キョン「なんだ?・・・ザケ・・ル?」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 02:30:00.95 ID:D6f8iZwz0 ガッシュ「おおう、読めると言うことはお主が私のパートナーなのだな」 キョン「何を言っているのかさっぱりだ」 ガッシュ「お主が私とともに戦ってくれると言うことなのだ」 キョン「何を言いたいか完結に話せ」 ガッシュ「ウヌゥ、おぬしは頭が悪い」 キョン「お前ほどのガキに頭が悪いと言われるいわれはないはずなのだが」 ガッシュ「魔界の王を決める戦いにお主が選ばれたのだ、そしてその呪文で戦うのだ」 キョン「・・・・・ふぅ。(またハルヒの何かか、とにかく古泉に何か聞いてみるとしよう)」 キョン「おい、お前。ちょっとここで待ってろ。小一時間すれば戻ってくる」 ガッシュ「ウヌゥ、わかったのだ。ここで待っていれば良いのだな」 6 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 02:40:30.44 ID:D6f8iZwz0 古泉「つまり、少年がいきなり目から電気ショックを放つ、と」 キョン「そうだ、またハルヒの何かなのか?」 古泉「おかしいですね、キョン君はそう言った冗談がお好みでしたか?」 キョン「俺はまじめに話しているんだ」 古泉「そう怒らないでください、機関の人間は関与していないはずですし、涼宮さんの新しい何か、と言うことでしょうか」 キョン「わからん。とにかく、わけがわからん。二人に声をかけてもらっていいか?」 古泉「別にかまいません。今日は涼宮さんが早々と帰ってしまって好都合ですしね」 キョン「じゃあ、俺は朝比奈さんを呼んでくるから、お前は長門に声をかけてくれるか」 古泉「分かりました、連絡をとってみましょう」 8 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 02:46:04.94 ID:D6f8iZwz0 長門「そのような奇異的状況であることを、私を含め関知していない」 朝比奈「わたしもちょっと〜」 キョン「二人は関係していない、か。やっぱりハルヒが新しく巻き起こした何かである可能性が高いと言う、わけか」 古泉「ですが、最近神人の活動も活発ではないですし、何かに不満があるというわけではなさそうですが」 キョン「あいつは気まぐれだろう、そんなもんは当てにならん」 古泉「一時、様子を見ましょう。その少年が持っている赤い本、というのも気になりますしね、僕なりに少し探ってみます」 キョン「すまないな、頼む古泉」 朝比奈「私は力になれないかもしれないですけど、応援はしてますね」 キョン「ありがとうございます朝比奈さん」 長門「・・・・・・私も」 キョン「とにかく、目から雷、とは今までとは勝手が違う。人の目に付きすぎる。また何か分かったらお互いに連絡しよう」 古泉「わかりました、では今日はこれで」 9 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 02:51:47.44 ID:D6f8iZwz0 ガッシュ「遅いのだ!暑くて死んでしまうのだ!」 キョン「ああ、悪かった。別に日陰に移動してても良かったんだが・・・ところでお前、親はいるのか?」 ガッシュ「親、とは父と母のことなのだな?あいにくこの世界には存在していないのだ」 キョン「存在していないってと、お前その年で家出したつもりなのか」 ガッシュ「家出ではないのだ。戦いなのだ」 キョン「親がいないってことは、俺の家に来ないか?(このままここに放置しておくのは危ないか。雷をだせるということは人間凶器だしな」 ガッシュ「それは助かるのだ、いままでマクドナルドの裏で暮らしてたのだ、そこでは食べ物がただで貰えるのだ」 キョン「ああ、ハンバーガーよりまともなものを食わしてやれる自身はないが、屋根と壁を保障しよう」 ガッシュ「ウヌゥ、はやくおぬしの家に行きたいのだ」 11 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 02:58:49.50 ID:D6f8iZwz0 ガッシュ「大きいのだ!広いのだ!」 キョン「一般的な家庭の広さだと思うんだがな、まぁお前がそう思うのならいいだろう」 ガッシュ「おお!ここで寝るのか!?私が寝ていたバケツよりもはるかに広いのだ!」 キョン「バケツ・・・お前、もしかして風呂に入ってないのか?」 ガッシュ「ふろ・・・とはなんなのだ?おいしいのか?」 キョン「ならとにかく風呂に入れ、若干怪しい匂いもするしな(そのうちにさっきの本を調べておくとしよう)」 ガッシュ「うむ、ふろとは楽しそうなのだ。早速行くのだ」 キョン「待て待て、フロに入るのには服を着ていたら無理だぞ。荷物は置いていけ」 ガッシュ「わかったのだ!フロにいくのだ」 キョン「俺も着いていって風呂について説明してやるから(風呂もしらんのか、外人かと思ったが流暢な日本語をしゃべる。一体こいつは何者だ)」 12 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 03:02:49.89 ID:D6f8iZwz0 キョン「このハットを使ってだな・・・そうだ。それで水が出る、体と頭をながせ」 ガッシュ「ヌゥオー、目を開けていられないのだ。凄いのだ」 キョン「それで一通り流したら、これで体を拭いてから戻って来い」 ガッシュ「ヌォオー!」 キョン「聞いてるのか・・・・。まぁいいか(さっきの本を調べてみるとしよう)」 13 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 03:10:15.96 ID:D6f8iZwz0 キョン(みたところ、外国の言語のようだが・・・・。なぜこのページのこの部分だけ読むことが出来る。) キョン(ザケル・・・・。この言葉を呟いた瞬間あいつの目から雷が出た・・・・発射の合図と言うことか?とにかくもう一度検証してみる必要があるな) キョン(またハルヒは厄介なことを持ち込んだもんだ。赤い本と少年。少しあいつにも話を聞いてみるか、だが何を聞けばいい。戦いやら、選ばれたやら、意味不明なことばかりを並べるが) ガッシュ「ウヌゥ!終わったのだ!ちゃんと拭いたのだ!」 キョン「おぉ、そうか。ならまず服を着るんだ、それが人間としての礼儀だぞ」 ガッシュ「わかっておるのだ。いますぐ着るから少し待つのだ」 キョン「あぁ、着ながらで良いからニ、三質問に答えてくれるか」 ガッシュ「何でも聞くのだ、私に答えられるものなら答えようぞ」 14 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 03:22:08.00 ID:D6f8iZwz0 街 ハルヒ「たまに、一人で町をぶらつくのも悪くないわね。休息ってやつかしら」 ???「この本を!」 ハルヒ「何、あのこ。どうして本を人に見せて回ってるのかしら」 ???「この本を読んで!」 ハルヒ「・・・・不思議の匂いがするわね、ちょっとそこのあなた!」 ???「はい?」 ハルヒ「ちょっと本を見せてちょうだい。あなた名前は?」 ???「>>15」 15 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 03:24:35.26 ID:x2p1daf50 アース 24 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 03:40:34.49 ID:D6f8iZwz0 前と口調が違うのはスルーしてくれ アース「アース、と言う。」 ハルヒ「凄い、その・・・格好ね。コスプレかなんかなの?」 アース「いや、わが主を探しているのだ。この本を読めるか?」 ハルヒ「・・・なにこれ、変な文字ね・・・・・・・ソ・・ル・・セ、んぐっ!?」 アース「それだけ読めれば十分です、我が主。これ以上はここでは騒ぎになってしまう」 ハルヒ「・・・っなにすんのよ!一体何なのよ変な格好で」 アース「いや、すまなかった。とにかく場所を移してもらえるか」 ハルヒ「場所?・・・わかったわ、あなた面白そうだし、そこの喫茶店でも行きましょ」 27 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 03:45:57.38 ID:D6f8iZwz0 電話中 古泉「なるほど、やはり機関は関与してないですか」 古泉「ですがキョン君っ、いえ、すみません。対象はそのような冗談を言わないのですがね」 古泉「はい・・・・はい。わかりました。調査してみます。機関のほうでもよろしくお願いします」 古泉「ふぅ・・・。」 古泉「はい・・・では」 ツーツーツーツーツーツー 古泉「さて、どうしましょうか」 ???「あの―――――」 ???←>>61 61 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:02:55.26 ID:bbJ6xek9O 月の奴だすちっこい女の子 71 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:08:24.79 ID:D6f8iZwz0 レイラ「これ――――」 古泉「おやおや、一体どうしたんですかお嬢さん」 レイラ「これ」 古泉「?」 レイラ「これ、読んでみてくれる?」 古泉「大きな本ですね、しかも汚れ一つない」 レイラ「大切なものなんだから、もっと大事に扱って」 古泉「すみません。・・・・えっと・・・・ミグ・・・ロン、ですか?これを読んで一体・・・」 ドン!!! 古泉「・・・どうやら僕のところにも何かがやってきたようですね」 73 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:11:25.23 ID:D6f8iZwz0 長門「・・・・・・・」 長門「・・・・・・・」 長門「・・・・・・・」 長門「・・・・・・・」 長門「・・・把握した」 長門「あなたが私のパートナー・・・」 パートナー←>>78 78 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2008/08/06(水) 04:13:07.08 ID:sVND9ba20 ブラゴ来い 85 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:19:31.77 ID:D6f8iZwz0 ブラゴ多すぎわろた ブラゴ「フン・・・・」 長門「状況は把握した。私がパートナーになったからにはあなたは王になる」 ブラゴ「邪魔にならないようにしろ」 長門「・・・そう」 ブラゴ「だが足を引っ張らない程度にお前には強くなってもらわないと」 長門「ユニーク」 ブラゴ「何がだ、人間」 長門「・・・時期に分かる」 87 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:25:48.33 ID:D6f8iZwz0 みくる(キョン君にはああ言ったものの、私も心配ですね) みくる(いざ、SOS団がないと暇なものですね) みくる(あら?