ハルヒ「なんで朝倉がいるのよ?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 13:52:44.51 ID:TolO7Eup0 そこには、長門に消されたはずの朝倉がいた。 キョン「どういうことだ、長門」 長門「わからない。ただ…」 古泉「ただ一つだけ分かることは、彼女は敵です。」 みくる「…」 ハルヒも朝倉が宇宙人と知らなくとも驚くだろう。カナダに行ったはずの朝倉がいたのだから… 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 14:01:55.02 ID:TolO7Eup0 終わらせないでよ… 朝倉「約一年たつけど、やっぱりなにも観測されない。そこで考えたのよ。あのときはキョン君、あなたを殺そうと試みたけどね、涼宮さんを殺したら…、涼宮さんが消えたらどうなるんだろ?ってね」 ハルヒ「は?ねぇ?みんなどうしたの?何が起きてるの?」 キョン「古泉…」 古泉「えぇ、とうとう本当のことを話すときがきたようですね。」 みくる「こうなるのも、規定事項…。こうなることがわかってたのに黙っててすいませんでした…」 キョン「あやまらないでくださいよ。朝比奈さんは悪くないんですから・・・」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 14:08:48.26 ID:TolO7Eup0 みくる「でも安心して、朝倉凉子はすぐに長門さんが倒してくれるはず、これも規定事項…」 そしてSOS団のみなれた風景が一変。壁、物が取り除かれ、床だけが永遠に続く幾何学模様のせかいに。 古泉「ここなら僕の能力も使えるようです…」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 14:16:28.09 ID:TolO7Eup0 古泉「こんな時にふもっふなんて、ふざけたりしませんよ。」 そういい、古泉は紅玉になり、そして・・・ 朝倉「ふふっ、そんなのが私に効くとでも?」 古泉は当然のように弾かれる」 キョン「古泉っ!」 ハルヒはずっと動けないでいる みくるはなぜか誰よりも冷静でいる。どうなるのか全て知っているのだろうか。 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 14:23:49.43 ID:TolO7Eup0 そのとき、みくるが手をかざす。 すると、朝倉がもともといなかったのように消失する。 キョン「どうなってんだ」 古泉「朝比奈さん?いまのは?」 長門「彼女は未来人。もともとそのくらいの事ができて当然かもしれない。」 ハルヒ「なんだったの、いまのは?」 キョン「…」 もう誤魔化しはきかないだろう。 長門「おそらく、またすぐに朝倉凉子の代わりが攻めてくる…」 古泉「わかりました。すべてお話しましょう。」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 14:30:51.64 ID:TolO7Eup0 みくる「はい、終了です。お疲れ様でした。」 ハルヒ「おつかれ」 古泉「おつかれさまでした。」 長門「ふぅ、やっと終わりましたね。」 …は?どうなっているんだ?それに長門があんなにも人間らしい顔をするなんて。 古泉「これはですね、簡単にいえば、キョン君、あなたのようにまわりに宇宙人、未来人、超能力者があらわれる」 長門「その中で生活していって、その人間の心理を観察する。」 みくる「そんなかんじの実験だったんです。」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 14:34:57.23 ID:TolO7Eup0 ハルヒ「というわけで測定終了。SOS団は解散よ!」 キョン「…」 なんだって?じゃあこれまでのことはすべて… 古泉「でも、たのしかったじゃないですか」 嘘だ、嘘だ嘘だ、こんなのってない そんな、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 14:50:57.16 ID:4fXwnhkC0 古泉「ってのを考えてみました」 キョン「…悪ふざけが過ぎるぞ」 古泉「でも本当にこうだったらどうします?」 キョン「あるはずが無いだろ。それに考えたくもないな」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 14:56:04.33 ID:4fXwnhkC0 古泉「前に話しませんでした?この世界はすべて虚構である可能性もあると」 キョン「ハルヒが望んで〜ってやつだろ?少なくともお前のくだらん妄想よりはマシさ」 キョン「俺はたとえこの世界がハルヒの望んだままだったとしても構わない」 キョン「俺がいて、ハルヒがいて、団のみんながいて、鶴屋さんや朝倉がいる」 キョン「それだけで今の俺は満足だ」 ガチャ ハルヒ「なんで朝倉がいるのよ?」                     FIN 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 15:28:03.41 ID:4fXwnhkC0 俺としては>>1に帰ってきてほしい 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:14:27.66 ID:4fXwnhkC0 コンコン キョン「ちわーっす」 ハルヒ「あら、早いじゃない」 キョン「たまたまだ。っておい」 ハルヒ「何?」 