こなた「え・・・私のことが・・・好き?」 195 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/05(金) 12:28:36.32 ID:hCmSreOQ0 こなたと付き合い始めてから数ヶ月が経った こなた「それでさーかがみんったらね」 男「はははさすが柊さんだな」 こなた「でしょ?全くかがみんは私がいないと駄目なんだから」 男「ホントになーあっ……」 こなた「あっそいえばこの間も…でね…」 男「……」 こなた「でさぁーってちょっと聞いてる?」 男「こなた……後ろ」 こなた「へ?」 かがみ「ずいぶん楽しそうな話してるわね私も混ぜてくれる?」 こなた「おぉうかがみんではないか!いいよ一緒にかがみんについて話そうぜっ」 かがみ「『話そうぜっ』じゃないわよ!」 男「ははっ」 かがみ「男くんも笑うなっ!!」 196 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/05(金) 12:38:51.21 ID:hCmSreOQ0 男「ごめんごめん」 こなた「まぁまぁかがみんいいではないか」 かがみ「あぁもう怒るのも疲れたわ……まったく」 こなた「さすがかがみ様」 かがみ「それはやめろ。にしてもあんたたちいっつも一緒にいるわね」 こなた「そりゃ男は私の嫁だからね」 男「いやそれはおれの台詞だろ」 かがみ「はいはい惚気はいいですよー」 こなた「かがみんもしかしてヤキモチ焼いてるの?」 かがみ「ばっばかそんなんじゃないわよっ」 男「こなたはあげないよ」 かがみ「だから違うってっ!……ただちょっと羨ましいなって思って」 男友「柊の言う通りだっ!!」 199 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/05(金) 12:48:33.45 ID:hCmSreOQ0 こなた「おっ男友くん」 男「なんだよ急に」 男友「俺はお前らが実に羨ましい!!」 男「わかったからもう少し声を小さくしろ」 男友「いっつもいっつもいちゃいちゃねちゃねちゃしやがって」 こなた「いやぁそれほどでも」 男「こなた別に褒められてはないぞ。あとねちゃねちゃはしてない」 男友「とにかく!俺もいちゃいちゃしてみたい!!ってことだよな柊?」 かがみ「そこまで言ってないわよっ!!」 男友「はははっ謙遜するなって」 かがみ「だからー」 男「おい柊さんを困らせるなよ」 こなた「うむむ。男友くんと喋って困ってるかがみんも中々……」 202 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/05(金) 12:58:08.91 ID:hCmSreOQ0 男友「じゃあ柊は何が羨ましいんだよ?」 かがみ「えっそれは……えと…つまり…」 男友「つまり?」 かがみ「……言わなきゃダメ?」 男友「言わなきゃわからんぞ」 こなた「実に興味深いですな」 男「俺も少し気になります」 かがみ「うぅ……たっ例えば学校一緒に登校したり」 かがみ「一緒にお昼ご飯たべたり…帰りにどっか寄り道したり…とか」 全員「……」 かがみ「えっ?私何かおかしいこと言った?」 男「いやぁ」 こなた「かがみんはやっぱりかわゆいの〜」 かがみ「えっ?」 男友「柊、そういうことを世間一般でいちゃつくって言うんじゃないか?」 204 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/05(金) 13:15:23.71 ID:hCmSreOQ0 かがみ「うっ…でっでも……そう!私のは純粋なのよっ!!」 こなた「男よ聞いた?かがみんが私たちは純粋じゃないってさ」 男「ああ聞いたよ。正直ショックだ…」 かがみ「あっいや別にあんたたちが純粋じゃないって意味じゃなくて……」 こなた「私たちは汚れてるんだよ……」 男「便所コオロギ以下なんだな……」 かがみ「いやだから違うって!私がいいたいのはそういうことじゃなくて」 男友「柊は酷いこと言うなー」 かがみ「元はと言えばあんたが変なこと言いだすから悪いでしょ!!」 男友「えぇ!俺のせい?」 かがみ「突然会話に入ってきて」 男友「いや待て、むしろいちゃいちゃしてるこの二人が悪いんじゃないか?」 男「なんでだよ」 こなた「まったくかがみんと男友は仲がいいなー」 男友「だろー?」 かがみ「どこがだっ!」 208 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/05(金) 13:26:15.86 ID:hCmSreOQ0 かがみ「あぁなんか疲れたからもう自分のクラス帰るわ」 こなた「また来てねー」 男「お疲れ様」 男友「俺はまだまだいけたのに」 …… 男「しかし面白かったな」 こなた「本当にね」 男友「まったくだ」 こなた「でも男友くん」 男友「なんだ?」 