涼宮ハルヒの友達に告白 1 名前:突発的暇人[] 投稿日:2009/03/03(火) 16:08:43.20 ID:ypEMZmU30  季節は春・・・俺が高校入学のときの話だ  「どうしよう・・・入学式なのに・・すごいダルイ・・・」 俺は入学式に風邪という人生最悪な状況で ひとりこんな独り言をつぶやいていた。 親には、ムリしても行けと言われた、が、俺には立つこともできないのだ 2 名前:突発的暇人[sage] 投稿日:2009/03/03(火) 16:15:00.36 ID:ypEMZmU30 入学式にすら行けないという絶望感と、 これから新生活が始まるのに交友関係の出だしすら詰まってるという。 涙が流れたが、風で弱ってるのだと言い聞かせ その日は寝続けた そしてそのまま何日も休んだ、もちろん行こうと努力するが 如何せん体が動かん嫌な汗しかでない 1週間立ち、やっと登校できたが、もちろん周りについて行けるはずがない 唯一国木田だけが、大丈夫?と話しかけてくれた 5 名前:突発的暇人[sage] 投稿日:2009/03/03(火) 16:24:17.32 ID:ypEMZmU30 しかし、やはり最初の一週間を出れなかったのが痛い クラスメイトは遅れて登場した自分には少し疎遠・・・とでも言うのか冷たいのだ やはりクラスに馴染むのはまだ時間が掛かりそうだと、一週間前の自分を恨んだ。 しかし周りを見てみると2・3人浮いているの人を見かけた 一人はオタクのような山根という人物だったが、話しかけて絶望した 近くの女子・・・・浮いてる人間2号の朝倉の匂いを嗅いでいるのだ。 話しかけてすぐ「す・・スマン用事あるから」とすぐ離れた そのご朝倉に声をかけると、浮いているというより、 ただ人目置かれているだけ、ということが解った。 6 名前:突発的暇人[sage] 投稿日:2009/03/03(火) 16:29:42.86 ID:ypEMZmU30 朝倉は委員長らしく自分がクラスに馴染めてないことを話すと 近くの植松や佐伯に声をかけ「キョン君に聞きたいこと皆で話そう」と 馴染めるきっかけを作ってくれたのだ、スマン朝倉、眉毛が太いだけじゃないんだな と失礼なことを考えながらも、徐々に馴染んでいくきっかけをくれた朝倉に感謝した。 その後なんとか1ヶ月立ち 同じ学校の国木田のおかげでクラスメイトに少しはなじめたのだろうか 谷口と言う友達もできた、しかしクラスメイトにランク付けをするという変人だった 友人を選び間違えたかと、一瞬考えたが気にしないことにした そんな中、一ヶ月前から後ろの席の奴は 8 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 16:36:52.64 ID:ypEMZmU30 ずーっとむっつりした表情でいる、はぁ・・・俺みたいに馴染めないから 寂しいのか?とアホな考えを抱いていた俺を誰が攻めようか、 国木田に軽い説明を受け名前を覚えていた、確か涼宮ハルヒ・・・だったはずだ まぁ最初だし軽く声をかけてみよう・・・ 「え〜と涼宮さんだっけ?馴染めないなら友達にならないか?」 と、国木田以外知り合いが居ない今に、 軽く必死になりながら考えた発言がこれだった。 しかし涼宮ハルヒは 「何?あんた宇宙人なの?違うなら声かけないで!!時間の無駄だから」 と、いきなりこんなことを言われてムッとした、 後で国木田に聞いたが入学時に「ただの人間には興味ありません宇宙人ry未ry」 と自己紹介で大声で言ったそうだ そんなことを知らない自分は 10 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/03(火) 16:45:18.08 ID:ypEMZmU30 8の続きで 「なに言ってるだお前は?」 と素で答えてしまった、失礼な言い方だと思うが、いきなり宇宙人といわれて こんな言い方をされればしかたいと思いたい、 涼宮はその発言を受け「宇宙人でもないあんたに話すことなんてない!!」 と怒り黙ってしまった 15 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 16:56:59.22 ID:ypEMZmU30 その後、話す気が失せた自分は唯一の友達国木田に話しかけ 事情を知り、アイツはなんて奴だ!!と心の中でモヤモヤしたものを感じながら一日過ごした。 谷口?アイツは知り合いでもなんでもない、ただの変態だ その後涼宮は髪を毎日切り替えていたが自分がポニーテールをじっと見てるのを見て よっぽど気に入らなかったのか 「ジロジロ見んな!!」と言われ なぜか「みてねぇよ」と焦ったように言う自分 「嘘つくな変態!!」と言われカッとなって 「毎日変えてるんだから自分の好きな髪形くらいジロジロ見たっていいだろ!!」 「やっぱり見てたんじゃない!!変態」と真っ赤な顔で言われた 珍しく恥ずかしがって居た顔を見れたのはうれしかっ・・・いやいや失言だ と、恥ずかしい口論をした次の日には髪を切っていた、 「そんなに嫌だったか」ともっていたゲームのデータが消えたように沈んだ気持ちになりつつ 一日を過ごした 17 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 17:04:15.55 ID:ypEMZmU30 訛ってる?(;゚д゚)ァ.... 恥ずかしいから突っ込むなwwww 現行で書いてるから進行遅くてスマソ誤字も多いwww 口論の後1.2日話さない、お互いに恥ずかしいのかどっちからも話かけられない そこに変態が「よぉーポニフェチ、」 「昨日は大変だったねキョン」 と傷口をえぐる変態に「だまれチャック全開」と冷たく言いながらも 仲良く話していた。 そこにいきなり涼宮が「つまんない」と一言ぼやく その瞬間世界が変わった 28 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 17:59:10.84 ID:ypEMZmU30 つまんない、その一言を聞いた瞬間俺は意識がブラックアウトした、 そして目がさめるとベットの上だった。 よくみると学校のベットではない、家のベットだ、 よくわからないまま時間を見ると遅刻直前、 なんだこれは・・・と嫌に思いながら学校に急ぐ、 母親に「風邪は大丈夫なの?」