ハルヒとキョンが安価で旅をするようです 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 12:54:09.60 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「というわけで東京駅からスタートよ!」 キョン「2人きりでか」 ハルヒ「当たり前じゃない! あー、わくわくするわ!」 キョン「・・・・・・そうか」 ハルヒ「ルールは簡単! 安価で行き先を決めつつ旅をして、>>1が耐え切れなくなる前に大阪駅に戻れたら私達の勝ちよ」 キョン「誰と戦ってんだ」 ハルヒ「世界よ」 キョン「>>1って誰」 ハルヒ「ゴミよ」 キョン「ああそう」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 12:57:03.61 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「出発前にいろいろ決めといた方がいいわね、折角だし。他に質問は?」 キョン「何で目的地大阪なんだ?」 ハルヒ「・・・・・・そりゃアタシたちの地元だからじゃない。何言ってるの」 キョン「公式設定あったか?」 ハルヒ「え、ないの?」 キョン「え?」 ハルヒ「え?」 キョン「なんでいきなりこんな旅をはじめるんだ?」 ハルヒ「キョン、あんた水曜どうでしょうって知・・・・・・」 キョン「OKわかったもういい。アレにはまったからなんだな?」 ハルヒ「話が早いわね。個人的には小松がいいキャラだわ」 キョン「ほとんど出ねぇよ」 ハルヒ「>>2がすごいこと言ってるわね、けどシベリアってアバウトすぎるわ」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 12:54:36.94 ID:2EAAw5mG0 >>2ならまずシベリア目指す 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 12:58:58.93 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「まあいいわ。何か聞きたいことあったら>>1に聞きなさい」 キョン「どうやってきけってんだ」 ハルヒ「あんたに言ったんじゃないわよ」 キョン「そうか」 ハルヒ「さあ、落ちる前にとっとと始めるわよ!」 キョン「え、まだ日は高・・・・・・」 ハルヒ「あんたそろそろ空気読みなさい」 キョン「」 ハルヒ「じゃあ、まずは>>8行こうかしら。あ、くれぐれも国内で頼むわよ」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/19(木) 12:59:57.85 ID:B0VdiJim0 大津 熊本の 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:02:08.20 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「えらい僻地がきたわね……>>8の地元かしら」 キョン「てっきり滋賀かと思ったぞ俺」 ハルヒ「じゃあまずは新幹線ね! さあ、とっとと行くわよキョン!」 キョン「はいはいっと」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:06:55.68 ID:bTH+0U8O0 キョン「ついたな」 ハルヒ「すっさまじい道のりだったわね。乗り換え何回したのかしら」 キョン「結構きれいじゃないか。四方が山でいい感じだぞ」 ハルヒ「平和な町ってのはバーンと褒められるところがないから嫌いだわ。それで苦労すんのアタシなんだから」 キョン「でもホンダの工場あったぞ」 ハルヒ「誰がホンダの工場のためだけに観光来んのよ」 キョン「サッカーが強いらしいぞ」 ハルヒ「あぁ、大津高校だっけ、あったわね、そんなの」 キョン「だろ?」 ハルヒ「でもインパクト薄いわね……やっぱり観光スポットがないと褒めようがないわ」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:13:12.07 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「ひどく卑猥な流れになってるわね、アタチたちが町を散歩してる間に」 キョン「今になって言うのもあれだが今回の旅の目的は何なんだ、田舎に来て貶すために来てんのか?」 ハルヒ「別にいいじゃない、目的なんて。旅なんてそんなものよ」 キョン「まぁそれならそれでいいが、流石に長旅で疲れたぞ」 ハルヒ「さあ、次行くわよ!」 キョン「え、これだけ!?」 ハルヒ「何よ?」 キョン「いやほら、もっとこう、この宿がきれいです、とか。この温泉がいいですー、とか。そういうのないのか?」 ハルヒ「そんなもんどこにでもあるわよ。温泉街なら別だけど、特に売りもない宿をいちいち褒めてたらきりがないわ」 キョン「手厳しいな」 ハルヒ「さあ、とっとと九州からおさらばよ!」 キョン「はいはい、次はどこ行くんだ?」 ハルヒ「次は……>>23よ!」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:14:20.13 ID:aisQJpKkO 北海道の函館 29 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:17:16.05 ID:bTH+0U8O0 キョン「函館……? おいおい勘弁してくれよ、日本の端から端まで反復横跳びかよ」 ハルヒ「いいじゃない函館! 観光名所もたくさんあるはずよ! あー、楽しみ!」 キョン「じゃあとっとといこうぜ、新幹線でな」 ハルヒ「空港近いけど」 キョン「マジで?」 ハルヒ「熊本空港すぐそこよ? 大津町に近いらしいわ」 キョン「なら行こうぜ、電車はしばらく勘弁だ」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:22:51.92 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「あー! はるばる着たわ函館!」 キョン「え、何お前サブちゃん好きなの」 ハルヒ「南海の?」 キョン「いや知らんならいい」 ハルヒ「あー、すっかり夜ね。名物漁火、流石にキレイだわ」 キョン「時間どうなってんだよこれ」 ハルヒ「気にしたら負けよキョン。いいから見なさい、すごいキレイよ」 キョン「おお、確かに。」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:26:12.79 ID:bTH+0U8O0 キョン「な、なぁハルヒ、ちょっと気になるんだが」 ハルヒ「何?」 キョン「もう遅いんだがこれから観光するのか?」 ハルヒ「なわけないじゃない。宿取るわよ」 キョン「だ、だよな。えー……じゃ、じゃあどうするんだ?」 ハルヒ「まっかせなさい! ちゃんといい宿見つけといたから! さあ行くわよ!」 キョン「え? い、いやいやそうじゃなくてだな、ハルヒ……おーい……」 キョン「(部屋…どうすんだよ……)」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:28:15.21 ID:bTH+0U8O0 相部屋にするのか別々にするのか >>41 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:30:02.53 ID:c/Ga5mR8O ダブルベッド 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:35:07.66 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「さあ来たわよ、ホテルネッツ函館!」 キョン「……」 ハルヒ「どう、きれいでしょ?」 キョン「え!? あ、あー、うん、きれいだな、うん」 ハルヒ「……アンタ一体どうしたのさっきから」 キョン「な、何でもない。よし、さっさと入るぞ」 ハルヒ「……? そうね」 ハルヒ「すみませーん、予約しておいた涼宮ですが」 フロント「いらっしゃいませ涼宮様、お待ちしておりました。