キョン♀「どうなってんだ?」 1 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:10:54.10 ID:yvULo3x40 キョン♀「勘弁してくれ…」 古泉「ふむ、水をかぶると女体化ですか…なかなかおもしろいですね」 キョン♀「おもしろくもなんともないわ!」 長門「…興味深い」 みくる「…か、かわいいですぅ」 5 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:14:44.43 ID:yvULo3x40 キョン♀「朝比奈さんまで…へっくしょい!」 みくる「あ、ぬれたままだと…これ、着替えてください」 キョン♀「…これは!!」 古泉「なかなかお似合いですよ」 長門「…いい」 みくる「ふえぇぇ!私よりかわいいです!」 キョン♀「…なんだって俺がセーラー服なんか…へっくしょい!」 7 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:18:05.18 ID:yvULo3x40 長門「…カーディガンも着るといい」 キョン♀「おお、すまんな長門…」 みくる「髪長いですね…ポニーテールにしてあげます」 古泉「これはこれは…いっそのことこのまま女の子として過ごしてもいいのでは?」 キョン♀「断る!俺は男だ!」 長門「…どこからどうみても女の子」 みくる「…かわいいです」キュン 11 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:23:15.04 ID:yvULo3x40 キョン♀「…しかし困ったな…こどもの次は女か…」 古泉「いいじゃありませんか。滅多に経験できる事でもありませんよ。出来るならかわってほしいくらいです」 キョン♀「出来るなら俺もそうしてもらいたい!」 みくる「でもどうなってるんでしょうね?」 長門「…これはいける。永久保存版」キラン 15 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:28:46.22 ID:yvULo3x40 キョン♀「こんな姿…ハルヒに見つかったら大変だ…」 古泉「まあ、涼宮さんに見つかるのは回避したほうがよさそうですね。前回同様何が起こるか分かりませんから」 長門「…一足遅かった」 ハルヒ「…」 キョン♀「…え?」 16 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:30:45.74 ID:yvULo3x40 キョン♀「は、ハルヒ…!」 ハルヒ「…あんた…キョンなの?」 キョン♀「いやあのこれはつまりだn…」 ハルヒ「どうなってんの?これ?手品?魔法?ナニナニ?面白いじゃない!」 キョン♀「勘弁してくれ…」 18 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:35:13.96 ID:yvULo3x40 古泉(そうきましたか…確かに面白そうですが) 長門(ユニーク…今までで一番涼宮ハルヒの興味をひいている) みくる(涼宮さん…たのしそうです) ハルヒ「女装が趣味…ってわけじゃなさそうねえ?どれどれ?」ムンズ キョン♀「ふえええ!!やめんか!」モミモミ ハルヒ「おお!みくるちゃんにも負けてないわねえ!!」 22 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:40:40.39 ID:yvULo3x40 ハルヒ「いいわね!SOS団の萌え要素第二弾に決定よ!」 キョン♀「まて!お前はなんとも思わないのか?男が女になっちまったんだぞ?」 ハルヒ「面白いじゃない!この私がそんな面白い事見逃すとおもってるの?」 キョン♀(そうだった…こいつは三度の飯より不思議が大好きなやつだった…) 古泉「おやおや、これは当分元にはもどれそうにありませんね」 ハルヒ「いいのいいの!キョンはこのままこの姿で!その方が萌えるわ!」 長門「…同感」 24 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:47:02.62 ID:yvULo3x40 キョン♀「長門まで…」 ハルヒ「あんた、こんな面白い変態能力いままで隠してたわけ?SOS団員にあるまじき行為だわ!」 キョン♀「変態っていうな!せめて変身にしろ!隠してたわけじゃない!俺だっていきなりの出来事に困ってるんだ」 ハルヒ「…やっぱり変態じゃない」 キョン♀「違うというとろうが!」 長門「…言葉の意味としては半分あってる」 26 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:51:01.54 ID:yvULo3x40 ハルヒ「まあまあ、細かい事は気にしない!」 キョン♀「…」 ハルヒ「さて…どうしましょうか?セーラー服も似合ってるけど、バニーやメイドも捨てがたいわね」 キョン♀「…俺はそんなもん着んぞ」 古泉「いいじゃありませんか。男が堂々と着れるなんてそうそうない事ですよ」 ハルヒ「うんうん!さっすが副団長!わかってるわねえ!」 キョン♀(古泉のやろー…おぼえとけ) 30 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 09:56:21.45 ID:yvULo3x40 ハルヒ「さあさあ!キョン!おとなしくしなさい!」 キョン「バカ!やめろ!」ガッ バシャバシャ みくる「ああ!涼宮さん!大丈夫ですか…にええええええ!!!」 ハルヒ♂「…え?」 36 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:00:17.72 ID:yvULo3x40 キョン♀「なんじゃこりゃあ!!!」 ハルヒ♂「…なにこれ?どういうこと?」 古泉「涼宮さんが…男性化…?」 長門「…これは」キラキラ みくる「ふえええ!!どうなってるんですかぁ!!」 38 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:03:14.71 ID:yvULo3x40 キョン♀「ハルヒ!これは…くくく」ドンドン ハルヒ♂「…わ、笑うな!バカキョン!」かぁぁぁ みくる「と、とにかく着替えましょう!風邪ひいちゃいます!」 長門「…私たちは出て行くべき」 みくる「…にえええ!!」まっかっかぁぁぁぁ 39 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:06:50.18 ID:yvULo3x40 ハルヒ♂(なんなの?どうなってんの?