長門「・・・あなたは危険。情報連結の解除を申請する。」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 15:48:30.14 ID:+Bfvsny60 ハルヒ「あっはっはっはwwwwwwwww」 キョン「これはどうしてなかなか笑えるぞwwwww」 古泉「傑作wwwwですwwwねwwww」 みくる「おぎゃwwwwwぱしへろんだっしゅwwwwww」 ハルヒ「・・・え?ユキ、何か言った?wwwwww」 長門「・・・情報・・・連k・・・うっ・・・」ぶわっ 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 15:50:50.23 ID:+Bfvsny60 長門「・・・あなたを消す。そう言った。」 ハルヒ「なんでアタシが消えなきゃいけないのよwwwwwww」 キョン「そうだぞ長門wwww何考えているんだwwwwww」 古泉「困ったwwwwものwwwwwですwwwwww」 みくる「うちゅうじんはしーね!しーね!」 長門「・・・もういい。」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 15:52:50.95 ID:+Bfvsny60 ハルヒ「変なユキwwwwwどうしちゃったの?wwwww」 キョン「まあ宇宙人にも魔がさす事だってあるさwwwwな?wwwww」 古泉「機関が黙っちゃいませんよ?www」 みくる「ながとさぁんwwwwおぎゃwwwww」 長門「あqwせdrftごlkytgぢ」 キョン「ちょwwwwwまじかwwwwwwww」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 15:56:22.42 ID:+Bfvsny60 長門「情報連結の解除が完了した。これで彼女は世界の記憶からも消えた。」 キョン「・・・ふぅ。おお、そういえばハルヒ。今日は一段とキレイだな。」 ハルヒ「な、何言ってんのよ!昼間っから・・・///」 古泉「いえいえ、彼の言うとおりですよ^^」 ハルヒ「なんなの皆して!おだてても何もでないんだからね!」 ハ・キ・古「あっはっはwww」 長門「・・・なん・・・だと・・・?」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 15:59:13.80 ID:+Bfvsny60 ハルヒ「そういえば今日は皆でゲームをしようと思ってこれを持って来たのよ!」 キョン「ほう・・・DX人生ゲームか。」 古泉「なかなかいいセンスですね、涼宮さん^^」 ハルヒ「当然!ほら、ユキも一緒にやりましょ?」 長門「・・・そう。」 長門(おかしい。私は完璧。なぜこうなった。わからない。どうして?) 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:02:23.38 ID:+Bfvsny60 キョン「ぐあっ!また一回休み・・・」 古泉「でも今一番資産があるのはあなたなんですから、いいじゃないですか^^」 ハルヒ「そうよ!アタシなんてさっきから・・・あー!またお金なくなるイベントー!?」 キョン「そうだ長門!」 長門「(ドキッ!!!)・・・・な、何。」 キョン「ズルはいかんぞ?いいな?」 長門「・・・わかった。」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:04:03.24 ID:+Bfvsny60 長門(私は一体このゲームを始める前、何をしていたんだろう。) 長門「・・・まぁ、いい。」 キョン「ん?どうした、長門?」 長門「なんでもない。ゲームを続ける。」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:07:27.57 ID:+Bfvsny60 キョン「おっ、ハルヒ。持ち直してきたじゃないか?」 古泉「そのようですね。僕も追い抜かれそうです^^」 ハルヒ「たかがゲームでも負けるのは嫌だからね!がんばるわよ!」 長門(先ほどまでの馬鹿笑いもなく、至ってノーマル。全員元に戻った。) 長門(全員・・・?はて・・・。) 長門「・・・結婚した。」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:10:18.30 ID:+Bfvsny60 キョン「いやー、久々にやると面白いな。」 古泉「僕も機k・・・バイト先の方とやってみたいですね^^」 ハルヒ「ま、一人勝ちはできなかったけど楽しめたからよしとしましょ!」 長門「・・・悔しい。」 長門(しかし、涼宮ハルヒの態度がおかしい。性格そのものが変わったかの様) 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:13:15.91 ID:+Bfvsny60 長門(・・・多分、気のせい。) キョン「いやー、いつの間にかこんな時間になってたんだな。」 古泉「もう日が暮れかけてますね。