圭一「ペロッ……これは夢精ッ!?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 17:24:10.03 ID:3WIbmzWxO 圭一「Zzz……」 圭一「……うっ!」ドピュッ 圭一「な、何だぁ!?」 下半身に走った突然の衝撃に、圭一は目を覚ました。 時刻は朝方、ヒナミザワではまだ草木が朝露に濡れている頃である。 そんな頃―― 圭一「な、何がどうなった」ゴソゴソ 圭一「あれ?トランクスが湿って…………ペロッ」 圭一「……コイツは夢精ッ!?」 ――彼の若木も濡れていた。 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 17:26:12.22 ID:3WIbmzWxO 『圭一は精通したようです』 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 17:32:37.50 ID:3WIbmzWxO 圭一「おーす、おはよう」 レナ「あ、圭一君おはよう」 魅音「おはよう圭ちゃん」 そんな風に、普段通りの待ち合わせ場所で普段通りに朝の挨拶を交わしながらも、圭一は違和感を感じていた。 なんというのだろうか、こう、ただ二人と挨拶を交わすだけでも、何かが違う。 下半身から、こう―― 圭一「持て余すというか……」 レナ「ん?圭一君、どうしたのかな?かな?」 圭一「いや、なんでもない」 ――力が― 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 17:41:10.22 ID:3WIbmzWxO 魅音「あれぇー、圭ちゃんどうしたの?なんか妙にモジモシしちゃって」 レナ「あははー、圭一君転校してきたばかりの時みたいだよー!」 圭一「そ、そっか……あはは」 言いながらも、圭一はチラチラとしかレナや魅音を見る事が出来ない。 圭一(な、なんだ……いつも見てる顔のはずなのに、何故今日はこうも魅音やレナの笑顔が眩しいんだ) 圭一(そして……) 顔の様にチラ見ではなく、普段とは違いじっとりと見つめてしまう所がある。 それは、体……否、二人の肢体だ! 圭一(なんだ、この込み上げる熱い……熱い、熱い物は) 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 17:48:24.51 ID:3WIbmzWxO そう、圭一は普段と違っていた。 いや、変わってしまったのかもしれい。 朝、味噌汁をついでくれた自分の母親が、妙に艶やかに見えた事からも良く分かる。 圭一(俺は――) そう、圭一は―― 圭一(――今朝、はじめて射精してからなんかおかしい!!?) ――精通したのであった。 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 17:56:43.68 ID:3WIbmzWxO 魅音「圭ちゃん、本当にどうかしたの?」 圭一「う、うわぁぁあああああ!」 突然顔を覗き込んできた魅音に、圭一は蛙の様な声を上げてのけぞった。 丁度、魅音の胸から腰にかけてのラインを眺めていた所だったからである。 魅音「ど、どしたの?おじさんの顔なんか付いてる?」 圭一「な、なんでもない。なんでもない!」 レナ「け、圭一君。具合悪いんなら今日は休んでも」 圭一「だ、大丈夫だって。ほ、ほら遅刻するぜ!」ダッ 魅音「あ、ちょっと圭ちゃん待ってよ!」 レナ「魅ぃちゃん、圭一君、置いてかないで!」 そんな感じで、朝の慌ただしい時間は過ぎていった。 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 18:06:57.99 ID:3WIbmzWxO 学校に付いてから、圭一の疑念は確信に変わっていた。 なぜなら…… 沙都子「圭一さん、どうかいたしまして?」 圭一「いや……」 梨花「みぃ……圭一の様子がおかしいのです」 ……あろう事か、沙都子や梨花に対してまで圭一は似たような状態になっていた。 レナ「朝からずっとこの調子なんだよぅ」 魅音「おじさん、また空気読めない事言ったのかねぇ」 沙都子「ありえますわね」 梨花(本当に変ね……) 知恵「皆さん、授業をはじめますよ。委員長号令!」 魅音「きりーつ!」 圭一(なんなんだろう、感じるのは女の子だけだ。俺は一体皆に何を感じてるんだろう……) 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 18:15:29.00 ID:3WIbmzWxO ――授業中。 知恵「ここが、こうだから」フリフリ 圭一(知恵先生のおしりが、あっちに行ったりこっちに行ったり) 圭一(その度に、俺の中に何かエネルギーが溜まっていく) 知恵「聞いてます、圭一君?」 圭一「もちろん聞いてます」キリッ 知恵「そう?……それで、アーダコーダ」フリフリ 圭一(知恵先生、良く考えたら若いし美人だし。胸もあるし、尻も良い) 圭一(そうか!?分かったぞこの感情は!!) 知恵「じゃ圭一君、これは何ですか?」 圭一「興奮です!」 知恵「……」 圭一「……フヒヒッ」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 18:26:06.49 ID:3WIbmzWxO とりあえず、その場の教室の雰囲気はとても冷たい物になったが、気付けた圭一にとってなんら問題は無かった。 圭一「……フヒッ」 必死で自習をやってるフリをしては、 沙都子「あぁー、本当に教室の中は蒸しますわー」バサバサ 圭一(沙都子のパンチラゲット!) 親切に教えてやってるフリをしては、 魅音「いやぁー、悪いね圭ちゃん。おじさん今年一応受験だしさ」 圭一「良いって良いって、ほらそれよりここ」 魅音「ん?どこ?」 圭一「ほら、前屈みになってよく見て」 魅音「んー?」グイッ 圭一(良い谷間をしている) そんな事ばかりを、授業中くり返していた。 圭一(やべ、ここ楽園だわ) 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 18:34:04.36 ID:3WIbmzWxO ――放課後。 魅音「いよぉーし、今日も部活といきますかぁ!?」 沙都子・梨花・レナ「異議なーし!」 圭一「……」 魅音「あ、あの…圭ちゃんはどうする?」 圭一「ん?あぁやるよ勿論」 魅音「そ、そっか……あ、お、おじさん負けないよ!」 圭一「そうか…」 魅音「う、うん…」 正直、圭一にとって部活などどうでもよくなりつつあった。 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 18:40:07.95 ID:3WIbmzWxO 圭一(別に罰ゲームだって精神的に辛いばっかりで、俺が望む様な事は殆どないし……まぁ、こぼれ弾でオカズは拾わせて貰いますけどね!) 沙都子「魅音さーん、今日の罰ゲームはどうなさいますの?」 魅音「え、そだねぇ……そうだ!今日は勝った人の言うことを一つなんでもきくって事にしよう!!」 魅音(そんで、圭ちゃんに元気になってって言ったら、圭ちゃん元気になるかな?) 圭一「なん……だと?」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 18:44:29.38 ID:3WIbmzWxO 圭一「……魅音、種目は?」 魅音「え?大貧民にしようかな……と、圭ちゃん元気ないし」 圭一「ククッ……」 魅音「!?」ビクッ 梨花(嫌な予感がしますです) ――そして、宴は始まった。 26 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 18:51:43.90 ID:3WIbmzWxO 圭一「8切り、2を4枚で革命!上がりだぁあああああああああああああああ!!」バシッッッ 魅音「あれるぅぇ〜!圭ちゃん何で上がりなのに革命しちゃうの!!?」 圭一「知れた事」 圭一はフッと笑う。 レナ「あ、おかげでレナ上がれるよ」 沙都子「わたくしもですわ」 梨花「僕もあがりますです☆」 魅音「ぎゃぁああああああああああああ!」 圭一「……ニタリ」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 18:57:50.43 ID:3WIbmzWxO 魅音「うぅ……」 圭一「じゃぁ、最初の罰ゲームは魅音だな」 魅音「け、圭ちゃん元気になったみたいだね……なら、おじさんも部長として模範を示さないと」 圭一「ほぅ……ソイツは見上げた心がけだな」 魅音「へっ、おじさんを舐めて貰っちゃぁ……」 圭一「じゃぁ、手始めに服でも脱いで貰おうか」 圭一は何の躊躇もなくそう言ってのけた。 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 19:05:58.21 ID:3WIbmzWxO 魅音「ちょっ!?」 レナ「け、圭一君!?それはいくらなんでも!!」 圭一「あぁ、ゴメンゴメン。流石に無いか」 圭一は笑ってそれを訂正する。 レナ「じょ、冗談だよね。ね、圭一君?」 魅音「お、おじさんちょーっとびびっちゃったよ」 魅音達がホッとしたのも束の間、 圭一「それじゃまるで風情が無いもんな、まずは下着からで」 僅か三秒で元の驚愕の表情に戻した。 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 19:14:16.66 ID:3WIbmzWxO レナ「け、圭一く……」 圭一「……ニタニタ」 レナはあまりの驚愕に、声を詰まらせる。 沙都子・梨花「……」 ちびっこ二人に至っては、終始唖然としっぱなしだ。 かろうじて、当事者の魅音だけが声を捻り出す。 魅音「圭ちゃ、本気で…」 圭一「魅音……部活動規則…第何条か忘れたが、罰ゲームは絶対って無かったか?」 魅音「でも、ここ学校……」 圭一「大丈夫だ魅音、俺は下着『だけ』脱げって言ったんだぜ?」 圭一はニタリと、いやらしい笑みを漏らした。 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 19:27:49.95 ID:3WIbmzWxO 魅音「そ、そんな圭ちゃ私……圭ちゃんに元気になって貰おうと思って」 圭一「ウェッヘッへ、俺は十分元気になってっぜ〜、魅音ンンンッ!」 実際、圭一の若木は若草萌ゆると言わんばかりだ。 涙ぐむ魅音に、圭一は嫌らしく手をワキワキとさせながら近寄っていく。 圭一「まぁ…ブラジャーはトイレでも良いとしても、パンツはこの場で脱いで貰おうかぁー……スカートもあるしなぁ!フヒヒッ!!」ワキワキ 魅音「ひっ……!」 魅音が教室の隅に追い立てられる。 が、あまりの異常事態に誰もそれを止める事が出来ない。 魅音「あ……ふぁ」 魅音(違う!これ違う!!これ圭ちゃんじゃないよ!!!) 圭一「自分で脱げないなら手伝ってやるぞぉ!フヒヒヒッ」 沙都子「へ、変態ですわー!!」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 19:39:15.62 ID:3WIbmzWxO 正気を取り戻したのか、唐突に沙都子がそう叫んだ。 圭一「あ゛?」 沙都子「ひ、ひぃいいいいいいッッ!!」 うめく様な悲鳴を上げて、沙都子は教室の外に走り出す。 やはり部活メンバーの中でも勘が良い方なのか、はやくも今この場にいる人間では圭一を止める事が出来ないと悟ったらしい。 その辺りは流石である。 だが…… 圭一「ほれっ」クイッ 沙都子「あでっ!」ビターン 圭一が手元に持っていたヒモをピンッと引っ張ると、バランスを失った沙都子は顔面から床に突っ伏す。 圭一「おいおい沙都子ぉ、お前仲間見捨てて何処に行く気なんだよ?」 沙都子「ひぃぃ!ヒモが!!ヒモがぁああああああ!!!」 いつの間にか、沙都子の片足には頑丈そうなヒモがくくり付けられていた。 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 19:42:57.66 ID:3WIbmzWxO ゴメン、飯 75 名前:待たせた。再開[] 投稿日:2009/01/10(土) 20:31:17.01 ID:3WIbmzWxO 梨花「!?…こっちにも」 レナ「はぅ、レナもだよぉ」 魅音「お、おじさんにも……」 沙都子「ひぃいいい!!」 流石、トラップ使い沙都子。 一瞬にしてそれの意味する恐ろしさを悟ったのか、それを外そうと躍起になっているが、がっちり結ばれたそれは沙都子の様な幼い力では外す事は叶わないだろう。 沙都子「い、いつの間に……」 圭一「何驚いてるんだ沙都子?トラップは相手に気付かれないのが基本だろぅ?」 そう言って、大げさな仕草で両手を広げる。 圭一「そして最高のタイミングで発動……どうだ沙都子?にーにーは合格点だったか?」ニタリ 沙都子「あ゛、うわぁああああああ!」 梨花「く、狂ってる…」 圭一「狂ってる?違うな、今までが狂っていたのだよ……オスとしてな」 圭一は自ら嘲笑するかの様に笑った。 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 20:43:17.33 ID:3WIbmzWxO 沙都子「う、うわぁああああああああああああん!!」 まるで子供の様に、いや真実子供である沙都子は、その容姿によく似合う泣き声を上げる。 その姿は、圭一の嗜虐心を酷く擽った。 圭一「泣き虫だなぁ、沙都子は。良いよ良いよ、思う存分泣きな」 圭一「今日は……校長も知恵先生も居ないからさぁ」 舌舐めずりせんばかりに、圭一は沙都子ににじり寄っていく。 圭一は別に若ければ若いほど良いという人種ではないが、別に若くたって全然構わない。 圭一「さぁて、沙都子。にーにーとおままごと(性的な)でもしようか」 沙都子「に゛ーに゛ー!に゛ーに゛ー!!」 魅音「ま、待ってよ圭ちゃん!脱ぐから!ちゃんと脱ぐから沙都子に何にもしないで!!」 そんな魅音の悲痛な叫びに、圭一の動きがピタリと止まった。 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 20:55:32.46 ID:3WIbmzWxO 圭一「…はっ!…お、俺は何を……す、すまない魅音……俺どうかしてた」 圭一は突如はっとし、まるで着き物が取れた様な顔でうなだれる。 魅音「け、圭ちゃん正気に……」 圭一「あぁ、すまない。魅音が止めてくれたから俺正気に戻れたよありがとう」 言いながら、圭一心底申し訳なさそうに頭を垂れる。 圭一「ゴメン、本当にごめん。俺、自分の性欲を抑えられなくて…」 レナ「……圭一君」 魅音「圭ちゃん……良いよ、圭ちゃんが正気に戻ってくれたなら」 圭一は涙を流しながら謝罪する。 圭一「ほんと、ゴメン……俺が馬鹿だった」 魅音「うんうん」 圭一「俺……すっかり忘れてた」 魅音「うんうん……え?」 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 20:59:29.38 ID:3WIbmzWxO 圭一「言うこときかせるは、罰ゲームにしてからだよな☆」 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 21:15:44.25 ID:3WIbmzWxO 圭一「オラ、脱げよ魅音」 魅音「え……?」 圭一「お前罰ゲームだろ、俺は一位だぞ。パンツ脱いでくれるんだろ?」 魅音「えっ…えっ……」 圭一「ほら、脱ーげ脱ーげ!」 レナ「ぬーげ……あはは、ごめんね魅ぃちゃん」 梨花「ぬーげ☆」 圭一から逃げられない事を悟ったのか、せめてターゲットが自分にならない様にと周りも圭一に同調しはじめる。 魅音「ちょ、待っ」 沙都子「グスッ……ヌーゲ」 (;魅・3・)「あれれぇ〜?」 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 21:28:25.57 ID:3WIbmzWxO 魅音「分かった。分かったよ……ぬ、脱ぐよ」 頬を涙で濡らしながら、魅音はスカートと手を伸ばす。 魅音「み、みんな酷いよ」 レナ「ごめんね魅ぃちゃん……ほら、部活は弱肉強食だから」 魅音「うぅ…」 レナのその言葉に魅音は逃げられない事を悟ったのか、ゆっくりとスカートをたくしあげていく。 ストッキングなど穿いてないその綺麗な足が、外界に少しずつさらされる。 そのまだ幼さから女らしさえ移りつつある健康的な足は、見ているだけでその硬すぎず柔すぎない弾力を想像するのは容易であろう。 圭一「ゆっくり、ゆっくりだ!絹ずれの音もバッチリ聞かせてくれよ!!フヒヒッ」 魅音「うぅ……圭ちゃん、変態すぎるよ」 魅音は顔を朱に染めた。 121 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 21:42:59.98 ID:3WIbmzWxO シュルリ、という何とも言えない音がして。 魅音「はい……これで良いでしょ///」 魅音の右手には、まだ湯気(正直者にしか見えない)をあげるパンティーが握られていた。 圭一「パ、パンツ!生おパンツじゃッッ!!(ふふ、流石部長。諭吉さん10人に値する良い脱ぎっぷりだったぜ)」 レナ「圭一君が、はんぱでなく怖いかな?かな?」 梨花「やっぱり狂ってる」 沙都子「にーにー……助けて」 圭一としても、母親以外の生パンなど見た事も無かったので、動揺を隠せない。 魅音「け、圭ちゃん?」 圭一「パンツ、パンツぅ!(いかんな、言語機能に異常をきたしている)」 126 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 21:54:46.16 ID:3WIbmzWxO 圭一「おパンツ欲しいのぉ!(ちょっと借りるぞ魅音!)」ガッ 魅音「え、ちょっ……私のパンツ!」 圭一は魅音のパンツを奪取すると、そのままトイレに消え、 『……うっ!』 という声と共に戻ってきた。 圭一「いや、すまんすまんちょっと取り乱した」ニコヤカ 一同「……」 圭一「はいこれパンツ、返すわ魅音」 魅音「……湿ってる」 圭一「何かこれスゲェわ、今なら世界平和について実に的確な意見を述べれそうな気がする!」 