朝倉「おばあちゃん、大丈夫?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 18:22:45.41 ID:LSx7zwU30 朝倉「最近元気ないみたいだけど…」 ばあちゃん「大丈夫よ…ちょっと腰が痛いだけ」 朝倉「そう…あんまり無理しないでね?」 ばあちゃん「ほっほ…涼子は優しいねぇ…」ナデナデ 朝倉「ふふ…おばあちゃんも優しいわ…」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 18:27:58.48 ID:LSx7zwU30 朝倉「ただいま〜」 ばあちゃん「おや、おかえり」 朝倉「あら?今日は顔色がいいみたいね」 ばあちゃん「ほっほ…老人会でボウリングしてきたよ」 朝倉「あら元気な老人会だこと…腰は大丈夫なの?」 ばあちゃん「ん…ちょっと痛いのぉ…」 朝倉「私が揉んであげる!御飯の支度するから待っててね」 ばあちゃん「ほっほ…ありがとうねぇ…」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 18:33:14.89 ID:LSx7zwU30 朝倉「ここすごい張ってる〜…」グググ ばあちゃん「おぅぅ…」 朝倉「あ…ごめん…痛い?」 ばあちゃん「いやいや…気持ちええよぉ…このまま逝ってしまいそうじゃ…」 朝倉「もう…変な冗談やめてよ…おばあちゃんの馬鹿…」 ばあちゃん「お…ごめんよ…そんな悲しそうな顔しなどくれ…」 朝倉「ふんッ…もうやってあげない!」 ばあちゃん「そうかい…でもありがとねぇ…気持ちよかったよ…」ナデナデ 朝倉「ふふ…じゃああと10分だけやってあげようかな」 ばあちゃん「ほっほ…そうかいそうかい…」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 18:37:42.40 ID:LSx7zwU30 朝倉「おばあちゃん、お天気も良いし、今日は散歩しない?」 ばあちゃん「ほっほ…しようかね…」 朝倉「じゃあ公園行こう?」 ばあちゃん「そうしようねぇ…」 朝倉「じゃあサンドイッチ一緒に作ろ?」 ばあちゃん「ほっほ…ええとも…」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 18:54:51.85 ID:LSx7zwU30 ばあちゃん「ぽかぽかだねぇ…」 朝倉「そうね。気持ちよくて寝てしまいそうだわ…」ゴロン ばあちゃん「私もだよ…」ゴロン 朝倉「ふふ…ほんとに良い天気ー…」 長門「…」 朝倉「あら?」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:00:33.61 ID:LSx7zwU30 朝倉「奇遇ね…何をしているの?」 長門「サンドイッチの匂いがした…」 朝倉「あげないわよ」 長門「…」 ばあちゃん「こら涼子!友達には優しくだよ」 朝倉「じょ…冗談よ!あげるわよ…はいどうぞ」 長門「もぐもぐ…なかなか美味…マヨネーズがもっとかかっていれば更に良い」 朝倉「残念ね…おばあちゃんのために低カロリーにしてあるのよ」 ばあちゃん「涼子は本当に優しい子なんだよ…」 長門「そう…」 朝倉「おばあちゃん。この子に余計なこと言わないでよ…」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:05:45.44 ID:LSx7zwU30 長門「げーっぷ…」 朝倉「私のも食べたわね…」 長門「…知らなかった…」 朝倉「…」 ばあちゃん「すや…すや…」 朝倉「今なら大丈夫そうね…」 長門「…?」 朝倉「えい!」グイ 長門「つねらないで…」 朝倉「じゃあ謝りなさい。私だってお腹空いてたのよ?」 長門「すみません…」 朝倉「まったく…」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:15:20.44 ID:LSx7zwU30 学校 朝倉「ふぁ〜…眠いわ」 キョン「珍しいな。お前が大あくびか」 朝倉「あら、見たの?それを報告するなんて、デリカシーに欠けるわ」 キョン「すまんな。それよりどうしてそんなに眠そうなんだ?」 朝倉「おばあちゃんとずっとゲームしてたのよ。マリオカート」 キョン「そ…そうか…(ますます意外だな。