ダブルCルームのご利用でよろしかったでしょうか?」 ハルヒ「はい」 キョン「(はいぃぃぃぃぃぃぃ!?!?!?!?)」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:42:23.24 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「うーん、きれいな部屋! やっぱりここにして正解ね!」 キョン「な、なあハルヒ」 ハルヒ「何?」 キョン「お前……この部屋ダブルベッド……」 ハルヒ「そうだけど?」 キョン「そうだけどって……お前」 ハルヒ「何? 何かやらしい事でも考えてんじゃないでしょうね? もし何かやったらスプーンで目玉を」 キョン「いやいやいやいやいや! ちっとも考えてない! 大丈夫大丈夫!」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:47:25.21 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「当たり前でしょ−? はっはぁー、さっきから様子がおかしいと思ったらこういうことね」 キョン「……」 ハルヒ「全く、なんでアタシがあんたなんかに体預けるのよ? セミダブルもツインも空いてなかっただけよ!」 キョン「そうか……」 ハルヒ「自信過剰よ、キョン。あんたとあたし、一緒になるような2人に見える?」 キョン「そうか……そうだな、すまなかった……」 ハルヒ「うっ……ま、まぁ、添い寝ぐらいはあたしも期待してたけど……」 キョン「え?」 ハルヒ「何もないわよ! このスケベキョン! スキョン! スン!」 キョン「痛い痛い! やめろ! 足の指踏むのやめろ!」 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:49:09.52 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「とにかく! 夜中何かしたりしてみなさい、足の爪全部はがしてあげるからね!」 キョン「イエスサー」 ハルヒ「……あぁー、もう……」 キョン「…そ、それでだがな、ハルヒ」 ハルヒ「何よ?」 キョン「そろそろ飯食べに行かないか?」 ハルヒ「……そうね、おなかすいたわ。行きましょ」 キョン「(はぁ……そうだな、所詮俺はその程度の男だよ…)」 ハルヒ「(あー、もう! もっとこう…正直にバーンと言っちゃえばいいのに! アタシったら!)」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:53:22.46 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「美味しかったわ」 キョン「美味しかったな」 ハルヒ「さあ、夜更かしは無用よ、シャワー浴びて、明日に備えてとっとと寝ましょ」 キョン「そうだな……」 ハルヒ「……へこんでんの?」 キョン「いや、別に……」 ハルヒ「……」 キョン「……」 ハルヒ「……一緒に浴びる?」 キョン「はぁ!?」 ハルヒ「う、そー」 キョン「……」 ハルヒ「アハハ、何だ元気じゃない、顔真赤にしてさ」 キョン「ちくしょう……」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 13:57:34.16 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「服とかには一切触んないでよ? 触ったが最後あんたは明日の朝日を拝めないわよ」 キョン「はいよ」 キョン「あがったぞ」 ハルヒ「早いわね」 キョン「……そうか」 ハルヒ「……」 キョン「(…やっぱこいつ可愛いな、風呂上りだからなおさらだ)」 ハルヒ「(風呂上り…どうしよう、いつもより色っぽい…)」 キョン「……」 ハルヒ「……」 キョン「…よし、寝るか」 ハルヒ「そ、そうね」 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:01:56.89 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「ちょっとキョン……あんたどこで寝ようとしてんの?」 キョン「え? いや…見ての通りソファだが」 ハルヒ「体壊すわよ、座って寝るなんて」 キョン「じゃあどこで寝りゃいいんだよ」 ハルヒ「そ、それは……もちろ……こ、こっ……」 キョン「は?」 ハルヒ「(言うのよ! 言いなさいアタシの喉! ここが最後のチャンス! カモン! チャンスカモン!)」 言うのか言わんのか>>65 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:03:11.38 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「(くそったれボケが! 安価ミスりやがってちくしょう! >>72よ>>72 )」 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:05:27.73 ID:fzGC2gF30 いう 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:08:58.50 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「こっちきて寝なさい! 寒いんだから!」 ハルヒ「he,hennnakotoshitarakorosukarane」 キョン「落ち着けハルヒなにいってるかわからん」 ハルヒ「he,hey wanna cut sit down chorus cirl nale」 キョン「あ? え、ハ、ハルヒさん?」 ハルヒ「なんでもない! とっとと寝る! ほら! 寝ろ!」 キョン「痛い痛い痛い! 耳ひっぱんな!」 ハルヒ「このバカキョン! バカキョン!」 キョン「ちくしょう俺が背中向けてんのをいいことに……」 ハルヒ「当たり前でしょ!? こっち向いたら首ねじ切るわよ!」 キョン「…は、はい……」 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:13:09.03 ID:bTH+0U8O0 キョン「……」 ハルヒ「……」 キョン「(ね、寝てくれたか…?)」 ハルヒ「………キョン?」 キョン「(うおっ!?)」 ハルヒ「……寝てる?」 キョン「(落ち着け、落ち着くんだ俺! 最適な返答を見つけろ! 俺!)」 ハルヒ「……寝てるよね?」 キョン「(何のことはない、ただ一言寝ぼけたカンジでこう……ありゃ?)」 ハルヒ「…寝てるわ、うん間違いないもの。おきてたら極刑だわ」 キョン「(…しまった。タイミング逃した)」 ハルヒ「……」 キョン「(うおっ!?)」 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:17:32.61 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「(だ、大丈夫よね……)」 キョン「(ハ、ハルヒ……なんで背中にくっついて…!?)」 ハルヒ「……暖かい……」 キョン「(し、しかも腕回して……ハルヒ、胸とかあたってんだけど…)」 ハルヒ「……」 キョン「(こ、こいつ何考えてんだ、さっきあれほど俺のこと…)」 ハルヒ「……キョン……」 キョン「(はい!?)」 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:23:35.11 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「(ヤバ……このまま寝ちゃうかも……気づかれたら流石に…恥ず……か…し…)」 キョン「……(は、ハルヒー?)」 ハルヒ「(……まぁいっか……キョンより…早起き…すれば…)」 ハルヒ「(……)」 キョン「(ね、寝やがった…か?)」 キョン「(ったく…心臓に悪いぞこいつ……)」 キョン「(後ろ向いたら……怒るだろうな、おきるだろうし)」 キョン「(あぁぁ、ちくしょう、こいつ俺を木かなんかと勘違いしてねぇか?)」 