魅音「臭い、ネチャネチャしてる」 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 22:08:00.02 ID:3WIbmzWxO 梨花(これは……羽入から聞いた事があるわ、いわゆる賢者タイム) 梨花(全てがどうでもよくなってる今なら、うやむやに出来るはず) 梨花「みぃ……圭一、今日はもう遅いですし、お開きにしましょうです」 レナ「そ、それが良いよ圭一君!」 魅音「そだね……おじさんパンツ穿きたいし」 沙都子「……グス、おうち帰る」 梨花のやりたい事を悟ったのか、イカ臭い教室の中で四人の息が妙に合う。 か、やはりコイツ、圭一だけは違った。 圭一「何言ってんだよ皆、今日の授業は半ドンだぜ?」 圭一「何の為に賢……いや、冷静になったと思ってるんだ。まだまだいくぜ」 そう言って、圭一は爽やか笑顔で笑う。 教室中を、イカ臭さが制圧しようとしていた。 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 22:19:11.33 ID:3WIbmzWxO ――それから。 沙都子「わ、私が負けましたわ!」 圭一「そして当然トップは俺だ」 沙都子「ひ、ひぃ」 圭一「魅音には脱いで貰ったからなぁ……今度は逆に、穿いて貰うか」 沙都子「な、何を……」 圭一「そうだな、沙都子はガキンチョだから……」 圭一「…おしめとかな」ニヤ 沙都子「お、おしめですって!?」 圭一「おい魅音、どうせロッカーの中に入ってんだろ?出せよ」 魅音「あ、あるわけないでしょそんなの!」 圭一「ちっ、仕方ねぇなぁ……」 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 22:27:21.73 ID:3WIbmzWxO 圭一はおもむろに立ち上がると、教室の脇の方にあったロッカーをあさりはじめる。 そのロッカーは、 沙都子「と、富田のロッカー……?」 圭一「富田の奴も色々入れてんなぁ、確かこの辺に……」 そう、富田のロッカー。 そして、その富田のロッカーから出て来たのは―― 圭一「おっ、あったあった。ホレッ」 一同「ッ!!?」 ――まごう事なき、パンパース! 161 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 22:43:24.43 ID:3WIbmzWxO 沙都子「な、な、何で富田のロッカーにパンパースが!?」 圭一「あいつパンパース大好きだからな(性的な意味で)。将来有望な奴だよ」 圭一は遠い目をして、そういう。               オトコ 圭一(あれ?そういえばこれは変態同士の秘密だったような気も……まぁいいか) 圭一は富田の事を忘れた。 圭一「さてコレで問題ないな、さぁ〜て沙都子。にーにーがはかせてやろうかぁ?」 沙都子「く、来るな来るな!」 圭一「おいおいそんなに怖がるなよ、お前も昔は付けてただろ?大丈夫、今のパンパースは伸縮自在で横漏れカットなんだからさ☆フヒヒッ」 沙都子「た、助けてにーにー!」 圭一「沙都子、コレ(パンパース)はにーにーだ!コレをにーにーだと思ってはくんだ!!」 沙都子「ひぃいいい!」 梨花「駄目だコイツ、はやくなんとかしないと」 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 22:55:11.00 ID:3WIbmzWxO 沙都子にパンパースを無理矢理穿かせ、ワカメちゃん状態にした後も、圭一の宴は続いた。 レナ「れ、レナの負けだよぉ……」 圭一「そして当然トップは俺だ」 レナ「れ、レナも脱がされたり穿かされたりするのかな?かな?」 圭一「んー……同じ事やってもねぇ」 圭一「そうだ。レナは俺の質問になんでも答えるって事で」 レナ「え?そんなのでいいの?」 圭一「うん、いつもレナには世話になってるから」 レナ「はぅ……圭一君、ありがとう」 圭一「なぁーに、じゃぁ一つ目――」 174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 22:59:50.57 ID:3WIbmzWxO 圭一「――レナって処女?」 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 23:04:08.43 ID:3WIbmzWxO レナ「――」 圭一「いやぁ、富田と岡村がさぁ、レナは絶対中古だっていうのよ、むしろヤリマンだって。いや、俺はそんな事信じてないんだけど、ほらやっぱ気になるじゃん?」 レナ「――」 レナは不自然なほど微動だにしない。 しかし、圭一はそれに全く構わず続ける。 圭一「やっぱり、これだけじゃあれなんで。他にも聞くね?」 レナ「――」 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 23:18:19.64 ID:3WIbmzWxO 圭一「生理周期は?」 レナ「――」 圭一「ナプキン派?タンポン派?」 レナ「――」 圭一「この間体育の時にトイレにこもりっぱなしだったけど、あれってやっぱり生理だったの?」 レナ「――」 圭一「多かった?少なかった?というか普段は多い方?」 レナ「――」 圭一「オナニーってする?するならどれくらいしてる?方法は?時間は?オナニーするなら誰を想って?俺? お風呂では何処から洗う?股間から胸から?お風呂に入る時間は?オ○ンコって本当に臭いの? なぁなぁ、質問に答えてよ〜」 レナ「――」 圭一「じゃぁこれだけ……処女かどうかとぉ、あとタンポンは処女膜破れないの?処女じゃないなら関係ないけど……いやレナは処女だしOKなしつも…」 レナ「――ゴメンナサ」 圭一「ん?」 192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 23:22:26.74 ID:3WIbmzWxO レナ「ゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイ ゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイ ゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイ ゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイ ゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイ ゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイ ゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイ ゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイ」 207 名前:>>192 ミスったwこれ全部ゴメンナサイにしといてorz[] 投稿日:2009/01/10(土) 23:32:50.92 ID:3WIbmzWxO レナ「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」 圭一「……」 魅音「……」 梨花「……」 レナ「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」 レナはただひたすらにうつ向いて、ゴメンナサイとだけ繰り返す。 これには、流石の圭一も異様な物を感じる。 圭一「俺……ちょっと酷い事しちゃったかもな」 魅音「うん……」 梨花「……そうね」 レナ「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」 圭一「じゃぁ、コレはとりあえずロッカーに」 レナ「ゴメンナサイゴメンナサ……」 ――バタンッ。 とりあえず、圭一は「ゴメンナサイ」と繰り返すだけの人形になったレナをロッカーに押し込んだ。 228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/10(土) 23:50:53.98 ID:3WIbmzWxO 大石「すみません、誰かおられません……か、おぉ!?」 転校生の前原圭一を尋ねるにきた大石は、覗き込んだその教室の異様な雰囲気に驚愕した。 それもその筈だ。 魅音「……///」モジモジ あの園崎家の次期当主は股間を抑えてモジモジしているし、 沙都子「に゛ーに゛ー、に゛ーに゛ー助けてぇ!」 何やら小学生位の女の子がパンパースを穿かされ、泣きながらハイハイしているし、 ロッカー「ゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイゴメンナサイ」 何やらロッカーからは謝罪の言葉がひっきりなしに漏れてくる。 そして、 圭一「フヒヒッ、さぁーて。後は梨花ちゃんだけか」 何より酷くイカ臭かった。 238 名前:日跨ぎそうなんで一応酉を ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/10(土) 23:58:27.18 ID:3WIbmzWxO 大石「こ、これは一体どういう……」 魅音「お、大石…ふぅッ!……スースーするぅ」 梨花「お、大石……た、助けて欲しいのです」 大石「……えぇと、梨花さんでしたかな?これはどういう……」 大石は自分で手一杯そうな魅音と、どうもイカ臭さの原因っぽい圭一は無視して梨花に話かける。 244 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/11(日) 00:05:55.55 ID:/YNA3aJ8O 梨花「実は……」 梨花はかいつまんで大石に説明した。 大石「そうですか……」 大石は、もう一度圭一を見る。 圭一「どうだ魅音?スースーするだろ?でも、逆に体はほてってこないか?」 魅音「……や、やめてよ圭ちゃん」 あの園崎家次期党首に、セクハラしていた。 大石「……んっふっふ、お取り込み中らしいので、私はコレで」 257 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 00:17:18.87 ID:/YNA3aJ8O 何か危険を感じ取ったのか、大石そそくさと帰ろうとする。 梨花「ちょっ、ちょっと待って大石!助けなさいよ、警察でしょう?」 大石「しかし、これ元は同意の上でやった事でしょう?別に性犯罪でもないし、当事者全員未成年だし……ねぇ?」 梨花「分かった。こうしましょう。助けてくれたら、貴方のお望みの情報をあげるわ」 大石「へぇ……」 その一言で、大石の態度が変わった。 適当にその場を誤魔化して去る公務員の目ではなく、刑事の目に。 大石「……それ、でまかせの情報じゃないんでしょうね?」 梨花「そこは信じて貰うしかないわ」 大石「ふーん…良いでしょう」 そこで、契約は成立した。 265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 00:34:32.09 ID:/YNA3aJ8O 圭一「フヒヒッ、梨花ちゃん。そろそろ良いか?梨花ちゃんは随分渋い好みだよなぁ」 そんな風にニタニタと笑いながら、圭一は梨花の方ににやってくる。 梨花「にぱー☆いいですよ圭一。ただし、条件があります」 大石「んっふっふ、競技を麻雀にするって事と、私が代打ちをするって事です」 そう言って、梨花の後ろから中年のでっぷりとした男が身を出してきた。 圭一「へぇ、あんた梨花ちゃんの知り合いみたいだけど、俺の事も知ってるんだ?」 大石「いやいやぁ、圭一さん貴方、自分が思っている以上に有名ですよ。んっふっふっふ!」 圭一「どうでもいいや、その条件のもう。そのかわり……」 圭一は懐から小さな笛を取り出す。 大石「なんですか?それ」 圭一「面子を呼ぶんだよ」 圭一が笛をふく。 すると―― 271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 00:38:58.63 ID:/YNA3aJ8O 富田「富田です!」 「岡村です!」岡村 ――何処からともなく、富田と岡村が現れた。 281 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 00:57:53.85 ID:/YNA3aJ8O 富田「圭一さん、お呼びでしょうかぁ!?」 岡村「賢者の笛の音を聞いて馳せ参じました!」 圭一「おぉ、パンパースの富田に尿フェチの岡村。良く来た!」 圭一「麻雀をするぞ、面子は俺らとそのオッサン……この意味、分かるな?」 富田・岡村「ガッテンだ!」 梨花「パンパースの富田に、尿フェチの岡村ねぇ……」 富田・岡村「!?」ビクッ 噛み締める様に梨花がそう言った事で、富田と岡村はこの場に梨花と沙都子がいる事に気が付く。 富田「け、圭一さん…」 岡村「…この場でその呼び方はちょっと」 圭一「あ、そうそう」 圭一は、今思い出したかの様に付け加える。 圭一「お前らの性癖、バレてるから(岡村はたった今バレたが)」 富田・岡村「\(^o^)/オワタ」 288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 01:13:30.64 ID:/YNA3aJ8O 圭一「もう、後戻りは出来ないぜお前ら」 富田「け…」 岡村「…圭一さん」 富田と岡村はブルブルと震え、涙を流す。 それは漢泣き、何も恥ずべき事はない。 信じた夢を追い続ければ、現実とズレが生じるのは必然。 そんな事は、この道に入った時から分かりきっていた事、でもだからといって、それを悲しみ泣くのは恥ずべき事じゃない。 我らだって人間なのだから。 圭一「だから言ったろう、中途半端なら足を洗えってな。だが、それでもお前らが前へ進むというのならば」 富田と岡村は泣きながら圭一を見た。 その顔は―― 289 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 01:18:34.35 ID:/YNA3aJ8O 圭一「ついて来いとは言わねぇよ。だけど、この俺、前原圭一が、何処までもお前らの前を走っていってやるぜ!」 ――どこまでも真っ直ぐに、笑っていた。 富田「け、圭一さん…」 岡村「俺達……」 富田「「一生付いていきます!!」」岡村 圭一「お前ら…!」ブワッ こうして、変態共の団結は深まったのであった。 291 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 01:19:40.75 ID:/YNA3aJ8O ――そんなこんなで、三対一の麻雀はスタートした。 298 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 01:35:32.08 ID:/YNA3aJ8O 富田「……あのー、圭一さん。僕、どんじゃらしか分からないんですけど」 圭一「……」 岡村「えいっ」パシッ 大石「んっふっふ、それロンです1000点です」 岡村「えぇっ!?」 圭一「……」 対局前のあの派手さは何処へやら、対局内容は実に地味な物になっていた。 ヒマミザワっ子は皆麻雀が出来るという魅音の言葉を鵜呑みにして呼び出した富田と岡村だったが、まるで出来ないし。 大石さんは空気を察してか、1000や2000点のショボい手で地味に早上がりし続けるばかり。 しかも、三対一なのに負けてる。 いや、一応圭一が一位なのだが、富田と岡村がホイホイ振り込みまくるので、大石さんがドベにならないのだ。 富田・岡村「あれれぇ〜」 圭一(役立たずが、パンパースに俺の尿を浸して食わせるぞボケ共が!) 301 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 01:44:27.61 ID:/YNA3aJ8O 圭一(しかし……) ふがいない弟子共に怒りながらも、圭一は敏感に感じとっていた。 大石「……」パシッ そう、圭一が弟子共と熱く語り合ってからというものの、大石さんの様子が何処かおかしい。 大石「……ポン……いや、すみませんチーです」 麻雀をやっていても何処か上の空というか。 圭一(牌の切り方にしても、何かワザと大きな手を避けて俺を一位にしているような……) そして、 大石「……」チラッ それは明らかに羨望の眼差し! 310 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 02:04:05.97 ID:/YNA3aJ8O 圭一(もしや……!) 圭一の脳裏に、閃きが走った。 圭一「ポンッ!白」 ――カッ! 圭一「ポンッ!中」 ――カカッ! 大石「!!?」 これみよがしに、大きな手を作っていく。 大石「前原さん……そんなバレバレの手で、アガれると…」 圭一「……はて、大石さん。何故忠告するんですか?」 大石「……」 圭一「敵でしょ俺は……ククッ」 316 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 02:14:40.29 ID:/YNA3aJ8O そう呟く俺の手牌は―― 圭一手牌;(中中中)(白白白)123發發99 ――そう、大三元(役満)發待ち。 こんなに堂々と待たれたら幼稚園児でも分かる。 だが、圭一はあえてそう待つ。 何故なら、 圭一「……持ってるでしょ?大石さん、發」 大石「……」ビクッ それは、大石の図星。 大石「それは……」 圭一「隠さなくても良いんですよ大石さん。隠さなくても…ね」 妙に韻を持たせて、圭一はそう言う。 大石「んっふっふ、いやぁ前原さん。貴方、なかなかに引き出すのが上手いなぁ警察に来ません?……えぇ、持ってますよ、發」 大石「でもそれがバレたら、圭一さんはどうしようもなくなるんじゃないですか?」 圭一「いぇ、バレた方が良いんです。もう分かっちまったからには……」 圭一「……大石さんはそれは出さざるを得ない」ニタリ 325 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 02:31:16.40 ID:/YNA3aJ8O 大石「ほぅ…それは、どういう…」 大石さんは口では平静を保ってる様に見せるが、手元の震えが牌に伝わっている。 