キョン「よう高須、柊にこれ渡しておいてくれ」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 01:18:26.06 ID:LJjcbeVfO 竜児「ん…、柊ってかがみの方か?」 キョン「妹の方なら自分で渡すだろ、同じクラスなんだから」 竜児「なんで俺に頼むのかわからんな、もっと仲良いのいるだろキョンなら」 キョン「女子に頼むのも忍びなくてな…」 竜児「だからって俺が渡すのか…? 柊に渡す前に逃げられるだろ……」 キョン「言いながら落ち込むな、大丈夫だ、お前が良い奴なのは俺が知ってる」 竜児「……まぁ一応やってみる。 少なくとも他人のバックに入れて闇討ちするようなことにはならないさ」 キョン「ははっ、じゃあ頼んだぞ」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 01:28:44.40 ID:LJjcbeVfO キョンのクラス キョン「よいしょっと…」 こなた「おかえりー、キョンキョン」 キョン「おっすこなた、相変わらずちっこいな」 こなた「とりゃ」 キョン「げふっ…」 こなた「で、昼休みになるなりなにしにB組に行ってたのかな〜?」 キョン「あぁ高須に会いにな」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 01:29:23.38 ID:LJjcbeVfO こなた「ヤンキーたかっちゃん?」 キョン「まぁそうだな。ヤンキーじゃないが」 こなた「らしいね、えっと高須……なんだっけ?」 キョン「竜児だ」 悠二「…よんだ?」 キョン「悠二じゃなくて竜児だ坂井、……今日もまた大変そうな昼食だな」 悠二「あはは…」 シャナ「文句ある?」 キョン「いや…、すまん」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 01:37:05.25 ID:LJjcbeVfO こなた「いかんよキョンさんや」 キョン「いや、いまのはイレギュラーだろ…」 こなた「…しかし相変わらずの三巴で」 シャナ「モグモグ…」 吉田「はいこれ坂井君」 悠二「あ…、ありがとう吉田さん」 シャナ「……」イラッ キョン「触らぬ神になんとやらだ」 こなた「だね」 ゴソゴソ キョン「で、お前もなにやってる」 こなた「お弁当」 キョン「あ、そうかい」 こなた「ほらみゆきさんもつかさも一緒に食べよー」 キョン「やめろ、なんでもう一つ変な集団を作ろうと…」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 01:44:50.85 ID:LJjcbeVfO 隣りの教室 竜児「……はぁ」 亜美「どうしたの高須くん、元気ないの? 亜美ちゃん心配だよ〜」 大河「おいこらばかちー、駄犬仲間だからってワンワンキャンキャンうるさいのよ」 亜美「あん? ちびタイガーは引っ込んでてくれるかな。私は高須くんに話しかけてるの」 日下部「なんだお前ら、また喧嘩してるのかー?」 かがみ「お、おいこら日下部! 戻ってこい馬鹿」 大河「べっつに喧嘩なんかしてないわよ私は、 どこぞの発情犬はどうだか知らないけど」 亜美「お前、まじふざけんなよ…」 日下部「お前らやめとけって、面倒な奴等だな…」 かがみ「あんたが言うなよ…」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 01:54:09.64 ID:LJjcbeVfO 麻耶「峰岸さんって彼氏とはどこまで行ったの?」 あやの「どこまでって……その、キスとか」 麻耶「えー、その先は?」 あやの「あ、あの、私達まだ高校生だし…」 奈々子「ふふっ、ピュアなのねぇ」 麻耶「めっずらしー!」 里香「裕一、あいつらうるさい」 裕一「今日一日寝てたんだから我慢しろ、飯食っちゃおうぜ」 里香「ん、鞄に入ってるからだして」 裕一「はいはい」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 02:05:40.18 ID:LJjcbeVfO かがみ「はぁ、うちのクラスって本当に落ち着かないわね…」 竜児「ふぅ、やっと脱出できた…」 かがみ「あ、……高須君」 竜児「ん、柊か」 竜児(…っとそういえば丁度いいかな) かがみ「えと、どうかしたかしら? 顔になにかついてる?」 竜児「いや、そうじゃなくて。キョンから柊に預かり物が…」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 02:06:17.43 ID:LJjcbeVfO 大河「こら駄犬! なぁに逃げくさってんのよ!?」 亜美「あー、怖い怖い。亜美ちゃん泣いちゃいそう」 大河「黙れ馬鹿チワワ、泣くなら一人で自販機の隙間で泣いてなさい」 竜児「お、おい大河落ち着け! 今日の弁当は肉だぞ!」 