佐々木「海に行かないか、キョン」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/08(水) 00:11:33.63 ID:m/yHLtaM0 立ったか・・・ 駅前 キョン「ちょっとはやく着きすぎたか 9時に待ち合わせだからあと1時間あるな」 キョン「そこの喫茶店でも入って待ってるか・・・」 喫茶店 カランカラン 佐々木「ん?やぁキョン、はやいじゃないか」 キョン「うぉ!なんだ佐々木もういたのか」 佐々木「ちょっと早く着いてしまってね。通勤時間帯の駅前にいるのは嫌だから 喫茶店でコーヒーでも飲んで待っていようかと思ったんだよ」 キョン「そうだったのか。じゃあもう行くか」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:14:21.07 ID:m/yHLtaM0 キョン「ふぅ・・・やっと着いたか」 佐々木「ずっと電車に揺られていたから少し疲れたね 少し早いが昼食にしようか」 キョン「そうだな、じゃああそこのファミレスでも入るか」 佐々木「あぁわかったよ」 ファミレス店内 キョン「電車の中から砂浜が見えたけど 結構空いてるみたいだな」 佐々木「まだ小学生や中学生は夏休みではないし それに平日だ。僕の読みは当たっていたようだね」 キョン「佐々木は予定を組むのが上手いから助かるよ うちの団長様とは偉いちがいだ」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:15:53.44 ID:m/yHLtaM0 佐々木「くっくっ、あの団長さんには少々苦労してるようだね」 キョン「少々なんてもんじゃないぞ だいたいあいつは・・・」 佐々木「そう言うわりには楽しそうに話すじゃないか せっかく二人で遠くまで来たのにそんなに楽しそうに涼宮さんの事を 話されると少し妬いてしまうよ」 キョン「なんでお前が妬くんだよ、佐々木」 佐々木「くっくっ、本当に君は変わらないな・・・キョン」 佐々木「さて、もう12時前か いくら平日とは言え午後を過ぎると多少混んでくるだろうしね 更衣室で着替えをスムーズに行うためにもそろそろ出発しようか」 キョン「ん、じゃあ行くか。先に出て待っててくれ」スッ 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:18:06.25 ID:m/yHLtaM0 佐々木「くっくっ、キョン、君は昔からそういうところだけは よく気がつくな。でもここは学生らしく割カンといこうじゃないか」 キョン「だけは、とは失礼だな」 佐々木「いや、失敬、そういうつもりはなく素直に褒めたつもりだったんだけどね くっくっ、では行こうか」 更衣室前 キョン「じゃあ着替えが終わったらここで待ってるからな」 佐々木「あぁ、じゃあまた後程」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:23:06.58 ID:m/yHLtaM0 佐々木をデレさせるのはムズいな・・・ 昼間もこのスレ立てたけど過疎過ぎて落ちたぜwww 佐々木には幸せになってもらいたい 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:23:53.07 ID:m/yHLtaM0 佐々木「またせたね、キョン」 キョン「いや、そんなに待ってな・・・うぉ!」 佐々木「どうしたんだい?僕の体に何かついてるかい?」 キョン「いや、そうわけじゃなくて・・・ お前の水着姿にちょっと驚いただけだ」 佐々木「それは褒め言葉として受け取っていいのかい? くっくっ、それとも似合わなさすぎて驚いたのかい?」 キョン「もちろん褒め言葉だぞ」 佐々木「くっくっ、それは良かった 今日のために新しい水着を用意した甲斐があったよ 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:26:51.18 ID:m/yHLtaM0 キョン「わざわざ新しいのを買ったのか」 佐々木「中学時代の水着しか持っていなかったからね 僕も成長期だし昔の水着を着るのは少々厳しいものがあるのさ」 キョン(そういや佐々木の水着姿見るのは中学の水泳の授業以来だな あの頃と比べて色々成長して・・・あ、こら!しっかり反応するんじゃない!) 佐々木「どうしたんだいキョン?いきなり歩き方を変えて」 キョン「い、いやなんでもないぞ!あぁなんでもないさ!」 