古泉「転校…だと?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 22:43:15.83 ID:+YK9bDnpO 森「あなたには北高にいってもらう」 機関に着くなり森さんが第一声がそれだった 古泉「は?北高というとあの高校ですよね?」 森「そう。県立北高校よ」 古泉「略さずにちゃんと言ってほしいものです。年の割に略すなんて…ヴォエ!?」 森「叩くわよ」 古泉「いたぁ…もうやってるじゃないですか、しかも拳で」 森さんの拳が震えている 森「まあいいわ。あなたもあの高校は知ってるでしょ?」 古泉「確か我々の神にあたる涼宮ハルヒが通っている高校ですね」 2 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 22:46:18.69 ID:+YK9bDnpO 森「そう。彼女は今部活を作ろうとしている。そこに謎の転校生を欲しているようだから」 古泉「それで僕に監視役として行けということなんですか?」 森「同い年だし、丁度いいじゃない」 古泉「しかし、僕も受験を受けてちゃんと高校に入ったのだ。そこを転校するというのは……」 森「もう転校の手続きは済ませてあるから」 古泉「酷ぇw僕、人権無いじゃないですか」 森「大丈夫。ちゃんと特進に入れてあげるから」 古泉「何が大丈夫なのか分かりませんが…」 3 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 22:49:25.55 ID:+YK9bDnpO 森「神とはいえ、なかなかの美少女じゃない。その側に行けるんだからもう少し喜びなさい」 古泉「そんな…僕は森さんの側がいいです」 森「なっ!?何を言ってるのよ///」 おやおや、顔が真っ赤になっている可愛いのうw可愛いのうw 古泉「冗談ですよwこんな若僧のいう事で顔を赤くしないでくほぺろ!?」 森「とりあえず殴っとくわね」 本日二度目のハートブレイクショットだ 古泉「いてぇ…いてぇじゃねぇか。2発もぶち込みやがっでぇぶ!?」 はい、三度目 古泉「……すみません」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 22:50:40.77 ID:+YK9bDnpO 森「とにかく北校の特進よ。あとは涼宮ハルヒが接触してくるのを待つのよ」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 22:55:33.03 ID:+YK9bDnpO 古泉「古泉一樹です。入学早々の転校で戸惑っていますが宜しくお願いします」 自己紹介が終わると何故かは知らないが女子が黄色い声をあげる。うはwモテモテww 男子はつまらなさそうに僕を見ている。そんな目で見るな糞虫 涼宮ハルヒが力を持つようになり3年。どうやらこの高校で部活を設立したようだ 彼女の行動に一役かっている男がいるらしい その糞野郎が今回僕の転校を決定させたと言っても過言ではないだろう そんな事を考えてると、転校生特有の言葉責めの時間がやってきた。女ばかりが 女子A「古泉君って何でこの時期に転校してきたの?」 古泉「ちょっと上の都合で…」 女子B「上?ああ、親の事ね」 女子C「何か困った事があったら何でも聞いてね」 古泉「はい。スイーツ(笑)は苦手です」 女子ABC「は?」 そんな女共のくだらない会話が予鈴が鳴るまで続いた 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 23:01:32.74 ID:+YK9bDnpO 古泉「まず僕の高校ライフをぶち壊したあの糞アマを確認しておかなければ」 僕は中休みに涼宮ハルヒの居る教室へとダッシュで向かった 古泉「はあはあ、あの女…か」 そこには楽しそうに話している涼宮ハルヒともみあげ男子生徒がいた 古泉「はあ…なるほど、奴が今回のターゲットか…覚えたぞ」 古泉「さて、後は涼宮ハルヒがこちらに近づくまで待つとしますか」 帰ろうと踵を返すと、僕を不振者のように見ている女生徒が居た。何故だ 朝倉「あなた…どこの人?(超能力者?)」 古泉「うわ、何だこの眉毛。