時間の過ぎるのは早いものです。」 ハルヒ「それだけ熱中してたって事ねー。全員でボードゲームなんて滅多にしないものね!」 長門「・・・そう。」 長門(また・・・この違和感はいったい・・・?) 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:17:32.85 ID:+Bfvsny60 ハルヒ「じゃあ時間もちょうどいいし、今日の活動はこれにて終了します!」 キョン「お、まだ早いんじゃないのか?」 古泉「ええ、後1時間は居られるのではないかと。」 ハルヒ「今日は大事な用事があるのよ!ね、ユキ?」 長門(ビックゥ!!)「・・・そ、そう。」 キョン「そうだったのか、なら仕方ないな。」 古泉「ええ、ですが長門さんと二人っきりの用事ですか?」 ハルヒ「ガールズトークってやつよ、ガールズトーク!」 キョン(スイーツ(笑))「そ、そうか。」 古泉「スイーツ(笑)」(そうですか、わかりました。) ハルヒ「え、何か言った?」 古泉「い、いえ!もっふ!!」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:20:20.36 ID:+Bfvsny60 ハルヒ「変な古泉君ねー・・・まあいいわ!とにかく今日はこれで終わり!」 ハルヒ「アタシとユキはここで話をするから、男どもは帰った帰ったー!」 古泉「ええ、ではそうさせていただきます。」 キョン「ああ、俺もさっさと退散することにするよ。」 長門「・・・」(・・・いかないで。) 長門(・・・一人じゃ気まずい。) 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:22:20.78 ID:+Bfvsny60 ハルヒ「やっと二人っきりになれたわね、ユキ?」 長門「何の用。」 ハルヒ「冷たいわねー・・・まあそれがユキの個性なんだけど。」 長門「そう。・・・それで。」 ハルヒ「ユキ・・・アンタすっとぼけるつもり?」 長門「・・・意味が分かりたい。」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:24:24.06 ID:+Bfvsny60 ハルヒ「・・・えっとね、ユキ。アンタ、キョンの事・・・その、どう思ってるの?」 長門「どう、って?」 ハルヒ「だからね、その・・・好き、とか・・・?」 長門「・・・わからない。」 ハルヒ「それは好きって事じゃないわよね!!」パァア 長門「・・・恐らく。」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:27:29.60 ID:+Bfvsny60 ハルヒ「(やった!!)って事は、今から話す事を聞いても怒らないわね!」 長門「・・・何。」 ハルヒ「言わせないでよ!分かってるんでしょ・・・///」 長門「・・・大方の予想は付く。しかし私はあなたの相談に対する的確な答えを持ち合わせていない。」 ハルヒ「それでもいいの!聞いて!!」 長門「・・・そう。」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:31:31.95 ID:+Bfvsny60 一方その頃の男性陣 キョン「アイツが長門と二人っきりで話なんて、一体どんな内容なんだろうな?」 古泉「んっふ。貴方も罪な人です。」 キョン「どういう意味だ?」 古泉「そういう意味です。」 キョン「全く、いつもながらお前は回りくどくて面倒な奴だ。」 古泉「おやおや、心外ですね。僕なりに分かりやすく発言しているつもりなのに。」 キョン「ああそうかい。」 古泉「困ったものです。」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:35:13.92 ID:+Bfvsny60 場面は再び部室。 ハルヒ「その・・・ね?アタシね?キョンの事が・・・すっ・・・すk」 長門「貴方は彼を好いている。」 ハルヒ「ちょ、ユキ!先に言わないでよ・・・///」 長門「誰が見ても分かる。」 ハルヒ「嘘!?じゃあ、キ、キョンも気付いてるって言うの!?」 長門「それはない。彼は鈍感。」 ハルヒ「そ、そうよね!・・・はぁ・・・」 キョン「いっきし!」 古泉「随分とアレなくしゃみですね?」 キョン「ドリフ大好きだからな、仕方ない。」 古泉「存外です・・・」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:39:10.10 ID:+Bfvsny60 ハルヒ「まあ、ね?えっと、ね?つまりアタシはキョンの事が好きで、でもどうしたらいいか分からなくて・・・」 長門「それで私に相談を。」 ハルヒ「ええ、ユキなら小説とかいっぱい読んでるから、知ってるかもって。」 長門「作り話の恋物語と現実は違う。そういうことは彼女に聞くべき。」 ハルヒ「そうかもしれないけど・・・?彼女って誰の事?」 長門「・・・?」 ハルヒ「さっきユキが言ったんじゃない?。彼女に聞けーって。」 長門「心当たりがない。」 