こなた「おげえええええええええええええええ………」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 00:14:49.70 ID:xM2UUIBi0 かがみ「黒井先生!!こなたが吐きそうなんです!!車から降ろしてやってください!!」 ななこ「待ってえな!ここは高速道路のど真ん中や!パーキングエリアまで我慢しぃ!!」 みゆき「これは困りましたね…」 つかさ「またこなちゃんかぁ…。だからこなちゃんと遠出したくないんだよね…」 こなた「おげええええええええええええええええええええええ…………!!!!」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 00:20:10.49 ID:xM2UUIBi0 かがみ「さ、さ、さ、こなた。エチケット袋よ…。念のため手に持っておきなさい…」 みゆき「背中をさすります……。気を確かに、泉さん」 つかさ「お姉ちゃん……エチケット袋なんて上品に言っても、どうせゲロ袋じゃないかな…」 ななこ「ああああああ!!まだかいな!!パーキングエリアは!!」 こなた「おげええええええええええええええええええええええ…………!!!!」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 00:26:05.42 ID:xM2UUIBi0 かがみ「こうなったら、何かで気を紛らわすしかないわね……」 みゆき「しりとりなんかどうでしょう!?きっと車酔いなんて忘れてしまいますよ!!」 つかさ「楽しそう!!さんせ〜〜〜い!!」 かがみ「いいわね、こなた!?」 こなた「………………うん…………!? うええええええええええええええええええええええ…………!!!!」 10 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 00:38:23.24 ID:xM2UUIBi0 かがみ「そ、それじゃあ、しりとりの『り』からね!? り、り、り、りんご!」 みゆき「それでは、ご、ご、ゴーゴー!!」 つかさ「お、お、お、嘔吐!!!」 こなた「ぶおえええええええええええええええええええええええええ!!!」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 00:41:38.46 ID:xM2UUIBi0 かがみ「の、の、ノート!!」 みゆき「と、と、峠!!!」 つかさ「げ、げ、げ、ああ、ゲロオオオオ!!」 こなた「おげええええええええ!!うおえええええええええ!!げええええええええ!!」 かがみ「ちょ、ちょっと大丈夫!!??」 みゆき「絶頂ですね…。事は深刻です…!」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 00:47:05.91 ID:xM2UUIBi0 かがみ「まだなんですか??黒井先生!!」 ななこ「そうせかすな!!もうすぐやから!!」 みゆき「1秒たりとも油断できません…………」 つかさ「先生、まだなんですかぁ〜〜!?まだなんですか!?まだなんですか!?まだなんですか!?」 ななこ「えええい!!運転中に黙らんか、柊!!気が散るわ!!」 ななこ「ああああああああ!!柊がうるさいから、パーキングエリアの分岐点過ぎてしもうた!!!!」 かがみ「ええええええええええええええ!?」 こなた「うげええええええええええええええええええええええええええええええ!!」 18 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 00:54:27.65 ID:xM2UUIBi0 こなた「うげええええええええええええ…………おぅぷ!!!」 かがみ「あああああ、タンマ、タンマ!!」 みゆき「あああああ、よしよしです……泉さん」スリスリ… こなた「………ぅ……ぅ………」 かがみ「ふぅ。今のは危なかったですね…。恐らく上のところまで達してたと思います…」 かがみ「やばい、やばいわ!!次のパーキングエリアまで待ってなんかいられないわ!!」 