可愛いじゃねぇかw(あなたこそ宇宙人?)」 朝倉「それって私を褒めてるの?それとも眉毛?(やっぱりね)」 あ、声に出しちまった 古泉「ええ、あなたがとても美しいもので、つい声に出てしまいました(それで僕をどうしますか)」 フォロー成功。セフセフ 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 23:04:12.68 ID:+YK9bDnpO 朝倉「そう。あなた涼宮さんをずっと見てたわよね?ハアハア言いながら(刺そうかしら)」 しまったああぁぁ!?走ってきたから息が切れてたんだ。それで周りが不振がってたのか 古泉「なんの事ですか?僕はあなたを見ていたのですよ(刺すとか怖ぇよ眉毛)」 朝倉「私教室にいなかったんだけど(やっぱり死んで)」 古泉、アウト 古泉「訂正します。このクラスに可愛い子が居ると噂を聞いたものですから(そんな事より)」 朝倉「それで覗いたら涼宮さんが居たと?(何?)」 古泉「僕も男ですから。しかし彼女では無く、噂はあなたの事だったみたいですね(やらないか?)」 どうよ。この色男っぷりは 朝倉「面と向かって言われると照れるわね(殺ってあげる)」 うはwこの女オチた。テラビッチビチ 古泉「今回は挨拶のみで失礼します(殺られてたまるか眉毛)」 僕は一目散にダッシュで逃げた 朝倉「あ、結局何だったのかしら(いつか殺す)」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 23:10:43.60 ID:+YK9bDnpO ハルヒ「このクラスに転校生がいるでしょ。私に引き渡しなさい」 来たか。クラスは一時騒然となった 当たり前だ。全校生徒にその名を轟かせる涼宮ハルヒがイケメンな転校生にヤキを入れるために呼んだのだ 古泉「僕が今日謎の転校をしてきた古泉一樹です」 ハルヒ「自分から謎なんてますます怪しいわね」 クラスの視線が僕と涼宮ハルヒに集まる ハルヒ「あたしは涼宮ハルヒよ。ここじゃなんだから歩きながら話ましょ」 そう言うと涼宮ハルヒは先導を切って歩きだした シャンプーの匂いがするw森さんとはまた違った甘い匂いだ 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 23:17:21.55 ID:+YK9bDnpO 実物はかなりの美人に属する彼女の匂いを嗅いでいると彼女がいきなり振り返った ヤバい!?彼女の髪の毛を鼻に入れてたのがバレたのか? ハルヒ「今から部室に来てもらうわ」 どうやらバレてないようだ。驚かすんじゃねこの厨二病が 古泉「分かりました」 ハルヒ「聞き分けがいいわね。流石は特進ね」 好きで特進になった訳じゃねえよ。僕の素敵な高校ライフを返せこんちくしょう! ちょっとからかってみるか 古泉「涼宮さんのような…」 ハルヒ「?何?」 古泉「涼宮さんのようなキレイな女性と一緒に行動できるなら嬉しい限りですね」 彼女は頬を少し赤らめて無言で歩きだした。おい、お前可愛いなw 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 23:29:32.89 ID:+YK9bDnpO ハルヒ「着いたわ」 程なくして部室についた。文芸部と書いているが、きっと乗っ取ったのだろう。流石は傍若無人な彼女だ 部室に入るなり彼女は元気よく声を発した ハルヒ「へいお待ち!1年9組に本日やってきた即戦力の転校生!その名も!」 まるで寿司職人がネタを紹介する様に僕を紹介した 古泉「古泉一樹です。よろしく」 ハルヒ「ここSOS団、あたしが団長の涼宮ハルヒ」 SOS団って…Sha la laでも歌う気かこいつ ハルヒ「そこの3人は団員その1と2と3」 はいはい、知ってるよ……ってあれ?一人見慣れない奴がいる ハルヒ「ちなみにあなたは4番目。皆仲良くやりましょ」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 23:41:52.06 ID:+YK9bDnpO 古泉「うわっ!何ですかこれ?」 驚いた。次の日部室に行くと朝比奈みくると涼宮ハルヒがくんずほぐれていた ハルヒ「ああ、いいところに来たわね。皆でみくるちゃんに悪戯しましょ」 いいぞもっとやれ。