佐々木「くっくっ、おかしなやつだな君は」 砂浜 佐々木「シートはこのあたりに敷こうか」 キョン「そうだな、海からもすぐ近くだしここにするか」 ちょっとトイレ 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:34:42.46 ID:m/yHLtaM0 佐々木「キョン、ひとつ頼みごとをしていいかな」 キョン「なんだ?俺にムリじゃないことならいいぞ」 佐々木「なに、ここから海にコインを投げるからそれを10分以内に見つけてこい だとかそういうことを頼むんじゃないよ 僕もこれでも女だからね、一応日焼けを気にするのさ そこでキョンに僕の背中に日焼け止めを塗ってほしいんだ」 キョン「何!?い、いや、俺はかまわないが・・・いいのか?」 佐々木「僕はかまわないよ だからこうして君に頼んでいるんだ」 キョン「あぁわかったよ・・・」 (耐えてくれ・・・俺の息子・・・) 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:40:12.71 ID:m/yHLtaM0 佐々木「じゃあよろしく頼むよ 背中だけでいいからね」 キョン「あ、あぁわかってるさ」 佐々木「キョンが僕の背中以外も触りたいのならば 他の場所も塗ってくれてかまわないよ?」 キョン「ばか、するわけないだろ」 佐々木「くっくっ、冗談さ」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:42:40.71 ID:m/yHLtaM0 キョン「終わったぞ」 (天国と地獄が入り混じった時間だったぜ・・・) 佐々木「あぁありがとうキョン じゃあ少し海に入ろうか」 キョン「そうするか」 (海にさえ入ればこの海パンの膨らみも誤魔化せるな・・・) 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:45:50.79 ID:m/yHLtaM0 キョン「日も暮れてきたしそろそろ帰るか」 佐々木「そうだね、じゃあシャワーを浴びて着替えようか」 キョン「あぁ」 簡易シャワー室前 佐々木「この簡易シャワー室は有料のようだね 二人くらいなら入れそうなスペースだしどうだいキョン、一緒に入るかい?」 キョン「な、何バカなこと言ってんだ!」 佐々木「くっくっ、ちょっとした冗談だよ 君は本当にからかいがいがあるな」 キョン「ったく・・・お前の冗談は冗談に聞こえないぞ」 佐々木「・・・あながち冗談でもないさ」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:48:29.01 ID:m/yHLtaM0 キョン「ん?何か言ったか?」 佐々木「いや、なんでもないさ さぁシャワーを浴びようか」 キョン「あぁ、じゃあシャワーを浴びて着替えたら更衣室前で待ってるよ」 更衣室前 佐々木「おまたせキョン」 キョン「おう、じゃあ帰るか」 佐々木「その前に少し話さないか?話したいことがあるんだ」 キョン「ん?あぁいいぞ じゃあ飲み物でも買って話すか」 佐々木「すまないね、じゃああっちの岩場のほうに行こうか あそこのほうは人も少ないみたいだしね」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:53:47.12 ID:m/yHLtaM0 キョン「ここらへんでいいか。 で、なんだ?話ってのは」 佐々木「キョン、昔僕が君に 僕の恋愛感情論について話したことを覚えているかい?」 キョン「えっと、恋愛感情なんてのは一時の病気みたいなもん、ってやつだったか?」 佐々木「確かそんな風に君に言ったね 覚えていてくれて嬉しいよキョン」 佐々木「ここからが君に話したいことなんだ 笑わないで聞いてくれるかい?」 キョン「笑わないさ、そんなに改まって話すってことは重要な話なんだろ」 佐々木「あぁ、今の僕にとってはどんなことより大切な話さ」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 00:57:05.71 ID:m/yHLtaM0 佐々木「僕はね、キョン。その病とやらにかかってしまったようだ」 キョン「どういうことだ?」 佐々木「ここまで言ってもわからないなんて君は本当に鈍いな 好きな人ができたってことだよ・・・ 好きな人ができたというよりもここは、好きであることに気付いた、というほうが正しいかな」 キョン「・・・・・・そうか、よかったじゃないか お前にもやっと普通の高校生らしくなったな 親友として嬉しいぜ」 佐々木「親友として・・・か くっくっ、笑わないで聞いてくれたことには感謝するよ」 キョン「そのことは相手に伝えるのか? ・・・まぁ佐々木ほどの容姿と性格なら 相手も喜んでOKをくれると思うが・・・」 佐々木「君に言ってもらえると、他の誰に言われるより嬉しいよ なんだか自信がでてきたかな」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 01:03:08.71 ID:m/yHLtaM0 キョン「・・・そりゃよかった」 佐々木「そこで、だ。