と聞かれるが意味がわからない 急いでいるためチャリで全速力で行く 学校に着くと遅刻ギリギリだが教室に入ったときの空気がおかしい まるで自分が始めてあった奴のような目で見る 焦る俺は国木田に話を聞こうと想い話かける 29 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 18:09:29.37 ID:ypEMZmU30 「キョン久しぶりだね、風邪は治ったのかい?」 と国木田まで親と同じことを言う、 わけがわからない、夢にしてはリアルすぎるし、 とりあえずここ最近の事と自分が風邪引いた?事を聞いた まず最近の事は、キョン・・俺が入学式に風邪で休みしばらく来なかったと言う そしてもっと違うのが涼宮が学校に来ていないそうだ、 なぜ涼宮が?そしてなぜ俺が1ヶ月前に戻されているんだ?と 悩み、周りに相談しようにも皆俺をしらない人らしく、また最初からかと、憂鬱な気持ちになった。 やり直せば良いと、朝倉に声をかけ周りとの仲を取り持ってもらう その時朝倉に「ぜんぜん初めてに見えないね?友達なの?」といわれたが、なにもいえない自分は 「朝倉さんが紹介してくれるから緊張しないんだ」とごまかすように言った、周りから誤解されそうな感じだが気にしない その後谷口に「よぉナンパ師」と声かけすぐに仲良くなり 夢?の前のようにすぐもどったそこに涼宮が来た 31 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 18:21:29.03 ID:ypEMZmU30 昼ごろ来た涼宮に最初思った事は 髪がポニーテール ただそれだけだった、それ以外はまるで一ヶ月前のようにツンツンしていて 俺がみた只の夢なのか、それとも現実だったのか更に迷った その後、入学当初自分と涼宮ハルヒは来ていなかった事から、担任に自己紹介をやり直しさせられた そこで初めてこいつの自己紹介を聞いた 「東中出身、涼宮ハルヒ。ただの人間には興味ありません。この中に宇宙人、未来人、異世界人、超能力者がいたら、あたしのところに来なさい。以上。」 ただコレだけなのだが、妙に既視感を感じた なんだこれは・・・聞いたことも無いはずなのに何度も聞いたような感じ 夢で確かにコイツがこういう自己紹介をしたのを国木田から聞いたが まるで何度も聞いたかのように感じる その違和感を拭えないまま涼宮にはなにも質問をできないまま放課後になってしまった その後自分の足が勝手に動くかのように部室棟に歩いていた 33 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 18:29:24.12 ID:ypEMZmU30 なんで俺は文芸部室の前に来ているんだ? まるで誰かに引っ張られるようだ 誰かに引っ張られる?ボンヤリと涼宮に引っ張られる自分が浮かんだが いまいち理解できないため頭からその考えを振り払い、 目の前の文芸部室をノックしていた、(朝からおかしいぞ俺・・・) そんな事を考えていると中から「入って」と声がした 入ってみると少女・・・(確か長門有希A-という名前らしい事を谷口から聞いた) 「え・・と長門さんかな?いきなり入ってきて申し訳ない、急に足が動いたんだ」 と、谷口から見たらどんな口説き文句だ、と思われるかもしれない発言をしていると長門さんが 「いい解ってる、これから説明することを落ち着いて聞いて欲しい」 34 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 18:37:54.87 ID:ypEMZmU30 「え?」何を言うんだ急に、と言おうと思ったがその前に喋られている 「この世界は198736回繰り返している」 え?と思うと共に妙に納得している自分が居た なんでだ?何を言ってるんだ、と言おうとするが口が動かない 「いきなりでわけが解らないと思うだろうけど続ける   あなたと涼宮ハルヒはどんな方法で会っても付き合い、別れている    そこで別れる原因が貴方が告白してこない事が原因だと言い きっと付き合い始めがあんたの告白ならうまく言った!!!」 と別れる時に叫んでから繰り返しているのがこの世界らしい  正直理解できなかった、第一告白がどっちが先とかそんなの関係あるのか? 「それなら入学初期からやり直す必要は無いんじゃないか?」と もっともな事を言って見た 35 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 18:50:20.19 ID:ypEMZmU30 長門さんは何故か暗い顔になりながら語り始めた、 これは予想だが、と言う前提で 付き合いはじめに自分と涼宮が 「ねぇキョン幸せ?」 「ん?幸せだよハルヒ」 といつもどおりイチャついていたらしい 「キョンと二人きりなら部活なんて要らないかも・・・」 と、そこで自分が「みんながいなきゃお互い好きにならなかったかもしれないじゃないか!!」 そう俺は言ったらしい、皆と言うのは会ってはいないが古泉と朝比奈さんのふたりが居たそうだ。 たぶんそいつらを蔑ろにした発言が嫌で俺はそう言ったんだろう しかし涼宮は「きっと皆が居なくてもラブラブになれたわ!!」と その発言が入学式からスタートする原因になり 別れる時に同時に発動した「皆がいなくても大丈夫・告白してくれなかったから」と言う願いが なんの因果か合わさって発動したらしい、 「んなアホな・・・・」 37 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 18:59:20.38 ID:ypEMZmU30 しかし長門は「それしか思い当たらない、  それに部活を結成しようとするとループする現状がなによりの証拠」   繰り返してループするとき、部活を作ろうとして能力が作動して もどる、部活を作るとき戻るループを繰り返して涼宮ハルヒは部活を作らない代わりに  あなたとの出会い自体が変われば、と心の奥底で確信した   涼宮ハルヒ自体に能力の自覚がなくても流石に6ケタ繰り返すと気付くらしい 前回と今回は一週間休んだけど、ループの中には貴方が風邪ではなく 別の理由でこれないなどの状況もあった」 なんだよ・・・それ・・・ 「解決法はないのか!!」 「解らない」 かすかに絶望を感じていると背中のドアが開く 「文芸部室貸して貰える〜」と 陽気な声を感じると共にまた意識を失う・・・どうすりゃいいんだ 38 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 19:05:04.75 ID:ypEMZmU30 なんだよこれは・・・・ 目が覚めると家でさっきまでの記憶がある、 しかし6ケタ分の記憶なんて覚えていたら俺はおかしくなるし 第一自分も覚えていない 何故かここ3回のループの記憶だけ残っている しかし精神的にきつい、 また同じ事を繰り返すのか?