キョン「どうして部室のど真ん中にコタツがあるんだ。もう4月だぞ」 ハルヒ「捨ててあったのよ。もったいないでしょ?」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:16:38.86 ID:4fXwnhkC0 キョン「…よいしょ。捨ててあるからって普通拾ってくるか?」 ハルヒ「何よ。文句言いながらも入ってるじゃない」 キョン「目の前にコタツがあって入らんヤツは日本人じゃない」 ハルヒ「みかんもあるわよ」 キョン「おお、サンキュ」 モグモグ 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:20:33.45 ID:4fXwnhkC0 キョン「ところで他のみんなは?まだ来てないのか」 ハルヒ「みくるちゃんは鶴屋さんとお出かけ、古泉くんはバイトの打ち合わせだって」 キョン(打ち合わせって…何かあったのか?) キョン「長門は?」 ハルヒ「買い物に行くって言ってふらっと出て行ったわ」 キョン「珍しいこともあるもんだな」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:23:51.84 ID:4fXwnhkC0 キョン「にしても、4月にコタツでみかんとはな」 ハルヒ「みかんは1年中おいしいわよ」 キョン「それには同意せざるをえない」 ハルヒ「ちなみにコタツは電源入ってません」 キョン「なぜ置いたし」 ハルヒ「雰囲気出すため」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:25:30.09 ID:4fXwnhkC0 コンコン 朝倉「こんにちわー。長門さんいるー?」 キョン「ブハッ!」 ハルヒ「ちょっ、みかん飛ばすな!」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:28:20.62 ID:4fXwnhkC0 キョン「な、な、なななな」 ハルヒ「なんで朝倉がいるのよ?」 朝倉「なんでって…長門さんを探しに」 キョン「そうじゃねぇよ!なんで消え…転校したはずのお前がいるんだ!」 朝倉「みかん飛ばすな」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:32:26.35 ID:4fXwnhkC0 ハルヒ「キョンは黙ってなさい。…なんでいるの?」 朝倉「長門さんのことを思うと胸がキュンキュンするから飛んで来たわ」 ハルヒ「それならしょうがないわね」 キョン(いいのか…?) 朝倉「ところで私の長門さんは?」ヨイショ ハルヒ「さりげなく入ってくんな」 朝倉「いいじゃない減るもんじゃないし」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:38:02.71 ID:4fXwnhkC0 ハルヒ「有希ならいないわよ」 朝倉「なんてこった」 キョン「買い物らしいからそのうち帰ってくるかもな」 朝倉「それならいいわ。ここで待たせてもらうわね」 ハルヒ「いいけどみかんは私のよ」 朝倉「なによ、ケチくさいこと言わないの」ヒョイ ハルヒ「あ、コラ!」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:40:59.88 ID:4fXwnhkC0 朝倉「うあわ!何これ酸っぱいじゃない!」 キョン「たまにあるよな。ドンマイ」 ハルヒ「人のを取った罰ね」 朝倉「そんな…」 キョン「俺のは甘いぞ」 ハルヒ「私のも」 朝倉「不公平だわ…」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:44:42.69 ID:4fXwnhkC0 朝倉「なーんて…えい、いただき!」 キョン「あ、俺のみかん」 朝倉「隙だらけなのよ。ん〜甘いわ…って酸っぱい!」 キョン「残念だったな。ハズレだ」 朝倉「なんでよ!あなたはおいしそうに食べてたのに!」 キョン「俺は酸っぱいものを平然と食べる天才だからな」 ハルヒ「何その無駄なスキル」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:48:26.01 ID:4fXwnhkC0 朝倉「う〜…私のみかんより酸っぱい…」 ハルヒ「しょうがないわね、お茶でも煎れてあげるわ。キョンが」 キョン「俺か」 ハルヒ「だってコタツから出たくないもん」 キョン「これ電源入ってないだろ」 ハルヒ「文句言わない!」 キョン「へいへい」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:51:20.88 ID:4fXwnhkC0 キョン「ほらよ」 ハルヒ「ん」 朝倉「ありがと」 ハルヒ「ところでさ」 朝倉「何かしら?」 ハルヒ「転校先はどんな感じなの?カナダだっけ?」 キョン 朝倉「!!!」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:54:24.93 ID:4fXwnhkC0 ハルヒ「何よ。そんな顔しなくてもいいじゃない」 朝倉「あ、え〜っとねカ、カナダね。あのね…」 キョン(めっちゃテンパってる) 朝倉「その…あの…」 ハルヒ「早く言いなさいよ」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 16:58:19.50 ID:4fXwnhkC0 朝倉「し、自然が美しかったわね…」 ハルヒ「他には?」 