つかさ「……………………もう、こなちゃん道路に降ろしちゃおうよ…………」 こなた「おげええええええええええええええええええええええええええええええ!!」 21 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 01:03:26.87 ID:xM2UUIBi0 かがみ「何か考えるのよ!!もっと気分を紛らわす何かを……」 みゆき「そうですね!う〜〜〜ん………………」 つかさ「そうだこなちゃん!!私と一緒にケロロ軍曹読もうよ!」 つかさ「マンガの活字と絵を読んでたら、きっと気分もよくなるよ!」 かがみ「そうかしら??」 つかさ「さあ読もう。じゃあ私がページめくってあげるね!」 パラパラパラパラ… こなた「…………………………うげええええええええええええええええええ!!」 みゆき「なんか泉さんには逆効果みたいですね…………」 30 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 01:16:49.60 ID:xM2UUIBi0 こなた「………………うううううううううううげえええ」 かがみ「さっきよりやばくなったって感じよ…」 つかさ「じゃあ、こなちゃん今度はゲーム…」 みゆき「ええと、それじゃあ!!…こんなのはどうですか??」 みゆき「ストップウォッチを使って、自分だけの感覚で決められた秒数を言い当てるゲームです!」 かがみ「いいわねえ、やろう、やろう!」 つかさ「うほお、楽しいそう〜♪」 こなた「……………………ぅ………おぅ………………」 34 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 01:25:58.22 ID:xM2UUIBi0 かがみ「じゃあ、こなた、ハイ。ストップウォッチ持って……」 こなた「…………うううぅぅ………ぅん……………」 かがみ「じゃあ、時間を見ずに30秒言い当ててね………」 みゆき「それでは、よ〜〜〜い、ドン!」 カチ! こなた「……………………ぅぅぅ……………」 かがみ(ふう、少しだけ落ち着いてきたみたいね…) みゆき(夢中になれるものがあれば、案外保てるもんですね…) つかさ「あああああ、バスサミコ酢飲みたいなーーーー!!」 みゆき「………」 かがみ「………」 つかさ「ああああ、飲みたいよ。こなちゃんも飲みたくない!?バスサミコスウウウウ!!」 つかさ「聞こえないの??じゃあ耳元で…。バルサミコスウウウウウウウウウウウウウウ!!!!」 こなた「……!? ………………おうううぉおおおおおお!!うげええええええええ!!」 カチ! つかさ「あ、こなちゃん計り終わったんだね。なになに、15秒だってぇ…あはは!」 38 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 01:36:57.93 ID:xM2UUIBi0 かがみ「あああああ!!また絶頂がぁ!!」スリスリ… こなた「ううううぉぉぉぉぉぉ!!うげえええええ!!」 みゆき「ええと、エチケット袋、エチケット袋はぁ〜」 みゆき「あれ??エチケット袋が見当たりません…」 つかさ「ああ、ゆきちゃん」 つかさ「さっきの袋だったら、私が今朝飲んだメロンソーダの缶7個入れてそのまま締めちゃったよ」 みゆき「ええ!?」 かがみ「ちょっと、何してるのよ!…っていうかアンタ7缶も飲んだの??」 つかさ「エヘヘ。だっておいしいんだもんっ☆」 こなた「おげええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!うおおお!!うげえ!!」 51 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 01:54:46.24 ID:xM2UUIBi0 こなた「うおぉ………!!うおぉぉ……!!うげぇ……!!」 かがみ「うう、凄い気迫……。まさに葛藤ね……」 みゆき「ごめんなさい、泉さん…。私達にはこうやって、さすってあげることしかできないんです…」 スリスリ こなた「…………ぅぅ……ううぅぅ………うぇ…………」 つかさ「もうお昼かぁ。ああ、なんだかお腹空いちゃったなぁ…。そうだ!」 