入学式から? 糞・・・長門が言うには何度も繰り返しているらしいし どうすればいいんだ・・・ キョン「学校行きたくねぇ・・・・」 結局自分はサボった、風邪が治らないと言って 40 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/03(火) 19:23:43.64 ID:ypEMZmU30 その後何日か解らないがサボリ続けた、 国木田からメールで「どうしたの?風邪にしては長いけど 涼宮さんも来てないし二人でなにかやってるの?」と そのメールが来て「?」と思った、なんで涼宮まで居ないんだ?  この前のループのときもそういえば俺が来たあと学校に来ていたが   アイツは俺みたいに風邪引いてるわけでもないだろうに、どうしたんだろう と考えていると、誰かからメールが来た 件名:あと0回 「涼宮ハルヒは貴方が来て最初の友達になり二人だけの学校生活を送るまで このループを辞めないだろうと言うのが情報統合思念体の結論。急いで」 そこまではよかった、俺が努力すればいいだけだ、何を急ぐんだ?と軽く考え 良くメールを見て見ると、他にもメールが来ている、 3回・2回・1回とタイトルが違うが内容は同じ そして自分の今来たメールの最後の文を見て見ると 「私たちが涼宮ハルヒを見限るまであと0回 今回が最後」 とわけが解らなかった見限る?嫌な汗を感じながら考えていると電話が掛かってくる おわっ!!と驚きながら電話にでる、番号は見たことない 「良く聞いて、情報統合思念体は夏休みのループを乗り越えた挙句に最初に戻った事に激しく苛立ちを覚えている 今回もまたループした事で回数制限を設けた、それの最後が今日、  ムリを言うようで悪いが国木田氏や谷口氏以外はあまり認識を持たないで欲しい」 42 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 19:31:32.25 ID:ypEMZmU30 なぜ?なんで?俺は友達すら作れないのか?と苦しんでいると 「条件は一つ、高校初めての友人として貴方が涼宮ハルヒを選び  信頼関係を築き恋人になること、もちろん告白は貴方から それだけ、1年もあればどうにかなるはず、がんばって欲しい」 一年あればどうにかなる?わけがわからん・・・ しかも部活を作ればループしてしまいガメオベラになってしまう・・・・ なんて強制的なルールだ・・・糞・・・ そんな事を考えているとまだ声が続いていた 「涼宮ハルヒも限界を感じているらしく、 特別に貴方の家の近くに涼宮ハルヒの家があるはず その条件も踏まえてループを回避してほしい、」 なるほど・・・近所にすんでるおねえさん設定みたいなもんか、 しかしゲームにしてはセーブもリターンも無いのはきついな、 よし・・・やってやる・・ そう心に硬く誓うのだった 45 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 19:37:42.99 ID:ypEMZmU30 引きこもっていた俺だが、なんと長門の情報操作で1日もたっていない状況を作り出したらしく ぶじ入学式に涼宮とはじめることができた 長門の話では朝倉には話しが伝わっていて、貴方が涼宮ハルヒと仲良くなるまで クラスメイトからは隔離されるよう情報をいじってもらっているらしい 悲しいががんばるしかない・・・ 必要な情報は長門に聞けるらしいが、どんなことを聞けばいいのか・・・ 唯一前回繰り返した時の谷口の話を思い出して涼宮に話しかける 「なぁ涼宮お前はどんな男がタイプなんだ?」 恥ずかしい・・・糞・・・覚えてろ・・と悪態を心で突いていると 49 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 19:54:17.50 ID:ypEMZmU30 「なにあんた宇宙人?違うなr・・・・ (マズイ、このままじゃ同じだ、そんな事を考え、 無理やりさえぎるかのように 「まぁ落ち着け一先ずは宇宙人とか置いて興味として聞いているんだ、」 「ん・・・むぅ・・・だからなんでそんな事言わなきゃ」 「まぁいいじゃないか、長く付き合っていく友達として教えてくれないか?」 自分で言っといてなんだが、何を言ってるんだ俺は・・・ 「・・・・・」なんとその言葉が以外だったのか妙に押され始めている しかし谷口にはとっかえひっかえだったとすでに聞いているが そこに触れてもきっと話は途絶えてしまうだろうと考えた俺は 話を変えることにした 「誰があんたと友達になったt「付き合いの話なんていきなりだったな、校内のラクガキの話でも教えてくれないか?」 「なんでしってる「嫌か?友達ならいいじゃないか」 はたから見たらストーカーか五月蝿い男なのだが、涼宮ハルヒは発言を防がれ 調子よく進まないため少しだけ話す気になったようだ。 「ん・・・・どうやって調べたかしらないけど すこしだけ興味持ったわ、話してあげる」 なんとか無理やりだが興味持ってもらえたようだ・・・第一段階成功ってとこか・・・ 53 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 20:15:59.04 ID:ypEMZmU30 46〜48 ハルヒ好きだからこの後全員回収するんだぜ!! ご都合主義だと思うなよそこまで設定できてるんだぜ!!             頭の中で!! 第一に考えたことはハルヒと仲良くなり1年で彼女になりループを留める その後二人で団を作ればあいつらも戻ってくる そうすればやり直せるんだ・・・長門が言ういつもの日常に・・・ −−−−−−−−−−−−−−回想−−−−−−−−−−−−−− 「貴方は宇宙人や未来人や超能力者がいたとして   その三人と涼宮ハルヒに振り回されたりする未来があるとしたら どうする?」 「ん?なんだ急に」 「正直はなすと、そういう皆と貴方と私は部活を作っていた、 だから教えて欲しい」 54 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 20:18:51.63 ID:ypEMZmU30 「ん〜たのしいんじゃないか?疲れそうだが」 「もし命を狙われたりつらい事があっても?」 