こいつがゲームなんて)」 谷口「おや…朝倉さん僕も話に参k」 キーんコーン冠婚 岡部「席つけ〜」 谷口「…」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:20:59.71 ID:LSx7zwU30 放課後 女子「朝倉〜今日マック行こう!」 朝倉「あ…ごめーん…ちょっと買い物しなくちゃいけないの…」 女子「買い物〜?主婦みたいww」 朝倉「ふふ…そうなのよ」 女子「じゃあまた今度誘うね〜」 朝倉「はい、ありがとう」 長門「…」 朝倉「ぉわっとッ…いつから後ろにいたの…?」 長門「話は聞かせてもらった。私も買い物に付き合う。だから…」 朝倉「しょうがないわね…晩御飯を一緒にでしょ。」 長門「…」コクコク 朝倉「はいはい」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:24:07.67 ID:LSx7zwU30 スーパー 朝倉「あとは玉ネギと豚肉ね」 長門「牛がいい」 朝倉「だめよ。カロリーも値段も高いわ。」 長門「何を作るつもり」 朝倉「カレーよ」 長門「大好物」 朝倉「ならやめようかしら…全部食べられそうで怖いわ」 長門「大丈夫b」 朝倉「あらそう…」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:27:32.82 ID:LSx7zwU30 朝倉「ただいま〜」 長門「…」 朝倉「お邪魔しますでしょ?」 長門「お邪魔します」 朝倉「よしよし」ナデナデ ばあちゃん「おや、お帰り。また遊びに来たのかい有希ちゃん?」 朝倉「御飯がほしいんだって」 長門「ジュルリ…」 朝倉「早く作るわよ…うるさいわね」 長門「何も言っていない」 朝倉「遠まわしに言ってるわ」 長門「そう…」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:31:05.18 ID:LSx7zwU30 朝倉「作ってる間二人でゲームでもしてたら?」 ばあちゃん「ほっほ…じゃあ衝撃兄弟をやろうねぇ」 長門「衝撃キョンだい…?」 朝倉「スマブラよ。準備は長門さんがしてあげてくれる?」 長門「了解した」 ばあちゃん「ほっほ…」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:33:04.49 ID:LSx7zwU30 長門「強い…」 ばあちゃん「ほっほっほ…500時間はやってるからねぇ…」 長門「もっとやる…」 ばあちゃん「ほっほ…じゃあ次はピチューでやってあげましょう」 長門「屈辱…」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:36:07.95 ID:LSx7zwU30 30分後 朝倉「二人とも〜できたわよ〜」 ばあちゃん「おやおや、もう止めにしようかねぇ」 長門「まだやる…」 ばあちゃん「はいよ…」 カチャカチャ 長門「また負けた…」 ばあちゃん「そろそろ行こうか?」 長門「これが最後…」 朝倉「早く来ない子にはあげませんよー?」 ばあちゃん「おやおや…」 長門「仕方ない…」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:38:17.05 ID:LSx7zwU30 長門「もぐもぐ…パクパク…」 朝倉「あなた…もう少し味わいなさいよ」 長門「味わっている。もぐもぐ美味」 朝倉「それはどうも…」 ばあちゃん「ほっほ…」 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:42:57.72 ID:LSx7zwU30 長門「ごちそうさま…では帰る」 朝倉「あら忙しないわね」 ばあちゃん「今日は遅いから泊めてあげたらどうかね?」 長門「お言葉に甘える」 朝倉「何なのよ…」 ばあちゃん「3人でゲームするのは始めてだねぇ…」 朝倉「え…今日もゲームする気なの?」 ばあちゃん「ほっほっほ…」 長門「楽しみ…」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:50:09.73 ID:LSx7zwU30 朝 朝倉「あら…いつの間にか寝てしまったわ」 長門「…ここで…スマッシュ…確率70パーセント…」ブツブツ ばあちゃん「だんだん上手くなってきたねぇ…」 朝倉「ちょっと二人とも!