ごそごそ… つかさ「あった、納豆巻き!う〜ん、いい臭いだなぁ…いただきまあす!」 プゥ〜〜〜〜〜ン こなた「…!?……うぅうぅう……おおおおぉぉぉぉ!!」 つかさ「ああ、おいしいなあ…。もっと食べようっと」 ごそごそ… つかさ「ああ!間違えて、土産のくさやの入ってる袋開いちゃったぁ………」 プゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン こなた「うげえええええええええぇぇぇぇぇぇ……………ぇぇぇ…………!!」 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 02:06:43.21 ID:xM2UUIBi0 かがみ「ちょっと!!つかさぁ!!クサい!!」 みゆき「うう、なんという刺激臭!!さすがくさやです…」 ななこ「うげえ!!なんやこの臭いはあ!!!車内に充満しとるやないかぁ!!はよお、なんとかしぃ!!」 かがみ「ハイ、今窓開けて換気しますからぁ!!」ウィーーーン つかさ「おおお、窓開けると涼しいぃーーー!!さすが高速ぅ!!」 つかさ「そうだ!こなちゃん。余りの袋ないし、いっそのこと、この窓から…」 つかさ「派手に吐いちゃえば???楽になるよぉ〜、きっと!」 こなた「うううううぅぅぅぅぅくうぅぅうぅう……!!うぅ!!ううぅうっぅ!!」 66 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 02:18:22.81 ID:xM2UUIBi0 かがみ「……………」スリスリ… つかさ「お姉ちゃん。こなちゃんさするの代わるよぉ」 かがみ「そぉ??悪いわね…」 つかさ「うん。じゃあ、一生懸命さすっちゃうぞおぉ!!」 ズリズリズリズリ!!! こなた「……!?? ……………うげぇええええぇぇ………うぐぅううぅぅ………」 みゆき「…!? つ、つかささん?気のせいか少し強くありませんか…??」 つかさ「そんなことないよぉ〜、これぐらいさすんないと効果ないってぇ…」 つかさ「そうそう!お腹もさすってあげなくちゃ〜!」 ゴリゴリゴリゴリ!! こなた「……おおおおおおぉぉぉぉぉ……うおおおおぉぉおぉおぉ!!」 みゆき「つ、つ、つかささん!? 今度は何か圧迫させているように見えるのですが…??」 79 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 02:41:48.83 ID:xM2UUIBi0 かがみ「あああ!!また悪化したのね!!かわいそうに、かわいそうに……」スリスリスリ… こなた「おおおごぉぉぉぉぉぉ………ぉごおおぉぉぉ…………」 かがみ「おお、よしよし……。次のパーキングエリアまで何とか辛抱して」スリスリスリ… みゆき「泉さん、軽く深呼吸してみてください……。少しだけ気分が落ち着くはずです……」 こなた「………おぉぉぉ………スゥーーー………ハァーーー………スゥーーー……ハァーーー…」 つかさ「えいっ!!」 ポイッ! …パクゥ!! こなた「んぐぅ!?………むおおおおおぉぉぉぉぉ!!……むごおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!」 かがみ「ちょ!!!つかさ!!なにやってるのよぉ!!!!」 つかさ「こなちゃんがあまりにも大口開けてたから……納豆巻き放り込んじゃったぁ。てへっ☆」 こなた「むおおおおおぉぉぉぉぉ!!むごおおおおおおおおおおぉぉぉぉぉ!!ぶふぉおおおおぉぉぉ…!!」 つかさ「…だってぇ、人が口開けてると何か放り込みたくならない??」 つかさ「それにしてもこなちゃん、なんだかんだで中々吐かないよぉ…。さすがこなちゃん!すっごいタフだね!」 86 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 03:03:12.32 ID:xM2UUIBi0 こなた「…………うううげぇぇぇ…………うううぉおお…………ぉぉ…………ぉ」 かがみ「ふう、なんとか飲み込めたようね…」 みゆき「それにしても、こんな状態で食べることができるなんて…」 みゆき「泉さんだからこそなしえた芸当かもしれません…………」 つかさ「本当、凄いね〜こなちゃんは。