今日はその想いを伝えようと思ってね」 キョン「今日伝えるのか?ならあまり遅くなってもだめだし 今日はもう帰ったほうがいいんじゃないか?」 佐々木「くっくっ、君はどこまでも鈍いな 長い付き合いとはいえ僕でもそろそろ君の人格を疑ってしまうよ まぁそんなところも君の良いところではあるんだが」 キョン「ん?どういうことだ?」 佐々木「いいかい、キョン・・・・・・・・・私は・・・君が好きだ」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 01:06:58.16 ID:m/yHLtaM0 キョン「・・・・・・・・・本気か?・・・」 佐々木「いくら冗談が好きな僕でも流石にこんなことを 冗談で言えるほど酷い人間になったつもりはないよ ・・・もちろん本気さ」 キョン「・・・・・・そうか・・・」 佐々木「できれば返事を聞かせてもらえないかな 想いを伝えた以上答えがないと不安で仕方ないのでね YesでもNoでも素直に受け止めるさ」 キョン「・・・・・・佐々木・・・」 キョン「・・・・・・答えは・・・Yesだ」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 01:09:37.71 ID:m/yHLtaM0 佐々木「・・・・・・」ポロポロ キョン「お、おいどうしたんだ、何で泣くんだよ」 佐々木「いや、すまない・・・嬉しさと緊張からの解放が同時に来てしまってね 何せ初めての告白だからね」 佐々木「・・・でも、本当にいいのかい? 僕はてっきり断られるとばかり思っていたよ」 キョン「・・・もちろんさ 実はな、お前がさっき好きな人ができたって言ったとき すごく不安になったんだ 他の男のところい行っちまうんじゃないか・・・てな」 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 01:12:10.51 ID:m/yHLtaM0 キョン「今だから言えるが佐々木、俺もな ずっとお前のことが好きだったんだ」 キョン「俺も最近になって気付いたんだがな 別々の高校に入って佐々木と会う時間が減ってやっと気付いたよ」 佐々木「・・・・・・・・・」 キョン「どうした?何か言ってくれよ。恥ずかしいだろ」 佐々木「いや、失敬。かなり驚いてしまったよ なんだ、では僕たちは俗に言う両想い、というやつだったようだね」 キョン「はは、そうだな」 佐々木「わざわざ時間を取ってくれて感謝するよ、キョン」 キョン「感謝するのは俺のほうさ ありがとうな・・・佐々木」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 01:14:44.81 ID:m/yHLtaM0 佐々木「ではそろそろ帰ろうか」 キョン「あぁそうだな。もうこんな時間か・・・」 佐々木「しかしこうして恋人同士になれたとなると 今まで以上に君と離れるのが嫌になるよ」 キョン「まぁもう夏休みだし、いつでも会えるさ」 佐々木「それもそうだね・・・じゃあ駅に向かおうか」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 01:18:58.17 ID:m/yHLtaM0 佐々木の家の前 佐々木「わざわざ送ってもらってすまないね」 キョン「なに、こんな時間に大切な彼女を一人で帰らせるわけにはいかないからな」 佐々木「いくら恋人同士とは言えそんな台詞がさらっと言えるとは くっくっ、やはりキョンはキョンだね」 キョン「なんだそりゃ。まぁいい、じゃあ俺も今日のところは帰るよ」 佐々木「あぁありがとうキョン。ではまた連絡するよ」 キョン「おう、じゃあな。おやすみ佐々木」 チュッ・・・ キョン「な!」 佐々木「おやすみキョン・・・・・・大好きだよ」 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 01:36:20.54 ID:m/yHLtaM0 プルルルルル ガチャ キョン「もしもし佐々木か?」 佐々木「あぁそうだよ。君が僕の携帯にかけてきたんじゃないか」 キョン「いや、なんせ初めてかけるからな」 佐々木「それでどうしたんだい? 何か話すことがあったんだろう?」 キョン「あぁ、もしよかったら今から俺ん家に来ないか? 妹はいるが・・・」 佐々木「くっくっ、妹さんが居て何か不都合な事があるのかい?