「それを皆で乗り越えられたら楽しいじゃないか・・・それに子供のころ諦めた夢だからな」 「・・・じゃあ約束してほしい、もし彼女とループを突破できたら私たちを迎えに着て欲しい」 「ああ・・・解った」 「その時初めて私の知っていた・・・私たちの知っていた日常に戻れるお願い・・・」 −−−−−−−−−−−−−−回想−−−−−−−−−−−−−− かけがえのない友達になれるかもしれない、 第一・・・・俺は長門の言う皆と元に戻りたい!!ハルヒが起こした このループの理由は俺と別れる事から始まったらしいし 二度と失わないように・・・・ 57 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 20:30:25.54 ID:ypEMZmU30 回想終了−−−−−−−− 「あれはね・・・・私はここにいるから宇宙人でもだれでもいい・・・見つけなさい」 っていうサインなんだ、あれから2年間がんばったけど、 だれも見つからないし諦めようかなと思ったの」 涼宮・・・いや、ハルヒと呼ぼう、 なんでハルヒが繰り返すのか未だに理解しがたい部分があるが 俺は始めてコイツのことを好きになれそうな気がした 「なぁハルh「でも良いわ!!あんたが見つかったし!!しょうがないから友達1号にしてあげる!!」 ふぅ・・・やれやれ、ため息をつきながらもにやけていた顔を抑えながら 「そうだな、お前の友達1号だキョンでいいよ、宜しく」 「あたしは涼宮ハルヒ・・・・ハルヒでもいいよ、キョンなら」 ああ・・・すごい可愛いです・・・・ 60 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 20:42:34.74 ID:ypEMZmU30 そのあと中学の事を話会い、家も近い事から仲良くなれた ハルヒが他の部活に入部して全部入ったという話を聞いたが 俺は一切その部分に触れなかった、なぜ?今はまだ部活を作れないからだ その後も普通に部活を過ごし、長門に部室を空けないよう鍵をかける連絡を取り、 もっと仲良くなろう・・・でも、こんなんでいいのだろうか、と悩んだ 62 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 20:52:59.35 ID:ypEMZmU30 俺が何を悩んでいるか、それは、世界が滅びるからハルヒと付き合う そのことだけだ、なにをいまさらと思うが 以外につらいのだ、小心者と言うな、 いくらハルヒの事が今は友達としては気に入ってるし 可愛いと思う、でも好きかといわれても、まだ友達程度 1年、家が近い、それだけで嘘の告白をできるほど俺は図太くない、 なんせ中学は佐々木と言う親友がいたが、恋人にはならなかった だってそうだろ?仲良くつるんで、男みたいな口調で 話が合う友達、親友として俺は楽しかったんだ、 ハルヒとだってそうなりそうな気がして怖かった、 そんな時告白なんてできない・・・でも皆と会いたい・・・ それに、皆がいたからこそアイツと付き合ったのかもしれない、 未来の俺はどこが好きだったんだろう・・・・ そんな事を考えていた帰り道 73 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 21:27:41.12 ID:ypEMZmU30 すまん風呂入ってた 続き書く 「ねぇキョン」 「なんだ?」 「あたし、いろんな部活はいったんだ・・・でもさ」 やばい・・・今触れたらまたループしてしまうんじゃないか?  どうにか話を変えようか・・・ 「なぁハル」ヒと、声をかけようとしたが、かけられなかった 何故か決意めいたものが見え俺は黙ってしまう 75 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/03(火) 21:40:10.34 ID:ypEMZmU30 「あんたと二人で入りたい部活・・・ってのがなかなか見つからなかったの バスケとか陸上とかあんたはどっか抜けてそうで駄目だしスポーツ全般抜いたら ミステリとか茶道とかいろいろあるけど」 ん?二人ではいる部活か・・・確かに少ないな・・・しゃくだが、運動全般は認めよう 帰宅部で良いと思ってたしな・・・ 「なんか・・・・あたしとしては、二人で行動したかったの 高校ではじめての友達と・・・嫌だったかな・・・」 その発言と共に顔が暗くなる、こんなのは嫌だ、お前は笑顔で居て欲しい  居なきゃだめなんだ・・・とわけのわからない考えが暴走し つい 「そんなことない、俺も同じだ!!」 と言っていた、「無ければ部活を作ろう」と発言しそうになったが抑えた俺を誰か評価してくれ するとハルヒはさっきまでの表情が嘘のように明るくなり 「やっぱりね!!あんがアタシと同じ考えなんておかしいけど百歩譲って認めるわ!!」 と真っ赤な顔で言う やっぱり笑顔が良い、それにどうみても照れ隠しな顔、 ああ・・やっぱりハルヒはこうでないと・・・と何故か謎の確信を得ていた 78 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/03(火) 21:58:48.63 ID:ypEMZmU30 その頃からか、妙にハルヒの行動を受け入れ始めていた 前からあったかのように、昔からそうだったのかと思うくらい ハルヒが暴走し一人の女性をコスプレさせようと書道部室で躍起になっていた 「おいハルヒ!!他人にあんまり迷惑かけるなオモチャじゃないんだぞ!!」と怒っていたが 「こんな可愛い子なら着せ替え人形にしたいくらいだわ!!」と言い、怒鳴ろうとすると 急にその子がこっちを見て目を見開き、涙を見せると、「キョンくぅ〜ん」と 泣きついてきた、ハルヒは驚いていたが次第に抱きつかれてる俺に怒りの矛先を向けてきた 「バカキョン!!なにイチャイチャしてんの!!離れなさい!!」と掴みかかる、 しかしその子離れず、耳元にきて何を言うかと思えば「早く迎えに来てくださいね」と ボソッと言い離れた、 それがまたハルヒの感にさわったらしく怒りが倍増しなぜか俺に向く  「キョンったらなによ!!ぼーっとして!そんなにあの子が良いの!バカ!しらない!!」 などとまるで幼なじみが怒るかのように文句を言ってきた、もっと言ってくれ などと考えつつハルヒをなだめに追いかけつつ、さっきの言葉を思い返した 「早く迎えに来て」 その言葉を考えていたがやはり、思いつくのはあの人朝比奈さんという名前だった 80 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/03(火) 22:08:51.57 ID:ypEMZmU30 朝比奈さん・・・・古泉かもしれないが、なぜか朝比奈さんだと 俺の心が叫んでいる、初めて見るはずなのになぜだろう ともかくあんな美人がいたから俺は振り回されて平気だったのかもしれない なんせ彼女は凄く可愛かった よく考えると長門もA-とランクが高かった気がする これは俺ハーレムだったのか?