僕も混ぜろ! 古泉「遠慮しておきましょう。後が怖そうだ」 出たのは思ってたのとは逆の言葉だった 古泉「お気になさらずどうぞ続きを(視姦しときますから)」 しかしフォローも入れたから完璧だろう もみあげが僕の発言を聞きながら止めに入っていた。何か睨んでるし カメラで撮ってた奴に僕の気持ちが分かるか! いつもこんなおいしい所に遭遇しないんだぞ! 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 23:46:23.52 ID:+YK9bDnpO  ( ゚д゚ )  (__つ__つ 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 23:48:46.70 ID:+YK9bDnpO ハルヒ「では、これよりSOS団第一回ミーティングを開始します」 第一回っていままで何をやってたんだこの部活は 要約するとこうだ。不思議探索するぞ!だと . . . . 古泉「長門さん。あなたの他に朝倉というヒューマノイドが居ませんか?」 長門「……居る」 古泉「先ほどコンタクトを取ったのですが、えらい殺気でしたよ」 長門「……眉毛」 古泉「は?」 長門「……キーワードは眉毛」 古泉「ああ!眉毛と言ったから怒ったんですね。でもせっかくの美人なのにあの眉毛はもったいないですよね」 古泉「あなたもメガネなんか止めたらどうですか?ない方が可愛いですよ」 古泉「それにそのままだとメガネってあだ名で呼ばれますよ」 長門「おい、殺すぞ」 古泉「すいません」 古泉「しかし怒った表情もなかなかですね」 長門「消すぞ」 古泉「許してください」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/21(日) 23:57:31.91 ID:+YK9bDnpO 次の日、市内探索ツアーを観光する事になり、北口駅前に集合。来なきゃ死刑だそうだ 死刑ってお前はガキ刑事か。八丈島のキャン!アフリカ像が好き!ってやかましいわ 集合場所に最後に来たのはもみあげだった。罰金取られて涙目wしこたま食ってやるww ファミレスで市内探索の班を二組に分けた 班は僕と電波とメガぬぇぶ!? 殴ったね!何故心の声が聞こえるんだこのメガにょろん!? ……また殴られた 古泉「…すみません長門さん」 とにかく僕らの班ともみあげと巨乳班に分かれた 一番まともな巨乳とペアになるとは……こいつ侮れないな こちらは涼宮ハルヒの機嫌が悪かった。可愛いのが台無しだ 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:00:58.24 ID:bgcbfAh0O 古泉「さて、どう探しましょうか」 長門「……」 ハルヒ「……」 古泉「涼宮さん、謎と言えばやはりUFOですよね。どこかに見えないもんでしょうか?」 長門「……」 ハルヒ「……」 古泉「……」 古泉「あ、あそこで何か光りませんでしたか?」 古泉「あ……本当ね。あれってUFOかしら!」 古泉「……あれはUFO」 古泉「僕たちがあっちの班より先に謎を見つけましたよ」 古泉「やったわね。古泉君!」 古泉「……お手柄」ハルヒ「……」 長門「……」 古泉「……」 長門「……古泉一樹」 古泉「はい?」 長門「空気読め。沈めるぞ」 古泉「勘弁してください」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:07:48.03 ID:bgcbfAh0O 涼宮ハルヒが巨乳班を呼び戻し、一旦昼食を取った 次にまた班分けをしたが、またもや僕は涼宮ハルヒと一緒になった あれ?これはもうフラグ立ってね?もう一人は巨乳だし ハルヒ「……」 古泉「……」 みくる「……」 古泉「あの…朝比奈さんて可愛」 みくる「黙れ。時空に閉じこめるぞ」 古泉「…はい」 しかし何も無かった。これがギャルゲーならつまずいた拍子にパンツ見えたり、接触事故でおっぱい触っちゃってキャッ!!とかあったりするのに………悔しいです!! . . 集合時間の16時を過ぎても、もみあげ達は帰ってこなかった。空気が重い 憎いもみあげにここまで早く会いたいと感じたのは初めてだ . . . . 