キョン「(俺だって人並みに…あれだし……それにハルヒは普通の女子と比べても……)」 キョン「あぁー、もう、早く朝に……い、いやそれも勿体無いか……? いやしかし…」 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:26:21.41 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「ぬぁーにが勿体無いですって…?」 キョン「え!? は、ハルヒ!? おきたのか?」 ハルヒ「カッコ付け忘れてんじゃないわよこのバカキョン!!」 キョン「痛い! いやちょっ待てヤバイってこれイタタタタタタタタタ!!!」 ハルヒ「死ね! もう死ね! ああぁぁぁぁぁ恥ずかしい!!! 」 キョン「ヤバイヤバイヤバもげるって耳もげイタタタタタタタ!!!」 ハルヒ「あぁー−−−−もう!!!!」 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:31:41.40 ID:bTH+0U8O0 翌朝 ハルヒ「……いい?」 キョン「…はい」 ハルヒ「昨日のアレはなかったから。夢よ夢。わかる?」 キョン「はい。はい」 ハルヒ「3秒よ。3秒のうちに忘れなかった場合はアンタの鼻をコンロのつまみの要領でねじりとるから。わかった?」 キョン「御意」 ハルヒ「ハイ! スタート!」 キョン「……」 ハルヒ「……1……2……」 キョン「………なぁ、ハル」 ハルヒ「ガァァッデーーーム!!!」 キョン「い、いやそうじゃなくてハルタタタタタタタ!!! 痛い! 鼻! 鼻ヤバイって鼻!」 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:34:33.62 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「……」 キョン「……」 ハルヒ「…何か休んだ気しないわ」 キョン「俺もd ハルヒ「うっさい」 ハルヒ「さあ、とっととこんなホテルからはおさらばよ!次行きましょ!」 キョン「どうするんだ? 五稜郭でも見るのか、別の旅行地行くのか?」 ハルヒ「それを>>99が決めてくれるのよ」 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:35:53.76 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「まただわ……」 キョン「何が?」 ハルヒ「なんでもないわオモシロお鼻のピエロさん。>>104にしましょ」 104 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/19(木) 14:37:27.26 ID:IZozcbZS0 臼杵市に来いよ 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:38:45.13 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「臼杵市……?」 キョン「どこだそれ」 ハルヒ「……大分ね」 キョン「ふざけんな!」 110 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:43:40.44 ID:bTH+0U8O0 キョン「私キョンはSOS団では雑用に過ぎぬ下っ端であり、団長に対して『ふざけんな』などという口を利く権利は水素原子一粒分たりとも持ち合わせておりません」 ハルヒ「わかればいいのよ」 キョン「はい、わかりました。ですからこれ以上鼻をねじるのはやめていただきたく存じます」 ハルヒ「ごめんなさいは?」 キョン「ごめんなさい」 ハルヒ「よし。さあ、もうすぐ大分空港が見えるわよ」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:47:00.45 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「さあ、ついたわ! どこ回ろうかしら!」 キョン「達磨はなしだぞ、どうでしょうネタはついてこれん人が多そうだ」 ハルヒ「わかってるわよ、それよりアタシは行きたいとこがあんの!」 キョン「どこだ?」 ハルヒ「野上記念館よ!」 キョン「はあ?」 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:51:07.55 ID:bTH+0U8O0 野上弥生子でウィキペディア先生に聞いてみよう ハルヒ「アタシあの人の本好きなのよ。ぜひ行ってみたいわ」 キョン「そうだったな、お前は秀才だったよな」 ハルヒ「キョンも本を読まなきゃダメよ」 キョン「はいはい」 キョン「……正直よくわからんかったな(長門でもつれてくりゃ喜んだかもしれん)」 ハルヒ「そうかしら? 結構おもしろかったけど」 キョン「の割にはテンション低かったな」 ハルヒ「キョン、あんた美術館の中にいって叫んだりはしゃいだりする?」 キョン「あ、いや、……それはそうだな」 ハルヒ「ほらね、わかった?」 キョン「そうだな、すまなかった」 121 名前:ハルヒ「>>112が面白いこと言ったわ…」[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:54:25.88 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「さあ、一日は始まったばかりよ! どんどん行きましょ!」 キョン「え? いや、移動に結構かか……」 ハルヒ「キョン、そう何度もホテルシーンは書けないのが>>1のゴミたる所以なの」 キョン「…よくわからんがわかったことにしとこう。確かに疲れてないしな」 ハルヒ「疲れられたら困るらしいわ」 キョン「そうなのか、まあいい」 ハルヒ「さあ! 次は>>121に乗って>>127行くわよ!」 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:56:39.45 ID:Zp4BbIY20 草津 124 名前:>>120初めてですよ[] 投稿日:2009/02/19(木) 14:55:38.50 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「>>130に乗る!」 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/19(木) 14:57:21.97 ID:wMKscVkJP 紙飛行機 139 名前:>>135恥ずかしい・・・すみません[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:01:58.33 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「紙飛行機か…案外いけるのかしら?」 キョン「ハルヒ、新幹線に乗ろう!」 ハルヒ「え!? だ、ダメよ安価あたっちゃったし…」 キョン「わけのわからんこといってないで早く撤回してくれ!!」 長門「人二人乗せて草津までいけそうな巨大紙飛行機…臼杵市上空に発生…ユニーク」 朝比奈「ど、どうしたんですかいきなり?」 長門「なんでもない。排除、改変に問題はない。あとは彼の説得次第」 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:04:27.86 ID:bTH+0U8O0 キョンを助けるか、ハルヒの願いをかなえるか、 >>144 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:05:23.46 ID:fzGC2gF30 ksk 150 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:08:27.74 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「紙飛行機をどうにかして加速させるのね! 