キョン「待ってくれ、意味が分からない」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 20:46:02.27 ID:ONKF0nhR0 キョン「なんだって急に転校するなんて事になったんだ?」 長門「涼宮ハルヒがそう望んだから…」 キョン「…」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 20:52:14.69 ID:ONKF0nhR0 キョン「しかし、昨日までは普通にしてたじゃないか?」 長門「昨日の夜、涼宮ハルヒの心境に変化が起こった。その為。」 キョン「…」 長門「私は涼宮ハルヒを監視する為に転校する。この学校にはもう意味はない。」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 20:54:39.11 ID:ONKF0nhR0 キョン「じゃあ、俺も!」 長門「あなたは転校できない。涼宮ハルヒがそれを望んでいない。」 キョン「…なんだって?」 小泉「どうやらそういうことのようです。」 みくる「キョン君…涼宮さんと何かあったんですか?」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 20:59:49.19 ID:ONKF0nhR0 キョン「待ってくれ!それじゃあ俺だけ置いてけぼりだっていうのか?」 小泉「機関の報告では、あなたの存在が涼宮さんのイレギュラー要素から    外された可能性が高いとされています」 キョン「…」 長門「情報統合思念体からもそう伝えられている」 キョン「そんな…嘘ですよね、朝比奈さん?」 みくる「………禁則事項です」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 21:06:56.49 ID:ONKF0nhR0 長門「…もともとあなたは普通の人間の存在。     私たちのような人間以外の能力を持った者と過ごすよりずっと安全な生活が期待できる」 みくる「あの…長門さんの言うとおりです…涼宮さんが望めば存在そのものが無くなってしまう事だってあるんです」 小泉「あなたと会えなくなるのは寂しいですが、また普通の平和な日常に戻れるんです。喜んで下さい」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 21:13:35.16 ID:ONKF0nhR0 キョン「ちょっと待て!もう会えなくなるって何でだ?     学校が替わったって会うことはできるだろう?」 長門「あなたが私たちと行動を共にしていたのは    あなたが涼宮ハルヒの構成した世界においてイレギュラーな存在だった為。    イレギュラー要素がなくなったいま、これ以上あなたと行動を共にするのは無駄。」 キョン「…そんな、冗談じゃない!ここまで一緒に色々やってきてそれはないだろ?」 小泉「仕方のないことです。我々も遊びで涼宮さんの行動に付き合ってるわけではないので。」 キョン「小泉…朝比奈さん!」 みくる「禁則事項です」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 21:17:45.48 ID:ONKF0nhR0 キョン「!待ってくれ!俺はまだ納得していない!」 長門「これ以上話すことはない。」 キョン「長門!朝比奈さん、何か他に方法はないんですか?」 みくる「ごめんなさい…今まで、楽しかったです。」 キョン「朝比奈さん!」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 21:25:24.39 ID:ONKF0nhR0 小泉「数日は今まで道理でしょうが、近い内にまた涼宮さんによって新たな世界に生まれ変わるかも知れません。    その時は、僕たちは最初からなかった存在として構成されるかもしれません。そうなれば…」 キョン「…どうなるっていうんだ?」 小泉「あなたの今までの記憶は白紙に戻されて、普通の高校生として新たな記憶が刷り込まれます」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 21:30:23.00 ID:ONKF0nhR0 キョン「なんだよ…その漫画みたいな御都合主義は…」 小泉「一見ふざけてるようにしか聞こえないかもしれませんが、あなたの存在自体がなくなってしまうかもしれない事態なんです。    たいした事は言えませんが、それなりの覚悟はしておいて下さい。」 キョン「…あれから一週間か…」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 21:37:57.82 ID:ONKF0nhR0 谷口「ういーっす!どうしたんだキョン?ボーっとして?」 キョン「いや…ちょっと考え事をだな…」 谷口「また涼宮のことか?