朝倉「他…ほか…」 キョン(実際どうやって戻ってきたんだろコイツ) 朝倉「牧場とか…牛がいっぱいいたわ…」 ハルヒ「それだけ?」 朝倉(コイツしつけぇ…) 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 17:04:24.39 ID:4fXwnhkC0 ハルヒ「学校はどうだったの?」 朝倉「えーっと…とても楽しかったわ。友達もみんなやさしいし」 キョン(冷や汗すげぇ) ハルヒ「はっきりしないわね。具体的にはどうだったの?」 朝倉「ぐ、ぐたいてき…?」 ハルヒ「ほら、クラスメートの名前とか、ちょっとしたエピソードとかあるでしょ?」 朝倉「ん〜と、ボブ…」 ハルヒ「ボブ?」 朝倉「そ、そう、ボブがね…?」 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 17:12:04.67 ID:4fXwnhkC0 〜カナダ〜 ボブ「ヘイ!グッモーニンリョーコ!」 朝倉「もーにん!」 ボブ「キョーモイイ天気ダゼ!」 朝倉「そうね。何かいいことでも起こりそう!」 ボブ「HAHAHA!ダトイイガ…ナ!?」ガツンッ 朝倉「ああ!なんてことなの!急に飛び出してきたジャコウウシにボブが!」 ボブ「ガハッ…ザマァネェゼ…」 朝倉「しゃべっちゃダメ!今救急車を!」 ボブ「ソノ必要ハナイ…自分ノ体ハ自分ガイチバン良クワカッテルサ…」 朝倉「!?」 46 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 17:15:03.79 ID:4fXwnhkC0 ボブ「俺モウ助カラナイ…ダカラ俺ノ代ワリニ…」 朝倉「ボブ…」 ボブ「ガッコウニ着イタラ俺ノ恋人に伝エテ欲シイ…」 ボブ「愛シテルッテナ…」ガクッ 朝倉「ボ、ボブーーーーー!!!」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 17:18:31.32 ID:4fXwnhkC0 朝倉「ってなことが」 キョン「んなわけあるか!!」 ハルヒ「う…グスッ…ボブ……死んじゃだめよ…」 キョン「いや泣くなよ!」 朝倉「…グスッ」 キョン「お前もかい!」 朝倉「ボブのこと…思い出しちゃって……」 キョン「嘘つけ!」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 17:23:18.97 ID:4fXwnhkC0 数分後 ハルヒ「ふぅ。ごめんなさい、いやなこと思い出させちゃって」 朝倉「ううん、いいわ。気にしないで」 ハルヒ「でも、おかげで新たな事実が判明したわ」 キョン「なんだ?」 ハルヒ「キョンはツッコミくらいしか能が無いってこと」 朝倉「あ、それ私も思った」 キョン「ってオイ!」 ハルヒ 朝倉「ほら」 キョン「あ…」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 17:28:24.48 ID:4fXwnhkC0 キョン「しょうがないだろ…俺までボケに走ったら収集がつかん」 ハルヒ「まあ、それは上手に話が作れない作者のせいでもあるわね」 キョン「ん?なんか言ったか?」 ハルヒ「いや別に」 朝倉「でもそんなこと言って本当はボケができないだけじゃない?」 キョン「なんだって!?」 ハルヒ「そうね。確かにボケてるキョンなんて見たことないわね」 朝倉「やっぱりね。いくら主人公(笑)だからってボケの一つもできないようじゃあね」 キョン「お、お前ら……」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 17:33:48.71 ID:4fXwnhkC0 ハルヒ「いつもの一歩引いた感じのしゃべりも厨二くさいしね」 朝倉「一巻冒頭のセリフとかもかわいげないわよね」 キョン「…俺だってボケくらい」ボソ ハルヒ「あれ?キョンなんか言った?」 キョン「俺だってボケくらいできる!!」 ハルヒ「………」 朝倉「………」 ハルヒ 朝倉「………」ニヤリ キョン「うっ…」(ハメられた…?) 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 17:40:27.56 ID:4fXwnhkC0 ところで誰か見てる? ハルヒ「聞きました?朝倉さん」 朝倉「ええ聞きましたとも、涼宮さん」 キョン「いや…その…」 ハルヒ「キョンったら私たちにボケを披露してくれるらしいですよ朝倉さん」 朝倉「いやぁ楽しみですねぇ涼宮さん」 キョン「べ、別に披露するとは言ってな」 朝倉「うん、それ無理」 ハルヒ「敵前逃亡は軍法会議ものよ」 キョン(墓穴った…) 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 17:44:54.07 ID:4fXwnhkC0 ハルヒ「ほら、早くしなさいよ」 朝倉「つまらなかったらコレよ?」←首をかっ切るポーズ キョン「ま、待て。さすがに今すぐは無理だ」 ハルヒ「ほう?」 キョン「せめて10分、いや5分くれ!」 朝倉「いいわよそれくらいなら」 ハルヒ「そうね。どうせなら質の高いのがいいものね」 キョン「…じゃあちょっと外で考えてくる」 ガチャ、バタン 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 17:52:34.49 ID:4fXwnhkC0 ありがとう、もう少しがんばる。 キョン「しかしどうしたものか…朝倉の目が笑ってなかった……」 キョン「5分じゃなくて素直に10分もらっとけばよかっ…うん?」 