任せて!」 キョン「ハルヒ!? え、お前何言って……」 長門「臼杵市に全長2kmの紙飛行機着陸…マクロス」 朝比奈「ひっ…ま、また何かあったんですかぁ?」 長門「問題ない。飛ばすなら飛ばすでどうにかする。ユニーク」 朝比奈「飛ば…!?」 長門「大丈夫。彼のアドリブテクニックと涼宮ハルヒの単純さなら」 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:12:48.30 ID:bTH+0U8O0 キョン「なるほど、これは新型旅客機の試験機だな」 ハルヒ「そうなの?」 キョン「そうらしい」 ハルヒ「そっか」 長門「涼宮ハルヒの単純さはやはり並大抵ではない」 朝比奈「ご、ご都合展開?」 長門「気づかれない程度にサイズを縮めつつ飛行させる。大西飛行場跡に着陸させるから、それまで空の旅を楽しんで。目撃情報などはこちらで操作しておく」 キョン「サンキュー長門。恩に着る」 ハルヒ「キョン? 誰と話してるの?」 キョン「いやぁ、なんでもない」 155 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:14:21.65 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「しかしすごいわね、乗ったらひとりでに加速してとんじゃったもの」 キョン「田んぼばっかで周りに家がなくてよかったな」 ハルヒ「本当だわ」 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:20:34.13 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「さあ! ついたわよ草津温泉! 満喫するわよキョン!」 キョン「そうだな、ようやくまともな旅行になりそうだ」 ハルヒ「旅館もたくさんだし、道も石造りなのね。雰囲気あるじゃない」 ハルヒ「あ、キョン見て、道端なのに温泉」 キョン「あー、あれじゃないか? 飲んだらおなかにいいです、とかいう」 ハルヒ「本当!? ならほら、飲みなさい!」 キョン「え!? い、いやハルヒ! 注意書き読めって、もしかしたら手洗う方かも知れ・・・エホァ!!」 ハルヒ「うっわ臭い…やばいこれ、硫黄すっごいわ…」 キョン「ゲェッホッ!! エホッエホッ…オォォエエエ!!」 ハルヒ「どうー? 味はー?」 キョン「こ……これ…ハルヒ、これ多分……飲む用じゃな…オォェェェ!」 ハルヒ「あー。本当だ書いてあったわ。これ手を洗う所だって」 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:21:49.06 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「いいじゃない、このアタシの手酌で飲ませてもらったんだから、感謝しなさい」 キョン「うっ……ハ、ハルヒ貴様……」 ハルヒ「うっわ口臭っ。近寄らないでくれる?」 キョン「ひどい!」 167 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:26:14.90 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「さあ、ここでもお目当ての温泉は決めてあるんだから」 キョン「…泊まるんじゃないのか」 ハルヒ「まだ昼前だもの、今から宿はいる必要ないわ」 キョン「…」 ハルヒ「それでね、草津ナウリゾートホテルってとこにね」 キョン「ふむ」 ハルヒ「貸切露天風呂があるらしいのよ、入らない?」 キョン「なるほど。よし、OKだ」 ハルヒ「よし!」 キョン「は?」 ハルヒ「ううん、なんでもないわ(こうなったら公式ページの貸切露天風呂の画像みたいに…)」 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:29:29.96 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「すみませーん、日帰り入浴で貸切露天風呂とれますか?」 >>157「はい、大丈夫ですよ。種類はどちらになさいますか?」 ハルヒ「えーと…じゃあ、檜の四角い浴槽の部屋で」 >>127「かしこまりました」 ハルヒ「キョン! 部屋決まったから行くわよ!」 キョン「はいよー」 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:32:52.00 ID:bTH+0U8O0 キョン「ほおー、いい部屋じゃないか」 ハルヒ「45分しかないけどね」 キョン「でもそれでバスタオルついて2人で5500円弱か、いいじゃないか」 ハルヒ「でしょ?」 キョン「…ちょっとまて」 ハルヒ「何?」 キョン「45分?」 ハルヒ「そうよ」 キョン「2人ともゆっくりする時間はないじゃねえか」 ハルヒ「あぁ、そんなこと? それだったらもちろ……あ…」 175 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:35:13.35 ID:bTH+0U8O0 キョン「何だ……? 何故つまる?」 ハルヒ「う、ううん何でも……い、いえ何でもって言うか…」 キョン「ちょっとまて、まさか2人一緒」 ハルヒ「わわわわわけないでしょバカキョン! バン! B!」 キョン「痛い! 痛いイタタタ! まつげむしるな!」 ハルヒ「もぉー!!」 180 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:39:45.62 ID:bTH+0U8O0 7分後 キョン「……」 ハルヒ「……」 キョン「それじゃ、どうぞ団長さん、俺は別浸からなくてもいいから」 ハルヒ「……だめよ」 キョン「は?」 ハルヒ「(言いなさい! 言え! 私! 今度は安価じゃなくて自分の力で!)」 181 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:41:00.42 ID:bTH+0U8O0 キョン「……ど、どうしたハル…」 ハルヒ「だめよ、やっぱり。アタシだけってのはダメ」 キョン「はぁ? じ、じゃあどうすんだよ」 ハルヒ「……あぁー、もう! じれったいわね! どうせこの部屋一部屋しかなくて着替えとか丸見えなんだから、一緒じゃない!」 キョン「え!? い、いやちょっと待て、もしかしてお前それは」 ハルヒ「一緒に入んなさい!!」 キョン「な、あ、え!? い、いやハルヒ、流石にそれは」 ハルヒ「団! 長! 命! 令!!」 キョン「……は、はい…」 186 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:43:55.44 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「ゆ、湯加減は?」 キョン「あ、あぁー、うん、いい感じじゃないか?」 ハルヒ「…そ、そう。じじじゃあ、着替えるから」 キョン「お、おう」 ハルヒ「ぜ、ぜぜぜぜ絶対こっち向かないでよ!!」 キョン「わかってるって!!」 本当にこっち向くの我慢できるかな? >>186 189 名前:狙ってないよ! 狙ってないんだよ![] 投稿日:2009/02/19(木) 15:45:53.37 ID:bTH+0U8O0 >>194の声を聞けキョン キョン「え?」 195 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:46:39.68 ID:KwjDn7bMO ムリダナ(・×・) 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:49:43.46 ID:bTH+0U8O0 キョン「何だ今の。後ろを振り向けない代わりにとても面白い長門の映像が頭に浮かんだが」 ハルヒ「キョン! 入るわよ?」 キョン「あ? え? お、おうわかった」 キョン「うわぁ……」 ハルヒ「な、何よ、アタシ何かついてる?」 キョン「い、いやそういうわけじゃ」 ハルヒ「ならまじまじと見てるんじゃないわよ!」 キョン「は、はははハイ!」 