もっと納豆巻き食べても平気なんじゃないかな??」 つかさ「ああ、でもさっき私が放り込んだ納豆巻きも、どうせすぐに戻ってきちゃうから…」 つかさ「もっと食べさせても意味ないかもねぇ〜。アハハ」 かがみ「……と、とにかく、待つべきものはパーキングエリアよ……」 みゆき「……そ、そうですね。そうとしか言えません……」 つかさ「そだねぇー。まだまだお土産一杯買いたいもんねぇ〜〜〜」 こなた「ううううぅぅぅぅぅ………………うげぇぁ…………うおぉ…………」 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 03:29:50.78 ID:xM2UUIBi0 かがみ「……歌よ!歌! 歌を歌えばみんな元気になるわよ!もちろんこなたも…!」 みゆき「そ、そうですね…!旅先と行ったら歌。帰り途中でもまだ旅行の内です!」 みゆき「今、歌を歌うのも全然おかしくありません…!」 つかさ「それじゃあみんなで歌を歌おぉ〜う!」 かがみ「…じゃ、じゃあいくわよぉ〜……曖昧3cm!それプニってことかい!ちょ!〜♪」 みゆき「ラッピングが制服!そりゃ不利ってことない?ぷん!〜♪」 つかさ「か〜え〜る〜の〜う〜た〜が 聞〜こ〜え〜て〜く〜る〜よ〜♪」 つかさ「ゲロ!!ゲロ!!ゲロ!!ゲロ!!グワアア!!グワアア!!グワアア!!〜♪」 こなた「……うううぅぅぅうぐぅぅぅぅ……………ぐぅえええぇぇぇぇぇぇ!!」 つかさ「ゲ!ゲ!ゲ、ゲ、ゲのゲエエエエェェェェェ!!!!〜♪」 こなた「うえええええぇぇぇぇぇ………………ぐうううぉぉぉぉおおおおおえええ!!」 つかさ「見て!見て!こなちゃん、私達の歌でこんなに元気ぃ!!!!」 100 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/09/21(日) 03:55:46.57 ID:xM2UUIBi0 ななこ「おい、お前ら!この先急カーブやぁ…。泉のこと抑えておきぃ!」 かがみ「ええ…こんなときに……」 みゆき「仕方ありません…。こうなったら少しでも泉さんの害にならないように」 みゆき「しっかり抑えておくしか…」 かがみ「左右に揺れると余計酔うからね…」 つかさ「じゃあ、急カーブの道の間、隣の私が抑え続けてあげるね、こなちゃん!」 こなた「…………うぐぉ…………うげえぇ…………うぅ………………」 かがみ「こなたの体ができるだけ揺れないよう、ちゃんと抑えてるのよ」 つかさ「了解であります! なんちゃって☆」 ななこ「もうそろそろやでぇ!!」 キイイイイィィィィィ… つかさ「うわあああぁぁぁぁぁ…………」 …ドスッ!!!! こなた「……ッ!!?? ぶぉおおおお!!うげええええぇぇぇぇぇぇぇ……ぇぇ……ぇ!!!!」 つかさ「ああ!?ゴメエエェェェン、こなちゃん!! カーブで揺れた弾みで…」 つかさ「お腹に肘打ちしちゃったよぉ〜!! もおうっ!!急カーブめぇ!!!! …アハハ」 104 名前:1 ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 04:11:09.46 ID:xM2UUIBi0 ヤバい…こんな話考えていたら自分も気持ち悪くなってきました もう寝ます 今日できるだけ早く起きて、投下したいと思います こんな話、早く完結させたいし では! 132 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 11:10:57.19 ID:xM2UUIBi0 こなた「うううぅぅぅうぅぇえぇぇぇ!!………ううううぅぅぅげええええ!!」 かがみ「さっきのは痛そうだったわ…。肘打ちしちゃったぁ…じゃないわよ!!」 みゆき「落ち着いて泉さん…!! 今度はお腹も痛くなってきましたか??」 つかさ「吐き気に腹痛……つらそおおおぉぉ!!」 かがみ「横になりなさい、こなた…。この体勢ばかりじゃ疲れるでしょ」 かがみ「つかさ、みゆき。こなたが横になれるよう、一旦席から立ってくれない??」 みゆき「わかりました」 つかさ「はぁーーい」 ゴロン… かがみ「……さあ、ゆっくり仰向けになって……。大丈夫??