本当に私男に…なっちゃってる…!) キョン♀「ハルヒ、もういいか?」 ハルヒ♂「…いいわよ」 ガチャ 古泉「これはこれは…」 みくる「…」ぽー 長門「…なんと言うイケメン」 キョン♀「なかなか似合ってるじゃないか?」 ハルヒ♂「うるさい!」 43 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:14:18.08 ID:yvULo3x40 ハルヒ♂「どうなってんのよ?」 キョン♀「…男が女言葉使うものほど気持ちの悪いものがないと言うことは今知った」 ハルヒ♂「うるさい!ばか!だまれ!」 キョン♀「…」 古泉「しかし、どうしたものでしょうね。キョン君の女体化といい、涼宮さんの男性化といい…」 長門「…二人に共通していることは水をかぶったということ」 みくる「…あの〜、だったら反対にお湯をかけてみたら元にもどるんじゃ?」 ハルヒ♂「!!それよ!みくるちゃん!大至急お湯を沸かして!」 みくる「は、はい!!」 45 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:18:39.03 ID:yvULo3x40 グツグツ ハルヒ♂「準備はいいわよ!やってちょうだい!」 キョン♀「おいハルヒ!火傷するぞ?やめとけって」 ハルヒ♂「外野は黙る!」 外野♀「………」 みくる「…じゃあいきますよ?」コポコポコポ 古泉「…」ゴクリ 長門「…」ジュルリ ハルヒ「…元に戻った!」 51 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:27:32.41 ID:yvULo3x40 ハルヒ「なんだ!簡単に戻れるじゃない!」 古泉「何はともあれ、解決法がみつかってよかったです」 キョン♀「朝比奈さん!次は俺を!」 みくる「…はい、じゃあ…いきますよ?」こぽこぽこぽ 鶴屋「やっほうー!みくるいるかいー??」 54 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:29:50.95 ID:yvULo3x40 ハルヒ「あ…」 みくる「あ…」こぽこぽこぽこ… 古泉「おやおや…」 長門「…ユニーク」キラキラ キョン「…!!」 鶴屋「あはは…お、お邪魔だったみたいだねえ…またねえ!!」だだだだっ キョン「誤解ですよ!!鶴屋さぁぁぁぁんん!!!」←セーラー服 57 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:33:58.62 ID:yvULo3x40 ハルヒ「キョン…今ならはっきり言えるわ…変態よ」 古泉「…変態ですね」 長門「…変態」 みくる「…あのその…」アタフタ キョン「うおおおおおお!!!」キュキュ バシャバシャ 60 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:40:22.08 ID:yvULo3x40 キョン♀「…てなわけなんですよ!!」 鶴屋「あはははは!!なんだそうだったのかい?私はてっきりキョン君が変なプレイに目覚めたとばっかり    …ごめんごめん!あーはははははは!!」 キョン♀「…」     (この人は人の不幸を笑う意外で表現できんのだろうか?) 古泉「ま、元にもどる方法も見つかったことですし、しばらくそのままの格好でもいいんじゃないですか?お似合いですよ」 キョン♀「人事だと思って…そんなに言うならお前がなっておけ!俺はごめんだ!」 みくる「キョン君、お湯です」コポコポ 古泉「ふむ…興味深いですね…僕も女体化と言うものを経験してみたいとおもっていたところです」 ハルヒ「さっすがSOS団の副団長!不思議に前向きだわ!」 鶴屋「私もみてみたいとおもっていたところさ!!」 古泉「では、やって見ましょう」キュキュ バシャバシャ 63 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:46:25.79 ID:yvULo3x40 キョン「これは…」 ハルヒ「…」ドンドンドンドン 長門「面白い。実に面白い!」 鶴屋「あーはっはははははは!!」パンパン みくる「ふえええ!!」 古泉「…ガーガー」 キョン「…アヒル…なんと不憫な」 65 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:49:10.08 ID:yvULo3x40 鶴屋「あーはっはっははは!!」 ハルヒ「…!!」ドンドンドン キョン「おいハルヒ、鶴屋さんも…あんまり笑ってちゃこいz…うわはははh!!」 古泉「…アフラック」 みくる「あれ?コンロのガス切れちゃった?」 68 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:53:44.82 ID:yvULo3x40 キョン「なんと…聞いたか古泉?もう湯がないそうだ…ぷぷぷ」 ハルヒ「ひーっひーっ…」ドンドンドンドン 鶴屋「あーっはっはっはっはっは!くっ!苦しい!!あーはっははっは!」 長門「…これも永久保存版にするべき」ジー 古泉「…がーがー!がー!」ばさばさばさ みくる「古泉君…飛んでいっちゃいました…服…」 72 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 10:59:02.53 ID:yvULo3x40 キョン「なに、そのうち戻ってきますよ!わはははは…」 ハルヒ「ひッヒッフーッ!あははははは!」ドンドン 鶴屋「しぬー!しぬー!あーはっはっはっははは!」パンパン みくる「…みんな笑い過ぎです」 長門「…今のは笑うところ」プルプル 73 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:02:38.37 ID:yvULo3x40 鶴屋「あーはっは…はぁ苦しい!めがっさわらったよ!さあ次はみくるの番だよ!」 みくる「ふえええ!!わわわワタシハ遠慮しときまままま」 ハルヒ「何言ってんの!SOS団たるもの!不思議には自ら飛び込め、よ!」 キョン「おいおい、ハルヒ、鶴屋さんも!もうお湯ないんですから」 みくる「ひぃぃ!!いやあああああぁぁぁあ!!」バシャ! 74 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:08:19.80 ID:yvULo3x40 キョン「…朝比奈さん…」 ハルヒ・鶴屋「あーはっはっはっはっははははあはははは!!」 みくる「にえええ!!にええ!!!」 長門「…羊」 キョン「なんか…どっかでみたことあるな…この朝比奈さん」 みくる「にええええ!!!」 