圭一「大石さん、先程も言いましたが……正直になっても良いんですよ?」 大石「んふ、何をですかな?私はもう發は持っていると……」プルプル 圭一「そこじゃぁない……そこじゃぁないですよ大石さぁん…」 とうとう、大石は手から牌を溢してしまう。 それは幸い圭一には見えなかったが、大石の動揺は計り知れない。 圭一「分かりますよ、我々もはじめはそうでした。世間からの親からの友人からの罵倒を恐れ、自分に正直なるという当たり前の事すら出来なかった」 圭一「でも、いつまでもそうではいけません。それは……貴方自身、今まで良く分かっているはず」 大石「簡単に言ってくれるじゃないの……私はもう若くないんですけどねぇ」 圭一「若者の俺から言わせて貰えば、歳は関係ない……と言いたい所ですが、貴方と歳の近い人間の言葉はお教えしておきましょう」 大石「……」 圭一「彼は、一言だけこう言いました」 圭一「『比喩でもなんでもなく、若返る』と」 331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 02:41:30.36 ID:/YNA3aJ8O 大石は眉間に皺を寄せる。 だが、圭一にはもうそれは既に恰好だけの物にしか見えない。 大石「眉唾だ」 ドスの聞いた声で、吐き捨てる様にそう言う。 恐らく、そちらが素なのだろう。 圭一「ですが、事実です」 はっきりと、圭一はそう断言した。 大石「んっふっふ」 しばらく、教室は大石の特徴的な笑い声と、ロッカーからの怪音のみに支配された。 337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 02:53:55.50 ID:/YNA3aJ8O 大石「……誰、ですか?」 圭一「……」 大石「誰なんですか?その偉大なる変態さんは?」 その言葉が、大石の最後の砦だった。 圭一「親父ですよ、俺の」 341 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 03:04:15.75 ID:/YNA3aJ8O 大石「――んふ☆」 大石「んっふっふっふっふ!……その親父さん、誕生日はいつですか?」 圭一「はて……別に今日で良いんじゃないですか?」 大石「そいつは眉唾臭い……臭いが、でも今年にあるには違いないし…」 大石「だからコイツは、その祝儀代わりに――」 大石は、握った牌を高々と上げる。 大石「はぁあああああああああああ!!」 ――ドドドドドッ! 大石の、全身の筋肉が躍動する。 その長年の刑事生活で鍛えあげられた筋肉は、膨張し、盛り上がり、仮の衣を破り捨て、大石の真の姿を露にしていく。 大石「發ッッッ!!!」ズバンッ 現れたのは、女性物の下着に包まれた。 大石の、いや、クラウドの真の姿!! 圭一「ありがとう、ブルセラ(初期)の大石よ……ロンッ!大三元ッッ!!役満ッッッ!!!」 こうして、梨花ちゃんはトンだ。 345 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 03:18:57.33 ID:/YNA3aJ8O 梨花「ちょっ、なにやってんですか大石!」 大石「んっふっふ、無理です。若者ってのは、眩しすぎますよ」 大石は何処までも爽やかに、その剛毛に包まれた裸をさらに女性物の下着(恐らく女子高生あたりが以前使用していた物を、捜査中にパクったと思われる) で包んで笑っていた。 パンツはサイズが合わないのか、色々とはみ出ている。 梨花「いいんですか!?連続怪死事件は?園崎家の暗躍は?おやっさんの仇は?」 大石「連続怪死事件…園崎家…おやっさん…確かに私にとって重要な物でした。いや、いまでも重要かもしれません……ですが」 大石「今のこの若返りっぷりに比べたら、おやっさん?園崎家ぇ?……んなもんがナンボのもんじゃーいッッ!!」 叫び、大石は手を広げる。 大石「んっふっふ、私は今、手に入れたんですよ!自由を!!若さを!!!」 大石は、そのまま豪快に笑った。 357 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 03:32:28.14 ID:/YNA3aJ8O 梨花「……ダメだわ、本当にダメダメだわコイツら」 梨花(こんなんじゃぁ、生き残る事はおろか生きてる間楽しく過ごす事だって……イライラする) 岡村「まぁまぁ古手さん、お茶でも飲んで」 梨花「ありがとう」 梨花「ズズッ……ん?岡村がお茶?」 気付いた時には時既に遅し。 岡村「……ニタリ」 梨花「岡村、あんた」 富田「圭一さん、岡村がやりました!」 圭一「岡村、GJ!スゲェ自然な飲ませ方だったぜ!!」 圭一達の声が、梨花には若干遠く聞こえる。 梨花(岡村……お茶……尿フェチ……まさか…) 梨花の思考が回る頃には、梨花の体には異変が起きはじめていた。 365 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 03:48:07.95 ID:/YNA3aJ8O 梨花「はぅ……ふぅ」フルフル はじめは、震えからだった。 それから徐々に、下腹部に違和感が走り出す。 梨花「こ、こんな……」プルプル 魅音「り、梨花ちゃん」 梨花「み、魅ぃ。ぼ、ボクは…」ガクガク 段々と、それは痒みの様な物に変わり。 最終的に、それは他にどうとも表現しようがない感覚へ。 そう、まぎれもない尿意へと変貌していく。 大石「んっふっふ、K、教室の前の扉塞いどきましたよ」 富田「圭一さん、後ろはバッチリ塞いどきました!」 圭一「ありがとう、クラウド富田君。後は、一緒にじっくり観察しようか」 岡村「フヒ、フヒヒッ」 既に、岡村は興奮して仕方がないという状態だった。 371 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 04:03:47.75 ID:/YNA3aJ8O 大石「何を飲ませたんですか?」 岡村「フヒッ、ちょっとおもらし……いや、おしっこが近くなるお薬を」 富田(うーん、あんまり僕はこれは分かんないなぁ……まだウ○コの方が) 圭一(ちょっとコイツら育て過ぎたか?) 圭一達がそんな風に談笑している合間にも、梨花の尿意は高まっていく。 梨花「み、みぃ…」ヨタヨタ ついに、梨花ちゃんはつつましやかに股間を抑えながらも、圭一の方にヨタヨタと歩み寄ってきた。 梨花「け、圭一。ぼ、ボクのお願いを聞いて欲しいのです」 圭一「なんだい梨花ちゃん?」 梨花「ボクが悪かったのです。だから、も、もうボクを許して欲しいのです」 梨花ちゃんは、顔を真っ赤に染めて我慢しながら、絞りだす様にそう言う。 そう言ってる最中も、小刻みに震えている。 圭一はそれをじっくりと眺めた後、言った。 圭一「良いぜ、許す」 377 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 04:09:07.50 ID:/YNA3aJ8O 梨花「ほ、本当ですか!?」 梨花の顔が、パッと明るくなる。 が、その表情は―― 圭一「はい、許した。許した許した。文句ないね?はい、終わり」 ――一気に絶望の表情に変わった。 382 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 04:17:45.02 ID:/YNA3aJ8O 梨花「え?……え?」 梨花は、顔を真っ赤にしてモジモジしながらも、困惑の表情を隠せない。 圭一は勿論分かっている。 分かっているが、平然とした顔で続ける。 圭一「どしたの?俺はもう許したよ。まだ何か?」 梨花「ち、違うのです。そ、そうじゃないのです。ト、トイレ……おトイレ…」 圭一「何どしたの?ハッキリ言って?」 梨花「トイレ!トイレに行かせて欲しいのです!!」 圭一「ん――」 圭一「ダメ〜」 396 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 04:31:50.21 ID:/YNA3aJ8O 梨花「み、みぃ?」 梨花は、もう今にも泣きださんばかりだ。 圭一「だってほら、梨花ちゃんもう一人でトイレに行くお年頃だし、俺お願いは一回しか聞かないってポリシーもあるし」 梨花「う…扉!扉開けて!!」 圭一「アレ、俺が閉めた訳じゃないし……てか、多分踏ん張れば梨花ちゃんでも開けれるよ?」 梨花「――ッッ!!」 梨花は「そんな事したら漏らしちゃうでしょ!」と、叫び出したかったが、其処は乙女、グッと堪えて喉元まできたソレを飲み込む。 フラフラと、他に助けてくれそうな人を捜す。 富田「ほ、北条さんが付けてるのと同じパンパースで良いなら……デュフ、デュフフッ」 岡村「ちょっとやめろよ富田!パンパースなんて付けたら台無しだろうが!!」 富田「なんだと岡村テメェ!パンパースを馬鹿にすんのか!!」 大石「んっふっふ、ケンカはいけませんよ。それより、汚れた下着の処理は私に任せて欲しいんですがねぇ…」 梨花(駄目だ!駄目だ駄目だコイツら、はやくなんとかしないと!!ていうか私をなんとかして!!!) 413 名前:ゴメン、ちょっと寝てた。寝みぃw[] 投稿日:2009/01/11(日) 04:52:11.06 ID:/YNA3aJ8O 梨花「み、みぃっ!?」ゾクゾクゾク それは、唐突だった。 それは、本当に大きな波だった。 それは……梨花の理性をブチ壊すには、十分過ぎた。 梨花「ふ、ひぁうぃ…」ビクンッ 圭一「?」 岡村「フヒッ!」 梨花「トイレ、おトイレおトイレ!トイレ行かせて!!ボク、トイレに……漏らす、漏らしちゃうぅ、ボク漏らしちゃうからぁ!!!だから、トイレ…」 それは、今までに誰も聞いた事が無いような梨花の声だった。 その声は上擦って、何処か艶さまで感じられる。 それはもう、鳴き声に近く。 梨花「ふゆ゛ぅぅ……ふぁあ゛」 気付けば、梨花の顔はこれまで以上に朱に染まり、涎は垂れ、涙も溢しはじめた。 424 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 05:08:24.04 ID:/YNA3aJ8O 梨花「あ゛……ふ」ブルブル 岡村「耐えましたか、流石は古手さん」 そう言って、今にもはち切れん様子で震えている梨花を愛おしそうに眺めながら、岡村は言う。 圭一「どうしたんだ?」 岡村「いやぁ、実はですね」チャキ 岡村は自らのメガネの位置を直しながら、続ける。 岡村「梨花さんは今しがたかなり大きな、尿意の波にぶつかった訳です。それを耐え凌ぎましたが、恐らくかわりに理性は崩壊。ダムだって決壊寸前でしょう」 圭一「ほぅ、つまり?」 岡村「つまり、今の梨花さんはちょっとつっ付いただけで漏らしますね。確実に」キラーンッ 富田(これはコレで、ハァハァ) 大石(若返ります) 432 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 05:21:41.58 ID:/YNA3aJ8O 圭一「へぇ……」 岡村「まぁ、それをあえてつっ付かずに悶えるのを楽しむのが、尿フェチ道の……」 赤坂「梨花ちゃん、助けに来たよ!!」スパーンッ ――その、赤坂が教室の扉をブチ破った今の梨花にとって、とても僅かとは言えない衝撃が―― 圭一・岡村・大石・富田「…あ゛」 梨花「――」ビクンッ ――見事なタイミングで梨花を襲った。 437 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 05:25:19.94 ID:/YNA3aJ8O 梨花「ふぁ、ぁ…ぁ…ぁあああああああああああああああああああああああああああああ」ショワーッ――ジョロロッ 448 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 05:39:22.92 ID:/YNA3aJ8O 梨花「ひぅ、ひぃうっ……みぃ」ジョロロッ 赤坂が起こした衝撃によって、梨花は見事に漏らすと、ベチャリと自らが作った仄かに黄色い水溜まりの中に座り込んだ。 梨花「ひぐっ……みぃみぃ…出ちゃった…お漏らししちゃったのです」ジョロロ… 魅音「り、梨花ちゃん…(おじさんがさっさと開けときゃ良かった)」 梨花の作る水溜まりは、未だに広がりを続ける。 やれやれ 岡村「うっ……!」     岡村は射精した。 圭一「うっ……!」     圭一は射精した。 富田「うっ……!」     富田は射精した。 大石「んっふっふ!」     大石は射精しようとした。が、若さが足りない! 456 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 05:54:59.10 ID:/YNA3aJ8O 梨花「えぐっ、ひぐっ……みぃ」ジョロ… 未だに排泄を止められないまま、イカ臭さの変わりにツンと鼻を付くアンモニア臭が充満した教室で、梨花ちゃんは下半身を水浸しにしながら泣いている。 それを、赤坂は唖然とした様子で見つめていた。 赤坂(あれ……僕は、梨花ちゃんを助けに…) 梨花は泣いてる。 赤坂(梨花ちゃ……) 梨花は、自分の漏らした尿の中で泣いている。 赤坂(り…か…ちゃ……) 梨花は、自分の漏らした尿の中で『生きて』泣いている。 そう、ならば―― 赤坂「まにあった…数え切れない世界で後悔した…だけど、今梨花ちゃんは生きている。今度こそ、そう……今度こそ僕は間に合った!」 赤坂「梨花ちゃん!君を助けに来た!!」 梨花(間に合ってもねぇし、助かってもねぇよ!!)ジョローッ ――赤坂は、とりあえず現実逃避の結論を下した。 461 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/11(日) 06:05:49.84 ID:/YNA3aJ8O やっべ、お花畑が見える。 そう言えば成人式とかあったような……いゃぁ、行けな、行かないけどさ。 オヤシロさまゴメンなさい、僕とっても眠いんです。 スンマセン、寝させて下さいorz 467 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/11(日) 06:17:22.50 ID:/YNA3aJ8O すいません、ありがとうございます。 本当に寝させて貰います。 もし残ってたら、勿論続けます。 では、おやすみなさい。 567 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/11(日) 16:41:33.34 ID:/YNA3aJ8O 富竹「待たせたね!ソウブラザー達ッ!!」 富竹「激写ボーイトミー、ここに推参ッッ!!」ババーン 富竹「圭一君はめでたく夢精によって精通をかました!」 富竹「それによって彼は覚醒した。圭一から……Kにッッ!!」 富竹「そうして部活メンバーを蹂躙したKだったが、大石さんによってそれが阻まれようとした……しかぁし!大石さんもソウルブラザーである事が発覚!!大石からクラウド進化し、Kの派道はますます止まる事を知らないッッ!!」 富竹「そんな中、空気読めずに乱入した赤坂によって梨花ちゃんのダムは決壊し、若者三人の射精を促したのであった!!」 富竹「さて、余談だけどトミーだと富田君と僕は被るよね。ま、僕は巨乳マニアなんで、パンパースには興味ないんだけどさ……じゃぁ、みんないくよ!」 富竹「富竹フラッシュッッ!!」パシャパシャパシャ 富竹「再開」 575 名前:再開 ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/11(日) 16:47:59.21 ID:/YNA3aJ8O 赤坂「り、梨花ちゃん僕は間に合ったよ!今こそ、君を襲う疫災を教えてくれ!!僕は君を助けに来た!!!」 梨花「……」チョロ… 赤坂「……」 梨花「帰れ」 赤坂「え?」 梨花「赤坂は東京に帰れ」 梨花「この役立たずが!」 582 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 17:00:00.99 ID:/YNA3aJ8O それは、赤坂にしてみれば思ってもいない出来事だった。 彼は努力したのだ。 梨花を助ける為、時間を惜しんで鍛練に励み、あの若く未熟だった頃とはまるで違う力を得たのである。 そして、彼は間に合った。 間に合ったはずだ。 梨花を疫災から救い出しに来たはずなのだ。 しかし、その結果は……拒絶! 赤坂「そんな、そんな……ぼ、僕は」 梨花「帰れ」 赤坂「梨花ちゃん!」 大石「んっふっふ、赤坂さん、中々逞しく成長なされて、でもまだまだお若いですなぁ」 大石「まぁそう気を落とされなさんな、人生分からない事だらけなんですから」 赤坂「お、大石さん……」 剛毛と下着に包まれた大石を見つめる赤坂の顔は、まさしく救いを求めるソレ! 588 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 17:12:24.28 ID:/YNA3aJ8O 赤坂「お、大石さん……ぼ、僕はどうしたら」 大石「んっふっふ、なぁに簡単な事ですよ。赤坂さん」ニタリ 大石は、恐らくその年齢に達した者にしか出す事の出来ない邪悪さを放ちながら、笑う。 大石「……自分に正直になればいいんですよ」 赤坂「え?」 大石「んっふっふ、なぁに隠さなくていいんです。分かりますよ、わざわざ東京からこんなド田舎までたった一人の少女の為にやってくる」 大石「答えは一つですね……そう、あなたはロリコ…」 赤坂「ち、違いますよ!ぼ、僕は妻一筋です!!」 赤坂は顔を真っ赤に染めてそう答える。 大石「……」 長年刑事をやってきた勘から大石は悟った。 これは、嘘を付けない純朴な青年の目! 大石「……チッ」 赤坂「お、大石さん?」 大石「帰れ」 592 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 17:20:15.64 ID:/YNA3aJ8O 梨花「帰れ」 圭一「帰れ」 岡村「帰れ」 富田「帰れ」 富田・岡村・圭一・梨花・大石・魅音・沙都子・ロッカー「かーえれ!かーえれ!!とーきょへかーえれ!!!」 赤坂「――」ダッ ――赤坂は東京へ帰りました。 