もう朝よ!?寝ないと!」 ばあちゃん「私は昼寝するから大丈夫だよ」 長門「…右に飛んで…このパターンは…」ブツブツ 朝倉「ちょっと長門さん!しっかりしなさい!」ユサユサ 長門「もう無理…zzZ」 ばあちゃん「ふぁ〜…私も寝るよ…zzZ」 朝倉「まったく…ゲームなんて買ってくるんじゃなかったわ」 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:53:30.30 ID:LSx7zwU30 朝倉「じゃあ行ってきます…」 朝倉「もう…あの二人は一緒にゲームさせちゃダメね…」 テクテク 谷口「おはようございます朝倉さん!」 朝倉「あら、おはよう。朝から元気ね」 谷口「ふふん!当然ですよ!(朝倉さんに朝から会えるなんて!)」 33 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 19:56:47.10 ID:LSx7zwU30 谷口「顔色が優れないようですが…」 朝倉「あぁ、これh」 キョン「おう谷口」 谷口「空気嫁」 キョン「?何か言ったか?あ、朝倉もいたのか。おはよう」 朝倉「えぇ。今日は長門さんお休みですって」 キョン「ほう…なんでまた?」 朝倉「遅くまで何かしてたみたいよ」 キョン「何かって?」 朝倉「さぁ」 谷口「…」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 20:06:16.47 ID:LSx7zwU30 朝倉「あぁあぁ…疲れるわ…女子高生って」 キョン「何だよ急に…」 朝倉「どうしてトイレも一人で行けないのかしら?」 キョン「さあな」 朝倉「男子は割りと一人で行くわよね…」 キョン「まあな」 「あの二人って…」ヒソヒソ 「あーやっぱり?私も思ってたー」 ハルヒ「…」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 20:12:01.95 ID:LSx7zwU30 ハルヒ「ねえ朝倉さん」 朝倉「何かしら?」 ハルヒ「あんた好きな人いるの?」 朝倉「ん〜…大事な人ならいるわよ」 ハルヒ「そう…やっぱりそういうこと…噂通りだわ…」ブツブツ 朝倉「どうかしたの?」 ハルヒ「ふん…何でもないわよ」 朝倉「…?」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 20:21:01.01 ID:LSx7zwU30 SOS団部室 ハルヒ「あ〜…いらつくわ…」 みくる「ど…どうしたんでしゅか?」 ハルヒ「キョンに彼女ができたのよ…」 みくる「ふぇ!?ホントでしゅかぁ??」 ハルヒ「朝倉涼子って奴よ…毎日いちゃいちゃしててさ…むかつくわ」 キョン「おう。遅れてすまんな」 ハルヒ「しね…」 キョン「ん?何か言ったか?」 ハルヒ「何でもないわよ…」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 20:23:48.81 ID:LSx7zwU30 みくる「キョン君…彼女がいるってホントでしゅかぁ?」ヒソヒソ キョン「はは…残念ながらいませんよ」 みくる「でも朝倉さんと付き合ってるって噂が…」 キョン「えぇ!?何で俺が朝倉と…?」 みくる「知りませんけど…涼宮さんには誤解を解いたほうが…」ヒソヒソ キョン「むぅ…」 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 20:29:25.00 ID:LSx7zwU30 キョン「あー…何でですか?」 みくる「わ…わからないんでしゅかぁ?」 キョン「えぇ…ま、よくわかりあせんけど何なら朝比奈さんがどうにかしといてください」 ガラら〜 古泉「遅れてすみません…さっそく一局どうですか?」 キョン「おぉ、やっと来たか」 みくる「さ…最低でしゅ…」 48 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 20:47:13.48 ID:LSx7zwU30 ハルヒ「私もう帰る…じゃあね皆」 みくる「あ…さよならでしゅ」 キョン「王手!」 