かがみ「あ、こなたが万引きしてる…」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 17:51:30.99 ID:1eKv5wuo0 かがみ「こなた〜、さっきアンタがコンビニで万引きするの見たわよ!」 こなた「あ!かがみ・・・!?」 かがみ「フフフ・・・。見たわよ!!見たわよ!!見たわよ〜!!」 こなた「・・か、かがみ!!お願い!!この事、誰にも言わないでぇ!!!」 かがみ「さぁ〜て、どうしようかねぇ・・・」 こなた「何でもするからぁ〜・・・・!!」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 17:55:21.29 ID:1eKv5wuo0 かがみ「今、『何でもする』って言ったわね!?」 こなた「うん!!私ができることなら、なんでも・・」 かがみ「よーし。じゃあ万引きの事黙っておいてあげるわ!!」 こなた「本当、かがみん・・!?ありがとう!!!」 かがみ「そ の 代 わ り・・・さっきの言葉忘れんなよぉ??」 こなた「うっ・・・うん」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 18:00:06.40 ID:1eKv5wuo0 かがみ「じゃあ、ハイこれ!!」 こなた「わあ・・・。何コレ?」 かがみ「見ればわかるでしょ??カバンよ、私のカバン!!」 かがみ「学校の帰りだったのよ。私の家まで届けておいて。私は、まだ寄り道したいからさ」 こなた「え、今から・・??」 かがみ「当たり前でしょ??・・もしかして断る気??l こなた「あ、あはは、そんなことないよ・・・喜んでぇ・・・!」 20 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 18:05:36.15 ID:1eKv5wuo0 ・ ・・ ・・・ こなた「つかさ・・・。かがみのカバン持ってきたよ」 つかさ「あれ?こなちゃんがどうして?」 こなた「いやね・・・ジャンケンで負けた方が、相手のカバン持って帰るってルールで」     「わたし負けちゃって・・・」 つかさ「随分、酷いルールで遊んでたんだね・・・。とにかく、カバン預かっておくね!」     「こなちゃん、わざわざご苦労様!」 こなた「どもー・・・」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 18:09:47.57 ID:1eKv5wuo0 こなた「ああ・・・やっぱり万引きなんかするんじゃないや・・・」 こなた「もう外は真っ暗だし・・・お父さんに怒られちゃう・・・」 こなた「急いで家に帰んなくちゃ!!」 ピロリロリ〜♪ こなた「あ、メールだ。かがみからだ」 『今すぐ私の家に来い』 こなた「なっ!?」 こなた「そりゃないよぉ〜・・・。もうすぐ家に着くのに・・・」 22 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 18:14:06.43 ID:1eKv5wuo0 かがみ「ああ、よく来てくれたわね!」 こなた(呼んでおきながら・・・) かがみ「今日は家につかさと私しかいないのよ」 かがみ「だから夕飯を買ってきてくれない??自分で作るの面倒くさいからさ」 こなた「へ・・・!?」 かがみ「そうねぇ〜、コンビに弁当なんかいいかしら?」 こなた「かがみ・・・。そのためにわざわざ私を呼び戻したの・・??」 かがみ「え? そうよ。何か問題でもあるの??」 25 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 18:18:54.59 ID:1eKv5wuo0 こなた「わかったよ・・・!!」     「じゃあ、ハイ!!」 かがみ「ん、どうした??手なんか差し出して??」 こなた「どうしたって!?・・・お金だよ、お金!!」 かがみ「私にくれるの??」 こなた「はいぃ・・・???」 こなた「・・・はぁ〜。もういいよ。行ってくるよ・・・」 かがみ「ええ、頼んだわよ!!早めにねっ!!」     「つかさの分も忘れるなよぉ〜!!!」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 18:26:21.79 ID:1eKv5wuo0 こなた「ハイ!買ってきたよ!!!」 かがみ「ハイハイ、ご苦労さん!」     「なんだ、あんた気が利かないわね・・・。もっとイイ弁当選びなさいよ・・・」 こなた「ムッ・・・・・。じゃあ私帰るね!!」 かがみ「ちょっと待った!!あんた今日ウチに泊まっていきなさいよ!!」 こなた「ええ・・・??無理だよ・・・今日お父さんに早めに帰るって・・・」 かがみ「ふぅーん・・・無理ねえぇ・・・??」 