606 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 17:30:47.85 ID:/YNA3aJ8O 大石「んっふっふ、これで前原さ…いや、Kの派道は誰にも止められませんね」 岡村・富田「K!」 圭一「ありがとう。クラウド、岡村くん、富田くん」 梨花「もう嫌……はやく転生したい」 沙都子「に゛ーに゛ー」 魅音「///」モジモジ ロッカー「……ゴメナサ、ゴンナサイゴンナサイゴンナサイ」 圭一「クククッ、部活メンバーは完全に沈黙。次は……」 大石「足が必要なら、お車お貸ししますよ」 圭一「流石、クラウド」ニタリ 圭一「次は診療所にでも行くか」 一同「おおーっ!」 631 名前:>>596 え…メガネは富田だったっけ…ゴメン[] 投稿日:2009/01/11(日) 17:50:50.17 ID:/YNA3aJ8O 富竹「さぁここで、>>1がちょっと資料集めてる間にシンキングターイム!」バハンッ ○問題 @圭一=? A富田=? B岡村=? C大石=? D魅音+ノーパン=? E沙都子+パンパース=? Fレナ+ロッカー=? G赤坂=? H山狗の隊長の名前は? 富竹「ここまで読んでくれた人には、赤子の手を捻るより簡単な問題だよね☆」 富竹「答え合わせはCM後!」 ※CMは何でも好きな物を主張しといて下さい。 653 名前:答え合わせ ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/11(日) 18:28:07.72 ID:/YNA3aJ8O 〇解答 @変態 Aパンパース B尿フェチ Cブルセラ(初期 Dモジモジ Eに゛ーに゛ー Fゴンナサイ Gお漏らし(させる方 H小此木 富竹「問題に誰も答えてくれなくて、トミーちょっと泣いちゃったよ!」 富竹「全問正解した貴方には、富田君のお古のパンパースをプレゼント!欲しい人は画面に向かって「パンパース穿きたいのぉ!」とありったけの声で叫んで富田君に主張してくれ!!」 富竹「じゃぁみんな!いくよー!!」 富竹「富竹フラッシュッッ!!」パシャパシャパシャ 富竹「再開」 663 名前:再開 ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/11(日) 18:37:06.51 ID:/YNA3aJ8O ――丁度その頃、ヒナミザワ分校周辺。 山狗「鷹1から本部へ、どうぞ」ガガ 『あぁ、俺ね。どした?』 山狗「えー、Rの護衛に付いていたんですが……どうもRがですね」 『しゃぁしか、はっきり言わんね』 山狗「えぇ……おそらくはRの友人にだと思いますが…人質に取られました」 小此木『はぁ!?ふざけるなよ!!何の為の護衛だと思ってるんだ!!?』 山狗「いや、はじめはお遊びだったらしくて、Rの身に何もないと静観していたのですが……その、あまりの出来事に今まで唖然としていまして…」 小此木『馬鹿が!貴様、プロだろうが!?爆弾でも所持してたっていうのか!!?』 山狗「いえ……その」 小此木『もういい、状況は?』 山狗「はい、Rを含むクラスメート数人で教室にたてこもっている模様です」 小此木『分かった。近場のヤツを応援に向かわせる。すぐ突撃しろ』 山狗「了解」 669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 18:44:19.66 ID:/YNA3aJ8O 山狗1「隊長から許可が出たぞ、Rを救出する。突撃!」 山狗2「待て、誰か出てきたぞ!」 赤坂「……ぼ、僕は…梨花ちゃんを…助けに」トボトボ 山狗3「何だぁ?アイツは?」 山狗1「構うな、突撃しろ!」 山狗1〜8「了解ッ!」 677 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 18:56:55.37 ID:/YNA3aJ8O 赤坂「……ん?」 山狗1「どけ、小僧ぉ!」 突然の事態にも、赤坂のむやみに(今となっては)鍛えられた反射神経は遅れを取りはしない。 赤坂「ふんっ!」バキャ 山狗1「アベシッ」 無意味に鋼の様に鍛えられた鉄拳が、襲撃者の顔面を破壊する。 山狗3「な、1がやられた!」 山狗4「こいつ、出来るぞ!!」 そんな山狗達の様子に、赤坂は確信する。 赤坂(そうか、こいつらが、梨花ちゃんにふりかかる疫災!) 赤坂(梨花ちゃん。僕の身を案じて……) 680 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 19:06:19.78 ID:/YNA3aJ8O 赤坂「まにあった…数え切れない世界で後悔した…」 赤坂「だけど、今……」 山狗2「油断するな!複数でかかれ!!」 赤坂「梨花ちゃん!」バキャッ 山狗2「ヘボァ」 赤坂「僕は!」ドカッ 山狗3「フグリッ」 赤坂「君を!」ゴリャッ 山狗4「ヘベレッ」 赤坂「助けに来たぁあああああああああああああああッッ!!」グシャッ 山狗6「な、何言ってんだコ……アビャッ」 ――それは、一方的な殺戮だった。 691 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 19:19:52.18 ID:/YNA3aJ8O 山狗8「助けて!助けてください隊長!!何か、バケモノが!こんなのに勝てる訳……あ゛……プロパッ」ボクシャ 小此木『おい、どうした?一体何があった!?報告し…』 ――バキャッ! 赤坂が、山狗8がすがっていた無線を踏み潰した。 赤坂「……ふぅ」 一息付いて、赤坂は辺りを見回す。 そこには、山狗達の屍が積み上がり、地面を紅く染めていた。 赤坂「……」 赤坂は、じっと手を見る。 その鋼鉄を通り越し岩盤の様になった拳も、紅く染まっていた。 空を見上げる。 何処までも澄みきった空によく似合う笑顔で、赤坂はこう漏らした。 赤坂「…勝った」 729 名前:>>705 酉でググれば出るかと、題名とかは後で ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/11(日) 20:18:18.23 ID:/YNA3aJ8O 富竹「やぁ!皆のソウルブラザー、トミーだよ!!」 富竹「ゴメンね、ちょっとヒナミザワの野乳観察に行ってたんだ!」 富竹「今年のヒナミザワは豊作さ!僕、もし死ぬとするならここが良いね!!」 富竹「じゃぁみんな!いっくよー!!」 富竹「富竹フラッシュッッ!!」パシャパシャパシャ 富竹「再開」 744 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 20:36:54.71 ID:/YNA3aJ8O ――大石車内。 圭一「ん?何か校門の方騒がしいッスね」 大石「あぁ……ありゃぁ赤坂さんが…んふっ、若いなぁ彼も。後で傷害致死でしょっぴかないといけませんねぇ、んっふっふっ」 圭一「ははぁ、大変ですねぇ。刑事ってお仕事も」 大石「いやぁ、それほどでも……それよりK、皆さんも連れて行くんですか?人数オーバーなんですが」 大石の車内には、 沙都子「に゛ーに゛ー!」 魅音「///」モジモジ 梨花「……もう好きにして」 ロッカー「ゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイ」 首輪に繋がれた三人と、ロッカーがあった。 圭一「えぇ、こいつらをこのまま放置したらマズ……いやいや、皆仲間ですから!俺達は何処でも一緒ですよ!!」 大石「んっふっふ、美しい友情ですなぁ。まぁこのクラウド、交通法規くらいなんとかしますよ。それより、富田さんと岡村さんは?」 圭一「あいつらは走ります」 大石「左様で」 そんな感じで、診療所に向けて大石車は出発した。 758 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 20:50:43.15 ID:/YNA3aJ8O 赤坂「勝った……ん?」 何かに勝利し、黄昏ている赤坂の耳に、車の発進音が聞こえた。 その車は校庭の砂利を蹴飛ばし、校門から逃げる様に出ていく。 赤坂「あれは……恐らく、敵の車ッ!逃がすかッッ!!」 赤坂はソレを追うべく走り出す。 が、ソレを遮る影がある。 赤坂「!?」 小此木「久しぶりやねぇか、小僧ぉ」 赤坂は覚えていなかったが、それは山狗の隊長、小此木だった。 小此木「へぇ……これ小僧ぉがやったのか」 そう言って、小此木はアゴで山狗達の屍を示す。 赤坂は無言で肯定した。 小此木「ちったぁ、成長したみたいだなぁ……あんときのケリ、今付けてやるよ」 赤坂「消えろ」 小此木「あぁん?」 764 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 20:58:18.04 ID:/YNA3aJ8O 赤坂「銃があったって、お前じゃ無理だ」 小此木「ッ」ブチッ 小此木「小僧ぉおおおおおおおおおおおッッ!!」 十数人の山狗を引き連れて、小此木が雄狂う。 ――今、戦いの火蓋が切って落とされた。 富田「なぁ岡村、校庭で何かやってっけど……」 岡村「シッ、見るんじゃありません!」 770 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 21:15:41.98 ID:/YNA3aJ8O ――大石車内。 圭一「えー、こちらK こちらK。応答せよ 応答せよ!」ガガガピッ 圭一が、ファスナーから取り出した無線で何やら連絡を取っている。 大石「どうしましたK?」 圭一「いやなに、現地の友軍に連絡を…」 『こちらイリー、K、どうしました?』 圭一「イリーか……喜べ、来たるべき時が来た」 『ッ!?ということはッッ!!』 圭一「そうだ……臭松(性的な意味で)作戦を実行するッッ!!」 『分かりましたッ!トミーはどうしましょう?』 圭一「呼んでおけ……全ては変態(我ら)の為に!!」 入江『全ては変態(我ら)の為に!!』 連絡を切る頃には、大石車から診療所が見える位置まで来ていたのであった。 779 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 21:32:04.54 ID:/YNA3aJ8O ――その頃、校庭では血しぶきが舞っていた。 赤坂「ふんっ!セイッ!ハァッ!!」シュパパパッ 山狗9「アビャ」グシャッ 山狗10「ベフェァ」ベキャッ 山狗11「ゴモラァ」ゴリャッ 赤坂は拳の頭を撃ち抜き。 赤坂の裏拳は脳しょうを飛び散らせ。 赤坂の手刀は顔面を削った。 その足は嵐を呼びおこし!その腕は大地を破壊し!その体は岩よりも硬い!! そんな誇張表現がピッタリフィットしてしまうほど、赤坂は鬼神のごとき強さを見せていた。 山狗12「た、隊長ぉ…む、無理ですぅ。撤退しましょう」 山狗の一人が、すがる様に小此木の元へとやってくる。 小此木「……」 山狗「た、隊長ぉ―」 789 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 21:45:02.77 ID:/YNA3aJ8O 山狗12「た、隊長ぉ―」 小此木「……」 小此木は何も言わない、ただ何も言わず―― 山狗「アベビャ」ボクシャッ ――すがりついて来た隊員の顔面を裏拳で撃ち抜いた。 赤坂「ッ!?」 これには、赤坂も動きを止める。 小此木「俺の部隊に腰抜けはいらねぇ」 言いながら、小此木は逃げようとする隊員を殴り飛ばしながら赤坂に近づいていく。 小此木「小僧ぉ、ザコ共をブチのめしたからって調子にのるなよ」 その様子に何かを感じたのか、赤阪ははじめて構えを取った。 795 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 22:02:10.63 ID:/YNA3aJ8O ――診療所。 入江「鷹野さ〜ん、鷹野さ〜ん!」 診療所は、今日は定休日である。 スタッフも今日は休みが多いので、静かな診療所内に入江の声は良く通った。 鷹野「はいはい、どうしました所長?」 入江「いやぁ、高野さんスミマセン。実はこれから急用が出来まして、良ければカルテの整理をお願いしたいのですが……」 鷹野「まぁ、所長がお願い事ですか……珍しいですわね」 鷹野は口調は優しかったものの、その顔は非情に嫌そうだ。 それもそのはず、本来ならこれから鷹野はOFFなのである。 入江「いやぁ、本当にスミマセン。ほら、この間の実験の話、考えてみますから」 その入江の大胆な言葉に、鷹野は思わず笑みを漏らす。 鷹野「あらあら、入江所長。見掛けによらず交渉がお上手で」 入江「あは、あははは」 それは一種の皮肉でもあったが、入江は気が付かなかった。 いや、入江はもっと別の事で頭が一杯で、気が付く余裕が無かったのである。 812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 22:13:52.94 ID:/YNA3aJ8O 鷹野「いいですわ、私が替わりに整理しておきます。そのかわり、良いお返事期待していますよ?」 入江「あ、勿論。ありがとうございます」 鷹野「……クスクス」 鷹野は軽やかに笑いながら、資料室へと入っていく。 鷹野「今月のカルテどの辺でしたかしら?」 入江「あ、もうちょい奥です。奥」 その言葉に従い、鷹野は奥へと入っていく。 同時に、入江は入口まで戻った。 鷹野「あれ?所長…」 ――バタンッ、ガチャ。 鷹野「え!?ちょ所長……か、カギが!ちょ、何の冗談なんです!?入江所長ッッ!!」ドンドンドンッ 鷹野のドアを叩く音が、診療所内に虚しく響く。 入江「……計画通り」ニタリ 入江は、邪悪な笑みを漏らした。 833 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 22:32:34.20 ID:/YNA3aJ8O ――所変わって、校庭。 赤阪「……」ジャリ 小此木「……」ジャリリッ 足元の砂利たけが、小さく音をたてた。 二人は、無言で睨み合う。 赤阪(……おかしい) 赤阪は、妙な違和感を感じていた。 達人というのは、大体一目見ただけで相手の強さをある程度看破出来る。 そう、赤阪は小此木をはじめて見た時、とんでもなく噛ませ臭を感じていた。 だが、今自分と対峙する小此木からはそんな臭いはまるでしない。 小此木「……不思議か小僧ぉ?」 赤阪「……正直言うと、な」 小此木「やっぱりまだお前は、小僧だな、ただ真っ直ぐなだけだ。心構えとか色々あるんだが……お前、DBって知ってるか?」 赤阪「知らん」 846 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 22:44:17.53 ID:/YNA3aJ8O 小此木「なら説明は省略だ。かかってこいよ」 赤阪「ハァッ!!」ボッ 小此木がそれを言い終わる前に、赤坂は正拳叩き込む。 その岩をも貫く拳は、小此木の胸板を撃ち貫く、 筈だった。 赤坂「なッ!?」 小此木「…ヒゥッ」ブンッ 赤坂の正拳は小此木の脇を通って空を叩き、 それを視認した時には、 ――赤坂は宙を舞っていた。 856 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 22:59:40.95 ID:/YNA3aJ8O 赤坂「ぐっ!」 砂利に叩き付けられ、一種呼吸機能を失った事で、やっと赤坂の脳は自分に何が起こったのかを認識する。 赤坂(な、投げられた!?) 投げられた。 しかもただ投げられただけではない。 赤坂(捉えたはずなのに……) そう、赤坂の拳は外れたわけではない。 確かに小此木の胸板に触れたのである。 だが、撃ち抜けなかった。 まるで滑る様に、拳が小此木の脇に吸い込まれていったのである。 赤坂「く……」 小此木「小僧ぉ、お前は矛よ。お前みたいな矛は見た事ねぇ、最強の矛といってもいい」 立ち上がる赤坂を油断なく見つめながら、小此木はそう漏らす。 小此木「だけどなぁ……世の中、矛だけじゃねぇんだぜ?知ってんだろ?矛盾って言葉くらいよぉ」 赤坂「矛盾…ね、自分が最強の盾だっていいたいのか?」 その赤坂の言葉に、小此木は嘲笑だけを返した。 865 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 23:09:30.89 ID:/YNA3aJ8O ユラリ、と赤坂は立ち上がる。 赤坂「盾、盾ね」 小此木「……」 赤坂「関係ないな」 小此木「ほぉ…」 赤坂「あんたは自分を盾だと言った。確かにそうかもしれない、あんたは最強の盾なのかもしれない」 小此木「……」 赤坂「だけど、コイツは矛じゃないし……それに――」 赤坂は、自分の拳を眺めながら続ける。 赤坂「――この拳は本当に何でも撃ち抜く!」 小此木「小僧がっ!」 赤坂の矛が、小此木に向かって伸びていった。 878 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 23:19:45.77 ID:/YNA3aJ8O ――診療所。 入江「お待ちしてましたよ、ソウブラザー!Kぇッッ!!」 圭一「イリーッッ!!」 変態共は、熱い抱擁を交わす。 圭一「それで、臭松作戦は?」 入江「今のところ、概ね順調です。鷹野さんの捕獲に成功いたしました!」 圭一「でかしたぞイリー!」 入江「はっ!全ては変態(我ら)の為に!!」 圭一「全ては変態(我ら)の為に!!」 そこまで言うと、入江は急にモジモジしはじめる。 入江「あのぅ……それで、沙都子ちゃんは…」 圭一「おぉっと、忘れる所だった。ホレ!」 言うがはやいか、圭一はパンパースを付けて「に゛ーに゛ー」と泣く沙都子を入江に投げて寄越した。 894 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 23:39:14.63 ID:/YNA3aJ8O 沙都子「に゛ーに゛ー!に゛ーに゛ー!!」 入江「ぱ、パンパースですとッッ!!」ズガーンッ 富田「ふふ、素晴らしいでしょう」キラーンッ いつの間に来ていたのか、汗一つかいてない富田君がキラリとメガネを光らせる。 入江「こ、これは興奮す……いや、あくまで、あくまで学術的興味です!ハイ!!」ジュルリ 富田「フヒヒッ」 沙都子「に゛ーに゛ー!に゛ーに゛ー!!」 入江「さぁ〜沙都子ちゃ〜ん。一緒にお医者さんごっこ(?)しましょうねー!!……あ、鷹野さん資料室なんで私はコレで」 沙都子「に゛ーに゛ー!