こなた「かがみんが欲しかったらまずは私を倒してからだよ」 男友「……」 男「おいおいこなた何言ってんだよ。なぁ男友?」 男友「…えっ?あっああそうだよ何言ってんだよー」 男「だよなー」 男友「で、何で俺が柊のこと好きってわかったんだ?」 男「えっ?」 こなた「なんとなくだよ」 男「そっそうだったのか」 211 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/05(金) 13:36:15.94 ID:hCmSreOQ0 男友「なんとなくで……凄いな」 こなた「ふっふっふ恋する乙女の眼を甘く見ちゃいけないのだよ」 男「こなたの場合はエロゲのおかげじゃないのか?」 こなた「うっ…男はだんだんとかがみんに似てきたね」 男友「で、御二人さんはどう思う?」 男「何が?」 男友「いや成就すると思うか?」 こなた「うーんまずは私を倒してみないことにはなんとも」 男友「それは男に免じて許してくれないか」 男「わけがわからんわ」 こなた「しょーがないなぁ」 男「いいのかよ」 212 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/05(金) 13:45:54.79 ID:hCmSreOQ0 こなた「まぁかがみんも悪い気はしてないと思うよ」 男友「本当か?」 男「でも怒ってなかったか?」 こなた「あれがかがみんの愛情表現なのだよ」 男友「男は本当に何も分かってないな」 男「知るかよそんなこと」 こなた「まぁでもかがみんは意外と鈍かったりするからね〜」 男友「それはもっと積極的に仕掛けていけと言うことか」 こなた「解釈はそちらにおまかせするよ。ところでさ」 男友「ん?」 こなた「男友はかがみんのどんなとこを好きになったの?」 215 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/05(金) 14:03:07.15 ID:hCmSreOQ0 男友「秘密」 こなた「言わないとお父さんは認めないよ!!」 男「誰がお父さんだ」 男友「……実を言うとなんて言っていいかよくわからん」 こなた「……」 男友「でも好きなんだ。なんか一緒にいたいってか」 こなた「顔は?」 男友「顔ももちろん好きだ可愛いし!でもそれだけじゃないっていうか」 男友「強いて言うなら全部!!」 こなた「……そっか。男友くんの気持ちはわかった!」 男友「おぉ認めてくれるのか!ありがとうお父さん!」 こなた「まぁかがみんは倍率高いと思うけどせいぜい頑張りたまへ若人よ」 男友「はい!頑張ります!!」 男「……なんだこれ」 217 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール議論中[sage] 投稿日:2008/12/05(金) 14:09:03.48 ID:hCmSreOQ0 ごめん学校いかなきゃならんのです。夜まで残ってたら再開します というか>>1に何の断りもなく始めてしまってすみません まさかホテルの人だとは思わかなったです 388 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 13:13:58.29 ID:h9NGeFuY0 >>215の続き 男友「でも頑張るっていっても何すればいいんだ?やっぱデートに誘うとか?」 男「普通はそうだろうな」 男友「ふむ。泉だったらどこ行きたい?」 こなた「私は男とだったらどこでもいいよ」 男「俺もだ」 男友「恐ろしいほど参考になんねぇ」 こなた「それじゃ無難に映画とか?」 男友「映画か……なんかこうもっと喋れるとこがいいな」 男「んじゃあ遊園地は?」 男友「遊園地か……いいかも」 こなた「男は本当に遊園地が好きだね。初めてのデートを思い出しますな」 男友「え?お前ら初デート遊園地だったの?」 こなた「そだよ〜」 男「懐かしいな」 こなた「あの頃は男はまだ初心だったもんね」 男「しょうがないだろ不安でしょうがなかったんだぞ」 こなた「ご褒美あげたときなんか」 男「こなたストップ」 男友「ご褒美?」 389 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 13:20:56.31 ID:h9NGeFuY0 男「そんなことより今はお前の話だ。ちゃんと誘えるのか?」 男友「お前俺を誰だと思ってんだよ」 男「男友」 男友「だろ?」 