キョン」 キョン「いや、そういうわけじゃないんだが・・・」 こんな話はどうだろう 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 02:17:14.72 ID:m/yHLtaM0 佐々木「冗談さ。では今からお邪魔することにしよう」 キョン「じゃあ待ってるよ」ガチャ ピンポーン キョン妹「キョンくーん!佐々木さんがきてるよー!」 キョン「ああ、今行くよ」 ガチャ キョン「おう、急にすまんな。まぁあがれよ」 佐々木「お邪魔するよ」 キョン妹「ねぇねぇー佐々木さん私と遊ぼー!」 キョン「こらこら、佐々木と話したいことがあるからお前はTVでも観てろ」 キョン妹「えーつまんなーい!」 佐々木「ごめんよ、また遊びにくるからそのとき一緒に遊ぼう」 キョン妹「約束だよー!」ダダダ 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 02:18:10.54 ID:m/yHLtaM0 キョン「ふぅ行ったか・・・すまんな、相変わらずうるさい妹で」 佐々木「なに、可愛い妹さんじゃないか 僕もあんな可愛い妹が欲しかったよ」 キョン「あんな妹でよけりゃいつでもくれてやるぞ じゃあ部屋に行くか」 佐々木「自分の家族をそんな風に言うもんじゃないよ あぁ行こうか」 ガチャ キョン「まぁ適当にくつろいでくれ」 佐々木「そういえばさっき僕に話したいことがあると言っていたね」 キョン「あ、いやあれは妹にTVでも観ておいてもらおうと思って言った嘘だ」 佐々木「おや、なんだそうだったのか。僕まで騙されてしまったよ じゃあ今日ここに僕を呼んだ理由は何なんだい?」 キョン「んー別にこれと言った用事はなかったんだが・・・ お前に会いたかったって理由じゃだめか?」 佐々木「くっくっ、そんな台詞をよく真顔で言えるもんだ」 キョン「ん?おかしなこと言ったか?俺」 佐々木「いや、そんなことはないさ」 (そんな事を言われたら僕も・・・) 118 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 02:19:05.31 ID:m/yHLtaM0 キョン「とは言っても俺の部屋は何もないからな・・・さてどうしたもんか」 佐々木「では高校生の恋人同士らしく、これからの僕たちの将来について 熱く語り合うというのはどうだい?」 キョン「まぁ恋人同士らしいと言えばらしいが・・・ 俺たちにそういうのは似合わないだろ」 佐々木「じゃあ何が似合うと言うんだい? まさか新しい恋人同士の付き合い方を考えてくれるのかい?」 キョン「そういうわけじゃ・・・ まぁ休みの日だしゴロゴロするのも悪くないんじゃないか?」 佐々木「それも一理あるね。ではそうするとしようか 物は相談なんだがキョン、僕も君の隣に腰かけていいかい?」 キョン「ん?あぁいいぞ」 佐々木「では失礼するよ。よいしょ・・・ 君の部屋のベッドはふかふかだね 僕の家では布団を敷いて寝るから少し羨ましいよ」 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 02:20:07.04 ID:m/yHLtaM0 キョン「そうか?畳の部屋で布団を敷いて寝るとかなら俺も好きだぜ」 佐々木「毎日同じ寝床だとたまに違う寝床が羨ましく思えるのさ」 キョン「そんなもんか」 佐々木「そういうものさ」スッ キョン(うぉ!そんなにくっつかれると色々とまずいぞ! あぁ・・・良い匂いだ) 佐々木「どうしたんだいキョン、顔が赤いよ」 キョン「ん、あ、あぁそうか? そういうなら佐々木、お前も顔赤いぞ」 佐々木「そ、そんなことないさ 僕はいつも通りだよ」 佐々木「ところでキョン、僕たちが付き合った日 別れ際に僕が君にしたことを覚えているかい?」 ちょっとトイレ 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 02:32:03.62 ID:m/yHLtaM0 今回はウンコだったぜ キョン「え?あ、あぁ・・・覚えてるぞ」 佐々木「あれ以来あの感覚が忘れられなくてね キョンがもしよかったら、どうだろう?もう1度してみるというの・・・ん!」 チュックチュッ・・・ 佐々木「ん・・・不意打ちなんて卑怯だよキョン・・・ん・・・チュッ・・・」 キョン「こないだのお返しだ」 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 02:36:03.33 ID:m/yHLtaM0 佐々木「もう・・・仕返しにしては少々長くなかったかい?」 