ハルヒ「ねえみくるちゃん、キョンって女好きなのかしら?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 16:43:05.26 ID:LxDbLeqF0 みくる「ふぇ…!?そ、そんなことないと思いますが…どうしたんですかいきなり!?」 ハルヒ「なんか教室の隅でコソコソと男子どもがそんな話をしてたのよ」 みくる「そ…そうなんですかぁ…」 4 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 16:48:44.37 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「まあ確かにあのオールバックの男友達とみくるちゃんに対する態度は違いすぎる気もするわね」 みくる「そ…そうでしょうか…?」 ハルヒ「しかもよく考えれば古泉くんに対するあの態度!何気にあれが一番ひどいんじゃないの?」 みくる「は…はぁ…」 5 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 16:50:54.66 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「ってことはキョンって女好きって事なの…?なんだかムカムカしてきたわ…」 みくる(そりゃ自分の好きな男の子が女好きってのは頂けませんでしょうけど…) ガチャッ キョン「お、まだ朝比奈さんとハルヒしかきてないのか」 ハルヒ「!! キョン! 丁度いいわ、白黒はっきりつけましょう」 キョン「は??」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 16:52:33.21 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「ずばりあんたって女好きなわけ?」 キョン「な…なあ!?」 ハルヒ「どうなのかいいなさいよ!」 みくる(例えそうだとしても自分の口でそんなことって絶対言わないと思います…) 7 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 16:54:03.24 ID:LxDbLeqF0 キョン「馬鹿野郎、なんで俺がそんな言いがかりを受けにゃあならんのだ」 ハルヒ「だってあんた古泉君とみくるちゃんじゃ全然態度違うじゃない!」 キョン「でもお前と古泉にゃほぼ同じような態度とってるだろ!」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 16:56:39.37 ID:LxDbLeqF0 みくる「…で、でも確かにそう言われれば… 涼宮さんはその、特攻的タイプですからそれに対応するキョンくんの態度が 大きくなってしまうのも仕方ありませんけど、何故古泉君にはあそこまで厳しいんでしょう…?」 ハルヒ「でしょでしょ!?」 キョン「な…んなこと言われたってなあ」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 16:58:24.11 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「やっぱりあんたは女好きなのね…最低よ!」 キョン「だーかーら、何でそういう結論に達するんだよ!」 ハルヒ「だったらあんた、もし古泉くんが女の子だったとしても今と同じような態度とってるわけ!?」 キョン「ああそうだろーな!」 ハルヒ「ふん、本当かしらね」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:03:21.14 ID:LxDbLeqF0 キョン「…という感じで、全く、お前のおかげでえらいめにあったぜ」 古泉「僕と長門さんがいない間にそんな言い争いが…」 キョン「ったく、何で俺がハルヒにお前に接する態度の事で説教されにゃーいけんのか」 16 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:06:30.19 ID:LxDbLeqF0 古泉「涼宮さんの言った事は気にしない事が一番ですね」 キョン「お…、ハルヒの意見を無視しろなんてお前にしちゃあめずらしい意見だな」 古泉「あはは。でも本当に気にする事ないです。 あなたは何の変哲もないいち高校生だったのに、いきなり涼宮さんや僕や長門さんや朝比奈さんのような 存在が入り混じった生活に引っ張り込まれたのですから色々と胸に靄が掛かる時もあるでしょうし」 17 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:08:16.16 ID:LxDbLeqF0 古泉「寧ろその手のストレスのはけ口として僕を使うのも一つの手かもしれませんよ」 キョン「お前なあ…ほっんとハルヒの為なら何でも…お、もうこんな時間か。じゃあ俺帰るから」 古泉「ええ、それでは」 19 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:10:44.52 ID:LxDbLeqF0 ―キョン宅― キョン(しっかし古泉への態度…なあ。んなもん今まで深く考えた事もなかったっつーか…) キョン(やろうに対する態度なんてあんなもんで十分…なんて事言えばまたハルヒがうるせえか) キョン(あーもうどうでもいいー…とっとと寝るとしよう…) 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:13:15.82 ID:LxDbLeqF0 ―翌日― キョン(今日は少し早く起きちまったなー…部室に行って時間でも潰すか…) ガチャッ キョン「……」 古泉「あ、おはようございます」 パタン キョン「…なんだろ、今なんか夢を見てた気が…よし、起きろ俺。 もう一度扉を開ければいつも通りの日常がカムバックだぜ」 ガチャリッ キョン「…」 古泉「お、おはようございます」 キョン「…」 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:15:35.14 ID:LxDbLeqF0 キョン「…誰だよ……」 古泉「こ…古泉です」 キョン「そうじゃなくて…っ、なんだその長い髪は!スカートは!白く柔らかそうな太ももは!」 古泉「ちょっとマニアックなところに喰い付いてきましたね…」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:17:45.34 ID:LxDbLeqF0 キョン「ここはやっぱ胸をつっこむべきだったか…って言ってる場合か!!お前マジどうしたのそれ」 古泉「朝起きたらこれですよ。まあ大かた昨日の涼宮さんと貴方の会話が関係してるのでしょう」 キョン「ま…まさか、女好きがどうなのっていう…」 28 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:19:48.30 ID:LxDbLeqF0 古泉「全く、困ったものです」 キョン「いやとてもそうにも見えないが」 古泉「えへ、ばれましたか。僕も一応健全な高校生なので」 キョン「なのでじゃねえよ!自分の身体で満足かよ空しい奴だな羨ましいよこんちくしょう!」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:22:26.45 ID:LxDbLeqF0 古泉「と…まあ本気半分は冗談はおいといて…」 キョン「…」 古泉「朝起きたらこのようなノートが枕もとの隣に…」 キョン「何の変哲もない大学ノートに見えるが…」 古泉「何故だかここに女古泉一樹としての設定の心得みたいのが書いてあるんですよね」 キョン「な…なんじゃそりゃ」 32 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:26:06.08 ID:LxDbLeqF0 古泉「取り敢えず朗読しますね。