大河「……むっ、よかったわねばかちー、肉に助けられたわね」 亜美「感謝したくねー」 日下部「気付けば無視されてたぜ…、柊慰めてくれー」 かがみ「うるさい、あっちいってなさい」 日下部「ひでぇ!」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 02:20:44.56 ID:LJjcbeVfO キョンクラス 黒井「おらーお前らそろそろ席につきー」 キョン「む、もうそんな時間か」 こなた「チャイム鳴ったっけ?」 みゆき「はい、先程鳴ってましたね」 キョン「なら教えてくださいよ…」 みゆき「すみません…」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 02:21:28.31 ID:LJjcbeVfO 黒井「いいからはよ座れ! 遅刻扱いにするで」 キョン「はいはいっと」 ハルヒ「ちょっとキョン、席もっと前でしょ? 狭いんだけど」 キョン「すまん」 がたがた こなた「やほ」 キョン「…なんだ、前向け前」 こなた「いやぁ、なんとなくね」 キョン「まったく俺には席替えのクジ運がないな、前も後ろもこれか…」 ガンッ キョン「いてっ!」 ハルヒ「聞こえてるわよ」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 02:23:32.42 ID:LJjcbeVfO 涼宮ハルヒの憂鬱 らき☆すた とらドラ 灼眼のシャナ 半分の月が昇る空 のキャラをだしてる、全部自分の持ってる奴からだしたんだが わからなかっただろうか? すまない 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 02:32:53.13 ID:LJjcbeVfO 黒井「つまり、このアヘン戦争はイギリス、インド、中国の」 シャナ「そこはおかしい、先の流れからインドの植民地化に…」 黒井「やかましい、えっとつまりー」 こなた「黒井先生って逞しいよねー」 キョン「あれを逞しいと言っていいのか…?」 黒井「雑談してる奴にはチョークが飛ぶでー」 佐藤「暇だな…、マージョリーさんに付き合えば…」 黒井「はいそこ!」 佐藤「いって!」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 02:38:34.86 ID:LJjcbeVfO 隣りのクラス 桜庭「あーつまりだ、ここがこうなってこう。二度は説明しないからな」 日下部「え? なんでそうなるんだ?」 春田「あっ、もしかして日下部さんわかんないの?」 日下部「全然わかんねーよ! お前わかるなら教えてくれよ」 春田「俺も全然わかんねー!」 桜庭「おい、誰かあいつら黙らせろ」 竜児「先生がやるのが一番手っ取り早いでしょ…」 桜庭「生徒を殴ったらまたふゆきに怒られてしまうだろ」 竜児「黒井先生は余裕で殴りますが…」 桜庭「あー、じゃあ黒井先生を呼んでくるのでもいいぞ」 竜児「ってか無視して進めましょうよ」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 02:46:51.26 ID:LJjcbeVfO 里香「……」 イライラ 裕一「おっ、おいあんまイライラすると身体によくないぞ…」 里香「なら早く黙らせてきて」 裕一「いや、俺が言うのもなんだしさ…」 里香「なんで」 裕一「なんか俺浮いてるし、二留だし」 里香「リーチだもんね、わざわざ本当にもう一回留年するなんて本当に馬鹿だね裕一は、 あそこにまざって騒いでたら?」 裕一「なんてことを言うんだ…、傷ついたぞ」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 02:47:48.19 ID:LJjcbeVfO 日下部「わかんねー!」 春田「わかんねー!」 かがみ「日下部黙りなさい、私が今度教えてあげるから!」 あやの「柊ちゃんも怒鳴らないで…」 大河「うるさい…」 竜児「落ち着け大河! 今夜はなにが食べたい!?」 桜庭「あー、もう自習でいいか…」 櫛枝「Zzz…」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 03:00:40.46 ID:LJjcbeVfO キョンクラス 黒井「じゃあ今日はここまで!」 みゆき「ありがとうございました」 黒井「そう言ってくれんのは高良だけやな…」 ガラガラ ピシャッ こなた「次ってなんだっけ?」 キョン「え? えっと……平井さん、…なんだっけ次」 シャナ「……英語」 キョン「あ、あぁそうだったか。すまん」 シャナ「いい、……それから」 キョン「ん、…なんだ?」 シャナ「平井じゃなくてシャナでいい、名字で呼ばないで」 キョン「わ、わかった。次から気をつける」 シャナ「ん」 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 03:12:13.93 ID:LJjcbeVfO ワーワー! キョン「…ん? 