辛くない??」 こなた「……ううううぅぅぅぅ………ぐぇううぅぅぅぅ………」 みゆき「しばらく、横になってせめて腹痛だけでも……治ってください!」 つかさ「そんじゃあ、こなちゃんも楽になったみたいだし………よっこいしょういちぃ!!!!」 ドスッ!!! こなた「…うぐぅ!!!! …ぶええぇぇぇえぇぇえええええぇぇぇ!!!うげえええええぇぇぇぇえぇぇぇああああああぁぁぁ!!」 かがみ「おまっ!!こなたのお腹に腰を下ろすヤツがあるかっ!!!後ろの席行きなさいよ!!!」 136 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 11:39:20.74 ID:xM2UUIBi0 つかさ「あああー、一番後ろの席だぁ〜…」 かがみ「仕方ないじゃない…。こなたは背が小さいといっても、横になったら幅取るんだから…」 かがみ「私達が後ろに行かないと…!」 みゆき「皆さん。シートベルトを着用してください。後部座席でも万が一ということがあります」 みゆき「最近では後部座席でのシートベルト着用も義務化されていますし…」 かがみ「そうだったわね…。ささ、つかさも…」 つかさ「その前に、前の席のこなちゃんにも付けてあげなくちゃ〜。ここから私がベルト着けてあげるね」 シュルシュルシュル…  ギュウウウウウゥゥゥゥゥ……!!!!!  …シュルシュルシュル こなた「ぐがあぁぁぁぁ!!!……うえええぇぇぇぇぇ!!……げえええぇぇぇぇぇえぇぇえええぇ!!!」 つかさ「……う〜ん。横になってるからシートベルト着けるのが難しいなぁー」 つかさ「それっ!!もういっかい!!」 シュルシュルシュル…  ギュウウウウウウウウウウウゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ……!!!!!  …シュルシュルシュル こなた「ぶうおおおおおおぉぉぉおぉぉおぉぉおおおおぉぉぉぉ……………ぉ…ぉ…!!!!」 つかさ「…もういいや〜。こなちゃん器用だから自分で着けてね」 141 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 11:59:52.58 ID:xM2UUIBi0 つかさ「でも一番後ろの席も結構新鮮で、なんか楽しいね〜」 かがみ「ほらほら、子供じゃないんだからはしゃがないの!」 みゆき「泉さ〜ん!今よりもっと気分が悪くなったら、いつでも後ろの私達に声を掛けてくださいね〜!」 つかさ「こなちゃ〜ん!吐きそうになったらいつでもいってね〜!すぐに車から降ろしてあげるから〜!」 かがみ「私達はこなたに構いすぎたのかもしれないわね…。こうなったら、しばらくそっとさせておこう…」 みゆき「…ですね」 つかさ「じゃあ、せっかくだしぃ、休憩所に着くまで3人でトランプでもしよっか〜」 つかさ「なんかテンション上がってきちゃった〜。アハハ」 142 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 12:08:56.74 ID:xM2UUIBi0 みゆき「そ、それにしてもとても楽しい2泊3日の旅行でしたねー…」 かがみ「そうよねえー…。旅館は綺麗だったし、温泉は広かったし…い、言うことなしだったわね!」 つかさ「うん!うん!本当だよね〜!」 みゆき「ええ。後、食事もとても豪華で…」 つかさ「そう!そう!特に初日の夕食の ビーフシチュー!!!! が美味しかったなぁ〜…」 こなた「うううううぇぇぇぇぇえええええ…………げえええぇぇぇぇぇ」 つかさ「それとおぉ……二日目の夕食の カレーーーーーー!!!! 最高だったよね〜!」 こなた「ううううううぅぅぅぅぅ……おえええぇぇぇぇぇ……ぁぁぁぁあああああああ……!!」 147 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 12:40:48.90 ID:xM2UUIBi0 かがみ「黒井先生!いい加減に着かないんですか??こなた、もう限界です!」 ななこ「じゃかましい!!あと1kmやぁ!!それまでお前ら何にも話しかけるなっ!!」 みゆき「そうですね。