心得その一、古泉一樹は元から女だったという設定でやりぬくべし」 キョン「いやなんだそれ」 古泉「その一、女古泉はキョンに男古泉と同等な扱いを受けていたと思うべし」 キョン「…」 古泉「まあつまり、顔を近付けたら気色悪いと言われるとかは女だったとしても 日常茶飯事なんだぜ、という設定なのですね」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:31:20.17 ID:LxDbLeqF0 古泉「その一、古泉一樹が元から女だったという設定を長門有希と朝比奈みくるも鵜呑みにしてると考えるべし」 キョン「…つまりどういう事なんだ?」 古泉「彼女達の脳内も僕は元から女であったという設定しか刻み込まれてないのでは?」 キョン「…つまり」 古泉「…助け舟が無いという事ですね」 36 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:33:29.13 ID:LxDbLeqF0 古泉「まあそう言う訳ですけど気楽にいきましょうよ」 キョン「いけるか!!何でお前はそんなにのほほんとしてんだよ!」 古泉「喚き散らしたって物事が解決するとも思えませんし、まあ時間が解決してくれるでしょう」 キョン「それもそうだが…」 古泉「涼宮さん達に怪しまれぬ様、僕には今まで通りの態度でお願いしますね」 キョン「あ…ああ…」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:40:50.15 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「みんなはよーっ」 古泉「!!!???」 キョン「!!!??」 ハルヒ「? どうした?2人して固まって」 古泉「いや…あの…」 キョン「ゆ…夢でも見てんのかと…」 39 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:43:40.12 ID:LxDbLeqF0 キョン(何でだどうしてだ何でハルヒまで性別変わってんだよおいおいおい!!) 古泉(いやー何ででしょうねもしや鈴宮さんは女性と違って理由無しに貴方といれる 男性というものに心の底で憧れていたのでは…) キョン(え、でもさあ俺なんかハルヒに好かれてるから重要人物扱いされてるじゃんかよ それがどうだハルヒ今男だぜちんこ付いてるぜおい!!) 41 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:45:58.03 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「あんた達何2人してこそこそしてんの。つーかみくるは?まだ来てねーのか?」 キョン「え…あ…ああ。」 ハルヒ「じゃあいいや。キョン、お茶入れて」 キョン(横暴な所は変わってねえや…) 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:48:10.24 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「わっ、しぶっ。ったく、お茶の一つぐらいまともに淹れられないの?」 キョン「へーへーわるーございやした」 ハルヒ「何その言い方、キョンの癖に生意気だな…もういい古泉であそぼ」 古泉「え…?」 43 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:50:22.78 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「古泉、ちょっとこっち来てよ」 古泉「あ…はい…」 キョン(何だか嫌な予感が…) ガッ ハルヒ「うおりゃ乳掴み。おー古泉今日も良い胸してるねっ」 古泉「う…うおおおおおおおおお!????」 47 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:53:16.36 ID:LxDbLeqF0 キョン「まてハルヒ性別反転したらそれは犯罪だぜっ!」 ハルヒ「何言ってんのキョン?つーか古泉どうしたお前何その色気の無い声っ。何時もの古泉じゃねー」 古泉「あ…いや…でも…」 ハルヒ「何時もの古泉だったらちっとも動揺しないじゃない。 みくると同じような反応じゃキャラ被ってつまんねー」 古泉・キョン「……」 50 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:55:33.64 ID:LxDbLeqF0 古泉「ちょ…ちょっとトイレいってきます…」 キョン「偶然だな古泉…俺も丁度今尿意に襲われたわ」 ハルヒ「ちょっと何ツレション?」 キョン「ひん尿なんだよ!!!!」 ハルヒ「!?」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 17:59:11.16 ID:LxDbLeqF0 ―部室前― キョン「なんとか抜け出せたが…一体何がどうなってるんだよ…」 古泉「全く…です…」 キョン「あいつが男だったら俺のアイデンティティっつーか存在意義がなくなるだろーが! 朝比奈さんは?長門はどうなんだよ!」 「涼宮さんの言葉から察するに朝比奈さんは女性のままのようですが… 長門さんを男性にするような動機は涼宮さんにはなさそうですし大丈夫じゃないでしょうか…」 52 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 18:01:53.71 ID:LxDbLeqF0 キョン「おいなんとかしろよ古泉…もう意味わかんねーよこの状況…」 古泉「…確かに意味は分かりませんが…これはこれで割と…」 キョン「…?」 古泉「…い、いや、なんでもありません…」 54 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 18:04:19.07 ID:LxDbLeqF0 再び部室内 みくる「みなさんおはようございまーす」 長門「…」 ハルヒ「2人同時に登校?珍しーね」 みくる「偶然校門近くでで会ったんですー」 古泉(やはりあの2人の性別は変わっていませんね…) キョン(ああ…唯一の救いだ…) 55 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 18:07:55.84 ID:LxDbLeqF0 キョン(しかしどうするよこれから…どうなったらお前ら元に戻るんだ?) こそこそ 古泉(えーと…ここはやりあなたが女性好きか否かという白黒をはっきり明確とさせ、 涼宮さんが思い切り貴方の男友達としてのポジションを満喫したら恐らくは…) こそこそ キョン(なんじゃそら!おいそれどんぐらいかかるんだよっ…) ハルヒ「こらそこ!何さっきからこそこそしてんの!?顔近いぞ!」 古泉・キョン「ぎくっ」 56 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 18:10:28.88 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「あんた達さっきからおかしいよ?」 キョン「そ、そんなことないぜ!」 古泉「え、ええ!」 