と俗物的なことを考えていると ハルヒに 「アホ面」と言われた 糞ぅ!!恥ずかしいところを見られた!! しかし最近おこる確信じみた行動は続く 84 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/03(火) 22:14:25.19 ID:ypEMZmU30 ハルヒが怒り続けながらもそれをなだめる自分 教室に戻るまでに怒りは収まるのかと思いつつ廊下を歩いていると 緑髪の女の子が話しかけてきた 「きみがハルにゃんかい?あたしは鶴屋ていうにょろ〜」 と声をかけられ、ハルヒは初対面の人がいきなり話しかけて来たことに驚きながら 87 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/03(火) 22:28:45.11 ID:ypEMZmU30 驚きながらも 「だれよアンタ、鶴屋さんだっけ?何か用?」 と初期にあった頃よりはツンツンしていない、感じで対応しているハルヒ 「うちのみくるにおいたは止めて欲しいにょろ、 するなら友達として止めるっさ、」 と、ああさっきの人の友達か、 「なによ、独り占めするき、あんな可愛い子」 「みくるみたいな可愛い子独り占めなんてしないにょろ やるなら友達としてやってほしいにょろ」 「あら、じゃあ友達になれば良いのね?」 「そうにょろ?」 90 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 22:43:25.76 ID:ypEMZmU30 その後、ハルヒと鶴屋さんは少し話したかと思えば急にハルヒが 「行くわよ!!」 と言い手首を掴まれて引っ張られる、 「なんだ、どこに行くんだ!!」 と転びそうになりながらも必死に着いて行く 「みくるちゃんのところ!!友達なら良いって言うならなってやろうじゃない!」 おいおい、いきなり、行って友達になれなんて、そんなの通じるわけが・・・ ガラッ 「みくるちゃんいる!!」 おいおいここ2年だぞ・・・ 先輩たちにジト目で見られつつも何とか朝比奈さんに出てきてもらうことができた 94 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 23:01:20.37 ID:ypEMZmU30 「は・・はぁい、わたしが朝比奈みくるですあ・・・あなた達一年生ですよね・・・なんのようですかぁ」 1年生に対して、怯えている2年の先輩と言うのも中々可愛い。 じゃなくて!!、おいハルヒどうするんだ?。 と横を見ると、 「朝比奈さんですよね、ちょっときてくれませんか」 とにこやかに話しかけるハルヒ あれ?俺はてっきり「アタシと友達になって着せ替えさせなさい!!」とでも言うかと思ったが。 流石のハルヒもそこまでしないか、 そう考え安心したところ 廊下にでて少ししたところで 「みくるちゃん!!あたしの友達になって」 うんうん、ハルヒ、成長したな・・・ 「メイドになってくれない!!」 っておい!! 98 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 23:27:52.94 ID:ypEMZmU30 ハルヒの発言は、俺が考えていたよりも突飛だった メイドになれと、確かに似合いそうだが・・・ いきなりそんな事を言ったら、ヒクんじゃないかと彼女の顔を見る しかし、何故彼女はこっちを見る? 何かを伺うかのように・・・・・ そしてやっと気付いた 迎えに来て・・・そうだ!!ここで認めたら朝比奈さんが・・・ しまった・・・まだ部活は作れて居ない それに、朝比奈さんに拒否させたら、ハルヒは傷つくんじゃないか、 そんな事を考えていた、どうしよう・・・まだ・・・ムリじゃないか・・・ そう悩んでいたのを察した朝比奈さんが、 「明日の放課後でもいいですか?」 と天使のような一声をくれた、 その事に、確かに「なんでいまじゃないの!!」 と良いそうなハルヒだったが、俺が「わかりました」 と答えると、不満げだが何とか抑えてくれたらしい、 99 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 23:38:56.16 ID:ypEMZmU30 その後いつもどおり二人で帰り道 帰宅部で家が近いから一緒に帰るんだからね!!偶然なんだから と毎回決めゼリフのようでいて、親しみが篭ってきた言葉に ハイハイと頷きながら、一緒に帰る帰り道 ハルヒに質問された 「なんでわかりました何て言ったの? もしかしたら答えてくれたかもしれないじゃない!!」 「あ〜それはだな、」 「なによ」 「先輩だし、いきなりあんなこと聞いて、 待って欲しいって言うんだから聞くべきじゃないかって・・・」 改行制限うざ○ 101 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/03(火) 23:45:28.12 ID:ypEMZmU30 「嘘ね!!」 おいおい断言されたよ、 「なにか隠し事あるでしょ!!」 こいつ気付いてるんじゃ・・・ 「まさか・・・アンタのおもちゃにする気じゃ・・・このスケベキョン!!エロキョン!!」 な!!だれがエロだ!!名誉のために言うがエロじゃない!! 健全だ、それに 「それに・・・お前がいるじゃないか」 「・・・・・・」 やばい、はずした 103 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/03(火) 23:53:22.26 ID:ypEMZmU30 「何いってんのあんた」 突っ込まんでくれ・・・ 雰囲気は悪く、ドン引きされ なんだこれ×ゲームか・・・ 「・・・ふ〜んまぁいいわ、明日教えてくれるって言うからね!! あんたも来なさいよキョン!」 雰囲気に耐えられなかったのか、 ハルヒから話を変えてくれて助かった 「ああ解ったよ、じゃあな」と苦笑しながらも分かれる、 ハルヒと離れたあと、家に帰ろうとすると いつの間にか真っ黒い髪の毛をした少女が立っていた 「――――もう―――いちど――繰り―――返して―もらう――」 もういちど?