206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:52:59.81 ID:bTH+0U8O0 キョン「(やばい……エロすぎる……バスタオル一枚ってだけで反則的に可愛いのに、湯船に入ってるから体に張り付いて…)」 キョン「(しかも髪下ろしてる姿ってのがまた…もはや暴力的に可愛いぞ…)」 ハルヒ「キョーンー?」 キョン「え!? はい! な、え、何? また俺心の声漏れてた?」 ハルヒ「なるほどそんなこと考えてたわけね」 キョン「あっしま……」 ハルヒ「このバカキョン!! バカキョン! バョン!!」 キョン「落ち着けハルヒもはや発音がわかイタタタタタタ!!」 211 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 15:58:34.61 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「アッシマー……? 篤島……?」 キョン「うおおお…俺の…まぶたが……ビローンて、ビローングて…」 ハルヒ「(キョンってやっぱり男の人…なんだよね……やっぱりその……匂いが…たくましいっていうか…)」 キョン「(何でこう、女子の髪の匂いってどいつも魅力的なんだ……)」 キョン「(カッコは……ついてるな、よし)」 キョン「(やばい…流石に理性がふっとびそうだ)」 キョン「(おまけにコイツも俺も息が荒くなってるし)」 キョン「(早くどうにかしたいが・・・いやでもやっぱり勿体無い気が・・・)」 213 名前:>>209個室の貸切風呂だしいいんじゃない?[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:01:38.41 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「……っ…」 キョン「うおああ!! ハルヒ!? すまん、すまん! カッコつけ忘れ…いや、『どうにかしたい』ってのはそういう意味じゃなくてこの状況を……え?」 ハルヒ「……………」 キョン「ハ、ハルヒ? 何故俺の背中によっかか……ハルヒ?」 ハルヒ「……」 キョン「ハル…ってお前!! のぼせてんじゃねえか! ハルヒ! おい! しっかりしろハルヒ!!」 216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:05:19.05 ID:bTH+0U8O0 キョン「ど、どうにか(浴槽の横に)寝かせたが…」 キョン「(どうすりゃいいんだ…?普通は着替えさせて寝かせるが…)」 キョン「き、着替えさせる…??」 キョン「(無理に決まってんだろうがあああああ!!!)」 どうすんのよキョン、どうすんのよ>>217 217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:05:32.79 ID:0LvlsNBQO キョン「クッ…鎮まれ、俺の息子…!!」 222 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:06:37.50 ID:bTH+0U8O0 >>217 キョン「そうだ、それも大事だが……早くしないとハルヒが危ない! どうする!」 >>221 225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:09:14.80 ID:bTH+0U8O0 俺のダメさ加減に涙しろお前ら >>230 230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/19(木) 16:10:50.52 ID:IZozcbZS0 着替えさせる序に下着盗む序に色々触る 237 名前:『序に』の読み方よくわからんからとにかく着替えさすわ[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:15:18.99 ID:bTH+0U8O0 キョン「(いや! こうなったらおきてからぶたれてもいい! ここはハルヒの体の方が大切だ!まじめな意味で!)」 キョン「(よ、よし……)」 ハルヒ「で、体を拭いて?」 キョン「はい」 ハルヒ「アタシのあんなトコとかこんなトコとか堪能して?」 キョン「え? い、いや」 ハルヒ「して?」 キョン「…はい」 ハルヒ「アタシの体まじまじと見つつ着替えさせて?」 キョン「今に至るわけです」 ハルヒ「そう…わかったわキョン、ちょっと顔をお貸し」 キョン「はい」 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:16:59.85 ID:bTH+0U8O0 キョン「うおおおおお……顔にもみじが……」 ハルヒ「このドスケベバカキョン!! 最低ね! 見損なったわ!!」 キョン「い、いやハルヒ……」 ハルヒ「うるさい!!!」 キョン「……」 241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:21:14.95 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「アタシが今どれだけ恥ずかしいかわかる!? 同級生の男に体中触られて見られたのよ!?」 キョン「……」 ハルヒ「そりゃアタシの体をまじめな意味で心配してくれたからだろうけどねっ、それこそ死にたいぐらい恥ずかしいわよ!! わかってんの!!?」 キョン「……」 ハルヒ「何とか言いなさいよ! …もう……あ、アタシ……は…」 ハルヒ「(違う、違うの……こんなこと言いたいんじゃないの……違うのよ…)」 キョン「(…泣くほど恥ずかしかったのか……いや、当然だよな……)」 244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:23:03.87 ID:bTH+0U8O0 >>240「あの…お連れ様大丈夫でしょうか?」 キョン「ん? あ、ああ、心配要らないですよ、大丈夫です」 >>240「それならいいんですが…」 キョン「ご心配かけてすみません。いいお湯でした、またきます」 >>240「はい、どうぞお越しください」 244 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:23:03.87 ID:bTH+0U8O0 >>240「あの…お連れ様大丈夫でしょうか?」 キョン「ん? あ、ああ、心配要らないですよ、大丈夫です」 >>240「それならいいんですが…」 キョン「ご心配かけてすみません。いいお湯でした、またきます」 >>240「はい、どうぞお越しください」 246 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:25:46.41 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「……」 キョン「……」 キョン「(気まずいな……なんていえばいいんだこういう時って…)」 長門「涼宮ハルヒは根からあなたを恨んでるわけではない。でもきっかけを与えられるのはあなただけ」 古泉「え、どうしましたか?」 長門「がんばって。あなたから声をかけるしかない」 古泉「あ、あの長門さ」 長門「しゃきーん」 古泉「えぇ?」 250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:29:04.37 ID:bTH+0U8O0 キョン「(……このままブラブラと草津の町をうろつくわけにも行かん。やっぱり何と言われようと、俺から何か言うしかない)」 キョン「…な、なぁ、ハルヒ」 ハルヒ「……」 キョン「謝って済む事じゃないし、許してもらおうとも思ってないんだが、さっきは……」 ハルヒ「いいの」 キョン「俺が……え?」 ハルヒ「そういうことじゃないの、キョン」 キョン「え、い、いや、怒ってるんだろ?」 ハルヒ「……そうじゃないのよ、キョン、違うの」 キョン「え、ど、どういうことだ?」 253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:32:08.84 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「さっきは……ごめんね」 キョン「え?」 