お前もすっかり飼いならされちまって、挙句涼宮は転校、か。哀れな奴め…」 キョン(谷口がまだハルヒの事を覚えてるって事は、まだ長門や朝比奈さんたちが存在する世界ってことか…?) 谷口「それより、明日の約束ちゃんと覚えてるか?」 キョン(ん?明日の約束?)「…すまん、なんだっけか?」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 22:33:07.10 ID:ONKF0nhR0 谷口「おいおいおいー!親友との約束を忘れるなよ!明日はナンパ行く約束だろう?」 キョン「ああ…そうだったな」    (そんな約束したかな?明日は本当ならハルヒたちと不思議探検にいくはずだったが) 谷口「…まあ、明日は遅刻すんなよ?遅刻したら死刑だぞ!」 キョン「!!」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 22:36:57.83 ID:ONKF0nhR0 谷口「のぅわあ!どうしたんだ急に?」 キョン「ああ、いやスマン。なんでもない。」    (いかんいかん、ハルヒが口癖にしてたもんだからつい反応してしまった) 谷口「…そうか、まあ元気だせよ、な?」 キョン「ああ、ありがとう…」 谷口「…」 国木田「…」 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 22:40:26.58 ID:ONKF0nhR0 キョン「スマン、今日は調子が悪いみたいだから先帰るわ。」 谷口「お…おお、じゃあまた明日な。」 キョン「ああ。」 国木田「キョンの様子どうだい?」 谷口「ああ、ダメだね。まさに心ここにあらずって感じだ。してもない約束に反応するくらいだからな。」 国木田「やっぱり彼女の影響かな…?」 谷口「…だろうな。」 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 22:48:42.26 ID:ONKF0nhR0 キョン(一体ハルヒたちはどこで何をしてるのか……考えて見れば高校入学以来    ハルヒに関わりのなかった日が何日あっただろう?あれほど望んでいた平和だって言うのに    まるで楽しくない…そう、まるでこれじゃあハルヒの考えそのものじゃないか) キョン「宇宙人、未来人、超能力者…か」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 22:55:46.05 ID:ONKF0nhR0 キョン「ただいま〜」 妹 「キョンくんおかえり〜」 キョン「おいおい、人の部屋で漫画読むのはいいけど、ちゃんと元に戻せよ」 妹「これ、キョンくんの本?」 キョン「これは…」    (長門が図書館で借りてきた本じゃないか、    長門から借りたまま返すの忘れてか…明日図書館に返しにいくか) ハラリ キョン「ん?しおり?」 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 23:01:22.00 ID:ONKF0nhR0 『○日午後5時 図書館にて待つ』 キョン(これは…前にはこんな物はなかった    いや、前にもあったが内容が違う。それに○日といえば明日じゃないか) キョン「…行かない理由がないだろ、長門」 妹「キョンくん最近独り言多いね」 58 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 23:08:44.87 ID:ONKF0nhR0 プルルルル… 妹「はいもしもしーあ、はーい、ちょっとまってね。キョンくん電話ー」 キョン「こんな時間に?誰だ?もしもし?」 ???「もしもし?キョン…くんですか?」 キョン「はあ、そうですけど…どちら様ですか?」 ???「明日、午後5時に図書館にはいかないでください。」 キョン「!!なぜそのことを……朝比奈さん…ですか?そうですよね?」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 23:16:14.95 ID:ONKF0nhR0 ???「それは…禁則事項です」 キョン「朝比奈さんじゃないですか!」     (その台詞を言えるのは朝比奈さんか      二次元の世界からやってきた不思議ちゃんくらいですよ) みくる「わ…私の事はいいんです、とにかく明日は絶対に図書館にはいかないでください」 キョン「…どうしてですか?図書館に行けば長門や朝比奈さんにあえるんでしょ?」 みくる「これ以上はいえません…でも、お願いだからいかないd…ツーツーツー」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 23:30:39.10 ID:ONKF0nhR0 キョン「どうなってんだ…?」    (しおりでメッセージを伝えるなんて長門にしかできないだろうから    図書館にいるのは間違いなく長門…でも朝比奈さんは行くなと…) キョン(少なくとも長門は俺に用があるんだろうな、でも朝比奈さんの    電話を考えると何かしらよくない事が起こるんだろうな…    考えたくはないが、俺の存在に関わるような…) キョン「どうしたらいいんだか…」 古泉「随分とお悩みのようですね」 キョン「のうわあ!!」 63 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 23:37:45.04 ID:ONKF0nhR0 古泉「どうも、お久しぶりです」 キョン「古泉!人ん家の風呂の窓からいきなり現れるな!     心臓麻痺起こすところだったぞ!」 古泉「これは失礼しました。急な用事だったもので。」 キョン「何故脱ぐ?」 古泉「少し長くなりそうなのでゆっくりお湯に浸かりながら話をしましょう」 キョン「湯船に入ってくるな!気色悪い!」 妹「キョンくん妖精さんとオトモダチになっちゃったのかな?」 67 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 23:46:27.36 ID:ONKF0nhR0 キョン「…古泉、お前なんで現実世界で能力を使えてるんだ?」 古泉「さすがですね、いいところに気がつきましたね。   単刀直入に言うとこの世界は涼宮さんの構成した現実とは違う世界になってしまいました」 キョン「!!…つまり、ここはもう現実ではないと?」 古泉「その通りです。」 キョン「待て待て待て!!じゃあ、何故俺はハルヒやお前たちの事を覚えている?     俺だけじゃない、谷口や国木田、学校中の奴がハルヒやお前たちの事を覚えているぞ?」 古泉「もう何かしらの形で伝わってはいると思いますが…」 69 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/04(水) 23:55:11.05 ID:ONKF0nhR0 古泉「明日の午後5時、図書館に来るように言われてませんか?」 キョン「…ああ、恐らくは長門の仕業だと思う。でも朝比奈さんには行くなといわれた」 古泉「…そうですか」 キョン「古泉、一体どういうことなんだ?しってるなら教えてくれ」 古泉「長門さんも朝比奈みくるも彼女たちなりに    最善だと思う結果の為に最後の接触を試みたのでしょう」 キョン「最後の…接触??」 古泉「この世界は崩壊します」 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 00:03:39.08 ID:dpoToydT0 キョン「な…!」 古泉「今までの新しい世界は一部の改正の他大きな変化は見られませんでした。    しかし、今回は世界そのものが新旧二つに別れてしまうという特殊なケースになってしまいました」 キョン「まさか…明日の午後5時…」 古泉「図書館に行けば恐らく長門さんが待っているでしょう。そして、世界のエンドロールも」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 00:10:47.73 ID:dpoToydT0 キョン「…行かなかった場合は?」 古泉「前にもお伝えしましたが、記憶などは全て塗り替えられるか    存在そのものが消えてしまうか、予測は不可能です。」 キョン「それなら図書館に行ったほうがいいに決まってるじゃないか!朝比奈さんはなんで行くななんて…」 古泉「恐らく、図書館に行った場合、この世界の存在が確実に消えてしまうからでしょう」 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 00:20:05.64 ID:dpoToydT0 キョン「…待ってくれ、理解できない。    図書館に行っても行かなくてもこの世界の崩壊にはかわらないんじゃないのか?」 古泉「朝比奈みくるは涼宮ハルヒの監察の中で唯一結果を知っている人物です。    朝比奈みくるの知っている終焉はあなたが図書館に行って完全に消滅してしまうものなのでしょう」 キョン「…」 古泉「あなたが図書館に行かなかったら完全消滅はしないで済むかもしれない、    きっと朝比奈みくるはそのわずかな希望に賭けたのでしょう」 キョン「…どっちにしても俺はもう助からないんだな…」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 00:27:12.22 ID:dpoToydT0 古泉「残念ながら…あなたが涼宮さんの意識から放り出されてしまった今    運良く存在が消滅しなくても以前の様な世界観には戻れないでしょう。」 キョン「複雑な気分だな…あいつの口癖だったとはいえ、こんな死刑宣告は。」 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 00:38:43.23 ID:dpoToydT0 古泉「あなたがどういう行動に出ても誰も責めはしません。