ハルヒ「有希、今日暇?」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 05:52:39.50 ID:I7A1j/bEO ハルヒ「不思議探索に行くわよ!」 みくる「今日はどこへ行くんですか〜」 長門「……。」ペラ 古泉「最近、誰もいないはずの音楽室からピアノの音がするそうですが。」 ハルヒ「それよ!古泉くん。」 116 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 06:02:01.26 ID:I7A1j/bEO ハルヒ「さっそく音楽室へ行ってみましょ!」 ガチャ 廊下の声「ホント涼宮ってさ〜」 ハルヒ「……!?」ビ、ビクッ カチャ、パタン ハルヒ「や、やっぱり学校の外に探索に行きましょう……。」 みくる「音楽室へはいかないんですか?」 長門「朝比奈みくる。あなたは団長の意見を尊重するべき。」 ハルヒ「(有希……)」ホロリ 119 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 06:18:11.41 ID:I7A1j/bEO 〜下駄箱〜 ハルヒ「待ってなさいよー不思議!」カチャ 長門「ハリキリ杉。」カチャ ハルヒ「だってさぁ。……???」 長門「?」 みくる「遅いですよ、ふたりとも。あれ……どうかしたんですか?」 ハルヒ「靴がない……。」シュン みくる「え、下駄箱なのにですか♪」 長門「これはいい不思議探索。靴はみんなで探せばいい。」ナデナデ ハルヒ「有希……///」 123 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 06:29:35.27 ID:I7A1j/bEO 古泉「それでは、ぼくは渡り廊下を探索に行ってきます。」 みくる「わたしは焼却炉を(ry ガッシボカ 長門「中庭。」ボソリ みくる「……中庭を見てきます。」 長門「わたしたちはもう少し下駄箱の神秘を解析する必要がある。」 ハルヒ「よ、よーしがんばる!」 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 06:40:00.46 ID:I7A1j/bEO ハルヒ「わたしの靴〜。」ガサゴソ 長門「………。」カチャ ハルヒ「靴や〜い。」キョロキョロ 長門「………。」パタン ハルヒ「出てきなさ〜い。」ガサゴソ 長門「………!?」ヒョイ パララ〜 長門「(……メガストア///)」ササッ 132 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 06:53:48.65 ID:I7A1j/bEO 長門「(探し出すのは訳ない……はず)???」 ハルヒ「ないわねえ。」 謎の声「あなたたちもしかしてこれを捜しているの?」 ハルヒ「え?」 長門「!!」 朝倉「これあなたの靴でしょう」ヒョイ ハルヒ「あなたが見つけてくれたの?」 朝倉「た、たまたま墜落したUFOの中から見つけただけ、勘違いしないで///」 ハルヒ「ありがとう。」ムギュ 長門「………。」 長門「微妙に余計な……」ポツリ 138 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 07:18:54.49 ID:I7A1j/bEO 休み時間 ハルヒ「……zzZ」ドカ! ワイワイガヤガヤチョットオサナイデヨ ハルヒ「……zzZ」ボカ! ザワザワペチャクチャソーヨソーヨ ハルヒ「(寝たふりしてるからって、わざとぶつかってきてる……)」 筆箱ガシャ ハルヒ「……zzZ(くやしい><)」ボカ! 139 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 07:41:05.32 ID:I7A1j/bEO ハルヒ「(次の授業は体育だ。)」ヌギヌギ ハルヒ「(体育は有希のクラスと合同だから二人組だって作れる!)」ヌギヌギ 女子達「涼宮さん、着替えるの手伝ってあげる♪」 ヒョイヒョイクルクル〜ギュッギュッ ハルヒ「!?!?」 女子達「キャッキャッ先行ってるわね〜」キャアキャア ハルヒ「(頭にかぶせられたスカートが脱げないよ……。)」モゾモゾ ハルヒ「あ、あのォ……誰か(ちゃ、茶巾寿司だ……)」モゾモゾ キーンコーン♪カーンコーン♪ 142 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 07:55:07.78 ID:I7A1j/bEO ハルヒ「ハァハァ遅れました。」ヒイフウ 教師「遅いぞ涼宮。」 ハルヒ「………。」 教師「今日の体育はサッカーだ。」 ハルヒ「………。」 教師「Aチームは涼宮の1トップで行け。」 