今度分岐点を過ぎてしまったら………一巻の終わりです………」 かがみ「……考えただけでもぞっとするわね……。スミマセン、黒井先生、静かにしています…」 ななこ「もうすぐやぁ………もうすぐ………待っとれよ、泉………」 つかさ「あああああ、黒井せんせぇ〜〜〜い!!」 ななこ「…………………」 つかさ「携帯のワンセグテレビ観てたら、巨人VS阪神のデーゲームがぁ〜…」 ななこ「…ホンマかいなああぁぁ!? どれみせろやっ!!」 かがみ「先生!!前!!前!!」 みゆき「脇見運転ですよー!!」 ななこ「ああああああ!!いかんっ!!いかんっ!! …ってまたパーキングエリアがあああああああ!!」 かがみ「そんなあああああああああああああああああ!!!」 みゆき「はぁ〜……目眩が……」 つかさ「黒井先生のオッチョコチョーイ…!」 168 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 13:27:09.82 ID:xM2UUIBi0 こなた「ううううげえええぇぇぇえぇ!!……!?うぷぅっ!!うぷぅっ!!」 かがみ「わああああああああ!!またこなたがぁ!!」 みゆき「もうパーキングエリアに着くと思っていた矢先のこの出来事で萎縮して…!!」 ななこ「ぬわあああああああ!!どないすればああぁ!!途中のインターで高速から外れようも、まだまだ先や!!」 こなた「うぷぅっ!!うぷぅえええ!!うぷえええ…!!」 つかさ「また激しくなってきちゃったね…。テレビの音が聞こえないよ…」 かがみ「お願い神様!!なんとか事無きを得てぇぇ!!」 みゆき「ああ、手をこまねいて見る事しかできない委員長を許してください…、泉さあん!!」 つかさ「みんなも騒がしくなってきちゃった…。どうしてこなちゃんを降ろすって案が浮かばないのかな…」 179 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 14:09:48.38 ID:xM2UUIBi0 こなた「うぷぅおおっ!!うぷぅえええ!!うぷえええ…!!」 かがみ「ああああ!!パーキングエリアにも着けなく、袋もない!!」 みゆき「八方塞です!!どうすればぁ!!」 つかさ「あのさぁ〜、だったらお姉ちゃんかゆきちゃんの服を袋代わりにすればいいんじゃないかなぁ??」 かがみ「…!??」 みゆき「…!??」 かがみ「………そういえば………そんな袋もあったわね………」 みゆき「………全然気付きませんでした………さすがつかささんです………」 つかさ「エヘヘ。褒められちゃったぁ」 ななこ「お前ら!?ホンマに脱ぐんかいな!?」 かがみ「…………ぅぅ」 みゆき「………もう、インターチェンジやパーキングエリアみたいな甘い考えは言ってられませんし…」 かがみ「こなたはもうリミットギリギリだし………」 つかさ「さあ、脱ごう二人ともぉ〜!!」 195 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 14:38:18.67 ID:xM2UUIBi0 かがみ「…………………」 みゆき「…………………」 つかさ「さあー、さあー」 かがみ「…………えええい!!こうなったらヤケだ!!脱ぐわ!!」 かがみ「お気に入りのTシャツだったけど………車内がアレまみれになるよりはよほどマシよ!!」 バッ! つかさ「おおおおお!!さすがお姉ちゃん!!なんだぁスタイルいいじゃん!」 みゆき「………うう、仕方ありません。かがみさんも腹を決めたんです!私もっ!!」 バッ! つかさ「うほおおおおお!ゆきちゃん、さすがぁナイスバディ!!」 ななこ「お、お前ら!?正気か??ここ高速の車内やで!!」 かがみ「だからこそ、やっているんです!!」 みゆき「背に腹はかえられません!!」 つかさ「二人ともかっこいいねえ…。憧れちゃうよ…」 202 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 15:14:39.73 ID:xM2UUIBi0 かがみ「ふぅ、服の上の三箇所の穴はしっかり結んだわ………」 みゆき「私もです………」 かがみ「さあこれを、逆さにして…。