嫌な予感がした俺は凄い勢いで離れる、 なんだこいつ・・・確か・・・佐々木の・・・ 104 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/03(火) 23:59:07.98 ID:ypEMZmU30 急いで離れる俺に対して手を向ける いまいち記憶があいまいだが、こいつは危ない、 長門に連絡を!!アイツなら、そういいつつ走りながら連絡する もう繰り返せないんだ!!逃げるしか!! そう考える俺に対し、瞬間移動のように追っかけてくる九曜 クソ!!チートだろ!長門!!頼む!! 電話をかけた瞬間俺の意識は途切れた まさか・・・これで終わるのか そんな・・・と薄れる意識の中髪の長い委員長が立ってるのを見て 俺は意識を失った 108 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/04(水) 00:14:05.70 ID:NV7MIF0k0 ギィン!!ヒョンヒュン!!ドン!! 何か煩い・・・なんで爆破音が聞こえるんだ? と周りを見渡すと朝倉と長門が立っていた その向かいには周防が しかし周りを見渡しても砂漠、これはなんだ 見たことがあるが、嫌な思い出しか想いだせん 「長門!!大丈夫か!」 爆破音で聞こえるかわからないが大声で叫んでみた 「大丈夫よ、長門さんと私がいれば勝てるわ」 と朝倉が答えるしかし、朝倉の近くに居ると腹が痛くなるのは何故だろう 「?もしかして・・・貴方記憶が・・」 と余裕を見せて喋っていたところに爆風が飛んでくる 「喋ってないで手伝って」 長門から冷たい声が飛ぶ 朝倉が長門の近くに寄りなにかボソボソと喋る しかしそれに対し長門は「あとで」とだけ言い戦闘を続ける 112 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/04(水) 00:30:34.07 ID:NV7MIF0k0 しかしハルヒのループの最後になんでコイツがでるんだ? しかもまるで後一回で終わるのを知ってるかのように・・・ そう考えていると長門から声が聞こえた 「彼女等天蓋領域がなんらかのワナを仕掛けたと思われる  彼女を倒してワナを破れば制限が減りループが解ける可能性もありえる」 そ・・・そうか説明ありがとう なら・・・こいつが原因の可能性があるのか・・・ そう思うとイライラしてきた そこに朝倉が来て 「大丈夫よそろそろ!!終わるはず!!」 「―――なに―――が―――終わ―――るの」 その一言のあと二人が吹き飛び動かなくなる 114 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/04(水) 00:41:22.81 ID:NV7MIF0k0 「もう―――一度―――眠って―――」 そう呟かれ諦めかけた時 「「情報結合解除開始」」 その声と共に周りの景色と周防が砂になっていく 「―――失―――敗―――」 と言い消える周防にへたり込む俺 朝倉や長門に声をかけられるが、あまりに以上な現象の数々に疲れ、 地球外の女の子二人の前で意識を失った、ああ情けない男として 目覚めて見ると朝で、ループしたのかと携帯を確認すると次の日だった 安心していると電話が掛かってきた、誰だ? 「・・・私・・・」ああ長門か・・・ 「どうした?」 「昨日の事で統合思念体が出した結論を言う今回周防九曜に襲われた事 を報告すると、懸念される部分がでてくる事が解った」 懸念すること?何のことだ? 「涼宮ハルヒは部活の制限をしたのかと言う事が今回の懸念される部分 前回会った時私は貴方たちが発言した事でそれと併用されて発動したと言ったが」 ああ、部室でハルヒが皆がいなくても大丈夫と言った奴か あれは恨むぞ、朝比奈さんや皆に会えなくなったんだから 「違う」 117 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [age] 投稿日:2009/03/04(水) 00:55:16.81 ID:NV7MIF0k0 長門が言うには 朝倉涼子と話した結果、俺は周防に記憶を消されループさせられていたらしい その証拠に、朝比奈さんや長門は俺の事を覚えていて 俺は記憶を失って居たが、何度もループすることにより、 記憶の制御がゆるくなっていたそうだ、だから既視感を感じたのか・・・ しかし、いつ記憶の制御なんてかけたんだ? それにさっき違うって言っていたが 「一度貴方は周防九曜に会ったことがあるはず」 ああ、佐々木団と会った時に周防に会ったが? 「その時仕掛けたと思われる」 しかし記憶はともかくハルヒの能力は 「九曜周防にも涼宮ハルヒのような人物が居た筈・・・ 彼女の力を使い条件を勝手に増やした物と思われる」 「それに彼女は部活を作るたびにループするなんて面倒な事はしないはず 私たちがジャマな存在ならループせず存在を消すと思われる、 彼女はあの空間を気に入っていた、それに朝比奈みくるを見つけた事がなにより」 確かにそうだが、なぜ長門が間違えたんだ? 120 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 01:05:31.57 ID:NV7MIF0k0 朝倉に話さなくても長門が気付きそうだが、どうしてだ? そう長門に聞くと長門は僅かに俯きながら話し出した 「私は・・・疲れていた・・・夏休は同じループもエラーが発生し 同じ世界を作る事をした、しかし今度は違う、彼女が部室に入るとループする 貴方に声をかけても初めて会うような顔で説明できない、なぜかメールをしても記憶が無いためだれか解らない 記憶を失ったと気付いたのはかなり前、しかし気付いても大変だった 彼女が来てループするため調べるのも難しくループの期間は短い上に不定期 1日もあれば1ヶ月続く日もある、そんなループが繰り返し、次第に疲れてきた」 だから・・・か、唯一俺に言えたのは「スマン長門」 と一言だけだった、しかしそんな俺に対し 「大丈夫、後は貴方が条件をこなして全員集めればループは終わる」 条件?な・・・何を言ってるんだ長門さん・・・ 125 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 01:25:23.79 ID:NV7MIF0k0 「周防九曜の問題は終わった、部員も連絡済み しかし確実に涼宮ハルヒはあなたから告白しないとループする 皆を集めた挙句ループさせる気?