だから、よく考えてみてください」 キョン「よく考える…か」 古泉「そろそろ時間のようです。最後にあなたと裸の付き合いが出来てよかったです」 キョン「おいおい、それじゃあもう俺が消えてなくなるのが決まっているみたいじゃないか?」 古泉「願わくば、そうならないでほしいですね。長門さんも朝比奈みくるも    同じ考えだと思いますよ。涼宮ハルヒの監察と言う責務がなく、    極々普通の高校生としてあなたに出会えていたらってね」 キョン「そう簡単に消滅したくないさ。」 古泉「そうであって下さい…では」 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 00:40:55.94 ID:dpoToydT0 キョン「…行っちまったか…さて、随分長風呂になっちまったな」 妹「…キョンくん…可哀相」 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 00:47:47.90 ID:dpoToydT0 キョン(明日…どうするか、か。生きるか死ぬかの選択なのに妙に    落ち着いてるのは何故だろうか…?    今まで色々と不思議な体験をしてきたが、まさか自分が    不思議の中心に立つ日が来るとはな…) キョン(結局どうするか決められないまま朝になってしまった) 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 00:56:20.29 ID:dpoToydT0 谷口「キョーン!どうしたんだよ、朝からしけた面して?」 キョン「谷口か…いや、どうするか悩んでるんだ。」 谷口「何だ何だ?今日の飯か?それとも女の子にどう声をかけるかか?」 キョン「やれやれ…おまえは相変わらずだな…」 谷口「当たり前よ、くよくよ生きてたって仕方ねえじゃねえか。    毎日面白おかしくそしてスリルに生きる!高校生たるものこうでなくちゃいかん!」 キョン「スリルか…」 谷口「まあ、なんにせよ悩んでるんなら何も考えないで行動してみたらどうだ?」 キョン(流石にそうはいかんだろ) 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 01:04:42.94 ID:dpoToydT0 国木田「珍しいね、キョンが悩み事なんて」 キョン「俺にも悩みの一つや二つあるぞ」 国木田「そりゃそうだね。でも、谷口の言ってる事も一理あるかもよ。     考えるよりまず行動ってね」 谷口「おお、それそれ!俺はそれが言いたかったんだ!」 キョン「…なあ、もし宇宙人、未来人、超能力者…     そんな常識外れな連中が世界はあと数時間で     終わりだっていってきたらお前らはどうする?」 谷口・国木田「………」 105 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 01:12:07.66 ID:dpoToydT0 キョン「…スマン、忘れてk…」 国木田「キョンの思うようにしたらいいと思うよ。」 谷口「…そうだな。お前はお前の考えのままでいいと思うぜ。」 キョン「!!」 国木田「きっと、今の僕たちじゃとても力になれないような事で悩んでるんだろうね。     だからキョンが後悔しないように行動したらいいと思うよ」 谷口「そうだな、何もしないより玉砕覚悟で振られた方がすっきりするしな。」 107 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 01:18:50.81 ID:dpoToydT0 キョン「お前ら…」 谷口「なんだなんだ?そんな顔すんなよ?友達じゃねえか」 国木田「そうそう、悩みが解決したらまたカラオケでも行ってわいわいしようよ」 キョン「ああ…ありがとう。おかげでどうするか踏ん切りがついた」    (世界の運命がかかってるなんて知ったらおどろくだろうな…) 国木田「本当に?」 キョン「ああ、谷口、悪いけど今日の約束はまた今度にしてくれないか?」 谷口「ん??あ、ああ、別にいつでもいいぜ。」 キョン「…じゃあ、いってくるわ。またな。」 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/02/05(木) 01:35:07.29 ID:dpoToydT0 ○日午後5時前 某図書館 長門「………何故あなたたちがここに?」 みくる「えっと…あの、その…」 古泉「彼がどうするか決めた見たいですから、    ここはやっぱり全員で向かえるのが一番かと思いまして」 長門「…好きにするといい」 みくる「あ…あれ!来ましたよ!」 古泉「しかし、今回は随分ヒヤヒヤさせられました。    本当に世界が崩壊するかも知れませんでしたから」 長門「…涼宮ハルヒは世界の崩壊などということには興味がない。    今興味があるのは自分の前に現れる異世界の住人。」                              おわり?