こなた「あ、いや・・・!今お父さんに電話して聞いてみるよ!!」 かがみ「おう!早くしろよー」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 18:32:22.50 ID:1eKv5wuo0 かがみ「どうだったー?」 こなた「別にいいって・・・(少し機嫌悪そうにしてたけどね・・・)」 かがみ「よし決まりね!」 つかさ「今日はこなちゃんも一緒かぁ〜。楽しくなりそうだねー!」 かがみ「そうね、つかさ。とっても楽しい夜になりそうね・・・」     「いや・・・絶対私が楽しくさせてあげるわ・・・」 こなた「うぅ・・・・・(寒気が・・・)」 35 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 18:39:40.47 ID:1eKv5wuo0 かがみ「じゃあ、こなた。早速悪いんだけど、お風呂掃除して」     「ああ、お風呂沸かすのもお願いね。溢れさせたら承知しないぞっ?」 こなた「え・・・?」 かがみ「お 風 呂 沸 か し て!!!!」 こなた「りょ、了解ぃ・・・!!」 つかさ「?」 37 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 18:46:04.92 ID:1eKv5wuo0 こなた「沸かしたよ・・・かがみ」 かがみ「あ、ありがとう。じゃあ、早速入るか」 つかさ「お姉ちゃん、先入っていいよ〜」 かがみ「悪いわね。じゃあこなた、入るか??」 こなた「は、入るかって・・・私も!?」 かがみ「そうに決まってるじゃない」 こなた「いやだよ・・・!!どうせ何かする気なんでしょ??」 かがみ「そっか・・・。ねえつかさー!!!今日、こなたがねー・・・!!!」 こなた「わあああああ、わかったよかがみ!!!一緒に入ろう!!いや入らせてください!!!」 かがみ「それでいいのよぉ・・・」 42 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 18:54:11.65 ID:1eKv5wuo0 こなた「ふぅー・・・なんだってこんな」 かがみ「よしっ!!じゃあ、さっそく湯船に入るかぁー」 こなた「でも二人で入っちゃ、さすがにぎゅうぎゅう詰めだよ・・・」 かがみ「じゃあまずアンタだけ潜ってみなさいよ・・・」 こなた「潜る・・・!?」 かがみ「さあ、早くっ!!!」 ガシッ こなた「わあああ、かがみ!!何するの!? わあああああ・・・」ザブン! ゴボゴボゴボ… こなた「もがああ・・・・もがぁ・・・・もがあぁぁ・・・!!」 53 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 19:05:34.35 ID:1eKv5wuo0 こなた「・・・もがぁ・・っぷはあぁ!! ゴホッ!!ゴホッ!!ゴホッ!!」 かがみ「あら、よくあんな長い時間耐えられたわねぇ。さすがこなたぁ!」 こなた「・・ゴホッ!! ひどいよぉ、かがみ・・・」 かがみ「言わない、言わない。私なりのお泊りの歓迎よ!」 かがみ「さて、もっと歓迎しなくちゃね・・・」 かがみ「そうだ、湯船のお湯の温度上げるわね!?」 こなた「ええ!?いいよっ・・!!これでも少し熱いぐらいだからさー、やめて!!」 かがみ「いい、私が許すまで湯船から出たらダメよ!もし出たら・・・今日のことつかさに言うからな??」 こなた「ひぃ・・・」 かがみ「さーて、最初は60℃くらいなんかいいかしらね〜・・・」 60 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 19:14:50.48 ID:1eKv5wuo0 かがみ「おおー、段々湯気が立ってきたわねぇ〜・・・」 こなた「かっ、かっ、かがみい!!!!・・・あちゅい!!」 こなた「あちゅい!!本当にあついぃ!!!・・・お願い!!!」 こなた「出してぇ〜!!!・・・はぁはぁはぁ」 こなた「助けて、かがみぃ!!!!許して!!!」 かがみ「まだこなたならイケるわよぉ・・・。さあ、さあ、ファイト〜!」 かがみ「こりゃ、お弁当だけじゃなくて、こなたの鍋も食べられたりしてね!」 かがみ「しっしっし・・・」 こなた「ががみいいいいぃぃぃ・・・!!はぁはぁはぁ・・・あついいいいぃぃぃ!!!」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 19:48:05.21 ID:1eKv5wuo0 つかさ『お姉ちゃーん!まだ出ないのー?』 かがみ「ああ、いけない・・・。さあ、こなた、もう出てもいいわよ〜」 こなた「はぁはぁはぁ・・・・・・・」 ザバ かがみ「あら、身体中真っ赤っかねぇー・・・。