男「いや意味わかんねーよ」 こなた「男友くんはゲームのキャラみたいだね」 男「ただ馬鹿なだけだと思う」 男友「馬鹿にしか見えないものもあるんだぜ?」 男「で結局遊園地にするのか?」 男友「おう!アドバイスありがとな!いっちょ昼休みにでも誘ってくるぜ」 こなた「がんばりたまへ〜」 男「あんまり柊さん困らすなよ」 390 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 13:30:42.54 ID:h9NGeFuY0 かがみ「あっあんた何言ってんのよ」 男友「無理か?」 かがみ「べっ別に無理じゃないけど」 男友「嫌か?」 かがみ「嫌…でもないけど…」 男友「じゃあ決定だな」 かがみ「でっでも心の準備が出来てないっていうか…」 男友「大丈夫大丈夫」 かがみ「根拠がまったくないわよ」 みさお「おいっ男友っ!柊は渡さねえーぞ!なぁあやの?」 あやの「柊ちゃん行ってきたら?」 みさお「!」 かがみ「うーん」 男友「退屈はさせないぜっ!」 みさお「そんないい笑顔で言っても柊はいかねぇってヴぁ」 かがみ「……まぁ減るもんじゃないし、どうせ日曜日は暇だし。いいわよ付き合ってあげる」 みさお「!!」 男友「そうこなくっちゃ!」 かがみ「でどこ行くの?」 男友「遊園地!」 かがみ「遊園地かわかった楽しみにしとくわ」 男友「それじゃあなー」 みさお「あやのー柊が裏切ったー」 あやの「よしよし」 391 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 13:41:43.01 ID:h9NGeFuY0 男友「行ってきたぜ」 男「どうだった?」 男友「もちろん余裕でおっけーだ」 男「凄いな」 こなた「私たちの時とはえらい違いだね」 男「うるせー」 つかさ「お姉ちゃん喜んでると思うな」 みゆき「頑張って下さいね」 男友「おう!ありがとう!」 男「……この二人が知ってることに対してなにも思わんのか」 男友「?そーいやなんで知ってるんだ?」 こなた「いやぁあはは。ついつい口が滑ってしまって」 男「すまん」 男友「ん?別に謝ることはないんじゃないか?事実なんだし」 こなた「おぉー男らしい」 男「そういうとこは無駄にかっこいいな」 男友「無駄って言うな無駄って」 つかさ「それにしても男友くんがお姉ちゃんを狙ってるなんてね〜」 みゆき「私も気付きませんでした」 男「俺も」 こなた「みんな甘いな〜私はすぐに気づいたよ」 男友「さすがは男の嫁だな」 こなた「まぁね〜」 男「意味はわからんが否定はしない」 392 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 13:51:21.61 ID:h9NGeFuY0 デート当日 トタトタ かがみ「ごめんっ待った?」 男友「待った!」 かがみ「えぇ!でも予定の時間まであと10分はあるよ?」 男友「1時間前に来てたからな」 かがみ「……それはさすがに早く来すぎじゃない?」 男友「まぁ約束の時間を間違えてただけだからな」 かがみ「そんなことだと思ったわよ」 男友「じゃあ行くか」 かがみ「うんっ」 …… こなた「さすがに手はつながないみたいだね」 男「いくらなんでもいきなりは無理だろ」 こなた「どっかの誰かさんは初デートでつないできたけどね」 男「……」 394 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 14:04:48.89 ID:h9NGeFuY0 男友「そういえば柊」 かがみ「ん?」 男友「私服中々かわいいじゃん」 かがみ「えっそっそう?」 男友「あぁ良く似合ってる」 かがみ「あっありがとう」 男友「お洒落してきてくれたんだな」 かがみ「べっ別にあんたのためにしたわけじゃないわよっ」 男友「ははっ言うと思ったぜ」 かがみ「からかってるなら帰るわよ?」 男友「すみません帰らないでください」 …… こなた「おぉ!さすが男友くん早速かがみんのツンデレを引き出したね」 男「……」 こなた「もういつまで拗ねてんの?ほらっ」 ぎゅ 男(くっ…畜生……かわいい) 395 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 14:12:33.32 ID:h9NGeFuY0 遊園地 かがみ「さて何から乗る?」 男友「そりゃやっぱ速いのだろ」 かがみ「速いのってあんた…いきなりジェットコースターからか」 男友「ん?まさか柊乗れないのか?」 かがみ「いや乗れるけど、最初はもっと軽いやつからかなって」 男友「うーん柊がそういうなら他のでもいいけど」 男友「俺はショートケーキの苺は最初に食べる派なんだよな」 かがみ「好きなものは最初に食べるのね」 男友「思った時に行動しなきゃ、したい事や欲しいものは手に入らんだろ?」 