77 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:14:16.22 ID:yvULo3x40 ハルヒ「面白いわね!」 鶴屋「みくる!めがっさにあってるよー!!」 みくる「にえええ!にええ!!」 ハルヒ「寝るときに数でも数えさせてもらおうかしら」 キョン「ハルヒ、その辺にしとけ…ちょっとガス買ってくる、朝比奈さん待っててくださいね」 みくる「にえええ!にええええ!」ブンブン 79 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:16:40.24 ID:yvULo3x40    ザーザー               ザーザー キョン「…マジか?天気予報じゃ雨なんてきいてないぞ…」 キョン♀「…仕方ないか、さっさと買い物すませよう」 谷口「…お?美人発見!」 85 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:23:36.19 ID:yvULo3x40 谷口「かーのじょー♪よかったら傘半分貸そうか?」 キョン♀「げ、谷口!」 谷口「お?なになに?俺のこと知ってんの?マジ感激なんだけど!」 キョン♀(こんなときに限って会いたくもない奴と…ちょっとは空気読め!) キョン♀「悪い、急いでるんだ!傘だけ借りてくぞ!」タタタタッ 谷口「ああ、ちょっと…WAWAWA忘れ物〜…」ポツン                    ザーザーザー ザーザーザー 88 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:30:54.88 ID:yvULo3x40 キョン♀「まったく…なんで今日はこんなにもついてないんだ?」 古泉「がーがー」バサバサ キョン♀「お?古泉か?どこいってたんだ?帰って湯沸かすからお前も部室に帰ってこい」 古泉「がー」 90 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:34:06.88 ID:yvULo3x40 キョン♀「ただいまっと…」 ちゅるや「やあキョン君、スモークチーズはあるかい?」 キョン♀「…もしや鶴屋さんですか?その姿は…」 ちゅるや「水をかぶったらこんな姿になっちゃった」にょろーん キョン♀「…いまお湯を沸かしますから」 ちゅるや「ところで、スモークチーズはあるかい?」 キョン♀「ありません」 ちゅるや「にょろーん(´・ω・`)」 93 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:38:18.71 ID:yvULo3x40 キョン♀「…何やってんだ?」 ハルヒ「せっかくだからみくるちゃんに芸を仕込んでるのよ!ほら!さっさと数を数えさせなさい!」 みくる「にえええええ!!!!」 キョン♀「…そりゃイジメっていうんだぞ?なあ、長t…ぶ!」 97 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:42:53.19 ID:yvULo3x40 キョン♀「…もう何も言うまい…さっさと湯をわかそう」 古泉「がーがー」 みくる「にええええ!」 ちゅるや「にょろーん(´・ω・`)」 長門「…ぱふ?」 99 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:46:56.15 ID:yvULo3x40 キョン♀「全く…なんてカオスな部室だ。アヒルに羊に妖精にパンダ…普通の人がみたらどんな反応するんだろうな?」 国木田「キョンいる?谷口みなk…」 キョン♀(前言撤回しよう。普通の人はリアクションできないな) 102 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:48:54.33 ID:yvULo3x40 国木田「あはは、ごめん、キョンいないみたいだね…」 キョン♀「ちょっとまて…のうわ!」コケッ バシャ 国木田「!!」 キョン♀「!!大丈夫か?国木田?」 105 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:51:47.58 ID:yvULo3x40 キョン♀「すまん!つい…」 国木田♂「ああ、だいじょうぶだよ。どうせ雨だし。じゃあね」すたすた キョン♀「はて?アイツは変化なかったな?…まあいいか」 109 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 11:56:15.91 ID:yvULo3x40 ハルヒ「ほらほら!もっと気合入れて数を数えさせなさい!」 みくる「にええええ!!」 古泉「がーがー」 ちゅるや「やあ、ようこそスモークチーズハウスへ      このブルーチーズはサービスだからまず毒見してほしいにょろ」 長門「…」 ぐつぐつ 110 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:00:05.28 ID:yvULo3x40 キョン♀「はいはい、お湯が沸きましたよ」パンパン ちゅるや「にょろーん」 みくる「にええええ!」 古泉「がー」 長門「…」 113 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:04:39.57 ID:yvULo3x40 こぽこぽ… キョン「…ふぅ」 鶴屋「元にもどったみたいだね」 みくる「にええええ!!ふ、服!!キョン君見ないでえ!!」 キョン「ぬおわ!!朝比奈さん!!ちょっと!!」 古泉「これはこれは失礼…我々は一旦でましょう」 キョン「近寄るな!ぱんつをはけ!服をきろ!!」 ハルヒ「…」ジーッ みくる「…」ジーッ 鶴屋「…これはこれは、立派なものをお持ちで」 長門「…」キラキラ 115 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:08:45.94 ID:yvULo3x40 ハルヒ「もういいわよ!」 キョン「まったく…なんて騒がしい空間だ」 古泉「まあまあ、色々と貴重な体験を出来たのは僕もあなたも同じじゃありませんか」 キョン「お前はあのままアヒルにしておくべきだったな」 古泉「おやおや、これは手厳しいですね」 122 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:16:25.89 ID:yvULo3x40 長門「…」 キョン「ん?長門?いつまでパンダのままでいるつもりだ?ほれ」こぽこぽこぽこぽ… 長門「…やめて。これは着ぐるみ」 キョン「!!