30分経過…痺れを切らした涼宮ハルヒは電話をしだした。どうやら相手はもみあげのようだ それから暫くしてメ…長門有希ともみあげが帰ってきて解散 二回に渡っての両手に花 しかしフラグどころか僕は今日終始空気だった。あれ?僕イケメンって設定じゃなかったっけ? 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:11:28.67 ID:bgcbfAh0O 2日後の月曜日の放課後。部室で待機しているともみあげが入ってきた キョン「古泉、お前が俺に涼宮の事で話があるんじゃないか?」 おかしい。日本語がちょっとおかしい いや、そんな事は置いといて何かを察しているようだ 場所を移して彼と話をする事にした お前もという事は既に2人から話を聞いているようだ 話を聞くと涼宮ハルヒに関する情報を色々と得ているようだ キョン「まずお前の正体から聞こうか」 古泉「お察しの通り超能力者です。そう呼んだ方がいいでしょう」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:17:39.03 ID:bgcbfAh0O 古泉「本当はこんなに急に転校してくるつもりはなかったんですが」 そう、僕は転校する気は無かった。それがこいつのせいで強制転校に 古泉「状況が変わりましてね(あんたのせいでね)」 宇宙人と未来人がこうも早く結託するのが予定外だった 古泉「詳しい事はまたいずれお話こともあるでしょう」 そこから僕の機関が今どのような行動を取っているか 3年前から涼宮ハルヒに何かがおき、僕に超能力が宿った事 全て仮説の事だが、現状を全て伝えた キョン「ハルヒに直接言ってみたらどうだ?」 ハルヒ?いまハルヒと言ったか?いつの間にか涼宮からハルヒに昇格かこいつ。おめでてーな それができたら苦労しねぇっての空気読め。赤玉でぶつかるぞカスが 31 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:20:38.17 ID:bgcbfAh0O キョン「触らぬ神に祟り無しか」 そういう言葉は知ってるんだなこのゆとりは キョン「何か超能力を見せてくれよ。例えばこのコーヒーを元の熱さに戻すとか」 今そんな事できたらお前を真っ先にマッガーレしてるよ。出来ねぇんだよ 古泉「僕の超能力はいくつかの条件が重なって初めて力が使えるんです。いずれお見せする機会もあるでしょう」 古泉「長々と話したりしてすみません。今日はこれで失礼させていただきます」 これで話が終わったと思ったが一つ言い忘れてた 古泉「そうそう一番の謎はあなたです」 古泉「失礼ながらあなたについて色々調べさせてもらいましたが……保証します。あなたは普通の人間です」 普通中の普通。谷口とやらの言葉を借りるなら普通ランクAA+と言ったところか こりゃ性格も普通だろうな 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:26:18.17 ID:bgcbfAh0O 次の日の17:35分頃に部室に寄り、バイトだから部活に出れないと一言告げ、機関に行った 僕が機関に行っている間、もみあげは朝倉にナイフで襲われていたようだ。やっぱり眉毛怖ぇよ 俺以外の人間にやられるなよ!貴様をやるのはこの俺だ! どこかの人参とブロッコリー嫌いの王子のような台詞が思い浮かんだ 間違ってもアーッ!的な展開を想像しないように 朝倉は長門有希によって消滅させられたようだ その後、長門有希の情報操作によって転校に仕立てあげられていた。メガネも怖え!逆らったら本当に消される 宇宙人って一番危険な組織なんじゃないのか? 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:29:45.55 ID:bgcbfAh0O それを聞いた涼宮ハルヒは不振に思ったらしく、喜々として朝倉のマンションに向かったようだ それから何があったのかは知らないが、涼宮ハルヒは閉鎖空間を発生させたらしい もみあげ、貴様涼宮ハルヒに何をしたんだ しかしこれは僕の偽超能力者の疑いを晴らすチャンスでもある 彼の家で待ち伏せするとしよう 彼が帰ってきた。