〜試合〜 ワーワーズサッ!ザッシュ!ボグシ!ワーワー ハルヒ「………。」ポツーン ハルヒ「1トップが孤立した///」 147 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 08:16:41.51 ID:I7A1j/bEO 〜後半ロスタイム〜 ハルヒ「………。」ポツネン ハルヒ「このまま終わっちゃうのかな。」 ワーワーズササ!トムトムボグシ!ワーワー 謎の声「まだよ、あきらめるのは!!」ズササーッ ハルヒ「え?誰?」キョロキョロ 朝倉「あたしがサイドからサポートするからあなたはゴール前へ!」ドリドリ ハルヒ「う、うん。わかった///」 女子1「させないわ!」デヤー ヒョイ、フワ〜リ 朝倉「フフン♪」 女子2「な、ルーレット……だと!?」 朝倉「さあ行くわよ!」 ザシュザシュダダダダ ハルヒ「ダ、ダイアゴナルラン///」 149 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 08:31:00.82 ID:I7A1j/bEO ハルヒ「決めてやるわ!」ダダダ ハルヒ「ゴールに叩き込んでやるわよ!」ダダダ 朝倉「涼宮さん!」ダダダヒョイヒョイ ハルヒ「さあ来なさいッ!」ドキドキ 朝倉「これがッ!宇宙一正確無比なクロスボールよ!!」ドカッ ヒュル〜 ハルヒ「よ、よーし、このゴール決めたらわたしキョンに告白する!」 ハルヒ「ダイビングヘーッド」 ZUMMMHOON!!! 長門「キャッチ」ポサ ハルヒ「………。」 朝倉「………。」 長門「………。」 長門「ユニーク///」 169 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 16:18:52.40 ID:I7A1j/bEO 〜SOS団〜 みくる「そんなことがあったんですか〜」 ハルヒ「そうなの。う、まあ悔しいけどさすが有希ね。」 長門「あれはまぐれ。偶然正面にきたボールが偶然手に収まっただけ。」 朝倉「フーン。そうは見えなかったけどなあ」 長門「認識にも個体差がある。否定はしない。」 長門「それよりも……」チラッ ドンッ 長門「朝倉涼子、なぜあなたがここにいる。」ボソボソ 朝倉「いいでしょ。な、なりゆきじゃない///」ボソボソ ハルヒ「?」 174 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 16:40:19.23 ID:I7A1j/bEO 朝倉「それよりあれ……」チラッ 長門「心配いらない。ちゃんと監視している。」チラッ ハルヒ「ちょ、みくるちゃん…マッサージは…そのくらいで、     もういいの……あ、んん///」 みくる「だめですよ、体育のあとは入念に体をマッサージしないと♪」 モミモミ…クニュクチャ…クリクリ…クチョクチョ… ハルヒ「ででもそこは……疲れてない…ん、ふぁッ嫌///」ジュンジワワ みくる「そこ? どこのことかな♪」 ちゅるん、くにゅくにゅぱくぱく 朝倉「ちょっとお、止めなくていいの?」 長門「………///」ハアハア 朝倉「……有希?」 178 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 17:26:49.74 ID:I7A1j/bEO みくる「う〜ん。そろそろ制服が邪魔みたいですね。」 ハルヒ「じゃ、じゃまじゃないじゃまじゃないわよ///」アセッ みくる「遠慮しなくていいんですよ〜」ヒョヒョヒョイ ハルヒ「!?!?」 みくる「ほらスカートも♪」グイ〜 ハルヒ「ャ、みく、ま!わわ許してよぅ〜〜///」ガッ みくる「抵抗しちゃダメですぅ〜」グイグイ 朝倉「………。」 朝倉「……一応聞くけど、止めないの?」 長門「……まだ」ハァハァ 長門「あわてるような時間じゃない……」ハァハァ 朝倉「フーン(へんな団)」 189 名前:保守がわり[] 投稿日:2008/09/30(火) 20:00:57.89 ID:I7A1j/bEO 朝倉「ねえ有希。」 長門「……なに?」 朝倉「あなたもしかして、過干渉をおこしているんじゃないの?」 長門「………?」モジモジ 長門「言っている意味がわからない……」モゾモゾ 朝倉「つまり」チョンチョン 長門「!?」ビクビク 朝倉「あのふたりを見て、カラダが敏感になってるってことよ」 がばっぬぎっぽいぽい弄り弄り 長門「か、ハぅッ………///」ヌルヌルン ぺろぺろれろれろクチョクチョくぱくぱ 長門「朝ッ…倉…涼子……ッく」ハアハア 朝倉「なに?」クニクニクニクニ 長門「おかえし」ムギュちゅるるるるるううう 朝倉「え!? あ、や、やあぁぁぁあん」 212 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 22:18:21.82 ID:I7A1j/bEO >>189の続きで保守 ガチャ 古泉「遅くなりました」 古泉「(おやおや……)」 ハルヒ「ダメよみくるちゃん…はあはあ」 みくる「ダメじゃありません。