッ」 ハルヒ「今日はちょっと疲れたわ、家まで送って」 古泉「仰せのままに」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:37:01.96 ID:5g/OTYF40 2日後 ハルヒ「みくるちゃーん ねえ近くにすっごいオシャレな温泉見つけたのよ!!     一緒に行かない?!」 キョン「またお前は、そんなこと言って朝比奈さんに変なちょっかい出すんじゃないだろうな?」 ハルヒ「うるさい! あたしはその・・みくるちゃんが純粋に喜んでくれたらいいと思っただけで     決してそのやましい気持ちとかあるわけじゃないく・・・、だから素直に温泉に行きたいだけなのよ!」 みくる「ふぇ 温泉ですかぁ? いいですよ     温泉好きですし、そこどこの温泉ですかぁ?」 ハルヒ「O市よ! ちょっと遠いけど折角なんだしいいわよね!ね!」 みくる「そうですね〜温泉楽しみですぅ」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:38:30.35 ID:5g/OTYF40 キョン「近いのか遠いのかどっちなんだよ」 ハルヒ「古泉君! 温泉まで送って!」 古泉「ウフッ 仰せのままに」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:42:40.13 ID:5g/OTYF40 O市の温泉 ハルヒ「着いたわよ、みくるちゃん!」 みくる「え、ここがオシャレな温泉、ですかぁ〜?     え・・・えっとオシャレかなぁ・・・?」 ハルヒ「細かいこと気にしない! ほら、ここのデザインとか最高じゃない     これぞ日本の建築美ってもんよ! つべこべ言わないでほら!脱いだ脱いだ!」 みくる「ふぇぇ〜ん 自分で脱ぐからやめてくださ〜い」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:47:35.69 ID:5g/OTYF40 みくる「温泉久しぶりですぅ 涼宮さんと温泉くるなんて初めてですねぇ     あ、ここの湯船素敵ですねぇ〜 嬉しいですぅ〜」 ハルヒ「フフン そうでしょそうでしょ! 喜びなさい喜びなさい!」 みくる「ん? あれ、なんかココちょっと雰囲気が・・・     あの、そのおかしくないですかぁ〜・・?」 ハルヒ「・・・・そ、そうかな」 みくる「なんていうか、そのぉあのぅ ふぇぇん」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:51:06.89 ID:5g/OTYF40 みくる「!!!!」 みくる「あぅ あっ涼宮さん!アレ・・・アレなんですか     あの物陰で人が・・・2人・・・ッ」 シャワー室の物陰で絡み合う2人 濃厚なキスのあとお互いの体を愛撫しあい、一方のヴァギナに指を入れ クリトリスを刺激している女性2人組・・・ それは朝倉涼子と長門有希だった 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 04:59:17.54 ID:5g/OTYF40 朝倉「好き・・・ここも、舐めていい?」 長門「駄目・・・うっ あっ 私は、ここに来る予定では無かった    情報操作・・・?」 朝倉「ごめんね、長門さん    でも涼宮さんの話を聞いて思いついちゃったの    だったらもう止められないよね」 長門「そんなとこ・・・舐めないで・・・」 朝倉「気持ちいい?」 長門「違う、気持ちよくなんか・・・ああんっ」 みくる「何で女の人と女の人が、あんなことしてるんですかぁ?     あ、あぅ よく見たらあそこの露天風呂の岩陰にも・・・     あそこにも・・・ここって一体・・・」 ハルヒ「・・・・・」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 05:02:00.69 ID:5g/OTYF40 つ・・・ ハルヒは静かにみくるの手を取った みくるの手に優しく触れ指を絡ませる みくる「す、涼宮さん・・・?」 ハルヒ「みくるちゃん・・・何も、言わないで・・・」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 05:08:03.72 ID:5g/OTYF40 ハルヒは後からみくるの両手の指に自分の指のねっとりと絡ませた 温泉の熱気からかいた汗が指と指の間をつたい さながらローションの役目をしているようだ みくる「涼宮さん! やめてください、こんなこと・・・     そのっ 私は・・・ッ!!」 ハルヒ「黙って」 みくる(ビクッ) ハルヒ「好きなのみくるちゃん どうしても、この気持ちは止められないの     だからお願い、あたしを受け入れて」 ハルヒはそう言うと後からみくるをきつく抱きしめた 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 05:15:17.81 ID:5g/OTYF40 ハルヒは抱きしめてる手をみくるの乳房に移動させた 汗がローションの代わりになっているので愛撫の手が ねっとりの滑る ハルヒはみくるの唇にキスしたあと みくるをムチャクチャに犯した 耳、乳房、脇、わき腹、足、指、クリトリス・・・ 責められるところにはすべて舌を這わせ、みくるを陵辱した 温泉は熱気に包まれる・・・ 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 05:24:00.36 ID:5g/OTYF40 ―古泉車の中で ハルヒ「古泉君」 古泉「・・・終わりましたか」 ハルヒ「終わった・・・全部 やりたいこと全部やったわ     でも心は全然満足してないの     こんなの違う、思い出にならない・・・こんなの、ただのレイプだわ!」 古泉「・・・・」 ハルヒ「でも他にどうしようもなかった     恋愛も駄目、     友達としても駄目、関係を続けてるうちに苦しさしか残らないから・・・     他に気持ちのやり場がなくてこれが最後の光だと思ったのに     取り返しのつかないことになっちゃった     あたし、どこで間違えたのかな? どうしればよかったの?     みくるちゃんを好きにならなければ良かったの?     でも一度生まれた感情を消し殺すなんてできない、簡単じゃない!     最初からどうやっても逃げ道なんか無かった!     やっと繋がれたと思ったのに、こんなのみんな不幸になっただけだった!!」 古泉「涼宮さん、いいですか」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 05:35:20.22 ID:5g/OTYF40 古泉「ノーマルじゃない日陰の人間は、普通の人のようには幸せにはなれません    元々人間は限られた人間としか仲良くなれない    自分を形成している価値観、理念、生い立ち、性格、自分を形どるすべてが人格です    人格、パーソナリティーが認められない人とは仲良くなれない    深い繋がりなんてもっと限定されます    ノーマルの人たちだってそんな厳しい人間関係の中で生きています」 古泉「そして真っ当な生き方をした人間は真っ当に生きられるようになっています    それが社会の摂理、自然なんです    真っ当な人には真っ当な、横に反れた人間、マイノリティーにはそれなりの道が用意されている    この先、涼宮さんがレズビアンとして生きていくならその摂理を理解しなければいけないんです    求められるものが全部手に入るわけじゃない、その中でどう生きていくか    何を捨てていかなければ折り合いがつけられないのか、・・・朝比奈さんの件で分かったと思います」 長門「長い」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/13(月) 05:40:11.64 ID:5g/OTYF40 ハルヒ「・・・分かった ううん、多分まだ分からないけど     これから嫌でも分かっていかなきゃいけないんだろうな・・・     あたしはみくるちゃんだから好きになったんだけどね     でもその好きな人を傷つけちゃったら、求められるものも求められないよね」 ハルヒ「じゃあね、古泉君送ってくれてありがと」 ハルヒは明るい笑顔を古泉に投げかけて車を降りた 古泉は坂道を登ってゆく彼女を車の中で遠くなるまで見届けた 終わり