谷口「HO☆HO☆HO補修〜♪」 キョン「あれは…」 谷口「お、なんだキョン!しけた顔してんなぁ!」 キョン「谷口、ちょっと頼みがあるんだがいいか?」 谷口「嫌だ。俺これから補修なんだ」 キョン「………」チラッ 谷口「!!!そ、それは……」 キョン「合宿の時に撮った朝比奈さんの水着写真だ。欲しいか?」 谷口「用件を聞こう」 キョン「ものわかりの良い友人を持ってうれしいよ」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:01:04.47 ID:4fXwnhkC0 ハルヒ「遅いわね〜キョン」 朝倉「………」 ハルヒ「ん、どしたの?」 朝倉「いや、みかんの剥き方がみんな違うなって」 ハルヒ「みかん?私は普通よ?」 朝倉「普通じゃないわよ…雄のアレみたいに見えるわよ」 ハルヒ「あんただって剥いた皮がちょっとした花みたいになってるじゃない」 朝倉「これが普通よ。で、キョンくんのが」 ハルヒ「キョンの…?ってこれは…」 朝倉「どうして彼のはリンゴの皮みたいに…」 ハルヒ「…本っ当に無駄なスキルの多いやつね…」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:05:48.05 ID:4fXwnhkC0 キョン「おーい」 ハルヒ「遅いわよ。さっさとなさい」 キョン「これって2人組でもいいか?」 朝倉「構わないわ。おもしろさが全てよ」 キョン「そうか。谷口、入ってこい」 谷口「ういーっす」 ハルヒ「あら、谷口なの?てっきりもう一人の方かと思ったわ」 キョン「もう一人って…」 谷口「お前らなんか俺とキョンのボケに抱腹絶倒だぜ!」 朝倉「へえ」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:12:29.77 ID:4fXwnhkC0 キョン「どーもーキョンでーす」 谷口「どーもー谷口でーす」 キョン 谷口「2人合わせて」 谷口「WAWAWAの谷口でーす」 キョン「ってそれお前ひとりだろ!」バシッ 朝倉「………」 ハルヒ「……キョン」 キョン「なんだ?」 ハルヒ「あんたがツッコミでそうすんのよ」 キョン「」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:16:06.60 ID:4fXwnhkC0 キョン「今のはウォーミングアップだ」 ハルヒ「ならさっさと本番に移りなさい」 朝倉「私が刃物を取り出す前に」 キョン「わ、わかった…」 谷口(おいどうすんだよキョン!)ヒソヒソ キョン(正直誤算だった。役割逆にして続けよう)ヒソヒソ 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:21:57.02 ID:4fXwnhkC0 キョン「あ〜、もう4月だな谷口」 谷口「そうだな。桜もあんなに綺麗に咲いて」 キョン「4月と言えばアレだな。新学期」 谷口「ピッカピカの一年生ってやつか」 キョン「そうそう。かわいい一年生が一生懸命ランドセル背負ってな」 谷口「ロリコンは犯罪だぞ、キョン」 キョン「そんなんじゃない。俺はただ子供好きでフェミニストなだけだ」 谷口「ってやっぱりロリコンかい!」バシッ 朝倉「………」 ハルヒ「………」 64 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:23:50.12 ID:4fXwnhkC0 ちょっと飯いってくる 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:37:28.00 ID:4fXwnhkC0 谷口「キョン、アニメとかは見る方か?」 キョン「いや、あまり見ない方だが…」 谷口「が?」 キョン「あれは好きだな。フルメタル・パニック?ふんもっふ」 谷口「ってそれじゃ古泉だろ!」バシッ 朝倉「………」 ハルヒ「………フフ」 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:44:09.24 ID:4fXwnhkC0 キョン「俺、珍しいものを見たんだ」 谷口「どんなんだ?」 キョン「イチローが鳩といっしょに缶けりしてた」 谷口「あっそう」 ハルヒ「………」 谷口「あ、あのマンガのタイトルなんだっけ?」 キョン「あのって?」 谷口「ジャンプでやってた恋愛モノだよ」 キョン「みくる100%?」 谷口「全然違うよ!てか読んでみたいよ!」 朝倉「………」 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:45:57.86 ID:4fXwnhkC0 キョン「………」 谷口「………」 ハルヒ「………」 朝倉「………」 全員「………」 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:50:14.98 ID:4fXwnhkC0 キョン「…どうも」 キョン 谷口「ありがとうございま」 朝倉「ミッドナイトナイスガイ!!」 谷口「グワハッ!!!」 キョン「た、谷口ぃ!!」 ハルヒ「汚いからかたづけておけよ、そこのボロクズを」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 18:54:01.03 ID:4fXwnhkC0 キョン「あ、あれがダメだってのか!」 ハルヒ「あれで良いと思う方が異常だと思うわ」 朝倉「あなたは少し笑ってたけどね」 ハルヒ「身内ネタはしょうがないわ」 キョン「くっ、やはり俺はツッコミ専門なのか…!」 