古泉「おやおや…もう手は残ってないみたいですね…」 ハルヒ「…グス…」 タタタ… みくる「ほんとに…最低な人…」 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 20:49:45.86 ID:LSx7zwU30 外 朝倉「ふぅ…今日もどうせ長門さんいるだろうし…またたくさん買ってしまったわ」 ハルヒ「…グス…ヒック…」 朝倉「あれは…涼宮さん…」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 20:51:34.11 ID:LSx7zwU30 朝倉「どうかしたの?」 ハルヒ「うぅ…来ないでよ!」 朝倉「ん〜…どうしたのよ?辛いことは言えば楽になるのよ?」 ハルヒ「あんたの…所為なんだからぁ!グス…」 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 20:57:35.06 ID:LSx7zwU30 ハルヒ「あんた…キョンと付き合ってるんでしょ…?」 朝倉「あら?そんなことないわよ?」 ハルヒ「だって…大事な人がいるって言ったじゃない…」 朝倉「やぁね…キョン君なんか興味ないわよ。それはおばあちゃんのことよ?」 ハルヒ「ほんとに…?」 朝倉「本当よ。そんなに彼が好きなのね」ナデナデ ハルヒ「うぅ…でも…グス…キョンは気付いてくれないの…」 朝倉「そう…鈍そうだものね…ま、なるようになるわよ」ナデナデ ハルヒ「朝倉さ〜ん…」ギュッ 朝倉「ふふ…抱きつかれるなんて生まれて初めてだわ…温かいのね…」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:02:05.21 ID:LSx7zwU30 朝倉「よかったら今夜はうちで御飯たべる?長門さんもいるわよ」 ハルヒ「い…いいの?」 朝倉「もちろんよ。おばあちゃんも私が友達を連れて行けば喜ぶの」 ハルヒ「じゃ…じゃあお邪魔するわ…」 朝倉「ふふ…」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:10:28.47 ID:LSx7zwU30 朝倉「ただいま〜」 ハルヒ「お邪魔します…」 ばあちゃん「お帰り〜」 長門「もぐもぐ」 朝倉「友達連れてきたわ。って長戸さん、私のおやつ食べないでくれる?」 長門「知らなかったげーっぷ…」 朝倉「もう…」 62 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:12:18.18 ID:LSx7zwU30 朝倉「じゃ、作ってるからゲームしてなさい」 ハルヒ「え…?ゲーム?」 長門「それがここの決まり」 朝倉「決まりじゃないけどね」 ばあちゃん「始めようか…ほっほ…」 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:17:07.26 ID:LSx7zwU30 ハルヒ「何よこの二人…強いわ…あ、もう負けちゃった…」 長門「…」ブツブツ ばあちゃん「やるねぇ有希ちゃん…」 カチャkチャ ハルヒ「あたし、料理手伝ってくる!」 ばあちゃん「そうかいそうかい…」カチャかチャ 65 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:20:26.32 ID:LSx7zwU30 ハルヒ「朝倉さん…手伝うわ」 朝倉「あら、もう終わるわよ」 ハルヒ「そ…そう…」 朝倉「ふふ…優しいところもあるのね」 ハルヒ「別に…ゲームがつまんなかっただけよ!」 朝倉「あらそう…。二人ともーできたわよー」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:23:45.22 ID:LSx7zwU30 ハルヒ「いただきます…」 長門「ITもぐもぐ」 朝倉「省略しないの」 長門「ます…もぐもぐバクバク」 ばあちゃん「今日もおいしいねぇ」 ハルヒ「うん、すごくおいしい!」 朝倉「あら、ありがとう」 長門「もぐもぐ」 朝倉「あなたには期待してないわよ」 長門「バクバク…」 68 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:28:53.01 ID:LSx7zwU30 ハルヒ「あ…あの…お邪魔しました。ごちそうさまでした…」 朝倉「はいはい。まあいつでもおいでね」 長門「…」フリフリ 朝倉「さてと…今日はゲーム禁止だからね。