す、すまん!!」    (最初から着ぐるみだったのか…そういえばハルヒが長門の制服奪ってたような) 長門「制服…貸すから」 キョン「あ…ああ」 124 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:24:31.67 ID:yvULo3x40 ハルヒ「思わぬ収穫だわ!この変身できる水道水を売り出してSOS団の名を広める絶好のチャンスだわ!」 キョン「おぴ、ハルヒ…そんなこと出来るわけないだろう?」 みくる「そ、そうです!絶対ダメです」 ハルヒ「何よ?二人とも!」 古泉「つまりお二人がは、この水が出回ってしまえば変身が当たり前になってしまい、    不思議でも何でもなくなると、そういいたいのですよ」 ハルヒ「うーん…言われて見ればそうね。」 みくる(古泉君ナイスフォローです!) キョン(やるじゃないか!最近で一番の仕事だ) 古泉(これ以上被害が拡大すると収集がつきませんからね) 127 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:31:15.24 ID:yvULo3x40 ハルヒ「んー!!よっし!今日はここまで!みんな、雨に注意して帰るのよ!」 古泉「ええ、重々承知しております」 鶴屋「帰ったら熱いお風呂にはいりたいねー!」 みくる「どうしよう…途中でぬれたら、ふええええ!!」 長門「…気をつけて」 キョン「やれやれ…」 128 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:34:45.08 ID:yvULo3x40 キョン「長門…制服借りてっていいのか?」 長門「…」コク キョン「…」 長門「…今夜着て」 キョン「ぶ!!待て待て!それじゃあ俺が変態みたいじゃないか!」 ハルヒ(…着そうね) 古泉(これは着ますね) みくる(キョン君…着てそうです) 長門(…変態) 130 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:42:24.13 ID:yvULo3x40 キョン「やれやれ…帰るとするか…」    キキーッ  バシャ キョン♀「…」 古泉「おやおや、どうしたんですか?」 バタン 新川「どうも、通りすがりのタクシー運転手です」 古泉「まあ、どうぞ。乗ってください。話は中で」 キョン♀「…いやがらせか?」 133 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:47:22.31 ID:yvULo3x40 古泉「気づいていましたか?今日の異常に?」 キョン♀「こんだけ目に分かる異常に気づかないやつなんかいるのか?いたら連れてこい。そいつを豚にしてやる」 古泉「んっふ♪たしかに異常なのは目に見えていますが、問題はソコではありません」 キョン♀「??どういうことだ?」 古泉「今回はどうも涼宮さんが原因ではないようなのです」 キョン♀「なんですってええええぇぇ!!!」 137 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:53:31.93 ID:yvULo3x40 キョン♀「…衝撃のあまり口調までおかしくなってしまった…」 古泉「いや、むしろ自然かと…いま我々の機関が原因を調査しているところなんですが、    どうももう一人の創造主が原因である可能性が…」 キョン♀「…つまり、あいつか?」 古泉「…ええ」 138 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 12:58:02.54 ID:yvULo3x40 キョン♀「…まあ、確かによく考えて見れば思い当たる点がいくつかあるが…」 古泉「はっきりいって今の状況はあまりよろしくありませんね。涼宮さんは今の状況を大変楽しんでいますし、    もしかしたらこの世界はこのまま安定を維持して基準になってしまうかもしれません」 キョン♀「…それは困るな。6月は外に出れないじゃないか?」 141 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 13:15:10.91 ID:yvULo3x40 キョン♀「で?俺にどうしろと?」 古泉「ええ、困った事に我々ではどうしようもないのです。ここはあなたの協力が必要です」 新川「…着きました」 古泉「ありがとうございます。さあ、いきましょう」 キョン♀「ここは?長門のマンションじゃないか?」 191 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 15:42:26.04 ID:yvULo3x40 (ノ゚Д゚)おはよう うん、すまないシエスタなんだ 続き↓ 長門「…待ってた」 キョン♀「長門…着ぐるみ、気に入ってるのか?」 長門「…」コク みくる「にええ!!」 古泉「おや?朝比奈さんも着ぐるみですか?」 キョン♀「古泉、アレは違うと思うぞ」 195 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 15:51:39.09 ID:yvULo3x40 長門「…SOS団の部室が異空間化しているのは前に話した。おぼえてる?」 キョン♀「ああ…あのカマドウマの時の…異空間同士で干渉して逆に安定してるってやつか」 古泉「ええ…それが数時間前一部不安定になっていまして」 長門「…部室の水道が異世界の”呪仙郷”というところに繋がっている」 キョン♀「呪仙郷??」 199 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 15:57:47.63 ID:yvULo3x40 長門「…そう。”呪泉郷”とも呼ばれる古代中国の修行所」 キョン♀「で?その呪泉郷だか呪仙郷だかが俺とどう関係があるんだ?」 長門「…そこに”彼女”がいる」 キョン♀「!!」 202 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 16:03:46.37 ID:yvULo3x40 長門「あなたにお願いしたいのはあちらの異世界とのバイパスのシャットアウト、    それと”呪泉郷”から”娘溺泉”と”男溺泉”の水を確保してきてほしい」 キョン♀「よし、もっと分かるように説明しろ。さっぱりだ。なんだそのにゃんにぃちゃんとかは?」 長門「…これ、読んで」スッ【らんま○/○】 キョン♀「これは?」 長門「今回の騒動に着いての重要参考書」 204 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 16:08:08.59 ID:yvULo3x40 キョン♀「…なんか最近説明が手抜きな様な気がするんだが?」 