キョン「俺がしたいってのもあったからな お前のびっくりした顔、可愛かっ・・・ん!?」 チュッ・・・チュッ・・・クチュ・・・ 佐々木「・・・ん・・・キョン・・・チュッ・・・クチュ・・・」 チュッ・・・ 佐々木「・・・ん・・・くっくっ、仕返しの仕返しだよキョン」 キョン(う・・・今のキスで完全にたっちまった・・・) 佐々木「ん?キョンどうしたんだい? どこを見て・・・え!?」 129 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 02:40:12.75 ID:m/yHLtaM0 キョン「い、いやこれはだな、生理現象とかいうやつでだな、 やましい気持ちは全然だな・・・」 佐々木「そうか・・・君は僕なんかではキスしたくらいじゃ そういう気持ちにはならないのか・・・」 キョン「べ、べつにそういうつもりで言ったんじゃ・・・」 佐々木「僕はね、キョン。もうさっきから そういう気持ち、になってしまっているよ・・・」 キョン「佐々木・・・」 ガバッ 佐々木「ん・・・キョン・・・」 キョン「悪い佐々木・・・どうやら俺は我慢できそうにないみたいだ」 135 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 02:45:22.35 ID:m/yHLtaM0 佐々木「うん・・・いいよキョン・・・来て・・」 キョン「佐々木・・・触るぞ・・・」 佐々木「あぁ・・・ん・・・!あ・・・!」 キョン(女の胸ってのはこんなに柔らかい物なのか・・・) 佐々木「ん・・・キョ、キョン・・もう少し優しくしてくれないか・・・」 キョン「あ、あぁ悪い、痛かったか?」 佐々木「いや、そういうわけじゃないんだけど・・・」 キョン「?じゃあどうしたんだ?」 佐々木「・・ぁん!・・・意地悪・・・」 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 02:53:01.94 ID:m/yHLtaM0 キョン「下・・・脱がすぞ・・・」 佐々木「あ、あぁ・・・」 キョン「・・・・・・」 佐々木「あ、あまりじろじろ見ないでくれよ・・・その・・・ 恥ずかしいじゃないか・・・」 キョン「す、すまん。じゃあ触るぞ・・・」 クチュ・・・ニチュ・・・ 佐々木「んん!・・・あ、ぅ・・・ぁん!」 佐々木「あ・・・ん!・・・ぁ!」 キョン「佐々木・・・そろそろ・・・」 佐々木「あぁ・・・いいよキョン」 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 02:57:23.37 ID:m/yHLtaM0 キョン「じゃあ挿れるぞ・・・」 佐々木「や、優しく頼むよ」 グチュ・・・ヌチュ・・・ 佐々木「い、痛!」 キョン「だ、大丈夫か?」 佐々木「あ、あぁちょっとぼっくりしただけさ」 キョン「少しこのままでいようか?」 佐々木「動いても大丈夫だよ・・・キョン」 キョン「でも痛いだろ?少しこのままでいるさ」 佐々木「じ、焦らさないでくれ・・・僕・・・もう・・・」 148 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 03:01:05.13 ID:m/yHLtaM0 キョン「わかった・・・じゃあ動くぞ・・・痛かったら言ってくれ」 佐々木「あ、あぁ・・・」 グチュ!グチュ! 佐々木「んん!あ!キョ、キョン・・・キョン・・・ぁん!ん!」 キョン「さ、佐々木・・・!くっ・・・」 グチュ!ヌチュ!グチュ! 佐々木「ん!キョン・・・!私・・・変に・・!んぁ・・・!うぅ!」 キョン「俺も・・・!なんかおかしくなりそうだ・・・」 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 03:04:47.53 ID:m/yHLtaM0 キョン「くっ・・・佐々木・・・!そろそろ・・・出すぞ・・・!」 佐々木「う、うん・・あ!・・・出して・・・私も・・・これ以上されると・・・ぁ!ん!」 キョン「うっ・・・出る・・・!」 ビュ・・・ビュルル!ビュ! 佐々木「ぁあ!んん!」 佐々木「はぁ・・・はぁ・・・」 キョン「くっ・・・はぁ・・・」 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 03:07:01.36 ID:m/yHLtaM0 佐々木「ん・・・キョン・・・チュッ・・・」 チュッ・・クチュ・・・チュ・・・ キョン「佐々木・・・」 佐々木「あ、あまり見ないでくれよ・・・」 キョン「可愛かったぞ・・・佐々木」 佐々木「もう・・・馬鹿・・・」 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 03:12:14.14 ID:m/yHLtaM0 ただいま 佐々木「ねえキョン・・・」 キョン「なんだ?」 