こなた、このTシャツに………このTシャツに………いつでも戻していいのよ………」 みゆき「かがみさん、ご心配なく………。最初に私のワンピースを使ってください………その後に足りなくなったら、かがみさんに……」 かがみ「………みゆき………あんたは………あんたはぁ…………」 みゆき「いいんです………泉さんやかがみさんのお役に立てるのならば………ぅぅ………」 つかさ「……あぁ。これが友情なんだね……。この旅行で色んなこと学んじゃったよ……」 つかさ「………グスン………なんか、感動するな………グスン………」 つかさ「こなちゃんも少しは見習いなよ」 こなた「うぷぅおおっ!!うぷぅえええ!!うぷえええ…!!うげえええぇぇ!!」 274 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 18:36:24.27 ID:xM2UUIBi0 かがみ「さあ、こなた!こっちはスタンバイOKよ!無理に出せとは言わないけど…」 かがみ「自分でキタ!…って思ったら遠慮なくここに……ね?」 みゆき「はい。私達の服の事はどうか気にせず……。戻しそうな素振りを見たらすぐに袋を差し出しますね」 こなた「…………ううぅぅぅ………………!?うぷっ!!!!!」 かがみ「キタの!?」 バッ!! こなた「……………ふぅ………ぅぅ…………」 つかさ「なんだぁ、つまんないの〜…」 こなた「………………!?ううぅぷっ!!!!!」 みゆき「キタんですか??」 バッ!! こなた「……………うぅ………ぅぅぅ……うげぅ………………」 つかさ「こなちゃん………ハッキリしてよ………。吐くのか吐かないのか………」 つかさ「ねえ、もうみんなでこなちゃんのお腹おもいっきり押して、出させようよぉ………」 つかさ「もどかしいもん」 290 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 19:06:34.45 ID:xM2UUIBi0 つかさ「なんか荒れそうだから、私後ろの席に戻るね。よっこいしょういち…」 かがみ「こなたぁー………可哀相に………こんなに苦しそう………」 みゆき「そうですね…。なんて気の毒な……代わってあげたいぐらいです……」 つかさ「だから、みんなでこなちゃんに早く吐かせる方がいいって…」 みゆき「それにしても、かがみさん…。改めて感心しました……泉さんの為にこんなに親身になって…」 みゆき「普段も仲良いお二人ですが………こういう時にはいつもの調子を変えて、真剣に泉さんを優しくなだめる……」 みゆき「まさしく親友という名の見本ですね」 かがみ「そんなことないって!……そもそも黒井先生にも迷惑かかるし……それに友達がこんなに体調不良だったら、これぐらいのこと……」 つかさ「いつもの調子だったらもう吐いてそうだよねぇ〜」 つかさ「『もう!!また、こなたは悪ふざけして!! もういっそのこと吐いちゃいなさい!!』っとか言って…」 つかさ「バシイ!!っとか、ぶっちゃったりしてさぁ。そのはずみで吐いちゃったりして…。アハハ」 298 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 19:23:19.75 ID:xM2UUIBi0 つかさ「一つ気になることがあるんだけどさぁ…」 かがみ「何よ??こんな時に…」 つかさ「もし、こなちゃんが吐いたらさあ…」 つかさ「さっきの納豆巻きだけが、ちゃんとした形になって出てくるんだよね…。ほぼ丸飲みだったし」 みゆき「それが何か?」 つかさ「なんか感慨深いね〜」 こなた「…………うええええぇぇぇぇ!!うぇ!!うぇ!!うぷぇ!!!!」 かがみ「ああああ!!また波が来たのね!!」バッ!! みゆき「久々の大波です!!早くスタンバイを…!!」 バッ!! つかさ「波かぁ〜。そういえば沖で見た波が、太陽でキラキラしてて本当に綺麗だったね〜」 つかさ「またみんなで行こうね、海」 316 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 20:04:46.05 ID:xM2UUIBi0 つかさ「それにしてもお姉ちゃん達、涼しそうだね」 かがみ「冗談じゃないわよ!車の中で裸なんて!!