大きな本。誰がこんな道端に捨てたんでしょうか) パートナー←>>93 93 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:28:23.31 ID:x2p1daf50 ビクトリーム様 95 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:30:32.19 ID:D6f8iZwz0 キョン「お前は涼宮ハルヒを知ってるか?」 ガッシュ「誰なのだ?私は知らないのだ」 キョン(面識はない、これからあいつと関係を持っていくということか?) キョン「さっき言ってた魔界というのは?お前の住んでいた世界と言う以外の情報を教えてくれ」 ガッシュ「ウヌゥ、私の前住んでいたところは良い所なのだ。父上も母上もおり、友達も一杯いたのだ」 キョン「少し意味が違うが、まぁいい。じゃあそこからお前は来たってことか?」 ガッシュ「そうなのだ」 キョン「戦い、とはどういう意味だ?王っていうのは」 ガッシュ「100人子供がいて、戦いあって、優勝したものが王になるのだ」 96 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:32:19.81 ID:D6f8iZwz0 キョン「なぜ俺たちが必要になるんだ?」 ガッシュ「呪文は人間の力が必要になるからなのだ」 キョン「呪文って言うとさっきの」 ガッシュ「ウヌゥ、そうなのだ」 キョン「どうなったら、勝負に負けるんだ?まさか腕相撲やにらめっこって訳じゃないだろう」 ガッシュ「本があるであろう?それが燃えるか死んだら負けなのだ」 キョン(なるほど、大体全体像がつかめてきたが・・・。俺のところにも来たということはおそらく他の誰かのところにも) キョン「なぁ、ちょっと待っててくれ、電話かけるから」 ガッシュ「わかったのだ!」 97 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:36:47.73 ID:D6f8iZwz0 キョン「もしもし、古泉か?」 古泉「キョン君、少し困ったことになりましたよ」 キョン「やっぱりそうか・・・。少し話がしたい。お前のところにも何かあったのなら他の皆のところにも何かあってもおかしくない」 古泉「そうですね、もう一度集まって話したほうが無難と思いますが」 キョン「そうだな、そうするか。場所は・・・学校の近くのファミレスでいいか?」 古泉「わかりました。で、問題はですね」 キョン「なんだ?」 古泉「この、子供たちを連れて行ったほうがいいのでしょうか?」 キョン「それはやめておいたほうがいい、どうやらこいつらは出会ったら戦わなければならないらしい」 古泉「そうなのですか、では30分後にファミレスに集合と言うことで」 キョン「了解、二人には俺から連絡しておく」 103 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:44:12.46 ID:D6f8iZwz0 街 ハルヒ「あら!キョンじゃない。あんた神聖なる部活をサボってなにやってるのよ」 キョン「のわ!!・・・ハルヒか」 ハルヒ「のわとは何よ」 キョン「・・・いや、その今日はファミレスであつまって会議することになってな」 ハルヒ「あら、そうなの。あたし今日はもう帰るから、あんたたち四人でちゃんと不思議探ししとくのよ」 キョン「あぁ、分かってる。というかハルヒ、お前その連れは一体なんだ、仮装パーティーだったか今日は」 ハルヒ「ああ、こいつは・・・そうね、あらたな不思議材料ってとこかしら」 キョン「なんだか、わからんが、あんまり連れ回すなよ」 ハルヒ「あんたなんかに言われなくてもわかってるわよ」 キョン「なら良いが」 ハルヒ「ホラさっさと行きなさいよ、部活サボってることになっちゃうでしょ、あんたが」 キョン「お前が呼び止めたんだろうが」 ハルヒ「まぁ、あれね。あたしもう行くからちゃんと探しとくのよ」 キョン「ヘイヘイ」 106 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:49:01.05 ID:D6f8iZwz0 ファミレス キョン「よう」 古泉「例によってキョン君が最後ですね」 キョン「そんなことはどうでも良い、今そこでハルヒに会ったが、なにやら怪しいヤツをつれていた」 古泉「おそらく、同種ですかね」 キョン「おそらく、と言うか確定に近いだろう。ハルヒも俺のものと色違いの本を抱えていたしな」 古泉「僕たち全員にですか」 キョン「全員、と言うことは二人にも?」 長門「・・・・そう」 みくる「はい」 キョン「とりあえず、この今の状態の確認をしたいのだが良いか?」 古泉「ええ、どうぞ」 111 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 04:57:14.37 ID:D6f8iZwz0 古泉「なるほど、子供たちが殺し合いを・・・。なにやら重いテーマですね。という事は僕らは敵同士というわけですか。戦いになるのでは子供たち同士は顔をあわせられませんね」 長門「・・・それは問題ない。顔を合わせても戦うかどうかはお互いに任せられる」 キョン「それはそうだな、網に囲われるわけでもあるまいし」 長門「そのための呪文」 みくる「なにやら怖くなってきましたね」 キョン「朝比奈さんは大丈夫ですよ。子供たちが戦うわけですから」 古泉「しかし、たとえばマッチで本が燃えても子供は消える。という事は僕たちにも責任重大ですね」 キョン「しかし、ハルヒもまた厄介なことを起こしてくれたもんだ。何が魔界だ」 長門「今回のこれは涼宮ハルヒのせいではない」 キョン「ハルヒがやったことではないのか?」 長門「・・・そう」 114 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 05:09:06.70 ID:D6f8iZwz0 キョン「まさか魔界が本当にあるとでも言うのか」 古泉「ええ、信じがたいですが、今回の件は涼宮さんの力ではありません。にわかには信じれないでしょうがこれは別世界からの干渉と考えて良いでしょう」 キョン「まぁいい。とにかく対策を練ろう。魔物が持つ力は危険すぎる。俺のところは雷、古泉は伸縮自在の鈍器、長門は重力、朝比奈さんは・・・・メロン?」 みくる「ちがいますぅ〜。何かこう、ビームとか」 長門「・・・・・みくるビーム」 キョン「・・・まぁなんにせよ、危険には違いない。ハルヒにも魔物が行っているのがますます心配だ」 古泉「彼女ならためしになんてことが起きかねませんからね、常識はあるといっても」 キョン「だが、俺たちの持つ力、つまり呪文だが、おそらくこれならハルヒに対抗できるといっても良いだろう。なんとかして、ハルヒが無茶しだす前に本を燃やしたいな」 古泉「そうですね、一度魔物も連れて顔を合わせてみるのも良いかもしれませんね。反応も見てみたいですし」 長門「・・・賛成」 みくる「あのこがいいと言ったら大丈夫です」 キョン「じゃあ、次の月曜放課後に、だな」 197 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:13:04.32 ID:D6f8iZwz0 ガッシュ「ウヌゥ!私も学校に行きたいのだ!寂しいのだ!」 キョン「だから何度もいっとろうが、授業後になったら来て良いと」 ガッシュ「私はそれまでの時間、一体何して時間を潰せばいいのだ〜」 キョン「ああ、もううるさいやつだな。俺はもう学校に行く、ちゃんとガッシュも時間になったら来るんだぞ」 ガッシュ「ウヌゥ〜」 キョン「じゃあな」 ガッシュ「・・・行ってしまったのだ。仕方ない、私も外に出て遊びに行こうぞ」 ガッシュ「よし!遊びに行くのだ!」 200 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:17:18.12 ID:D6f8iZwz0 ガッシュ「公園は、良いものなのだ。なぁバルカン」 バルカン「・・・・・」 ガッシュ「よし、今日は大きなお山を作ることにしよう!」 バルカン「・・・・・」 ガッシュ「フンフーン♪」 バルカン「・・・・・」 ガッシュ「出来たのだ!なぁバルカン!私たちの力で完成したのだ!」 バルカン「・・・・・」 ガッシュ「私たちの力は無敵なのだ」 バルカン「・・・・・」 ガッシュ「・・・空しいのだ」 レイラ「あら?あれは、ガッシュじゃないかしら」 202 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:24:17.14 ID:D6f8iZwz0 ガッシュ「ううぅ・・・・。泣かないのだ。寂しくないのだ」 レイラ「ねぇー、ガッシュ?どうしたのこんなところで」 ガッシュ「のわっ!おぬしはレイラではないか!これは違う、決して私は泣いてなんていないのだ!」 レイラ「そう、ガッシュは泣き虫だから大変ね」 ガッシュ「ウヌゥ、泣いてないといっておろう!」 レイラ「でも、ここに居て、本を持ってないってことは、ガッシュももう持ち主と出会ったってことね」 ガッシュ「そうなのだ、いかにも普通の人間がパートナーだったのだ。レイラも同じなのだろう」 レイラ「そうね、でも私のパートナーは優しくて、顔が良いわね」 ガッシュ「ウヌゥ、男は顔じゃないのだ!」 レイラ「ふふ、そうね。お互いパートナーがないところで出会えてよかったわね、出会っていたら戦っていたかもしれないし」 ガッシュ「そうなのだ、休戦というヤツなのだ」 レイラ「でも、もう残りの魔物も少なくなってきたわね」 204 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:29:03.73 ID:D6f8iZwz0 ガッシュ「もう少ないのか?」 レイラ「そうよ、もうだいぶ減ったわね。私たち日本に飛ばされたから戦いが起きてないけども、外は凄いわ」 ガッシュ「ウヌゥ、ぎょふのりというヤツだな」 レイラ「あなた難しい言葉使うのね」 ガッシュ「私のパートナーが戦いを想定したときに良く使うのだ」 レイラ「案外頭が切れそうね」 ガッシュ「いいやつなのだ!この土日で呪文もたくさん出たのだ」 レイラ「あら、私だって呪文でたわ。戦うのが楽しみね」 ガッシュ「そうなのだな、楽しみなのだ」 レイラ「戦ってる最中に泣かないでね」 ガッシュ「ウヌゥ!泣いてなんかいないのだ!」 206 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:33:02.00 ID:D6f8iZwz0 レイラ「じゃあ、私一樹に買い物頼まれているから」 ガッシュ「一樹というのがパートナーなのか」 レイラ「そうよ、あなたのパートナーの名前は?」 