古泉「作者の都合上仕方のない事です。もっとも、読者は作者以上に色々と詳しそうですが…」 キョン♀「古泉?誰と話してるんだ?」 古泉「んっふ♪禁則事項です゚・*:.。. .。.:*・゜」 みくる「にえええ!!にえええ!!」    (それ私のセリフです!!!!) キョン♀「と、とりあえず長門、お湯くれないか?」 長門「…わかった、今お茶を入れる」 207 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 16:16:52.83 ID:yvULo3x40 キョン「ふぅ…で、なんで俺なんだ?」 古泉「いい質問です。実は長門さんに手伝ってもらって異世界とのチャンネルをつなぐことには成功したのですが    制限されていて僕たちでは向こうの世界に干渉できないんです」 キョン「お前たちにも出来ない事が俺に出来るはずないだろう?」 長門「…そうでもない。今回あなただけがあちらとこちらを行き来できる権限を与えられている」 キョン「…」 みくる「…そういうことなんです。キョン君…     どうか”娘溺泉”の水を持って帰ってきてください。でないと私…」 びちゃびちゃ みくる「にええええ!!!」 長門「…というわけ」キラキラ キョン「長門、遊ぶな!キラキラするな!」 209 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 16:22:07.93 ID:yvULo3x40 長門「…向こうには他にもたくさんの呪っわれた泉がある。間違っても泉に落ちないで」 キョン「…死んでも落ちたくはないな」 古泉「運がよければ、あなたもかわいいアヒルさんになれますよ」 キョン「お前はむしろ湯をかけたらインフルエンザウィルスにでもなったらいいんだ」 210 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 16:25:07.58 ID:yvULo3x40 長門「…」/// キョン「長門?顔が赤いぞ?もしかして↑で”呪っわれた”噛み気味にいったのが恥ずかしかったのか?」 長門「…気をつけて」        『qawsedrftgyhujikolp;@:』 キョン「いきなりはやめろというに!!!」 211 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 16:28:13.11 ID:yvULo3x40        チュンチュン キョン「…ここは?」 ???「アイヤー、あなたこんな所で何してるアルか?」 キョン「!!」 213 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 16:34:05.12 ID:yvULo3x40 キョン「…あんたは?」 ???「ワタシか?ワタシこの”呪泉郷”の観光ガイドヨ。あなたこんな所で昼寝してたらとてもとても危険ヨ」 キョン「呪泉郷…じゃあ、やっぱりここが…」 ガイド「あなた呪泉郷に何か用事アルか?」 キョン「あ、ああ…実は”娘溺泉”と”男溺泉”に用事が…」 ガイド「娘溺泉!!!男溺泉!!!!!!」ゴゴゴゴゴゴ キョン(なんだ?なんかまずったか?) 215 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 16:41:03.27 ID:yvULo3x40 ガイド「”娘溺泉”とは数千年前、若い娘が溺れたという悲劇的伝説がある泉アル!     同じく”男溺泉”とは数千年前」、若い男が溺れたという悲劇的伝説がある泉ネ!」 キョン「…」ゴクリ ガイド「それ以来、その泉で溺れたものはそれぞれ呪われて若い娘と若い男の姿になてしまうという呪われた泉ネ!!」 キョン「その水を持って帰らないといけないんだが…」 217 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 16:48:06.27 ID:yvULo3x40 ガイド「アイヤおちゃくさんだたアルか?ヨロシ、ワタシについてくるイイネ。男溺泉と娘溺泉に案内するネ」 キョン「あ、ああ。どうも…」 ガイド「しかし最近呪泉郷にくる物好きな人が多いね。おちゃくさん、間違って泉に落ちたらだめヨ?落ちたら大変な事になるアルよ」 キョン(もうすでに大変な事になってるんだが…) 220 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 16:55:18.13 ID:yvULo3x40 キョン「あの〜ガイドさんといってましたが…俺いま金持ってないんですけど?」 ガイド「ああ、ダイジョブダイジョブ。ガイドとはいってもただの暇つぶしだからお金いらないよ。その代わり泉に落ちてもワタシ責任とらないから」 キョン「…はぁ」    (なんだかいや〜な予感がする) ガイド「ようこそ”呪泉郷”へ」 キョン「おお!すごいな、いくつもの泉がある」 ガイド「ここの泉一つ一つにそれぞれ呪われた悲劇的伝説があるのヨ」 キョン「…」    (中国人はみんなかなづちなんだろうか?いや、人間とは限らんか…) ガイド「ところでおちゃくさん、どこからきなすったね?」 キョン「ん?ああ、一応日本から…」 ガイド「おお!日本から!今修行にきてるおちゃくさんも日本からやってきてるよ!」 キョン「…まさか、な」 221 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:00:42.14 ID:yvULo3x40 キョン「ガイドさん…ここに女だけど男みたいなしゃべり方の奴がきたことは?」 ガイド「おお!そのおちゃくさんヨ!日本からきたっていうのは!」 キョン「…あいつなのか?」 ガイド「おお、ここ、ここ。これが数千年前若い娘が溺れた悲劇的伝説がある泉”娘溺泉”ネ」 キョン「これか…よし」            『まちやがれー!!』 キョン「??なんだ?うわっ!!!」ガッ ドッパーン 223 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:05:21.99 ID:yvULo3x40 『まてー!このくそ親父!!!』                   『ぱふー!!』 ガイド「アイヤー!大変アル!”娘溺泉”に落ちてしまたね!」 キョン♀「ぷはっ!なんだなんだ?」 ガイド「おちゃくさん!」 キョン♀「ああ…まあ、問題ない。落ちる前となんもかわりないよ」 ガイド「お?するとおちゃくさん”娘溺泉”に落ちた事あるのか?」 