古泉「あくまで、一樹ですから」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 22:34:45.65 ID:qQ8YaGhiO ハルヒ「最近の古泉君は何て言うか凄いわよね」 キョン「ああ、人間の域を凌駕してるというか…」 みくる「見習いたいです」 ハルヒ「一つ気になると言えば…」 長門「肩揉んで」 古泉「イエス。マイ、ロード」モミモミ キョン「何故長門に付き従ってるのかだな」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 22:41:32.07 ID:qQ8YaGhiO 長門「お菓子」 古泉「長門さんの好物、うまい棒なっとう味です」スッ 長門「……ご苦労様」モシャモシャ ハルヒ「有希ってなっとうが好きだったんだ」 キョン「注目すべき場所はそこじゃないがな」 みくる「わたしも貰って来ます」トコトコ バチコーン!! 古泉「長門さんに近づかないでくれませんか?」 キョン(うわ……朝比奈さんの頬に手の平の跡がクッキリと) みくる「ひっぱたかれましたぁ」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 22:44:56.55 ID:qQ8YaGhiO キョン「大丈夫ですか朝比奈さん」 みくる「ちょっとちびっちゃいました…」 キョン「そうですか、ならトイレにいったほうが…」 みくる「大なのでわしづかみにして窓から投げますよ」 キョン「ああ、なるほど」 ハルヒ「キョン、古泉がどこかにいったわ!今なら有希に話かけられるわよ!」 キョン「わかった。じゃあハルヒ、お前がいってこい」 ハルヒ「うん」トコトコ 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 22:49:34.57 ID:qQ8YaGhiO ハルヒ「あの……有希?」 長門「………」 ハルヒ「古泉君と何かあったの?」 長門「……別に」 ハルヒ「別に、じゃないわよ!気になるじゃない!!」 長門「……」ピポパピポパ トゥルルルル ハルヒ「…?どこに電話してるの有希?」 長門『もしもし』 古泉『はい、もう手はうってありますからご安心を』 長門『……そう』 ハルヒ「ねえ有希ったら!!」 バチュンッ キョン(ハルヒがどこからともなく狙撃されちまった) 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 22:55:39.59 ID:qQ8YaGhiO ハルヒ「    」バタ キョン「ちっ、ハルヒが死んだか」 みくる「うーん、下痢でした」 ガチャ 古泉「長門さん、時間です」 キョン「待て、古泉、長門」 古泉「なんでしょう?」 キョン「何かあったのか?」 古泉「ええ、長門さんと契約を結びましたから。 一生、どこまでもついていく。と」 キョン「おおざっぱすぎる。本当に古泉、お前なのか?」 古泉「あくまで、一樹ですから。それでは失礼します」 バタン 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 23:00:24.59 ID:qQ8YaGhiO キョン「ハルヒ、いつまで死んだフリをしてるんだ?」 ハルヒ「   」 キョン「……あれ?」 みくる「………タイムパラドックスです」 キョン「なんてこった……」 みくる「キョン君、今から過去に行って長門さんと古泉君になにがあったか見てきましょう」 キョン「その前に手を洗ってください。人参みたいな物体が手に付着していますから」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 23:04:50.11 ID:qQ8YaGhiO 過去 キョン「着きましたね」 みくる「はい」 キョン「でも肝心の長門と古泉の姿が見えませんね、いつもならもう二人とも部室にいるはずなのに」 みくる「キョン君、このステルス迷彩を装着してください。 これがあれば大胆に行動できます」スッ キョン「未来は覗き放題なんですね、いいなぁ」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 23:09:54.62 ID:qQ8YaGhiO シュンッ キョン「あ、でもステルス同士だとお互いが見えるんですね」 みくる「え?そうなんですか?……あ、本当だ」 ガチャ 長門「……」 古泉「本当に約束してくださいよ長門さん」 キョン(約束?なんのことだ?) 長門「待って、この部屋に違和感を感じる」 古泉「違和感ですか?」 長門「この辺りに」ツンツン キョン「やめろ長門、そこは俺のちんちんだ」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 23:17:18.60 ID:qQ8YaGhiO みくる(まずいですよキョン君!わたし達がバレてしまったら……) キョン「い…」 古泉「……?」 キョン「イン…………ポ!」 長門「インコちゃんだった。」 古泉「そうですか、では話の続きなんですが、本当に約束のほうは……」 長門「大丈夫、あなたが指示に従ってくれれば彼女を解放する」 古泉「よかった……これで僕の先祖から続く長い歴史もようやく終止符がうてるというわけですね」 長門「とりあえずこの本を呼んで」スッ 古泉「黒執事…?」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 23:22:31.12 ID:qQ8YaGhiO キョン(朝比奈さん、俺が思うにあの本が原因じゃないですか?) みくる(そうみたいですね、燃やしちゃいましょう) 古泉「では僕はバイトがありますので」 キョン(チャンス!古泉が閉鎖空間にいってる間にあの本を燃やしてやる) シュボッ みくる(もう燃やしちゃいました!) 古泉「うわっ!いきなり火災発生ですよ!!長門さん!!!」 長門「大丈夫、それは布教用。燃えてもまだ在庫はある」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 23:26:08.17 ID:qQ8YaGhiO 古泉「違いますよ!!!僕の尻ポケットごと燃えてるんですよ!!」 長門「大丈夫大丈夫」ペラ キョン(朝比奈さん、長門のマンションを放火しましょう) みくる(ふぇぇ…そんな大胆なことできませんよぅ) 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 23:32:53.64 ID:qQ8YaGhiO 古泉「ぁぁぁぁぁぁぁあつい!!!!」ダダダダダダ キョン(どこかに走り去っていったか) 長門「もう隠れている必要は無い」 みくる「あ、ばれてましたか…」 キョン「流石だな長門」 長門「……」 キョン「ところで朝比奈さん、俺達の未来は変わりましたか?」 みくる「はい、涼宮さんが生き返りました」 キョン「そうですか、それと長門。古泉となんの約束をしていたんだ?」 長門「聞きたい?」 キョン「いや別に」 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 23:38:21.65 ID:qQ8YaGhiO 長門「古泉一樹は私の執事モドキになる代わりに翼の生えた少女に−−−」 キョン「……あいつにそんな過去が…いや、過去というより血か」 長門「………がお」 古泉「……きて………さい」 キョン「ん?」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 23:43:40.67 ID:qQ8YaGhiO 古泉「起きてください」 キョン「……ん、夢……か」 古泉「今がスペクタクルですよ」 TV「鉄と鋼はまっが 古泉「ーれ↓」 キョン「おお、そうだった。黒執事見ててそのまま寝ちまったんだな」 長門「………こっちも見て」 キョン「なんてこった……俺は二つ同時にTVを見ていたのか」 TV「国崎、サイコォォォォォォウ!!!!」 完