外が騒がしいな」 こなた「本当だ、また生徒会抗争かね?」 キョン「あれはしばらくはごめんしたいな…」 つかさ「いまの生徒会長ってどっちだっけ?」 キョン「桂さんじゃなかったか? 兄貴の方はなんか海外行くとか行ってるし固定になってくれると楽なんだが…」 こなた「あのFBI捜査官みたいな生徒会長は?」 キョン「知らんな古泉なら知ってるだろうが」 こなた「いっきーが? なんで?」 キョン「あー、元々知り合いらしくてな」 つかさ「どんだけー」 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 03:22:35.09 ID:LJjcbeVfO キョン「どんだけーってつかさ…」 つかさ「あっごめん、つい」 こなた「つかさってば、たまに言うよねそれ」 ざわざわ キョン「ん、なんだまだ騒がないが…」 こなた「ん〜? ……ぶっ」 つかさ「こ、こなちゃん!?」 キョン「どうしたいきなり!?」 こなた「あ〜、騒ぎの原因あれっぽいなー」 キョン「は? ……横付けされたリムジン………?」 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 03:34:36.47 ID:LJjcbeVfO 隣りのクラス 竜児「なんだありゃ?」 大河「ばかちー、ちょっとリムジンはやり過ぎじゃない?」 亜美「は? 亜美ちゃんじゃねぇし、あんたの親父じゃないの?」 大河「んな訳ねー!」 日下部「はーん、あれがテムジン」 かがみ「リムジンだっての、本当に馬鹿なんだから」 日下部「わかってるって、わざとわざと」 かがみ「どーだか」 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 03:52:19.66 ID:LJjcbeVfO 裕一「おっ! すげぇ! リムジンだぞ里香!」 里香「なに?」 裕一「だからリムジンだって!」 里香「へぇ…、で?」 裕一「いや、でって」 里香「そんな事で私を起こしたの裕一は」 裕一「いやだってリムジンだぞ?」 里香「で? 写真でも撮ってれば」 裕一「ごめん」 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 03:59:45.70 ID:LJjcbeVfO キョンクラス キョン「おっ、人降りてきたぞ」 こなた「…あぁ」 つかさ「知り合い〜?」 こなた「え〜っとね…」 みゆき「この辺りで有名な財閥の娘さんですね、三千院さんでしたか」 キョン「で、その金持ちがこんな一般校になんのようだ?」 こなた「生徒らしいよ」 キョン「は?」 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 04:32:40.62 ID:LJjcbeVfO 隣りのクラス 竜児「は?」 あやの「だから生徒さんらしいわよ。あの人」 かがみ「なんでこんな学校に? 確かに少しは有名な進学校って言っても 普通極まりない高校よ?」 亜美「なんか目立っちゃってやぁねぇ、しかもやたらチビくない? やったじゃんタイガー、隣りのクラスの泉さんと合わせてちっちゃいトリオ結成してよ、 一番最初に笑い飛ばしてあげるから」 大河「どうやら、私にそんなにも殺されたいとはね…、お望み通り抹殺してやるわ」 亜美「タイガーこわいー、高須君助けて!」 竜児「おっ、こら川嶋やめろ!」 櫛枝「へい大河! あーみんとバトルのもそのくらいにしときな!」 大河「おはようみのりん。でもね、ダメだよ、鉄は熱い内に打て、 悪い犬はすぐ怒らないとわからないのよ…」 亜美「犬犬って何様のつもりよ猫科の大型野生獣の癖に」 253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 22:19:09.37 ID:LJjcbeVfO >>98 大河「はん、逢坂大河様よ。知らなかった?」 亜美「うっわー、自意識過剰すぎ、ばっかみたい」 かがみ「ほら二人とも、そろそろ次の授業始まるわよ?」 亜美「わかってるわよ柊さん、早く準備しないとね…」 大河「ちょっとばかちー!」 竜児「大河!」 大河「……むぅ、わかったわよ」 竜児「はぁ…」 かがみ「大変ね、逢坂さんと付き合うのも」 竜児「お互い様だな…、まっキョン程じゃないが」 かがみ「確かに…、キョン君には敵わないわよね」 267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 22:32:29.52 ID:LJjcbeVfO キョンクラス キョン「はっくしっ」 こなた「うわっ、なに!?」 キョン「なんか、急にむずむずして……、なんだろうな?」 ハルヒ「馬鹿は自己管理ができないから風邪ひくのよ」 キョン「うるさい」 吉田「あっ、先生きましたよ」 277 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 22:39:08.30 ID:LJjcbeVfO 反対隣りのクラス よみ「お、おはよ、三千円。