大丈夫??」     「早く浴室から出て身体を冷やすのねー。私はもう少しお風呂場で温まってるからー」 こなた「・・・・じゃあ、お先に」 かがみ「さあ、湯船のお湯冷まさないとねー。ふんふふんふ〜ん♪」 こなた「・・・うぅ・・・あちぃ・・・」 84 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 20:23:23.89 ID:1eKv5wuo0 かがみ「ふぅー、いい湯だったわ〜」 つかさ「あ、お姉ちゃんやっと出たね」 かがみ「あ、つかさ。もう弁当食べてたのね」 つかさ「うん」 かがみ「じゃあ、私も食べるかなー」 こなた「・・・・・・」 かがみ「さあ、いっただっきま〜す!」 かがみ「あ、そうだ!こなた、ア〜ン!」 こなた「ど、どうしたの、かがみ?大口開けちゃって・・・」 かがみ「お弁当のオカズを箸で私の口に運んでよ。さあ、早く!ア〜ン!」 こなた「・・・・・・」 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 20:30:42.80 ID:1eKv5wuo0 こなた「ハイ・・・どうぞ」 かがみ「パクッ・・・モグモグ。ああ、おいしいわー」 かがみ「もう一度、ア〜ン!」 こなた「はいよ・・・・」 かがみ「パクッ・・・モグモグ」 つかさ「わぁ〜、何か二人とも新婚さんみたいだねぇ〜。いいな〜!」 かがみ「やだわねー、この子はぁ。そんな訳ないでしょ、あはは」     「そうだ、こなた!つかさにもお弁当食べさせてあげなさい」 こなた「ええ・・・・・」 かがみ「イヤなの!?」 こなた「わ、わかったよ・・・。さあつかさ、ア〜ンしてぇ・・・」 つかさ「わあ、こなちゃん私にもしてくれるのぉ?じゃあお願いね、こなちゃん。ア〜ン!」 こなた(トホホ・・・。これじゃあ、かがみのパシリじゃん・・・) 94 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 20:43:06.10 ID:1eKv5wuo0 つかさ「あれ、こなちゃん。そういえば、こなちゃんは夕食どうしたの??」 かがみ「もう家で済ませてきたのよね〜?」 こなた「う、うん・・・まぁね」 かがみ「ふぅー、ごちそうさまー!」 つかさ「ごちそうさまでした!」 かがみ「でもなんか・・・満腹感がないわね・・・」     「あ、そうだこなた!ちょっとこっちに来てー」 こなた「? なあに、かがみぃ・・・?」 ヒソヒソ かがみ「お菓子買って来い・・・・・・」 こなた「へ・・・??」 かがみ「多いほどいい・・・。わかったら早く!!大至急!!」 つかさ「どうしたの、二人とも?」 かがみ「何かこなたがお泊りのお礼に、お菓子買って来てくれるんだってさー」 こなた(・・・・・・・こんなのって) 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 20:54:25.39 ID:1eKv5wuo0 こなた「はい・・・買ってきたよ二人とも」 かがみ「おお、サンキュー」 つかさ「ありがとう、こなちゃん!でも、こんなに貰っちゃっていいの・・・?」 こなた「いいの、いいのー・・・・あははは」 かがみ「よし、じゃあ早速食べるか〜」     「んじゃ、その間肩揉みよろしくね〜?」 こなた「はーい・・・・・」 モミモミ… つかさ「何か今日の二人・・・少し違うねー」 かがみ「そう?いつも通りじゃない」 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 21:02:49.16 ID:1eKv5wuo0 モミモミ… かがみ「・・・うぅーん・・・いいキモチねー」 こなた「そりゃよかった・・・」 かがみ「後でつかさにも揉んであげるのよー?」 こなた「わかってるよぉ・・・・・」 かがみ「!?・・・イタァ!?ちょっと今の強すぎよっ!!???」 こなた「あ、ゴメン・・・!」 かがみ「いい加減にしなさいっ!!!」 パシーーーッン!! こなた「へぶぅっ・・・!!」 つかさ「お、お姉ちゃん!??さすがに平手で顔を叩くことは、ないんじゃ・・・」 かがみ「ダメよ・・・きっと今のはわざとよ・・・」     「これぐらいしなきゃね・・・!!へっへっへ・・・」 109 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 21:19:27.40 ID:1eKv5wuo0 かがみ「いい??次やったら、半殺しよ!?」 こなた「はい・・・すみましぇん・・・・・・」 かがみ「全く・・・。自分の立場がわかってるのかしら・・・」 かがみ「ほら!わかったら、さっさとやる!!」 かがみ「蹴られたいの!?」 ドガッ!! こなた「うっ・・・・・・!?