かがみ「あんたらしい考えだわ……じゃあジェットコースター乗りますか」 男友「おぉ。さすが柊だぜっ!」 かがみ「はいはい。さっさと行くわよ」 男友「おう」 …… こなた「おぉしょっぱなからジェットコースターに行くみたいですな」 男「実にあいつらしい」 こなた「私たちも乗る?」 男「んーせっかくだし乗ろう」 398 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 14:28:27.24 ID:h9NGeFuY0 男「……で見失うと」 こなた「男が乗ろうっていうから」 男「うぅ…まぁどうせだし普通に遊んで行かね?」 こなた「そだね。じゃあお化け屋敷行く?」 男「いやだっ」 こなた「そっか。折角今なら体触ってもいいのになー」 男「ほらこなた何してんだよ!早くしないとお化け屋敷しまるぞ」 こなた「単純なんだから」 …… 男友「んー楽しかった」 かがみ「今時のは本当に凄いわね、さすがに少し怖かったわ」 男友「確かにな」 かがみ「両手話してたやつの言うセリフじゃないわよ」 男友「次は何行くよ?」 かがみ「うーんバイキングとか?」 男友「よっしゃそれだっ!」 400 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 15:26:10.19 ID:h9NGeFuY0 かがみ「小さいころはこれ結構怖かったけど今乗ると大したことないわね」 男友「あれは怖いというより気持ち悪くなるよな。次は何行くよ?」 かがみ「絶叫系ばっかだからちょっと休憩いしたいかも」 男友「じゃあメリーゴーランドとか?」 かがみ「さっさすがに子供っぽすぎない?」 男友「いや意外と大人も乗ってるって」 かがみ「私は大丈夫だけどあんたはいいの?」 男友「むしろ乗りたい」 かがみ「凄いな…」 401 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 15:32:52.01 ID:h9NGeFuY0 かがみ「やっぱちょっと恥ずかしかった」 男友「そうか楽しかったぞ」 かがみ「ねぇ次あそこ行かない?」 男友「……お化け屋敷か」 かがみ「もしかして苦手?」 男友「全然。むしろ好きなくらいだ」 かがみ「なーんだ」 男友「かがみこそ大丈夫なの?」 かがみ「悪いけど私は怖がらないわよ」 男友「よしじゃあ行こうぜ」 402 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 15:40:50.80 ID:h9NGeFuY0 かがみ「いっ以外に本格的ね……」 男友「そーだな」 かがみ「まあでも全部作りもんだから」 …… かがみ「あれ?男友?」 …… かがみ「おーい」 …… かがみ「ちょっちょっとーふざけないで出て来なさいよー」 …… かがみ「……」 男友「わっ」 かがみ「ひゃあっ!」 403 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 15:45:37.50 ID:h9NGeFuY0 男友「はっはっは!吃驚した?」 かがみ「……」 男友「柊が怖がらないっていったからちょっと怖がらせてみた」 かがみ「……ばか…」 男友「へっ?」 かがみ「なんで急にいなく何のよっ!男友のばかっ!」 男友「あっえいやだから驚かそーと」 かがみ「ばかっ!あほっ!」 男友「ごっごめん謝るから泣かないでくれ」 かがみ「ううっ」 男友「わかったもう急にいなくならないから」 ぎゅ 男友「これでいいか?」 かがみ「……」コクッ 405 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:42:31.32 ID:h9NGeFuY0 男友「ふぅ終わったな」 かがみ「……」 男友「本当にごめん。悪かった」 かがみ「……もうしないでよ」 男友「うん絶対にしない……多分」 かがみ「ふふっどっちよ」 男友「ははっ」 かがみ「あんた苦手な乗り物とかないの?」 男友「……ないよ」 かがみ「ホントに?」 男友「……コーヒーカップ」 かがみ「コーヒーカップ?」 男友「あれだけはどうしてもだめだ。あれは地球の乗り物じゃない」 かがみ「へぇ〜」 男友「なぁ柊その顔はなんだ。まさか乗るとか言わないよな」 かがみ「もちろん乗るわよ」 男友「……」 406 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:50:53.52 ID:h9NGeFuY0 かがみ「ふー今までで一番楽しかった」 男友「……」 かがみ「乗り始めてからずっと黙ってるけど大丈夫?」 