朝倉「ダメなやつは何をやってもダメね」 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:00:45.15 ID:4fXwnhkC0 朝倉「さて、おしおきタイムね」 ハルヒ「何がいいかしら」 キョン「ちょ、ちょっと待ってくれ!」 ハルヒ「何よ」 キョン「もう一度、もう一度だけチャンスを!」 朝倉「ダメよ。もう残機ゼロ」 キョン「どうか1UPキノコ…1ボムでもいい!」 ハルヒ「私たちの最も好きな事の1つは」 朝倉「チャンスを欲しがっているやつに」 ハルヒ 朝倉「Noと断ってやる事よ」 77 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:05:08.69 ID:4fXwnhkC0 キョン「そんなバカな…」ガクッ ハルヒ「さて、確かここらに……」 朝倉「そ、それは!」 ハルヒ「そう、ただの箱に罰ゲームが書いてあるものを多々入れてあるものよ」 朝倉「それ以外説明のしようがないくらい清々しい箱ね」 ハルヒ「こんなこともあろうかと前々から作っておいたわ」 朝倉「…ひとりで?」 ハルヒ「うん」 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:09:29.24 ID:4fXwnhkC0 ハルヒ「ほら、起きなさいキョン」 キョン「ん…何だそれは」 朝倉「ただの箱に罰ゲームが書い(ry」 ハルヒ「さあ引きなさい」 キョン「くっ、しかたない」ガサガサ ハルヒ「何が出るかな♪」 朝倉「何が出るかな♪」 ハルヒ 朝倉「テテテテッテッテ、テテテテーン♪」 キョン「とあっ!」 ハルヒ「ああ!」 朝倉「こ、これは!」 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:16:26.13 ID:4fXwnhkC0 キョン「一番新しい着信履歴の人に電話で告白…!?」 朝倉「なんだそんなもんか」 ハルヒ「ちっ、ハズレね」 キョン「いやコレ結構ダメージでかいだろ」 ハルヒ「この箱の中ではせいぜいドラキーレベルよ」 キョン「ちなみに、一番ひどいのはどんなんだ?」 ハルヒ「詳しくは言えないけどレベル的にはエスタークね」 キョン(良かった…本当に) 朝倉「後で私も書いてみていい?」 ハルヒ「もちろんよ!シドーレベルを期待してるわ!」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:19:50.73 ID:4fXwnhkC0 朝倉「ほら、早く携帯見せなさい」 キョン「ちょ、ちょっと待て」 ハルヒ「隠すと自分のためにならないわよ」 朝倉「往生際悪い!」バシッ キョン「あっ!」 朝倉「何々…?」 誰だった?>>85 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:21:55.83 ID:4fXwnhkC0 ksk 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:28:17.26 ID:4fXwnhkC0 朝倉「あ、新川…?」 キョン「なんてこった」 ハルヒ「なんで新川さんの番号知ってんのよ…ってかどんな話するのよあんたたち…」 朝倉「ねぇ、誰この人」 ハルヒ「古泉くんの知り合いの素敵なジェントルメンよ」 キョン「やりなおs」 朝倉「さ、早く電話しなさい」 ハルヒ「正直いってこうなるんじゃないかと薄々思っていたわ」 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:30:51.25 ID:4fXwnhkC0 キョン「本当にするのか…?」 朝倉「本気と書いてマジよ」 ハルヒ「恨むなら谷口と>>85を恨みなさい」 キョン「はぁ…恨むぞ」ピッ prrrrr 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:36:38.09 ID:4fXwnhkC0 古泉「だから!次のミステリー合宿は『ドキッ!漢だらけのガチムチ殺人事件』にしましょうって!」 森「いいえ!『ウフッ!少女だらけの湯けむり殺人事件ポロリもあるよ』に決まってるわ!」 田丸(弟)「正直どっちもどっちだと思うよ」 田丸(兄)「どっちにしろ私死ぬ役だしね」 古泉「新川さんは僕の案に賛成ですよね!」 森「私の案よね、新川!」 新川「いや、私は…」prrrrrrr 新川「っと失礼」ピッ 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:39:28.08 ID:4fXwnhkC0 新川「はい、もしもし新川ですが」 キョン『あ、もしもし』 新川「ああ、君か。何のようですかな?」 キョン『実は改めてお話があって』 新川「ふむ、涼宮ハルヒについてですか?」 キョン『いえ、ごく個人的なことなんです…』 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:41:57.64 ID:4fXwnhkC0 朝倉「実は、前から思ってたのですが」 キョン「実は、前から思ってたのですが」 ハルヒ「一目見たときからあなたのことが」 キョン「一目見たときからあなたのことが」 ハルヒ 朝倉「好きです!」 キョン「大好きです!!!!」ガチャツーツーツー 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:45:02.79 ID:4fXwnhkC0 新川「………」 田丸(兄)「どうしました?