涼宮さんだって禁則事項からどんどんエロ蜜が     あふれてきてるのにガマンできるんですかぁ」 くちゅん。ツ、ツツツ〜〜 ハルヒ「///………で、できないデス」ハァハァ 213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 22:20:49.41 ID:I7A1j/bEO みくる「それなら今度は涼宮さんからキスして欲しいです♪」 ハルヒ「〜〜〜ッ///」はむちゅ 朝倉「有希、おかえし倍返しなんだから!」 クリクリキュッ!クリッ!キュッ!ピピンピン 長門「朝…涼ッ…その包皮を…ムくのは反…反…反則…ッもフン///」 古泉「おやおや、きょうは年に一度の観音開きの日でしたか」 ハ・み・朝・長「!!!!!!!!?」 古泉「…………。」 ハ・み・朝・長「…………。」 古泉「…………。」スッ、パカ カシャッ! テロリロリーン…カシャッ カシャッ! テロリロリーン ハ・み・朝・長「!!!!!!!!?」 215 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 22:24:38.46 ID:I7A1j/bEO 〜SOS団〜 古泉「ほらほら涼宮さん、もっと舌を使ってください」尻ぺち ハルヒ「はむッむはッ…じゅるジュッポッジュッポちゅるるるんッポン」 古泉「朝比奈さんはその調子でおっぱいをぼくの体中に擦りつけてください」 みくる「こ、こうですか」ススリスリ 古泉「乳首がピンピンに勃起しててとてもいい感じです」 ぎゅむむッ揉みッ揉みッ みくる「ひゃぅッ!」 古泉「さあ次はあなたがしゃぶる番ですよ、朝倉涼子さん」ブルンビーン 朝倉「〜〜〜〜〜ッ」 216 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 22:29:18.30 ID:I7A1j/bEO 古泉「写メがどうなってもいいんですか?」ぺちぺち 朝倉「(ままよ!)ちろちろ………ぱくっ」 古泉「(キタ――――――ッ一樹大勝利♪)」 朝倉「ペロはむペロはむペロはむ…じゅるるるるるるっる」 古泉「さて、あなたには何をしてもらいましょうかねえ」 長門「………。」 217 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 22:32:14.94 ID:I7A1j/bEO 古泉「ですが……」じぃ 長門「………?」 古泉「こう言ってはなんですが……」じろじろ 長門「言いたいことがあるなら聞く」 古泉「他のみなさんと比べてあんまり役に立ちそうにないのですが」 長門「!?(カッチーン!)」 古泉「あなたは本棚の整理でも(ry 長門「わたしのスマタは単なる性器の結合よりずっとキモチいいと評判」 古泉「それはおもしろい」ニヤリ 長門「忠告する。あなたなど一瞬で果てて宇宙の塵になる」 古泉「………。」ムッ 長門「………。」ムッ バチバチバチバチ ハルヒ「わ、火花」 225 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 23:43:32.57 ID:I7A1j/bEO 朝倉「………。」ヒィフゥ 朝倉「(このまま有希をほっとけばまずいことに……)」 古泉「さあ長門さん、いつまたがってもかまいませんよ」ニヤニヤ 長門「昇天したらそのへらず口も二度と叩けない」 ペタッと 長門「くふ…んッ」キュパキュパ 古泉「(す…吸いつき始…めましたね)」 朝倉「(わたしは有希のバックアップ、有希を護るのもわたしの役目!)」ツツ 長門「ふう……ン」 古泉「ぬぅぅぅ」 朝倉「(ダメ、止めなきゃッ!)」 声「待って!」 朝・長「!?」 227 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/30(火) 23:56:09.11 ID:I7A1j/bEO ハルヒ「待って古泉くん」 長門「涼宮ハルヒ…なぜ?」 朝倉「涼宮さん」 ハルヒ「有希は…有希はいつもわたしの味方をしてくれた、助けてくれた」 朝倉「シュートは止めたけどね」 長門「シッ」 ハルヒ「だから今はわたしが有希を護る!」 古泉「涼宮さん……」 ハルヒ「ともだちを危険な目に合わせられないもの!(性的な意味で)」 228 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 00:03:09.83 ID:F31DtwuTO 下校 長門「今日なにかあったの?」 ハルヒ「なんで?」 