古泉「あなたが僕の・・・お兄さん?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 06:30:54.40 ID:XFqj4Hub0 キョン「当たり前だろう?何言ってるんだ一樹」 彼の言葉が理解できない 何故?どうして?いつ?どこで? 古泉「本気で言っているんですか?僕はあなたと同い年で」 キョン「そんな訳ないだろう。ちゃんと生徒手帳にも書いてあるじゃないか」ペラッ 理解出来ない いや、したくない 肉親だなんて 彼が 僕の 兄だなんて 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 06:34:30.62 ID:XFqj4Hub0 古泉「嘘だ・・・嘘だ!」ダッ キョン「おい一樹!」 キョン「・・・どうしたんだあいつ」 彼は嘘を吐いている 記憶にない。彼は昨日までSOS団のアイドルだった 僕の天使だった 僕だけのラブリーチャーミーな・・・ 古泉「彼女たちに確かめれば分かる・・・」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 06:37:21.83 ID:XFqj4Hub0 古泉「涼宮さん!」 ハルヒ「どうしたのよ・・・」 みくる「ふえぇ・・・」 古泉「僕に、僕に兄弟はいますか!」 ハルヒ「え・・・?」 ハルヒ「何言ってんの古泉くん・・・」 この言い方。やはり彼は嘘を・・・ ハルヒ「あんたのお兄さんはキョンでしょ?」 嘘だ 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 06:41:57.07 ID:XFqj4Hub0 古泉「またまたご冗談を・・・僕は彼と名字も違うじゃないですか」 ハルヒ「え?」 みくる「何言ってるんですか?古泉くん。」 長門「彼とあなたの名字は古泉。これは絶対」 このアマぶち殺してやろうか 僕があの人と?いつ?どこで?なんじなんぷんなんようび? ちきゅうがなんかいまわったとき? キョン「おう、ここにいたのか一樹。心配したじゃないか」 古泉「・・・!!!」 ハルヒ「遅いじゃないキョン!あんた古泉くんに何言っt・・・ちょっと!古泉くん?!どこ行くのよ!」 信じたくない 信じたくない 信じれるものか 僕は僕は僕は僕は僕は 酷く興奮した 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 06:45:43.23 ID:XFqj4Hub0 古泉「ふぅ・・・落ち着いて整理してみましょう」 古泉「僕は彼の弟」 古泉「涼宮さん達もそれを知っている。」 古泉「ドッキリではなさそうだ」 僕は思考を走らせた。それはまさに天才と呼ぶに相応しい早さで これからどうするべきか。この状況の解決方法。 この白濁とした体液に汚れた右手をどうするべきかを 古泉「自然体のままでいきましょう」 そして僕はトイレから旅立った 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 06:53:16.25 ID:XFqj4Hub0 いつもの文芸部室に戻ると一番に彼が近づいてきた キョン「こら!心配しただろう!どうした?虐められてるのか?」 彼が優しい。 考えてみれば彼がこれほどまでに僕を心配してくれたことはあっただろうか 答えは否。いつかはデレてくれるだろうと思っていたが今までは一度もなかった だが今、目の前にいる彼は優しい キョン「大丈夫か?」 古泉「は、はい・・・」 ハルヒ「ほんっと仲が良いわよね。」 みくる「微笑ましいじゃないですか。兄弟愛は」 長門「ブラコン」 古泉「すみません・・・もう帰ります・・・」 長門さんの言葉は聞こえなかった 聞いてはいけない。僕が狂いそうだ キョン「俺も帰るよ。弟が心配だからな」 ハルヒ「はいはいわかった。じゃあね!古泉くんも!」 キョン「さあ、行くぞ」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 06:59:00.41 ID:XFqj4Hub0 帰り道。彼と二人で歩くいつもの道はどうにももどかしい気持ちでいっぱいだった 横目で彼を見ると彼は心配そうに僕を見る キョン「大丈夫か?顔色が悪いが・・・」 古泉「ええ。大丈夫ですよ」 神よ。これは僕を試しているのか?そうだとしたら貴方は悪魔だ キョン「おい、どこに行くんだ!こっちだぞ」 自分の言えに向かおうとしたとき呼び止められた。 しかし僕の家はこっちだ 古泉「いえ、そちらは貴方の家じゃないですか。僕の家は・・・」 キョン「俺達は兄弟なんだから家は同じだろ?」 むらむらした 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 07:02:35.10 ID:XFqj4Hub0 家に着く。彼の家だ キョン「どうして突っ立ってんだよ。早く入れ」 恋人気分だ。いや恋人だろう 僕と彼はそうだ愛し合っているんだ 古泉「ところで・・・妹さんはどうしたんですか?」 キョン「妹・・・?俺の兄弟はお前だけだろ」 古泉「・・・」 彼の妹がいない。僕が妹ポジション これはなんという 凄いむらむらする。 僕はチンポジを直しつつ家へと足を踏み入れた 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 07:05:33.47 ID:XFqj4Hub0 古泉(ぐへへっへっへへへへ!ここが俺と貴様の愛の巣かぁ!) キョン「酷い顔だぞ。一樹」 古泉「すみません。ちょっと色々と人生について考えていました」 キョン「本当に大丈夫か?」 やはり彼は優しい。まるで天使だ こんな萌えるシチュエーションに僕のカルバリン砲は限界を迎えていた 古泉「トイレに行ってきます」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 07:13:15.05 ID:XFqj4Hub0 古泉「うっ!ふぅ・・・」 これほどまでに冷静でいられるのはやはり日頃の成果であろう 自分の才能に恐ろしさを感じながらも汚れた右手を洗う イカ臭い。イカの臭いとはそもそも何なのだろうか あの独特的な臭いはイカ臭いと表現するしかないのだろうか タコ臭いではダメなのだろうか?何故?何故タコがイケない? タコが何をした?タコに罪はない。この世界はタコに何故これほどまで厳しいのだろうか タコを用いた言葉、タコ殴り。 何故タコは殴られなければイケないのだろうか。何故?足が八本だからか? 否、それならばイカが殴られた方が良いと思うのだが。足は十本。イカの方が罪深い ドンドン 古泉「・・・!!!」 キョン「大丈夫か?妙に長いが・・・」 古泉「平気です。今出ます」 おジャ魔女どれみ見るから休憩 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 07:32:51.00 ID:XFqj4Hub0 トイレから出ると彼は心配そうに僕を見つめていた キョン「大丈夫か?本当に辛そうだが・・・」 限界を迎えた 古泉「うああああああああああっ!」 彼に襲いかかり、殴る 強く殴る。腹や顔を何度も何度も キョン「うっ!やめろ!ぐっ・・・!」 何かを言っているが関係ない。僕は彼を殴り続けた 殴り続けていると抵抗しなくなった。これは好機 彼の服を剥ぐ。美しい肌が露わになる。 これでも彼は抵抗しない。しかし息はある。かわいい。 古泉「美しい。僕も貴方も何もかも」 キョン「         」 何か言っている。聞こえない。聞いちゃいけない。 彼の体を舐める。ビクビクと反応している。大きく反り上がった彼の逸物が僕に当たるのが分かった 古泉「感じているんですか?気持ち悪い人ですね」 本 番 は こ れ か ら だ END3『兄弟愛』 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/23(月) 07:42:28.94 ID:XFqj4Hub0 おわり