ガッシュ「ウヌゥ、なんという名前だったか・・・そうだ、キョンというのだ」 レイラ「キョン?変わった名前ね。まぁいいわ、それじゃあまたね」 ガッシュ「ウヌゥ、また遊ぶのだ!」 レイラ「そうね、お互い最後の戦いまで残れると良いわね」 ガッシュ「またななのだ!」 レイラ「またね」 ガッシュ「そろそろ、見たいアニメが始まってしまうのだ!私も急いで帰らねば!」 207 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:34:38.54 ID:D6f8iZwz0 学校 キョン(ハルヒのやつ、あの本を学校にまで持ってきてやがる。アブなっかしいったらありゃしないが、魔物は一体どこにいるんだ) ハルヒ「おっはよーキョン!冴えない顔してるわね!」 キョン「ああ、悪かったなこんな顔で(しかし、いつになくテンションが高い。あいつらの登場に気が高ぶっているのか)」 ハルヒ「いい天気ね」 キョン「そうだな」 ハルヒ「そうだ!あんた、今日の放課後ちょっとあけときなさいよ」 キョン「そりゃ願ったりかなったりだ。SOS団で今日話したいことがあってな」 ハルヒ「じゃあちゃんと皆呼んで集合ね。今日はね、体育館借りておくから」 キョン「体育館で何するんだ、跳び箱か?」 ハルヒ「そんなの、見てのお楽しみじゃない!まぁ期待して待ってて」 キョン「ああ(よりによってなんというチャンスだ)」 208 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:36:25.41 ID:D6f8iZwz0 放課 鶴屋さん「おはっよぉーハルにゃん。にょろー?あたしとおんなじ本持ってるじゃないか!!」 ハルヒ「え?」 鶴屋「これこれ、あたしとおんなじじゃん!色は違うけどさ!」 ハルヒ「鶴屋さん、それ、どうしたの?」 鶴屋「いやー、なんか昨日いきなり手渡されてさ!持ってて!って言うのさ。だから、ちゃんとあたしもってるにょろ」 ハルヒ「ふーん。ならちょうどいいわね。鶴屋さんも放課後体育館集合ね」 鶴屋「にょろー?まぁ大丈夫さっ。」 鶴屋←>> 209 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:36:48.80 ID:D6f8iZwz0 安価入れ忘れた >>213 213 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:43:55.01 ID:E+OV9/oA0 てめーらティオを忘れるとはいい度胸だな 218 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:49:41.07 ID:D6f8iZwz0 古泉「キョン君、ちょっと良いですか」 キョン「なんだ、古泉。今日のことか」 古泉「ええ、魔物と魔界のことです。どうやら100人居ると言っていた魔物ももう残り少ないと言うこと、そして全員日本に居ると言うこと、です」 キョン「それはつまり、俺たちの周りのやつらしか残っていないと言うわけか」 古泉「そのようです」 キョン「だが、なんでなんだ?戦いは始まったばかりだろう」 古泉「ここで涼宮さんの力かと。彼女が自分たちの輪の中で戦いたい、最終決戦になりたいと思ったのでしょう」 キョン「外国の魔物はかわいそうに。この戦いは千年に一度なんだろ?ガッシュから聞いたが」 古泉「ええ、でもここではここのルールに従ってもらわないと」 キョン「ルールと言うかハルヒにだな」 古泉「そうですね、涼宮さんがルールですからね」 219 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:51:30.60 ID:D6f8iZwz0 キョン「そうか、なら今日にも優勝者が決まりそうだな」 古泉「ええ、負けませんよ」 キョン「俺は負けてもいいんだがな、だがどうせふがいない俺を見て、ハルヒが切れるかもしれんと言うやつだろう?」 古泉「そのとおりです、ご明察」 キョン「まあほどほどに頑張るとするさ、ガッシュのためにもな」 古泉「それで良いと思いますよ」 キョン「ああ、じゃあまた授業後にな」 古泉「ええ、ではまた」 224 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 16:57:28.47 ID:D6f8iZwz0 放課後 谷口「WAWAWA〜」 キョン「よう、何か忘れ物か?」 谷口「いや、今日朝、拾った本を机の中に忘れてな。何か気になったから、もって帰るって感じだ」 キョン「本?本っていうと・・・」 谷口「これだよ」 ハルヒ「・・・・谷口、あんた授業後、体育館に来なさい」 谷口「のわっ!涼宮っっっ!!!なんだよ突然」 ハルヒ「良いから来なさい」 谷口「いやだね」 ハルヒ「キョン、ちゃんと谷口連れて来るのよ」 キョン「わかったよ」 谷口←>>231 231 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 17:00:26.73 ID:DKoQR8M00 ベルギムE.O. 235 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 17:01:43.24 ID:D6f8iZwz0 朝倉「ねぇ、涼宮さん。私もこういう本持ってるんだけど、行ってもいいかしら」 キョン「朝倉、お前もか。皆一体どこで・・・」 ハルヒ「ええ、かまわないわ。じゃあちゃんとそろえるものそろえて集合すること」 谷口「何がなんだかだ」 キョン「あきらめろ」 ハルヒ「駒がそろってきたわね」 朝倉「じゃあまた体育館で」 キョン「ああ」 朝倉←>>239 239 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 17:02:56.35 ID:oVek+qg+0 ここでコルル 245 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 17:05:14.09 ID:D6f8iZwz0 一方自宅 ガッシュ「ただいま、なのだ」 妹「ガッシュちゃんおかえり〜」 ガッシュ「ウヌゥ、そんなにはさみを振り回しては危ないのだ」 妹「ねぇねぇ、こんな本もらったんだよ!」 ガッシュ「それは、魔本なのか?」 妹「いいでしょーガッシュちゃんとお揃いだよ!」 ガッシュ「ウヌゥ、一体魔物は誰なのだ」 妹←>>258 258 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 17:11:25.27 ID:DKoQR8M00 ロデュウ 282 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 17:23:20.27 ID:D6f8iZwz0 キョン「おう国木田、もう帰るのか?」 国木田「やぁキョン、いや僕も本を持っているんだけど涼宮さんに行ったほうがいいか確認とろうと思ってね」 キョン「お前もなのか」 国木田「どうやら彼女は、本を持っている人間を集めているらしいじゃないか」 キョン「無理してハルヒに付き合うことないぞ、それにその本は・・・」 国木田「知ってるさ、僕も昨日説明を受けたから。楽しそうじゃないか燃やしあいなんてさ」 キョン「お前は・・・」 国木田「まぁそういわないでよ、じゃあ僕も授業後のい体育館行くからそう涼宮さんに伝えといてくれるかな」 キョン「ああ、わかったよ」 国木田「ありがとう」 国木田←>>286 286 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 17:24:05.85 ID:FFYajOXn0 ウマゴン 321 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 17:46:28.51 ID:D6f8iZwz0 ガッシュ「ウヌゥ、もうこんな時間か、そろそろ学校に行かねば」 妹「あたしも行く〜」 ガッシュ「おお、行こうぞ一緒に」 妹「じゃあこの本も持っていくね」 ガッシュ「ウヌゥ、それが良いのだ。ちなみにパートナーの魔物はどこに居るのだ?」 妹「んっとねー、多分お家のそとにいるよ」 ガッシュ「なるほど、そうなのか。じゃあ共に行こうぞ」 ガチャ(ドアを開けた) ロデュウ「ああ!?」 ガッシュ「・・・・・・・」 ロデュウ「妹ぉぉ!呪文を唱えろ!!!こいつを今倒す!」 ガッシュ「のぉぉぉぉぉぉ!!!」 326 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 17:52:17.11 ID:D6f8iZwz0 妹「やだ」 ロデュウ「何!?何考えてんだ、こいつは敵だぞ!!」 妹「ガッシュちゃんお友達なの。だからやだ」 ロデュウ「しかし・・・」 妹「学校行くの。キョン君が待ってるから早く行こう!」 ロデュウ「・・・・わかった。じゃあ俺に捕まれ、飛んで連れて行く」 妹「わーい♪」 ガッシュ「私は・・・」 ロデュウ「お前は歩け」 妹「ガッシュちゃんも連れて行くの」 ロデュウ「く・・・、わかった早くしろ(なんだこれは・・・・)」 妹「わーい♪」 331 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 18:01:03.19 ID:D6f8iZwz0 キョン「ガッシュ!お前、どうして空から・・・」 ガッシュ「ロデュウがつれてきてくれたのだ」 キョン「しかもお前、どうしてここに!」 妹「えへへー、あたしのお友達なの」 キョン「こいつ、が?」 ロデュウ「・・・・」 ガッシュ「パートナーに選ばれてしまったのだ、私も驚いたのだ」 キョン「・・・・まぁいい。怪我がないようにするんだぞ」 妹「うん!」 333 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 18:01:49.00 ID:D6f8iZwz0 キョン(もうなんでもありだな、飛ぶとか。朝比奈さんの魔物にいたっては人ではないし。国木田のは馬だ) ガッシュ「これがおそらく残った魔物なのだな」 全員(人)「・・・・・・・(馬がいる・・・)」 魔物「・・・・・・・(あのガッシュが残ってるとは)」 ハルヒ「とにかく、私が合図するまで呪文は唱えちゃダメよ、勿論燃やそうとするのもダメ。せっかく面白くなったんだからもう少し皆我慢しなさい」 古泉「では体育館に行きましょうか」 337 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/06(水) 18:03:45.13 ID:D6f8iZwz0 朝倉「どうしたの。さ、いきましょコルル。」 