ハルヒ「でもキョン、お前何時も古泉と至近距離にある時は 『気色悪い』とかなんとかほざく癖に今日は全くそう言うの無いじゃん。」 キョン「あ…」 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 18:14:14.87 ID:LxDbLeqF0 キョン「えーと…き、気色悪いぞこいずみー!近付くな!」 ハルヒ「白々しい」 古泉「えっと実は…今日彼少し熱があるみたいでして…」 ハルヒ「だから様子がおかしいって?」 古泉「え…ええ…!」 ハルヒ「ふーん…そーか。キョン、周りの迷惑になっからとっとと治せよ」 キョン「お、おう!」 59 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 18:19:45.83 ID:LxDbLeqF0 ――― キョン「全く…それこそ変な汗かいたぜ…」 古泉「流石涼宮さん男性版だけあって見事な俺様ぶりというか…」 キョン(にしたってさっき…確かに古泉の顔近かったが気色悪いとは思わんかったな…) キョン(こいつ女の姿だと雑誌モデルになりゃーコアなファンが付きそうなぐらいな顔立ちしてるし…) キョン(ってまておい…もしハルヒさえ男じゃなかったらそれこそハーレムだったじゃねえか!!!くそっ!) 古泉(なんて憂いに満ちた表情を…きっと相当戸惑って…) 74 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 20:38:47.02 ID:LxDbLeqF0 まだあったなんて…有り難う 古泉「…というか唐突ですが今僕ノーブラなんですよね」 キョン「ほ…本当に唐突だな…っ」 古泉「このままずっとこのままでしたらいずれかは必要になるのでしょうか…」 キョン「…」 古泉「やはりいつもの身体が一番かもしれませんね」 75 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 20:41:49.84 ID:LxDbLeqF0 キョン「…という訳でなんだかんだでお前の家の前まで来てしまったな」 古泉「いやなんか…送って頂いてしまってすみません」 キョン「いや…しかしなあ、古泉…ハルヒの中で今の俺ってどういう位置づけなんだと思う?」 古泉「…少なくとも恋愛感情は無いでしょうね、男同士ですし」 キョン「そりゃこの場合そうであってほしいさ…」 76 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 20:43:36.42 ID:LxDbLeqF0 古泉「…ふふ、さみしいですか?」 キョン「な、なにがだよ!」 古泉「彼女の…いや、今は彼でした。涼宮さんの中から自分に対する想いが消えてしまっている今の現状を、 貴方は寂しいと思っているのでしょう?」 キョン「ば、んなわけねーだろ」 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 20:46:03.96 ID:LxDbLeqF0 古泉「全く、貴方達は二人揃って素直でない」 キョン「お前なー。」 古泉「貴方達がそんなんだから僕は…」 キョン「あ?」 古泉「あ、いや、なんでも」 80 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 20:47:56.59 ID:LxDbLeqF0 古泉「しかし涼宮さんの言う事もあながち間違ってないのかもしれませんね」 キョン「…何がだ?」 古泉「あなたが女性好きかもしれないという話ですよ」 キョン「ああ!?」 古泉「だって、先程僕が顔を近づけてもあなたは気味悪がらなかったし」 81 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 20:50:34.09 ID:LxDbLeqF0 キョン「それは…まあお前は女だったら結構いけるからって話でな…」 古泉「あはは…それは…僕はどう受け取ったら…」 キョン「喜んどけよ」 古泉「は…はあ…」 古泉(この人…涼宮さんにもこういう事いってるのでしょうか…) 82 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 20:54:31.68 ID:LxDbLeqF0 古泉(あれでなかなか涼宮さんは初ですからこういうのに案外コロッと行く筈… だとしたら2人がくっつくのは結構時間の問題…か…) キョン「…なんだお前、眉間に皺寄せて」 古泉「あ、いえいえなんでも!それではさようなら!」 キョン「ああ…」 古泉(まあ、はなから僕に出る幕などある訳ありませんし…早くくっついて頂いた方が傷も浅いでしょう) 83 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 20:58:37.33 ID:LxDbLeqF0 ―翌日― ハルヒ「プールにいきたい」 みくる「こ、この時期にですかぁ?」 ハルヒ「温水プールなら余裕余裕!」 キョン「それにおれ達を巻き込むなよ…」 ハルヒ「今週の土曜に時計前集合!おくれないよーに」 キョン「ってお前は人の話聞いてんのか!」 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:01:12.33 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「しかしみくるの淹れたお茶はいいね。キョンのとは大違い」 キョン「お前なあ」 古泉「でも確かに朝比奈さんの淹れるお茶ってほんとにおいしいですよね」 ハルヒ「俺は古泉が淹れたのも結構好きだけど」 古泉「あ…そ、そうですか!」 キョン「…」 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:03:22.69 ID:LxDbLeqF0 ―昼― ハルヒ「キョン、飯食べようぜ」 キョン「あ、ああ。どこで食う?」 ハルヒ「屋上!俺は先行ってるからキョンは購買で買ってきなさい」 キョン「へえへえ…」 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:06:32.25 ID:LxDbLeqF0 * キョン(うーむ…あいつもあいつで元がハルヒだと思うといまいち憎めん…) キョン「おいハルヒ、買って来たぞ…って…、」 ハルヒ「ん、美味しい!あんた料理の才能あるよ」 古泉「そ…そうですか?」 キョン「…何やってんだ?」 ハルヒ「いや古泉がここで一人で飯食べてたから弁当味見させてもらってたんだけどね」 キョン「へー…」 88 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:08:13.50 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「これが本当においしくてさ。ねえ古泉、これから毎日俺の分の弁当も作って来てよ」 古泉「え、ええ!?」 キョン(なんじゃそりゃ!) ハルヒ「なに、駄目なの?」 古泉「い…いえ、是非…よろこんで…」 キョン(なんじゃそりゃ…) 89 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:09:44.18 ID:LxDbLeqF0 ――― 古泉(はー…幸せすぎる…でもこれでいいのか古泉一樹…いや駄目だ…駄目に決まって…) キョン「よう古泉」 古泉「うわっ!びっくりした!なんですから後ろから」 キョン「お前今暇か?」 古泉「え、ええ」 キョン「ちょっと話があるんだが」 90 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:12:42.87 ID:LxDbLeqF0 ―裏庭― キョン「直球だがお前ってハルヒが好きなのか?」 