ハルヒ「アタシを気遣って助けてくれたのに、あたしあんな言い方しか出来なくて」 キョン「いや、仕方ないだろ、むしろ怒って当然だ、女の子なんだし…」 ハルヒ「違うの、アタシがそういう言い方しか出来なかっただけ」 キョン「……」 ハルヒ「そりゃ、恥ずかしくなかったわけじゃないけど…でも、でも」 ハルヒ「目が覚めたときにキョンが心配してくれてるのが見えて、本当にうれしくて」 259 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:36:01.82 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「素直じゃないっていうか……ひねくれてるのは自分でもわかってるのよ、でも…結局今回も同じことしちゃった」 キョン「今回もって……」 ハルヒ「いつもそんな感じでみんなに、特にキョンには迷惑かけてるんじゃないかって…」 キョン「…そんなこと…」 ハルヒ「独りよがりなのもわかってるし、自分勝手な都合なのもわかってるけど、この旅行で、せめてこのことについて謝れる位には、キョンと話せたらいいなって思って…あ、ううん、もちろんどうでしょうの影響もあったけどね?」 262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:41:28.92 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「そう思って旅行に来たけど…函館といい、今日といい、やっぱりダメだったわ、結局キョンに迷惑かけちゃった」 ハルヒ「でも、でもね」 ハルヒ「これだけ迷惑かけといてって思うだろうし、アタシの独りよがりだって思うだろうけど、あの……」 キョン「…」 ハルヒ「いつも、さっきのことも、ごめんねキョン。本当にごめんなさい」 ハルヒ「いつもありがとうキョン。本当にありがとう」 265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:43:57.89 ID:bTH+0U8O0 キョン「……」 ハルヒ「……ご、ごめん、さっきあんなに迷惑かけたのに、あたしだけ自分勝手に何でも話し…」 キョン「……ハルヒ、」 ハルヒ「…?」 キョンはどうする>>265 272 名前:もうね、自分救いようがないな思うねん[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:45:19.19 ID:bTH+0U8O0 >>269 274 名前:ごめんなさいごめんなさいわざとじゃないです[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:46:43.30 ID:bTH+0U8O0 >>285 282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:49:01.08 ID:bTH+0U8O0 もうのびないし安価なしで進めますか 安価なら下 283 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:49:12.70 ID:aisQJpKkO キス 290 名前:何も言わず抱きしめる把握[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:52:41.79 ID:bTH+0U8O0 キョン「ハルヒ」 ハルヒ「え?…き、キョン…え?ちょっと…」 ハルヒ「(き、キョンが、あ、あ、アタシを、抱、抱き、抱きしめ…)」 キョン「(………どうしよう、もう後には引けんな…)」 ハルヒ「き、キョ、キョン……こ、これ…」 キョン「ハルヒ、」 293 名前:把握ミスッたぁぁぁぁ!! 持ってけるか?[] 投稿日:2009/02/19(木) 16:55:03.90 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「え、キ、ななな、何?」 キョン「好きだ」 ハルヒ「………え」 キョン「俺は、お前の事が、好きだ、ハルヒ」 ハルヒ「キョ、キョン、そ、それってしょうゆ……じゃないどういう意味…」 キョン「これ以上簡単にはいえん」 302 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:03:21.71 ID:bTH+0U8O0 キョン「俺はもっとお前と一緒にいたい、いろんなとこへいって、お前が喜んだり騒いだりするのを見ていたい」 キョン「もし、お前が、もし、さっきのことを許してくれるなら、」 キョン「俺は一緒に旅を…」 ハルヒ「……」 キョン「…ハルヒ?」 ハルヒ「……アタシも」 キョン「…え?」 ハルヒ「アタシも、キョンがすき」 キョン「…」 ハルヒ「ありがとう…キョン…」 303 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:05:29.67 ID:bTH+0U8O0 翌朝 キョン「結局草津で一泊しちまったな」 ハルヒ「そうね」 キョン「一晩の内に何があったかとかは」 ハルヒ「誰に言う必要があんのよ!!」 キョン「痛い!!」 長門「…この>>1はエロ描写できないと判断」 古泉「つまらないですね」 306 名前:スナイポしませんようにスナイポしませんように[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:07:43.38 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「さあ、スイーツな展開はそろそろ終わりよ!! 元の流れに戻すわよ!」 キョン「さて、次はどこへ行くんだ?」 ハルヒ「>>311よ!」 311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:08:25.39 ID:ZHTSxDD/0 宮崎 315 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:09:50.96 ID:bTH+0U8O0 キョン「また九州か…」 ハルヒ「どうでしょうでいう博多ね。縁がありすぎだわ」 キョン「よし、いくか」 319 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:12:25.14 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「宮崎市って何があるのかしら?」 キョン「え、そりゃお前、ハゲが宣伝してるように、牛とかじゃないか?」 ハルヒ「あれは宮崎県の、名物でしょ? 宮崎市にあるとは限らないじゃない」 キョン「ああそうか」 ハルヒ「さあついたわ、宮崎駅ね」 キョン「何をしようか」 325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:16:45.35 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「やっぱり宮崎神宮あたりが妥当みたいね。近いし」 キョン「じゃあまずはそこ行くか」 ハルヒ「そうね」 ハルヒ「まあ、実際きたらきたで盛り上げようがないんだけど」 キョン「臼杵でもそうだったじゃないか」 ハルヒ「あれはアタシが好きだからよかったのよ!」 キョン「まあ、いいんじゃないか? 普通にキレイで立派だし」 ハルヒ「……そうなんですか、わかりました、ありがとうございました」 >>311「いいよいいよー、楽しんでいきなねー」 キョン「(通行人と話してたー俺無視かー)」 327 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:19:08.49 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「キョン、キョン、はにわよはにわ」 キョン「はぁ?」 