に゛ーに゛ー!!」 入江「おやおや、そんなににーにーが良いのなら、本当ににーにーの隣でやってあげても良いですよぉ、フヒヒッ、フヒャッ」 そんな事を言いながら、入江は沙都子を小脇に抱えて奥えと消えていく。 富田「フヒッ…じゃぁ僕もコレで」 富田君も入江に付いて行った。 907 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/11(日) 23:56:31.97 ID:/YNA3aJ8O 圭一は、そんな二人の様子を溜め息混じりで眺めていた。 圭一「やれやれだぜ」 岡村「じゃぁ、資料室に行きましょうよK!」 大石「んっふっふ、鷹野さんってあの看護婦の恰好した方でしょう。いやぁ、彼女の下着は……今から興奮が抑えてられない。私の老木も久しぶりにエレクトしそうですよ!」 圭一「ふふ、二人とも急かすなよ。今回は鷹野さんなんだ。彼無しじゃ楽しめない」 圭一「今は待とうじゃないか、彼の到ちゃ……」 『――待たせたね!ソウルブラザー達ッッ!!』 圭一「…来たか」ニタリ 923 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 00:09:41.14 ID:jE9BkbG3O 赤坂「ハァアアアアアアアッッ!!」 それは、何処までも真っ直ぐな一撃だった。 愚直に、正直に、何の飾りもなく、小此木の顔面へと拳が伸びていく。 小此木「…ヘッ」 小此木はソレを、ハッキリと捉えていた。 テーサーの一撃を、発射を視認してから回避出来る小此木にとって、赤坂の一撃はあまりにも遅い。 小此木(…見えるぜ) 小此木はイメージする。 赤坂の拳をバックステップでギリギリで避け、伸びきったその腕を折りつつ、砂利に赤坂の頭蓋を叩き込むそのイメージを! 赤坂の拳が伸びてくる。 小此木はバックステップ。 だが、赤坂の拳はまだ伸びる。 しかしそれは想定の範囲内、小此木は僅かに後ろに身をよじり―― 小此木(伸びきったぁ!) 934 名前:付け損ねた ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/12(月) 00:24:50.28 ID:jE9BkbG3O しかし、 小此木「ッ!!?」 止まらない、伸びきらない。 赤坂の拳はそのまま―― 小此木「バカ、な―ビェャッ」グシャッッッ ――小此木の顔面を撃ち抜いた。 小此木はそのまま3mは飛び、グチャリと砂利に打ち込まれる。 その体は、もうピクリとも動かない。 その様子を見て、赤坂は大きく息を吐く。 赤坂「悪いな……俺に、二の太刀は無いんだよ」 呟いて、赤坂は空を見上げる。 時刻は、もう夕刻であった。 1 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/12(月) 00:52:27.73 ID:jE9BkbG3O 富竹「待たせたね!君のソウルブラザー、トミーだよ!!」 富竹「ついに僕の登場だ!鷹野さんは……フヒヒッ」 富竹「じゃぁみんな!いくよー!!」 富竹「富竹フラッシュッッ!!」パシャパシャパシャ 前スレ http://takeshima.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1231575850/ 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 01:05:39.08 ID:jE9BkbG3O 『――待たせたね!ソウルブラザー達ッッ!!』パシャパシャパシャ 幾重にもフラッシュがたかれ、その者の姿をかきけす。 が、それでもその者が誰か分かる。 圭一「……来たな、激写ボーイトミー。またの名を――」 フラッシュで暗転していた視界が開けていく、そうその姿は―― 圭一「――巨乳フェチ、富竹ッッ!!」 ――かっぷくのいい中年のオッサン、富竹である。 30 名前:>>18 酉は要所要所でしか付けないんだ。すぐ忘れるから[] 投稿日:2009/01/12(月) 01:22:54.76 ID:jE9BkbG3O 富竹「ふふふ、久しぶりだねぇK!いや、この世界ではお初にお目にかかるだったかな?」 圭一「へへ……ソウルブラザーにとって、次元など何の関係もないさ」 圭一「全ては変態(我ら)の為に!!」富竹 圭一と富竹はそう言って、互いに互いの拳を打ち付けた。 岡村「?……圭一さん、次元て何の…」 圭一「いやなに、君や富田とトミーとじゃ、次元が違うって言いたいのさ」 色々と面倒な質問だったので、そんな風に適当に圭一は誤魔化したが、予想外に岡村はくってかかる。 岡村「へぇ…次元が違う、ですか?そうは思えませんけどねぇ」 圭一「何故だ?」 岡村「だって富田はパンパース、僕は尿フェチの岡村ですよ?富竹さんには失礼ですけど、たかが巨乳フェチごときに劣るとは……」 その岡村のあまりに若い発言に、圭一は思わず吹き出してしまうった。 圭一「ククッ、聞いたかいトミー?」 富竹「はっは、若いね彼は」 富竹・圭一「「HAHAHAHAHAHA!!」」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 01:36:50.60 ID:jE9BkbG3O その様子に、岡村はちょっとムッとした様だ。 圭一「ふふ、岡村君。君の言いたい事は分かる。確かに、男なら誰もが乳が好きだし、その中でも巨乳好きはかなりの割合だ……当然君や富田君の様な特殊なヤツと比べると、世間の風は暖かい……だから、大した事はない」 圭一「そう言いたいんだろう?」 岡村はそれに対して別に肯定はしなかったが、無言の肯定という言葉もある。 圭一「岡村君、巨乳『フェチ』ってなぁ……そんな簡単なものじゃない」 富竹「ちょっと待ってくれK。そっから先は、僕に言わせてくれないか?」 圭一「いいとも」 圭一は、その場を富竹に譲った。 49 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 01:49:41.93 ID:jE9BkbG3O 富竹「岡村君、確かに君の様な性癖は。誰にも邪魔されない、君だけのworldを持っていると思ってるかもしれない……only oneだと、だけどそれは実際には違う」 富竹「only oneってのはね、結局の所その分野のトップ。No.1の事さ!」 富竹「僕はねぇ…君がいるそのちっぽけな世界とは比べ物にならない大きな世界で、戦ってきた」 岡村「……」 富竹「君ぐらい突き抜けた性癖なら、他人にはまず理解されないから、精々珍獣を見る目で見られるぐらいで済む。 だけどねぇ……僕みたいな下手に理解出来るのだと……同族嫌悪って分かるかな? 悪意はハッキリと形になる」 富竹「それはね……」 岡村が見つめる富竹の手は、震えている。 富竹「……恐ろしい、世界だったよ。だけどそんな世界でも、僕は自信を持って言える」 富竹「僕は、only oneだと」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 02:01:26.80 ID:jE9BkbG3O 岡村「ぼ、僕だって……ま、負けませんよ」 岡村は絞り出す様にそう言うが、その声は震えている。 富竹「……フッ」 それに、富竹は優しく笑う。 富竹「じゃぁ、聞こうか……君は男の小便を飲めるかな?」 岡村「え゛…」 富竹「ブサイクの放尿に興奮出来るかな?母親の排尿シーンを見たいかな?」 岡村「あ゛…う゛」 富竹「僕は、かまわないよ」 岡村「ッ!!?」 富竹「それが母親だろうがブサイクだろうが男だろうが……はたまたゴリラだろうが、そこに美しい巨乳があるのならば、僕は何だって構わない」 岡村「ぼ、僕は…」プルプル 富竹「いいのさ、出来ないなら出来ないで素直に言って。何が出来るか出来ないじゃない、自分を素直に解放する。それが、変態(我ら)なのだから」 岡村「富竹さんッ」 富竹のその言葉に、岡村は感涙した。 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 02:17:51.69 ID:jE9BkbG3O 大石「あのぉ〜、盛り上がってる所申し訳ないんですが、私そろそろ鷹野さんが気になって老木が花粉を放ちそうなんですが……」 繰り広げられる変態ワールドの片隅で、大石が所在無げに笑う。 富竹「おや、これは申し訳ないクラウ……いえ、大石さん」 大石「んっふっふ、はじめましてなのに良くご存知で。クラウドで結構ですよ」 二人は顔を見合わせ、笑った。 富竹「と、いうことは……臭松作戦は概ね成功ですかK?」 圭一「あぁ、まだS.Sが居ないけどな」 富竹「S.Sですか…それはまた一番厄介なのが残りましたねぇ」 圭一「ま、餌は撒いておいた。それよりも先に、楽しめる物は楽しんでおこうじゃないか?」ニタリ 富竹「……」ニタリ 二人は、邪悪な笑みを漏らした。 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 02:28:59.33 ID:jE9BkbG3O ――診療所最奥、悟史が居る所。 悟史「――」 沙都子「に゛ーに゛−!に゛ーに゛ー!!」 入江「「フヒヒッ」」富田 その診療所の奥地で、眠り続ける悟史すがりつく沙都子を追い詰める様に、入江と富田はにじり寄っていく。 入江「さぁ〜て、ににーもいるからねぇ〜?怖くないですよー」 ビックリする程朗らかな笑顔で近付く入江に、 富田「フヒヒッ」 何処までもいやらしい顔で突き進む富田。 対照的な二人だが、考えている事は一緒だ。 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 02:40:54.61 ID:jE9BkbG3O 入江「じゃぁ、まずはお注射しましょうか〜?富田君、例の物を」 富田「はい先生」 富田はツーといえばカーという感じでそう言うと、入江に針の付いてない大きな注射を渡す。 中には、何やら液状の物がギッシリだ。 入江「ありがとう富田君、中身は?」 富田「石鹸水です」 入江「ブラボー」 入江は拍手でそう言うと、うやうやしい仕草でそれを富田から受け取る。 入江「はいはーい、沙都子さ〜ん。ちょ〜と、お注射しますよー!大丈夫、痛くありません。ちょっとお腹がゴロゴロするだけです!!」 富田「フヒヒッ、そこで僕のパンパースの出番ってわけですね?フヒヒッ」 舌舐めずりをせんばかりに、ゆっくりと、二人は沙都子に近づいていく。 沙都子「ひぃいいいッッ!!」 入江「「フヒヒヒヒッ」」富田 99 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/12(月) 03:05:00.30 ID:jE9BkbG3O スマン、意識がdでた。 ゴメン、ちょっと待って……マジで待って、脳みそが熱い。 108 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/12(月) 03:18:59.15 ID:jE9BkbG3O すみません、お言葉に甘えて寝させて貰います。 勢いも落ちててキツいだろうとは思いますが、保守お願い致します。 無理だったら新スレの部分から立てますので、皆さんも無理なさらぬよう。 では、おやすみなさい。 225 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/12(月) 15:10:24.68 ID:jE9BkbG3O ロッカー「ゴンナサイゴンナサイゴンナサイ」 (訳;お待たせ、みんな☆はぅ〜、レナちょっと遅れちやったかな?かな?) ロッカー「ゴンナサイゴンナサイゴンナサイ」 (訳;大変な事になったよぅ……このままじゃ沙都子ちゃんが…) ロッカー「ゴンナサイゴンナサイゴンナサイ」 (訳;私もいつになったらロッカーから出られるんだろ?だろ?はぅ) ロッカー「ゴンナサイゴンナサイゴンナサイ」 (訳;気を落としても仕方ないね……じゃぁみんな!いっくよー!!) ロッカー「ゴンナサイッッ!!」 ロッカー「ゴンナサイカイ」 229 名前:再開 ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/12(月) 15:22:07.12 ID:jE9BkbG3O ――バチチチッ! 富田「あ゛」 そんな乾いた電撃音が走って、富田はドチャリと頭から床へと突っ伏した。 入江「?……富田君、どうし…!?…貴方はs…プロペッ」ドサッ 入江も、富田に続く。 沙都子「あ……あ゛」 沙都子は見た。 自分が手も足も出なかった悪魔達を、一緒で葬ったそのヒーローの姿を。 詩音「間一髪って……とこだったね」 沙都子「詩音さんッ!」 そうそれは、利き手でスタンガンをもて遊ぶ詩音であった。 236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 15:36:07.84 ID:jE9BkbG3O 沙都子「詩音さん、詩音さん!うわぁああああああああああああああああッッ!!」 沙都子は破顔し、泣きながら詩音にすがりついた。 その目元はこれ以上ないくらいに腫れ、顔は涙でぐしゃぐしゃである。 詩音「よしよし、沙都子。もう大丈夫だから」 沙都子「うぁっく、うわぁああああああ!!」 すがりついてくる沙都子の頭を優しく撫でながら、詩音は傍らで眠る悟史を見た。 悟史「――」 その体からは幾重もの管が伸び、それが悟史を生かしているのだと医学の知識が無い詩音でも容易に分かる。 それは、何処か鎖に繋がれた囚人の様で。 詩音(診療所に悟史君がいるって怪文書が送られてきたから忍び込んでみたけど、何かとんでもない事になってる……) 悟史「――」 詩音(悟史……後で、必ず助けてあげるからね) 詩音はその決意を胸に、スタンガンの電圧を調整するのであった。 245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 15:52:42.04 ID:jE9BkbG3O ――診療所、資料室。 鷹野「うぅ……なんなのよぉ、あたしが一体何したっていうのよぉ…」 資料室に閉じ込められてから長い事放置されていた鷹野は、半ば脱出する事を諦め、その場に座り込んでいた。 鷹野「こんな事で……めげないんだから。わ、私は、おじいちゃんの研究を皆に認めさせるんだからぁ」 その狭い空間が幼い頃を彷彿とさせるのか、鷹野のしては随分弱気な様子で、半ベソをかきながら資料室の資料をあさる。 せめてこの時間に、ちょっとでも研究を進めてやろうとう鷹野なりの努力であった。 鷹野「…うぅ…?」 そんな心ぼそいときに、資料室に一筋の光が入り込む。 それは、入口から。 鷹野(助けが!?) そして、鷹野が期待した入口からの助けは―― 大石「んっふっふ、どうもこんにちは鷹野さん」 女性物の下着と剛毛に包まれた、 デップリとしたおっさんだった。 250 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 16:08:52.95 ID:jE9BkbG3O 鷹野「ぎゃぁあああああああああああああッッ!!」 鷹野は顔を真っ赤にして驚愕し、手元にあった資料室の束を大石に投げつける。 ちょっと考えてみよう。 もし、扉の向こうに下着姿(しかも女の)のおっさんが居たら? そりゃぁ驚く、そりゃぁ驚くさ。 鷹野「変態ッ!変態ッ!!変態ッッ!!」 その言葉を受け、大石は満足気に笑う。 大石「ありがとうございます。最高の誉め言葉です」 鷹野の投げつけられた資料によって、ブラジャーのホックが片方外れていた。 255 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 16:18:04.65 ID:jE9BkbG3O ――パシャパシャッ! そんな中で、幾重もフラッシュがたかれる。 富竹「激写!激写激写ッ!!」パシャパシャ 鷹野「ちょ、ジローさん?」 富竹「ん゛ー、良いよ良いよ三四ちゃ〜ん!ほら、もっと激しく!もっとお乳揺らして!!ハァハァ」パシャパシャ 鷹野「ちょ、ジローさん気持ち悪……」 富竹「なん……だと?」 富竹はフラッシュをたく手を止める。 その顔は真っ赤に染まり、その体はプルプルと震えている。 富竹「気持ち悪い……気持ち悪いだと…なんといぅ―」 鷹野「じ、ジローさん?」 258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 16:21:03.95 ID:jE9BkbG3O 富竹「――なんという快感ッッ!!」 265 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 16:31:13.96 ID:jE9BkbG3O 富竹「もっ、もっと言ってくだしゃぁハァハァ」 鷹野「ひぃいいいいいッ!!」 圭一「もう〜、トミーはMなんだからぁ」 富竹「だから三四ちゃん好きよぉフヒヒッ」 鷹野「ひぃっ!ひぃっ!!」 鷹野は腰が抜けたのか、ハイハイしながら資料室の奥へと逃げていく。 しかし、所詮は行き止まり。 プリプリと揺れる尻が、圭一達を楽しませるだけだ。 圭一「さぁ…て」 岡村「K!またお漏らしさせちゃいましょうよ!?」 圭一「岡村君はそればっかりだなぁ」 岡村「フヒヒッ、サーセン」 266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 16:37:54.20 ID:jE9BkbG3O 圭一「しかし、同じ事やっても面白くないし……」 そこで、圭一は背後を見る。 魅音「///」モジモジ 梨花「……カユ」ポリポリ ロッカー「ゴンナサイゴンナサイゴンナサイ」 そこには相変わらずモジモジしている魅音と、かぶれて痒いのか控え目にお股をかいている梨花がいた。 ロッカーは無視。 圭一「丁度良いじゃん。魅音に梨花ちゃん、ちょっと鷹野さんとレズってくんない?」 魅音・梨花「ッ!!?」 274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 16:49:28.12 ID:jE9BkbG3O 魅音「ちょ、圭ちゃん何言ってんの!?」 梨花「……」 圭一「いやだってほら、レズものって興奮するって言うし」 魅音「そういう問題じゃぁないでしょ!?」 圭一「まぁまぁ、鷹野は乗り気だからさぁ」 鷹野「いや!