古泉「…!?な…なにをいきなり…」 キョン「そんなもん今日一日のお前みてりゃわかるさ」 古泉(しまった…なれない女性の身体でポーカーフェイスを振り撒く事をすっかり忘れて…) キョン「しかもこっちの世界のハルヒは結構お前を気に入ってるし」 古泉「…」 91 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:14:20.40 ID:LxDbLeqF0 古泉「しょんなことはありませんよ」 キョン「思い切り噛んでるじゃないか」 古泉「と、とにかく!僕の事などどうでもいいのです!世界の中心は彼女…いや彼と貴方! この際同性愛でも何でもいいのでとっとくっついて下さいよ!!」 キョン「え…ええー…」 92 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:17:14.93 ID:LxDbLeqF0 キョン「……だいたいっ、世界だかなんだかしらないが 何で俺の好きな奴をお前に決められなきゃならないんだ!」 古泉「っ…」 キョン「俺は自分の好きな奴位自分で選びたいね!」 古泉「……、」 古泉「確かに…そうですね、すみません…」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:19:50.53 ID:LxDbLeqF0 キョン「そして何故お前が無く!」 古泉「え…、あ、ほんとだ。いやなんか女性になった途端に涙もろくなったらしくて」 キョン「…」 古泉「…」 キョン「…うっとおしい」 古泉「すみません…」 キョン「一人で泣いてろ!」 ダッ 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:25:45.40 ID:LxDbLeqF0 ダッダッダッダッダ キョン(うああああ…うっかり古泉の泣き顔などにときめいてしまった…死んでしまいたい…) ドンッ キョン「うおっ」 ハルヒ「いたっ…ってキョンかよ!廊下走るな!」 キョン「お前がそれを言うか…」 98 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:28:00.34 ID:LxDbLeqF0 キョン「大体なあ!!もとはといえばお前がいけないんだぞ!」 ハルヒ「何言ってんの?頭大丈夫」 キョン「あーっ忌々しいっ!!」 ハルヒ「訳分かんない」 99 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:29:39.44 ID:LxDbLeqF0 キョン「おまえ…一体古泉の事なんだと思ってんだよ!」 ハルヒ「はあ?なにいきなり…。」 キョン「いいから答えろ!」 キョン(って…んな事きいてどうする俺…) ハルヒ「えー…あー…。まあ美人だし乳の形はいいし申し分ないんじゃない」 キョン「…」 101 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:31:28.42 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「で、一体それがなに」 キョン「…ちちとか…」 ハルヒ「?」 キョン「好きでも無い女子の乳とか、勝手に揉んでんじゃないよ!」 ハルヒ「誰キャラだよお前…」 102 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:34:08.69 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「大体今まで一度もそんなことつっこんでこなかったじゃない。最近のキョンは本当に変」 キョン「変なのはお前だ!古泉は今一応女なんだぞ! 一応男のお前が簡単に胸とか触るなって事を言ってるだけだ!」 ハルヒ「一応ってなに…。それに何でそんな必死になってるわけ?」 キョン「…」 ハルヒ「キョン…もしかして…」 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:37:27.97 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「実はずっと古泉の乳揉みたかったんだろ!」 キョン「は…はあ!?」 ハルヒ「なんだそうならそうと早くいえばいいのに。 お前は数少ない気の許せる奴だから古泉の乳の一つの二つくらい俺が古泉に言って揉ませてやるよ」 キョン「…ハルヒ…おまえって一体…」 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:42:04.43 ID:LxDbLeqF0 古泉(なにがなんだかよく分からないけどとにかく彼を怒らせてしまったみたいだ… 謝らなければ…)タッタッタッタ ハルヒ「あ、丁度いいところに古泉が来たよ」 キョン「丁度いいってお前まさか…」 ハルヒ「おーい古泉ー!!」 キョン「ばっ、やめっ、」 古泉「あ、涼宮さ…」 ハルヒ「キョンがお前の乳揉みたいってさ!」 113 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:44:48.39 ID:LxDbLeqF0 キョン「…」 古泉「…」 ハルヒ「…何だあんた達二人して固まって?」 古泉「…」 キョン「……いや…あの…古泉…真に受けるなよ…」 古泉(こんなことを言うって事は…やはりこちらの涼宮さんも 僕に一ミリたりとも恋愛感情など抱いては………) 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:46:31.30 ID:LxDbLeqF0 古泉「う…うううう」 キョン「こ、古泉…」 古泉「いいですよもう!父でもおっぱいでも胸でも好きに揉んで下さいよ!」 キョン「!!?ははは、はやまるなこいずみ!」 ハルヒ「ははっ、良かったなキョン!」 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:50:24.56 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「さーキョンさっさと揉みなさいよ」 キョン「え…いや…」 ハルヒ「じゃなきゃ俺が揉むけど」 キョン「え…ええー」 古泉(あ……また涙がでそうです…二度も鬱陶しい思いをされては困る…) 古泉「……」くるっ キョン(古泉…おもむろに背中を向けて…それはつまり正面からだと恥ずかしいから せめて後ろから抱きしめる様に揉んでくれという…そういうサインか…!) 117 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:51:53.12 ID:LxDbLeqF0 キョン「お前のサイン…しっかり汲み取ったぜ、古泉!うおりゃ!」 古泉「!!?おひゅおおおぉおお!?」 ハルヒ「んー、色気が無い。」 120 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:56:20.69 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「どうした古泉、今までのお前だったら何されたってそんな喚き声は…」 キョン「何されたってお前、何してんだよ日頃!!」 ハルヒ「で、どうキョン。古泉の乳の揉み心地は」 キョン「あ、最高です…」 122 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 21:57:29.23 ID:LxDbLeqF0 キョン「って…何言ってるんだ俺は!