ハルヒ「この近くに平和台公園ってのがあるんだって、いきましょ!」 キョン「え? いやちょっと埴輪の説明は!?」 キョン「なるほどな、平和の塔があったな」 ハルヒ「でっかいわねー、近くから見上げるとフラフラするわ」 キョン「まぁ、埴輪は思ったより地味だったけどな」 ハルヒ「そうね、数はあったけど」 328 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:21:27.97 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「この埴輪園の埴輪、一個ぐらい持ち帰っちゃダメかしら」 キョン「SOS団部室にか? 確かに似合いそうだが、勝手にもってっちゃダメだろ」 ハルヒ「そりゃそうよね。…あ、見てお土産やさん!」 キョン「おお」 ハルヒ「きっとレプリカが売ってるわ!ほら、早く買って来て!」 キョン「え、おれ!?」 ハルヒ「早く!!」 キョン「はい!」 330 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:23:00.22 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「うーん、埴輪も買ったし、宮崎よかったわ。流石に物食べる時間は無かったけど」 キョン「そうですかそうですかっと」 ハルヒ「さあ、次行きましょ!」 キョン「おう」 ハルヒ「出来ればおいしい食べ物があったほうがいいわね・・・>>333」 333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:23:44.06 ID:9GoTYEgh0 長野県長野市 善光寺に牛に牽かれてこい 337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:26:14.23 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「また県庁所在地ね」 キョン「長野か…善光寺っつったら何かの城下町だったけか」 ハルヒ「多分何かと勘違いしてるわよキョン」 キョン「で? 何に乗っていくんだ?」 ハルヒ「そうね…>>340なんてどうかしら」 340 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:26:31.94 ID:aisQJpKkO 長野県はおやきと七味唐辛子が名物 347 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:28:21.21 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「普通に飛行機と電車でいきましょ」 キョン「そうだな」 350 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:30:03.56 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「ついたわー、長野市!」 キョン「来るまでの景色はきれいだったな、森一色で」 ハルヒ「……え?」 キョン「え?」 353 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:33:26.38 ID:bTH+0U8O0 キョン「で、どうするんだ?」 ハルヒ「そーうねー、とりあえず観光センt」 >>333「長野市カップル専門観光案内でございますこんにちは」 ハルョン「うわっ!!?」 >>333「長野市を訪れたカップルに片っ端から、カップルにうってつけの観光地を紹介させていただいております」 キョン「ほ、本当ですか…?」 ハルヒ「キョン…何か…失礼かもしれないけどなんかこの人怪し」 >>333「はい一組ご案内!!!」 ハルョン「え!!??」 354 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:35:08.38 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「なし崩し的につれてこられたわね…」 キョン「まあ変な人じゃなかったからよかったけど」 ハルヒ「さて、お戒壇巡りとか言ってたわね、一体何なのかしら」 キョン「とりあえず行ってみるか」 ハルヒ「そうね」 358 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:37:15.79 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「……」 キョン「……ハルヒ」 ハルヒ「わっ!…………な、何よ?」 キョン「怖いんなら怖いで、引き返せば…」 ハルヒ「何言ってんの! 絶対にイヤよ悔しいもの!」 キョン「そ、そうk……」 ハルヒ「いやぁぁぁ!!」 キョン「うおわぁ!!?」 360 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:40:13.95 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「な、何かお、音、音が、し、し、キョ、キョン、キョン〜〜……」 キョン「落ち着けハルヒ! 床がきしんだだけだ!」 ハルヒ「ほ、本当?」 キョン「そうだって、だから安心しろ! な?」 ハルヒ「…………っ……」 キョン「ったく……幽霊はまさにお前の好きな不思議じゃねえか、何で怖がるんだよ」 ハルヒ「幽霊は好きよ、でも怖いのはダメに決まってんじゃない!!」 キョン「矛盾してるよなそれ」 ハルヒ「うっさい!」 362 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:42:32.78 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「………………」 キョン「ハルヒ、」 ハルヒ「……何よ?」 キョン「さっきからくっつきすぎじゃないのか?」 ハルヒ「くっつきすぎじゃない! いい? 団長命令よ! 絶対に離さないでよね!」 キョン「しかしお前…くっつきすぎてさっきからいろんなとこがあたって」 ハルヒ「昨夜散々見たでしょ!!」 キョン「は、はい!」 ハルヒ「もー……ううっ、怖い……」 キョン「…………」 364 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:44:06.69 ID:bTH+0U8O0 キョン「何とか触って出てこれたな」 ハルヒ「ああ……怖かった……」 キョン「おい、ハルヒ、どっかで休……」 ハルヒ「次行く! もういや! 次の町!!」 キョン「え? お、おう」 >>367 乗り物は>>370 367 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/19(木) 17:44:38.66 ID:T5t5Yf2j0 山口の下関 あと朝市行って来い魚美味いぞ 370 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/02/19(木) 17:46:11.57 ID:3MfFrxnR0 おんぶ 373 名前:移動してる間におんぶですねわかります[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:50:10.72 ID:bTH+0U8O0 キョン「山口!? おま……また西かよ」 ハルヒ「うるさい!! アタシは朝市で魚を食べるの!!」 キョン「はいはい…わかったよ」 ハルヒ「…………キョン」 キョン「……何だ?」 ハルヒ「緊張感が抜けて……立てなくなっちゃた」 キョン「……」 ハルヒ「……」 キョン「……ベンチまでだからな」 ハルヒ「……えへへ」 377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:52:30.40 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「さて、深夜バスできたわよ下関…」 キョン「……」 ハルヒ「……」 キョン「……なあ、ハルヒ……やっぱ深夜バスって体イタく」 ハルヒ「うるさい! どうでしょうのみなさんと同じ体験できたんだからいいじゃない!」 