キョン♀「…まあ、そんなところだ…」 ガイド「それじゃ次は”男溺泉”に案内するよ」 キョン♀「よろしくおねがいします」 224 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:06:49.30 ID:yvULo3x40 男「くそ!呪泉郷というのはここであってるのか?また道に迷ってしまった…おわ!!」    ずるっ    ドッパーン 黒豚「ぴー!ぴーー!ぴー!!」 226 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:14:31.63 ID:yvULo3x40 ガイド「おちゃくさん、ついたヨ。ここが数千年前若い男が溺れたという悲劇的伝説の泉、”男溺泉”ネ」 キョン♀「おお、ここに入れば元に戻れるってことか、よし」    『ぱふぉー!!』 キョン♀「のうわ!!パンダ!!!!」      『待ちやがれー!!』 キョン♀「…なんなんだ??」 ガイド「アレがさっきいってた日本からやってきてるっておちゃくさんネ。    あなたのいってた男のような女のような人、あのおちゃくさんとちがうか?」 キョン♀「いや…人違いだ…」 227 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:17:36.94 ID:yvULo3x40 キョン♀(どういうことだ?俺はてっきりあいつだと思ったんだが…) キョン♀「深く考えるのはやめとこう、それ」ドッパーン キョン「…ふぅ」 ガイド「おお、これで元通りね、よかたよかた」 231 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:24:44.32 ID:yvULo3x40 キョン「よし、泉の水も持ったし、もとの身体にも戻った…あれ?」 ガイド「??どうしたおちゃくさん?」 キョン「…どうやって帰ったらいいのか聞いてないぞ…!!」 長門「…しまった」 古泉「??どうしたんですか、長門さん??」 長門「彼にこちらに帰ってくる方法を教えてない」 古泉「…」 みくる「…」 キョン「長門ぉぉぉぉ!!!」 ガイド「おちゃくさん??どうしたアルか?落ち着くアルよ」アタフタ 234 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:30:59.60 ID:yvULo3x40 古泉「それはまずいですね…」 長門「もう一度あちらの世界との接続を試みてみる」       『qawsedrftgyhujikolp;@:[』 古泉「おや?今度はうまくいったみたいですね」 みくる「ここ、どこですかぁ?キョン君は?」 長門「…下」 みくる「ふええ???」 キョン「…」ムキュ 235 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:39:00.27 ID:yvULo3x40 みくる「キョン君!ごごごめんさい」 キョン「…いや、大丈夫です…」 ガイド「アイヤー!そらから人がふってきたヨ!!」 古泉「…ここが呪泉郷ですか?なかなか風情のあるところですね」 長門「…参考書通り」 ガイド「アイヤ!またおちゃくさんか?今日はおちゃくさんのおおい日アルな」 キョン「長門…こっちにこれなかったんじゃなかったのか?」 長門「接続に成功した。問題ない」 みくる「ふわああ…泉が一杯ありますね」 キョン「気をつけてください、これ全部落ちたら何かに変身してしまうらしいですから」 みくる「!!これ全部!!ふええええ!!!」ビクッ 237 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:48:58.74 ID:yvULo3x40 ガイド「…なるほど、じゃあもう一度”娘溺泉””男溺泉”に案内するアルよ」 キョン「気をつけろ、いつパンダと赤い奴が飛び出してくるかわからんからな」 みくる「パンダがいるんですかぁ?」パアァ キョン「…朝比奈さん、あんまり期待しないほうがいいですよ」     ヌッ チョンチョン みくる「ふえ?」クルッ   『ぱふぉ』看板【ワタシがパンダです】 みくる「( -人-).。oO(・・・・・・)」ばたっ   『こんのやろー!!』 『ぱふぉ?!』 238 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:50:17.14 ID:yvULo3x40 キョン「朝比奈さん!」 長門「…問題ない。気を失ってるだけ」 古泉「アレがそのパンダと赤い人ですか?」 ガイド「あのおちゃくさんは”娘溺泉”と”猫熊溺泉”に落ちたのヨ。」 キョン「…てことは”アレ”は男なのか?信じられん…」 古泉「おやおや、あなたが女の子になった時も僕たちから見たらそんな感想ですよ」 キョン「ガイドさん、インフルエンザウィルスがおぼれた泉はないんですか?」 241 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 17:58:28.95 ID:yvULo3x40 〜一時間後〜 キョン「じゃ、ガイドさん。お世話になりました」 ガイド「おちゃくさん、気をつけて帰るヨ?この辺は野盗なんかもでるらしいから」 古泉「お気使いありがとうございます」 キョン「さ、帰ろうか」 長門「…待って」 キョン「…どうした?」 長門「…まだ目的は半分しか達成していない」 242 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 18:03:10.06 ID:yvULo3x40 キョン「…やっぱりあいつがいるのか?」 ???「おやおや、こんな辺鄙な所までよくきたね」 長門「…お出まし」 古泉「…ですね」 佐々木「くくく…随分ないわれだね」 キョン「…佐々木」 243 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 18:10:58.88 ID:yvULo3x40 佐々木「久しぶりの再会なのにそんな顔はよしてくれよ、キョン」 キョン「…佐々木おまえ…」 佐々木「くくく…僕もたまにはこういうお遊びがしたくなる悪い癖があってね、どうだろう?ゲームをしてみないかい?」 古泉「…ゲームですか?」 佐々木「そう…こちらのチームと戦って勝ったら向こうとのチャンネルはシャットアウトってのはどう?」 キョン「そんなことする意味はないだろう?」 佐々木「意味はあるよ、キョン。楽しいじゃない?」 244 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 18:13:25.59 ID:yvULo3x40 古泉「…長門さん、どう思います?」 