わ・・・・かりま・・した(もう蹴ってるじゃん・・・)」 かがみ「フンッ・・・。使えないわねー・・・」 つかさ「・・・・・・。お、お姉ちゃん、きっと勉強のしすぎかなんかで疲れてるんだよね?」     「それでちょっとイライラしてるだけだよね・・・?今、温かいお茶入れてくるから待ってて」 かがみ「あ、つかさ??そんなんじゃ・・・」 ガチャ・・・ かがみ「・・・チッ。おい、お前のせいだぞ・・・。私の妹に無駄な気を遣わせて・・・」 こなた「ご・・・ごめん・・・。本当にゴメン!!」 かがみ「ゴメンじゃすまないわよっ!!!!」 ドスッ!!!! こなた「ぐおおぉぉ・・・ぉぉ・・・」 128 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 21:34:16.31 ID:1eKv5wuo0 かがみ「ホラ、跪きなさいよ!!!」 ゴリゴリゴリ… こなた「痛い・・・・いたいよぉ・・・頭が潰れちゃう・・・」 こなた「ごめん、かがみ・・・・・ごめんなさぁぁい・・・!!!」 かがみ「いいか??つかさがこの部屋に戻ってきたら・・・今みたいに跪いて謝るのよ??」     「わかったら、返事する!!!!」 こなた「わ、わかりました・・・かがみ様・・・!!」 かがみ「ったく・・・。犯罪者の分際で調子に乗って・・・」 かがみ「そうだー。つかさが戻ってこない間、私がアンタのその腐った性根を調教してあげるわよ・・・??」 こなた「え・・・な、なにをする気なの・・・かがみ・・・」 かがみ「くっくっくっく・・・・・さあ、なんだろうね〜??」 こなた「こ、怖い・・・・やめて・・・・お願い・・・・」 140 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 21:53:01.45 ID:1eKv5wuo0 かがみ「ホラ見なさい。これ、ムチよ・・・」 こなた「何でそんな物・・・やめ・・・やめてよ、かがみ・・・」 こなた「お願い!!!それだけはヤメテ!!!嫌だよぉ!!」 かがみ「フフフ・・・ダメ――――――――!!!」 こなた「ひゃぅ・・・!!!」 ペシンッ!!! こなた「あう・・・・!!!」  ペシンッ!!! こなた「あああぁぁぁ・・・!!!!」 ペシンッ!!! こなた「ぶほぉ・・・・・!!!!」 ペシンッ!!! かがみ「あはははは!! まるで毛虫がのた打ち回ってるみたいで、本当に愉快ねぇ・・・!!」     「これはヤミツキになるわ!! くっくっく・・・。もっと楽しませて!!!こなたあああぁぁ!!!」 こなた「うがああああぁぁぁぁぁ・・・ぁぁ・ぁ・!!!!」 ペシ――――――――ッン!!! 157 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 22:18:09.27 ID:1eKv5wuo0 かがみ「なんか一通り叩きまくってたら飽きてきたわね・・・」 かがみ「そうだ、今度は刺してみるかぁー」 こなた「お、お願い・・・かがみ・・・これ以上・・・やめてえええぇぇぇ!!!」 かがみ「よし、カッターみっけ!」 こなた「い、いくらなんでもそれは尋常じゃないよ、かがみん!!・・・しまってよぉ!!!」 かがみ「安心しなさいってこなたぁー・・・・・。深く刺したりしないから・・・」     「つかさに気付かれないくらいの・・・・・浅い傷をいっぱい付けるだけだからさぁ〜!!!」 こなた「イヤダアアアアァァ・・・ァァ!!!!」 かがみ「さあ、背中だしなー・・・!!」 こなた「イヤだ!!!イヤだ!!イヤだ―――――!!!」 かがみ「そらっ!!! そらっ!! そらっ!! そらあああぁぁっ!!」 シュ!!・・・スパッ  シュ!!・・・スパッ  シュ!!・・・スパッ シュ!!・・・スパッ こなた「・・・!? う・・・う、うぎゃああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」 188 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 22:43:14.87 ID:1eKv5wuo0 ガチャ!! つかさ「二人とも、お茶持ってきたよー!」 かがみ「ああ、わざわざ悪いわね・・・。そんな気を遣わなくても良かったのに・・・」 こなた「・・・・・・・」 つかさ「あれ??どうしたの、こなちゃん??」 こなた「つかさ・・・ごめ・・・ごめんね・・・私の為に・・・・・・お茶運ばせて・・・・・」     「本当に・・・・・・ゴメンね・・・・・・・」 つかさ「こ、こなちゃん!?なんで謝ってるの・・・??私はコレくらい全然・・・」 かがみ「まあ本人も土下座して反省してるみたいだから、許してあげてつかさ・・・」 つかさ「え、許すって・・・何のこと・・・?」 