いやいやいや!!」 梨花(今のうちに舌噛みきって死んだ方が良いのかしら?) 富竹「良いよ〜、良い乳揺れだよー!尻より乳を見せてね〜?」 大石「んっふっふ、事後に下着を入手出来るのなら私はなんでもよろしいですよ」 岡村「おしっこ!おしっこ!!」 意見もてんでバラバラだ。 圭一「仕方ないなぁ…」 284 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:04:21.93 ID:jE9BkbG3O 圭一はそう呟くと、おもむろに股間のファスナーを開け始めた。 ――ジ、ジジジジッ。 梨花「け、圭一…あんた何を…」 全開になった圭一の股間から、長く、棒状の物が顔を出す。 鷹野「ひっ!」 魅音「そ、それ……///」モジモジ 圭一「出番だぜ――」 293 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:14:59.43 ID:jE9BkbG3O 圭一「――悟史ッッ!!」 ――それは、紛れもなく悟史のバット!! 295 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:24:40.83 ID:jE9BkbG3O 梨花(ちょっと、圭一のオットセイも出たまんまじゃないの///) 魅音「け、圭ちゃん……ぼ、暴力振るう気?」 股間から取り出した悟史のバットをオットセイと一緒に振り回す圭一に、魅音はそういう。 が、圭一は爽やかに笑ってみせる。 圭一「まさか、俺は紳士なんだぜ?そんな事するかよ」フリフリ 魅音「じゃぁ……何を」 圭一「俺はな、無駄な事はしない主義なんだ」プルンプルン 呟いて、圭一は悟史のバットを振りかぶった。 297 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:32:47.30 ID:jE9BkbG3O 圭一「オラァッ!」 ――バキャッ! ロッカー「ゴ、ゴンナサイッ!?」 圭一「ほらっ!オラオラオラァッ!!」バキャッ、ドガッ、ズガッ 圭一は躊躇する事なく、幾度も幾度も「ゴンナサイ」と喋るロッカーを悟史のバットで打ち付ける。 圭一「オラァ!」ヒュッ、ドガッ ロッカー「ゴンナサイィィッ!」 魅音「ちょ、止めてよ圭ちゃん!暴力はしないんじゃ!?」 圭一「ぁあ?何が暴力だぁ?コイツはただのロッカーだろうが、ウヒャヒャヒャヒャッ」ドカドカドカドガッ ロッカー「ゴンナサイゴンナサイゴンナサイィィッッ!!」 梨花(……最悪) 305 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:41:47.59 ID:jE9BkbG3O ――ガンガンガンガンガンッ! その音は、 鷹野「ひっ!」 ――ガンガンガンガンガンッ! その乾いた打撃音は、 鷹野「ひぃいいいいいいいいッッ!!」 鷹野の幼少の頃のトラウマを呼び覚ますには、十分すぎた。 鷹野「許して!許して許して許して!!すみませんすみませんすみません、ごめんなさい、もうしませんもうしませんもうしませんッッ!!」 ――ガンガンガンガンガンッ! 圭一「ヒャッハー!なぁーにを許して欲しいんだ鷹野さんよぉ!?」ブンブンッ 魅音「圭ちゃん止めてよぉ、レナがぁ!」 ロッカー「ゴンナサ…ゴン…ゴンナサイ」ドカバキッ ロッカーはもうベコベコだ。 309 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:53:35.02 ID:jE9BkbG3O ――ガンガンガンガンガンッ! 圭一「オラァ!ハッキリ言えよ、鷹野…いや…三四ちゃんよぉ!?」バキャキャッ 鷹野「すみませんすみません、もうしません!」 ロッカー「ゴンナサ…ゴン…」 魅音「圭ちゃぁああああああんッ!?」 ――ガンガンガンガンガンッ! 圭一「もうしない?もうしないならどうすんだおい!?」 鷹野「――シマス」 圭一「ぁあ゛?」 ――ガンガンガンガンガンッ! 鷹野「――しますから!言う通りにしますから!!」 ――ピタリ、と。資料室を覆っていた打撃音が沈黙した。 311 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 17:56:56.82 ID:jE9BkbG3O 圭一「――その言葉が聞きたかった」 320 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 18:09:15.41 ID:jE9BkbG3O カランッと、圭一は持っていた悟史のバットを落とす。 すると、実に優雅な仕草で、魅音のケツを蹴飛ばした。 魅音「ひゃうっ!」 圭一「オラァ、三四ちゃんからGOサイン出たぞ魅音!さっさとしろよ!!」 魅音「そんな事……私は嫌だよ」 圭一「んだとっ!?」ドカッ 圭一は間髪入れずに隣のロッカーを蹴り飛ばす。 ロッカー「ゴンナ…ゴヘッ!?」 ロッカーは資料室内の資料を粉砕しながら転がる。 ――ガンッ、バカンッ。 鷹野「ひぃいいい!」 魅音「うぅ……」 梨花(何よこの鉄平みたいな圭一……もうやだ。もうやだ。もうやだ!) 326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 18:19:03.80 ID:jE9BkbG3O 魅音「わかった。わかったよぉ、わかったから……レ…ロッカーには何もしないで」 魅音はうめく様にそう言うと、ヨロヨロと鷹野に近づいていく。 鷹野「うぅ…」 鷹野も、おずおずと魅音の方に近寄る。 富竹「激写、激写!!」パシャパシャ 圭一・大石・岡村「「「フヒヒヒヒッ!!」」」 332 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 18:27:47.18 ID:jE9BkbG3O 圭一「おぉ〜い、魅音。せっかくだからスカート脱ごうぜ」 魅音「え…圭ちゃ……でも、この下」 圭一「分かってるよ分かってるさウヘヘ」ジュルリ 圭一は舌舐めずりせんばかり…いや、舌舐めずりして魅音にそう促す。 ゴクリッと、一同も喉を鳴らした。 魅音「うぅ……///」モジモジ 圭一「大丈夫大丈夫、怖くないから。むしろ気持ち良いから(俺が」 岡村「フヒョッ」 大石「んっふっふ」 富竹「ジー」←激写タイミングを狙っている。 魅音「……わかった」 そうして、 そっと、 魅音はスカートの止め金に手を伸ばした。 357 名前:再開 ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/12(月) 19:44:56.40 ID:jE9BkbG3O 魅音「うぅ…うぁぅ…」 たまりかねたのか、魅音は涙を溢しはじめる。 その朱に染まる濡れた顔は、酷く興奮をそそった。 ――カチャ、シュル…。 金属の外れる音と。 滑り落ちるスカートの絹ずれが。 どこか、遠くに出来事に聞こえた。 363 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 19:51:42.34 ID:jE9BkbG3O 圭一「――」 大石「――」 岡村「――」 富竹「――」パシャパシャ ――変態共が、言葉を失う。 そう、それだけそこに現れた物は、美しく―― ロッカー「ゴンナサイゴンナサイゴンナサイ」 ――神々しく―― 魅音「み、見ないで///」 ――興奮を誘った。 369 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:06:05.75 ID:jE9BkbG3O 圭一「見ましたか皆さん!?」 大石・岡村・富竹「見ました見ました」 今こそその滑らかな手によって控え目に隠されてはいるが、彼等は確かに認めた。 かの女神の股ぐらにおはす、未だに生えそろいつつある若草萌ゆるその空間を! 魅音「うぅ……//」モジモジ 以前と同じくモジモジする魅音だが、そのモジモジは以前とは圧倒的に違う。 魅音がモジと動く度、その白き柔肌がキラキラと光を弾く。 圭一「美しい…」 圭一はどちらかと言えば無神論者だ。 まぁ、確かにクリスマスは祝い、正月には馬鹿騒ぎし、神に祈る事だってあるが、しかし感謝などはしたことはない。 しかし、この日、圭一は本気で神に感謝した。 375 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:24:49.34 ID:jE9BkbG3O 魅音「うぅ……」モジモジ 圭一「クククッ…次は、鷹野さんの番じゃないですか?」 鷹野「ひっ!」 圭一は、チラリと鷹野の方を見た。 その顔は、邪悪の一言に尽きる。 富竹「やはり鷹野さんは上からでしょう!上からしか有り得ませんよ!!」パシャパシャ ここぞとばかりに富竹は声を張る。 圭一はそれに笑顔で返す。 圭一「だ、そうですけど?」 鷹野「ぁ…あ゛」 ふるふると、涙を流しながら鷹野が首を―― ――ガンッ! ――振る前に、圭一はロッカーを叩く。 鷹野「あひぃっ!」 圭一「ん?鷹野さんどうしたんですか?」バンバンッ 鷹野「ぬ、脱ぐぅ……みよ、脱ぐからぁ…エグッ」 圭一「良い子だねぇ、みよちゃん」ニタリ 387 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:40:06.24 ID:jE9BkbG3O 鷹野「うぅ……」プチプチ それで最後の理性が崩れたのか、鷹野はナース服の止め金を外していく。 首の止め金から外していくその姿は、何故か酷く艶かしい。 富竹「ガバッと、ガバッといきましょうよ〜」パシャパシャ 鷹野の着ているナース服はワンピース状だ。 自然、服を脱ぐよりは剥ぎ取るというような様子になってくる。 圭一(トミー近寄りすぎ、邪魔だなぁ) とか圭一が余計な事を思っている間に、 一同「「「おおっ!」」」 ――プルッ。 とでも形容する様な、音の錯覚と共に。 鷹野の、豊満な果実が溢れた。 392 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 20:50:06.51 ID:jE9BkbG3O 鷹野「……グスッ」 先ほども言ったが、鷹野が着ているナース服はワンピース状だ。 それを、胸だけが露出する様に開いた。 つまり、上半身を覆っていた衣が開いて、衣がまるで花弁の様になり。 ――そう、まさに『乳の花が咲きました』というヤツだ! 403 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:06:00.33 ID:jE9BkbG3O 圭一「ウヘッウヘヘッ」 ツンと付きだした鷹野の乳頭にも、隠そうと思ってもちょっとハミ出しちゃう魅音のワカメにも、圭一は自分の若木が湿っていくのを感じる。 魅音「///」モジモジ 鷹野「ヒック…ヒック」 大石・岡村「「フヒヒッ」」シュッシュッ 富竹「ちちちちち、乳、ちっちきちー乳ッッ!!」パシャパシャ しかし、それは別に圭一だけの事では無いようで、大石さんま岡村も興奮で頭がおかしくなってるみたいだし。 富竹さんに至っては、もう何を言ってるのか良く分からなかった。 圭一(……しかし) そう、しかし。 圭一(まだ……) そう、まだ。 圭一「完成じゃないっ!」 完成には及ばない。 407 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:12:08.86 ID:jE9BkbG3O 魅音「え……?」 圭一「魅音…」 そう、まだだ。 圭一「お前…」 まだ踏み込んでいない領域が、あるじゃぁないか!? そう―― 圭一「手を退かさんかいっ!!」 ――具だよ!具ッッ!! 412 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:26:52.77 ID:jE9BkbG3O 魅音「で……でも//」モジモジ 圭一「パカッと開けよパカッっと!パカッっと開いて後ろで手を組め!!」 魅音「そ、そんな…//」モジモジ 魅音はそれを聞いてより一層モジモジする。 擦り合わせる様に股間を隠し、上半身は制服、下半身は柔肌で。 動く度に、資料室に絹ずれの音が響き、変態達のただでさえない理性とばして獣性を呼びさましていく。 圭一「パカッっだ!パカッ!!開けーッッ!!!」 大石「んっふっふ、パカッっと行きましょうパカッっと!」 岡村「パカッっといって下さい委員長!」 富竹「パカパカッ!」 変態一同「ひーらーけ!ひーらーけ!!ひーらーけ!!!」 414 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:31:42.99 ID:jE9BkbG3O 魅音「……」モジ 観念したのか、魅音はゆっくりとその手を―― 圭一「……ゴクリ」 427 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:44:36.13 ID:jE9BkbG3O 富竹「富竹フラッ…ペビャ」ドシャ ――バチチチッ! ――外す前に、富竹の奇声によって、宴は終了してしまった。 圭一「な!?トミー!!」 詩音「ちっ、気付かれたか!!」 圭一の背後には、いつの間にか詩音が迫っていた。 434 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 21:57:04.57 ID:jE9BkbG3O 圭一「くっ!」 詩音「死になっ!!」 首筋まで迫っていたスタンガンの電撃を、圭一はとっさにバク転で交わす。 が、ここは足場が悪い資料室である。 転がっていたロッカーにつまづいて、着地が取れない。 圭一「なっ!?」 ロッカー「ゴンナサイッ!」 詩音「貰った!」 迫ってくるスタンガン。 それはもう避けようがなくて……。 圭一「馬鹿な!?このKぇが!このKぇがぁあああああああああああああああああああああああああ!!」 ――バチチチッ! 451 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 22:12:12.72 ID:jE9BkbG3O ――バチチチッ! 岡村「パルプッ」ドチャ 詩音「ふぅ」 詩音はとりあえず資料室の変態共を一掃して、軽く溜め息を付いた。 変態共はそれぞれ常人とは思えない反射神経と運動能力を見せたが、詩音には関係ない。 スタンガン強すぎ。 魅音「詩音ンンッ」ガバッ 詩音「あららぁ、お姉ぇったら。なっさけない恰好しちゃってぇ」ププ 魅音の下半身を露出させた恰好に、詩音は吹き出した。 魅音「笑い事じゃないよぉ、こっちは大変だったんだからぁ!」 詩音「あっはっは、お疲れさまです☆」 魅音「あ……あれ?」キョロキョロ 魅音は何かを探して、辺りを見回す。 459 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 22:23:27.28 ID:jE9BkbG3O 魅音「あれ……?鷹野さんは?」 詩音「あぁ、あれはじゃ…いやいやお疲れの様でしたので、別室に」 魅音「ふーん……ひぅ」ブルッ 詩音「どしたの?お姉ぇ?」 魅音「たはは、ちょっと下半身冷やしすぎちゃたみたい。トイレに……」 詩音「行かなくてもいんじゃない?」 魅音「へっ?」 詩音「それ☆」バチッ 472 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 22:33:53.02 ID:jE9BkbG3O 魅音「あ゛…」 ストンッと、嘘の様に筋肉から力が抜けるのを魅音は感じた。 首筋に走って電撃によって、まるで糸操り人形のヒモが切られたかのように、ペシャリと床へへたりこみ。 そして―― 魅音「あ゛ぁあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」ジョロロッ… ――漏れだす様に、いや、まさしく漏れだして。 魅音の秘部から液体が溢れ出した。 487 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 22:46:46.75 ID:jE9BkbG3O 詩音「クックック、どぉしたのぉ?お姉ぇったらぁ……お漏らしなんかしちゃって…」 そんな風にニヤニヤと笑いながら、詩音は自らの手の平の上でスタンガンを持て遊ぶ。 その表情は、非情に楽しげだ。 魅音「詩ぉぁ…はへぁっ」ジョロロ… 魅音は口から涎を溢れ出しながらも、何とか言葉を刻もうとするが、ろれつが回らない。 詩音「どぉ、お姉ぇ?低出力のスタンガンで筋肉が弛緩しちゃった感想は?スタンガンってこういう使い方も出来るんだよぉ……グケ、グケゲケゲ」 魅音「はひ…、ふ」 詩音「ま、ろれつ回らないから答えられないだろうけど、さ☆」 508 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 22:59:08.91 ID:jE9BkbG3O 魅音「詩ぉ…なふぁ、ふぇ?」ジョロ… 自分がへたり込んでいる尿の溜り場を広げながら、魅音は回らないろれつで必死に疑問を述べる。 口周りは涎でベトベトだ。 詩音「ん゛ー?不思議なのかなぁ?何で私がこんな事するか……」 詩音が勿体ぶった言い方をしている合間にも、資料室の床に魅音の小水が滲む。 詩音「実はね、私。お姉ぇがスカートを抜がされる前から……覗いてたんだよ」 魅音「ッ!?」 詩音「いや、興奮したねぇ。圭ちゃんは糞変態野郎だけど、あの責め方はいい…クックック」 詩音は一瞬思い返すかの様に、遠い目をし。 それから心底楽しげに笑った。 519 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:06:52.90 ID:jE9BkbG3O 詩音「ホントはね……あのまま覗いておこうかとも思ったんだけど」 詩音「だけどさぁ……」ニタリ 詩音は、そっと手を伸ばす。 その先は―― 魅音「ひぅっ!?」ビクビクッ 詩音「お姉ぇのコ・コは……やっぱ私だけの物じゃなぁい?」 未だ、液体溢れ出す。 ――魅音の秘部。 530 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:19:26.06 ID:jE9BkbG3O 魅音「ぁ…ふ…」チョロッ 詩音「もう〜☆お姉ぇったらジュクジュクじゃない!」 