コルル「・・・・・」フルフル 朝倉「?」 コルル「・・・・・・・その・・・私・・・・戦いたk」 朝倉「早く行きましょうか、コルル」 コルル「・・・え!?」 朝倉「いきましょ?」 コルル「・・・・・・・あ・・・はい・・」 528 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 00:47:10.13 ID:ous+1A9p0 ビクトリーム「う〜む。残った魔物はみな頼りなさそうだ。お前、ちゃんと呪文を唱えるのだぞ」 みくる「ふぇ!?は、はい。頑張ります」 ビクトリーム「ふふふ、これ勝てば私が優勝、つまり魔界の王。要注意なのはベルギムとブラゴくらいか」 レイラ「そう簡単にいくかしら」 ビクトリーム「レ、レイラ。ふふん、お前程度がこの私に勝てるものか」 レイラ「そうね、私一人では勝てないかもね」 ビクトリーム「ふはははぁ、泣き寝入りか。まぁ勝手に逃げてれば良い」 みくる「皆体育館いっちゃいましたよぅ」 ビクトリーム「ナント、この俺様を置いていくとは!ガッデム、シット!!!後悔させてやるぞ、この屈辱!!」 533 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 00:49:47.16 ID:ous+1A9p0 ごめん、バイト終わるのが大体12時だからかけるのがこの時間帯なんだ でもたまには夜更かしも良いと思う ブラゴ「・・・・フン」 長門「・・・・・・・・」 ブラゴ「こんな茶番、さっさと呪文を唱えれば」 長門「それはダメ。涼宮ハルヒの思うとおりにはじめは行動しなければならない」 ブラゴ「チッ・・・」 長門「心配しなくてもあなたは王になる」 ブラゴ「問題はお前がどこまで使えるか、だ」 長門「・・・・逆」 ブラゴ「アァっ!?」 長門「・・・・・・・」 536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 00:51:16.36 ID:ous+1A9p0 溜まってるのから投下 古泉「どうなるでしょうかね」 レイラ「まぁ、問題はないわ。うまくやればあっさりとこの勝負勝てる」 古泉「おやおや、凄い自信ですね」 レイラ「あなた次第とも言い換えることが出来るけど」 古泉「ふふ、まぁ僕なりに全力でやりますよ」 レイラ「そうね、あなたは良い人だから私も存分に力を発揮できると思うわ」 古泉「じゃあ頑張りましょう」 レイラ「そうね、お互い頑張りましょう」 537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 00:53:32.29 ID:ous+1A9p0 国木田「ふむ、どうやら僕たちは敵という対象から外れているのかな?」 ウマゴン「メルメルメ〜」 国木田「そっか。それはそうだね」 ウマゴン「メルメル!メルメルメ〜」 国木田「でもそれじゃあ・・・」 ウマゴン「メル!」 国木田「わかった、じゃあそういう方向性でいこうか」 ウマゴン「メルメルメ〜」 国木田「よろしくね」 539 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 00:54:29.07 ID:ous+1A9p0 鶴屋「あっはっは、これは一体どうなっちゃうんだろうねぇ」 ティオ「私にだって、わからないわよ。よりによってあのガッシュが生き残ってるなんて」 鶴屋「でも、いくら仲が良くても戦わなければならないにょろ?」 ティオ「っっっ!!!違うわよ!私とガッシュはいじめっ子とられる子って関係なのよ!だから、その、よく生き残ってたなって思ったの!」 鶴屋「ふぅむ、と言うことはティオがガッシュを守ってあげれば良いにょろ。そうすれば大丈夫だとおもうにょろ」 ティオ「守って・・・?そ、そうね。私が守ってあげなきゃ、あいつあっさりやられちゃうだろうし」 鶴屋「まぁめがっさ上手くいくとは思えないけど、頑張ってみるのさ!」 ティオ「せっかく呪文があるんだから、お互いの呼吸を合わせてうまくやりましょう」 鶴屋「頑張るにょろ」 540 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 00:58:24.31 ID:ous+1A9p0 谷口「・・・・・・(なんだこいつ、さっきから鼻歌ばっかうたってやがる)」 ベルギムEO「フンフーン♪」 谷口「なぁ、ちょっといいか?」 ベルギムEO「なんですか、今は機嫌がいいのでなんでも答えましょう」 谷口「イスから降りないのか?」 ベルギムEO「イスから降りずとも、移動できます」 谷口「いや、そういう意味ではなくてだな」 ベルギムEO「あなたが私を王にしてくれた時がイスから立ち上がるときです」 谷口「王、か(まてよ、ここで勝てば学校の皆に自慢できるんじゃないか?そして、有名人、女の子にも・・・)」 谷口「よっしゃぁ!!!!!この俺がお前を王にしてやるぜ!!!」 ベルギムEO「うるせええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!」 谷口「・・・・・・・・・・・・すまん」 542 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 00:59:43.39 ID:ous+1A9p0 ハルヒ「じゃあルールを説明するわ!本を燃やしあう!以上!」 キョン「これまた大雑把な」 古泉「単純なほうがいいでしょう」 キョン「今回は各々の能力自体は使わないんだよな?長門にしろお前にしろ」 長門「涼宮ハルヒに不信感をもたれては困るから私は使わない」 キョン「そうか、じゃあ対等だな」 古泉「キョン君、随分楽しそうですね」 キョン「いや、たまにはこういった余興のようなものもいいと思ってな。何しろハルヒに一泡吹かせられるかもしれん」 ハルヒ「なにごちゃごちゃ話してるの!じゃあ言うわよ!!ゲームスタート!!!」 544 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 01:04:44.10 ID:ous+1A9p0 キョン(皆体育館から散らばっていく。それぞれまずは様子見と言うところか、どうやら魔物によって攻撃方法も違うようだしな。) ハルヒ「逃げてないでかかってきなさい!!さぁ!さぁ!」 キョン「あいつは」 アース「我が主、第一の呪文です」 キョン「早速かっ、ガッシュ、作戦通りにいくぞ!」 ガッシュ「ウヌゥ、分かっているのだ!」 ハルヒ「第一?・・・これねっ!いくわよー、ソルセン!!!!」 キョン「逃げろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」 ガッシュ「逃げるのだ!!」 キョン「なっ!早いっておいっ!」 549 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 01:09:23.37 ID:ous+1A9p0 アース「悪いが容赦はしない」 キョン・ガッシュ「うわあああああああ!!!」 鶴屋「セウシルにょろ!」 アース「何っ!・・・ぐわっ!!」 ティオ「何やってんのガッシュ!あんた弱いんだからさっさと逃げてなさい!」 キョン「鶴屋さんと魔物の子か、ありがとう助かった!!ガッシュ!今のうちに校庭に逃げるぞ」 ガッシュ「わかったのだ!」 ハルヒ「鶴屋さんね、よぅし、いくわよ!次は・・・ゴウ・ソルド!」 ティオ「来るわよ!」 鶴屋「サイス!!」 アース「フン・・・」 鶴屋「にょろ!避けられてるにょろ!」 ティオ「きゃあ!」 552 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 01:17:59.20 ID:ous+1A9p0 キョン「体育館には朝比奈さんとハルヒ、鶴屋さんに長門か。他の皆は開始早々どこにいったんだ・・・」 古泉「こんにちわ、キョン君」 キョン「のわっ!古泉!!」 古泉「ミグロン」 キョン「おわぁ!!」 ガッシュ「ノオオオオオオ」 レイラ「Nice Startよ、一樹!」 古泉「すみませんねキョン君」 キョン「待て、古泉。他の・・・・」 古泉「オル・ミグルガ」 キョン「だわわわわわわわ!!!」 ガッシュ「ノオオオオオ!!!」 558 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 01:25:22.93 ID:ous+1A9p0 国木田「ウマゴン、どうする?とにかく逃げるって作戦しかないけど」 ウマゴン「メルメル・・・」 国木田「そうだよね、わかんないもんね」 ウマゴン「メルメルメ〜」 国木田「そうか、でも朝倉さんなら・・・」 ウマゴン「メルメル!」 国木田「だね、急いだほうがいい。シュドルク!」 ウマゴン「メルメル!」 国木田「まずは校庭に行こう! 561 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 01:33:07.16 ID:ous+1A9p0 ロデュウ「ちっ、あの地面にいたらやばくなっちまう」 妹「高い高ーい!みんなすごいなぁー」 ロデュウ「おい、4番目の呪文を唱えるんだ」 妹「よんばんめ?んっとねーぎがの・らぎゅうる」 ビクトリーム「ぬオウ!攻撃か・・・貴様、後悔させてやるぞ俺様に攻撃したことを」 ロデュウ「上からの攻撃には手も足も出まい」 ビクトリーム「おい、持ち主!はじめの呪文だ!」 みくる「ふぇぇぇ〜えっと、マ、マグ、マグマグマグ〜」 ビクトリーム「マグルガだ!リピートアフターミーマグルガ!」 みくる「マグルガ」 ロデュウ「ちっ!二番目だ!はやく!」 妹「がんずらぎゅうる」 ビクトリーム「くそ、相殺か」 563 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 01:39:23.75 ID:ous+1A9p0 ビクトリーム「貴様今、手も足も出まいと言ったな?見るがいい俺さまの能力を!」 ビクトリーム「分離!」 ロデュウ「頭が・・・離れていく。くそ、無茶苦茶かアイツ」 ビクトリーム「頭ならいくらでも出るぞ、そしてさらにアクセル!アクセルアクセルアクセル!!!!」 ロデュウ「最悪な予感がする・・・。避けきれるか」 ビクトリーム「呪文だ!持ち主!」 みくる「ふぇぇぇー、マ、マグルヨーヨー」 ビクトリーム「そうワンツーワンツー、っておい!俺様の頭が回転してるのに腕の呪文出してどうすんだコラァ!!!」 みくる「ふぇぇぇぇ、す、すみませぇん!」 ビクトリーム「同じ呪文だよ!マグルガだマグルガ!!!」 みくる「マ、マグルガ?」 ティオ「四番目よ!」 鶴屋「ギガ・ラ・セウシルにょろ」 ビクトリーム「あ?あ、俺様の周りに・・・・うげえええええええええええええええええええええええええ」 566 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 01:45:53.52 ID:ous+1A9p0 ビクトリーム「て、てめぇら舐めやがって・・・」 ハルヒ「ちょっと!