佐々木「愛してる・・・」 佐々木編 完 187 名前: ◆WYlEdENegA [] 投稿日:2009/04/08(水) 04:05:30.83 ID:m/yHLtaM0 保守thx 213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 04:47:42.52 ID:m/yHLtaM0 深夜 キョンの家 キョン「もう俺たちが付き合い始めてから半年か」 佐々木「仕方ないさ。楽しい時間というものは あっという間に過ぎていくものだからね」 キョン「そうだな・・・俺はお前と付き合えて幸せだぞ、佐々木」 佐々木「・・・あぁ僕もだよ、キョン 僕に会う時間を作るためにSOS団の活動に出席するのを少なくさせて しまっているのが少々心苦しいけどね」 キョン「それは仕方ないことだろ。ハルヒの奴も一応納得してるみたいだしな じゃあもうこんな時間だしそろそろ寝るか」 佐々木「そうしようか。春休みとは言えあまり夜更かしをすると 生活リズムが乱れて体調を崩す原因になるからね」 キョン「あぁ。じゃあおやすみ、佐々木」 佐々木「おやすみ、キョン」 214 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 04:48:54.07 ID:m/yHLtaM0 キョン「・・・・・・ぐぅ・・・ぐぅ・・・」 佐々木「・・・君は相変わらず寝付きがいいね、羨ましいよ いつも君が先に寝ると考えてしまうことがあるんだ たまには声に出して話すよ・・・」 キョン「・・・ぐぅ・・・ぐぅ・・・・・・・」 佐々木「まずは君には謝らないといけないな、それに涼宮さんにも」 佐々木「君は知らないかもしれないが、僕には涼宮さん同様 熱望したことを現実にしてしまう力があるらしい」 佐々木「・・・高校に入って君は涼宮さんと出逢った 僕に涼宮さんの話をするときの君は愚痴こそ多かったものの 凄く楽しそうに話していたね」 佐々木「流石の僕でもわかったよ 君は涼宮さんを好きになった、ってことをね」 キョン「・・・・・・ぐぅ・・・」 215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 04:49:36.75 ID:m/yHLtaM0 佐々木「僕はその時に気付いたんだ 僕は君のことが好きって事に」 佐々木「・・・そのとき僕は思った。思ってしまったんだ。 涼宮さんではなく僕だけを見ていてほしい、とね」 佐々木「自分を正当化するつもりはないが 恋をする人間にとってそれは当たり前の感情だったんだろう 好きな人を独占したい・・・そう僕は思ってしまった」 キョン「・・・ぐぅ・・・ぐぅ・・・」 佐々木「そして数ヶ月が立ってどうやら僕の力が発動してしまったらしい 君を海に誘った日さ」 佐々木「君はSOS団の活動をサボって僕と海に行くことに決めてくれていたようだね 君は自分からは言わなかったがなんとなくわかったよ」 216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 04:50:54.73 ID:m/yHLtaM0 キョン「・・・ぐぅ・・・・・・・」 佐々木「そして僕は君に告白をした。君はその告白にYesと答えてくれた 本当は君は涼宮さんが好きだったはずなのに僕がその感情を書き換えてしまった」 佐々木「そのとき僕は自分の力が発動していたことに気付いたんだ まさかYesという返事を聞けるとは思っていなかったからね」 佐々木「・・・・・・ごめんなさい」 キョン「・・・ぐぅ・・・ぐぅ・・・ぐぅ・・・・・・・」 佐々木「・・・私の自分勝手な気持ちで・・・あなたの気持ちを変えてしまった・・・」ポロポロ 佐々木「・・・・・・・・・すまない、長くなってしまったね 僕もそろそろ寝ることにするよ・・・」 佐々木「おやすみ、キョン・・・愛してる・・・」 217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 04:51:37.63 ID:m/yHLtaM0 うわああああああああああ!!!!! 思ったより嫌な内容になってしまったああああ!!! ごめんよ佐々木・・・・・・ 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/08(水) 04:52:28.93 ID:m/yHLtaM0 とりあえずここで終わり 書いたことちょっと後悔・・・