長門「昼休み部室に来なかった」 ハルヒ「えっと……………毎日行ったら悪いかと思って」 長門「本当?」 ハルヒ「う、うん」 長門「別に私は気にしない。毎日来ても」 ハルヒ「うん」 長門「週末は?」 ハルヒ「特に予定はないけど」 ハルヒ「有希の家に行ってもいい?」 長門「!」 長門「構わない」 ハルヒ「じゃあ決まりね」 230 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 00:08:08.45 ID:F31DtwuTO 長門の自宅 長門(彼女がうちに来る) 長門(こないだよりもおいしいカレーを作らないと) 長門(部屋ももう少し可愛らしく) 長門(今週は忙しくなる) 長門(ワクワク) 234 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 00:23:41.30 ID:F31DtwuTO 火曜日 昼休み ハルヒ(今日はなにもないし有希のところに行ける) 阪中「涼宮さん」 ハルヒ「なに?」 阪中「お弁当一緒に食べない?」 ハルヒ(有希が待ってるし……) 阪中「駄目かな?」 ハルヒ「ううん、大丈夫」 ハルヒ(後で説明すればいいよね) 235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 00:40:13.41 ID:F31DtwuTO ハルヒ「へー、同じ部活なんだ」 阪中「そうだよ」 佐伯「今週の日曜に大会ががあるから遅くまで練習大変なんだ」 ハルヒ「頑張らってるのね」 ハルヒ(この調子なら皆と仲良くなれるかな) 236 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 00:58:50.35 ID:F31DtwuTO 金曜日の夜 長門の自宅 長門(今週、涼宮ハルヒは一度も昼休み部室に顔を出さなかった) 長門(どうして……) 長門(は!日曜日には彼女が来る。その時にたくさん話せばいい) 長門(話す話題も考えなければならない) 237 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 01:01:18.22 ID:F31DtwuTO 翌朝 長門「zzz」 長門「!」 長門「うかつ」 長門(話題を考えているうちに寝てしまった) 長門(続きは今日考える) 長門(朝ご飯の準備) 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 01:15:52.97 ID:F31DtwuTO 授業中 長門(明日が楽しみで授業に集中することができない) 長門(早く彼女に会いたい) 長門「」ソワソワ 242 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 01:34:46.71 ID:F31DtwuTO 下校 長門「体調はどう?」 ハルヒ「最近は大丈夫よ、あとね、謝らなきゃいけないことがあるんだけど……」 長門「?、なに」 ハルヒ「明日有希の家に行くって言ったじゃない?」 長門「言った」 ハルヒ「明日クラスの人が大会に出るから見に来ないかって誘われて…一緒に行かない?」 長門「行かない」 ハルヒ「ドタキャンしたのは謝るわ。でも」 長門「あなたは明日私の家に来ると言った」 ハルヒ「だからそのかわりに一緒に見に行かない?」 長門「……………………………もういい」 243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 01:39:07.02 ID:F31DtwuTO 長門の自宅 長門「………」 長門(新しくしたカーテンももう必要ない) ビリッ 長門(彼女に見せようと思った本も) ビリッ 長門(コップも新しくしたのに) 長門(楽しんでもらおうとしたのに) 長門(なんの意味もなかった) 長門「……ううっ………………グスッ」 245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 01:48:59.67 ID:F31DtwuTO 日曜日の夕方 長門「………」 長門「………」 長門「………」 プルルル ガチャ 長門「もしもし」 ハルヒ「もしもし、有希?」 長門「!」 長門「なに」 ハルヒ「いまから有希の家に行ってもいいかな、嫌だったらいいの。約束守れなかったから……」 長門「………わかった、待ってる」 251 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 02:20:51.74 ID:F31DtwuTO ハルヒ「遅くなってごめんね」 長門「構わない、上がって」 ハルヒ「うん」 長門「こっちがリビング」 スタスタ ハルヒ「結構広いのね」 ハルヒ「!」 