あたし抜きで盛り上がらないでよ! アース、ジャン・ジ・ソルド!!」 アース「御衣」 ティオ「きゃあ!!!」 鶴屋「大丈夫にょろ? ハルにゃん、やったにょろ。ティオ!サイス、サイス、サイスにょろ」 ティオ「えい!!」 ハルヒ「ゴウ・ソルドではじいてから一気に突っ込みなさい!」 アース「御衣」 ティオ「え!?きゃあ!!!」 ハルヒ「ジェルド・マ・ソルド!!!」 568 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 01:53:35.75 ID:ous+1A9p0 ティオ「いったぁ・・・・、鶴屋さん大丈夫?」 鶴屋「大丈夫じゃないにょろ・・・。本に火がついてしまったにょろ・・・」 ティオ「嘘・・・。・・・・私?」 ハルヒ「よっしゃぁ!これで鶴屋さんはゲームーオーバーね!」 鶴屋「ごめんにょろ、もっと力になりたかったにょろ・・・」 ティオ「まぁいいわ、あなたといて結構楽しかったし」 鶴屋「・・・」 ティオ「キャラじゃないのよ、そういうの。ま!また会えたらどこかで会いましょう」 鶴屋「またあえるにょろ」 ティオ「そうね、最後の頼みとしては、ガッシュを助けてあげて、あの子弱いから」 鶴屋「わかったにょろ」 ティオ「じゃ、またね!」 ティオ送還、鶴屋脱落 571 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 02:00:54.29 ID:ous+1A9p0 ロデュウ「あの女が消えたか、一旦ここから出るぞ」 妹「ひゅーん♪」 谷口「ギガノ・リュウス!」 ロデュウ「くそっ!あぶねぇ!!」 谷口「どうだ!!!」 ベルギムEO「調子こくなよてめええええええええええええ!!!うるせええんだよおおおおおおおお!!!!」 谷口「・・・・・・・・・すまん」 妹「らぎゅうる・ろすど」 ベルギムEO「ノオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!てめええ早く呪文唱えねえか!!!」 谷口「は!はい!えっと、ガンズ・ゴウ・リュウガエルム・リュウガリュウズレード・キロロ・・・」 ベルギムEO「唱えすぎだこのやろおおおおおおおおおお!!!!」 ロデュウ「何だこいつら!でたらめだが、呪文が強すぎる、ふせげねぇ!」 574 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 02:08:25.11 ID:ous+1A9p0 ハルヒ「奇しくも、SOS団対決になったわね、他の皆は学校内を動いてるみたいだし」 みくる「ふぇぇぇぇぇ、勘弁してくださいぃ」 長門「・・・・・・・・・・」 ビクトリーム「二番目だぁ!持ち主!」 みくる「に、二番目ですか?ま、まぐるまぐまぐ・・・」 ビクトリーム「さっき言えたろうがてんめえええええええ」 みくる「まぐいまぐまぐよよ」 長門「・・・・・・グラビレイ、そのままギガノレイス」 ビクトリーム「ふんごぁ!・・・ぶらぁぁぁぁぁ!!!」 ブラゴ「フン・・・」 575 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 02:14:28.68 ID:ous+1A9p0 ハルヒ「ちょっと呪文を唱えるなってどういうことよ」 アース「先刻も説明しましたが、力には限りがあります。あの二人が戦っている今は温存のときです」 ハルヒ「そうね、それがいいわ勝つためだもの」 アース「では肩に捕まってください、ここから脱出します」 ハルヒ「分かったわ」 ブラゴ「おい、女と剣士が逃げるぞ」 長門「問題ない。彼女は終盤まで生かしておかないと」 ブラゴ「フン・・・」 長門「追記すると、彼女も残しておかなければならない。つまり、今やっているのは威嚇。これに懲りたら終盤までおとなしくしていて欲しい」 みくる「ふぇぇぇぇぇぇ〜」 ビクトリーム「ふんごおおおおおおお」 長門「私たちも外に行く。・・・・・・もう一度グラビレイ」 ビクトリーム「ぶらららららららああああああああああ!!!!!」 577 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 02:17:03.26 ID:ous+1A9p0 コルル「戦わなくて、いいの?」 朝倉「ええ」ニコ コルル「そうなの!?」 朝倉「今はまだその時じゃないわ。時期に戦ってもらうことになるんだけどね」 コルル「・・・・・」 朝倉「さぁ、そろそろ出番なのかしら」 596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 03:16:43.78 ID:ous+1A9p0 ロデュウ「くそったれが!!」 ベルギムEO「おるぁあああ!!!次だ!次の呪文だ!!」 谷口「ガンズ・ゴウ・リュウガ!!」 ロデュウ「こっちもだ!」 妹「ぎがの・らぎゅーる!」 ベルギムEO「負けんな!人間!もっといけぇ!!!」 谷口「エルム・リュウガ!!」 ロデュウ「ちくしょぉお!!コイツ呪文の力は底なしか!!!」 ベルギムEO「死んじまえええええ!!!」 妹「ねぇ、もっと、もっとお空飛ぼう♪」 ロデュウ「くそっ!この俺が・・・」 ベルギムEO「逃げんなクソがああああああああああああああああ」 ロデュウ(ここは逃げるしかないか) 妹「ひゅーん♪ひゅーん♪」 597 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 03:22:35.40 ID:ous+1A9p0 ベルギムEO「ちくしょおおおおおおおお逃げられたじゃねーか!!!」 谷口「ひぃ!!!す、すまん・・・」 ベルギムEO「すみませんだろうがぁ!!!!」 谷口「す!すみません」 ベルギムEO「ちっくしょう、おい人間。ベルギムEOは余興が必要だ」 谷口「余興・・・・?」 ベルギムEO「そうだ、早くやれ」 谷口「それをやるとどうなるんだ?」 ベルギムEO「俺様が楽しむんだよぉおおおお!」 谷口「は、は、はい!わかりましたっ!!!」 谷口(ち、ちっくしょう。このやろう・・・。でも怖い顔してるから逆らえねぇしなー・・・。) 599 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 03:26:29.11 ID:ous+1A9p0 谷口「WAWAWA〜♪」 谷口「WAWAWA〜♪」 谷口「・・・・・・・どうでしたか・・・?」 ベルギムEO「・・・・・・」 谷口「・・・・・・・」 ベルギムEO「ひっじょうにGOOD!実にいい歌でした。これで私の心も落ち着きました」 谷口「本当ですか?」 ベルギムEO「ノンノン!ここまで楽しませてくれる君は友達です。敬語なんて必要ないですよ」 谷口「あ、ありがとう・・・(複雑だな・・・)」 ベルギムEO「わたしも一緒に歌いたいな♪」 谷口「え!?」 ベルギム「歌いたいな♪」 谷口「・・・・・・・・」 602 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 03:30:14.63 ID:ous+1A9p0 谷口「WAWAWA〜♪」 ベルギムEO「WAWAWA〜♪」 谷口「WAWAWA〜♪」 ベルギムEO「WAWAWA〜♪」 国木田「何やってるんだろうねウマゴン、彼らは合唱コンクールにでて出場する気かな」 ウマゴン「メルメルメ〜」 国木田「さすがにそれは卑怯じゃないかな?」 ウマゴン「メルメル!」 国木田「まぁ、アイツが王になるのを考えたら良いか。ウマゴン、シュドルク!」 ウマゴン「メルメルメルメルメ〜」 604 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 03:38:24.32 ID:ous+1A9p0 ベルギムEO「WAWAっブッ!!!」 谷口「・・・・・・・・・・・」 ベルギムEO「いってぇええええええええええええええええええええええええええ!!!!!六番目の呪文だ人間!!!」 谷口「ろく、六番目!?ディオガ・リュウスドン!?」 ベルギムEO「死ね!人間!」 谷口「俺えええええええええええええええええええええええええええ!????」 ベルギムEO「うおらあああああああ!!!!!」 谷口「とばしゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!」 606 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 03:42:09.00 ID:ous+1A9p0 すまん、眠くて文章が上手くかけない 最低ラインのクオリティも怪しいぜ ベルギムEO「実に不愉快だ!!!このクソ人間ヤロウ。うんこたれ!」 谷口「ひいい、台座から立ってる!」 ベルギムEO「さらに・・・・・イスに変わって、おしおっ・・・・」 谷口「!!!!!・・・・・」 ベルギムEO「ああああ!?」 谷口「・・・・・・あれ!?アイツが消えていく・・・」 ベルギムEO「あああああああ!?どうしたなんでだ!人間!なんでだ!」 谷口「・・・・・・・・」 国木田「ごめんね、ウマゴンよくやったよ。よしよし」 ウマゴン「メル」 国木田「よかったね、ちゃんとライターもってきて」 ベルギムEO「ちっくしょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」 ベルギムEO送還、谷口脱落 608 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 03:46:27.46 ID:ous+1A9p0 校庭脇 朝倉「さぁ、いくわよ。コルル」 コルル「え?」 朝倉「まずは・・・・ゼルク、かしらね」 コルル「うう・・・・うぉ・・・・うぉぉぉぉぉぉ!!!!」 朝倉「うふふ、いい感じだわ。あれ、攻撃しなさい。ゼルセン」 コルル「うがああああああ!」 妹「なにかくるよ?」 ロデュウ「あぁ?・・・・マズい!!!!!」 611 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 03:49:54.87 ID:ous+1A9p0 コルル「うわあああああ!!!!!」 朝倉「ゼルセン」 コルル「うががああああ!!」 ロデュウ「こっちもだ!」 妹「がんず・らぎゅうる」 ロデュウ「オラアアアアア!!!」 朝倉「相殺、か。じゃあこれね、ラージアゼルセン」 妹「ぎがの・らぎゅうる」 コルル「うぐぐぐ・・・・」 ロデュウ「ぐぐぐ・・・・」 妹「ねぇ、ロデュウ〜。お空とぼう、逃げようよ」 ロデュウ「お前はまた逃げろと言うのか」 妹「良いから行くの!」 ロデュウ「ちっ!」 614 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 03:54:28.89 ID:ous+1A9p0 朝倉「あらあら、仲間割れ?