最後の授業だけ受けにきたのか?」 ナギ「……そうだけど誰が三千円だ!」 姫子「あっおはよー、ナギーちゃん」 ナギ「ナギーちゃんって呼ぶな!」 糸色「はい、みなさん席についてください」 286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 23:02:38.14 ID:LJjcbeVfO 姫子「あっ、先生おはよー!」 糸色「おはようございます片桐さん」 千里「起立、礼、着席」 糸色「今日は国語です、春日さん、教科書の74ページを読んでください」 大阪「先生忘れました、廊下に立ってます」 糸色「立っててください」 292 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 23:21:38.95 ID:LJjcbeVfO キョンクラス レベッカ「え〜、今日は面倒なのでこのプリントをやってもらう」 シャナ「なにこれ?」 レベッカ「プリントだっつてんだろ〜」 シャナ「今日はテキストの筈、前回の復習にしても範囲が違うみたいだけど…」 レベッカ「いいんだよ、私にしっかりした事習えると思えるなよ?」 キョン「なんて台詞だ…、桜庭先生よりもやる気がないな…」 こなた「本当個性的な先生ばっかだよね〜」 キョン「率直に言えば変だ」 レベッカ「……キョン、授業態度マイナス1な」 キョン「なぜ!?」 294 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 23:31:10.81 ID:LJjcbeVfO みゆき「……」 カキカキ つかさ「ゆきちゃんここどうしてこうなるの?」 みゆき「え? あぁこの設問はこちらの単語がこちらにかかっていて…」 悠二「……シャナ」 シャナ「なに?」 悠二「いや、この問題なんだけど…」 シャナ「? 書いてある通りに訳すればいい」 悠二「だからそれがわからないんだって……」 こなた「キョンキョン〜」 キョン「……俺に聞くな」 299 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 23:45:46.35 ID:LJjcbeVfO 隣りのクラス 岡部「ハンドボールは最高だ!」 北村「ソフトボールが最高です先生!」 日下部「陸上だってヴァ!」 麻耶「え〜? 高良さんって彼氏居ないんだー」 かがみ「そう言ってたわよ。実際付き合いもいいし、そんな噂も聞かないしね」 奈々子「よみどりみどりっぽいのにね」 麻耶「ちぇー、結局周りで彼氏持ちって峰岸さんだけかー」 奈々子「あら、秋庭さんと戒崎さんは付き合ってるでしょ?」 あやの「あの…、そんな大きな声で…」 303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 23:50:27.26 ID:LJjcbeVfO 春田「がーん峰岸さん、彼氏居るんだって!」 能登「元から望みゼロだろ?」 北村「失恋大明神の出番か!?」 里香「ねぇ裕一、なんでこのクラスこんなにうるさいの?」 裕一「…他も似たり寄ったりらしいぞ」 亜美「……戒崎さんっていつも秋庭さんと一緒ですよねー?」 裕一「うぉっ、……えっと川嶋だっけ?」 亜美「そうですぅ、二人とももっとみんなの輪に入りましょうよ〜」 里香「ごめんね、私達って年上だから少し居辛いかなって…」 裕一「うわっ…」 里香「なに?」 裕一「いや、なんでも…」 307 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/05(木) 23:58:47.61 ID:LJjcbeVfO  そんなこんなで放課後 授業とか教室の描写に飽きた訳じゃないよ かがみ「さってと、じゃあね峰岸、日下部」 日下部「んじゃなー」 大河「ほら竜児行くわよ、今日の夜は好きな物でいいんでしょ?」 竜児「あぁ……、っとその前に少しいいか?」 大河「は? 別にいいけど、どうしたの?」 竜児「いや、柊に用があってだな」 かがみ「私?」 竜児「あぁ、昼休みにキョンから預かったんだけどタイミング逃してさ」 310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 00:00:03.62 ID:jGASCfOEO かがみ「…えっと、あぁこの間のか。わかった、確かに受け取ったわ、ありがとう」 竜児「いや、呼び止めて悪かったな」 大河「ほら行くわよ駄犬」 竜児「はいはい…っと、そういや明日は集会あるから一緒に帰れねぇぞ」 大河「は? また歓談?」 竜児「あぁ」 大河「まったく、私を置いていいご身分ね」 竜児「つってもこればかりはな」 大河「わかってるわよ!」 