キョン「……」 ハルヒ「さあ! 朝市へ行っておいしいもの食べるわよ!」 キョン「ほいほいっと」 379 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:54:47.32 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「さあ! 来たわよ朝市!」 キョン「すごい活気だな。しかし何食べるんだ?」 ハルヒ「そりゃ魚でしょ」 キョン「どの魚?」 ハルヒ「…………」 381 名前:>>370にしたつもりなのに>>340になってた[] 投稿日:2009/02/19(木) 17:58:20.69 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「結局すし屋ね」 キョン「まあ妥当だろ」 >>367「ヘラッシェーー!!」 ハルョン「うお!」 >>367「お客さん何食べるの? 今すいてるけどネタ入ったばかりだから何でもいけるよ!」 ハルヒ「えぇ!? 嘘、どうしようかなぁ……」 キョン「どれがおいしいんですか?」 >>367「そりゃあんたどれもおいしいよ!」 キョン「そ、そうすか」 ハルヒ「……んー、じゃあ、何かお任せで握ってください」 >>367「あいよぉぉぉぉ!!」 キョン「(……唾とんでくるな)」 387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:01:25.27 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「あぁー、美味しかったわね! やっぱり深夜バスできた甲斐はあったわ!」 キョン「あ、おい、ハルヒ。口元にご飯粒ついてるぞ」 ハルヒ「え、うそどこ?」 キョン「あー、動くな動くな」 ハルヒ「……ありがと」 キョン「どういたしまして」 ハルヒ「さあ、そろそろ旅も終盤かしらね」 キョン「もう兵庫に帰るとかどうでもよくなってきてるしな」 ハルヒ「>>387に行きましょう」 キョン「>>341でな」 394 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:03:29.66 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「………………」 キョン「……泣くなよ」 ハルヒ「あんただって安価ミスッたくせに。おかげでヒッチハイクよ?」 キョン「いうな、楽しいさお前と一緒にいるからな」 ハルヒ「…………っ……」 >>400 >>347あたりで 400 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:05:12.90 ID:3MfFrxnR0 愛知県豊橋市 キョンかっけえ 410 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:08:11.68 ID:bTH+0U8O0 『豊橋』 ハルヒ「誰も止まらないわね」 キョン「そりゃここ山口だからな」 ハルヒ「寒いわ」 キョン「……」 ハルヒ「え! ち、ちょっとキョン、こんなとこで抱き……」 キョン「暖かいだろ」 ハルヒ「……うん」 キョン「でもなんかドライバーの視線はきびしくなったな」 ハルヒ「そりゃあね」 412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:13:23.73 ID:bTH+0U8O0 キョン「なんとかついたな」 ハルヒ「最後の街ね」 キョン「何があるんだろうな」 >>400「そんなあなたたちにしょうぶ園」 ハルョン「うおう!?」 キョン「い、一体なんだよあんた」 >>400「とおりすがりの自称観光職員です」 ハルヒ「自称て」 >>400「かっこいいお兄さんにはしょうぶ園までのバスチケットを差し上げます」 キョン「え? いや、ちょっとあなたなんで」 >>400「さようならかっこいいお兄さん!」 414 名前:>>413とても無理ですたぶんこれで終わりです[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:15:43.89 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「行っちゃったわね」 キョン「奇特な人によく会うもんだ今日は」 ハルヒ「どうするの?」 キョン「どうも本物らしいなこのチケット。行って見ようか」 ハルヒ「そうね」 ハルヒ「キレイ……」 キョン「たしかにこりゃすごいな、一面しょうぶばっかりだ」 ハルヒ「…………」 キョン「どうした?」 ハルヒ「ううん、なんか……言葉に出来ないって言うか……」 キョン「………………」 416 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:17:02.95 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「もう終わりね…………」 キョン「終わらせるのか?」 ハルヒ「流石にもう帰らなきゃ、みんなが退屈してるわ」 キョン「そうか、そうだな」 ハルヒ「……」 キョン「……」 418 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:18:57.00 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「…………キョン」 キョン「……何だ?」 ハルヒ「いろいろあったけど…………何だかんだで、すごい楽しかったわ」 キョン「……当たり前だろ、何かまずいことでもあったか?」 ハルヒ「…………ううん、なかったわ、確かに。深夜バスも九州と北海道の反復横とびも、みーんな、キョンとの楽しい思い出になったわ」 キョン「そりゃどうも」 420 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:22:27.48 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「さあ、帰らなきゃ」 キョン「そうだな」 ハルヒ「明日から、また兵庫で不思議探索ね」 キョン「今度はみんなでこれやったらどうだ?」 ハルヒ「旅行?」 キョン「そうさ」 ハルヒ「…………それもいいわね」 キョン「だろ?」 ハルヒ「けど!」 キョン「……」 ハルヒ「やっぱり、もう一度……キョンと2人で行きたいな」 キョン「……そうか」 ハルヒ「そうよ」 421 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:24:29.34 ID:bTH+0U8O0 キョン「ご指名ありがとうだな、ハルヒ」 ハルヒ「……当然よ」 キョン「……そうだな、当然だ」 キョン「あぁー、ついたなぁー、やっと」 ハルヒ「いつもの喫茶店だわ」 キョン「……まあ、これでとうとうこの旅も終わりってわけか」 ハルヒ「そうね……」 キョン「…………」 422 名前:保守してくれたら明日も書けるはず[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:26:39.49 ID:bTH+0U8O0 ハルヒ「……いいえ、まだよ」 キョン「……え?」 ハルヒ「途中まで送っていきなさい、団長命令よ」 キョン「…………はいよ」 424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/19(木) 18:28:51.23 ID:bTH+0U8O0 もう誰もいないからひっそりとおわるわwwwww もしかしたら違うキャラで書くかもしれないし、明日残ってたら書かせてもらうかもしれんです 自己満足のこんな作品に付き合っていただきまして、ありがとうでした。 http://www.youtube.com/watch?v=J3GQ5AMH7CM イメージソング