主従関係がなってないとダメね」 妹「飛ぶの!」 ロデュウ「くそっ!!今回だけだからな!!」 朝倉「逃がすと思うのかしら、コルル!ゼルセン」 コルル「ガアアアアアア!!!」 ロデュウ「くそっ!体制が!!!!・・・マズい!こいつが落ちる!!!」 妹「きゃああああ!!!」 朝倉「あれを助けなさいコルル」 616 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 04:03:43.96 ID:ous+1A9p0 朝倉「大丈夫?」 妹「・・・・・・ありがとう」 朝倉「お礼なんて要らないわ、本をくれれば、ね」 妹「え?」 ロデュウ「てめえ!」 朝倉「そう怒らないの、どうせあなたじゃ私たちには勝てないのだから」 ロデュウ「あぁあ!?・・・てめっ」 朝倉「動くとこの子の首にコルルの爪が刺さっちゃうかも」 妹「きゃあああっっっんぐっ!!!」 朝倉「叫ばないで、お兄さんが来ちゃうわ。さ、本を渡して」 妹「・・・・」フルフル 朝倉「私、力ずくって嫌いなの、いろんな一件以来ね。さ、強がってても勝てないわ、おねーさんに渡して」 妹「・・・・」フルフル 618 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 04:04:43.42 ID:ous+1A9p0 朝倉「ちょっと痛みが必要かしら・・・コルル、引っかくだけでいいわ。大きな傷になっちゃっても嫌だし」 妹「ひっ!!!」 ロデュウ「やめろ!!!」 朝倉「なーんて、キャラじゃないわね。コルル、この子の持ってる本に攻撃」 コルル「うがぁ!」 朝倉「これで妹ちゃん脱落、さぁて次の相手を見つけに行こうかしら」スタスタ 妹「・・・・・・・・」 ロデュウ「・・・・ちっ!これで俺も終わりか」 妹「ごめん・・・なさい・・・」 ロデュウ「あ!?泣くな、めんどくせぇな・・・・・・・・」 妹「・・・・・・・・・」 ロデュウ「・・・・・・・・・・」 妹「・・・ねぇ、また空、飛ぼうね・・・?」 ロデュウ「・・・・・・・ああ・・・・またな」 ロデュウ送還、妹脱落 655 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 12:39:24.07 ID:ous+1A9p0 この話に、色々不満不平はあるだろうけど 言い訳は最後にするから、すまん キョン「あれ、は・・・鶴屋さん。魔物の子と本がないということはもう消えたのか・・?」 鶴屋「やぁキョン君」 キョン「・・・・消えたんですか?」 鶴屋「そういうことになるねっ。でもしょうがないにょろ」 ガッシュ「・・・・・・ティオ、消えてしまったのか」 キョン「ということは・・・すみません!少し頼みごとがあるんですけどいいですか?」 656 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 12:40:59.68 ID:ous+1A9p0 所変わって中庭 国木田「いい感じだね、ウマゴン」 ウマゴン「メルメルメ〜」 国木田「このまま行けば案外僕たち勝っちゃうかもね」 ウマゴン「メルメル♪」 長門「・・・・・・アイアングラビレイ」 ウマゴン「メルっ!!!」 ブラゴ「ちょこまかと逃げるのが得意なヤツめ」 国木田「ウマゴン!シュドルク!!」 ウマゴン「メルメル・・・」 長門「無駄、その程度の技では脱出するのは難しい」 657 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 12:42:02.04 ID:ous+1A9p0 国木田「シュドルク!シュドルク!」 長門「無駄と言っている。そのレベルではこのわざから回避できない」 国木田「・・・・・・・」 ウマゴン「メルメルメ・・・・」 長門「・・・・・・・」 ブラゴ「・・・・・・・」 国木田「わかったから!本を渡すから!もう攻撃をやめてくれ!」 ウマゴン「メル!?」 長門「それが賢い選択」 ブラゴ「フン・・・・」 658 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 12:42:28.69 ID:ous+1A9p0 ブラゴ「早く渡せ、早くしないと力が増していくだけだ」 ウマゴン「メルメルメ〜!!!!」 国木田「・・・・・・・わかった」 長門「・・・・・・利口」 ウマゴン「メルメル!メルメル!メルメルメ〜!」 長門「・・・・・・・これは」 ブラゴ「ちっ・・・・・・」 国木田「本が光って・・・・」 長門「これは新呪文の予兆」 国木田「二番目の呪文が出たんだ!・・・・・ゴウ、ゴウ・シュドルク!!!」 ウマゴン「メルメルメ〜!!!!」 国木田「姿が変わっていく・・・」 ブラゴ「躊躇しているからだ・・・・」 659 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 12:59:24.65 ID:ous+1A9p0 ウマゴン「メルメルメ〜!!!!」 ブラゴ「フン・・・まぁまぁの力だ」 国木田「行くぞ!ウマゴン!!」 長門「・・・・・・・バベルガ・グラビドン」 ウマゴン「!!!!・・・・・メル!?」 ブラゴ「フン・・・・・」 長門「その程度の力ではこの術には適わない。どうあがいても無理」 国木田「そんなせっかく新呪文が出たのに・・・・」 ブラゴ「まだ強力な呪文はある、諦めろ」 ウマゴン「メルメル・・・・」 661 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 13:05:24.09 ID:ous+1A9p0 朝倉「ジオ・ラ・ゼルド!」 国木田「うわっ!」 ウマゴン「メルッ!」 ブラゴ「チッ!次の敵か」 朝倉「ダメじゃない長門さん。やるならさっさとやらなきゃ」 国木田「朝倉さん!!!!・・・・・・・・本を!・・・僕の本を返して!!」 朝倉さん「ごめんなさい、国木田君。・・・・・・・・・・・それと・・・・・さようなら」 国木田「さっきの僕の、ライター・・・」 朝倉「うふふ」 ウマゴン「メルメルメ〜!!!・・・・・」 国木田「ウマゴン!ウマゴン!」 ウマゴン「メルメル・・・メルメル・・・メルメル〜メルメル〜!!!」 国木田「・・・・ウマゴン!!」 ウマゴン「メルメルメ〜・・・」 662 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 13:06:26.05 ID:ous+1A9p0 国木田「・・・・・・ウマゴンが消えていく・・・・」 ウマゴン「メルメルメ〜・・・」 国木田「・・・・・ううん、僕の方こそ・・・・」 ウマゴン「メル・・・」 国木田「・・・・・あはは、それはそうかもね」 ウマゴン「メルメル!」 国木田「・・・・・・・ごめん、君は馬だったけど、いいやつだったから・・・・」 ウマゴン「メルメルメ〜!」 国木田「・・・・うん、また、会えたら良いね。うん!」 ウマゴン「メルメルメ〜」 国木田「君の毛皮、気持ちよかったよ、バイバイ」 ウマゴン「メルメルメルメ〜!!!」 ウマゴン送還、国木田脱落 665 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 13:10:17.50 ID:ous+1A9p0 残り  ハルヒアース組 校庭脇 キョンガッシュ組 校庭 古泉レイラ組 体育館 みくるビクトリーム組 体育館 長門ブラゴ組 中庭 朝倉コルル組 中庭 669 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 13:17:00.02 ID:ous+1A9p0 古泉「おやおや、体育館に戻ってきましたが、朝比奈さんしか居られないですね」 みくる「小泉君!」 古泉「なるほど、皆さんともう一戦交えた後ですか」 みくる「古泉君・・・?」 古泉「これはゲームですから容赦はしませんよ!オル・ミグルガ!」 みくる「ふぇぇぇぇぇぇぇ!!!」 ビクトリーム「Vの奇跡を!!!さんばんべっ!!!」 レイラ「直撃だわ!」 ビクトリーム「・・・・きっさまぁぁぁぁ、俺様が気持ちよくVのポーズをしているところに攻撃しやがってええええええ」 古泉「いささか、頑丈ですねあの人?は・・・」 ビクトリーム「持ち主!もう一度三番目だ!」 みくる「は、はい!チャチャチャチャチャチャチャーグルっ!!」 レイラ「マズイ!!!」 694 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 16:38:30.60 ID:ous+1A9p0 ただいまです 二時間くらいいなかったですすみません なんで空気清浄機買いに行かなきゃならないんだ ビクトリーム「とどめだ人間!最後の呪文だ!」 みくる「ちゃ、ちゃーぐりゅ、ちゃー、ちゃーぐるよーよー!!」 ビクトリーム「ちっっがああああう!!!チャーグル・イミスドンだ!」 みくる「ふぇぇぇぇ、怒らないでくださいぃ〜」 古泉「・・・・・・・」 ビクトリーム「早く!早くしりゅぁっ!!!!」 古泉「ミグロン」 ビクトリーム「ブラアァァァァァァ!!!」 レイラ「・・・・・・」 みくる「ふぇぇぇぇぇぇ・・・・」 古泉「・・・・・・攻撃して良かったんですかね・・・?」 697 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 16:44:11.54 ID:ous+1A9p0 みくる「無理ですぅ〜、こんな長い呪文言えないです〜」 ビクトリーム「うう・・・・われながら不幸なパートナーに出会ったものだ・・・。メロンだけは一人前以上の癖に・・・」 レイラ「ビクトリーム、哀れね・・・」 ビクトリーム「よし、俺様がマグルガといったら呪文をとなえるんだ!いいか!それだけはやってくれ!」 みくる「えぇぇぇぇぇぇ・・・・」 ビクトリーム「分離!・・・・我が体は華麗なるVのポーズで待機だ!」 レイラ「まさかアイツ、室内でやる気なの!?」 古泉「いささか嫌な予感がしますね」 ビクトリーム「グロリアスレヴォリューション、スリー、シックス、オー!アクセル、アクセル!!」 レイラ「防ぎきれるか・・・」 ビクトリーム「アクセル、アクセル!アクセル!!アクセル!!!」 みくる「ふぇぇぇ」 ビクトリーム「マグルガだ!」 みくる「ま、マグルガ」 699 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 16:48:23.60 ID:ous+1A9p0 ビクトリーム「うはははははは!!!!!!」 古泉「無茶苦茶ですね」 レイラ「無茶苦茶よ」 みくる「ひぇぇぇぇぇ!!!!危ないですぅ〜」 古泉「朝比奈さん、危ないですからこちらへ!ミシルド!!!」 みくる「ひぇぇぇぇぇぇ」 レイラ「最低限なら防ぎきれるわ!」 ビクトリーム「体育館の壁大破!!!!」 