自転車で 古泉「こんにちは、いつぞやの約束を果たそうと思いまして、帰りを待たせてもらいました」 キョン「俺が何処に行ってたか知ってるみたいな話し方だな」 お前の行動は筒抜けだよ、機関なめんな 古泉「少しばかりお時間をいただいてもよろしいでしょうか?」 キョン「涼宮がらみで?」 何故呼び方が戻っている 古泉「涼宮さんがらみで」 僕らはタクシーを呼んで乗り込んだ。といっても機関のものだが 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:32:21.27 ID:bgcbfAh0O 古泉「この間超能力者ならその証拠を見せろと仰ったでしょう」 古泉「ちょうどいい機会が到来したもんですから、お付き合い願おうと思いまして」 キョン「わざわざ遠出する必要があるのか」 古泉「僕が超能力者的な力を発するにはとある場所、とある条件下でないと」 古泉「今日これから向かう場所が、いい具合に条件を満たしているという訳です」 キョン「まだハルヒが神様だとか思ってんのか」 そうじゃなきゃ、お前にも涼宮ハルヒにも関わってねぇよ。一回の説明で理解しろよ万年赤点低脳が 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:35:17.12 ID:bgcbfAh0O 古泉「人間原理という言葉をご存知ですか?」 キョン「ご存知でないな」 古泉「ふぅ、やっぱりね」 キョン「何か言ったか?」 古泉「いえ、何も」 はあ、仕方ない。説明をするか 理論を突きつけてみたが、奴にはいまいち理解できていないようだ キョン「どうしてお前も長門も朝比奈さんもそんなにハルヒが好きなんだ」 古泉「(性的な意味で)魅力的な人だとは思いますが、あんな電波は勘弁です…まあ、それは置いときましょう」 古泉「覚えていますか?世界は涼宮さんによって作られたのかもしれないないと僕が言った事」 キョン「忌々しい事に記憶には残っているようだな」 涼宮ハルヒは願望を実現する能力がある だから宇宙人、未来人、僕こと超能力者も彼女に願われたからここにいる。そして部活を作った 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:37:04.66 ID:bgcbfAh0O 古泉「全てはてめぇのせいだ」 キョン「俺がどうだって?」 古泉「怪しげなクラブを作るように吹き込んだのはお前だろ!」 古泉「お前の発言で僕の高校生活は台無しだ!うぅっ」 キョン「お、おい。何泣いてるんだ。つうかキャラ変わってないか?」 うるせーハゲ 古泉「失礼、少々取り乱しました。忘れてください」 古泉「その結果涼宮ハルヒに関心を抱く三つの勢力の末端が一同に介する事になってしました」 キョン「濡れ衣だ」 古泉「全然濡れ衣じゃねえよ」 話してるうちに閉鎖空間の入り口の場所についたようだ 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:39:31.78 ID:bgcbfAh0O 古泉「ここまで連れてきてなんですが、まだ引き返せますよ」 キョン「今更だな」 古泉「まあ、返さないけどな」 キョン「えっ?」 彼に目を瞑ってもらい僕の力で閉鎖空間に入った 古泉「普通の人がここに迷い込む事は滅多にありません」 古泉(あなたが迷い込んだら放置したいところですが) 予想通りの時間に神人が現れた 古泉「あれが涼宮ハルヒのストレスの形、僕らは神人と呼んでいます」 古泉「では僕の力をお見せしましょう」 僕が神人を倒すまで彼は呆然と立ち尽くしていた 40 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:41:19.61 ID:bgcbfAh0O 空中から彼を見ていると、まるで愚民を見下ろす王族になった気分だ。いい眺めだな 古泉「おや?無事でしたか?」 キョン「先ほどから言葉に棘を感じるな」 古泉「それは気のせいですよ」 帰りの車の中で色々説明したが、彼は眉唾のようだった 古泉「涼宮さんの動向には注意しておいてください」 キョン「俺が注意しててもどうこうなるもんでもないんじゃないのか?」 