ハルヒ「ガラスが落ちてる」 長門「気にしなくていい」 ハルヒ「でも……」 長門「いい」 ハルヒ「うん」 253 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 02:29:29.62 ID:F31DtwuTO 長門「ここがリビング」 パサッ 長門「この座布団は新しいもの。座って」 ハルヒ「……ねえ」 長門「なに」 ハルヒ「なんでこんなにボロボロなの、この部屋」 長門「なんでだと思う?」 ハルヒ「………怒ってるよね、やっぱり」 長門「………」 ハルヒ「ごめんね、急に約束破って」 長門「………」 ハルヒ「でもね、クラスでやっと友達ができたの」 長門「………」 ハルヒ「嫌なこともされなくなってきて、でももし今日行かなかったらと思うと恐くて……」 長門「………」 254 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 02:43:14.93 ID:F31DtwuTO ハルヒ「たぶんこれからも有希とはあんまり会えなくなると思う」 長門「………」 ハルヒ「………」 長門「わかった、あなたがそれでいいなら」 ハルヒ「うん………じゃあ遅くなっちゃったから今日は帰るね。玄関はあっちよね?」 長門「そう」 ハルヒ「玄関まで見送りありがと」 長門「いい」 ハルヒ「じゃあね」 長門「待って」 ハルヒ「どうしt」 グサッ 261 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 02:58:37.04 ID:F31DtwuTO ハルヒ「な……なに………これ」 長門「………」 グリグリ ハルヒ「!!」 ハルヒ「有希………なんで?いいって言ってたじゃない」 長門「…………」 ハルヒ「今まで辛い時励ましてくれたじゃない」 長門「本心はそうじゃなかった。」 長門「あなたが誰からも拒まれて私に頼るのを期待してた」 長門「ずっと私のそばにいて欲しかった」 長門「私といるときだけ笑っていて欲しかった」 長門「そして」 長門「あなたが好きだった」 266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 03:12:58.59 ID:F31DtwuTO 長門「本当に好き」 長門「好き!!」 長門「あなたが好き!」 長門「もう離れたくない………」 ギュウ ハルヒ「……ごめんね、今まで気付かなくて」 ハルヒ「それに……自分勝手……だったわ」 ハルヒ「有希はいつも……優しくしてくれたのに」 ハルヒ「私が死ねば少しは…………お返しできるかな」 長門「え……」 ハルヒ「いっぱい血が出ちゃったし………私が死ねば有希の好きにできるから……そうしたらずっとそばにいられる………それでお返しになるかなって。」 ハルヒ「今まで……ありがとう」 271 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 03:25:43.87 ID:F31DtwuTO 長門「………」 長門(まだ脈はある) 長門「聞こえる?」 ハルヒ「う……ん……」 長門「これからあなたを助けるために話さなければならないことがある」 ハルヒ「な…に」 長門「あなたには自分の周りの環境情報を操作する力がある」 ハルヒ「はは……なによ……それ」 長門「私は貴方の力の一部を借りて、この世界を改変した」 長門「貴方が周りから拒絶されるように、そして私以外の個体からは助けが得られないようにした」 長門「今からその力をあなたに返す」 273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 03:34:49.47 ID:F31DtwuTO 長門「これであなたに能力が戻った」 長門「これであなたは自分の望む世界を作ることができる」 長門「あなたが望む幸せな世界を作って欲しい」 ハルヒ「……うん…」 ゴゴゴゴゴゴゴゴ 長門「始まった」 ハルヒ「ねえ………」 長門「なに?」 ハルヒ「私も有希が好きだったよ」 274 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/10/01(水) 03:38:57.06 ID:F31DtwuTO おわり 282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/10/01(水) 04:16:01.08 ID:F31DtwuTO 保守して下さった方々と読んで下さった方々ありがとうございました。 あと>>1が立てたスレを乗っ取ってしまってすみません。 もっと面白いものが書けるように頑張ります。 では