こなた(ダメだ・・・・・私いつか殺されるよ・・・・・) 209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 23:08:01.85 ID:1eKv5wuo0 つかさ「と、とにかくこなちゃん、気にしないでぇ・・・」     「こなちゃんの分のお茶もちゃんと持ってきたからねー」 かがみ「そうなの?じゃあ、私がこなたに渡すわ。ちょうだい、つかさ」 つかさ「はい、お姉ちゃん!」 かがみ「・・・はい、お茶よ、こな・・・うわああ!!」 ビチャ――――!! こなた「・・・わあああああ!!!! あっち!!!あっちぃ!!!あっちいいいぃぃぃぃ!!!!」 つかさ「ああああ!? こなちゃん、大丈夫!?」 かがみ「ゴメン、こなたぁ〜!!手滑らせて、背中にお茶ひっかけちゃったわっ!!!」 つかさ「私、すぐに台所から布巾もってくるね!!!」 こなた「あああ、つかさ・・・いいってぇ!!」 ガチャ こなた「ああ・・・・・・・!!」 かがみ「風呂のお湯の時より熱くないだろ??それくらいで騒ぐなよ・・・」 こなた「あああ・・・あああ・・・・!!」 かがみ「まあ、背中にかけちゃったから・・・・・さっきの傷口にしみちゃったか・・・・??」 こなた「あがあああぁぁぁ・・・・!!」 かがみ「本当ツイてないわね、アンタ・・・・・フフフッ」 234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 23:31:25.28 ID:1eKv5wuo0 かがみ「せっかくだから、私のお茶もこなたにあげるわ・・・」 こなた「・・・!!??」 かがみ「さあ、その傷口から・・・・・おいしく飲むのよ・・・・」 こなた「あああ!!やめっ・・・・・!!??」 チョピ・・・チョピ・・・チョピ・・・チョピ こなた「あがあああああああぁぁ!!! あああぁぁぁ!!! いやああああぁぁ!!!」 かがみ「いっぺんにかけるより・・・こうやって少しずつ垂らしていく方がおもしろいわねぇ!!!」 ダダダダダダダ・・・ガチャ つかさ「今の叫び声、こなちゃん??」 かがみ「さっきのが相当熱かったみたいなの・・・!! 早く布巾で拭いてあげて、つかさ!!」 つかさ「うん、わかった!」 かがみ「ああ、可哀想なこなたぁ・・・・・・。本当にゴメンなさいね!」 こなた「ううぅぅ・・・・・・」 245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/06(月) 23:46:17.52 ID:1eKv5wuo0 つかさ「こなちゃん、火傷とかしなかった??」 こなた「うん・・・・全然大丈夫だよ・・・・」 つかさ「でもさっき、本当に熱そうだったよ・・・?背中とか火傷してるんじゃ・・・」 こなた「だから、本当に大丈夫だから・・・・・・!!」 かがみ「こなたが平気って言ってるんだから大丈夫よ、つかさ!」 つかさ「それならいいんだけどぉ・・・」 かがみ「そんなことよりもう遅いから、寝ましょうよ」 つかさ「本当だ・・・。じゃあ、お布団しかなくちゃ」 かがみ「こなたは私の部屋で一緒に寝ようねぇ・・・」 こなた「・・・・っ!!???」 256 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 00:02:12.85 ID:5yH37kqM0 つかさ「ええぇ〜、みんなで一緒の部屋で寝ようよー・・・」 かがみ「お願い、つかさ!!今日こなたと色々あったから、二人になってしばらく話したいのよ」 つかさ「そっか、そういう理由なら仕方ないかな・・・」     「こなちゃん、きっとお姉ちゃん疲れていらいらしてただけだと思うから、あんまり怒らないであげてねっ!」 こなた「あ、う、うん・・・・・」 つかさ「それじゃあ、二人とも、おやすみなさ〜い」 バタン・・・ かがみ「こうやって素直に従ってくれるところ、つかさの可愛いところなのよね・・・」      「お前と違ってね・・・」 こなた「・・・・・・ゴクッ」 かがみ「また二人だけになっちゃったわねぇ、こなた??・・・・クスッ」 こなた「あわわわわ・・・・・」 273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 00:21:48.78 ID:5yH37kqM0 かがみ「さあ、こなた。布団を身体中にくるんであげるわ・・・」 こなた「いいって・・・!!ああああぁぁ・・・!!?」 ガシッ!! ドシンッ!! グルグル… こなた「もがぁ・・・・・!!むぅー!!むうぅー・・・!!」 かがみ「クックック・・・。暴れても無駄よぉ・・・私が抑えてるんだもんねー・・・」 こなた「むぅ――――・・・!!」 