固まっちゃって」 森「どんな話だったの?」 新川「私は…古泉の案を支持する」 古泉「イヤッホーーウ!!」グッ 森「なんてことなの!?」 新川「………」 田丸(弟)「顔、赤いですよ」 新川「/////」 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:49:15.41 ID:4fXwnhkC0 ハルヒ「“大”好きですって言った」 朝倉「声も大きかった」 キョン「ち、違う!あれは事故だ!」 朝倉「へえ」 ハルヒ「事故…ね」 キョン「そうだ!あれは事故なんだ!」 ハルヒ「じゃあ次のを引きましょうか」 朝倉「そうね」 キョン「!?ホワイ、なぜだ」 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:52:18.10 ID:4fXwnhkC0 ハルヒ「事故が起こったんならやり直しにきまってるでしょ」 キョン「だからなぜだ!」 朝倉「事故が起こったような不完全なものじゃお茶の間は納得しないわよ!」 ハルヒ「そうよそうよ!」 キョン「くっ、団結した女子め!」 ハルヒ「ほら、引きなさい」グイ キョン「ちくしょう!」バッ ハルヒ「ああ!」 朝倉「こ、これは!」 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:56:27.18 ID:4fXwnhkC0 キョン「一番新しい発信履歴の人に電話で告白…だと……」 ハルヒ「ちっ、またドラキーか」 朝倉「そろそろグラコスレベルが欲しいわね」 キョン「なんなんだよこの告白シリーズは!」 ハルヒ「じゃ、もっかい引く?」 朝倉「かなりの確率でボスクラスよ」 キョン「……電話します」 誰?>>105 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 19:59:44.35 ID:J5Y3tJ2lO kskst 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 19:59:44.94 ID:OMUoU9zE0 発信履歴じゃ新k 小泉で 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:03:22.09 ID:4fXwnhkC0 >>106盲点だったぜ キョン「そういや発信履歴は新川さんだぞ」 朝倉「じゃあその次の人ね」 ハルヒ「誰なの?」 キョン「………もう帰りたい」 朝倉「貸しなさい」バッ ハルヒ「チラリ」 朝倉「………」 ハルヒ「………」 ハルヒ 朝倉「………」ニヤリ 108 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:07:59.32 ID:4fXwnhkC0 森「納得いかないわ!私の案の方がいいに決まってるでしょ!」 古泉「残念ですが森さん。オーディエンスは僕の味方なんですよね」 新川「うむ」 森「何よ!田丸兄弟もそっちなの!?」 田丸(兄)「漢が嫌いな男なんていません!」 田丸(弟)(正直どっちでもいい) 古泉「勝負ありましたね森さん…」prrrrr 古泉「失礼」ピッ 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:14:28.81 ID:4fXwnhkC0 キョン『俺だ』 古泉「ああ、あなたですか。すみません、打ち合わせが入っちゃってて」 キョン『いや、いいんだ。少し話があってな』 古泉「なんです?そんなにあらたまって」 キョン(おい!本当にそんなこと言うのか!?)ヒソヒソ 朝倉(はやく言いなさい!)ヒソヒソ キョン『い、いいか。一回しか言わんぞ』 古泉「?ええ。」 キョン『…俺は誓う!』 キョン『50年後のお前を!今と変わらず愛す!!!』ガチャツーツーツー 古泉「………」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:18:59.32 ID:4fXwnhkC0 森「どうしたの?古泉」 古泉「…新川さん、田丸(兄)さん」 新川「はい」 田丸(兄)「どうしました?」 古泉「この企画…絶対性交、もとい成功させましょうね!!」グッ 新川「もちろんですとも!」 田丸(兄)「当然です!」 田丸(弟)(あれ?私は?) 田丸(弟)「あの…森s」 森「こっち来んな」 田丸(弟)「………」 115 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:23:56.48 ID:4fXwnhkC0 朝倉「さっすがキョンくん男前!!」 ハルヒ「そこにしびれるぅ憧れるぅ!!」 キョン「谷口…俺も今そっちに行くよ……」 ハルヒ「さて、次ね」 キョン「!?待て!さすがにもういいだろう!」 朝倉「うるさい!ネタ切れなのよ!」 ハルヒ「こうでもしなきゃ話が続かないでしょ!」 キョン「り、理不尽だ…」 朝倉「今回は面倒だから>>120に引いてもらうわ」 ハルヒ「期待してるわよ!」 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:28:04.87 ID:CIsT9fTC0 メアドのさ行の一番上の人に告白 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:36:13.20 ID:4fXwnhkC0 >>120「メアドのさ行の一番上の人に告白」 ハルヒ「…ドラキー、いやタホドラキーね」 朝倉「どっちも変わらないわよ」 ハルヒ「さあキョン!