違う!違うぞ古泉…断じて…っ」 キョン「ってっ…」 ハルヒ「気絶してるな」 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:00:25.97 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「で、どーすんの」 キョン「どうするって…取り敢えず保健室まで運ぶか…」 ハルヒ「しょうがないな。貸してよそれ」 キョン「え…」 ひょいっ ハルヒ「行くぞキョン!」 キョン「お…お姫様だっこ…だと!?」 キョン(とんだ飴とムチ野郎…なんて奴だ!!) 127 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:02:12.90 ID:LxDbLeqF0 キョン「って待て待て!お前無意識にフラグ立て過ぎなんだよ!!」 ハルヒ「何訳の分からない事ごちゃごちゃ言ってるわけ?」 キョン「と、とにかくその体制は誤解を招く。ひとまず古泉離せって」 ハルヒ「ん、わかった」 どさっ 古泉「ふぐっ」 キョン「そのまま落とすなよっ!!」 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:05:53.40 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「まあいいじゃない怪我してなさそうだし」 キョン「そう言う問題か!こいつもこいつでそれでも気絶してやがる!」 ハルヒ「だってキョンが離せっていったんじゃん」 キョン「お前が寒々しくお姫様だっこなんざするからだろうが!」 130 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:07:19.98 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「じゃあなんだったらいいわけよ?」 キョン「其処は無難に…おんぶとかだろ!」 ハルヒ「わかったわかった。じゃあそれ俺の背中にのっけて」 キョン「結局お前が運ぶんかい!」 ハルヒ「? なんか不満なの?」 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:08:57.74 ID:LxDbLeqF0 キョン「いや…けしてそんなことは…」 ハルヒ「あ、分かった。キョンがホントは古泉おんぶしたいんでしょ」 キョン「ばっ…!」 ハルヒ「古泉の乳を背中で堪能したいわけね。むっつりだな!」 キョン「……」 134 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:12:38.39 ID:LxDbLeqF0 キョン(あー…本当に背中におっぱい当たってらー…) ハルヒ「キョン鼻血鼻血」 キョン「はっ!」 ハルヒ「本当キョンは無類の乳好きだったんだなー」 キョン「……」 137 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:14:33.17 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「じゃあ長門辺りはキョンの眼中にはないわけ」 キョン「え…?ああ…まあ…」 ハルヒ「じゃあみくるは?乳の代名詞といったらみくるだろ」 キョン「え…いやあの…」 キョン「お…俺は美乳派なんだよ!」 ハルヒ「ふーん」 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:16:50.45 ID:LxDbLeqF0 がらがらがらっ ハルヒ「保険医いないじゃん」 キョン「まあ勝手に寝かせとこうぜ」 ハルヒ「しかし本当おきねーなこいつ」 キョン(…余程ショックだったのか…?) 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:18:55.18 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「Cぐらいじゃない?」 キョン「何がだよ」 ハルヒ「それよりキョン、俺保険医探してくるからこいつみといてよ」 キョン「え…」 ハルヒ「じゃあ頼む」たったった 141 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:20:23.05 ID:LxDbLeqF0 キョン「おい…」 しーん キョン(何だよこのベタベタなシチュエーションは…) キョン(…) キョン(…) キョン「…古泉?」 古泉「はい?」 キョン「起きてんのかい!」 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:21:22.42 ID:LxDbLeqF0 キョン「お前何時から…」 古泉「たった今です…しかし何故だか背中と後頭部が痛いような…」 キョン「それはハルヒがお前を落と…いや、なんでもない」 古泉「?」 144 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:23:24.17 ID:LxDbLeqF0 古泉「しかし…涼宮さんまで性別が変わるとは本当に予想外でしたね」 キョン「あ…ああ」 古泉「どうせなら彼女は女性のままでいてほしかったです」 キョン「…」 古泉「だったら僕の下らない感情も消えていたのかもしれません」 146 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:24:36.74 ID:LxDbLeqF0 キョン「…お前は、女の方がいいと思うぞ」 古泉「あはは、からかわないで下さいよ」 キョン「ああ」 キョン「でも割と真面目だ」 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:26:57.92 ID:LxDbLeqF0 キョン「って何言ってんだか…」 古泉「それは…」 キョン「…?」 古泉「それは本来男である僕の存在を否定しているって事ですか?」 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:28:07.68 ID:LxDbLeqF0 キョン「…な、違うわあほ!」 古泉「す、すみません」 キョン「だが男としてはむさい男よりぷりぷり女子高生の方がそりゃうれしいだろ!」 古泉「む…!?僕ってむさかったんですか!?」 152 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:36:04.97 ID:LxDbLeqF0 キョン「と…とにかくだなぁ、俺はっ、」 ガラガラガラ ハルヒ「待たせたな!」 キョン「…何だお前その格好…」 ハルヒ「保険医いなくてさー。攻めて気分だけでもって廊下に歩いてた生物教師から白衣剥いでみた」 キョン(コスプレ好きなとこもかわってねえな…) 古泉(白衣の涼宮さん…キュン…) 154 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:37:46.99 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「ていうか古泉起きてるし」 古泉「えっとあの、お世話になりました!(?)」 ハルヒ「せっかくだから診察しとく?」 