かがみ「顔も覆ってるから、このまま息ができないまま失神しちゃったりしてねぇ・・・」     「でも死ぬなよぉ〜?私のおもちゃが壊れちゃったりしたら、つまらないしねー!!」     「ほどほどにしてからまた解いて、そしてまたくるむの繰り返しで、今夜はとことん遊んであげるわ!!」     「今夜は絶対寝かせないからね・・・、こ――な――た??」 かがみ「クックック・・・アッハハハハハ・・・」 こなた「むぅ―――・・・!!むがぁ―――・・・!!むがあああぁぁぁ・・・!!!!」 288 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 00:52:25.61 ID:5yH37kqM0 かがみ「そろそろ解いてあげようかしらね・・・。死なれちゃたまらないしね」 こなた「っぷはあぁ・・・はあ・・・はあ・・・」 かがみ「どう、布団に縛られる感想はー??」 こなた「・・・やめ・・・て・・・・・くるし・・・・・い・・・・おも・・・・・いよ」 かがみ「・・・・・・」     「こなた・・・。今なんて言った??重い・・・??」     「ってことは布団に乗っかってる私が重いって事・・・??」     「どうなのよ・・・・・???」     「もういっぺん言ってみなさいよおおぉぉ!!!!こなたあああああぁぁぁぁ・・・!!!!!」 ガシッ!! こなた「うぎゃぁ・・・!!がああぁぁぁぁぁぁ・・・ぁぁぁ!!!あががががががああぁぁ・・・!!!!」 かがみ「アンタ、そんなに私に絞め殺されたいの・・・!!!!??」    「そんなに死にたいのかって聞いてるのよおおおおぉぉぉぉ!!!!!!」 こなた「ああががががががぁぁあぁああぁぁぁあぁぁぁ・・・・ああぁぁ・・・ぁぁ・・・!!!!!」 306 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/07(火) 01:19:28.18 ID:5yH37kqM0 こなた「くっ・・・!!」 ガッ!! かがみ「なっ!?この部屋から逃がさないわよっ、絶対に!!」 ガシッ!! ドタンッ!! こなた「うっ!!」 かがみ「へへ・・・ドアノブ回せないように、指折ろうかぁ!???」 こなた「てりゃああぁ!!」 ガスッ!! かがみ「うわ、うわあああ!!・・・いたた、蹴られた」     「・・・こなたぁ〜・・・抵抗したわね、私にぃ・・・!!???」 バシッ!! ドゴッ!! こなた「うがああぁぁ・・・・!!!」 かがみ「弱ってるくせに、調子に乗って!!!」     「いい??いつでも私はつかさの部屋に駆け込んで、アンタの罪を暴露することができるのよ!?」     「にもかかわらず、黙っててあげているのよっ!!??」     「・・・それなのに、アンタはその私の優しさに付け込んで、あろうことか蹴っ飛ばすなんて・・・!!!」     「絶対に許さないわ!!!!こなたああぁぁ!!!!」 ドス!! ベシッ!! バキッ!! こなた「おごぉ・・・!!おごっ・・・!!おごおおおおぉぉぉぉ・・・あああぁぁぁ・・・!!!!」 591 名前:1 ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/10/08(水) 02:11:02.05 ID:NWHUNUqV0 ああ、私が見ない間にこんなことになってしまっていたのか・・・。 ここ最近、連日で夜更かししてSSばかり書いてたことがたたったのか、熱を出してしまい今日一日中寝込んでました。 このことを報告しようと思ったのですが、さすがにPCのディスプレイを見つめる気力がなくて、そのまま・・・。 本当の本当に申し訳ない!! ・・・とまあ、哀れな言い訳は置いといて、その罪滅ぼしに今ちょっとだけ投下させてもらいます。 まだ少しだけ熱も残ってるので、本当にすぐに切り上げてしまうかもしれませんが、お付き合い願います。 んじゃ、やるか。 594 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/10/08(水) 02:18:42.05 ID:NWHUNUqV0 かがみ「あんなことしておいて、ただで済むと思うなよぉっ!!??」 こなた「もうすでに・・・・・・充分やってるじゃん・・・・・・・」 かがみ「なんだと!?口答えするなっ!!!」 ドゴッ!! こなた「おごおおぉぉ・・・・・・」 かがみ「アンタまだ、自分の立場がわかってないのかぁ!??」      「私に助けられておきながら・・・・・!!」      「少しは自分の身分をわきまえなさいよっ!!!!」 ドゴッ!! こなた「くおぉおぉぉぉぉ・・・・・・」 かがみ「内臓潰れるまで続けようかぁ・・・!?」 