男友「……鬼」 かがみ「さっきの仕返しよ」 男友「うわぁもうダメ本当にダメ」 かがみ「結構遊んだわね。そろそろ帰る?」 男友「そうだな。俺の三半規管もそうしたいみたいだ」 かがみ「じゃあ最後にあれ乗ってく?」 男友「観覧車か」 かがみ「ゆっくり出来るし」 男友「もうコーヒーカップいがいならなんでもいいよ」 かがみ「じゃ行こっ」 407 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 16:55:39.52 ID:h9NGeFuY0 帰宅中 男友「いやそれにしても今日は楽しかったな」 かがみ「コーヒーカップが?」 男友「それ以外が」 かがみ「もう体調は大丈夫そうね」 男友「さすがにね」 かがみ「観覧車からみる景色綺麗だったね」 男友「おう」 かがみ「あんたさ……観覧車に女の子と二人きりで乗って緊張とかしないの?」 男友「俺が緊張していなかったとでも?」 かがみ「だって普通にはしゃいで、いつも通りだったじゃない」 男友「いつも通りに振舞うのがうまいだけだよ」 かがみ「……」 男友「まぁなんだとりあえず楽しかったな」 かがみ「私も楽しかった…ってことにしてあげる」 男友「お?デレが来たか?」 かがみ「うっうるさいわね!」 男友「はっはっは…なぁまた誘ってもいいか?」 かがみ「まぁ暇だったら付き合ってあげてもいいわ」 男友「さすがツンデレだなー」 かがみ「ツンデレって言うな!」 男友「褒め言葉なのに」 かがみ「別に嬉しくないわっ!」 男友「ははは」 409 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[] 投稿日:2008/12/06(土) 17:03:07.99 ID:h9NGeFuY0 かがみ「今日はありがとね」 男友「おう」 かがみ「……」 男友「……柊あのさっ」 つかさ「あっお姉ちゃんと男友くんだー」 かがみ「あっつかさ。買い物?」 つかさ「そうだよーお姉ちゃんたちはデート帰り?」 かがみ「そうよ使われたわ」 つかさ「男友くん楽しかった?」 男友「おっおうっ!最高に楽しかったぜ」 …… かがみ「それじゃまた明日」 つかさ「また明日ね男友くん」 男友「おーそれじゃあな」 トタトタ 男友「……」 411 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 17:14:54.45 ID:h9NGeFuY0 翌日 男友「告白できなかった」 こなた「ほほう」 男友「俺はダメな男だ」 男「お前がへこむなんて珍しいな。ってか告白する気だったのか」 男友「なんかもう柊が可愛すぎたから」 こなた「言うね〜」 男友「でも機会を失った」 こなた「まあ次があるよ」 男友「でも俺こんなだから柊は多分嫌がると思う……」 男「お前らしくないな」 こなた「嫌だったらデートなんてしてないんじゃない?」 男友「デートと告白は別だよ……」 男「あぁもうっ!めんどくせぇいつものお前らしくしてりゃ大丈夫だ!!」 男友「俺らしく?」 こなた「そうだよ。あの無駄に前向きなところが男友くんのいいところなんだから」 男友「無駄っていうな、でもそうか。そうだよな!」 男「そうだ!」 男友「俺らしく!思った時に行動しなきゃ俺じゃない!!」 こなた「その意気だよっ!」 男友「二人ともありがとう!俺行ってくる」 ダダダダダッ 男「そんなすぐ行けとはいってないけどな…まぁやっとあいつらしくなったな」 こなた「だね」 412 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 17:24:46.76 ID:h9NGeFuY0 ガラガラッ 男友「柊っ!!」 かがみ「男友?」 みさお「また男友かー」 モブ1「おっなんだなんだ」 モブ2「柊さんと話してるの誰だ?」 ガヤガヤ 男友「好きだっ大好きだっ!!俺と付き合ってくれ!!」 かがみ「!!」 周りの生徒「おぉー!!」 かがみ「ばっばかこんな大勢の前でっ」 男友「関係ないっ!お前の気持を知りたい」 かがみ「わっ私も……好きだっ!!」 周りの生徒「おぉー!!」 男友「こんな俺でいいのか?」 かがみ「まぁ私じゃないとあんたは無理でしょ」 男友「そーだな」 かがみ「こっちこそよろしくね……たっ大切にしなさいよっ!」 男友「おうっ!」 おわり 413 名前:愛のVIP戦士@ローカルルール7日・9日投票[sage] 投稿日:2008/12/06(土) 17:26:33.48 ID:h9NGeFuY0 >>408 (´;ω;`)せめて終わらせるまではやりたかったんだ 自分でもグダグダなのは分かってる もっとさっと終わらせればよかったのと遊園地かぶりすぎた