言いながらも、詩音はソレの表面を掻き混ぜていく。 その手付きは何処までもいやらしく、何処までも艶かしい。 魅音「く……ふっ///」 詩音「あっれ、れ〜?お姉ぇ何か声変わってきてない?スタンガンも性感耐までは聞かないのかなぁ?」クチュクチュ 魅音には答える事が出来ないので、詩音からの一方的な言葉責め。 返答はないが、その表情だけで詩音を興奮を促すに十分過ぎた。 魅音「し…詩ぉ…」 詩音「んんー?」 魅音「っ……さ、悟…し、は?」 絞り出される魅音の疑問に、詩音「あぁ」と納得する。 543 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:40:50.95 ID:jE9BkbG3O 詩音「悟史君の事は勿論大好きだよ」クチュ 魅音「ふぃっ…!」 詩音「でもそれは男の子の中なら一番って事でぇ……私は、お姉ぇも同じ位好きぃ」 魅音「し、詩音っ!」 詩音「……そろそろ、痺れも取れてきたね」 言いながら、詩音は魅音の股間に当てていた指先を戻し。 それを愛おしそうに舐める。 詩音「細かい事考えるのは止めようよ、お姉ぇ」ペロッ 魅音「……」 詩音「私が興奮して、お姉ぇも興奮して……」 詩音「……気持ち良い」 一泊置くと、詩音は朗らかに笑った。 詩音「それで良いじゃない」 そのまま、詩音は突き出した二本の指先を魅音の秘部へとあてがい。 詩音「いく…よ?」ニタリ 魅音「……ゴクリ」 559 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/12(月) 23:53:41.42 ID:jE9BkbG3O ――ゴッッ!! ――魅音の視界が、鮮血に染まった。 570 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 00:03:38.44 ID:1+U8r5XmO 詩音「――」ズルッ 魅音「え?あ…詩ぉん……」 詩音が、魅音の手から滑り落ちていく。 詩音から飛び散った鮮血が、魅音の顔を濡らす。 そうして、詩音が滑り落ち。 視界が開けて。 魅音「ひっ…!」 その先には―― 圭一「フヒョッ、フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒハヒハヒハヒヒャァハヒャハハャヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッッ!!」 ――悪魔が居た。 590 名前:付け損ねた ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/13(火) 00:20:03.35 ID:1+U8r5XmO 魅音「け、圭ちゃ……」 圭一「フヒヒッ、このKぇが!たかが電流ごときでくたばると思うてか!?」 圭一「フヒッ、フヒョッ」ゴッ、ゴッ 詩音「――」ビクッ、ビクンッ 奇声をあげながら、圭一は悟史のバットで幾度も幾度も詩音の脳天を打ち付け、その長物を血染めにしていく。 魅音「圭ちゃんやめて!詩音が!?詩音が死んじゃうッ!!」 圭一「死ね!死ねッね!!」ゴッ、ガッ 圭一「せっかく内に眠る変態の才を見抜いて招待してやったっていうのに!独り占めしようとしやがって!!」ゴスッ、ドスッ 圭一「あろう事か……この俺の!この俺の邪魔をぉおおおおおおおおおおッ!!」ドカバキャッ 詩音「――」ビクッ…ドクドク 圭一「貴様なんぞに貴重な処女を渡すかよぉおおおおおおおおおおオオオオオオオオオオオオッッ」グシャ!グシャッ!!グシャッッ!! 616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 00:42:19.15 ID:1+U8r5XmO 圭一「ハァ…ハァ」カランッ 一通り殴って、圭一は悟史のバットを滑り落とした。 そのバットは既に返り血で、まともに握るのも困難な状態である。 詩音「――」ドクドクドク 真っ赤な肉塊と化した詩音は、スタンガンをその手に握りしめたまま、完全に沈黙している。 圭一「フヒヒッ…死姦は趣味じゃないからな。この辺で勘弁しといてやるよ」 吐き捨てるようにそう言うと、圭一はペッと唾を吐いた。 圭一「あ゛〜、ダリィ……スタンガンの後遺症か?マジか死ぬかと思ったぜ」 右、左と肩をくるくると回すと。 圭一は魅音の方を向いて、ニィと笑った。 圭一「さぁて、詩音がほぐしといてくれたみたいだしなぁ……」 圭一「宴の時間だ」ニタリ 魅音「……」ジョロロ… 蛇に睨まれたカエル。 魅音はこの時、その言葉の意味を噛み締めていた。 629 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 00:57:10.87 ID:1+U8r5XmO 圭一「フヒッ、なぁ魅音?俺頑張ったよなぁ?」 魅音「……」ジョロロ… 圭一「あらゆる傷害を撃ち抜き、知恵と力を全開で使って我を通してきた」 魅音「……」ジョロロ… 圭一「仲間は受け入れ、利用出来る物は全て利用し、敵とは戦った」 圭一「そして、敵を倒した」 魅音「……」ジョロロ… 圭一は、ゆっくりと魅音に近付いてゆく。 634 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 01:06:55.82 ID:1+U8r5XmO 圭一「なぁ?俺そろそろ本当の意味で素直になっても良いよなぁ?」 圭一「こんな際どい所をウロウロしてんじゃなくて…ダイレクトに…直接的にさぁ?ハァハァ」 魅音「……」ジョロロ… 圭一「なぁなぁ?ハァハァ」 魅音「……」ジョロロ… 圭一「なぁなぁ?ハァハァ」 魅音「……」ジョロロ… 圭一「なぁなぁ?ハァハァ」 詩音「――」ユラリ 圭一「なぁなぁ?ハァハァ」 魅音「……」ジョロロ… 圭一「なぁ、魅音ッ!?」 一声そう叫ぶと、圭一に魅音に向かってダイブした。 647 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 01:24:38.51 ID:1+U8r5XmO 圭一「っ!」 それは、光よりも速い思考の流れだった。 その鍛え抜かれた変態の勘により、既に空中に飛び出していた圭一は、慣性を若干無視して僅かに飛び進む方向をずらす。 ――ビビッ! 圭一の頬の僅か表面を、高圧の電流がかすった。 詩音「ちぃっ!」ドクドク 壁に無様に打ち付けられなからも、圭一は確認する。 圭一「何故だぁ!?」 そう、 詩音が、 詩音がッ! 詩音「脳しょうブチまけられてぇかぁッッ!!?」 詩音が立っているッッ!! 658 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 01:40:49.05 ID:1+U8r5XmO 詩音「この変態やろぉ、ブチ殺す!」ドクドク 詩音は額…いや、頭から滝の様に血を吹き出しながらも、確かに立っている。 立って、圭一に敵意を剥き出しにしている。 圭一「ふざけるな!確かに、脳しょうをぶちまけてやったハズだ!!」 詩音「クックック…残念だったねぇ。あたしゃ鬼の血引いてっからねぇ…脳しょうぶちまけたくらいじゃ死なないよ!!」ドクドク 言いながらも、詩音はフラつく。 当然だ。明らかに2gは出血しているのである。 圭一「くく……俺の見立ても悪くはなかったらしいな…同士として迎えられないのが、惜しいぜ」 圭一のその言葉に、詩音はペッと口内の血を吐き捨てる。 詩音「あんたら変態共と一緒にするんじゃないよ。社会のウジムシ共が!!」 圭一「なん……だと…ッ?」 その言葉に、圭一の雰囲気が変わった。 667 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 01:57:56.05 ID:1+U8r5XmO 圭一「――貴様らは、」 詩音「?」ドクドク 圭一「貴様らいつだってそうだ。そうやって自分は普通だから正義だと、お前は異常だから悪だと。まるで神様気取りだ」 圭一「俺達を侮辱し、罵倒し、さげすみ、社会の底辺とし、尊厳を略奪し、社会片隅へ追い込み!」 圭一「それだけじゃ飽き足らず!しまいにゃ押し潰そうとしやがるッ!!」 それは、全ての変態を代表するかの様な、叫び。 いや、変態の泣き声! 圭一「ふざけるなよ!?ふざけるなッ!!俺は…俺達は人間なんだ!!血の通った……一個の人間なんだッッ!!」 圭一「幾度の世界で、幾度の時間と空間の中で、その全てで!俺を拒絶しやがって!!」 圭一「だから……諦めたさ、理解して貰おうなんて……とっくに諦めた!」 圭一「だから俺はもう媚ない!媚ぬ!退かぬ!!逃げぬ!!!」 圭一「漢、圭一!もう後退出来る程、希望の貯蓄は残ってないんじゃぁあああああああああああああああッッ!!」 678 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 02:18:52.37 ID:1+U8r5XmO 圭一「どっせぇええええいッ!」 雄叫び、いや、唸りを上げて圭一は詩音へと突撃する。 詩音「ッ!?」 その手には、何も握られてはいない。 落としたからだ。 だが、そんな事、 漢圭一には、何の関係もない! 詩音「お馬鹿さんっ!」 そう言って、詩音はスタンガンを圭一へと突き出す。 それを―― 圭一「アビャビャウヒヒヒヒヒヒヒヒヒッッッッ!」バリバリバリバリバリバリッ ――圭一は、手の平だけで受け取める!! 686 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 02:36:09.49 ID:1+U8r5XmO 圭一「ウヒッ、フヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒハヒハヒハフゥファヒァッッッ」バリバリバリバリッ スタンガンの電圧は、高圧だ。 髪はうなり、皮膚は沸騰し、目玉は飛び出る。 それでも、圭一はそれを離さない。 圭一「アビャブヒィフェオヒャァッヒャヒャッフヒャフィヒヒヒヒヒッ」バリバリバリバリッ 詩音「こ、コイツ!く、狂ってるッ!?」 圭一「クルッテンノハウマレツキ…ドヒゥヒヒヒヒヒヒヒッッ」バリバリバリバリッ 詩音はその圭一の様子に、言い様もない恐ろしさを感じた。 詩音(ヤバい!コイツ、ヤバい!!) 詩音「チックショウッッ!電圧MAXぅぅ(完全致死量)ッッ!!」 693 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 02:39:52.48 ID:1+U8r5XmO バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ 圭一「アッヒャッヒヤッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッヒャッ!!」バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ バリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリバリ 701 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 02:57:37.33 ID:1+U8r5XmO ――ウ゛ン…。 という音と共に、電撃が途切れた。 詩音「え゛?えぇえ゛」パシパシッ 詩音が、電撃を放たなくなったスタンガンを必死で叩く。 が、スタンガンはウンともスンとも言わない。 圭一「知ってっかぁ?詩音ンンッ」バチバチッ 身体中に電気を纏いながら、圭一は言う。 圭一「スタンガンって、長時間の使用には耐えられないんだってなぁ……」バチバチッ 詩音「そんな、アレだけの電流で…」 圭一「言ったろう詩音…俺にはもう後退出来るだけの希望の貯蓄はねぇ」バチバチッ 圭一「変態はぁ…」バチッ 圭一は、身体中に纏う電気を払い、言った。 圭一「逃げぬ!退かぬ!媚ぬ!そして――」 圭一「――負けぬッッ!!」 707 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 03:14:45.72 ID:1+U8r5XmO 圭一「俺の……勝ちだ」 詩音「そん……な」 ベチャリと、詩音はその場に崩れ落ちた。 それは、魅音が流した泉への沈殿。 圭一「クックック」 パシャリパシャリと水を弾き、圭一は詩音へと近付いていく。 圭一「さぁて、死姦じゃ無くなった事だし。先ずはお前カ……ガ!?…」ガクッ それは、本当に唐突に起こった。 圭一「バ…バカな…今さ……グッ!…」ズルッ 先ずは、足。 次に、腰。 そして、腕。 次々と体が動かなくなっていき。 圭一「ギッ……」ドチャ 最後に、平行感覚を失った。 723 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 03:32:53.53 ID:1+U8r5XmO 圭一「そんな、効いていたとッ?あの程度の電撃が効いていたというのかッッ!?」 圭一「この、Kぇに対してッ!ゴホゴホッ」 魅音の泉に顔を突っ伏した状態で無理に叫んだ事により、圭一はむせる。 その様子を見て、詩音はワラう。 詩音「いぃえ、スタンガンは圭ちゃんに全く効きませんでした☆」 圭一「では何故!?」 詩音はにっこりと微笑む。 詩音「圭ちゃん。保険って、日本人としては必ずかけておくべきだと思いません?」 詩音「ねぇ、鷹野さん?」 圭一「ッ!!?」 圭一が僅かに動く首を動かして、背後を見ると、 鷹野「そうね。詩音ちゃん」 そこには鷹野がッッ!! 732 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 03:51:43.15 ID:1+U8r5XmO 鷹野「ごめんね、遅れて。詩音ちゃんが殴られた辺りから打ち込んでたんだけどねぇ……筋弛緩剤」 詩音「全く、像より効くのが遅いですね」 そんな風に言い合い顔を見合わせて、鷹野のと詩音は笑い合う。 圭一「筋弛緩剤だぁッ!?……馬鹿な、鷹野は既に制圧していた筈ッ!!」 鷹野「あら?あれはトラウマを刺激されて、ちょっと取り乱していただけよ。冷静になれば、まぁこの位は」 言って、鷹野は自慢気な表情を見せる。 詩音(後ろからこっそり注射打ち込んだだけの癖に) 圭一「馬鹿な馬鹿な馬鹿な、あと一歩だったというに!俺の派道を成すまで、あと僅かであったというにッッ!!」 詩音「圭ちゃん、良い言葉教えてあげようか?」 圭一「?」 詩音「トラップは、最後の最後にそっと一つだけ……ま、沙都子の受け売りなんだけど☆」 圭一「ぐぁああああああああああああああああああああッッ!!」 739 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 04:01:22.64 ID:1+U8r5XmO 鷹野「おっと、押さえて押さえて。筋弛緩剤打ち込まれてまだ動くなんて、どうなってんのこの子?」 詩音「手術用の拘束台にくくりつけときましょう」 圭一「チクショウ!チクショウ!!」 圭一「K死すとも変態死せず!」 圭一「例え俺がこのまま尽きようとも、第二第三の俺がお前らを!!」 詩音「ハイハイ☆」 詩音と鷹野は、手慣れた手付きで圭一を拘束台にくくりつけていく。 詩音「じゃぁ例の様に」 鷹野「えぇ、例の様に」 741 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 04:08:23.38 ID:1+U8r5XmO 圭一「貴様ら俺をどうする気だ!」 鷹野「ねぇ圭一君」 圭一「何だ!?」 鷹野「貴方、病気なのよ」 圭一「は?」 鷹野「私も医者の端くれですもの。病人に対しては、治療しか行わないわ」 圭一「な、何言って?」 詩音「そうそう、圭ちゃん病気なんですよ」 詩音「ちゃんと治療しないと☆」 圭一「???」 747 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 04:18:32.52 ID:1+U8r5XmO 鷹野「―疾患は、ここね」 そう言って鷹野が指差す―― 圭一「そ、それは俺の…」 ――その先は―― 圭一「俺のオットセイッ!」 ――紛れもなく、圭一のオットセイ!! 753 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 04:24:23.28 ID:1+U8r5XmO 圭一「――」 圭一の顔が、サッと青くなる。 鷹野「ココよ、ココ。ココが悪いのよ。こんな患者に悪影響を与える患部は、外科手術でさっさと切除しちゃいましょう」 詩音「わっ!それ名案〜☆」 圭一「――」 圭一「―…」 圭一「……」 圭一「本気?」 鷹野・詩音「本気」 759 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 04:34:10.13 ID:1+U8r5XmO 圭一「……あの、この度は。本当に、誠に申し訳ありませんでした」 圭一「筋弛緩剤を打ち込まれていなければ、床に顔面をすりつぶす程擦りつけて謝りたい所なんです。えぇ、本当。だから、そのぉ…」 圭一「誠に勝手な申し出ながら……許して頂きたいのですが」 詩音「良いですよ。許してあげちゃいます☆」 鷹野「まぁ病気の上での事だから、仕方ないわね」 圭一「ほ、本当ですか!?ありがとう!ありがとう!!世界の優しさにありがとう!!!……じゃ、手術の方は中止―」 鷹野・詩音「「ダメ〜」」 764 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 04:45:16.05 ID:1+U8r5XmO 圭一「うわぁあああああああああああ!ふざけるな!ふざけるな!ふざけるな!!」 圭一「俺から、チ○ポ取ったら一体何が残る!?何にも残らんッッ!!!」 圭一「ただの廃人になったって知らんぞぉーッッ!!!?」 詩音「あらあら、圭ちゃん正直ぃ」 鷹野「大丈夫、何にも残らなくたっていいの。ロボトミー手術みたいなもんよ(笑)」 圭一「何が大丈夫なんだ!?何処が大丈夫なんだ!!?大体あんた外科医だったかぁ!!!?」 鷹野「あ、その辺は大丈夫。ちゃんと優秀な外科医が居るから」 圭一「は?」 手術室の扉が開かれた。 