597 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/10/08(水) 02:27:12.07 ID:NWHUNUqV0 かがみ「さあ嫌だったら、もう一度土下座して私に謝りなさい・・・」     「『逃げてゴメンナサイ!蹴ってスミマセンでした!』って謝りなさいよ??」 こなた「・・・・・・・・・・・・」 かがみ「ちょ、おい・・・!??何よその不服そうな目つきは・・・???」」     「く・・・・・・くううぅ!!!ア、アンタねぇ・・・・・」     「どこまで私を怒らせれば気が済むのよおおおおぉぉぉぉ・・・・・・」 かがみ「泉こなたああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」 バキィ――――――――――――――!! こなた「うぐぐっぐ・・・!!?ガハアアアアアアアアアアアァァァァ・・・・ァァ・・・!!」 599 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/10/08(水) 02:34:23.54 ID:NWHUNUqV0 こなた「おごっ!!・・・・おごぉ・・・・おごおおぉぉ・・・・!!」 かがみ「・・・ハァ・・・・ハァ・・・・ハァ・・・・・」     「わかったわ、こなた・・・」     「まだアンタが反省していないんなら・・・こっちにも考えがあるわぁ・・・」     「アンタのその態度が改まるまで・・・・・・身をもって教えてあげるわ・・・・・」     「うんと辱めてね・・・!!」     「クックックックック・・・・アッハッハッハッハッハ・・・・」 603 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/10/08(水) 02:39:51.65 ID:NWHUNUqV0 こなた「あぁ・・・・カッター・・・・・・!!」    「か・・・かがみ。またカッターで切りつけるつもり・・・!?」    「もうやめてよ!!!! 痛いよっ!!!!!」 かがみ「大丈夫・・・今度はアンタの服を裂くのに使うだけだからさ・・・」 こなた「ねえ、かがみ・・・!!!本当にどうかしてるよ・・・!!!」    「いつもの前のかがみに戻ってよおぉ・・・!!!!」 かがみ「前の私にぃ・・・・・・??フフフ・・・」 かがみ「それ無理イイイィィィ!!!!!!!」 シャ――――――――――――!! ビリビリビリ・・・ こなた「いやだああああああぁぁぁぁぁぁぁ・・・ぁぁ・・・」 809 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/09(木) 00:00:19.19 ID:stChV7Kp0 こなた「…………ぁ…ぁ…」 かがみ「もしアンタが普通に育ってたり男の子だったりしたら、きっとおじさんもあんたの事を憎んでたわよwwwww」 こなた「ウソ……全ぶ…………ウソ……」 かがみ「その上、命をかけて生んだ子が万引き……こなたのお母さんはどう思うかしら??」 こなた「ウ……ソ…………」 かがみ「さーてと」 かがみ「じゃ、さっそくだけどアンタが万引きしたって事家に伝えてあげんね、こなた」 こなた「………………」 かがみ「アンタなんて、誰からも必要とされて無かったのよ」 こなた「………………ぅ」 かがみ「じゃ、全部終わったら『自殺でもしてねー』。あんたが存在するってだけで吐き気がするから」 こなた「うわあああああああああああああああああああああああああああ」 ザクッ 815 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/09(木) 00:03:46.07 ID:stChV7Kp0 かがみ「いた…い…わね……」 こなた「ハァ……ハァ……」 かがみ「カッターの、刃で、背中なんて……刺したって…………死ねるわけ」 こなた「――――――――――ッッ!!!!」 ザクッ ザシュ ドズリ かがみ「そ、もっと……う、でとか、け、管が……顔とかも……げ」 818 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/09(木) 00:05:46.32 ID:stChV7Kp0 ザリッ        ブチュ ブチュイ                ゴリッ かがみ「も、と……まだ、死ね、な…………」 ジュリ                   ジュブリ           ジュブリ かがみ「」 こなた「―――――――!!!」 ザギュ       ザギュ 823 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/09(木) 00:12:06.64 ID:stChV7Kp0 数日前 かがみ「ゴメンね、つかさ……」 つかさ「…………」 つかさ「ねぇ、何で?」 