ハルヒ「変なユキねー。」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:41:14.91 ID:+Bfvsny60 ハルヒ「何の解決にもならなかったけどまあいいわ!」 長門「・・・そう」 ハルヒ「うん!古泉君にでも相談してみるわ!」 長門「すまない、役に立てなくて。」 ハルヒ「いいって。遅くまでありがとね!」 長門「・・・いい」 長門(・・・彼女?) 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:42:56.85 ID:+Bfvsny60 長門「・・・帰宅。」 ガチャ 「・・・あら、遅かったわね?」 長門「・・・何故あなたがここにいる。」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:50:29.20 ID:+Bfvsny60 朝倉「あら、久しぶりなのに随分な挨拶ね、長門さん?」 長門「あなたの情報連結は解除したはず。なのに、何故ここにいる。」 朝倉「なんだかよく分からないんだけど、今日の夕方頃にね、いきなり私が再構築されたの。」 長門「・・・まさか」 朝倉「そのまさかかもね。思念体から既に情報は得ているわ。」 朝倉「あなたが涼宮ハルヒの情報連結を解除しようとした事のね。」 長門「・・・しかし、彼女は確かに先ほどまで私といた。消えていない。」 朝倉「ええ、そのことについてだけど仮説があるわ。」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:54:02.25 ID:+Bfvsny60 朝倉「じゃあ、順を追って説明するわね。」 朝倉「彼女が消えるその刹那、彼女は消される事を悟って、消えたくないと願った。」 長門「・・・」 朝倉「そして、知っての通りの彼女の能力が発動。消えずにいまだ存在するってわけ。」 長門「ではなぜあなたがここに居る。」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:57:08.93 ID:+Bfvsny60 朝倉「彼女が望んだ事は、自分が消えない事。」 朝倉「長門さん、あなたの力を掻き消す事じゃないの。」 長門「・・・」 朝倉「そうなると、あなたの力は当然他所へ向く事になるわよね?」 長門「・・・私は情報連結の解除をしようとした。これではつ辻褄が合わない。」 朝倉「ええ、だからこれは仮説でしかないのだけれど・・・」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 16:59:56.06 ID:+Bfvsny60 朝倉「涼宮ハルヒとあなたの能力がぶつかり合って、おかしなベクトルに向いた。」 朝倉「こう考えるのが、自然なんじゃないかしら。」 長門「だから何故それが今この状況に繋がるのかを詳しく言ってほしい。」 朝倉「いや、ここまで言ったら普通は察してくれるでしょう・・・」 朝倉「まあ、いいわ・・・」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:02:06.34 ID:+Bfvsny60 朝倉「つまりね、涼宮ハルヒは消えていない。私はここに戻った。」 朝倉「そしてね、一人消えてしまった人が居るのよ。」 長門「・・・意味が分からない。」 朝倉「・・・ホントに駄目な子なの?」 長門「ム・・・」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:04:36.11 ID:+Bfvsny60 朝倉「どういうわけか、私の記憶にはその人のデータがあるの。」 朝倉「他の人はおろか、思念体にも残っていないデータ。」 長門「・・・」 朝倉「もしこうなった事に関して、責任を感じているのなら。」 朝倉「しっかり元通りにするのが筋なんじゃないかしら?」 長門「・・・」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:05:54.09 ID:+Bfvsny60 長門「・・・正直」 朝倉「え?」 長門「正直、面倒。」 朝倉「・・・言うと思ったわ。」 長門「・・・そう」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:08:49.10 ID:+Bfvsny60 朝倉「まあ、このデータの限り、居ても居なくてもいい存在のようだしね・・・」 長門「・・・そう。ただ無駄に乳がでかい家畜同然の池沼同然の・・・」 朝倉「それは言いすぎな気がするけど・・・・」 長門「・・・そう・・・・・・・・でもない。プッ・・・」 朝倉「あ、今笑ったでしょ?まったくモー・・・・」 長門「あなたも皮肉ってる・・・モー・・・・プッ・・・w」 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:11:47.82 ID:+Bfvsny60 朝倉「そんなに面白かった?」 