前原圭一「正月はお芋しか食べねぇ・・・」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 13:57:02.76 ID:4c6aYlpT0 ※注意 >>1はひぐらしをよく知りません。漫画をちらっと読んだだけです。 原作と比べよくキャラが崩壊します。>>1はよく人を罵ります。 すごいつまらないと感じる人は見なくていい。帰れこのスーパーひとしくん人形共。 梨花「圭一・・・すごくやせているのです」 圭一「両親が俺を置いて実家に帰ったからな。芋しか食べてないんだ」 梨花「どうして芋しかないのですか?」 圭一「うちの主食タロイモなんだ」 梨花「どこの部族ですか?」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:01:40.27 ID:4c6aYlpT0 圭一「家のタロイモも残りわずか・・・両親が帰ってくるまでの1週間をあと2個で過ごさなきゃいけないんだ」 梨花「厳しすぎるのです。もっとこう・・・即席麺みたいのはないのですか?」 圭一「ビーフンとタピオカならあるんだけど」 梨花「なんで国外の食材しかないのですか・・・?」 圭一「ねえ梨花ちゃん。申し訳ないんだけど、ご飯食べさせてくれないか?」 梨花「いいのですよ。圭一は梨花のか、彼氏なのですから」 圭一「すごく助かるよ」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:05:11.26 ID:4c6aYlpT0 梨花「まずは、ボクの得意料理の肉じゃg」 圭一「久しぶりだなぁ。芋以外を食べるのは。もう芋見ただけでゲボでそう」 梨花「・・・と、とりあえず家にくるのです!」 圭一「楽しみだなぁ」 梨花「(やばい、家には間違いなくお芋があるのです。見たら圭一が今まで見たことのない顔をしそうなのです)」 沙都子「あら梨花と圭一さん。どちらへ?」 梨花「沙都子、圭一がお腹が空いてるので何かを食べさせてあげるのです」 沙都子「そうでしたの?であれば今うちにはじゃがいm」 梨花「ストーップ!なのです沙都子!」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:07:52.09 ID:4c6aYlpT0 沙都子「なんですの?」 梨花「(圭一は今お芋の名前を聞いただけで吐いちゃうのです)」 沙都子「・・・それは何という病気ですの?)」 梨花「(もうオヤシロ様の祟りとかそういったものじゃないのです)」 沙都子「・・・圭一さん、家にジャガイモがいっぱいありますのよ」 圭一「・・・ゲボァ!!」 梨花「吐いたァー!言うなって言ったでしょこのアホー!」 沙都子「ごめんなさい。興味本位で・・・」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:11:32.06 ID:4c6aYlpT0 梨花「圭一!大丈夫なのですか!?」 圭一「それなりに」 梨花「おうちに行けばじゃがいm・・・そ、そうニンジンとかあるのです!」 沙都子「圭一さんは馬じゃないのですよ?」 梨花「さ、さあ早く行くのです」 沙都子「うわぁ・・・圭一さんの吐いたところがなんか紫色になっていますわ」 圭一「タロイモしか食ってないからなぁ。そりゃ紫になるよ」 梨花「多分タロイモは関係無いのです」 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:15:28.96 ID:4c6aYlpT0 梨花「おうちに着いたのです。さっそく料理を作るのです!」 沙都子「楽しみにしておいてください、圭一さん?」 圭一「ニンジンが楽しみだなぁ」 梨花「とは言ったものの・・・家にある材料はじゃがいもとニンジンと豚小間と糸こんにゃく・・・あとタマネギ」 沙都子「どう見ても肉じゃがの材料ですわ」 梨花「今肉じゃがを作ったら確実に圭一は星になるのです」 沙都子「んー、カレーを作れそうですけど、あいにくカレールーはきらしていますの」 梨花「というかまずジャガイモは外すのです。そこから考えるのです」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:20:41.00 ID:4c6aYlpT0 梨花「普通に野菜炒めにするのです」 沙都子「待ってくださいまし。それではおもしろくありませんわ」 梨花「おもしろさは求めてないのです・・・」 沙都子「ようはジャガイモを入れなければよろしいのですね?」 梨花「そうなのですけど・・・」 沙都子「では、思い切って佃煮にしますわ!」 梨花「思い切りすぎ!!また佃煮なのですか!?」