携帯見せなさい!」 キョン「………」 朝倉「どうしたの?」 キョン「さ行ってよ…さ行って確信犯だろ…?」 ハルヒ「?何言ってn…あ」 朝倉「何の話?」 キョン「なぁ…本当にするのか?」 ハルヒ「あ、安価は絶対なのよ!しかたないじゃない!」 朝倉「そうよ!『憤慨』までしか読んだことなくてもなんとかなるわよ!」 キョン「………」 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:43:23.25 ID:4fXwnhkC0 そうか、阪中いたか… 佐々木「〜♪〜♪」 佐々木「…ふう。やはり日課の『キョンの写真観察』は癒されるね」 佐々木「さすがのキョンも自分の写真が8Gも収められているとは夢にも思うまい」 佐々木「おっと、次は橘に撮ってもらったオリジナルPVを…」 佐々木「むっ?」パシ 佐々木「………」 prrピッ 佐々木「はいもしもし」 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:49:04.40 ID:4fXwnhkC0 キョン『よう、俺だ』 佐々木「君か。こんな時間に何のようだい?まだ団活中だろうに」 キョン『ああ、どうしてもお前に話したいことがあってな』 佐々木「どうしても…?あ、うん。な、何だい?」 キョン『その…アレだ。なんというかな…』 佐々木「黙ってちゃわからないよ。僕はエスパーじゃないんだ」ハァハァ キョン『………』 佐々木「………」ハァハァ キョン『佐々木!!好きだ!!』ガチャツーツーツー 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:52:54.39 ID:4fXwnhkC0 佐々木「………」ツーツーツー 佐々木「………」ツーツーツー 佐々木「………」ツーツピッ 佐々木「まずいね、布団が真赤だ」 佐々木「………」 佐々木「一撃でここまでのダメージを与えるとはね。さすがだよ……キョ…ン…」ボフッ 145 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 20:59:04.73 ID:4fXwnhkC0 朝倉「さすがキョンくん!私たちにできないことを平然とやってのける!」 ハルヒ「そう…ね…」 朝倉「どうしたの涼宮さん?そこにしびれる憧れるぅでしょ?」 ハルヒ「それ…さっきやったわ…」 朝倉「そうだっけ?」 キョン「パーソナルネーム、キョンの情報連結を解除……」 朝倉「無理」 キョン「…もうやめないか?」 ハルヒ「ダメよ!こんな沈んだ気持ちじゃ終われないわ!!」 朝倉「そうよ!>>150!引きなさい!」 ハルヒ「これで最後よ!キッツイのをお見舞いしなさい!」 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 21:03:25.41 ID:YTC7XnTD0 涼宮ハルヒを力の限り殴り(蹴り)続ける 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 21:07:18.25 ID:4fXwnhkC0 >>150「涼宮ハルヒを力の限り殴り(蹴り)続ける」 キョン「………」 朝倉「………ダークドレアムね」 ハルヒ「………」クシャ ハルヒ「…>>160!引きなさい!」 キョン(無かったことにした…) >>150「涼宮ハルヒを力の限り殴り(蹴り)続ける」 ハルヒ「うっさい!」 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 21:10:10.42 ID:YTC7XnTD0 ハルヒの顔が原形無くなるまで殴る 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 21:12:32.90 ID:4fXwnhkC0 >>160「ハルヒの顔が原形無くなるまで殴る」 ハルヒ「く、くじけそうだわ」 朝倉「さすがの私もそろそろナイフを構えざるをえないわよ」 キョン(いつもだろ…) >>167 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 21:14:50.86 ID:YTC7XnTD0 朝倉と結婚した後ハルヒの背骨を折る 173 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 21:18:19.50 ID:4fXwnhkC0 >>167「朝倉と結婚した後ハルヒの背骨を折る」 朝倉「私は長門さんのものよ」スチャ キョン「ナイフを構える相手がちがうだろ…やめてくれ」 ハルヒ「…次は>>178よ。そろそろ空気読みなさい!」 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/04/06(月) 21:19:52.29 ID:akqFqHkt0 長門に告白する 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 21:24:51.66 ID:4fXwnhkC0 >>178「長門に告白する」 ハルヒ「イィヤッホーゥオ!!」ガタンッ 朝倉「……再安価よね?」 ハルヒ「だめよ!これ以上やるとグダグダになるわ!」 キョン「もう充分グダグダだと思うぞ」 朝倉「…そう」スッ ハルヒ「待ちなさい朝倉!キョンを〔ピー〕する必要はないわ!」 朝倉「どうして?」ピタ キョン「あれ?俺ピンチだった?」 