766 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 04:49:47.13 ID:1+U8r5XmO 入江「お待ちしておりましたよ、K」 そこには、爽やかな笑顔で笑う入江の姿が。 圭一「裏切ったなぁああああああああ!イリーィイイイイイイッッ!!」 770 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 04:56:25.18 ID:1+U8r5XmO 入江「おやおや、裏切ったとは心外ですK。僕はKの教えを忠実に守っているだけです」 入江「そう、自分に正直になる事」 入江「私は自分に正直に、Kを女の子にしたいとおもったんですよ。お肌すべすべ〜☆」スリスリ そう言って、入江は圭一の動かない手を取りスリスリと頬へすりつける。 圭一「あ゛…あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛」 鷹野「じゃ、後はよろしくお願いしますわ」 ――ガシャンッ 手術室の扉が閉じられた。 776 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 05:06:43.10 ID:1+U8r5XmO 入江「……でははじめますか」 入江「筋弛緩剤打ってるみたいですし、麻酔はいいですね」 入江「ちょっと痛いかもしれませんが、我慢してくださいねぇ〜」 恐ろしい事をサラッとう入江に、圭一は思う。 圭一(コイツを懐柔するなら今しかない!!) 圭一「イリー、待て!聞くんだイリー!!」 入江「?」 圭一「イリー、お前は!本当に、こんな事がしたいのか!?」 入江「えぇ……私は…」 圭一「嘘だッッ!」 圭一は、渾身の力を込めてそう叫ぶ。 その様子に、入江は少なからず同様した。 778 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 05:23:29.28 ID:1+U8r5XmO 圭一「誓えるか!?心の底、その奥底から沸き上がる根源に繋がる泉、さらにその最奥にある根源その物からそう思えていると、本当に誓えるか!!?」 入江「ッ!?」 圭一「間違いない、お前は流されているだけだ!鷹野や詩音にそそのかされ、『別にやってもいいかぁ』という気分になっているだけだ!!」 圭一「流されていいのか!?違うだろ?イリー!お前はそんな奴じゃぁないッッ!!」 圭一「俺がお前に教えたスピリットは!そんなもんじゃ無いはずだぁあああああああああああああッッ!!」 入江「け、Kぇ!?」 圭一のその言葉に、入江は感涙する。 入江「確かに、確かに私は流されていました……鷹野さん達から出された和睦の条件に、完全に乗る形で…」 圭一「そうだろう、そうだろう」 圭一(見たか、これが口先の魔術氏よ!チョロイチョロイ) 入江「僕は、僕は―」 圭一「ならば今一度聞くのだ!自らの心に!!真実の雄叫びを!!」 入江「Kぇ!」ブワッ 781 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 05:28:21.81 ID:1+U8r5XmO 入江「分かりました!真実が見えました!!」 圭一「うんうん」 入江「僕は本当は何をしたいのか!本当は何をすべきなのか!」 圭一「うんうん」 入江「今まで僕は嘘っぱちです!そしてこれからの僕が本当です!」 圭一「うんうん」 入江「今の行動を見直し……そして、」 入江「自信が付きましたッッ!!」 圭一「うん……え?」 785 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 05:36:39.57 ID:1+U8r5XmO 入江「誓えます!心の底、その奥底から沸き上がる根源に繋がる泉、さらにその最奥にある根源その物からそう思えていると!!本当に誓えますッッ!!!」 入江「私は――」 圭一「ま、まっ…て…」 入江「――私はKを女の子にしたぁああああああああああああああああいッッ!!」 入江「…………」ニコ 圭一「…………」 圭一「………―」 圭一「……――」 圭一「…―――」 圭一「――――」 788 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 05:42:48.69 ID:1+U8r5XmO 圭一(この前原圭一も、老いておったか……入江の変態としての才を見誤っておった) 791 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 05:54:14.93 ID:1+U8r5XmO 入江「……」 圭一「……」 入江「……」 圭一「……」 入江「フヒッ」 圭一「ビクッ」 入江「……ニタリ」 圭一「……ゴクリ」 792 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 05:56:20.81 ID:1+U8r5XmO 手術室「アッ――――――――――――――!」 ――その日、ヒナミザワでは、夜中にカン高い声で鳥が泣くという怪現象が起こったという。 796 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 06:00:59.91 ID:1+U8r5XmO ――そうして、月日は流れた。 801 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 06:17:00.01 ID:1+U8r5XmO 女生徒A「ねぇねぇ、知ってる?古手さんの話」 女生徒B「あぁ……知ってる知ってる。あれでしょ?何でも診療所の廊下で死んだっていう…」 女生徒A「それが聞いてよ!なんでもね、死因は自ら喉を掻き千切ったショック死だっていうのよ!!」 女生徒C「えぇー、グロ……てかそれってさぁ」 女生徒A・B・C「「「オヤシロ様の祟りにそっくりだよねぇ」」」 女生徒A「やっぱ皆そう思う?」 女生徒B・C「思う思う!」 女生徒C「やっぱ……巫だったから?」 女生徒B「生け贄ってわけぇ?怖い怖い」 女生徒A「ま、所詮は眉唾の噂なんだけどね」 女生徒A・B・C「「「キャハハハハッ」」」 807 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 06:27:14.19 ID:1+U8r5XmO ――東京、警視庁。 赤坂「……ふぁ」 デスクに座って、特に何をするでもなく、赤坂は欠伸をした。 あの小此木とかいう奴を倒した後。 とりあえず奴が指揮していた山狗という部隊を残らず探し出して全滅させたのだが……。 赤坂「……何でそんな事したんだっけ?」 その理由が、どうしても思い出せない。 ただ喧嘩を売られてムカついただけだったのか、何か大層な理由があったのか、それすら思い出せない。 赤坂「う゛ーん」 上司「赤坂、次のヤマが来たぞ。今度もデケェ…期待してるぞ」 赤坂「了解」 まっ、いっか。 と、赤坂は今まで考えていた思考を流す。 ―今日も、赤坂は仕事に忙殺されていた。 809 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 06:35:34.15 ID:1+U8r5XmO ――診療所、最奥。 沙都子「に゛ーに゛ー!あぁぁぁぁ」 悟史「――」 入江「んー……まっさか沙都子ちゃんまでL5がぶり返すなんて、困ったものですね」 入江「ま、大好きなにーにーといつも一緒にいられて、本人は嬉しいかもしれませんね。私も、いつでも沙都子ちゃんをいじれて嬉しいですしフヒヒッ」 沙都子「に゛ーに゛ー!」ジタバタ 悟史「――」 ――北条兄妹は、今日も仲良しの様であった。 812 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 06:47:39.44 ID:1+U8r5XmO 男子A「なぁ、本当に行くのかよ?あの開かずのロッカーの所……」 男子B「止めようよ、あの喋るって噂のロッカーだろ?」 男子C「な〜に、ビビッてんだよ。ロッカーが喋るわけないだろ?ほら」ガラッ 男子達が開けた扉の先には、一つの、ベコベコのロッカー。 男子C「ほら、見てみろ。何のへんてつもないロッカーじゃねぇか。開かずってのも、そりゃぁこんだけボコボコなら開かないって!」 ロッカー「――」 男子C「この分だとその喋るってのは空耳…」 ロッカー「――ナサイ」 男子A・B・C「「「え?」」」 ロッカー「ゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイゴンナサイ」 男子A・B・C「「「ギャァーッッ!!」」」 ――君は知ってる?ヒナミザワ分校の…開かずの、喋るロッカーの話を。クスクスクスクスッ 816 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 06:58:46.59 ID:1+U8r5XmO ――詩音宅。 詩音宅には、夜な夜な聞こえる声がある。 魅音「あっ、ちょ……詩音やめ」 詩音「またまた、お姉ぇったらそんな事言っちゃってぇ。ホレッ」 魅音「あふぅ///」ビクビクッ 夜通し聞こえるその声に、 葛西「ハァハァ」シコシコ 葛西「うっ……!」ドピュッ 壁一枚隔てて過ごす葛西は、悶々とした夜が続いていた。 ――詩音と魅音は今日も仲良し(性的な意味で)☆ 818 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 07:13:42.97 ID:1+U8r5XmO ――カナカナカナカナカナカナカカナ。 ひぐらしが、鳴いている。 時刻は、もう夕刻に近付いていた。 圭一「……夕焼け、ここからじゃ見えないかなぁ」 妙に高くなった自分の声に違和感を感じながらも、圭一はそう呟く。 手術は成功だったらしい。 圭一のオットセイは跡形もなく無くなり。 変わりに……その、花が咲いていた。 手術の後、直ぐ様ホルモン注射なども始まり。 圭一の体は、日に日に女らしくなっていく。 まだ依然として胸の膨らみ等はそう無いけれど、体の要所要所が丸みをおび、胸板なんかはとっくの昔に無くなっていた。 その自分の体の変化に、圭一は別に嫌悪感を感じない。 いや、嫌悪感すら感じなくなった自分が恐ろしくてたまらなかった。 823 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 07:22:46.05 ID:1+U8r5XmO ――コンコンッ。 誰かが尋ねて来たらしい、ドアがノックされる。 圭一「はーい」ガラッ 大石「んっふっふ、いやぁ前原さん!手術成功おめでとうございます!!」 圭一「……」 大石「大分女らしくなったと聞いたもので、来ちゃいましたよ。いや見違えました、んっふっふっふっふ」 岡村「圭一さん、尿瓶持って来ました!ちょっと今ここでジョロ〜っと」 富田「パ、パンパースもありますよフヒヒッ」 富竹「それより圭一君、胸はどうなんだい?胸はッ!?」 大石「あ〜、私は後で結構ですので。下着を分けて貰えませんかな?んっふっふっふ」 ――ピシャ、ガチャ。 圭一は無言で扉を閉め、鍵をかけた。 828 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 07:36:02.88 ID:1+U8r5XmO 圭一(もし、もしも性転換手術を考えている人がいるならば、今一度よーく考え直して見て下さい) 圭一(おそらく、その決断には大層な勇気が必要で、大層な意思があるのでしょう。しかし、そこには大層な損失もあるのです) 圭一(先ずは嫌わないで、もう一度、自分の物を見つめ直して下さい) 圭一(それは、貴方にとっての体の一部なんかじゃなくて……) 圭一(貴方そのものかも……しれませんよ?) 圭一(だから、今一度。それだけが――) ――カナカナカナカナカナカナカカナ。 ひぐらしが鳴き、日が沈む。 今日も一日が終わる―― 圭一(――それだけが、僕の願いです) ――ひぐらしの鳴く頃に。 839 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 07:47:08.64 ID:1+U8r5XmO ●ヒナミザワ少女怪死・失踪事件。 事件発生;×月○日午後(正確な所は不明 内容;一人の少女が怪死し、そのクラスメートの一人が失踪した。 その異常な死に方により、当初は快楽殺人的な事件を思わせたが、後に検死で自殺と断定。 失踪したクラスメートについては、現在も行方が分っていない。 追記;現場には不自然にロッカーが転がっていた(失踪した少女と何らかの関係?)。 捜査は継続中である。 844 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 07:56:21.53 ID:1+U8r5XmO 圭一「おはよう梨花ちゃん!」 梨花「おはようございますなのです」ジー 圭一「?」 じっと、梨花は圭一を見つめる。 梨花(前の世界では酷い目にあったからね)ジー 圭一「な、なんだよ梨花ちゃん?」 しかし、圭一は別に目を反らしたりはしない。 梨花「にぱ〜☆なんでもないのです!」 圭一「変な梨花ちゃんだなぁ!」 梨花(良かった。この世界の圭一は大丈夫そうね) 圭一「フヒヒッ」 845 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 07:58:09.01 ID:1+U8r5XmO 『圭一が精通したようです』 ゴンナ祭・お漏らし編 完 850 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/13(火) 08:08:36.96 ID:1+U8r5XmO 終わった…まだ終わってないのに終りと思われて去って行かれるのはちょっと寂しかったけど、とにかく終わった。 保守してくれた皆さま、支援してくれた皆さま、スレを盛り上げてくれた皆さま、読んでくれた全ての方々、本当にありがとうございました。 ながらで遅筆な私に付き合って頂き、感謝のしようもごさいません。 月並みではありますが、皆さんが居たから最後まで書けました。 本当にありがとうございました。 今から、前スレやこのスレで答えらるなかった質問に(覚えてて、かつ起きている限り)答えていきます。 もし、何か質問や感想などありましたら是非どうぞ。 851 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2009/01/13(火) 08:10:09.64 ID:3bN1lc5g0 >>850 乙!かなりいい読み物だった! ・・・終わり・・・じゃな・・・い? 852 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/13(火) 08:11:33.09 ID:2KJPyYy70 ククク・・・去ったとでも思っていたのか? 853 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/13(火) 08:12:02.98 ID:/Ce6qHFlO いいギャグだった 赤坂が最後に忘れてたのはなんで? 855 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/13(火) 08:18:13.90 ID:1+U8r5XmO >>851 >>828辺りで去った行かれた方々の事です。もう終わりですよw >>852 ありがとうw >>853 現実逃避です(梨花ちゃん関係で)。 えーと、とりあえず『圭一の記憶がループしてるのかどうか?』という質問ですが、私の中では圭一(普通)の記憶はループせず、K(変態)の記憶はループしています。 857 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/13(火) 08:25:34.11 ID:WzhzpbY20 嫌な事件だったね・・・竿がまだ一本、見つかってないんだろ? 858 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/13(火) 08:27:17.46 ID:/Ce6qHFlO >>855 なるほど しかし>>1も変態かと思ってたら普通でびっくりだ 次も何か書くときがあったら頑張ってください 859 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/13(火) 08:48:17.82 ID:1+U8r5XmO >>857 そうだね、君を気を付けた方が良い。クスクスクスッ >>858 猫を被るって言葉、知ってます? えーと、あと前スレで『以前書いた話のタイトルとか教えて欲しい』ってのがあったので。 処女作;『レッドはポケモン(朝日的な意味で)マスターになるようです』 まとめ http://www20.atwiki.jp/nitari/ 色々な意味で思い出深く、やりた放題やりたい事全てやった話です。 これは書いてて本当にたのしかった。 携帯の方はモバジラとか使わないと読めないかと。 『ベジータ「どうだ? 美味いだろ、トランクス」』 まとめ http://yeisu.hp.infoseek.co.jp/matome/saibai/saibai.html 携帯の方はモバジラとか使わないと、やはり絵とかが見れません。 『ナッパはパパのようです』 まとめ http://yeisu.hp.infoseek.co.jp/matome/nappa/nappa.html はじめて真面目な話を書きました。 知名度が一番高いみたいです。 まとめられたのはこんな感じですかね(ブーン系にも一つありますが、SSではないので) 861 名前: ◆O4oIDvTQAw [] 投稿日:2009/01/13(火) 09:01:03.61 ID:1+U8r5XmO さて、他にも質問あったような気がしますが、覚えてませんし、ちょっと眠過ぎます。 皆さん丁度いなくなった様なので、これにて。 これから一日が始まる人は頑張って下さい。 これで一日が終わるという人はお休みなさい。 いずれにせよ。 ――皆さま良い夢を。