動向にどうこうなるもんじゃないだっておw こいつマジパネェっすw 古泉「僕としてはあなたに全ての下駄を預けたい気分なんですがね。つうか責任持て」 とりあえず釘を刺しておいた。つうか本物刺してぇ 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:43:03.95 ID:bgcbfAh0O 涼宮ハルヒは依然として不機嫌が続いているようだ 機関からそう報告された 部室に行くと涼宮ハルヒがバニー姿だった これなかなかおいしい。目の保養になる 古泉「あれ?今日は仮装パーティーの日でしたっけ?」 とりあえず涼宮ハルヒの機嫌を悪くしないように発言に気をつけてた 涼宮ハルヒは朝比奈みくるの髪をいじっている 古泉「まるで、仲のいい姉妹ですね」 キョン「三つ編みメイドにしたいだけだろ」 彼女は不機嫌な顔をしながら髪を結っていた 僕たちはそれを背景にオセロをしている 向かいの彼は何かを考えているようだ。一体何を考えているのやら この日は何も無く部活が終わった 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:45:09.60 ID:bgcbfAh0O だが深夜に事件は起きた。涼宮ハルヒが閉鎖空間を生み出したのだ。それも過去最高、しかも彼を巻き込んでの 機関総出で閉鎖空間に侵入しようとしたが、誰一人入れなかった 僕らの力が弱まっているようだ そこで我々の力を一人に注げば何とか閉鎖空間に入れると分かった その適任者は彼と面識があるというだけで僕になってしまったのだ 不完全な形態の上に長くはもたない。彼にメッセージを送るのが精一杯のようだ 古泉「異常事態が発生しました。涼宮ハルヒが現実世界に愛想を尽かしました」 古泉「つまりは世界崩壊の危機ですね」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:48:04.21 ID:bgcbfAh0O 事を聞いた彼は呆れたような、困ったような顔をしていた 古泉「ここからはあなた次第です。デェッドオゥアアライィブッ」 キョン「お前楽しんでないか?」 古泉「そんな事はありませんよ(その通りです)」 古泉「僕としてはあなたと涼宮さんにもう少しつき合ってみたかったので、惜しむ気分でもあります」 古泉「できるものなら無事生還してみやがってください。それでは」 ここから彼がどんな行動を取ったのかは分からない 憶測では涼宮ハルヒと彼が接吻…つまりkissを交わしたそうな……ゴクリ 羨ましかったので森さんに「kissしてください」と頼んだら何故かデンプシーロールを喰らったのは内緒だ 次の日の朝、世界はいつも通りだった いや、もしかしたらこの世界は昨日塗り変えられたのかもしれないが、それは誰にも分からない 44 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:51:48.87 ID:bgcbfAh0O その日の放課後。僕は彼と話をしていた 古泉「あなたには感謝すべきなんでしょうね(もちろん感謝してないよ)」 古泉「お陰様で僕のバイトもしばらく終わりそうにありません(皮肉に気づけよ)」 古泉「あなたと涼宮さんにまた会えて光栄です(この出来事覚えとけよ)」 彼はずっと不機嫌そうな顔をしていた 今度はこいつが憂鬱かよ ただ一言彼に言われたのは「古泉、何で顔が腫れてるんだ」だった 僕の言いたいことが伝わったんだろうか? こうして一連の事件は終わった。僕の波乱な高校生活を終わらせるにはこいつらを何とかしなければ終わらなさそうだ これから色々計画しなければ 完 45 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 00:53:52.32 ID:bgcbfAh0O 小説だとキョンの視点なので、古泉だとこんなんかなと思って書きました 勢いだけで書いたからオチも原作と一緒です 皆スマンかった 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/12/22(月) 01:36:29.06 ID:bgcbfAh0O 機会があればまた書きます 今度も古泉ネタに走る可能性ありです