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 21:31:17.69 ID:4fXwnhkC0 朝倉「私の長門さんに近づく野郎は問答無用で〔ピー〕わよ?」 ハルヒ「よく考えなさい。こいつが有希に告白したところでOKされると思う?」 朝倉「……!!」 ハルヒ「有希がこんなのを相手にするはずがないわ!ええ、あるわけがない!」 キョン「ひどい言われようだな」 ハルヒ「こんなのを相手にする暇人なんてごくわずかよ!安心しなさい!」 朝倉「…そうね。私目が覚めたわ涼宮さん…いや、ハルヒ!」 ハルヒ「そうよ涼子!わかってくれて嬉しいわ!」 朝倉「ハルヒ!」 ハルヒ「涼子!」ガシッ キョン「そろそろ電話していい?」 191 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 21:35:32.10 ID:4fXwnhkC0 同時刻某所 ガヤガヤ         ガヤガヤ 長門「……今年は来て正解だった」 長門「有名所の本やグッズはすべておさえた」 長門「それにどれも高クオリティ」 長門「……米まで買ったのはやりすぎた」 prrrrrrrr 長門「………チッ」 194 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 21:40:51.29 ID:4fXwnhkC0 ピッ 長門「もしもし」 キョン『長門か?俺だ』 長門「………」 キョン『なんか騒がしいな。どこにいるんだ?』 長門「例大祭」 キョン『ん?』 長門「なんでもない……何の用」 キョン『ん?ああ…用事な。その…』 長門「早く言って」 キョン『…好きだ』 長門「………そう」 キョン『………』 長門「………?」 195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 21:46:06.69 ID:4fXwnhkC0 長門「………まだ何かあるの」 キョン『……え?いや、返事を聞きたいと思って』イタイイタイ 長門「返事」 キョン『いやそうじゃなくてな』サスナッテ 長門「来て」 キョン『』 長門「こっち」ガチャツーツーツー キョン『え?おい長門!?』ツーツーツー 197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 21:48:07.96 ID:4fXwnhkC0 長門「………」 長門「丁度荷物が多くて困ってた」 長門「………」 長門「これでもう少し買える」ダッ 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 21:52:33.80 ID:4fXwnhkC0 >>196メールとかそのへんでなんとか キョン「」 ハルヒ「で?どうだったの?」 朝倉「早く教えなさい」グリグリ キョン「…なんか来いって」 ハルヒ「来い?」 朝倉「こ、こここ恋ですって!?」グサッ キョン「朝倉、そろそろ死ねるから」 ハルヒ「告白した後に来いってことは……」 朝倉「恋って……」 201 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 22:00:17.01 ID:4fXwnhkC0 朝倉「そう…そういうこと……」フラリ キョン「あ、朝倉さん?」 朝倉「ふふ、ふふふふふふふふふふふふふふ……」 キョン(ゲシュタルト崩壊…) 朝倉「あなたを殺して長門有希の出方を見る」スッ ハルヒ「手伝うわ、涼子」 キョン「お、おい……落ち着けって」 ハルヒ 朝倉「問答無用!!」 キョン「げぇー!あ、あれは!」 朝倉「マグネットパワープラース!!」 ハルヒ「マグネットパワーマイナース!!」 ハルヒ 朝倉「クロス・ボンバー!!」 キョン「ぬわーーー!!」 206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 22:04:05.54 ID:4fXwnhkC0 谷口「…う、ここは……」 谷口「は!俺生きてる!」 谷口「良かった…本当によかった…」 岡部「お、谷口こんなところにいたのか!」 谷口「あれ?先生どうされたんですか?」 岡部「お前補修すっぽかしたろ。留年確定らしいぞ」 谷口「」 207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 22:08:59.56 ID:4fXwnhkC0 古泉「新川さん!そこのマットローション薄すぎです!」 新川「はっ!」 古泉「田丸(兄)さん!媚や、エフンエフン栄養ドリンクの準備は!」 田丸(兄)「バッチリだ!」 古泉「森さん!ビデオの準備!」 森「抜かりないわ」 古泉「よし!絶対満足させてあげますからね!キョンくーーーん!!!」 田丸(弟)「……ハルヒちゃんじゃないの?」 208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 22:13:46.64 ID:4fXwnhkC0 こうして、多数の人間に甚大な影響を与えたハルヒと朝倉の悪ふざけは終結した。 多くの妨害を受け、多くの死傷者をも出しながらも、ついにハルヒと朝倉はやり遂げた。 おめでとうハルヒ!おめでとう朝倉! ハルヒ「なんで朝倉がいるのよ?」終 209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/04/06(月) 22:15:06.51 ID:4fXwnhkC0 以上です。最後まで見てくださった方々に多大なる感謝を。 あと>>1と朝比奈さんごめん。