長門「・・・」コクコクッ 朝倉「モー、いい加減にしてよね?」 長門「・・・!」プルプル 朝倉「モー、ちょっとちゃんと聞いて!」 長門「・・・!!」ピクッピクッ 朝倉「モー!!いい加減にして!!!」 長門「・・・もう・・・ダメ・・・・ブゥァアッハッハッハアハアハッハ!!!」 朝倉「・・・え!?」ビックゥ 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:14:37.61 ID:+Bfvsny60 長門「バンバン!ヒィーヒィー!!・・・プッ・・・アッヒャッヒャッヒャッヒャwwwww」 朝倉「これはまずいわね・・・エラーが蓄積されていたのかしら・・・?」 長門「ハァーハッハッハッハッハ!ワァーッハッハッハッハッハ!」 朝倉「致し方ないわ・・・ごめんね長門・・・さんッ!」ガッ!!! 長門「ハッハッハ?・・・ぬるぽ・・・して・・・ないの・・・に・・・」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:16:57.32 ID:+Bfvsny60 朝倉「私がバックアップでよかった・・・」 朝倉「このナノマシンを注入して・・・よし。目が覚めれば元に戻るはず。」 長門「・・・」スゥ・・・スゥ・・・ 朝倉「じゃあ私はあなたの尻拭いといきますね。」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:31:33.28 ID:+Bfvsny60 古泉「しかしキョン君、今日は何か違和感がありましたね。」 キョン「ん、なんだ?また回りくどく。」 古泉「涼宮さんがゲームに負けたのに、さらっとそれを流した事に、僕は違和感を感じたと、そういっているんです。」 キョン「あー・・・確かにな。ましてや自分の提案なのに。」 古泉「ええ、もしかすると何か異変が起きているのかも・・・?」 キョン「そりゃ考えすぎだろ?いつものように部活という名のぐうたら活動だったじゃないか。」 古泉「だといいんですが・・・。」 キョン「取り越し苦労だって。ああ、俺こっちだから、じゃあな。」 古泉「あ、ええ。夜道にはくれぐれもお気をつけて。誰かに襲われたりしかねませんからね。僕とか。」 キョン「気色悪い!」 古泉「んっふ。冗談ですよ。では。」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:34:12.28 ID:+Bfvsny60 朝倉「まずは一人一人に説明するのがいいわね。」 朝倉「きっとキョン君は言ってもアレだろうし、ここは古泉君からいきましょうか。」 朝倉「古泉君!ちょっといいかしら?」 古泉「おや、あなたは朝倉さん・・・でよろしかったでしょうか?」 朝倉「ええ、でも挨拶なんてしてる場合じゃないのよ。」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:39:11.36 ID:+Bfvsny60 朝倉、事の詳細とそれに関する仮定を説明。 古泉「・・・なるほど、つまり涼宮さんはやはり神であったと。」 朝倉「神かどうかはおいておくとして、恐らくこの世界は今、以前とは違う様相を呈しているの」 古泉「にわかには信じがたいですが、それに涼宮さんが絡んでいる以上、可能性はありますね。」 古泉「それに・・・」 朝倉「敵対勢力である私がコンタクトを取りに来た事で、信憑性はより増したわよね?」 古泉「恐れ入ります。その通りです。」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:44:27.41 ID:+Bfvsny60 朝倉「よかった。こちらとしても、世界の情報の改ざんは不本意だからね・・・」 古泉「事情は把握しました。では一体、これから僕は何をすればいいんでしょうか。」 朝倉「いいえ、何もしなくていいわ。とにかく『朝比奈みくる』という名を覚えていてほしいの。」 古泉「なるほど。自分たちのツケは自分たちで返す、という事ですね。」 朝倉「まあ、そんなところよ。」 朝倉「でもいずれあなた"達"の力も必要になると思うの。その時は・・・」 古泉「ええ、僕としても仲間が減ってしまったら寂しいのでね。」 古泉「喜んで協力させていただきますよ。」ニコッ 朝倉「ありがとう!」(笑顔が・・・爽やか過ぎて・・・きもい・・・) 古泉「んもっふ。」 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:46:31.93 ID:+Bfvsny60 朝倉「じゃあ、お願いね。」タッ 古泉「ええ、承知しました。」 朝倉「よし・・・次はキョン君に説明しないと・・・。」 朝倉「なんていったら分かってくれるかしら・・・?」 タッタッタ・・・・ ―キョン宅前 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:49:09.48 ID:+Bfvsny60 ピンポーン 妹「はぁーい!」 朝倉「こんばんは。キョン君いるかしら?」 妹「いるよー!」 