キョン「お前が言うと何でもセクハラに聞こえる不思議だな」 156 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:39:44.80 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「顔色は良好ってとこだね」 キョン「ベッドの上に乗るな!!」 古泉(か、かお!ちかい!) ハルヒ「何だキョンお前も「そのパターンはもういいぞ!」 158 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:41:55.86 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「つまんないの。」 キョン「あのなぁ…」 ハルヒ「で、あんたは本当に大丈夫なわけ?」 古泉「え…あ、はい」 ハルヒ「あっそう。じゃあ俺そろそろ帰るわ。」 キョン「お前…」 ハルヒ「キョンも一緒に帰りましょー」 キョン「…」 160 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:44:35.74 ID:LxDbLeqF0 キョン「古泉はどうすんだよ」 古泉「ひ、ひとりで帰れますので」 ハルヒ「行くよキョン!ぼさぼさしてんなよ」 キョン「…あ、ああ」 キョン「…御大事にな」 古泉「は、はい」 163 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:46:25.78 ID:LxDbLeqF0 ― ハルヒ「うげ」 キョン「凄いラブレターだな」 キョン(やっぱこっちでもモテんのか) ハルヒ「今時靴箱なんてないっつーの」ばらばら キョン「捨てんのかよ!」 ハルヒ「? 何時もの事でしょ」 キョン「はー…。つくづくお前って…」 165 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:47:51.25 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「どっかよってく?あ、やっぱ面倒臭いからいいわ」 キョン「自己解決するなよ」 キョン「…なあお前ってさ」 ハルヒ「なに?」 キョン「好きな奴とかいんのか?」 168 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:50:18.67 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「いないにきまってんだろ。俺は俺が一番好きなわけ」 キョン「ああそう…」 キョン(ほっ…) キョン「って…、何安心してんだ俺は!」 ハルヒ「キョンはいないの?」 キョン「い、いねえよ!!」 170 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:52:02.54 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「ふーん。いそうなのに」 キョン「いねえってば!」 ハルヒ「じゃあ性欲溜まった時とか誰で抜いてんの?」 キョン「ぶはっ」 172 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 22:53:17.92 ID:LxDbLeqF0 キョン「お、お前はどうなんだよ」 ハルヒ「俺が一人寂しく自分を慰めてる様に見える?」 キョン「あーうぜえお前…」 ハルヒ「ははっ、冗談だよばーか」 190 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 23:47:04.62 ID:LxDbLeqF0 消失してごめんなさむ ハルヒ「まあキョンが彼女作ると遊ぶ時間減ってつまんないかもね」 キョン「……」 ハルヒ「お、じゃあ俺こっちだから!土曜のプール忘れるなよー」 キョン「あ…忘れてた」 193 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/11/24(月) 23:49:07.19 ID:LxDbLeqF0 ―土曜日― ハルヒ「キョン!おそい」 キョン「すまんすまん…おれで最後か?」 ハルヒ「いや、古泉もまだ来てないわ…たく!」 みくる「珍しいですね、古泉さんが遅れるなんて…」 長門「……」 195 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/24(月) 23:52:37.66 ID:LxDbLeqF0 古泉「す…すみません…遅れました」よろよろ ハルヒ「遅いぞ古泉!罰として…えーと、どうする?」 キョン「俺に振るなよ!」 ハルヒ「まあいいや。とにかく行くぞ!」 キョン(しかし古泉の奴どうして遅れたんだか…) 201 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/24(月) 23:55:19.18 ID:LxDbLeqF0 キョン「女子おそいな」 ハルヒ「女の着替えはそういうもん」 キョン(しかし古泉の奴今頃天国だろーな…) みくる「古泉さん鼻血を…!?貧血ですか!?」 長門「ティッシュを」 古泉「ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさい」 202 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/24(月) 23:59:31.18 ID:LxDbLeqF0 みくる「お待たせしましたあー」 長門「…」 古泉「…」 ハルヒ「おー…っておい古泉、お前ビキニじゃないのかよっ」 キョン「いや水着位自由に…」 ハルヒ「馬鹿キョン!この手の水着は古泉のキャラじゃないじゃん。こういうのはイメージが全てなの!」 204 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:01:39.16 ID:LxDbLeqF0 ハルヒ「まあそれはそれで普通ににあってるけど」 古泉「あ、有り難うございます…っ」 ○ ハルヒ「みくるも有希も可愛いぜ」 みくる「ど、どうもです…!」 長門「…」 キョン(こいつ天然タラシなんじゃ…) 209 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:06:10.50 ID:SmoWas2V0 ハルヒ「さー泳ぐぞ!」 こそこそ キョン「なあ、なんでお前来るときふらふらしてたんだ?」 古泉「はあ…流石の僕でも女性用の水着を着る事には抵抗が…」 キョン「ふーん…じゃあお前普段下着とかどうしてるんだ?」 古泉「お、男ものの履いてますよ!ですから今日はワンピースの下に直接水着を着てきました」 キョン「へ、へー…服の方は割と抵抗ないんだな」 215 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:10:21.67 ID:SmoWas2V0 ザブザブザブラブザブ キョン「やっぱ男のハルヒでも運動神経いいんだな」 古泉「それどころか女性の時よりもパワーアップしてる気が…」 ハルヒ「っぷはー!気持ちいい! って、あんた達もそんなとこいないで泳げっつの!」 みくる「気持ちいいですよー」ぱちゃぱちゃ 長門「…」ぱちゃぱちゃ 219 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:13:19.16 ID:SmoWas2V0 ちゃぷん キョン「お、良い水温だ。温水プールってのも捨てたもんじゃないな」 古泉「ええ、気持ちいです」 ハルヒ「キョン!ノドが乾いた!ジュース買ってきてよ!」 キョン「お前入れって言った早々なあ!」 