ビクトリーム「床粉砕!!!!」 ビクトリーム「ステージ破壊!!!」 ビクトリーム「我が体撃沈!!!!ぶるらァァァァ!!!!!」 三人「・・・・・・」 ビクトリーム「・・・・・・・・・おのれぇ!!!図ったな!!!!ベリー−−・シット!生意気に!!」 古泉「さっさと倒してしまいましょうか」 レイラ「・・・・・そうね」 702 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 16:57:23.44 ID:ous+1A9p0 レイラ「あれ、使いましょう。もうビクトリームの茶番には付き合ってられないわ」 古泉「まだ戦いは続くんでしょうが・・・大丈夫ですかね?」 レイラ「かまわないわ、確実に一人ずつ倒しましょう」 古泉「・・・・わかりました。・・・・・・・ミベルナ・マ・ミグロン!」 ビクトリーム「シット!!急げ持ち主!四番目だ!」 みくる「ちゃちゃちゃちゃちゃ、チャーグルイミミミドン!!!」 ビクトリーム「いえてねえええだろうがあああ!」 古泉「いきますよ」 ビクトリーム「くそっ!早く早くだ!!!」 古泉・レイラ「ファイア!!!・・・・・コネクト!、ハーベスト!!!」 ビクトリーム「ぶるあぁぁぁぁぁl!!!!」 古泉・レイラ「コネクト!!!!ハーベスト!!!」 みくる「ひぇぇぇぇぇぇ〜」 703 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 16:59:04.04 ID:ous+1A9p0 レイラ「いい感じよ一樹!このまま本を燃やすわ!αロール!!」 古泉「ですね、このまま決めましょう」 ビクトリーム「ぶるぁぁぁぁぁぁぁ!!やめろ!やめるんだ!」 みくる「ふぇ?目の前にお月様が・・・」 古泉・レイラ「ファイア!」 ボン!!!! ビクトリーム「俺様の本が!!!てめぇ!!!」 レイラ「これであなたはゲームオーバーね、お疲れ様」 ビクトリーム「くそおおおおおおお、俺様の本がぁ!!!レイラ!!」 古泉「お疲れ様でした、朝比奈さん」 みくる「ふぇぇ〜、これでやっと終わりですかぁ〜?」 ビクトリーム「くそ!レイラ!次は次の戦いのときはお前なんかにっ・・・」 レイラ「本当の決着は魔界でつけましょうか。ビクトリーム」 ビクトリーム「次こそっ!・・・・・・」シュン!!! ビクトリーム送還、みくる脱落 705 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:07:53.60 ID:ous+1A9p0 中庭 朝倉「今、わたしたちは戦うべきなのかしら長門さん」 長門「あなたが消えても問題ない。そろそろあなたは負けるべき」 朝倉「あら、それじゃあ面白くないんじゃない?いつものメンバーがなんてね」 ブラゴ「呪文だ」 長門「・・・・・・・・」 ブラゴ「さっさと攻撃しろ、人間」 長門「・・・・・・・・・やめたほうがいい」 朝倉「呪文の唱えすぎじゃないかしら、元々感情の起伏が人間よりはるかに少ないわたしたちにはこのゲームは不向き、つまり心の力の補充が難しいのよね」 長門「・・・・あなたの言うことは正しい。だからここは逃がしてあげる」 朝倉「あなたがそれを言う?逃げるのはあなたたちのほうじゃないかしら」 長門「あと強力な呪文は2・3ある。あなたたちの習得呪文ではどれも返せない。逃げるのを推奨する」 朝倉「そうかしら、魔物じゃ無理でも、私の力で防ぐことは出来るのかもしれないわ」 707 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:09:02.74 ID:ous+1A9p0 長門「試してみる?」 朝倉「別にかまわないわ」 コルル「え・・・?え?わたし・・・・・」 ブラゴ「・・・・・・・・・」 長門「・・・・・・・・」 朝倉「・・・・・・・・」 キョン「・・・・・・・・あれは・・・長門と朝倉か?・・・・・突っ立って何してるんだ?」 ガッシュ「ブラゴとコルルもおるぞ」 711 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:16:12.45 ID:ous+1A9p0 キョン「おう、長門、朝倉。お前ら休戦中か?」 長門「・・・・・・・」 朝倉「あら、なんとやらとはこのことかも」 キョン「・・・・・?」 長門「・・・・・・・・・・逃げたほうが良い」 キョン「・・・・・・・」 朝倉「コルル、ゼルクよ」 コルル「え?えっ・・・・う、うごぁ・・・・うがああああああああああああああ!!」 キョン「なんだぁ!?あのこ、姿が変わっていく!」 ガッシュ「ヌォォォ!!!怖いのだ!恐ろしいのだ!」 コルル「うがああああああ!!!」 キョン「逃げるんだガッシュ!!!」 ガッシュ「ノオオオオオオ!!!」 713 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:17:35.25 ID:ous+1A9p0 朝倉「本を奪うだけでいいわ、ゼルセン」 コルル「うっがあ!!!」 長門「あの腕に・・・・・・グラビレイ」 朝倉「長門さん、邪魔する気?」 ブラゴ「さっさとやれば良いものを」 キョン「なんかしらんが、長門!朝倉は任せた!」 ガッシュ「ウヌゥ、キョン早く逃げるのだ」 長門「・・・・早く逃げた方が良い。レイス」 朝倉「危ないわね」 バシンっ!!! 長門「物理的な壁を作るのは今の状況に反する」 朝倉「別にかまわないじゃない、ここには涼宮さんも普通の人間もいないわ」 長門「あなたがその気なら、こちらも」 717 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:22:14.86 ID:ous+1A9p0 キョン「あの中にいたら、こっちまで負けちまう」 ガッシュ「しかし、キョン。わたしたちは戦わなくていいのか?」 キョン「たたかうったってどうやって戦うんだよガッシュ」 ガッシュ「それは、その、そうだな」 キョン「この間説明しただろ、漁夫の利だ漁夫の利」 ガッシュ「ウヌゥ、なんだか卑怯な気もするがいいであろう」 キョン「王になるんだろ?ガッシュ。なら俺の言うことを聞いていれば、最低限のところまでなら残してやれる」 ガッシュ「ヌゥ、まぁまかせるのだ。おぬしは信用できる」 719 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:26:14.32 ID:ous+1A9p0 ハルヒ「さぁて、そろそろわたしたちも出ようかしら」 アース「わかりました我が主。そろそろ殲滅に回りましょう」 ハルヒ「まずは体育館に戻ってみるわよ」 アース「御衣に」 721 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:29:00.11 ID:ous+1A9p0 体育館 レイラ「ここ、滅茶苦茶破壊されてしまったわね」 古泉「かまいませんよ、僕たちのメンバーの力で元通りになるのですから」 レイラ「凄い力ね」 古泉「僕もびっくりですよ」 レイラ「でも、こう崩れてると隠れやすいわね」 古泉「ええ、うまく使えそうですね、まずは隠れて心の力でも溜めておきましょうか」 レイラ「そうしましょう」 726 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:34:55.68 ID:ous+1A9p0 体育館 ハルヒ「ここにいるのはわかってるのよ!!!誰かいるんでしょ!?」 古泉「来ましたね、涼宮さんですか」 ハルヒ「さぁーどこなの?みくるちゃん?ユキ?それともキョンか古泉君かしら」 レイラ「・・・・・・・」 古泉「・・・・・・」 ハルヒ「隠れてないででてきなさーい!!」 古泉「・・・・・・・・(どうしましょうかね、隙を突いて呪文を唱えるのもありですが)」 レイラ「・・・・・・・・(そうね、あのアースがパートナーとなるとすぐに見つかってしまうわ、早く攻撃したほうがいいかもね)」 アース「・・・・・・・・我が主、そこの瓦礫の後ろです、第三の呪文を」 ハルヒ「ジャン・ジ・ソ・・・・」 古泉「ラージア・ミグセン!!!」 ハルヒ「きゃあ!!!!」 728 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:40:21.89 ID:ous+1A9p0 レイラ「呪文を唱える暇を与えないで!アースの剣には魔物の力を吸い取る力があるの、接近戦は不利だから距離をとって戦うのよ!」 古泉「分かってます、オル・ミグルガ!!!」 アース「ぐぅぅぅ!!!」 ハルヒ「ちっ!やるわね、小泉君。アース、大きいの出すわよ!」 アース「御衣」 レイラ「くるわ!」 ハルヒ「バルバロス・ソルドン !!!」 アース「おおおおおおおおお!!!!!!」 レイラ「ミシルドじゃ無理ね!!!あれを!!!」 古泉「ミベルナ・マ・ミグロン!!!!」 レイラ「うまく誘導するわ!うまく避けるのよ!!!」 731 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:45:45.72 ID:ous+1A9p0 キョン「よう谷口、お前もゲームオーバーか・・・てお前なんで血だらけなんだ。戦うのは魔物だろうが」 谷口「聞かないでくれ・・・・」 国木田「僕のおかげで命があるようなものだよ、谷口は」 ガッシュ「ウヌゥ、なにやら悲惨な匂いがするのぅ」 国木田「さっき鶴屋さんがキョンを探してたけど、どうしたの?」 キョン「鶴屋さん見たか!?どこだ、どこにいたんだ」 国木田「いや、校門から体育館にむかったっぽいけど、携帯に電話すればいいじゃないか」 谷口「それより、俺の手当てを再開してくれないか国木田」 国木田「そうだったね、谷口ごめんね。じゃあそういうことだから体育館周辺にいるんじゃないかな?」 キョン「そうか!ありがとう国木田」 732 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:52:45.64 ID:ous+1A9p0 中庭 朝倉「あーあ、やられちゃった。これでわたしも終わりかぁ・・・」 コルル「・・・・・・・」 長門「あなたにしてはよくやったほう、手ごわかった」 ブラゴ「・・・・・・(この女、底が知れない。いったいどの程度の力が両方とも・・・・)」 朝倉「コルル、色々面白かったわ。また遊べたら遊びましょう」ニコ コルル「は、・・・・はい・・・」 朝倉「さぁて、わたしは見物になるとするかしら」 長門「・・・・・・・・」 ブラゴ「・・・・・・・」 長門「・・・・今のような力は涼宮ハルヒのいるところでは使えない。彼女と戦うときはあなた次第」 ブラゴ「・・・・・ああ(こいつ、何者だ)」 コルル送還、朝倉脱落 740 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 17:59:37.13 ID:ous+1A9p0 キョン「今、体育館でハルヒと古泉が戦っている。