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:21:19.07 ID:4c6aYlpT0 あーもう除雪にでなきゃ・・・ 落ちろよこんなアホスレ・・・ 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:32:47.44 ID:4c6aYlpT0 ほとんど積もってないのにかり出された・・・ふざけるなこのピスタチオ野郎。 梨花「不安なのです・・・まだ悲劇が繰り返されるのです」 沙都子「大丈夫ですわ梨花。今日は助っ人を呼びましたのよ?」 梨花「す、助っ人?すごく頼りにならなそうだけど期待するのです!」 富竹「佃煮作りなら自信あるよ!」 沙都子「ふふっ聞いて驚かないでくださいまし!不服のカメラマン、ジロウさん!」 梨花「沙都子が紹介する前に出てきちゃったァー!!」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:37:10.95 ID:4c6aYlpT0 梨花「と、富竹は料理ができるのですか?」 梨花「(というかいつの間に家に入ってきたのです?)」 富竹「いやぁ、こう見えても写真撮影でいろんなところへ長期ででかけるからね。炊事はできるよ」 沙都子「ほら!3人いればきっといい佃煮ができますわ!」 梨花「いやぁ・・・別に富竹じゃなくてもレナとかでよかったんじゃ・・・」 富竹「男手がいるだろうと思ってさ!あっはっは!」 梨花「(うざいのです・・・)」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:40:26.37 ID:4c6aYlpT0 富竹「まずは材料だね!ここにある材料で全部かな?」 梨花「そうです。あ、ちなみにジャガイモはt」 富竹「うん!実にうまそうなジャガイモだね!」 圭一『オベェェ!!』 梨花「あぁ!圭一が吐いたのです!富竹ちょっと声が大きいのです!」 富竹「へあ、ごめんごめん」 沙都子「ジロウさん、圭一さんの吐いた何かを片付けてきてください」 梨花「(もう雑用扱い・・・)」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:47:43.46 ID:4c6aYlpT0 沙都子「まずは材料をちゃんと洗う」 富竹『うわぁ圭一くん、いっぱい何か吐いたね』 沙都子「水気を取って、ニンジンは細切りにする」 富竹『何これ?紫?圭一くん何食べてるの?』 沙都子「フライパンにごま油を引いて、ニンジンがしんなりするまでよく炒める」 富竹『タロイモ?はっはっは、圭一くんそれじゃ紫になっちゃうよね』 沙都子「十分に火が通ったら、醤油、砂糖、みりん、鷹の爪を入れて、炒り煮する」 富竹『パシャッ!パシャッ!ははっいいゲボだね!』 梨花「(向こうがなんか騒がしいのです)」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:50:44.78 ID:4c6aYlpT0 沙都子「ふぅ、とりあえずこれでごはんのおかずが一品できましたわ」 梨花「さすが沙都子なのです」 沙都子「でもこれだけじゃ物足りないですわ。あと残っているのはタマネギと糸こんにゃく・・・そして豚小間」 梨花「沙都子、タマネギと豚コマを使って冷しゃぶにするのです」 沙都子「それはいい考えですわ!」 富竹「いやぁ、圭一くんいいもの持ってるね。さて、何を手伝おうか?」 梨花「肝心なときにいなかったのです」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 14:59:51.01 ID:4c6aYlpT0 梨花「まずはタマネギを薄切りにして水に付けるのです。こうするとタマネギの辛みが和らぐのです」 富竹「見た?圭一くんの何か。信じられないくらい紫だったよ?」 梨花「豚コマはこのまま茹でてもいいのですが、今回はこの豚肉に片栗粉をまぶすのです」 富竹「あの紫はうっ血したときの皮膚に近い色合いだったよ。もうちょっと赤かったかな?」 梨花「片栗粉をまぶすことによって、お肉がコーティングされて、肉汁が出にくくなるのです」 富竹「あ、そうだそうだ!羽入ちゃんの髪の色に近いね!あれは羽入色って名前にしようか」 梨花「ちょっと富竹黙れ」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 15:05:59.88 ID:4c6aYlpT0 梨花「いよいよお肉を茹でるのです。