223 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:16:04.55 ID:SmoWas2V0 古泉「じゃあぼ…私も一緒に」 ハルヒ「あんたはいいよ。キョンが行ってきなさい」 キョン「お前でいけっつの!たく」 ハルヒ「あ、この後みんなでビーチバレーしよう」 古泉「え…室内プールで…ですか?」 ハルヒ「駄目なの?」 古泉「というよりかなり浮くというか…」 225 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:20:30.05 ID:SmoWas2V0 ガチャンッ キョン「ったくハルヒの奴…」 キョン(しかし古泉をパシリにしなかった当たり一応フェミニストなのか?) キョン(いやでもこの前思いっきり落としてたし…) キョン(…つーか腹減ったな) キョン「ハルヒーそろそろ飯に…ってもう食ってるし」 ハルヒ「うん、美味しいなこれ」 みくる「さ、先に頂いてまーす」 228 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:24:40.60 ID:SmoWas2V0 キョン「これももしかして古泉の手作りか?」 古泉「は、はい…一応」 長門「美味」 みくる「おいしいですー」 ハルヒ「?なああんた、どうしたのそれ」 古泉「あ、指ですか?今朝包丁握ってたら少々切ってしまって…でももう 傷口塞いでるんで平気です」 ハルヒ「ふーん」 ぱくっ 古泉「!?!!?」 キョン「!!?」 みくる「!?」 長門「…」 ハルヒ「んー、血の味が少しするだけか」 229 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:26:33.50 ID:SmoWas2V0 キョン「なななななな何やってんだお前!」 みくる「ゆ、指ぱっくんですかぁー!?」 ハルヒ「いや良くこういうのドラマとかでやってるじゃない?だからやってみたけど。 別になんにもおもしろくなかった。つまんない」 古泉「…!」がーん 231 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:32:08.28 ID:SmoWas2V0 ハルヒ「よし、腹も膨れたしもうひと泳ぎ!いくぞ有希!みくる!」 腕掴んでずるずる みくる「ま、待って下さぁい」 長門「…」 古泉「しゅん…」 キョン「しゅんを口で…まだ落ち込んでんのかよお前」 古泉「本当…女々しいですね、すみません」 キョン「いや…今お前女だけどな」 236 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:38:38.31 ID:SmoWas2V0 キョン「お前は…マジでハルヒが好きなんだな」 古泉「……そうでしょうか…」 キョン「そうでしょうよ…」 古泉「いやでも…僕は涼宮さんにそのような邪な気持ちを抱ける立場じゃありませんから」 古泉「どっちにしろ諦めるしかありませんよ」 キョン「……」 239 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:44:10.81 ID:SmoWas2V0 ― ハルヒ「泳いだ泳いだ!楽しかったな!」 キョン「こっちのお前は本当ガキっぽいな」 ハルヒ「? こっちってなに?」 キョン「いや何でも…」 みくる「またまたお待たせしました!着替え完了です!」 長門「…」 古泉「…」 キョン「いえいえ。しかしもうずいぶん暗いなー」 ハルヒ「どっかで飯食べようか」 240 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 00:46:17.47 ID:SmoWas2V0 古泉「す…すみません、私具合が悪いので今日はこのまま…」 ハルヒ「本当?大丈夫なの?あ、熱はない」 キョン「お前の手が熱いだけじゃないだろうな」 古泉「いえ、熱とかじゃないんですけど…と、とにかく帰りますね!」 キョン「?」 281 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 10:05:41.77 ID:SmoWas2V0 寝落ちしてた…本当に何度も何度もすんません ハルヒ「なんかおかしかったな、古泉」 キョン「ああ…確かに」 みくる「どうしたんでしょう?」 ハルヒ「すっきりしない。ちょっと様子見に行ってくる」 キョン「え、ま、待てよ、オレも行くぞ!」 長門「…」 282 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 10:10:15.37 ID:SmoWas2V0 ハルヒ「なんでよ?」 キョン「なんでって…」 長門「一人いれば十分」 ハルヒ「その通り」 キョン「…」 ハルヒ「俺とキョンが2人で古泉追いかけたら有希とみくるを2人でだけね 夜道の中飯屋まで歩かせることになるしね」 キョン「ま…まあ…そうだが」 みくる「わ、私達は別に平気ですけど!」 283 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 10:12:18.75 ID:SmoWas2V0 ハルヒ「まあキョンがそこまで古泉が心配ならキョンがいけばいいんじゃない」 キョン「べ、別にあんなの心配してる訳じゃ…」 ハルヒ「なにそれ。じゃあ俺行ってくるよ?」 キョン(あああああ墓穴掘った…いやなんだよ墓穴って…別に知らねえよ古泉の事なんか…) 284 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 10:13:54.06 ID:SmoWas2V0 すたすたすたすた みくる「行ってしまわれましたね」 キョン「ああ…」 長門「本当は貴方が行きたかった」 キョン「は!?」 長門「貴方は彼女に好意を抱いてる」 キョン「な…なわけねーだろ!」 286 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 10:15:55.93 ID:SmoWas2V0 キョン(しかしおい…仮にだ…仮に俺が古泉の事を好きだとしてもそれは 古泉が女だからであって…女の古泉は本来の古泉では無いわけであって…どうなんだそれって!?) キョン(いっておくが俺はノーマルだ…男版古泉にはなんの興味も無い寧ろウザい) キョン(じゃあ…この気持ちはいったい…) みくる「か…かたまっちゃいましたね…」 長門「……」 287 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 10:22:59.18 ID:SmoWas2V0 ハルヒ「あ、いたいた。やっと追いついたわ」 古泉「ひ…涼宮さん!!」 ハルヒ「「ひって」何!全く失礼だよ」 古泉「す、すみません!それであの…どうしてここに?」 ハルヒ「いや、なんかさっきあんた様子おかしかったし…」 古泉「え…」 古泉(もしかして心配して来てくれたとか…うわああああときめき!!) 289 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 10:25:38.77 ID:SmoWas2V0 ハルヒ「あんたが元気ないとキョンが気にするからさ、体調管理しっかりしてよ」 古泉「え…」 ハルヒ(キョンは古泉のおっぱい大好きだからな…) 古泉(や、やはり僕を気にかけてとかそういうのじゃ…いやわかってますけど…何期待してるんだか…) 291 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 10:31:02.96 ID:SmoWas2V0 ハルヒ「大体この時期にワンピース一枚ってのもね。