早く寝ましょ」 長門・ばあちゃん「え〜…」 70 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:33:13.28 ID:LSx7zwU30 翌日 ハルヒ「ねえキョン…」 キョン「ん?」 ハルヒ「好きな人いるの?」 キョン「さあな」 ハルヒ「もう…答えなさいよ!」 キョン「いないよ。」 ハルヒ「そ…そうなんだ…まあいいけどね…」 岡部「朝倉〜!!病院から電話だ!!」 朝倉・ハルヒ「え…?」 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:39:35.33 ID:LSx7zwU30 岡部「おばあさんが倒れたそうだ…すぐ行ってやれ…」ヒソヒソ 朝倉「は…はい…」ブルブル キョン「ん?珍しいな…あいつが動揺するなんて」 谷口「萌えるな」ニヤニヤ バッチーん!! 谷口「痛ってぇ!!何すんだよ涼宮!!!」 ハルヒ「………(おばあちゃん…)」 ハルヒ「先生!私も行きます」 岡部「お…おう…行ってやれ!」 72 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:43:03.98 ID:LSx7zwU30 病院 朝倉「…おばあちゃん…」 ばあちゃん「…」 医者「大変危険な状態です…」 朝倉「どうにか…ならないんですか…?」 ハルヒ「あたしからも御願いします!!」 医者「そういわれましても…我々は精一杯全力を尽くしますが…覚悟はしておいてください…」 朝倉「そ…そうですか…グス…」 ハルヒ「(朝倉さん…泣いてる…?)」 ハルヒ「(どうか御願いします神様…)」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:49:02.40 ID:LSx7zwU30 朝倉「私ね…」 ハルヒ「?」 朝倉「おばあちゃんの具合…だんだん悪くなってたの知ってたの…」 ハルヒ「そうなんだ…」 朝倉「でも…毎日毎日…長門さんと遊んだり…最近のおばあちゃん幸せそうで…」 ハルヒ「…」 朝倉「私…エグ…グス…ご…ごめんなさいね…?う…うぅ…うぇ〜ん…!!」 ハルヒ「大丈夫よ…きっとおばあちゃん…よくなるよ…だから待とう…」 朝倉「うん…グス…うぅ…」 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:53:26.71 ID:LSx7zwU30 翌朝 医者「手術は終わりました…」 朝倉「そ…それで…おばあちゃんは…?」 医者「なんとか…命の危機は免れました…。しばらくすれば意識も戻るはずです」 朝倉「そ…そうですか!ありがとうございました!」ペコペコ 医者「奇跡ですよ…本当に…」 ハルヒ「すや…すや…」 朝倉「(あなたのおかげかしらね…ふふ…ありがとう…)」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 21:56:33.14 ID:LSx7zwU30 SOS団 ハルヒ「今日は皆でお見舞いに行くわよ!」 みくる「ふぇ?誰のでしゅか??」 ハルヒ「朝倉さんのおばあちゃん!」 みくる「あれ?どこかで聞いたような…?」 キョン「珍しいな。慈善活動とは」 古泉「たまにはいいですね」 ハルヒ「さぁ!さっさと行くわよ!」 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 22:00:13.14 ID:LSx7zwU30 病院 朝倉「よかったわ…意識が戻って…」 ばあちゃん「心配かけてごめんねぇ…」 朝倉「いいのよ…あれ?そういえば長門さんは大丈夫かしら…?」 バタン ハルヒ「朝倉さん!おばあちゃん!お見舞いに来たわ!!」 朝倉「あらあら…嬉しいけれど静かにしてくれるかしら?」 ハルヒ「あ…皆静かにしなさいよ!?」 キョン「お前な」 古泉「んっふっふ…彼女らしい…」 みくる「ふふ…(一人足りないような…)」 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/12(木) 22:02:18.34 ID:LSx7zwU30 そのころ朝倉宅前 長門「何故誰も帰らない…お腹…空いた…な…」 通行人「ん?誰か!!女の子が倒れてる!!救急車!!!」 きゃーいやーわーわー おしまい