長門「…愚問。その為に私たちはここにいる」 古泉「…失礼しました…いいでしょう、その勝負受けてたちましょう」 キョン「古泉!」 古泉「大丈夫です。長門さんや僕がいますから」 246 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 18:19:51.70 ID:yvULo3x40 佐々木「じゃあ、決まりだね」  ヌッ  『ぱふぉ』 みくる「ひっ!」ビクッ 佐々木「おっと、失礼」こぽこぽこぽ… 玄馬「彼らですかな?うちの息子に稽古をつけてくれるのは、佐々木さん?」 佐々木「君も参加するんだよ、早乙女玄馬」 玄馬「わ、わしも?し、仕方ありませんな。寝床だけでなく三食お世話になっている佐々木さんの頼みでは」 キョン「…おい、なんか変なのでてきたぞ?さっきのパンダだ…」 古泉「んっふ♪これは楽勝ですね」 玄馬「おーい!乱馬!」 248 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 18:26:54.14 ID:yvULo3x40 乱馬♀「なんだってんだ…」 佐々木「彼らと勝負だよ、乱馬」 乱馬♀「…世話になってる佐々木の頼みじゃことわれないな」 キョン「…長門、お前あいつらの弱点とかわからないのか?」 長門「…問題ない。早乙女玄馬、乱馬両者が苦手なものはすでに調査ずみ」       『qawsedrftgyhujikolp;@:[』 249 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 18:29:31.06 ID:yvULo3x40 爺「ん?な、なんじゃ?どこじゃここわ?」 玄馬・乱馬♀「げぇ!!!」 爺「ん?おお!スイートォ!!」 乱馬♀「くるなあ!!」                ムンズ みくる「ふえええええええええええええええええええええええええ!!!!」 250 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 18:38:21.79 ID:yvULo3x40 長門「…」ドガッ 爺「あーれー…」キラッ みくる「ふえええ…もう、お嫁にイケません…」 キョン「長門!お前どっちの味方だ」 長門「…誤算、朝比奈みくるの方が早乙女乱馬♀より5.2センチも上回っていた」 252 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 18:43:35.80 ID:yvULo3x40 玄馬「…おい、乱馬あの少女お師匠様を一撃で空の彼方へ…」ガクブル 乱馬♀「…面白い、見た目で判断するなってことか」 キョン「…なんか楽勝ぽいな?」 古泉「…長門さん相手では核兵器を持っていても勝てないでしょうね」 佐々木「…おもしろいなぁ」ワクワク 255 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 18:51:10.16 ID:yvULo3x40 乱馬♀「よっしゃ!いっちょやってみるか!」 玄馬「…まて乱馬、まずはわしがいく」 キョン「…最初はパンダのほうかららしいぞ?」 古泉「では、こちらは僕が行くとしましょう」 玄馬「…」 古泉「…」 キョン・みくる「…」ドキドキ 佐々木「うふふ…」ワクワク 256 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 18:54:12.80 ID:yvULo3x40 玄馬「…」 古泉「…」 キョン「両者ともにうごきませんね」 みくる「お互い一瞬の隙を狙ってるんじゃないでしょうか?」 長門「…解説乙」 260 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 19:02:17.90 ID:yvULo3x40 古泉「…!!」 玄馬「…!!」    ババッ 古泉「ああ!!こんなところに500円玉が!!」 玄馬「え!500円?どこどこ?」 古泉「もらいました!ふんもっふ!!」ガッ 玄馬「…っふ、お若いの、まだまだ甘いのう」ガッチリ キョン「…おい、あのパンダ強いぞ?」 長門「…ああみえても拳法の達人…」 みくる「…あの心理戦に対応できるなんて…あの人出来ます」 キョン(心理戦なのか?俺には小学生のお遊びにしかみえんかったが…) 佐々木「ふふふ、なかなかやるね」 263 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 19:13:09.42 ID:yvULo3x40 玄馬「隙アリ!」がっ!ぶんっ 古泉「!!あーれー…!!」 ガイド「ふぅー、今日は一杯案内して疲れたアルね」         ドッパーン ガイド「!!なにごとあるか??空からひとが!!」 古泉♀「…ふぅ、負けてしまいました…おや?」 ガイド「アイヤ!おちゃくさん!大丈夫あるか?」 古泉♀「…乙女になってしまったようですね」ポッ 269 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 19:32:03.56 ID:yvULo3x40 キョン「おい!古泉の奴まけちまったぞ!」 長門「…時間も押してる…こうなったら最後の手段」    『qawsedrftgyhujikolp;@:』 玄馬「ぐわはははは!次はだれだあ!!この早乙女玄馬まだまだ若いもんにはまけんぞぉ!」 スッ  「早乙女く〜ん…」 270 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 19:37:05.75 ID:yvULo3x40 早雲「出てったっきり帰ってこないで…なにをしているのかなぁ?かなぁ?」 玄馬「て!天道くん!!」 あかね「乱馬!どこほっつき歩いてたのよ?」 乱馬♀「げぇ!あかね!!なんでここに!」 右京「乱ちゃん!探しとったんやで!」 シャンプー「ランマ!また他の女のとこに転がりこんでたのか?!」 九能「おお!おさげの女!探したぞ!!」 小太刀「乱馬様ー!!」 キョン「なんだ!この連中は?」 長門「…早乙女乱馬の婚約者、その他他数」 272 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 19:43:47.69 ID:yvULo3x40 玄馬「こりゃいかん!乱馬!」 乱馬♀「親父!」 玄馬・乱馬♀「逃げろぉぉ!!」 その他『待てー!!!』 キョン「…なんか、高○先生のパターンだな…」 長門「…こちらの勝ちに変わりはない」 佐々木「くくく、残念だが僕の負けのようだね」 キョン「…最初から勝ち負けなんかどうでもよかったんじゃないのか?」 