残りは俺たちを含め四人だ」 ガッシュ「ウヌゥ、佳境になってきたのう」 キョン「次は長門にチートを使われたらかなわんから体育館まで陽動しなければならん」 ガッシュ「ちーとと言うのは良く分からんのだが、大丈夫であろう」 キョン「じゃあこれからだが」 ガッシュ「ウヌゥ、どうするのだ」 キョン「さっき中庭で朝倉の魔物が消えたのを見たな」 ガッシュ「そうであった。コルルが消えたのをわたしも見た」 キョン「まずは中庭に行くぞ」 ガッシュ「ウヌウ!」 742 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:04:43.48 ID:ous+1A9p0 七時までにはおわる 終わらせる、もう体力的につらい、頑張る ハルヒ「あの網みたいな術厄介ね・・・・大きな術の軌道がずらされるわ」 アース「くっ!」 レイラ「いいわよ一樹!その調子!!もうあとすこししかおそらく呪文は唱えられない!一気に行くわよ!」 古泉「ラージア・ミグセン!!!」 ハルヒ「ゴウ・ソルド!!」 アース「うぐぐぐぐ・・・・!!!!」 古泉「しぶといですね、拮抗状態と言うヤツですか」 レイラ「ぐぐぐぐぐ・・・・」 744 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:09:31.08 ID:ous+1A9p0 古泉「どうしましょうか・・・・」 レイラ「残りの心の力を使って全力で行くわ!」 古泉「分かりました!ミベルナ・マ・ミグロン!!!!」 アース「でたか!また厄介な術を!」 ハルヒ「きたわね!待ってたわ!ウルソルト!!」 レイラ「う、動きが早くっ・・」 アース「良いです我が主」 古泉・レイラ「コネクト!!」 ハルヒ「ぶった切るわよ、アース!!!!最大呪文!ギャン・バギャム・ソルドン !!!」 アース「おおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!」 古泉・レイラ「ファイアアアアア!!!!!!」 745 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:10:32.55 ID:ous+1A9p0 キョン「よう、長門」 長門「・・・・・・」 キョン「なにやら最後の戦いは体育館でやるそうだぞ、だから早く体育館に行ったほうが良いな」 長門「・・・・・・本当?」 キョン「ああ、まあお前ならハルヒなんか倒しちまうだろうからさっさとこの勝負終わらせてくれ」 ブラゴ「・・・・・・・(この人間)」 長門「わかった、あなたのために涼宮ハルヒとその周囲を倒してくる」 キョン「悪いな長門、元々こういうのあ俺向いてないんでな。それこそ古泉やお前らのほうが向いているだろう」 ブラゴ「人間、呪文だ!こいつらを攻撃する!」 長門「・・・・?」 ブラゴ「やる気がないならここらで魔物のほうには消えておいて貰おうか」 長門「・・・・・・・それもそう」 キョン「待て、まつんだ!」 長門「ギガノ・レイス」 747 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:13:58.99 ID:ous+1A9p0 ブラゴ「待ちやがれ人間!」 キョン「やめろって長門!そう攻撃するな!」 ブラゴ「フン・・・・」 長門「心の力がもう少ない。無理をせず小さな術で追い詰める、レイス」 ブラゴ「ちょこまかと・・・・・」 ガッシュ「ヌオオオオオオオ、話が違うではないかキョン!!これではわたしたちも体育館に行ってしまう!」 長門「レイス」 キョン「あっっぶねぇ!!ガッシュ、大丈夫か!?」 ガッシュ「なんとかなのだ!」 ブラゴ「くそっ!逃げやがる・・・・」 キョン「体育館だ!こうなったら一気に駆け込め!!!!」 751 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:16:59.13 ID:ous+1A9p0 ハルヒ「キョンとユキがきたわね!!さぁて、残りはわたしたち三人、容赦はしないわよ!」 キョン「古泉は・・・・負けたのか!?」 古泉「ええ、残念ながら。たった今本に火が付いてしまった所ですよ。どうやら一度火が付いたら消えないようですね」 キョン「と言うことは、残りは、ハルヒと長門・・・か」 古泉「・・・・・・・・・」 レイラ「・・・・・・・・・・一樹、でも、わたしはあなたがパートナーで良かったわ。またどこか出会えたらお茶でもしたいわね」 古泉「ええ、いくらでもお供しましょう」 レイラ「ふふ、恥ずかしいけど、いい連携だったと思うわ、わたしたち」 古泉「なかなか楽しめました。僕もあなたがパートナーでよかったですよ」 レイラ「じゃあ、もう消えるわね」 古泉「向こうの世界でも気高く気品のあるあなたでいてください」 レイラ「ええ、そのつもり。じゃあ、またね」 古泉「・・・・・・はい」 レイラ送還、古泉脱落 755 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:21:26.11 ID:ous+1A9p0 ハルヒ「アース、心の力、わたし、あとどれくらいあるかしら」 アース「わたしにもわかりません・・・。ただ主からは心の力が常にあふれております」 ハルヒ「そう、なら気にしなくてもいいわね、いくわよ!ユキ!キョン!」 キョン「くそっ!」 長門「・・・・・・・・あと本当に2・3発」 ブラゴ「ちっ!こちらもでかいの行くぞ!!!人間!!!」 ハルヒ「バルバロス・ソルドン !!!」 アース「ウオオオオオオオオ!!!」 ブラゴ「いけ!人間!!」 長門「ディオガ・グラビドン」 ブラゴ「うおらああああああああ!!!!!!」 ハルヒ「なっ!でかいわね!!」 アース「うおおおおおおおおおおおお!!!」 キョン「俺たち、完全に蚊帳の外だな・・・・・」 759 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:24:36.52 ID:ous+1A9p0 アース「主!追加呪文を!!!」 ハルヒ「ジェルド・マ・ソルド !!」 ブラゴ「うおらあああああああああああああああ!!!!!」 長門「・・・・・・おそらくこれが最後、心の力がもうない」 ブラゴ「良いからだせええええええ!!!!!」 アース「(すごい本の光だ・・・・これは)」 長門「もう一度・・・・ディオガ!グラビドン!」 アース「うああああああああ!!!!!」 ブラゴ「らああああああああ!!!!!」 ガッシュ「蚊帳の外だのぅ・・・」 763 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:27:53.58 ID:ous+1A9p0 アース・ブラゴ「ダアアアアアアアア!!!!!」 ドカーン!!!(吹っ飛んだ) キョン「のわああああああ!」 ガッシュ「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!」 キョン「どっちの本が燃えたんだ!?」 ハルヒ「・・・・・・・」 長門「・・・・・・・・」 キョン「・・・・・ハルヒ、じゃない!長門か!」 ブラゴ「ちっ!・・・・・・俺か」 アース「・・・・・ふぅ、無事ですか我が主!」 ハルヒ「ええ、なんとか」 766 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:29:37.57 ID:ous+1A9p0 長門「・・・・あなたを王にするつもりだったが、心の力切れという自体を予測していなかった」 ブラゴ「しかたねぇ。お前の力には驚かされた。俺もまだまだだった」 長門「・・・・・・・・ごめんなさい」 ブラゴ「ちっ!」 長門「・・・・・・・・・」 ブラゴ「・・・・・お前はいいパートナーだった、それだけだ」 長門「・・・・・・・・」 ブラゴ「じゃあな」 長門「・・・・・・・また」 ブラゴ送還、長門脱落 769 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:32:03.90 ID:ous+1A9p0 ハルヒ「さぁて、あとはキョンだけね」 キョン「それがな、ハルヒ・・・・」 ハルヒ「いくわよ!ギャン・・・」 ガッシュ「ノオオオオオ!!」 キョン「本を家に忘れてきたんだ!!!!だから俺たち一度も攻撃してないだろ?」 ハルヒ「バギャム・・・・へ?」 キョン「それでだ、戦いは明日にしてくれないか(ガッシュ、作戦通りにいくぞ)」 ハルヒ「うーん、そうね・・・。どうしようかしら・・・」 ガッシュ「ウヌゥ・・・(てきの本をずっと見つめておくのだな)」 キョン「一旦部室に行かないか、皆の反応もみたいし、な」 ハルヒ「うーん、歯切れ悪いわね・・・。本もないんじゃ燃やして倒せないし」 アース「・・・・・・なんという幕切れ」 770 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:32:24.60 ID:ous+1A9p0 鶴屋「探したにょろ〜これ、荷物だにょろ」 ハルヒ「風呂敷?なに先輩つかいっぱにしてるのよ」 キョン「まぁ学校で必要なものさ」 ハルヒ「ふ〜ん、ちょっとちかよらないでよ!」 キョン「おいおい、そんなに俺たちを阻害するなよ」 ハルヒ「だって不意を付いて火をつけるかもしれないじゃない」 キョン「そんなに遠ざけるといくら俺たちでも寂しいぞ」 ガッシュ「寂しいのだ!・・・だ!!!!」 ハルヒ「あ!!!」 終わり 783 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2008/08/07(木) 18:42:56.17 ID:ous+1A9p0 グダグダと始まって、グダグダと終わりお付き合いありがとうございました 適当に立て、生まれてはじめてのスレがここまで延びるとは思いませんでした 画像を張ってくれ、そのままセリフいただきましたID:vMbqhqMY0ありがとう ネタいただきましたID:j1usFCHL0ありがとう のりとはっさみーに答えられずすみませんID:ff17yf980 あげても終われないので、これくらいにしておきますが、保守してくれたかたがたありがとう 文才がないため、先読みされまくってネタを変えなければならない辛さ これにこりて、人様のスレで先読みしてレスするのは控えます あとハルヒファンのかたに悪いのですが、ハルヒ一冊も呼んだことありません ガッシュファンの方にも28巻あたりで、集めるのをやめました、すみません でも両方だいすきです、ホントです 自分的にはちなみに一番ガッシュで感動するのはパティ、ビョンコで パティが「あのことは仲良くしてあげて!」と言うところです 泣きました 鳥肌系はビョンコがギガロロ・ニュルルクを初めて出したところです にわとりになった気分でした それでは本当にお疲れ様でした