…ああ、でもこなたは気にしなくていいのよ…」 みゆき「それにクーラーの冷気が効いて少し寒いぐらいです…」 つかさ「なんかみんな涼しそうだし、私も脱ごうっと…!」 バッ! つかさ「おおおぉ、やっぱり涼しいねぇー。脱いで正解だったよ」 つかさ「あ、こなちゃん私の服、袋に使う??」 こなた「……うえええぇぇぇ!!うげええぇぇ!!うええっぷ!!ぷええぇ…っぷ!!」 つかさ「やっぱ、ダ〜〜〜〜〜〜〜〜メ!」 つかさ「そうだ!お姉ちゃんかゆきちゃんの服でさ、こなちゃんの口を縛って塞いじゃえばどうかな??」 つかさ「そうしたらさ、口元までアレが来ても、またこなちゃんがゴックンしてくれるかもよぉ?」 つかさ「これで解決だね!お姉ちゃん」 328 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 20:25:17.12 ID:xM2UUIBi0 かがみ「それにしても凄い状況ね……。高速道路の中で裸の女3人と車酔い1人とは…」 みゆき「一般の人が見たら……どう思うでしょうか……」 ななこ「もう見とるで!!異常や!!ルームミラー見てると見えてしまうんや!!バカな真似はやめぃ!!」 かがみ「でも、こうするしかないんですよ〜!」 こなた「………………げぷぅ…………………!」 かがみ「こなた!??」 こなた「…………………ぶうううおおおおぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」 みゆき「泉さん? 泉さん?? キタんですか!!??」 つかさ「ああ、こなちゃんのほっぺが膨らんできたぁ〜」 かがみ「ついにキタわねっ!!??」 みゆき「かがみさんはまだ大丈夫です!! まずは私が!!」バッ! つかさ「おおおおお、ついにキちゃったね〜〜!! 私、手を叩いて音頭取るねっ!」 つかさ「いーけ! いーけ! いーけ! いーけ!」 パン!パン!パン!パン! 343 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 20:43:56.12 ID:xM2UUIBi0 みゆき「さあ、泉さん。私のワンピースに遠慮なく……」 こなた「うぷええええ…ぇ…!!」 つかさ「わくわく……」 みゆき「さあ、我慢しなくていいんですよ……!!さあ!!」 こなた「……」 つかさ「わくわく……わくわく……」 みゆき「あれ??泉さん??」 つかさ「………へ?あああああああ!!!!こなちゃん!!私のキャミソール取らないでよ!!!」 つかさ「ちょっと返してえぇ!!!何、結んでるのぉ!!??こなちゃああああああん!!こな……」 こなた「…………げぷぅ……ぷっぇぇぇぇえええ!ゲボゲボゲボゲボゲボゲボェエエエエエェェェェェ!!」 ドボドボドボドボドボッ!!!! つかさ「ふ……ふ………ふえええええええぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!」 こなた「おげええええええええええええええええええええええ…………!!!!」 372 名前: ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 21:01:23.02 ID:xM2UUIBi0 ―1時間後― こなた「代わりのかがみのTシャツも似合ってるじゃん、つかさ」 つかさ「………グス………グス………」 こなた「……つかさあぁ。この服がいいかな??」 つかさ「………グス………グス………」 こなた「本当にゴメンねぇ…。あの時は心ここに在らずって感じで…」 つかさ「……グス……じゃあ……なんで結んだの?………グス……」 こなた「いやぁ〜、皆目見当が……」 つかさ「………グス………グス………嘘つきぃ」 こなた「でも、こうやって代わりの服弁償するんだからさぁ……許してよぉ」 こなた「やっぱキャミソールがいい…??」 つかさ「………グス………じゃあ………グス………ワンピース……グス……」 こなた「おk!!」 〜おわり〜 400 名前:1 ◆TUKASA.UtU [] 投稿日:2008/09/21(日) 21:25:50.01 ID:xM2UUIBi0 いかがでしたでしょうか?少し下品に話が進行してしまいました