かがみ「…」 つかさ「何でダメなの? お姉ちゃん、私達が姉妹だから? 女同士だから?」 かがみ「……」 つかさ「お姉ちゃんの事……ずっと好きだったのに」 つかさ「それともやっぱり……こなちゃん?」 825 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/09(木) 00:15:01.63 ID:stChV7Kp0 かがみ「………………」コクン つかさ「お姉ちゃん、こなちゃんは……」 かがみ「分かってる、何も言わないで」 つかさ「こなちゃんは、普通の女の子なんだよ?」 かがみ「分かってるわよ」 つかさ「だからお姉ちゃんが好きって言っても、きっと断られるよ!」 かがみ「そんな事分かってるわよ……!」 つかさ「だったら、私と」 かがみ「う る さ い!!」 かがみ「ごめん……」 830 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/09(木) 00:23:21.34 ID:stChV7Kp0 かがみ「分かってるのよ……でも、どうしてもアイツが…………」 つかさ「……」 かがみ「つかさも気付いてたでしょ?     勉強してても、みゆきや日下部や峰岸と一緒にいる時でも、     どうしてもこなたの事で頭がいっぱいになっちゃうんだよ……」 つかさ「……」 かがみ「こなたがギャルゲーの話や、みゆきの事を褒めたりすると……それが友達として、ゲームの対象として、ってのは分かってるのよ     それでもこなたの中じゃ、私なんてアイツのほんの一部なんだって思うと……いつか忘れられると思うと……     私にとってはこなたが全てになってもいいのに……そう思うくらい……」 つかさ「……そう」 かがみ「ねぇつかさ……」 かがみ「時々、こなたが私の事だけを考えればいいのに、て思っちゃうのよ……」 かがみ「それが、愛じゃなくっても、友達以上の感情だったら……」 かがみ「ゴメン、我侭かもしれないし」 かがみ「今のつかさにこんな事頼むのは最低だと思う」 833 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/09(木) 00:26:15.95 ID:stChV7Kp0 かがみ「多分、いつか私は……」 かがみ「こなたが『私を一生忘れないようになる』事をすると思う……」 かがみ「多分、いや、絶対最低なやり方をすると思う……」 かがみ「間違ってると思う、大好きな友達同士でいるべきだと思う……」 かがみ「でも、その時になっても……」 かがみ「私の事、止めないで……」 かがみ「そうしないと、きっと、私、壊れる……だから」 835 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/09(木) 00:33:18.27 ID:stChV7Kp0 つかさ「『でもその代わり、今日だけは恋人でいてあげる』……か。     結局、断っちゃったけどね」 つかさ「もう、終わったんだろうな……」 ギィィ…… ベチャ つかさ「靴下、お気に入りなのに汚れちゃうな。……でも、汚いなんて思っちゃいけないよね……」 つかさ「お姉ちゃん、こなちゃん……」 床には、折れたカッターナイフと、カッターが折れた後に使われたボールペン、分度器、コンパス…… おそらく、刺せるものは何でも使ったのだろう。 その一部は倒れたかがみの身体になおも埋もれていた。 そしてもう一つ。 つかさ「こなちゃん……」 ハサミを喉に突き刺したまま、かがみの上に覆いかぶさるこなたが居た。 842 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/09(木) 00:46:19.17 ID:stChV7Kp0 つかさ「私、壊れちゃったのかな? 気持ち悪いとか、全然沸かないんだよ」 つかさ「ねぇお姉ちゃん? こなちゃんはきっと、お姉ちゃんの事だけを考えてたよ?」 つかさ「でも、こなちゃん、すごく哀しそうな顔だよ……」 つかさ「お姉ちゃんに裏切られて……間違ってるよ。 ……違うか」 つかさ「お姉ちゃん、最低なのは、私だよ……バカなのも、私だね……」 つかさ「無理にでも、止めれば良かったのにね……今更もう遅いのに」 ふと、こなたとかがみの方を見てみる。 こなたが覆いかぶさる形にはなっているが、本当にだた乗っかっているだけだ。 なんとなく寂しそうに見えた。 そして、つかさはこなたの身体がかがみの上へと寄せ上げるのだった。 完 845 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/09(木) 00:47:59.30 ID:stChV7Kp0 こんな乗っ取りでも、最後まで呼んでくれた人ありがとう