このお湯には少しお酒とショウガのかけらがはいっているのです」 梨花「こうするとお酒でお肉が柔らかくなり、ショウガがお肉の臭みを消してくれるのです」 富竹「ついでに、僕の今までの惨劇も消してくれないかなぁ」 梨花「お肉を一つ一つつまんで、しゃぶしゃぶするのです」 沙都子「しゃぶしゃぶ〜♪」 梨花「火が通ったら、皿に広げてさますのです」 沙都子「水に入れた方が早く冷めるんじゃなくって?」 梨花「水に入れちゃうとお肉が硬くなっちゃうのです。時間をかけてゆっくり冷ますのです」 富竹「僕と三四さんの間柄はとっくに冷めてるけどね」 梨花「水にさらしたタマネギをひいて、その上にお肉を置けば、完成なのです☆」 沙都子「おいしそうですわ!さすが梨花ですわ!」 富竹「おいしそうだね(性的な意味で)」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 15:10:33.78 ID:4c6aYlpT0 沙都子「この糸こんにゃくはどうしましょう?」 富竹「なぁに、そのままでも十分おかずになるよ!」 梨花「で、でもさすがに味気なさ過ぎなのです」 富竹「こうやって、ガラスのコップに入れて、サラダ油を垂らせば、ほら簡易オナh」 梨花「セイッ!!」 富竹「ウボァッ!!のどが、のどがぁぁぁぁ!!」 沙都子「ジロウさんが今までに見たことないような顔をしていますわ」 梨花「せっかくのこんにゃくが油まみれなのです・・・」 梨花「あっ!いいこと思いついたのです!」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 15:15:43.43 ID:4c6aYlpT0 梨花「この糸こんにゃくをフライパンに入れて、塩、こしょう、コンソメの元、ごま油を入れれば」 梨花「こんにゃくのビーフン風炒め!なのです」 沙都子「さすが梨花ですわ!機転を生かした料理ですわ!」 梨花「さぁ、冷めないうちに圭一のところへ持っていくのです」 富竹「僕が持って行くよ(口パク)」 梨花「きっと落としかねないのでボク達が持って行くのです」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 15:18:30.11 ID:4c6aYlpT0 梨花「圭一、おまちどうさまなのです」 沙都子「味わって食べてくださいな」 圭一「い・・・いただきます・・・」 圭一「!!う、うまい!」 梨花「よかったのです☆」 梨花「(圭一がおいしそうにボクの作った料理を食べてくれるだけで、ボクは幸せなのです)」 富竹「おいしそうだね。僕にも食べさせておくれよ(口パク)」 圭一「富竹さん、なに金魚みたいに口をぱくぱくさせてるんですか?魚の霊でも取り憑きました?」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 15:21:39.74 ID:4c6aYlpT0 圭一「ごちそうさまでした」 梨花「お粗末様でした」 沙都子「圭一さん、お腹がふくれたんでしたら、洗い物手伝ってくださいませんか?」 圭一「もちろん、お礼に全部洗ってやるよ!」 富竹「僕はなんのためにここに来たのかな?(口パク)」 沙都子「ちょっとジロウさん、そこに立っていては邪魔ですわ!」 梨花「圭一、僕も運ぶのです」 23 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 15:23:46.66 ID:4c6aYlpT0 圭一「しかし、梨花ちゃんたちいつもあんなにおいしいの食べてるのか。うらやましいな」 梨花「圭一がボクの家にくればいつでも食べさせてあげるのです」 圭一「俺が通わなくたって・・・一緒に住めば簡単だろ?」 梨花「け、圭一・・・」 富竹「いい雰囲気だね。僕も三四さんと仲直りしようかな(口パク)」 沙都子「えさをねだる小鳥の霊にでも取り憑かれたのですか?」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 15:26:00.00 ID:4c6aYlpT0 圭一「しかし、年季の入った台所だな」 梨花「ちょっと流し台が高くて不便なのです」 圭一「梨花ちゃんもまだまだ大きくなるさ!・・・ん?」 梨花「?圭一、どうしたのです?」 圭一「こ・・・これは・・・」 梨花「・・・?あ!!しまった!!」 圭一「じゃ、じゃがいも!?グヒョォ!!」 梨花「圭一が今度は真っ黒い何かを吐いたァー!!」                     ─終わり─ 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2009/01/02(金) 15:26:45.50 ID:4c6aYlpT0 今日は短く終わった。よかった。エロを望まれなくてよかった。 金糸雀は俺の嫁。