機嫌はあと1ヶ月 私を待たせたのだから図書館にも付いて来て貰う 記憶も大体はもどってるはず、頑張って」ブツン うわぁ恥ずかしい あんなセリフいった挙句冷められた俺に告白しろと・・・ キョン「学校行きたくねぇ」 と一度目とはまた違った意味で言っていた・・・・ 127 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 01:39:02.34 ID:NV7MIF0k0 しかし何故一ヶ月なのだろうか、その答えは簡単だった 学校ですれ違った長門に「古泉一樹がくるまであと29日」 とぼそりと呟かれたからだ、 予想するに、今日朝比奈さんと仲良くなり、俺と朝比奈さんという人数、 それに部室を探せば長門が見つかり、あと一人で部活を作れると気付いたハルヒが古泉に気付いて ・・・これはやばい、朝比奈さんや長門なら団と言い張り部活じゃなくなるかもしれない しかし、ハルヒからみた古泉は謎の転校生、間違いなく食いつく、 長門はループでストレスも溜まってそうだし、 これ以上プレッシャーをかけたら、また新世界が・・・ 長門の一声で脂汗を流し始めた俺は無理しない程度にハルヒに話しかけた 128 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 01:49:56.13 ID:NV7MIF0k0 「な・・・なぁハルヒ今度」 と勇気を振り絞り声をかける、しかし 「ねぇキョン!!はやく放課後にならないかしら!! きっとみくるちゃんと仲良くなれるわよね!!」 と押されっぱなしでHRが始まり話は終了してしまった、 そのご休み時間は、ハルヒが校内を探索するため声が賭けられず 昼飯は食堂と別れてしまい放課後になる 「さぁ行くわよ!!」と走り出すハルヒに引っ張られ付いていく 俺はこいつの事どう思ってるんだろう、 可愛いけど好きとはまだ考えられない。 世界の命運とか、そんなの考えずに長く付き合えばゆっくり恋人になれたかもしれない まぁ、あと一ヶ月考えて最後に答えを出そうと半ばヤケになっていた 130 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 02:02:29.66 ID:NV7MIF0k0 「ええ良いですよ」ニコッ 朝比奈さんのところにダッシュで駈けて走るハルヒに全力で付いていき 「みくるちゃん!!」と呼び出し緊張した表情でハルヒが聞いた結果がこれだ ああ・・・癒される、そう思いつつもこれからが緊張だ、 ハルヒの事だ、いますぐ朝比奈さんを着替えさせるために 部屋を探す上に部室を作りかねない、 記憶があいまいな感じのため衣装の事を考えてなかったが ハルヒ等の会話で納得した 「みくるちゃん、早速だけど萌って重要だと思うの!! だからメイド服を買ったら着てもらいたんだけど!!」 そんなハルヒの爆走発言に 「恥ずかしいですし、放課後は部活がありますし・・・」 と当然のように朝比奈さんが言う 「ん〜じゃあ私が部活つくるからそこに来なさい!!」 131 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 02:14:32.32 ID:NV7MIF0k0 俺は知っている、朝比奈さんがメイドに着替えるのに抵抗が無いのか それはループする前はずっと着ていたからだ、 部活に入るのに抵抗しなかったのも長門や俺が居たから、と言っていた だから答えは解っていた 「いいですよ」 と、ハルヒは少し驚くとでも思っていたのか 「ほ・・・ほんと!?さすが萌マスコットキャラね!!大歓迎するわ!!いまから!!」 とハルヒが言おうとすると、朝比奈さんが 「でも流石に人数が3人のところに転部するのは・・・書道部のみなさんに失礼です だから部員を作る人数の5人が決まったら呼んで下さい」 その時行きます と朝比奈さんに言われハルヒは萌・・・・いや燃えはじめた しかし流石朝比奈さんだ、嫌がれば無理やり連れてかれると 解っているからこそ、最初に受け入れ、 その後条件を出してすぐさま部活を作るのを回避した その後燃えているハルヒに惹かれつつも、 背中に焦りを感じ始めてきた自分がいた。 その後一週間で部室を見つけ長門に会い 「部室を取られるかもしれないぞ?」「どうぞ」 等と会話し部室を作り、その時また長門にあと3週間だと言われまた焦る 転校生の情報を聞きついにSOS団結成まですぐそこまで来ていた 133 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 02:29:37.05 ID:NV7MIF0k0 131の失礼ってのは部員が集まっていない キョンとハルヒと長門の三人の愛好会に移動するのは書道部に失礼だお って話ね みくるは団結成を知っていたから3人って言ったんだよ、誤爆じゃないよ ほんとだお、後付じゃないお ハルヒと部活を結成するまであと2週間のときに気付いた 確かこの時期だよな・・・ハルヒと閉鎖空間に放り込まれたのは・・・ 古泉が早く転校してきて閉鎖空間に連れてかれた次の日だっけか・・・・ とぼんやり考えていると ハルヒが家の前で 「あんたさ、自分がこの地球上でどれほどちっぽけな存在なのか 自覚したことある?」 と語り始めた、 途中で、何かしら発言をしようとしたが、気付いた、 これは規定事項だ、だったらその世界にはだれも居ない ハルヒと俺以外、今回は団すら作っていない しかしヒントはすでに知っている 俺はそこで、ハルヒとの関係をハッキリ判断しようと決意した 136 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 02:44:09.59 ID:NV7MIF0k0 再び聞かされるハルヒの過去の話 「家に帰って計算してみたわ・・・あれだけ〜」 いいじゃないかハルヒ、お前は一人しか居ないんだ、何を気にするんだよ そう言いたかったが耐え閉鎖空間で話そうと決め 不機嫌になったハルヒを見送り帰って寝た 今会いに行くと・・・心の中で呟き寝ると 「・・・・・ョン・・・キョン・・・・キョン!!」 と呼ばれすぐさま起きる、 ハルヒは驚いたように離れた それから学校に入り二人で探索を続けた、 137 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 02:47:11.18 ID:NV7MIF0k0 生徒練を回った後 部室練に入り文芸部室に近づいたところでハルヒが 「ここがあたし達の団室よ」と文芸部室を指す、鍵は開いていて中を眺めていた そこで初めてハルヒが話出した 「私ね・・・怖くなったの・・・3年前みたいに急にまたちっぽけに感じて、みんなに冷たくするんじゃないかって でもね、キョンが友達って声かけてくれて、みくるちゃんも有希も、みんな友達として仲良くなれた だから私頑張れるよ、転校生が来て団を結成した時に言いたい事があるの 団長じゃないあたしの言葉、だから、だから待っててくれる?」 