佐々木「くくく…君には勝てないね、キョン」 273 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 19:50:59.92 ID:yvULo3x40 佐々木「さて、約束だし、もとの世界へかえろうか?」 みくる「うう…やっと帰れますぅ」 長門「…長い戦いだった」 キョン「なんか無理矢理畳み掛けてる気がせんでもないが…とにかく帰るか」 古泉♀「おや?」 275 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 19:55:32.68 ID:yvULo3x40 佐々木「うふふ、楽しかったよ、キョン」 キョン「…全く俺のまわりには人騒がせな奴ばっかりいたもんだ」 長門「…あなたもそれなりに楽しんでいた」 キョン「!…長門、急になにを…」 佐々木「ふふふ、じゃあ僕はこれくらいで失礼するよ」 キョン「佐々木!」 佐々木「…ああ、そうそう、これは楽しませてくれたお礼だよ…」 キョン「!!」 長門「…」ジーッ みくる「ふええ!!!きっ、禁則事項です!!」かぁぁ 279 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 20:02:24.67 ID:yvULo3x40 長門「…??」 みくる「…長門さん、どうしたんですか?」 長門「…一人足りない」 古泉♀「いやあ、すいません。お邪魔しちゃって」 かすみ「大勢のほうが食事は楽しいですから♪」 なびき「それにしてもまぬけねぇ、呪泉郷までいったのに”男溺泉”にはいるの忘れるなんて」 あかね「ほんとよね」    『あははははは』 玄馬「…なんでわしら庭で正座してるんだろうか?」 乱馬♀「…俺にきくな!」 282 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 20:05:40.89 ID:yvULo3x40 佐々木「じゃあね、キョン」 キョン「…」 みくる「…あの、キョン君?」 キョン「…え、ああはい?」 長門「…涼宮ハルヒに”娘溺泉”の水を」 キョン「…ああ、そうだったな」 284 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 20:13:28.99 ID:yvULo3x40 〜数日後〜 鶴屋「おっはよー!キョン君!!」 キョン「ああ、鶴屋さん、おはようございます」 鶴屋「キョン君、この前は傑作だったねぇ!みくるが羊の着ぐるみ着せられたときは笑いすぎて死ぬかと思ったよ!」 キョン「え、ああそうですね」    (そういえば長門が記憶の操作をしたんだっけか?忘れてくれて何よりだ。俺こそ誤解で死ぬかと思ったさ) 285 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 20:18:08.46 ID:yvULo3x40 鶴屋「あはっはっは!思い出したらまた…それじゃあねキョン君!」 キョン「ええ…また」    (この人は思い出でここまで笑えるのか?) がちゃ キョン「長門いるか?」 長門「…いる」 286 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 20:24:15.80 ID:yvULo3x40 キョン「これ、借りてた制服。ありがとな」 長門「…」コク みくる「…あの、キョン君…」ヒクッ キョン「あ、朝比奈さんもいたんでs…!!」 ハルヒ「…へぇ…有希の制服借りてなにしてたのかなぁ?かなぁ?」 キョン「ま、待て!ハルヒ!!誤解だ!!」 鶴屋「やっほー!!みくるいるうぅ??…ありゃ?お取り込み中…かな?」 キョン「ちょ!待ってくれ!話を!」 ハルヒ「この変態!!」 長門「…」クンカクンカ 289 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 20:33:40.27 ID:yvULo3x40                 糸冬     299 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 21:09:04.22 ID:yvULo3x40 おまけ 古泉♀「おや?玄馬さん、乱馬くん、寒くないですか?こっちで一緒にご飯にしましょう」 早雲「いやいや、いいのいいの、彼らは熱がりだから外の方が過ごしやすいんだよ」 なびき「古泉くん、お湯沸いたわよ」こぽこぽこぽ… 古泉「ふぅ…ありがとうございます、なびきさん」 早雲「いやあ、古泉君は礼儀正しいし、男前だし乱馬くんとはえらい違いだねぇ。どうだい?よかったら婿にでも?」 なびき「あら、だったら私が立候補しちゃおうかしら?」 あかね「ちょっと!なびきお姉ちゃん!ずる…」 なびき「アンタには乱馬くんがいるでしょ?」 あかね「いや、あの…」かぁぁぁ かすみ「あらあら、ふたりとも…お姉ちゃんも参加しちゃおうかしら?」 古泉「…困りましたねぇ」 早雲「うわははは!罪だねぇ、古泉くん!!」             『あはははははは』 玄馬「なぁ、乱馬。わしらなんで天道家の庭で正座させられてるんだろうか?」 乱馬♀「…俺に…きくな…グスッ」 300 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 21:12:51.34 ID:yvULo3x40 おまけのおまけ キョン「…ひどい目にあった…長門、そういえば古泉は?」 長門「…」スッ キョン「これは…今回の重要参考書じゃないか?」 長門「…タイトル」 キョン「!!なんですとお!!」 いつき○/○ 303 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 21:16:38.69 ID:yvULo3x40 はい、ここで完全に終了です 本日を持ちまして ◆HFkoonoJ.I の活動は終了致します。 長らくの御愛読有難うございました。 312 名前: ◆HFkoonoJ.I [] 投稿日:2009/02/20(金) 21:50:53.51 ID:jtcQKbJ/O キョン「聞いたか長門?」 長門「…知っていた」 キョン「>>1が活動中止にする理由はなんなんだ?」 長門「…『遅刻遅刻』スレの次の日、>>1が仕事に遅刻した…」 キョン「…しかしだ、そうなると俺達は存在できないわけだが…」 長門「…方法はある。このスレが1000までいくか三日落ちするかすれば>>1はまた戻ってくる」 キョン「…だそうだ。みんな>>1に力をわけてくれ!」