攻めて何か羽織ってきなさいよ」 古泉「あはは…すみません」 古泉(女性物の服なんて制服以外なかったので急いで買ってきたのですがこれ位しか買えなくて…) ハルヒ「だから顔色悪いの?さっきからなんか落ち着きが無いし」 古泉「え?あ?そんなことは…」 ぴゅううっ 293 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 10:34:15.69 ID:SmoWas2V0 古泉「うわああああ!!」 急いでスカートをおさえる ハルヒ「古泉もろみせって…そう、お前そっち系のプレイが好きなんだ」 古泉「ちがいますちがいますちがいますっ今日実は直接水着を着て来たので下着を忘れてしまって」 ハルヒ「ふーん。風ひくなよ」 古泉「え…あ、はい…」 古泉(な…なんだかまるでどうでもよさそうだ…いやそれでいいんですけど…) 295 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 10:41:57.71 ID:SmoWas2V0 古泉「あ…あの、涼宮さんは…」 ハルヒ「?」 古泉「女性に興味がないんですか?」 ハルヒ「あるにきまってるじゃない」 古泉(いやでも一般的な思春期の男性でしたらこういう場合もっと初な反応をしても…) ハルヒ「てゆうかあんたこの時期にワンピース一枚でノーパンってそりゃ具合も悪くなるよ、ほんと」 古泉「あ、いや実はぼ…、私。具合が悪いわけでは…」 298 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 11:23:51.55 ID:SmoWas2V0 一方、キョンたち キョン(大体いくら今は女でも結局あれは古泉なんだぞ) キョン(ハルヒだって今はあんなんだがもとはといえばあのハルヒだし) キョン(ハルヒか古泉かっていったらそんなのは迷いなくハルヒだ) みくる「そういえば古泉さん、更衣室で顔を真っ青にしてましたがどうしたんでしょうかね?」 長門「あれはおそらく下着を忘れた様子」 みくる「え、ええー!そうだったんですかぁ!?」 キョン「!!?」 299 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 11:29:14.50 ID:SmoWas2V0 キョン「つ、つまり今古泉はノーパンって事ですか!?」 長門「…」こくり キョン「そんな状態でハルヒと2人きり…だと!?」 キョン「こりゃやべえ、ちょっと俺、いってきます!」だだだだっ みくる「…」 長門「…」 みくる「いっちゃい…ましたね」 300 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 11:33:52.89 ID:SmoWas2V0 ― ハルヒ「まあとにかくこれ貸してあげるから」 古泉「上着を…、いやでも悪いです、こんな…」 ハルヒ「ごちゃごちゃいってないで俺が貸すってんだから着ときなさい」 古泉「ど、どうもです」 302 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 11:44:19.88 ID:SmoWas2V0 キョン(確か古泉達はこっちの方に・・・)ダダダダダダダダダダッ ハルヒ「ん?あれキョンじゃない?」 古泉「あ…本当だ…なんだか恐ろしい勢いでこちらに…」 キョン(おっもう見つかった…って…古泉が着てるのあれ…ハルヒのじゃ…) キョン(……) キョン(やべ、今俺どっちにイラッてきたんだろ…) 306 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 11:51:02.26 ID:SmoWas2V0 キョン(ハルヒは今は男だけど元は女で傲慢だけど可愛いとこもあって…) キョン(古泉は元は男で興味など一切無かったが女だとそうでもなく…) キョン(つ…つまり俺って奴は正真正銘の女好きなのか!?) キョン(いや違う…それは違う!!) キョン「お前ら限定だけだよ!!!アホどもが!!」 古泉・ハルヒ「!?」 309 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 11:55:31.81 ID:SmoWas2V0 ハルヒ「何言ってんのキョン、意味不明」 古泉「というかあの…どうしたんですか息を切らして」 キョン「それはなあ…っお前がっ」 ハルヒ「あ、聞いてよキョン、古泉ってば今ノーパンだぜ」 古泉「ぎゃああああ涼宮さん!」 310 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 11:59:14.87 ID:SmoWas2V0 キョン「何でお前が知ってんだよ!」 ハルヒ「いやさっき風がぴゅーっと吹いて来て」 古泉「ひぃいいいい」 キョン「見たんかい!」 ハルヒ「いーじゃない別に減るもんじゃないし」 311 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 12:04:17.89 ID:SmoWas2V0 キョン「そうかも知れんが見られた本人の前でそんなこというなっての!」 ハルヒ「えー」 キョン「古泉もハルヒになんてもん見せてんだよアホが!」 古泉「す、すみません」しゅん… ハルヒ「落ち込むなよ、本当はキョンもあんたの見たかっただけだから」 キョン「ち…ち・がーう!」 312 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 12:09:22.17 ID:SmoWas2V0 ハルヒ「え、違うの?」 キョン「違うわ!あーもうお前らといると本当調子狂うわ!」 ハルヒ「てか有希とみくるは?おいてきたの?」 キョン「あ…」 ハルヒ「もうなにやってんの。まあ電話しとけばいいか」 ハルヒ「おし、俺達は俺達で飯食い行こう!」 キョン・古泉「え…ええー」 315 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 12:16:40.32 ID:SmoWas2V0 ハルヒ「でもここらってあんま飲食店ないな」 キョン「だから今日はひとまず解散ってことで…」 ハルヒ「あ、でも古泉のマンションここのすぐ近くだよな?」 古泉「は…はあ…」 ハルヒ「よし、じゃあ古泉の家でみんなで行こう!」 古泉「ええええええ」 キョン「おいおいおい」 ハルヒ「鍋がいーな、俺」 キョン「…」 古泉「…」 317 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 12:25:34.51 ID:SmoWas2V0 ―古泉ハウス― ハルヒ「なー鍋まだー?」 古泉「すみません、あともう少しで出来ますから!」 キョン「お前もちょっとは手伝えや!」 古泉(はー…やっぱりパンツをはくとスースーがおさまります…よかったよかった) 318 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 12:32:34.62 ID:SmoWas2V0 ― 古泉「さあ出来ましたよ」 ハルヒ「お!おいしそう。いただきまっす」 キョン「いただきます…」 ハルヒ「んーおいしい。やっぱ上手い料理ったら古泉だな」 319 名前: ◆7lmNa9LcE2 [] 投稿日:2008/11/25(火) 12:36:02.27 ID:SmoWas2V0 古泉「え…えへへ、そうですか」 キョン(なんかムカつく…) ハルヒ「つーかあんたさ、好きな男とかいないわけ?」 キョン「ぶはっ」 ハルヒ「キョンきたない!」