震えながらそう言うハルヒにやっと気付けた、 こいつは普通の少女なんだなと・・・ 最初に気付いたループの時の「つまらない」という発言は 俺がみんなと同じただの友達として接したから ループを起こしてしまったんだな・・・ そう思うと思わず抱きしめていた、世界なんて関係ないと やっとそこで気付けた しかし一つ忘れていた事があった、神人のことだ、なにも音がしないと思っていた 140 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 02:57:21.06 ID:NV7MIF0k0 抱きしめて動かないハルヒの向こう側を見ると 何人もの神人が立ち止まっている まったく動かない、発生したのは不安で生まれたとして 苛立ちがないから動かないのか?と安心していた、 このまま、抱きしめたまま、気付かないでもいい、 こんな未来でも良いと、思いつつ心残りがあるためその事を片付けようと 校舎を引っ張って走った、まったく動かない神人に気付きつつも俺についてくるハルヒ 校庭の真ん中で泊まり肩を掴みこう言った 「俺も言うことがあるんだ、でも勇気がわかない!!だから勇気をくれないか!」 「ど・・・どうやって?」 といきなり引っ張って驚いているハルヒに言った 「お前が入学当初に見せてくれたポニーテールを明日見せてくれ!! そしたら俺勇気だせるから!!」 そう捲くし立てた事に驚かれていた、 その隙に、そっとハルヒに口付けをした、 141 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 03:08:29.49 ID:NV7MIF0k0 世界が反転する白が黒になるかのような 柔道の選手にぶん投げられたかのように 気付くと俺はベットから転がり落ちていた 「はぁーはぁー・・・・・・明日か・・・よし 学校に言って、このループを終わらせる・・・」 そのために寝とこう!!と断言した が!!キスをした上に自分の気持ちに気付いたため恥ずかしくて寝れない、 そこで長門に「明日言う」とメールを送り「そう・・・・でも予想通り」と返信 が来たことに残念に思いつつ安心した、 これで終わる・・・いや始まるんだ、そう思うと朝日が気持ちよかった 久しぶりに陽気な気持ちで朝早く学校に行く、 お隣さんが先に付いている事を祈りながら、 すると下駄箱に「あたしたちの部室」と紙が入っている これは・・・と誰も来ないうちに行ける様に走る おそらく長門はいないだろう そこに居るのは・・・間違いなくアイツだ 文芸部室、そうかかれた所をノックし中に入る 142 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 03:20:35.97 ID:NV7MIF0k0 後ろ向きでハルヒが話しかけてきた 「あたしたちの部室を知ってるって事はあんたも見たのね あの悪夢」 そのつれない言葉に 「そうだな、お互いの気持ちに気付いちまうなんて悪夢を見たんだ お前もそうじゃないか?」 と軽く言っていたがハルヒも負けじと 「お生憎様ね、アタシはずっと前から気付いていたし アンタがやっと気付いたのがアタシの悪夢よ、まったく、今まで気付かないなんて!!」 「お前は隠すのが旨い奴だったからな、鈍感な俺にはわかりづらいんだよ」 「それで?悪夢の時に言っていた勇気は出た?」 「ああ、しかし、言わなきゃだめか?尻に敷かれそうだ、その恐怖さえなきゃ言えそうだ」 「だめよ!!言わなきゃ!!ここまで待ったんだし、なぜか何年も待った気分だわ!!」 「ああ解ったよ、なぁハルヒ、こっち向いてくr「解ったわ!!」」 そう言い振り返るハルヒの顔は真っ赤だった、こっちも負けじと真っ赤なんだろう しかし恥ずかしい、でも、確かに言いたい、このまま抑える言葉じゃない、よし言おう!! 「ハルヒ、友達でも団長としてでもない、この地球上たった一人のお前が俺は好きだ」 147 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 03:43:17.68 ID:NV7MIF0k0 そう言った時世界が変わった、無理やり繰り返していた世界が開放されたように 世紀初の告白をし、真っ赤になってる俺に抱きついたハルヒ それをゆっくりと宝石のように抱きしめた時「付き合ってくれるか?」と聞くと 声は聞こえないが頷いてるハルヒを抱きしめ満たされてると感じることができた そのあと、これで団ができても二人の新生活は続くわよ!! と大声で言ってるのをニヤニヤした顔で見ている自分、そこにいきなりドアが開く 長門が来てハルヒに近づき「来た」と言うとハルヒが俺の手を握り走る、 なんだ?古泉はあと2週間は先じゃないのか?と感じつつハルヒに聞いた どうしたんだ?と聞くと、ハルヒは「急遽転校生が早めに来て下見するそうよ」と それを長門から聞いたのか・・・まさか俺の電話前から・・・ 「下見のうちに捕まえれば団員決定ね!!友達にもなってもらうし!みくるちゃんも一気に連れて行けるわ!!有希!!」 そう長門を呼ぶと「準備完了」と言う、その横には朝比奈さんが こっそり自分に近づいてきて「やっと皆あつまれるんですね」と笑っていた 朝比奈さんに癒されながらも前を走るハルヒの手を掴み 「ハルヒ、一緒に行かないか?」とアホな事を言って見る、期待をこめて それに対して 「鈍感キョン!!、男ならっ引っ張って!」と笑顔で答えるハルヒの手を引いて走り出す 5人目の団員を見つけ部活動に誘いSOS団を作るのはその後のお話 俺は幸せだ、彼女が好きだと気付けて告白できた、 されるよりするほうが良いと、その後気付いたし、老後になってもこの関係は続くだろうと勝手な確信を持っていた 「涼宮ハルヒの友達に告白」fin 149 名前:突発 ◆TJ9qoWuqvA [sage] 投稿日:2009/03/04(水) 03:50:42.25 ID:NV7MIF0k0 最後つめすぎた感じがするけど2レスに分けると微妙なんでまとめました 最後の友達に告白は、サブタイです、 支援ありがとうございました、 初のSSラストまで登校にお付き合いください皆様ありがとうございました