妹「キョンくーん!!まゆげー!!!」 キョン「こら、ハサミを持ったまま走り回るんじゃありません!」 キョン「どちらさまでs・・・・か?え?」 朝倉「こんばんは、キョン君」ニコッ キョン「あ、あ、あ、こんばんは・・・え?」 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:51:07.25 ID:+Bfvsny60 朝倉(やっぱりあの時殺しかけた事は覚えているのね・・・) キョン(おいおいおい!なんだってアイツが家に来たんだ!?) キョン(学年でも指折りの美女である朝倉涼子が・・・!) キョン(・・・まさか・・・これは・・・フラグ!!!) 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 17:54:03.67 ID:+Bfvsny60 朝倉「あのね、怖がらないで、キョン君。今日はお話があって来たの。」 キョン「はっはいぃ!なんでしょうか!?」(さよならDTフォーエヴァー!!) 朝倉「ちょっとお邪魔してもいいかしら?」 キョン「もちろん!どうぞどうぞ!」(さよならDTフォーエヴァー!!!!) 朝倉「・・・?お邪魔します。」 キョン「おい、妹よ、部屋には入るなよ、絶対にだ!!」(さよならDTf(ry) 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 18:02:25.75 ID:+Bfvsny60 朝倉「まず、キョン君。」 キョン「ハイ、なんでしょう。」キラーン 朝倉「・・・?えっとね、以前私が消える前。あなたに刃を向けた事を謝るわ。ごめんなさい。」 キョン「いーえいーえ!なんとも思って・・・え?」 朝倉「アレ・・・?覚えてない、の?」 キョン「全く身に覚えは・・・というか、朝倉が消える前?消えた事なんてないじゃないですか?」 朝倉(嘘・・・存在情報の改ざん、記憶・過去の改ざんは朝比奈さんに限っての事だと思ったのに・・・) 朝倉(まさか私にまで影響が及んでいるなんて・・・) キョン「大丈夫か?朝倉?」(呼び捨てで呼んでるよイヤッフー!) 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 18:06:13.71 ID:+Bfvsny60 朝倉「ええ、大丈夫よ。」 キョン「じゃ、改めて。どんな用件で訪ねてくれたんだ?こんな遅くに」(背クロスセクロスセクロスマクロスセクロス・・・) 朝倉(あー・・・なんだか面倒になっちゃった・・・) 朝倉「あ、えっとね、私もSOS団に入れてもらいたくなっちゃって。」 キョン「・・・ああ、なるほど。それで雑用係の俺のところにきた、と。」 朝倉「そ、そんなんじゃないって!立ち上げたのはキョン君みたいだし、」 キョン「それでも雑用は雑用ですよ・・・」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 18:09:07.49 ID:+Bfvsny60 キョン「まあ多分ハルヒの奴も多分許可してくれるだろうし、」 キョン「明日の放課後にでも部室に来いよ。その前に話をつけておきますから。」 朝倉(なんだか解決するの面倒になちゃったし・・・) 朝倉「ありがとう!これからよろしくね、キョン君!」 キョン「ああ、よろしくな。」 キョン(なんで敬語交じりになっちまうんだろう・・・?) 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 18:13:03.77 ID:+Bfvsny60 かくして、ハルヒ、キョン、古泉、長門の4人に朝倉を招き! 新たに5人でのSOS団の活動は開始された! しかし! 朝比奈みくるはその後、その存在を誰にも知られずに! この物語は幕を閉じる!                                         BAD END 「新生SOS団」 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 18:16:46.35 ID:+Bfvsny60 こんてぃにゅうする? 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 18:26:46.92 ID:+Bfvsny60 おk >>62の続きからいくぜ 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 18:28:03.92 ID:+Bfvsny60 朝倉「今日はそれだけなんだ。ありがとうね!」 キョン「セk・・・いや、役に立てて何よりだよ。」 朝倉「じゃあ、また明日ね!」 キョン「おう、気をつけてな。」 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/28(土) 18:29:50.82 ID:+Bfvsny60 俺「やっぱりだめだ・・・俺には・・・・」 俺「また風呂敷を広げすぎたようだ・・・」 俺「・・・・・・ノシ」