311 名前: ◆7SHIicilOU [] 投稿日:2009/03/06(金) 00:01:15.10 ID:jGASCfOEO なんかネタスレになってるけど一応酉 313 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 00:08:42.97 ID:jGASCfOEO 以下視点毎、キョン キョン「よっす…、って今日はまだあんまり揃って無いな」 古泉「おやどうも、早速ですが将棋でもいかがでしょうか?」 キョン「そうだな、…高良、お茶頼む」 みゆき「はい、ちょっと待っててください」 レベッカ「おっすキョン、次私とチェスに付き合え、古泉は弱過ぎる」 キョン「先生、机の上にあぐらかかないでください」 レベッカ「気にすんな」 長門「……」 キョン「高須は?」 みくる「今日はおやすみらしいです〜」 キョン「そうか…」 316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 00:14:21.65 ID:jGASCfOEO ハルヒ「おっはよー諸君! ……ってなんか少ないわね…」 レベッカ「おっ、今日はなにをするつもりだ問題児」 ハルヒ「この子を連れて来たわ!」 ナギ「おろせー!」 じたばた キョン「…誰だ、その子供は」 ナギ「誰が子供だ!?」 レベッカ「お前だお前」 みゆき「あの…、先生も十分子供です」 レベッカ「うるさい! 先生はいいんだ!」 こなた「遅れたー! ってあれ? なんか知らない子が」 ハルヒ「ほら、今日リムジンでやってきた三千院の」 キョン「あぁ、あれか……、しかし本当にちっちゃいものクラブでも作るつもりか?」 こなた「なら、タイガーちゃんも連れてこないとね〜」 330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 00:38:06.30 ID:jGASCfOEO キョン「お前、命知らずだなおい」 こなた「なんで? タイガーちゃん、普通におもろいよ」 キョン「俺はノーサンキューだな」 レベッカ「でもお前高須と仲良いだろ? 似た様なもんだろ」 キョン「あー、そうかな…」 ハルヒ「ほら雑談やめる!」 ナギ「いいからおろせー」 332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 00:43:34.15 ID:jGASCfOEO ドラ視点 竜児「…はぁ」 大河「あん? どうしたのよ竜児」 竜児「いや、今日もそういや集まりあったなってさ…」 大河「んな事言ったら毎日私は一人で帰らなくちゃじゃない」 竜児「そりゃそうなんだけどよ…」 大河「まったく、もう少し彼女の事を大切にしたらどうなの…」 竜児「うっ…、すまん」 大河「べつにいいけどー、ってかなんで付き合ってんの隠さないといけない訳?」 竜児「いや、絶対いまのクラスなら騒ぎにされるし…」 大河「まぁ今日も、峰岸と秋庭さんが槍玉にあげられてたわよね」 竜児「俺はあんなの嫌だ……」 335 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 00:47:19.52 ID:jGASCfOEO 裕一視点 里香「……」 裕一「おい里香、なんでさっきから怒ってんだよ?」 里香「怒ってなんかない」 裕一「明らかに怒ってるだろ!」 里香「べっつにー、年下のクラスメートのモデルに裕一が鼻の下を伸ばしてたことなんて 私はこれっぽちも怒ってないからね」 裕一「いや、鼻なんか伸ばしてないって! 機嫌直してくれよ里香」 里香「うるさいうるさいうるさい」 370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 02:27:18.44 ID:jGASCfOEO >>335  ピロッと携帯が鳴ってメールの着信を知らせる。 金髪ツインテールのお金持ち少女から目を離して携帯を取り出し確認する。 『そういや、柊にちゃんと渡して置いたからな』  と言う内容のメールが高須から届いて居た。 次いで悠二から明日のことについての連絡メールがあった。 しかしかがみも言っていたが、高須にはタイガー。 悠二にはシャナで戒崎さんには秋庭さん、そして俺にはこのうるさい団長と、 まったく類友と言うのが当てはまって仕方ない。 373 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/03/06(金) 02:35:45.09 ID:jGASCfOEO 「で、その有名な財閥の娘さんを連れて来てどうするつもりだ?」  金髪ツインテール少女が逃げない様に肩をがっちり掴んで仁王立ちするハルヒに向かって聞く。 まぁ答えなんてのは聞くまでも無く…。 「この子が新しい団員ね! いまいない奴にはキョンが伝えなさい」 「俺が? 明日になればわかるだろ?」 「団長命令です」  ってかそっちの少女の自由意思を完封なきまでに無視してるぞ。 少しは他の意見を取り入れようって気持ちを持ちなさいとあれほど…。 「んじゃこれ入部届けな」 「ここに名前書けばいいのね?」  ちょっとまってー。 なに普通に勧誘してるんですか宮本先生? っつか入部するのかよ…。